WO2001032134A1

WO2001032134A1 - Composition detergente

Info

Publication number: WO2001032134A1
Application number: PCT/JP2000/007591
Authority: WO
Inventors: Kennichi Kasuga; Tetsuya Miyajima
Original assignee: Kao Corporation
Priority date: 1999-11-04
Filing date: 2000-10-27
Publication date: 2001-05-10
Also published as: EP1226814B1; EP1226814A4; JP3371098B2; DE60009740D1; EP1226814A1; CN1387426A; JP2001131592A; US6624126B1; DE60009740T2; CN100358489C

Description

明細書洗浄剤組成物技術分野

本発明は、洗浄力及び速泡性に優れるとともに、高い抗菌作用を有し、頭皮や身体の力ユミ防止、防臭、頭皮のフケ防止効果が十分に得られる洗浄剤組成物に関する。背景技術

従来、毛髪や身体用の洗浄剤組成物は、優れた洗浄力や起泡力、速泡性を得る目的で、ァニオン性界面活性剤を主基材としたものが多い。また、このような洗浄剤組成物には洗浄効果以外に、殺菌、抗菌効果も求められ、フケゃ力ユミ等を防止するため、トリクロサン、ピロクトンオーラミン、カチオン性界面活性剤等の抗菌剤を配合した洗浄剤組成物が知られている。

しかし、ァニオン性界面活性剤と抗菌剤を併用すると、洗浄力や速泡性が低下したり、十分な抗菌効果が発揮されないなどの問題があった。

本発明の目的は、洗浄力及び速泡性に優れるとともに、高い抗菌効果が得られる洗浄剤組成物を提供することにある。発明の開示

本発明者らは、ァニオン性界面活性剤及び抗菌剤とともに、特定のグリセリルエーテルを組合わせて用いれば、洗浄力及び速泡性に優れ、しかも高い抗菌効果が得られ、十分な力ユミ防止、防臭及びフケ防止効果を付与する洗浄剤組成物が得られることを見出した。

本発明は、次の成分（A)、 ( B ) 及び（C) ： (A) ァニオン性界面活性剤、

(B) 抗菌剤、

(C) 炭素数 4〜 1 2のアルキル基又はアルケニル基を有するグリセリルエーテル

を含有する洗浄剤組成物を提供するものである。発明を実施するための最良の形態

本発明で用いる成分（A) のァニオン性界面活性剤としては、硫酸系 (sulfates), スルホン酸系 (sulfonates) 及びカルボン酸系 (carboxylates) のものが好ましく、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ひ—ォレフインスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフエニルエーテル硫酸塩、グリセライド硫酸塩、アミドエ一テル硫酸塩、高級脂肪酸塩、アルカンスルホン酸塩、 α—スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げられる。

これらのァニオン性界面活性剤のうち、特にアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩が好ましく、更に下記の一般式（5) で表わされるアルキル硫酸塩、下記の一般式（6) で表わされるポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩が好ましい。

R⁷OS0₃M ( 5 )

R⁸0(CH₂CH₂0)_mS0₃M (6)

(式中、 R⁷は炭素数 1 0〜 1 8のアルキル基を示し、 R⁸は炭素数 1 0〜 1 8のアルキル又はアルケニル基を示し、 Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニゥム、アルカノールァミン又は塩基性アミノ酸を示し、 mは重量平均で 1〜 5の数を示す）

成分（A) のァニオン性界面活性剤は、 1種以上を用いることができ、全組成中に 5〜 5 0重量％、特に 8〜3 0重量％、更に 1 0〜2 2重量％含有させるのが、洗浄力及び泡性能に優れるので好ましい。

本発明で用いる成分（B ) のうち、抗菌剤としては、例えばトリクロサン、トリクロカルバン、ピロクトンオーラミン、ジンクピリチオン、二硫化セレン、 3 ーメチルー 4一（1—メチルェチル）フエノール等や、香粧品医薬品防腐 ·殺菌剤等の科学（ジョン ' J ·カバラ編、フレグランスジャーナル社）に記載されている抗菌剤などが挙げられる。これらのうち、特にトリクロサン、トリクロ力ルバン、ピロクトンオーラミン、ジンクピリチオンが好ましい。

また、成分（B ) のうち、カチオン性界面活性剤としては、次の一般式（ 1 ) で表わされる第 4級アンモニゥム塩、一般式（2 ) で表わされるベンザルコニゥム塩、ベンゼトニゥム塩、一般式（3 ) で表わされるクロルへキシジン塩、一般式（4 ) で表わされるピリジニゥム塩等が挙げられる。

(式中、 R '及び R²は同一又は異なって各炭素数 6〜 1 4で合計 1 6〜 2 6の長鎖アルキル基、長鎖アルケニル基又は長鎖ヒドロキシアルキル基を示し、 R ³及び R⁴は同一又は異なって、炭素数 1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基又は平均付加モル数 1 0以下のポリオキシエチレン基を示し、 Zはハロゲン原子、アミノ酸、脂肪酸、炭素数 1〜 3 0の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル基を有するリン酸エステル、ホスホン酸エステル、スルホン酸エステル若しくは硫酸エステルのァニオン残基、又は重合度 3以上のスチレンスルホン酸を有するか若しくは置換基として炭化水素基を有することがある多環式芳香族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物を含有するァニオン性オリゴマ一若しくはポリマーを示す）

(式中、 R⁵は炭素数 8〜 14の炭化水素基又は

で表わされる基を示し、 Zは前記と同じ意味を示す）

(式中、 Z' はダルコン酸、酢酸又は塩酸を示す）

(式中、 R⁶は炭素数 6〜 18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、 Zは前記と同じ意味を示す）

一般式（1) 中、 R'及びとしては炭素数 8〜12のアルキル基が好ましく、

R³及び R⁴としては、炭素数 1〜3のアルキル基が好ましい。一般式（2) 中、

R⁵としては、炭素数 8〜14の炭化水素基が好ましく、一般式（4) 中、 R⁶としては炭素数 8〜16のアルキル基が好ましい。

また、一般式（1)、 (2) 及び（4) 中の Zとしては、ハロゲン原子が特に好ましい。

カチオン性界面活性剤の好適なものの具体例としては、塩化ベンザルコニゥム、塩化べンゼトニゥム、塩化セチルピリジニゥム、ダルコン酸クロルへキシジン、酢酸クロルへキシジン、塩酸クロルへキシジン等が挙げられ、特に一般式（2) で表わされるもの、例えば塩化ベンザルコニゥム、塩化べンゼトニゥムが好ましい。

成分（B) は、抗菌性のカチオン性界面活性剤とそれ以外の抗菌剤を組合わせて用いると、より高い効果を得ることができる。成分（B) は、全組成中に 0. 005〜5重量％、特に 0. 1〜4重量％、更に 0. 4〜3重量％含有させるの力^ 十分な抗菌効果が得られるので好ましい。

成分（C) のグリセリルエーテルは、炭素数 4〜 1 2の直鎖又は分岐鎖のァルキル基又はアルケニル基を有するもので、例えば n—ブチル基、イソブチル基、 t e r t—ブチル基、 n—ペンチル基、イソペンチル基、 n—へキシル基、イソへキシル基、 n_ヘプチル基、 n—ォクチル基、 2—ェチルへキシル基、 n—ノニル基、 n—デシル基、 n—ラウリル基等の炭素数 4〜12のアルキル基を有するものが好ましく、さらに炭素数 4〜 1 1、特に炭素数 6〜 10、とりわけ炭素数 8のアルキル基を 1又は 2個、特に 1個有するのが好ましい。

成分（C) のグリセリルエーテルは、 1種以上を用いることができ、全組成中に 0. 1〜30重量％、特に 0. 5〜 1 5重量％、更に：！〜 10重量％含有させるのが、泡性能に優れるので好ましい。

本発明の洗浄剤組成物には、更に金属キレート剤を含有させることができ、抗菌効果をより高めることができる。金属キレート剤としては、金属イオンをキレ一卜する能力を有するものであれば特に制限されず、例えばアミノポリカルボン酸系キレート剤、芳香族及び脂肪族カルボン酸系キレート剤、アミノ酸系キレート剤、エーテルポリカルボン酸系キレート剤、ホスホン酸系キレート剤、ヒドロキシカルボン酸系キレート剤、リン酸系キレート剤、高分子電解質（オリゴマー電解質を含む）系キレート剤、ジメチルダリオキシム（DG) などが挙げられる。これらのキレート剤は、それぞれフリーの酸型であっても、ナトリウム塩、カリゥム塩、アンモニゥム塩等の塩であってもよく、更に、加水分解可能なエステル誘導体であってもよい。

ァミノポリカルボン酸系キレート剤の具体例としては、

a) 化学式！^' ）₂で表わされる化合物、

b) 化学式 N(Y)₃で表わされる化合物、

c) 化学式 R'¹- N(Y)-CH₂(¾- N(Y)-R^Uで表わされる化合物、

d) 化学式 R¹'- N(Y)-(¾CH₂- N(Y)₂で表わされる化合物、

e) 化学式（Y)₂N- R'²- N(Y)₂で表わされる化合物、及び

f ) e) の化合物に類似する化合物で、 Yを 4以上含む化合物、例えば式

(HOOCH₂C)₂N— CH₂CH₂-N— CH₂CH₂— N(CH₂COOH)₂

CH₂COOH で表わされる化合物が挙げられる。

上記式中、 Yは- CH₂C00H 又は- CH₂CH₂COOH を示し、 R'¹ は水素原子、アルキル基、水酸基、ヒドロキシアルキル基等の公知のキレート剤を構成する基を示し、 R¹²は、アルキレン基、シクロアルキレン基等、この種の公知のキレート剤を構成する基を示す。

アミノポリカルボン酸系キレート剤の代表例としては、エチレンジアミンテトラ酢酸（EDTA)、シクロへキサンジアミンテトラ酢酸（CDTA；)、二トリ口トリ酢酸（NTA)、イミノジ酢酸（ I DA；)、 N- (2—ヒドロキシェチル）ィミノジ酢酸（H IMDA)、ジエチレントリアミンペン夕酢酸（DTPA)、 N—

(2—ヒドロキシェチル）エチレンジァミントリ酢酸（EDTA— OH)、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸（GEDTA)、及びこれらの塩類が挙げられる。

芳香族又は脂肪族カルボン酸系キレート剤としては、例えばシユウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、アジピン酸、ィタコン酸、アコニット酸、ピルビン酸、サリチル酸、フマル酸、ァセチルサリチル酸、ヒドロキシ安息香酸、アミノ安息香酸（アントラニル酸を含む）、フタル酸、トリメリット酸、没食子酸、並びにこれらの塩類、メチルエステル類及びェチルエステル類が挙げられる。また、アミノ酸系キレート剤としては、例えばグリシン、セリン、ァラニン、リジン、シスチン、システィン、ェチォニン、チロシン、メチォニン及びこれらの塩類、誘導体が挙げられる。

エーテルポリカルボン酸系キレート剤としては、例えばジグリコール酸、次式で表わされる化合物、その類似化合物及びその塩（例えばナトリウム塩）類が挙げられる。

X¹— CH— 0— CH CH— 0— X²

C=0 C=0 C=0

OH OH OH

〔式中、 X'は、水素原子、 -CH₂COOH又は- COOHを示し、 X²は、水素原子、一 CH₂COOH又は一 CHCOOHを示す〕

CH₂COOH ホスホン酸系キレート剤としては、例えばイミノジメチルホスホン酸（ I D P )、アルキルジホスホン酸（A D P A)、 1ーヒドロキシェタン— 1， 1—ジホスホン酸（D E Q U E S T^TM 2 0 1 0 ) 等が挙げられる。

ヒドロキシカルボン酸系キレート剤としては、例えばリンゴ酸、クェン酸、グリコール酸、ダルコン酸、ヘプトン酸、酒石酸、乳酸及びこれらの塩類が挙げられる。

また、リン酸系キレート剤としては、例えばオルトリン酸、ピロリン酸、トリリン酸及びポリリン酸が挙げられる。

高分子電解質（オリゴマー電解質を含む）系キレート剤としては、例えばァクリル酸重合体、無水マレイン酸重合体、 α—ヒドロキシアクリル酸重合体、イタコン酸重合体、これらの重合体の構成モノマー 2種以上からなる共重合体及びェポキシコハク酸重合体が挙げられる。

更に、ァスコルビン酸、チォグリコール酸、フィチン酸、グリオキシル酸及びグリオキサール酸、並びにそれらの塩類も、キレート剤として好適に用いることができる。

好ましい金属キレ一卜剤としては、エチレンジアミンテトラ酢酸（E D T A)、コハク酸、サリチル酸、シユウ酸、乳酸、フマル酸、酒石酸、 1—ヒドロキシェタン— 1， 1—ジホスホン酸及びそれらの塩が挙げられる。

金属キレート剤は、 1種以上を用いることができ、全組成中に 0 . 1〜 1 0重量％、特に 0 . 2〜 5重量％含有させるのが好ましい。

本発明の洗浄剤組成物には、更に通常の洗浄剤組成物に用いられる成分、例えばプロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールモノェチルエーテル、ソルビ! ^一ル、パンテノール等の保湿剤；カチオン性ポリマー、シリコーン化合物及びその誘導体等のコンディショニング成分；エチレングリコールジステァリン酸エステル等のパール化剤；ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルポリダルコシド等のノニオン性界面活性剤；アミドプロピルべタイン等の両性界面活性剤；成分（B ) 以外のカチオン性界面活性剤；染料、顔料等の着色剤；メチルセルロース、ポリエチレングリコール、エタノール等の粘度調整剤；クェン酸、水酸化カリウム等の pH 調整剤；塩化ナトリウム等の塩類、植物ェキス類、防腐剤、成分（B ) 以外の殺菌剤、ビタミン剤、抗炎症剤、抗フケ剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、水などを、適宜配合できる。

本発明の洗浄剤組成物は、常法に従って製造でき、例えばシャンプー、全身洗浄料、洗顔料、手洗い剤等の毛髪及び身体用洗浄剤などとして好適である。実施例実施例 1

表 1に示す組成の洗浄剤組成物を常法により製造し、その洗浄力、速泡性、抗フケ性及びデォドラン卜効果を評価した。結果を表 1に併せて示す。

(評価方法）

( 1 ) 洗浄力及び速泡性：

健康な男女各 5人のパネラーにより、各洗浄剤組成物を用いて、頭髪を 1日 1 回、 1週間洗浄し、そのときの洗浄力及び速泡性を以下の基準で評価した。パネラー 1 0人の平均値を求め、平均 4. 0以上を「◎」、 3. 2〜3. 9を「〇」、 2. 5〜3. 1を「△」、 2. 4以下を「X」として示した。

5 ；良いと感じた。

4 ；やや良いと感じた。

3 ；普通と感じた。

2 ；あまり良くないと感じた。

1 ；良くないと感じた。

(2) 抗フケ性：

5人の男性パネラーに 1ヶ月間各洗浄剤組成物を用いて、頭髪を 1日 1回洗浄させた。最終洗髪後、約 4 8時間洗髪を停止し、再度 1回洗浄剤組成物 3 gにて 2回洗髪し、全洗髪液を回収した。回収した洗髪液全量を 5 0ナイロンメッシュにてろ過し、不要なゴミ、毛髪を除いた。ろ液全量を予め重量を測定しておいた 2 5 5ナイロンメッシュ（1 0 0 X 1 0 0 m) にてろ過した。ナイロンメッシュを約 48時間、室温にて風乾したのち、 2 5 5ナイロンメッシュに捕捉された角層重量をフケ重量とした。 5人のフケ重量の平均値を求め、以下の基準により示した。

◎；フケ重量≤ 3 Omgo

〇； 30mg<フケ重量≤40mg。

△； 40mg<フケ重量≤ 5 Omgo X ； 50mg<フケ重量。

(3) デオドラント効果：

各洗浄剤組成物について、男女各 5人のパネラーによる使用試験を 1日 1回 2 週間行った。最終洗浄後、 24時間後の体臭を専門評価者により以下の基準で評価した。 1 0人の平均値を求め、平均 4. 0以上を「◎」、 3. 2〜3. 9を「〇」、 2. 5〜3. 1を「△」、 2. 4以下を「X」として示した。

5 ；臭いを感じない。

4 ；わずかに臭いを感じる。

3 ；臭いを感じる。

2 ；かなり臭いを感じる。

1 ；かなり強い臭いを感じる。

表 1

実施例 2

以下に示す組成の全身洗浄剤を常法により製造した。

(成分）（重量％) ポリオキシエチレンココエーテル硫酸ナトリウム塩

(EO= 3) 16 n—ォクチルグリセリルエーテル 3 塩化セチルピリジニゥム 1 コハク酸 2ナトリウム 1

1—ヒドロキシェタン一 1 , 1—ジホスホン酸液（60 %) 0. 3 メチルパラベン 0. 2 セ夕ノール 0. 5 香料 0. 1 水 / ランス計 100. 0 実施例 3

以下に示す組成の毛髪洗浄剤を常法により製造した。

(成分） (重量％) ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩

(EO= 3) 8 n—才クチルグリセリルエーテル 3 ジンクピリチオン 0. 5 塩化ベンザルコニゥム（C₁₂ZC₁₄= 50/ 50) 0. 5 コ八ク酸 2ナトリウム 0. 6 ブチルパラベン 0. 2 香料 0. 2 水計 100. 0 実施例 4

以下に示す組成の手洗い剤を常法により製造した。

(成分） (重量％) ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニゥム塩

(EO= 2) 20 n—ォクチルダリセリルエーテル 1 塩化ベンザルコニゥム（C₁₂ZC_I4= 50 / 50) 1 コハク酸 2ナトリウム 0, 8 シユウ酸 2ナトリウム 0. 2 ポリビニルアルコール 1 プロピレングリコール 0 5 ブチルパラベン 0 2 パール化剤（エチレングリコールジステアレー卜） 2 香料 0 水バランス計 100. 0 実施例 5

以下に示す毛髪洗浄剤を常法により製造した。

(EO= 2) 14 2ーェチルへキシルグリセリルエーテル 2 ジンクピリチオン 0. 8 塩化ベンザルコニゥム液（50%) 1. 5 コハク酸 0. 3 水酸化ナトリウム適量香料 0. 3

7 ノ 'ランス

計 100. 0 実施例 2〜 5で得られた洗浄剤組成物はいずれも、洗浄力及び速泡性に優れ、しかも高い抗菌効果が得られるものであった。産業上の利用可能性

本発明の洗浄剤組成物は、洗净カ及び速泡性に優れるとともに、高い抗菌作用を有し、十分な頭皮や身体の力ユミ防止、防臭、頭皮のフケ防止効果が得られる,

Claims

請求の範囲

1. 次の成分（A)、 (B) 及び（C) ：

(A) ァニオン性界面活性剤、

(B) 抗菌剤、

(C) 炭素数 4〜12のアルキル基又はアルケニル基を有するグリセリルエーテル

を含有する洗浄剤組成物。

2. 成分（A) 、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩又はポリォキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩である請求項 1記載の洗浄剤組成物。

3. 成分（B) が、トリクロサン、トリクロカルバン、ピロクトンオーラミン、ジンクピリチオン、二硫化セレン及び 3—メチルー 4— (1—メチルエヂル）フェノールから選ばれる抗菌剤である請求項 1又は 2記載の洗浄剤組成物。

4. 成分（B) が、次の一般式（1) 〜（4)

(式中、 R¹及び R²は同一又は異なって、各炭素数 6〜14で合計炭素数 16〜

26の長鎖アルキル基、長鎖アルケニル基又は長鎖ヒドロキシアルキル基を示し、

R³及び R⁴は同一又は異なって、炭素数 1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基又は平均付加モル数 10以下のポリオキシエチレン基を示し、 Zはハロゲン原子、アミノ酸、脂肪酸、炭素数 1〜 30の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル基を有するリン酸エステル、ホスホン酸エステル、スルホン酸エステル若しくは硫酸エステルのァニオン残基、又は重合度 3以上のスチレンスルホン酸を有するか若しくは置換基として炭化水素基を有することがある多環式芳香族化合物のスルホン化物のホルマリン縮合物を含有するァニオン性オリゴマ一若しくはポリマーを示す）

Z (2)

(式中、 R⁵は炭素数 8〜1 4の炭化水素基又は

CH, CH,

CH₃— C— CH₂-C―" (( j) ~ OC2H₄- OC₂H₄_

CH₃ CH₃

で表わされる基を示し、 Zは前記と同じ意味を示す）

(式中、 Z ' はダルコン酸、酢酸又は塩酸を示す）

(式中、 R⁶は炭素数 6〜 1 8の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、 Ζは前記と同じ意味を示す）

で表わされる抗菌剤である請求項 1又は 2記載の洗浄剤組成物。

5 . 更に、金属キレート剤を含有する請求項 1〜4のいずれか 1項記載の洗浄剤組成物。