WO2000014733A1 - Enregistreur/lecteur de donnees - Google Patents

Description

明 細

情報記録再生装置 技術分野

本発 明 は 基体表 面 に 製膜 さ れ た 垂 直 磁気 記録膜 上 の 反 転 磁区 に よ つ て 情 報 を 保 持す る 記録媒体 を 用 い 、 該 記録媒体 か ら の 漏洩磁束を検 出 し て情報の 再生 を行 う 情報再生装置、 ま た は 基体 表 面 に 製膜 さ れ た 垂 直磁 気記録膜 上 の 反転磁 区 に よ つ て 情 報 を 保 持 す る 記 録媒体 を 用 い 、 反 転 磁 区 を 形成 す る こ と に よ り 情 報 を 記録 し 、 該 記録媒体 か ら の 漏 洩磁束 を検 出 し て 情 報 の 再 生 を 行 う 情 報記録再生装置 に 関 す る も の で あ る 。 背景技術

特 開 平 1 0 - 2 1 δ 9 8 号公 報 に 見 ら れ る よ う な 光磁気 再生 お よ び磁 気 再 生 の 両 方 が可 能 な 従来 の 情 報 記 録 媒体 お よ び そ の 記録再生装置 （ 従 来技術 ） に お い て は 、 記録媒体 上 に 形成 さ れ た 光磁気 記録膜 に 対 し て 光源 か ら の 記録 光 を 基板 越 し に 照射 ， 加 熱 し て 反転 磁 区 を 形 成す る こ と に よ り 記録 を行 っ て い た 。 ま た 情 報 の 再生 は 、 前 述 の 光 磁気 記録 膜 に 対 し て 光源 か ら の 再生 光 を 基板 越 し に 照 射 し て 反 射光 の 偏 光面 の 回 転 を 検 出 す る こ と 、 お よ び光 磁 気 記 録膜 上 に 第 2 の 磁 性 層 を 形 成 し 、 こ の 第 2 の 磁性 層 か ら 漏 洩 磁 束再 生 を行 う こ と に よ っ て 行わ れて い た 。 発 明 の 開示

従来 技 術 に お い て は 基 板 に 関 し て 記録膜 と 反 対側 に 光 源 を 配 置 し て い る の で 基体 の 両 面 に 記録膜 を 形成 し て 記録 を 行 う こ と が で き な か っ た 。 ま た 基体 が光源 の 波 長 に 関 し て 透過性 を 有す る 必要 が あ る た め 基体 の 材 質 に 関 す る 自 由 度 が低 く 、 薄 く 機 械特性 に 優れ安 価 な 基体 を 用 い る こ と が で き な か っ た 。 さ ら に 記録手段 お よ び 再 生 手 段 を 記録媒体 上 の 任 意 位 置 に 位 置 づ け る 手段 を 別 個 に 用 意す る 必要 が あ つ た 。 し た が っ て 装 置 サ イ ズ， コ ス ト お よ び記録媒体 コ ス ト の 点 で不利 であ っ た 。

さ ら に 基体 の 厚 さ 誤差 や 、 基体 と 光軸 の な す 角 度 の 誤差 に 関 し て の 許 容 範 囲 が狭 く 、 記 録再生 装 置 お よ び記録媒体 の 機械 的 な 精度 を 高 く 保つ 必要 が あ る た め に 装 置製造 コ ス ト の 点 で不利 で あ っ た 。

前 記 問 題 を 解 決す る 目 的 で 、 本発 明 で は 、 垂 直磁気記 録 膜上 の 反 転磁 区 に よ っ て 情 報 を 保 持 す る 記録媒体 を 用 い た 情報記録再生装置 に お い て 、

該記録媒体 に 電磁 エ ネ ル ギ ー 又 は 光 を 前 記記録媒体 上 に 照射す る 照射手段 と 、

前記記録 媒体 に 関 し て 前記照射手段 と 同 じ 側 に 位 置 し 、 前記記録媒体か ら の 漏洩磁束を検 出 す る 磁束検 出 手段 と 、 を 有す る こ と と し た 。

こ れ に よ り 、 記 録 媒体 の 両 面 記録 が で き る こ と に な る 。 す な わ ち 、 従来 技術 の 単純 に 2 倍 の 記録が で き る こ と に な る 。 な お 、 こ こ で は 電磁 ェ ネ ノレ ギ..一 又 は 光 を 照 射 し て い る が、 例 え ば レ ン ズ で 収 束 す る な ど し て 記 録媒体 を 局 所 的 に 励起 す る も の で あ れ ば よ い 。 電磁 エ ネ ル ギ ー 又 は 光 の 例 と し て 、 可視光 は も ち ろ ん 、 赤外光、 紫外光な ど が あ る 。

さ ら に 、 上記照射 手 段 の 少 な く と も 一部 及 び上記磁 束 検 出 手 段 を 搭載 し 前 記記録媒体表 面 を 走査す る ス ラ イ ダ を さ ら に 有 す る こ と と し 、 照 射位 置 と 磁 束検 出 位 置 を 同 時 に 調 節で き る こ と と な っ た 。

さ ら に 、 上記 ス ラ イ ダ の 上記照 射 手 段 の 少 な く と も一部 は 、 走査 す る 方 向 に 対 し て 上記磁 束 検 出 手段 よ り も 前 に 配 置 さ れ て い る こ と と し 、 浮 上量 が多 少大 き く て も よ い 照射 手段 を 前 に し 、 浮 上量 が小 さ い 方 が よ い 磁束検 出 手段 を 記 録媒体 に近づ け る こ と がで き た 。

さ ら に 、 上記 ス ラ イ ダ は 上記 照 射手段 の 少 な く と も 一部 と し て S I L を 搭載す る こ と と し 、 ス ラ イ ダ ー を 記録膜 に 近づ け 、 磁気検 出 を 容易 に し た 。 ま た 、 S I L に よ り 、 同 一 の 光源 波 長 で よ り 微少 な 記録 マ ー ク を 形 成す る こ と が 可 能 と な つ た 。

さ ら に 、 上記 ス ラ イ ダ は 、 上記照射手 段 の 少 な く と も一 部 と し て の 対物 レ ン ズ を 搭載す る こ と と し 、 磁気検 出 位置 に 対応 し て 、 照射位置 を 同 時 に移 動 で き る よ う に し た 。

ま た 、 上記 ス ラ イ ダ は 上 記照 射手 段 の 少 な く と も 一 部 と し て 光 フ ア イ バ を 搭載す る こ と と し 、 照 射手 段 の 軽 量化 を 図 り 、 ア ク セ ス 性能を 改善 し た 。

ま た 、 上記 ス ラ イ ダ は 、 上記対 物 レ ン ズ の 位 置 を 調 節 す る レ ン ズ ァ ク チ ユ エ 一 タ を 搭 載 す る こ と と し 、 磁 気 検 出 素 子 と の相対位置 を微妙 に 調節 で き る よ う に し た 。

こ の 調 節 に つ い て は 、 上記 ス ラ イ ダ が上記記録 媒体上 の 上記 電磁 エ ネ ル ギ ー 又 は 光 の ス ポ ッ ト 位 置 と 上記 磁 束 検 出 手段 と の 相 対位 置 関 係 を 調 節す る ァ ク チ ユ エ 一 夕 を 搭載す る こ と で も 行 う こ と がで き る 。

ま た 、 記録媒体 上 の 電磁エ ネ ル ギ ー 又 は 光 の ス ポ ッ ト 位 置 に 記録磁界 を 印 加 す る 記録磁界 印 加 手 段 を 有す る こ と と し た 。 磁界 印 加 手段 の 磁界 印 加 範 囲 と 関 係 な く 、 ス ポ ッ ト の 大 き さ で 、 記録 マ ー ク の 大 き さ が 決 ま る の で 、 マ ー ク の 大 き さ は か な り 小 さ い 。 こ の と き の 磁界 の 方 向 は 記録媒体 の 主 面 に 垂直 な 方 向 の 方 が水 平 な 方 向 よ り も 記 録密 度 は 大 き い 。

本発 明 で は 、 光 を 記録専用 に 用 い る こ と が で き る た め 、 通常 の 光磁気再 生 で の 偏 光方 向 検 出 が必要 な く な る 。 従 つ て 、 光源か ら 前記記録媒体への 透過率が 1 0 0 % で あ っ て 、 反射率 力 0 % で あ る 偏 光 ビ ー ム ス プ リ ッ タ を 用 い て 、 光 の 利 用 効率を高 く で き る 。

ま た 、 他 の 発 明 と し て 、 記録媒体 の 表 面 に 設 け ら れ た 凹 凸 構造部分 か ら の 反射光 に よ り 光照 射位 置 を 制 御 す る 光 照 射位置制御手段 と 、

該 凹 凸 構造部 分 に お け る 漏洩磁 束 を 検 出 し て 磁 束 検 出 の 位置 を 制 御 す る 磁束 検 出 位 置制 御 手 段 と を 有 す る こ と で 、 位置 制 御 に 対 し て 凹 凸 構 造 を 光 照射位 置 と 磁 束検 出 位 置 の 両方の 制御 に 共用 で き た 。

ま た 、 他の 発 明 と し て 、 磁界変調方式の 光磁気記録で は 、 円 弧状 の 磁化 ド メ イ ン が形 成 さ れ る の で 、 記録媒体表 面 に 沿 っ た 磁 束検 出 感度分布 が 略 円 弧状 で あ る 磁束検 出 手段 を 有す る こ と で 、 効率の 高 い再生を 実現 し た 。

な お 、 副 次効 果 と し て 、 記録媒体 の 基体 が光源 の 波 長 に 関 し て 透 過性 を 有す る 必要 が な く な る た め 基体 の 材 質 に 関 す る 自 由 度 が 高 ま り 、 薄 く 機械特性 に 優 れ安価 な 基体 を 用 い る こ と が 可 能 と な る 。 そ の 結果 、 装 置 サ イ ズ お よ び記録 媒体 コ ス 卜 の 点 で極め て有利 と な る 。

さ ら に エ ネ ルギ ー の 収 束 経路 が基体 を 介 さ な い た め 、 基 体 の 厚 さ 誤差 の 問 題 が解 決 さ れ 、 同 時 に 基体 と 光軸 の な す 角 度 の 誤 差 に 関 し て の 許 容範 囲 が広 が る 。 し た が っ て 記録 再生 装置 お よ び記 録 媒体 の 機械 的 な 精度 を 緩和 で き 、 装 置 製造 コ ス 卜 の 点 で極 め て有利 と な る 。 図面 の簡単な 説明

図 1 は 、 本発 明 に よ る 情 報記 録再 生 装 置 の 構成例 を 示 し た第 1 の 図 で あ る 。

図 2 は 、 図 1 で 示 さ れ た 本発 明 に よ る 情 報 記録再生装 置 の 動作を詳細 に説 明 し た 図 で あ る 。

図 3 は 、 本発 明 に よ る 情 報記録再 生 装 置 の 構成例 を 示 し た第 2 の 図 で あ る 。

図 4 は 、 図 3 で 示 さ れ た 本発 明 に よ る 情 報記録再生 装 置 の 動作を詳細 に説 明 し た 図 で あ る 。

図 5 は 、 本発 明 で 用 い る 記録 媒体 表 面 の 構造 例 を 示 し た 図 で あ る 。 図 6 は 、 本発 明 で 用 い る 磁 束 検 出 器 の ト ラ ッ キ ン グ方 法 の 例 を説明 す る 図 で あ る 。

図 7 は 、 本発 明 で 用 い る 磁束 検 出 器 の ト ラ ッ キ ン グ方 法 の他の 例 を説明す る 図 で あ る 。

図 8 は 、 本発 明 で 用 い る 漏洩 磁束 検 出 手 段 を 説 明 す る 図 で あ る 。

図 9 は 、 本発 明 に よ る 情 報記録再 生 装 置 の や や 詳細 な 構 造例 を示 し た 図 で あ る 。

図 1 0 は 、 図 9 に お け る ス ラ イ ダ浮 上 量 と 記録光 学系 の エ ネ ルギ ー 伝達効率 ， 再 生 信号 出 力 お よ び 記録磁界 印 加 効 率の 関係 を示 し た 図 で あ る 。 発明 を実施す る た め の最良の 形態

以 下 、 図 面 を 用 い て 本発 明 の 具体 的 な 実施 形 態 に つ い て 詳細 に 説 明す る 。

図 面 に お け る 符号 は以 下 の と お り で あ る 。

1 0 7 , 3 1 1 磁気へ ッ ド駆動 回路

1 0 8 , 3 0 7 レ ー ザ駆動 回路

1 1 0 ， 3 0 9 9 1 6 ァ ク チ ユ エ 一 タ 駆動 回路 1 1 2 ， 3 2 6 9 1 4 V C M

1 1 3 , 3 1 2 半導体 レ ー ザ

1 1 6 ， 3 1 5 9 1 2 光検 出

1 1 7 , 3 1 7 9 0 2 G M R 素子

1 1 8 , 3 2 7 9 0 7 ス ラ イ ダ

1 2 1 , 3 2 1 ァ ク チ ユ エ 一 タ 1 2 2 , 9 0 5 S I L

1 2 3 ， 3 2 0 ， 9 0 6 記録 コ ィ ル

1 2 6 ， 9 0 8 対物 レ ン ズ

1 2 7 , 3 2 4 ， 9 0 9 1 / 4 波長

1 2 8 ， 3 2 5 ， 9 1 0 偏光 ビ - ム 夕

3 1 6 光 フ ァ ィ ノく

5 0 0 ， 7 0 4 グル一ブ

5 0 1 , 7 0 D ラ ン F

5 0 7 ピ ッ 卜

7 0 6 ァ ド レ ス · ピ ッ 卜

8 0 1 円 弧状 G Μ R 素子

9 0 1 垂直 気記録膜

9 0 3 レ ン ズ · ァ ク チ ュ ェ タ 図 1 は 本発 明 に よ る 情 報記録再生装置 の 構 成例 を 示 し た 第 1 の 図 で あ る 。 記 録 ま た は 再 生 動 作 に 並行 し て 行 わ れ る 記録 ， 再 生位 置 情 報 の 取 得 は 次 の 通 り 行 わ れ る 。 す な わ ち 半 導 体 レ ー ザ 1 1 3 か ら 出 射 さ れ た レ ー ザ 光 は コ リ メ 一 ト · レ ン ズ 1 1 4 に よ っ て 平 行 光 に 変 換 さ れ 、 偏 光 ビ ー ム · ス プ リ ッ タ 1 2 8 を 通 過 し て 1 Z 4 波 長板 1 2 7 で 円 偏光 に 変 換 さ れ る 。 こ こ で 偏光 ビ ー ム · ス プ リ ッ タ 1 2 8 は 、 半導体 レ ー ザ 1 1 3 か ら の 出 射 レ ー ザ光 の 偏 光 を 全 透 過す る も の と す る 。 さ ら に 出 射光 は 対物 レ ン ズ 1 2 6 お よ Γ S I L S 0 1 i d I m m e r s i o n Ju e n s ) 1 2 2 に よ っ て 基 板 1 2 0 上 に 形 成 さ れ た 記録膜 1 1 9 に 円 偏光 の 状態 で絞 り 込 ま れ 、 光 ス ポ ッ ト （ 図 示 せず ） を 形 成す る 。 S I L を 用 い る こ と に よ り 、 用 い な い 場 合 に 比 べ て S I L 屈 折率 の 分 だ け 、 光 ス ポ ッ ト 径 が縮 小 さ れ る 。 こ こ で半 導体 レ ー ザ 1 1 3 力、 ら 出 射 さ れ る レ 一 ザ光 の 強 度 は 記録膜 1 1 9 上 の 記 録 マ ー ク （ 反 転磁 区 ， 図 示 せず ） を 破 壊 し な い 程度 に 十 分 に 低 い も の と す る 。 次 に 記録膜 1 1 9 力ヽ ら の 反射光 は S I L 1 2 2 , 対物 レ ン ズ 1 2 6 を通過後、 1 / 4 波 長 板 1 2 7 に よ っ て 半導体 レ ー ザ 1 1 3 力、 ら の 出 射 レ ー ザ 光 と は 直 交す る 直線偏 光 に 変 換 さ れ る 。 さ ら に こ の 反射 光 は 偏 光 ビ ー ム · ス プ リ ッ タ 1 2 8 に よ っ て 全 反射 さ れ 、 検 出 レ ン ズ 1 1 5 に よ っ て 光検 出 器 1 1 6 上 に 絞 り 込 ま れ る 。 従 っ て 光検 出 器 1 1 6 は 光 ス ポ ッ ト 部 分 に お け る 反射 光強 度信号 を 出 力 す る 。 反射光 強 度 信号 は 増 幅 器 1 0 9 に よ っ て 適 当 な レ べ ノレ ま で 増 幅 さ れ た 後 に 、 ァ ド レ ス 認識 回 路 1 0 5 お よ び ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆動 回 路 1 1 0 に 入 力 さ れ る 。 ま た 、 以 上 で 説 明 し た 光 に よ る 反射率 検 出 と 同 時 に 、 G M R 素 子 1 1 7 は 記録膜 1 1 9 の 表 面 を 走査 し 、 磁束分布 の 検 出 を 行 う 。 記録 マ ー ク ま た は 反転磁 区 の 配列 を 反 映 し た G M R 素 子 1 1 7 の 出 力 は 増 幅 器 1 1 1 に よ つ て 必要 な レ ベ ル ま で 増 幅 さ れ た 後 に 、 復号器 1 ◦ 6 ， ァ ク チ ユ エ 一 タ 駆 動 回 路 1 1 0 お よ び ア ド レ ス 認識 回 路 1 0 5 に 入 力 さ れ る 。 ァ ド レ ス 認識 回 路 1 0 5 は 先 の 反射光 強 度 信号 お よ び G M R 素 子 信号 か ら 各 々 の 走 査位 置 を 解析 し 、 シ ス テ ム . コ ン ト ロ ー ラ 1 0 4 に 伝 達 す る 。 シ ス テ ム · コ ン ト ロ 一 ラ 1 0 4 は 光 ス ポ ッ 卜 お よ び G M R 素 子 1 1 7 の 位置情 報 お よ び外 部機 器 か ら の 記録再 生要 求 に 従 っ て 、 ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆動 回 路 1 1 0 ， 磁気へ ッ ド駆動 回 路 1 0 7 ， レ ー ザ駆動 回 路 1 0 8 の 制 御 を 適 宜行 う 。 ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆動 回 路 1 1 0 は シ ス テ ム · コ ン ト ロ ー ラ 1 ◦ 4 力ヽ ら の 指 示 ， 反射光 強度信号 お よ び G M R 素 子信号 に 従 っ て 、 目 的 の 情報記録 ト ラ ッ ク （ 図 示 せず ） の 中 心位 置 を 光 ス ポ ッ ト が適切 な サ イ ズ で 走査す る よ う 、 あ る い は G M R 素子 1 1 7 が 目 的 の 情報 記録 ト ラ ッ ク の 中 心位 置 を 適 切 に 走査す る よ う に V C M ( V o i c e C o i l M o t o r ) 1 1 2 ， レ ン ズ ' ァ ク チ ユ エ 一 夕 1 2 5 ， ァ ク チ ユ エ 一 タ 1 2 1 の 駆動 を行 う 。 V C M 1 1 2 は こ の 駆動 信号 に 従 い ジ ン ノくル . ア ー ム 1 2 4 の 先 に 固 定 さ れ た ス ラ イ ダ 1 1 8 を 移 動 さ せ 、 記録膜 1 1 9 上 の 任意位 置 に 位置 づ け る 。 ス ラ イ ダ 1 1 8 上 に は 記 録 コ ィ ノレ 1 2 3 ， S I L 1 2 2 , G M R 素子 1 1 7 お よ び レ ン ズ ' ァ ク チ ユ エ 一 タ 1 2 5 の 基部 が 積載 さ れ て お り 、 S I L 1 2 2 す な わ ち 光 ス ポ ッ ト 位 置 と G M R 素 子 1 1 7 間 の 相 対位 置 関 係 は ァ ク チ ユ エ 一 夕 1 2 1 に よ っ て 制 御 さ れ る 。 S I L 1 2 2 と G M R 素 子 1 1 7 間 の 相対位置の 制御 は以下の いずれ の 方法 に よ つ て も 良 い 。 す な わ ち 光 ス ポ ッ ト の 位 置 を 基準 と し て ス ラ イ ダ 1 1 8 の 位置 を V C M 1 1 2 が制 御 し 、 光 ス ポ ッ 卜 と G M R 素子 1 1 7 力 同 一 ト ラ ッ ク を 走査す る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 夕 1 2 1 を 制 御 す る か 、 光 ス ポ ッ 卜 と G M R 素子 1 1 7 が一 定 卜 ラ ッ ク 数 を 隔 て て 走査 す る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 夕 1 2 1 を 制 御 す る 。 ま た は G M R 素 子 1 1 7 の 位 置 を 基 準 と し て ス ラ イ ダ 1 1 8 の 位 置 を V C M 1 1 2 力く制 御 し 、 G M R 素子 1 1 7 と 光 ス ポ ッ ト 力 同 一 ト ラ ッ ク を 走 査す る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 タ 1 2 1 を 制 御す る か 、 G M R 素子 1 1 7 と 光 ス ポ ッ 卜 が一定 ト ラ ッ ク 数 を 隔 て て 走査す る よ う に ァ ク チ ュ エ ー タ 1 2 1 を 制 御 す る 。 こ れ ら の 相 対位 置 関 係 の 制 御 は 常 時行 っ て も 良 い し 、 所 定 の 時 間 間 隔 を 隔 て て 行 っ て も 良 い

情 報 の 記録 時 に お い て は 、 記 録す べ き ユ ー ザ . デ ー タ 1 0 0 が外 部機 器 と の イ ン タ フ ヱ ー ス 回 路 1 0 1 を 介 し て シ ス テ ム · コ ン ト ロ 一 ラ 1 0 4 に よ っ て 受 け 取 ら れ 、 必要 に 応 じ て エ ラ ー 検 出 ， 訂正情 報等 の 付加 後 、 符 号器 1 0 3 に 伝え ら れ る 。 符号器 1 0 3 はユ ー ザ · デ ー タ 1 0 0 を （ 1 , 7 ) 変調 後 N R Z I 変換 を 施 し 、 媒体上 の 記録 マ ー ク の 配 列 を 反 映 し た 信号 を 生 成す る 。 記録 波形 発 生 回 路 1 0 2 は こ の 信号 を 参 照 し 、 記 録磁 界 の 制 御 信号 お よ び レ ー ザ発光 強度 の 制 御 信号 を 発 生 す る 。 磁気 へ ッ ド 駆 動 回 路 1 0 7 は シ ス テ ム · コ ン ト ロ 一 ラ 1 0 4 力、 ら の 指示 を 受 け 、 記 録磁 界 の 制 御 信 号 に 従 っ て 記 録 コ イ ル 1 2 3 を 駆 動 し 、 光 ス ポ ッ ト 部分 に 記録磁界 を 発 生す る 。 ま た レ ー ザ駆 動 回 路 1 0 8 も シ ス テ ム . コ ン ト ロ 一 ラ 1 0 4 か ら の 指示 を 受 け 、 レ ー ザ発 光強度 の 制 御 信号 に 従 っ て 記録 エ ネ ル ギ ー 源 で あ る 半 導体 レ ー ザ 1 1 3 を 駆動 す る 。 半導体 レ ー ザ 1 1 3 力、 ら 出 射 さ れ た レ ー ザ光 は コ リ メ ー ト · レ ン ズ 1 1 4 , 偏 光 ビ ー ム ' ス プ リ ッ タ 1 2 8 ， 1 / 4 波 長板 1 2 7 を 介 し て 対物 レ ン ズ 1 2 6 お よ び S I L 1 2 2 に よ っ て 絞 り 込 ま れ、 円 偏 光 状 態 で 基 板 上 の 記 録 膜 1 1 9 を 加 熱 す る 。 こ こ で レ ー ザ光 に よ る 加 熱領域 は 記録 磁界 の 印 加 領域 に 比べ て 広 い も の と す る 。 記録膜 1 1 9 は 膜 面 垂 直 方 向 に 磁化容易 軸 を 有 す る 垂直 磁気記録膜 で あ り 、 常 温 で の 保磁力 は 外部 か ら 印 加 さ れ る 記録磁界 よ り も 高 く 、 記録 時 の レ ー ザ光 に よ る 加 熱 時 の 保 磁力 は 記録磁界 よ り も 低 い も の と す る 。 後 述 す る 通 り レ ー ザ光 に よ る 加 熱 お よ び 記録 磁界 を 制 御 す る こ と に よ り 、 記録膜 1 1 9 上 に 所望 の 記 録 マ ー ク を 形 成す る こ と が で き る 。 本 実 施 例 で は 従 来 技 術 と は 異 な り 、 偏 光 ビ ー ム · ス プ リ ッ タ 1 2 7 に お け る 光 源 力、 ら の レ ー ザ光 の 透過率 ， 反射率 を そ れ ぞ れ 1 0 0 % ， 0 % と す る こ と が で き る 。 従 来技術 で は こ の 透 過率 が 7 0 〜 8 0 % 程度 に し 力、 で き な か っ た の に 対 し て 、 本発 明 で は 光 源 の 光利 用 効率 力く 飛躍 的 に 改 善 さ れ 、 低 出 力 の 光源 を い ち 早 く 記録用 途 に 利 用 す る こ と が 可 能 と な る 。 ま た 光検 出 器 1 1 6 の 受光量 を 一定 と し た 場合 、 従 来技術 に 比 べ て 記録膜 1 1 9 面上 に お い て よ り 低 い エ ネ ル ギ ー 密 度 で の 信号検 出 が可 能 と な り 、 半導体 レ ー ザ 1 1 3 の 波 長 の 短縮等 に よ っ て エ ネ ル ギ ー 密 度 が 上昇 し た 場 合 で も 、 記録膜 1 1 9 上 の 記録 マ ー ク の 破 壊 に 関 し て よ り 有利 と な る 。

情 報 の 再生 時 に お い て は 、 記録膜 1 1 9 表 面 を G M R 素 子 1 1 7 に よ っ て 走査 し 、 磁束分 布 を 検 出 す る 。 記録 マ 一 ク の 配 列 を 反 映 し た G M R 素 子 1 1 7 の 出 力 は 増 幅 器 1 1 1 に よ っ て 必 要 な レ ベ ル ま で 増 幅 さ れ た 後 に 、 ァ ク チ ュ ェ 一 タ 駆 動 回 路 1 1 0 , 復 号器 1 0 6 お よ び ア ド レ ス 認識 回 路 1 0 5 に 入力 さ れ る 。 復号器 1 0 6 は 符号器 1 0 3 の 逆変換 を 施 す こ と に よ り 記録 さ れ て い た デ ー タ を 復元 し 、 復元結果 を シ ス テ ム ' コ ン ト ロ ー ラ 1 0 4 に 伝 え る 。 シ ス テ ム · コ ン ト ロ 一 ラ 1 0 4 は 必要 に 応 じ て エ ラ 一 検 出 ， 訂 正等 の 処理 を行 い 、 イ ン タ フ ェ ー ス 回 路 1 0 1 を 介 し て 外 部機 器 に 再 生 さ れ た ユ ー ザ ' デ ー タ 1 0 0 を 受 け 渡す 。 本 実施 例 に お い て は 記録再生 チ ャ ネ ル に 直 流付 近 の 周 波 数成 分 を 透 過 さ せ る こ と が 可能 で あ る た め 、 高密度化 に 有利 な 記録再生 チ ャ ネ ルの 符号選択 が可能 と な る 利 点 を 有す る 。

図 2 は 図 1 で 示 さ れ た 本発 明 に よ る 情 報記録再 生 装 置 の 動 作 を 詳 細 に 説 明 し た 図 で あ る 。 今 、 記 録 時 に ユ ー ザ · デ ー タ が符号器 で変換 さ れ 、 記録 デ ー タ 2 0 0 が得 ら れ た も の と す る 。 記録 デ ー タ 2 0 0 は 記 録 波 形発 生 回 路 を 介 し て 磁気 へ ッ ド 駆動 回 路 に 伝 え ら れ 、 記録膜上 の 光 ス ポ ッ ト 周 辺 に 記録磁界 を 発生 す る 。 記録磁 界 は 記録膜 に 垂直 に 印 力 [] さ れ る も の と す る 。 ま た 同 時 に レ ー ザ駆動 回 路 は レ ー ザ 発光 強 度 2 0 1 で 示 し た 通 り 、 記録 マ ー ク 長 の 最小変化 単 位 （ 検 出 窓 幅 ） に 同 期 し た パ ル ス 状 に 半導体 レ ー ザ を 駆 動 す る 。 光 ス ポ ッ ト に よ る 加 熱領域 で は 記録膜 の 保磁力 が低 下 し て 記録磁界 を 下 回 り 、 そ の 領域 の 磁化 が記録磁界 の 方 向 に な ら う 。 こ れ は熱磁気記録 と 呼 ばれ る 記録方法で あ る 。 記録膜 は 光 ス ポ ッ 卜 の 走査 に と も な い 加 熱領 域 の 中 心 を一 定 間 隔 で 移 し な ら ノ、。 ノレ ス 状 に 加 熱 さ れ る の で 、 光パ ノレ ス の 照 射 ご と に 略 円 形 領 域 の 磁化 方 向 が 決 定 さ れ る 。 光パ ル ス の 照 射 間 隔 を 短縮 し て ゆ く と 前記 の 略 円 形 領 域 が 重 な り 合 い 、 光パル ス の 照 射 ご と に あ た 力、 も 三 日 月 状 の 領域 の 磁 ィ匕 方 向 力 決定 で き る よ う に な る 。 記録 マ ー ク 2 0 3 は こ の 様子 を 表 し た も の で 、 レ ー ザ発 光 強 度 2 0 1 お よ び記録磁 界 2 0 2 に 示 さ れ た 記録動作 を 行 っ た 場合 に 形 成 さ れ る 記 録膜上 の 記録 マ ー ク 形 状 を 見 た も の で あ る 。 光 ス ポ ッ ト は 左 か ら 右 に 向 か っ て 走査 し 、 記録磁界 が正 の 場 合 に は 紙 面 上 向 き 方 向 の 磁 区 （ 黒 色 ） が 、 記 録磁 界 が負 の 場 合 に は 紙 面下 向 き の 磁 区 （ 白 色 ） が形 成 さ れ る 。 以 上 は 磁 界変調 記 録方 式 と し て 広 く 知 ら れ た 記録方 式 で あ る 。 磁 界 変調 記録 方 式 で は 記録磁 区 の サ イ ズ （ 走査 方 向 の 磁壁 間 隔 ） が光 ス ポ ッ ト の サ イ ズ に 律 貝 IJ さ れ な い た め 、 微小 な 記録 マ ー ク の 形成 に お い て 極 め て 有利 な 方 法 で あ る 。 情 報 の 再生 時 に は 記録 マ ー ク 2 0 3 を G M R 素 子 で 走査 し 、 再生 信 号 2 0 4 を 得 る 。 再生 信 号 2 0 4 は 元 の 記録 デ ー タ 2 0 0 を 反 映 し て お り 、 必要 に 応 じ て 増 幅 ， 等化 ， 2 値化 ， 復 号 等 の 処理 を施 さ れ て ユ ー ザ · デ ー タ に復元 さ れ る 。

こ こ で は 記録媒体 に お け る 磁化 反 転 の た め に 光 に よ る 熱 励起 を 用 い た 例 を 説 明 し た が 、 こ れ は 他 の 励 起 方 法 を 用 い て も 良 い 。

図 3 は 本発 明 に よ る 情 報記録再生 装 置 の 構成 例 を 示 し た 第 2 の 図 で あ る 。 記 録 ま た は 再生 動 作 に 並行 し て 行 わ れ る 記録， 再 生 位 置 情 報 の 取 得 は 次 の 通 り 行 わ れ る 。 す な わ ち 半 導 体 レ ー ザ 3 1 2 力、 ら 出 射 さ れ た レ ー ザ 光 は コ リ メ 一 ト · レ ン ズ 3 1 3 に よ っ て 平 行 光 に 変 換 さ れ 、 偏 光 ビ 一 ム ' ス プ リ ッ タ 3 2 5 を 通 過 し て 1 / 4 波 長 板 3 2 4 で 円 偏光 に 変 換 さ れ る 。 こ こ で 偏 光 ビ ー ム · ス プ リ ッ タ 3 2 5 は 、 半導体 レ ー ザ 3 1 2 か ら の 出 射 レ ー ザ 光 の 偏 光 を 全 透 過す る も の と す る 。 さ ら に 出 射光 は カ ッ プ リ ン グ . レ ン ズ 3 2 3 に よ っ て 光 フ ァ イ バ 3 1 6 中 に 導 入 さ れ 、 基板 3 1 9 上 に 形 成 さ れ た 記録膜 3 1 8 上 に 絞 り 込 ま れ た 円 偏 光 の 状態 で導 か れ る 。 こ こ で 半導体 レ ー ザ 3 1 2 力、 ら 出 射 さ れ る レ ー ザ光 の 強 度 は 記録膜 3 1 8 上 の 記録 マ ー ク （ 反転磁 区 ， 図示せず） を破壊 し な い程度 に 十分 に 低 い も の と す る 。 光 フ ア イ バ の 記録膜側 先端部分 は テ 一 。加 工 さ れ 、 出 射端 の 口 径 は 半導体 レ ー ザ 3 1 2 の 発 振 波 長 よ り も 短 い 。 次 に 記録膜 3 1 8 か ら の 反射光 は 光 フ ァ イ バ 3 1 6 ， カ ツ プ リ ン グ ' レ ン ズ 3 2 3 を 通過後 、 1 / 4 波 長 板 3 2 4 に よ つ て 半導体 レ ー ザ 3 1 2 か ら の 出 射 レ ー ザ光 と は 直 交す る 直 線偏 光 に 変換 さ れ る 。 さ ら に こ の 反 射光 は 偏 光 ビ ー ム · ス プ リ ッ 夕 3 2 5 に よ っ て 全 反射 さ れ 、 検 出 レ ン ズ 3 1 4 に よ っ て 光 検 出 器 3 1 5 上 に 絞 り 込 ま れ る 。 従 っ て 光検 出 器 3 1 5 は 光 フ ァ 3 1 6 に よ る 記録膜 3 1 8 へ の 光照 射 部分 に お け る 反射 光 強 度信号 を 出 力 す る 。 反射光 強度信号 は増 幅器 3 0 8 に よ っ て 適 当 な レ ベル ま で増 幅 さ れ た後 に 、 了 ド レ ス 認識 回 路 3 0 5 お よ び ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆 動 回 路 3 0 9 に 入 力 さ れ る 。 ま た 、 以 上 で 説 明 し た 光 に よ る 反射率 検 出 と 同 時 に 、 G M R 素子 3 1 7 は 記 録膜 3 1 8 の 表面 を 走査 し 、 磁 束分布 の 検 出 を 行 う 。 記 録 マ ー ク ま た は 反転磁 区 の 配列 を 反 映 し た G M R 素 子 3 1 7 の 出 力 は 増 幅 器 3 1 0 に よ っ て 必要 な レ ベ ル ま で 増 幅 さ れ た 後 に 、 復 号 器 3 0 6 ， ァ ク チ タ 駆動 回 路 3 0 9 お よ び ァ ド レ ス 認識 回 路 3 0 5 に 入 力 さ れ る 。 ァ ド レ ス 認識 回 路 3 0 5 は 先 の 反 射光 強 度 信号 お よ び G M R 素 子信号 か ら 各 々 の 走査位 置 を 解析 し 、 シ ス テ ム ' コ ン ト ロ ー ラ 3 0 4 に 伝達す る 。 シ ス テ ム · コ ン 卜 ロ ー ラ 3 0 4 は 光照 射位 置 お よ び G M R 素子 3 1 7 の 位 置 情 報 お よ び 外 部 機 器 か ら の 記 録 再 生 要 求 に 従 っ て 、 ァ ク チ タ 駆動 回 路 3 0 9 ， 磁気 ヘ ッ ド 駆動 回 路 3 1 1 , レ ー ザ駆動 回 路 3 0 7 の 制 御 を 適 宜行 う 。 ァ ク チ タ 駆動 回 路 3 0 9 は シ ス テ ム · コ ン ト ロ 一 ラ 3 0 4 か ら の 指 示 ， 反 射光 強度 信号 お よ び G M R 素 子信号 に 従 っ て 、 目 的 の 情 報 記録 ト ラ ッ ク （ 図 示 せず ） の 中 心位 置 を 光 照 射位 置 が適 切 に 走査す る よ う 、 あ る い は G M R 素子 3 1 7 力 目 的 の 情 報記録 ト ラ ッ ク の 中 心位 置 を 適 切 に 走査 す る よ う に V C M 3 2 6 , ァ ク チ ユ エ 一 夕 3 2 1 の 駆 動 を 行 う 。 V C M 3 2 6 は こ の 駆 動 信号 に 従 い ジ ン ノレ ' ァ ー ム 3 2 2 の 先 に 固 定 さ れ た ス ラ イ ダ 3 2 7 を 移 動 さ せ 、 記 録膜 3 1 8 上 の 任意 位 置 に 位 置づ け る 。 ス ラ イ ダ 3 2 7 上 に は 光 フ ァ 3 1 6 の 先端部 ， G M R 素子 3 1 7 お よ び ァ ク チ タ 3 2 1 が積載 さ れ て お り 、 光 フ ァ 3 1 6 の 先端 部す な わ ち 光照 射位 置 と G M R 素子 1 1 7 間 の 相 対位 置 関 係 は ァ ク チ ユ エ 一 夕 3 2 1 に よ っ て 制 御 さ れ る 。 ァ ク チ タ 3 2 1 は 光照射位 置 と G M R 素子 3 1 7 間 の 相 対 位 置 関 係 を 制 御 す る 。 相 対 位 置 の 制 御 は 以 下 の い ず れ の 方法 に よ っ て も 良 い 。 す な わ ち 光照 射位 置 を 基 準 と し て ス ラ イ ダ 3 2 7 の 位 置 を V C M 3 2 6 が制 御 し 、 光 照射 位 置 と G M R 素 子 3 1 7 に よ る 走査 位 置 力 同 一 ト ラ ッ ク と な る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 夕 3 2 1 を 制 御 す る か 、 光 照射位 置 と G M R 素子 3 1 7 に よ る 走査 位 置 が一定 ト ラ ッ ク 数 を 隔 て る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 夕 3 2 1 を 制 御す る 。 ま た は G M R 素子 3 1 7 に よ る 走査位 置 を 基 準 と し て ス ラ イ ダ 3 2 7 の 位 置 を V C M 3 2 6 が制 御 し 、 G M R 素子 3 1 7 に よ る 走査 位 置 と 光 照 射 位 置 が 同 一 ト ラ ッ ク と な る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 タ 3 2 1 を 制 御 す る 力、 、 G M R 素子 3 1 7 に よ る 走査位 置 と 光照射位 置 が 一 定 ト ラ ッ ク 数 を 隔 て る よ う に ァ ク チ ユ エ 一 夕 3 2 1 を 制 御す る 。 こ れ ら の 相 対 位 置 関 係 の 制 御 は 常 時行 っ て も 良 い し 、 所 定 の 時 間 間 隔 を 隔 て て 行 つ て も 良 い 。

情 報 の 記録 時 に お い て は 、 記録す べ き ユ ー ザ · デ ー タ 3 0 0 が外部機器 と の イ ン タ フ ヱ 一 ス 回 路 3 0 1 を 介 し て シ ス テ ム · コ ン ト ロ ー ラ 3 0 4 に よ っ て 受 け 取 ら れ 、 必要 に 応 じ て エ ラ 一 検 出 ， 訂正 情 報 等 の 付 加 後 、 符号器 3 0 3 に 伝 え ら れ る 。 符号器 3 0 3 は ユ ー ザ ' デ ー タ 3 0 0 を 所 定 の 変換規則 に 従 っ て 変換 し 、 記録膜 3 1 8 上 の 記録 マ ー ク の 配列 を 反 映 し た 信号 を 生成す る 。 記録 波 形発 生 回 路 3 0 2 は こ の 信号 を 参照 し 、 レ ー ザ発光 強度 の 制 御 信号 を 発 生 す る 。 磁気 へ ッ ド駆 動 回 路 3 1 1 は シ ス テ ム · コ ン ト 口 一 ラ カ、 ら の 指示 を 受 け 、 記録磁界 の 制 御 信号 に 従 っ て 記録 コ ィ ル 3 2 0 を 駆 動 し 、 レ ー ザ光 照射 位 置 に 記録磁 界 を 発生 す る 。 ま た レ ー ザ駆 動 回 路 3 0 7 も シ ス テ ム · コ ン ト ロ ー ラ 3 0 4 か ら の 指 示 を 受 け 、 レ ー ザ発 光 強 度 の 制 御 信号 に 従 っ て 記録 エ ネ ル ギ ー 源 で あ る 半導体 レ ー ザ 3 1 2 を 駆動 す る 。 半導体 レ ー ザ 3 1 2 力、 ら 出 射 さ れ た レ ー ザ光 は コ リ メ ー ト · レ ン ズ 3 1 3 , 偏光 ビ ー ム ' ス プ リ ッ タ 3 2 5 ， 1 / 4 波 長板 3 2 4 を 経 た 後 、 カ ッ プ リ ン グ · レ ン ズ 3 2 3 お よ び光 フ ァ イ バ 3 1 6 に よ っ て 導 か れ 、 円 偏 光状態 で 基板 3 1 9 上 の 記 録膜 3 1 8 を 加 熱す る 。 こ こ で レ ー ザ光 に よ る 加 熱領域 は 記録磁界 の 印 加 領域 に 比 べ て 広 い も の と す る 。 記 録膜 3 1 8 は 膜 面 垂直 方 向 に 磁化 容易 軸 を 有 す る 垂直 磁 気 記録膜 で あ り 、 常 温 で の 保磁力 は 外部 か ら 印 加 さ れ る 記録磁界 よ り も 高 く 、 記録 時 の レ ー ザ光 に よ る 加 熱 時 の 保 磁力 は 記録磁 界 よ り も 低 い も の と す る 。 後 述す る 通 り レ ー ザ 光 に よ る 加 熱 を 制 御 す る こ と に よ り 、 記録膜 1 1 9 上 に 所望 の 記録マ ー ク を形成す る こ と がで き る 。

情 報 の 再生 時 に お い て は 、 記 録膜 3 1 8 の 表 面 を 磁気 抵 抗効果素 子等 の G M R 素子 3 1 7 に よ っ て 走査 し 、 磁 束分 布 を 検 出 す る 。 記 録 マ ー ク の 配列 を 反 映 し た G M R 素子 3 1 7 の 出 力 は 増 幅 器 3 1 0 に よ っ て 必要 な レ べ ノレ ま で 増 幅 さ れ た 後 に 、 ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆 動 回 路 3 0 9 , 復 号器 3 0 6 お よ び ア ド レ ス 認識 回 路 3 0 5 に 入 力 さ れ る 。 復号器 3 0 6 は 符 号器 3 0 3 の 逆変換 を 施す こ と に よ り 記録 さ れ て い た デ ー タ を 復 元 し 、 復 元結果 を シ ス テ ム · コ ン ト ロ ー ラ 3 0 4 に 伝 え る 。 シ ス テ ム · コ ン ト ロ ー ラ 3 0 4 は 必要 に 応 じ て エ ラ ー 検 出 ， 訂正等 の 処 理 を 行 い 、 イ ン タ フ ェ ー ス 回 路 3 0 1 を 介 し て 外 部機器 に 再生 さ れ た ユ ー ザ ■ デ ー タ 3 0 0 を受 け 渡す 。 図 4 は 図 3 で 示 さ れ た 本発 明 に よ る 情 報 記録 再生 装 置 の 動 作 を 詳 細 に 説 明 し た 図 で あ る 。 今 、 記 録 時 に ユ ー ザ · デ ー タ が符 号器 で 変 換 さ れ 、 記録 デ ー タ 4 0 0 が得 ら れ た も の と す る 。 記 録 デ ー タ 4 0 0 は 記録 波 形 発生 回 路 を 介 し て レ ー ザ駆 動 回 路 に 伝 え ら れ る 。 レ ー ザ駆 動 回 路 は レ ー ザ 発光 強 度 4 0 1 で示 し た 通 り 、 記録 マ ー ク 長 に 対応 し た 所 定 の マ ル チ · パ ル ス 記録 波 形 に 従 っ て 半導体 レ ー ザ を 駆動 す る 。 マ ル チ · パ ル ス 記録 は 公 知 の 技 術 で あ り 、 特 開 平 0 5 - 2 9 8 7 3 7 号 公報 等 に 詳述 さ れ て い る の で こ こ で の 説 明 は 省 略 す る 。 同 時 に シ ス テ ム · コ ン ト ロ - - ラ は 磁 気 へ ッ ド 駆動 回 路 を 制 御 し 、 記 録膜 3 1 8 上 の 光照射位置周 辺 に 記 録磁 界 を 印 加 す る 。 記録磁 界 は 記録膜 3 1 8 に 垂直 に 印 力！] さ れ る も の と し 、 ま た 記録 に 先 立 っ て 記録膜 は 紙面 下 向 き に 一様 に 磁化 さ れ て い る も の と す る 。 光 照 射 に よ つ て 強 く 加 熱 さ れ た 部 分 で は 記録膜 の 保磁力 が低 下 し て 記録 磁界 を 下 回 り 、 そ の 領域 の 磁 化 が 記録磁界 の 方 向 に な ら う

( 熱磁 気記録 ） 。 記 録膜 は 光 照射 位 置 の 走 査 に と も な い カロ 熱領域 の 中 心 を 移 し な 力 ら パ ル ス 状 に 加 熱 さ れ る の で 、 光 パ ル ス の 照 射 ご と に 略 円 形 領域 の 磁 化 方 向 が決 定 さ れ る 。 光パル ス の 照射 間 隔 を 短縮 し て ゆ く と 、 前 記 の 略 円 形領域 が重 な り 合 い 、 連続 し た 光パ ル ス の 照 射 に よ っ て 長 円 形 の 領域 の 磁化 方 向 が 決 定 で き る よ う に な る 。 記録 マ ー ク 4 0

2 は こ の 様 子 を 表 し た も の で 、 レ ー ザ 発光 強 度 4 0 1 に 示 さ れ た 記録動 作 を 行 っ た 場合 に 形 成 さ れ る 記録膜上 の 記録 マ ー ク 形状 を 見 た も の で あ る 。 光 照 射 位 置 は 左 か ら 右 に 向 か っ て 走査 し 、 紙 面上 向 き 方 向 の 磁 区 （ 黒 色 ） が 形 成 さ れ る 。 情 報 の 再生 時 に は 記録 マ ー ク を G M R 素 子 で 走査 し 、 再生 信号 を 得 る 。 再生 信号 は 元 の 記 録 デ ー タ を 反 映 し て お り 、 必要 に 応 じ て 増 幅 ， 等化 ， 2 値化 ， 復号等 の 処理 を 施 さ れて ユ ー ザ · デ ー タ に復元 さ れ る 。

図 5 は 本発 明 で 用 い る 記録媒体表 面 の 構造例 を 示 し た 図 で あ る 。 垂直 磁気 記録膜 5 0 6 は 図 5 に 示 し た よ う に 予 め 凹 凸 構造 を 有す る 基板 5 0 5 上 に 成膜 さ れ て い る 。 基 板 5 0 5 は デ ィ ス ク 状 ， テ ー プ状 あ る い は カ ー ド 状等 の 形 状 が 考 え ら れ る が 、 特 定 の 形 状 で あ る 必要 は な い 。 こ れ は 以 下 の 説 明 に お い て も 共通 で あ る 。 基板 5 0 5 が デ ィ ス ク 状 ， カ ー ド 状 で あ る 場 合 、 凹 凸 構造 の 形 成 は 従来 の C D — R O M , D V D — R O M 等 と 同 様 な 射 出 成 形 あ る い は 紫外線硬 化樹脂 に よ る 転写 等 の 方法 が考 え ら れ る 。 基板 5 0 5 は ァ ル ミ ニ ゥ ム 等 の 金 属 板 ， 合成樹脂 ， カ ー ボ ン 等 の 非 金属 板 等 が考 え ら れ る が 、 光 源 波 長 に お け る 光透 過 性 は 必須 で は な い 。 ユ ー ザ ' デ ー タ の 記録 を 行 う ト ラ ッ ク 5 0 4 は ラ ン ド 5 0 1 を 中 心 と し て 等 間 隔 に 設定 さ れ て お り 、 ト ラ ッ ク 5 0 4 の 境界 部 に は ラ ン ド 5 0 4 と 高 さ の 異 な る グル ー プ δ 0 0 が形 成 さ れ て い る 。 ま た ト ラ ッ ク 5 0 4 中 央 に は ラ ン ド 5 0 1 の 平 坦部 と 高 さ の 異 な る ピ ッ ト 5 0 7 が形 成 さ れ て い る 。 ラ ン ド 5 0 1 お よ び ピ ッ ト 5 0 7 の 深 さ は 、 記 録エ ネ ル ギ ー 源 の 波長 の 1 / 4 程 度 と す る 。 一般 的 に ラ ン ド 5 0 1 の 平 坦部 と ピ ッ ト 5 0 7 , グ ル ー プ 5 0 0 で は 、 垂直 磁気 記録膜 5 0 6 の 厚 さ の 違 い ， 垂 直 磁気記 録膜 5 0 6 内 部 で の 応力 の 違 い ， 垂直 磁気記 録膜 5 0 6 膜 面 の 曲 率 の 違 い ， 基 板 5 0 5 の 表 面荒 さ の 違 い 等 に 起 因 し て 保磁力 が異 な る 。 今 、 仮 に ピ ッ ト 5 0 7 底 部 や グ ル ー プ 5 0 0 に お け る 常 温保磁力 H c 1 が ラ ン ド 5 0 1 平 坦部 の 常 温保磁 力 H e 2 よ り も 低 い も の と す る 。 す る と 例 え ば全体 を H e 2 よ り も 十 分 に 強 い 膜 面 に 垂 直 な 磁 界 中 で 一 様 に 磁化 し た 後 、 今 度 は 逆 向 き で H e 1 よ り も 強 く H e 2 未 満 の 磁界 中 で ピ ッ ト 5 0 7 底部 や グ ル ー プ 5 0 0 を 部分 的 に 反 転磁化 す れ ば 図 5 に 示 し た 所望 の 磁 区 分布 が得 ら れ る 。 あ る い は 一定 の 外部磁界 を 印 加 し た 状態 で 垂 直 磁気記録膜 5 0 6 全 体 を 垂 直 磁気異 方性 が低 下 し な い 程度 に 加 熱 し て 全 体 を一 様方 向 に 磁化 し た 後 、 外 部 印 加 磁界 が磁化 反転 を 起 こ さ せ た い ピ ッ ト 5 0 7 底 部 や グル ー プ 5 0 0 の 保磁力 以 上で あ り 、 磁 化 反転 を 起 こ さ せ た く な い ラ ン ド 5 0 1 平 坦 部 の 保 磁力 以 下 と な る よ う な 温度 で 外部 印 加 磁 界 の 方 向 を 反転後 冷却 す れ ば 、 図 5 に 示 し た 所望 の 磁 化 分 布 を 実現 で き る 。 こ こ で 図 5 中 の 垂直 磁気 記録膜 5 0 6 の 塗 色 お よ び 矢 印 は 磁 区 の 磁化 方 向 を 示 し て お り 、 白 色 は 垂 直 磁気 記録膜 5 0 6 に 関 し て 基板側 に 向 か う 磁化 （ 下 向 き ） 、 黒 色 は 記録膜 に 関 し て 基板側 か ら の 磁 化 （ 上 向 き ） を 表 し て い る 。 但 し こ こ で の 説 明 は H c 1 と H c 2 間 の 大小 関 係 や 凹 凸 構造 に お け る 磁化方 向 を 規 定す る も の で は な く 、 H e 1 と H c 2 に 違 い が あ れ ば 部 分 的 に 反 転磁 区 が 形 成 で き る の で 、 先 の 実施 例 に お け る 光 ス ポ ッ ト ， 光照射 位 置 ， 漏 洩 磁 束 検 出 器 等 に 関 す る 位 置 情 報 が取 得 で き 、 ト ラ ッ キ ン グ · サ 一 ボ 動 作等 が 可 能 と な る 。 ま た 位 置 情 報 取 得 用 の 反転磁 区 の 形成 方法 に 関 し て 何 ら の 制 限 を 加 え る も の で も な く 、 他 の 方法 ( 例 え ば サ 一 ボ · ラ イ タ ） に よ っ て も 問題 な い 。

光 ス ポ ッ ト あ る い は 光照射 位 置 の 特 定 は 、 例 え ば グル ー ブ 5 0 0 に よ る 光 の 回 折 あ る い は ピ ッ ト 5 0 7 に よ る 光 の 干渉 を 用 い て 行 う 。 す な わ ち ト ラ ッ ク 中 心 5 0 3 力、 ら の 光 ス ポ ッ ト ， 光照 射位 置 中 心 の 誤差 に 関 し て は グ ル ー ブ 回 折 光 に よ る プ ッ シ ュ · プ ル方 式 ゃ ピ ッ ト 5 0 7 に よ る サ ン プ ノレ · サ 一 ボ方 式 に よ っ て 誤 差 信号 を 生成す れ ば 良 い 。 ま た 記録媒体上 に お け る ト ラ ッ ク 5 0 4 の 識別 に 関 し て は 、 所 定 の 規則 に 従 っ て ト ラ ッ ク 識別 番 号 を 示す ピ ッ ト 5 0 7 を 形成 し 、 光 の 干渉 に よ る 見 か け の 反射率 変 化 で 信 号 を 取 得 す る 。 グ ル ー プ 回 折 光 に よ る プ ッ シ ュ · プル方 式 、 あ る い は ピ ッ ト に よ る サ ン プル . サ ー ボ方 式 は 広 く 一般 に 用 い ら れ て い る 誤差信号 生 成方 式 （ 例 え ば 1 9 8 9 年 ， ラ ジ オ 技 術社刊 「 光 デ ィ ス ク 技術 」 ， I S B N 4 — 8 4 4 3 - ◦ 1 9 8 — 5 の 9 5 ペ ー ジ 等 ） で あ り 、 こ こ で は 詳細 な 説 明 を 省 略す る 。 記録媒体上 に お け る 磁束 検 出 手 段 の 位 置 の 特定 は 、 後 述 す る よ う に 、 例 え ば ピ ッ ト 5 0 7 に お け る 反転磁 区 を 用 い た サ ン プル · サ ー ボ方 式等 に よ っ て 行 え ば 良 い 。 グル ー プ 5 0 0 お よ び ピ ッ ト 5 0 7 は 凹 構 造 で も 凸 構造 で も 光 学 的 位相 差 と い う 観 点 か ら は 本質 的 な 差 は な い 。 し 力、 し ラ ン ド 5 0 1 上 に 記録 を 行 う 場 合 に は 、 磁束 検 出 手段 の 検 出 感 度 お よ び 破 壊 の 観 点 か ら 、 グ ル ー プ 5 0 0 お よ び ピ ッ ト 5 0 7 は ラ ン ド 5 0 1 に 対 し て 凹 構造 で あ る こ と 力 望 ま し い 。 ま た ピ ッ ト 5 0 7 に よ る 反 転磁 区 は C D — R O M , D V D — R O M と 同 様 に 記録媒体 製 造段 階 で 予 め 固 定 さ れ る ユ ー ザ情報 そ の も の の 記録 に 用 い て も 良 い。

図 6 は 本発 明 で 用 い る ト ラ ッ キ ン グ 方 法 の 例 を 説 明 す る 図 で あ り 、 基板上 の 垂直 磁気 記録膜 を 漏 洩磁 束再 生 側 か ら 見 た 場合 の 模 式 図 で あ る 。 図 中 黒色 で 表 さ れ た 部 分 は 紙 面 上 向 き 、 白 色 で 表 さ れ た 部分 は 紙面 下 向 き に 磁化 し て い る も の と す る 。 垂直 磁気記録膜上 に 反 転 磁 区 を 形 成 す る た め に は 図 5 で 説 明 し た 基板 の 凹 凸 構造 等 を 用 い る 。 す な わ ち サ 一 ボ · ⁰ タ ー ン A 6 0 0 お よ び サ ー ボ ' パ タ ー ン B 6 0 1 の 反転磁 区 形状 と 基板表面 の 高 低 分 布 は 一致 し て お り 、 情報 が記録 さ れ る ト ラ ッ ク 中 心 カヽ ら 内 外 に 1 Z 2 ト ラ ッ ク 間 隔 だ け オ フ セ ッ ト し た 位置 に 凹 凸 構 造 上 の 反転 磁 区 に よ る サ ー ボ · ° タ ー ン A 6 0 0 お よ び サ ー ボ · ⁰ タ ー ン B 6 0 1 が 形 成 さ れ て い る 。 今 、 磁 束 検 出 手 段 で あ る G M R ( G i a n t M a g n e t o — R e s i s t i v e 素 子 6 0 2 が 図 中 左 力、 ら 右 に 向 か っ て 垂 直 磁気記録膜表 面 を 走査す る も の と す る 。 G M R 素子 6 0 2 か ら 得 ら れ る 再生 信号 は G M R 素子 6 0 2 の 感度分布 と 垂 直磁気記 録媒体上 の 磁束分布 の コ ン ボ リ シ ョ ン で あ り 、 例 え ば 図 5 の よ う に G M R 素 子 6 0 2 の 走査 位 置 が サ ー ボ ' 、。 タ ー ン B 6 0 1 側 に 若 干 オ フ セ ッ ト し て い た 場 合 に は 、 サ 一 ボ · パ タ ー ン A に お け る 漏 洩 磁 束 再 生 信 号 振 幅 I w A M と サ ー ボ · ° タ ー ン B に お け る 漏洩磁束 再 生 信 号振 幅 I w B M 間 に I w A M く I w B M な る 大小 関 係 が 生 ず る 。 逆 に G M R 素子 6 0 2 の 走 査位 置 がサ ー ボ . 。 タ ー ン A 6 0 0 側 に 若 干オ フ セ ッ ト し て い た 場合 に は 、 サ ー ボ · 、。 タ ー ン A 6 0 0 に お け る 漏 洩 磁 束 再 生 信 号 振 幅 I w A M と サ ー ボ · パ タ ー ン B 6 0 1 に お け る 漏 洩磁 束再 生 信号振 幅 I w B M 間 に I w A M 〉 I w B M な る 大 小 関 係 が 生 ず る 。 従 っ て サ 一 ボ · ° タ ー ン A 6 0 0 , サ 一 ボ ' ⁰ タ ー ン B 6 0 1 に お け る 漏 洩磁束 再生 信号振 幅 を 検 出 し て 差 I w A M - I w B M を 求 め る こ と に よ り 、 G M R 素子 6 0 2 の ト ラ ッ ク N 中 心 6 0 5 か ら の 逸脱量 （ サ ー ボ信号 ） を 検 出 す る こ と が で き る 。 G M R 素子 6 0 2 で ト ラ ッ ク N 中 心 6 0 5 を 常 に 走査 す る た め に は 、 サ ー ボ · パ タ ー ン A 6 0 0 お よ び サ ー ボ · パ タ ー ン B 6 0 1 を ト ラ ッ ク に 沿 っ て 一 定 間 隔 で 形 成 し て お き 、 各 サ ー ボ ' ハ° タ ー ン の 組 か ら 得 ら れ る 逸脱量 を 零 と す る よ う ト ラ ッ キ ン グ · サ 一 ボ （ サ ン プル · サ ー ボ ） を 構 成す れ ば よ い 。 一方 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 の 位 置特 定 は 、 サ ー ボ · ⁰ 夕 一 ン A 6 0 0 お よ びサ 一 ボ . 、。 タ ー ン B 6 0 1 に よ る 光 の 干 渉 を 用 い て 行 う 。 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 が サ ー ボ . 0 タ ー ン A 6 0 0 お よ び サ 一 ボ ' パ タ ー ン B 6 0 1 の ピ ッ ト 上 を 通過 す る と 、 ピ ッ 卜 と 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 の 重 な り に 応 じ て 反射光 の 光量 が減少す る 。 ピ ッ 卜 の 光 学 的 深 さ お よ び大 き さ を 適 当 な 値 と す れ ば 、 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 と ピ ッ ト に よ る サ ー ボ · パ タ ー ン の 重 な り が大 き い ほ ど反射光量 が 低下 す る 。 例 え ば 図 5 の よ う に 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 の 走査位 置 が 、 サ 一 ボ ' ⁰ タ ー ン A 6 0 0 と サ 一 ボ · ⁰ タ ー ン B 6 0 1 側 の ち ょ う ど 中 間 で あ る ト ラ ッ ク N 中 心 6 0 5 に 一致 し て い た 場合 に は 、 サ 一 ボ · 、。 タ ー ン A に お け る 反射光 強 度再生 信号振 幅 I w A 0 と サ 一 ボ · 。 タ ー ン B に お け る 反 射光 強度 再生信号振 幅 I w B 0 間 に I w A 0 = I w B 0 な る 関 係 が 生ず る 。 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 走査位 置 が ど ち ら か の サ ― ボ ' タ ー ン に オ フ セ ッ 卜 し て い た 場 合 に は 、 反射光 強度 再 生 信号振 幅 I w A M I w B M 間 に ア ン ラ ン ス 力 生 ず る 。 従 っ て サ 一 ボ · ⁰ タ ー ン A 6 0 0 , サ 一 ボ · タ ー ン B 6 0 1 に お け る 反射 光 強 度 再生信号振 幅 を 検 出 し て 差 I w A O — I w B O を 求 め る こ と に よ り 、 光 ス ポ ッ ト 6 0 3 の ト ラ ッ ク N 中 心 6 0 5 か ら の 逸 脱 量 （ サ 一 ボ 信 号 ） を 検 出 す る こ と が で き る 。 G M R 素子 6 0 2 お よ び光 ス ポ ッ ト 6 0 3 で ト ラ ッ ク N 中 心 6 0 5 を 常 に 走査す る た め に は 、 サ 一 ボ ' パ タ ー ン A 6 0 0 お よ び サ 一 ボ · ⁰ タ ー ン B 6 0 1 を ト ラ ッ ク に 沿 っ て 一 定 間 隔 で 形成 し て お き 、 各サ ー ボ · パ タ ー ン の 組 か ら 得 ら れ る 各 々 の 逸脱量 を 零 と す る よ う ト ラ ッ キ ン グ · サ 一 ボ （ サ ン プル · サ ー ボ ） を 構 成す る 。

図 7 は 本発 明 で用 い る 他 の ト ラ ッ キ ン グ方法 の 他 の 例 を 説 明 す る 図 で あ り 、 基板上 の 垂直 磁 気記録膜 を 漏 洩磁束再 生側 か ら 見 た 場合 の 模 式 図 で あ る 。 図 中 黒 色 で 表 さ れ た 部 分 は 紙 面上 向 き 、 白 色 で表 さ れ た 部 分 は 紙 面下 向 き に 磁ィ匕 し て い る も の と す る 。 垂 直磁気記録膜 上 に 反転磁 区 を 形 成 す る た め に は 図 5 で 説 明 し た 基 板 の 凹 凸 構造 等 を 用 い る 。 す な わ ち グル ー プ 7 0 4 は ラ ン ド 7 0 5 の 両 端 に ト ラ ッ ク に 沿 っ て ラ ン ド 7 0 5 面 に 比 べ て 低 く 形 成 さ れ て い る 。 ト ラ ッ ク 中 心 は ラ ン ド 7 0 5 中 心 と 一致 し て お り 、 情 報 は ラ ン ド 7 0 5 に 記録 さ れ る 。 ま た グ ル ー プ 7 0 4 の 磁 化方 向 と ラ ン ド 7 0 5 の 消 去磁化方 向 は 逆 向 き と な っ て い る 。 さ ら に ラ ン ド 7 0 5 中 央部 に は ラ ン ド 7 0 5 と は 磁 化 方 向 力く 異 な り 、 ラ ン ド 7 0 5 面 に 比 べ て 低 く 形 成 さ れ て い る ァ ド レ ス ' ピ ッ ト 7 0 6 力、'存在す る 。 ア ド レ ス ' ピ ッ ト 7 0 6 は ラ ン ド 7 0 5 上 に 所 定 の 間 隔 で 形 成 さ れ て お り 、 ト ラ ッ ク 番 号 ， セ ク タ 番 号 等 の 記録媒体 上 で の 物 理 的 な 位 置 を 示 す情 報 を 保持 し て い る 。 今 、 磁束検 出 手段 で あ る G iM R 素 子 7 0 0 ， 7 0 1 が 図 中 左 か ら 右 に 向 か っ て 記録膜表面 を 走査す る 。 本構成 で は ト ラ ッ ク と 直 交 し て 2 個 並列 に 配 置 さ れ た G M R 素子 7 0 0 , 7 0 1 を 用 い て 、 ラ ン ド 7 0 5 力、 ら の G M R 素子 7 0 0 ， 7 0 1 の 逸脱量 お よ び再生信号 を 検 出 す る 。 差動増 幅 器 7 0 7 は G M R 素子 7 0 0 と G M R 素 子 7 0 1 の 出 力 の 差 を 演 算 し 、 ト ラ ッ ク 逸脱 量信号 7 0 9 を 生 成す る 。 加 算器 7 0 8 は G M R 素子 7 0 0 と G M R 素子 7 0 1 の 出 力 の 和 を 演算 し 、 漏洩 磁 束再 生 信号 7 1 0 を 生 成す る 。 前 述 の 通 り G M R 素 子 7 0 0 , 7 0 1 力、 ら 得 ら れ る 再生信号 は G M R 素子 7 0 0 ， 7 0 1 の 各 々 感度 分布 と 垂直磁気記録媒体 上 の 磁束分 布 の コ ン ボ リ ユ ー シ ョ ン で あ る 。 従 っ て G M R 素子 7 0 0 , 7 0 1 の 組 の 中 心 と ラ ン ド 7 0 5 の 中 心 が一致 し て い る 場合 に は 、 G M R 素 子 7 0 0 の 出 力 と G M R 素 子 7 0 1 の 出 力 は ノく ラ ン ス し 、 ト ラ ッ ク 逸脱量信号 7 0 9 は 零 と な る 。 G M R 素 子 7 0 0 , 7 0 1 の 組 の 中 心 力 ラ ン ド 7 0 5 の 中 心 か ら 逸 脱 し た 場合 に は 、 接近 し た 側 の G M R 素 子 の 出 力 が上昇 、 逆側 の G M R 素子 の 出 力 が低下 し 、 ト ラ ッ ク 逸 脱量信号 7 0 9 が 非 零 と な っ て 逸 脱 方 向 と 逸 脱 量 を 示 す 。 漏 洩 磁 束 検 出 手 段 に よ っ て 読 み 取 ら れ た 記録磁 区 7 0 2 お よ び ァ ド レ ス · ピ ッ ト 7 0 6 か ら の 情 報 は 、 漏洩磁束 再生 信号 7 1 0 を 通 じ て 得 ら れ る 。 一方 光 ス ポ ッ ト 7 0 3 の 位 置 特 定 は 、 ラ ン ド 7 0 5 , グル ー プ 7 0 4 間 の 高 さ の 違 い に よ る 光 の 回 折 を 用 い て 行 う 。 信号 の 検 出 方 式 は プ ッ シ ュ · プル法 と し て 公知 の 技術 （ 例 え ば 1 9 8 9 年 ， ラ ジ オ 技術 社刊 「 光 デ ィ ス ク 技術 」 ， I S B N 4 — 8 4 4 3 — 0 1 9 8 - 5 の 8 6 ぺ 一 ジ 等 ） で あ り 、 こ こ で の 説 明 は 省 略 す る 。 ま た 、 ァ ド レ ス ' ピ ッ ト 7 0 6 の 読 み取 り は ア ド レ ス ' ピ ッ ト 7 0 6 に よ る 光の 干渉を 利 用 し て 、 反射光量の 大小 に よ っ て行 う 。 以 上説 明 し た 通 り 、 凹 凸 構造上 に 反転磁 区 構造 を 有す る 記録媒体 を 用 い る こ と に よ り 、 記録媒体 上 の 同 一 の 領域 か ら 光 ス ポ ッ ト あ る い は 光照 射位 置 に 関 す る 位 置情 報 お よ び 磁束検 出 器 に 関 す る 位 置情 報 を 取 得 す る こ と が で き る 。 こ れ に よ り 記録媒体 の フ ォ ー マ ツ ト 効 率 を 向 上 さ せ 、 実効 的 な 装 置 の 記憶 容量 を 拡大 さ せ る こ と が で き る 。 垂直磁気記 録膜上 に 反転磁 区 を 形成す る た め に は 図 5 で説 明 し た 基板 の 凹 凸構造等を用 い れ ば良 い。

図 8 は 本発 明 で 用 い る 漏洩磁束検 出 手 段 を 説 明 す る 図 で あ り 、 基板上 の 垂 直 磁気記録膜 を 漏 洩磁束再生 側 か ら 見 た 場合 の 模 式 図 で あ る 。 図 中 黒色 で 表 さ れ た 部分 は 紙 面上 向 き 、 白 色 で 表 さ れ た 部分 は 紙 面 下 向 き に 磁化 し て い る も の と す る 。 今 、 再 生 用 の G M R 素子 は ト ラ ッ ク N 8 0 4 上 を 走査 し て 、 記録磁 区 8 0 2 の 保 持す る 情報 を 再生 す る 。 前 述 し た 通 り 漏洩 磁束 検 出 手段 で あ る G M R 素 子 か ら 得 ら れ る 再生 信号 は 、 G M R 素子 の 感度分布 と 垂直磁気記録媒体 上 の 磁束分布 の コ ン ボ リ ュ ー シ ョ ン で あ る 。 従来 の 磁気 記 録再生 装 置 で は 、 記録磁界 の 印 加 領 域 が 略矩形 で あ り 、 形 成 さ れ る 記録磁 区 も 略矩形 と な っ て い た 。 し た が つ て こ れ を 再 生 す る G M R 素子 の 感度分布 も 直 線状 （ 記録媒体表 面 に 沿 つ た 感度分布 の 稜線 を 記録媒体 表 面 に 射影 し た 場合 に 略直 線 と な る ） で 問 題 が な 力、 つ た 。 し 力、 し 第 1 ， 2 図 を 用 い て 説 明 し た 通 り 、 本発 明 に お い て 高 密 度記録 に 有利 な 磁 界変 調 記録方 式 に よ っ て 反転磁 区 を 形 成す る と 、 反転磁 区 の 形状 は 図 8 に 示 し た 様 に 三 日 月 状 と な る 。 こ の 様 な 三 日 月 状 の 記録磁 区 8 0 2 を 従来 の 直 線 状 の 感度分布 を 有す る G M R 素子 で再生す る と 、 従来 の G M R 素 子 に よ る 再生 信 号 8 0 5 で 示 し た よ う に 隣 接 ト ラ ッ ク で あ る ト ラ ッ ク N + 1 力ヽ ら の ク ロ ス ト ー ク 量 が 比較 的 大 き い の に 対 し て 、 高 密 度 に 形 成 さ れ た 記録磁 区 8 0 2 か ら の 再生 信号振 幅 は 小 さ く な る 。 記録膜 に 照 射 さ れ る 光パ ル ス の 強度 を 大 き く す れ ば三 日 月 状 の 記録磁 区 の 曲 率 は あ る 程 度低下す る が 、 隣 接 ト ラ ッ ク に 対す る ク ロ ス · ィ レ ー ズ お よ び ト ラ ッ ク 中 央部 の 強 い 加 熱 に 伴 う 記録膜 の 劣 化 の 問 題 を 考 慮 す る と 、 実用 的 で は な い 。 一 方 、 三 日 月 状記録磁 区 8 0 2 を 本発 明 の 円 弧状 G M R 素子 8 0 1 で 再 生 し た 場 合 に は 、 円 弧状 G M R 素子 に よ る 再生 信 号 8 0 6 に 示 し た 様 に 、 G M R 素子端 部 で は G M R 素子 と 隣接 ト ラ ッ ク 上 の 記録磁 区 の 磁壁 が 略直 交す る た め ク ロ ス ト ー ク は 低減 さ れ る 。 さ ら に 素 子 中 央部 で は G M R 素子 と 再生 ト ラ ッ ク 上 の 記録磁 区 の 磁壁 が 略平 行 と な る た め 再 生 信号振 幅 は 大 き く な る 。 し 力、 し 図 4 中 に 示 し た よ う な 長 円 形状記録 マ ー ク 4 0 2 を 再 生 し た 場合 に は 、 記録 マ ー ク 先 端 （ 先 に 走査 さ れ る 部分 ） で は G M R 素 子 と 再 生 ト ラ ッ ク 上 の 記録磁 区 の 磁 壁 が 略平行 と な る た め 再生 信号振 幅 は 大 き く な る 効 果 が得 ら れ る が 、 記録 マ ー ク 後端 （ 後 で走査 さ れ る 部分 ） で は G M R 素子 と 再生 ト ラ ッ ク 上 の 記録磁 区 の 磁壁 の 平行性 が下 が る た め 再生 信号 の 分 解能 改 善 効 果 は 得 ら れ な い 。 以 上説 明 し た 通 り 、 磁界変調 記録方 式 と 本発 明 の 円 弧状 の 感度分 布 を 有す る 磁束検 出 素 子 と を 組 み 合 わ せれ ば 、 高 密度 の 記 録磁 区 反転領 域 に お い て も 信号 対雑音 比 が大 幅 に 改善 さ れ 、 高密 度化 ， 高信頼化 の 点 で極 め て有利 と な る 。

図 9 は 本発 明 に よ る 情報 記録 再生 装 置 の や や 詳細 な 構 造 例 を 示 し た 図 で あ り 、 記録媒体 お よ び ス ラ イ ダ を 断面方 向 に見 た 場 合 の 模 式 図 で あ る 。 垂 直磁気記録膜 9 0 1 は 基板 9 0 0 の 両 面 に 製膜 さ れ て い る 。 基 板 9 0 0 は ア ル ミ ニ ゥ ム 等 の 金属 板 ， 合 成樹脂 ， カ ー ボ ン 等 の 非 金属 板 等 が考 え ら れ る が 、 光源 波 長 に お け る 光 透 過 性 は 必須 で は な い 。 図 中 黒 色 で 表 さ れ た 部分 は 上 向 き 、 白 色 で 表 さ れ た 部分 は 下 向 き に 磁化 し て い る も の と す る 。 記 録媒体 表面 に は 左右方 向 に 情 報記録 ト ラ ッ ク （ 図 示せ ず ） が形 成 さ れ て お り 、 記 録 媒 体 は 情 報 記 録 ト ラ ッ ク に 沿 っ て 矢 印 で 示 さ れ る 方 向 ( 図 9 中 右 向 き ） に 走行 し て い る 。 記録媒体 の 表 面 に は 記 録手段 で あ る の S I L 9 0 5 ， 記録 コ ィ ノレ 9 0 6 お よ び 再 生 手 段 で あ る G M R 素 子 9 0 2 が積載 さ れ た ス ラ イ ダ 9 0 7 が滑走 し て い る 。 ま ず光源 （ 図 示 せず ） 力、 ら 出 射 さ れ た レ ー ザ光 9 0 4 は 偏 光 ビ ー ム · ス プ リ ッ タ 9 1 0 を 通過 し て 1 4 波 長板 9 0 9 で 円 偏 光 に 変 換 さ れ る 。 こ こ で偏 光 ビ ー ム ' ス プ リ ッ タ 9 1 0 は 、 光源 力ヽ ら の レ ー ザ光 9 0 4 の 偏 光 を 全透 過す る も の と す る 。 さ ら に 出 射光 は 対物 レ ン ズ 9 0 8 お よ び S I L 9 0 5 に よ っ て 基板 9 0 0 上 に 形 成 さ れ た 垂直磁気記録膜 9 0 1 に 円偏光の 状態で絞 り 込 ま れ、 光 ス ポ ッ ト （ 図 示 せず ） を 形成す る 。 こ こ で レ ー ザ光 9 0 4 の 強度 は 垂直 磁気 記録膜 9 0 1 上 の 記録 マ ー ク （ 反転磁 区 ， 図示せず） を破壊 し な い 程度 に 十分 に 低 い も の と す る 。 記録 コ イ ル 9 0 6 は 光 ス ポ ッ ト を 中 心 と し て 、 光 ス ポ ッ ト 位置 に 膜 面 と 垂 直 な 記録磁 界 を 発 生 で き る よ う リ ン グ状 に 配 置 さ れ て い る 。 次 に 垂 直 磁気 記録膜 9 0 1 か ら の 反射光 は S I L 9 0 5 , 対物 レ ン ズ 9 0 8 を 通 過 後 、 1 ./ 4 波 長 板 9 0 9 に よ っ て 光 源 力、 ら の レ ー ザ 光 9 0 4 と は 直 交す る 直線 偏 光 に 変換 さ れ る 。 さ ら に こ の 反射光 は 偏 光 ビ ー ム - ス プ リ ッ タ 9 1 0 に よ っ て 全 反射 さ れ 、 検 出 レ ン ズ 9 1 1 に よ っ て 光検 出 器 9 1 2 上 に 絞 り 込 ま れ る 。 従 っ て 光検 出 器 9 1 2 は 光 ス ポ ッ ト 部 分 に お け る 反射 光 強度 信号 を 出 力 す る 。 反射光強 度信号 は 増 幅 器 9 1 5 に よ っ て 適 当 な レ べ ル ま で 増 幅 さ れ た 後 に 、 ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆 動 回 路 9 1 6 に 入力 さ れ る 。 ま た 、 以 上 で 説 明 し た 光 に よ る 反射 率 検 出 と 同 時 に 、 G M R 素子 9 0 2 は 垂直 磁 気 記 録膜 9 0 1 の 表 面 を走査 し 、 磁束分 布 の 検 出 を 行 う 。 記録 マ ー ク ま た は 反転 磁 区 の 配列 を 反 映 し た G M R 素子 9 0 2 の 出 力 は 増 幅 器 9 1 7 に よ っ て 必要 な レ ベ ル ま で増 幅 さ れ た 後 に 、 ァ ク チ ュ ェ 一 タ 駆動 回 路 9 1 6 に 入力 さ れ る 。 ァ ク チ ユ エ 一 夕 駆動 回路 1 1 0 は 増 幅 器 9 1 7 か ら 受 け 取 っ た 磁束 検 出 信号 に 従 っ て 、 G M R 素 子 9 0 2 力 目 的 の 情 報 記録 ト ラ ッ ク （ 図 示せず ） を 適 切 に 走査す る よ う に V C M 9 1 4 の 駆動 を 行 う 。 V C M 9 1 4 は こ の 駆動 信号 に 従 い ジ ン バ ル ' ア ー ム 9 1 3 の 先 に 固 定 さ れ た ス ラ イ ダ 9 0 7 を 移 動 さ せ、 G M R 素子 9 0 2 を 垂直 磁気 記録膜 9 0 1 上 の 目 的 の 位 置 に 位 置づ け る 。 レ ン ズ · ァ ク チ ユ エ 一 タ 9 0 3 は 基部 力く ス ラ イ ダ 9 0 7 上 に 固 定 さ れ 、 目 的 の 情 報 記録 ト ラ ッ ク の 中 心位 置 を 光 ス ポ ッ 卜 が適 切 な サ イ ズ で 走査 す る よ う 、 光 ス ポ ッ ト と G M R 素 子 9 0 2 間 の 相 対位 置 関 係 を 制 御 す る 。 す な わ ち 光 ス ポ ッ 卜 の サ イ ズ に 関 し て は 、 対 物 レ ン ズ 9 0 8 を 図 9 中 上下方 向 に 移 動 さ せ 、 対物 レ ン ズ 9 0 8 の 焦 点 位置 を垂直 磁気記録膜 9 0 1 に 一致す る よ う に 制 御 を 行 う 。 ま た 光 ス ポ ッ 卜 と G M R 素子 9 0 2 間 の 相 対位 置 関 係 に 関 し て は 、 对物 レ ン ズ 9 0 8 を 図 9 中 紙 面 の 前後 方 向 に 移 動 さ せ、 光 ス ポ ッ ト に よ る 走査 ト ラ ッ ク と 垂 直 磁気記録膜 9 0 1 に よ る 走査 ト ラ ッ ク がー致す る よ う に 制 御 を 行 う 。 ス ラ イ ダ 9 0 7 上 に お け る 記録再生 手 段 の 配 置 順序 は 、 記録媒 体の 走行 順 に 情 報 記録手段 で あ る S I L 9 0 5 , 記録 コ ィ ル 9 0 6 の 組 ， 再生 手 段 で あ る G M R 素 子 9 0 2 と な っ て お り 、 記録動作時 に 、 記録媒体の 回転待 ち をす る こ と な く 、 記録 さ れ た 情報 を 直 ち に 再生 し て 確 認 （ ベ リ フ ァ イ ） す る こ と がで き る 。

本構成 で は 各 々 の 垂直 磁気記録膜 9 0 1 に 関 し て 基板 9 0 0 と 反対側 に 記録再生手段 が配 置 さ れ て お り 、 従来技術 と は 異 な り 、 基 板 の 片 側 の み か ら 情 報 の 記録再生 を行 う こ と が可 能 で あ る 。 こ の た め 基板 9 0 0 の 両 面 で 情 報 を 保持 す る こ と が 可能 と な り 、 装 置 サ イ ズ の 点 で 極 め て 有利 と な る 。 ま た 基 板 9 0 0 は レ ー ザ光 9 0 4 に 対 し て の 透 過性 を 有す る 必要 が な く な り 、 従来 の ガ ラ ス 基板 や プ ラ ス テ ィ ッ ク 基板 に 替 わ り 、 金属 基板 や カ ー ボ ン 基板 等 を 利 用 す る こ と が で き る 。 こ の た め 機械特 性 ， コ ス ト に 関 し て 有利 な 基 板材料を選択で き る 利点 も 併せて有す る 。

図 1 0 は 図 9 に お け る ス ラ イ ダ 9 0 7 の 浮 上量 と 記録光 学系 の エ ネ ルギ ー 伝達 効 率 ， 再生信号 出 力 お よ び記録磁界 印 加 効 率 の 関 係 を 示 し た 図 で あ る 。 記 録媒体 に は ガ ラ ス 製 の 基板 9 0 0 上 に R F ス ノ、。 ッ タ 法 で 製膜 し た 厚 さ 4 0 n m の T b F e C o ア モ ル フ ァ ス 垂直磁気記録膜 を 用 い 、 さ ら に 表 面 に は 厚 さ 1 0 n m の S i N に よ る 保護 層 を 設 け た 。 記録光 学系 に は 光源 波 長 6 5 δ n m 、 対物 レ ン ズ 9 0 8 の A C N u m e r i c a l A p e r t u r e ) は 0 . 6 、 S I L 9 0 5 に は 屈 折 率 1 . 5 の 半球形 の も の を 用 い た 。 ま ず初 め に 線速 度 5 m / s で 0 . 2 ;/ m 周 期 （ 0 . 1 m 長 ） の 記録 マ ー ク を 磁界 変 調 記録方 式 に よ っ て 記録 し た 。 光 源 で の 光 ノ、。 ノレ ス の パ ワ ー は 1 8 m W 、 デ ュ ー テ ィ 比 は 3 3 % で あ っ た 。 記録磁界 は ± 2 0 O O e と し た 。 引 き 続 き 、 ス ラ イ ダ の 浮 上量 を 変 化 さ せ な 力 ら 、 G M R 素子 9 0 2 の 再生 信号 出 力 振 幅 お よ び S I L 9 0 5 を 介 し て 垂 直 磁気記 録膜 9 0 1 に 到 達 す る エ ネ ル ギ ー の 伝達率 を 測定 し た 。 再 生信 号 出 力 は ス ラ イ ダ 浮 上 量 3 0 n m 時 の 出 力 を 基準 と し た 。 エ ネ ルギ ー 伝 達効 率 は 対物 レ ン ズ 通過後 の エ ネ ルギ ー と 記 録 膜 面 に 到 達 し て 記 録 マ ー ク 形 成 に 使 わ れ た エ ネ ノレ ギ 一 の 比 を 示す 。 浮上量 の 測 定 は ス ラ イ ダ後 端 の G M R 素 子 9 0 2 の 位 置 で S i N 保 護膜 の 表 面 か ら 行 っ た 。 S I L 9 0 5 は ス ラ イ ダ の ほ ぼ 中 央 に 配 置 し た 。 ス ラ イ ダ の 前端 と 後端で の 浮上量 の 比 は ほ ぼ 2 ： 1 で あ っ た 。

浮 上量 を 上昇 さ せて い く と G M R 素 子 の 再生信号 出 力 は 徐 々 に 低 下 し 、 浮 上 量 4 0 n m 以 上 で は 所 望 の エ ラ ー · レ ー ト を 満足す る 大 き さ の 再生信号 出 力 が得 ら れな か っ た 。 エ ネ ル ギ ー 伝達効 率 も 浮 上量 の 上昇 と と も に 減少 し 、 十分 な 再 生 信 号 出 力 が得 ら れ る 幅 の 記録 マ ー ク を 形 成す る た め に 必要 な 記録ノ、 ° ヮ 一 が上昇 し た 。 浮 上 量 8 5 n m 以 上 で は 光源 に 用 い た 半導体 レ ー ザ の 定格 で あ る 3 O m W を 上 回 つ て し ま っ た た め 、 記録 動作 が不 可 能 と な っ た 。 ま た 記録磁 界 印 加 効率 は 、 実 験 の 範 囲 内 で は 変 化 が見 ら れ な か っ た 。 一般 的 に 従来 の 磁 界変 調 記 録方 式 に 用 い る 記録 コ イ ル を 搭 載 し た ス ラ イ ダ は 、 記録媒体 と の ク ラ ッ シ ュ を 回 避す る た め に 、 数 // m 以 上 の 浮 上量 を 確 保 し て い る 。 次 に 記録媒体 の 走行方 向 を 逆 転 さ せ 、 同 様 に 浮 上 量 を 変化 さ せ な が ら 記 録光 学 系 の エ ネ ル ギ ー 伝達 効率 ， 再 生 信号 出 力 お よ び 記録 磁界 印 加 効 率 の 関 係 を 測 定 し た 。 正 常 な 記録再生 動作 が期 待 さ れ る G M R 素子 の 浮 上量 が 4 0 n m 以 下 の 状態 に し ょ う と し た と こ ろ 、 ス ラ イ ダ後 端 が記 録膜表 面 に 接触 し 、 浮 上が不安 定 と な っ て 正常 な 再 生 が で き な か っ た 。 記録磁界 印 加 効率 に 関 し て は 浮 上量 と の 相 関 は 認 め ら れ ず 、 常 に 1 0 0 % で あ っ た 。

以 上 を 総合す る と S I L お よ び G M R 素子 を 積載 し た ス ラ イ ダ で 安 定 し た 記録再生 動 作 を行 う た め に は 、 記録媒体 の 走行 方 向 に 関 し て 前方 に S I L を 、 後 端 に G M R 素子 を 配置 し 、 ス ラ イ ダ の 浮 上量 は 4 0 n m 以 下 で あ る こ と が必 要 で あ っ た 。 こ れ に よ り 浮 上量 の 許 容 範 囲 が よ り 広 い S I L を G M R 素子 に 比 べ て 前方 に 配 置す る こ と に よ り 、 ス ラ イ ダ浮 上量 の 許 容範 囲 が広 が り 、 装 置 の 安定動 作 マ ー ジ ン が拡大 さ れ る 効果を有す る 。

本発 明 に よ れ ば 、 基体表 面 に 製膜 さ れ た 垂直 磁気記録膜 上の 反転磁 区 に よ っ て 情 報 を 保 持す る 記録媒体 を 用 い た 情 報記録再生 装 置 に お い て 、 基体 の 片 側 か ら 記録 お よ び再生 動作 を行 う こ と が 可 能 と な る 。 こ の こ と に よ り 基体 の 材 質 に 関 す る 自 由 度 が高 ま り 、 薄 く 機械特性 に 優れ安価 な 基体 を 用 い る こ と が可 能 と な る 。 さ ら に 記録手段 お よ び再生手 段 を 記録 媒体 上 の 任 意位 置 に 位 置づ け る 手段 を 共用 す る こ と が 可 能 と な る 。 ま た エ ネ ル ギ ー の 収 束経路 が基体 を 介 さ な い た め 、 基体 の 厚 さ 誤差 の 問 題 が解 決 さ れ 、 同 時 に 基体 と 光軸 の な す 角 度 の 誤差 に 関 し て の 許 容 範 囲 が広 が る 。 以 上 に よ り 情 報記録 再生 装 置 の 高 信頼 化 が 図 ら れ 、 大容 量 の 情報記録再生装 置 を 小 型 か つ 安価 に 提供す る こ と が で き る よ う に な る 。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 垂直 磁気記録膜上 の 反転磁 区 に よ っ て 情 報 を 保 持す る 記録媒体を用 い た 情報記録再生装置 に お い て 、

該 記録 媒体 に 電磁エ ネ ル ギ ー 又 は 光 を 前記記録媒体上 に 照射す る 照射手段 と 、

前記記 録媒体 に 関 し て 前記 照射手 段 と 同 じ 側 に 位 置 し 、 前記記録媒体か ら の 漏洩磁束を検 出 す る 磁束検 出 手段 と 、 を有す る こ と を特徴 と す る 情報記録再生装置。

2 . 上記照射手段 の 少 な く と も 一 部 及 び上記磁束検 出 手段 を搭載 し 前記記録媒体表 面 を 走査す る ス ラ イ ダ を さ ら に 有 す る こ と を特徴 と す る 請求項 1 に 記載の 情報記録再生装置。

3 . 上記 ス ラ イ ダ の 上記照射手 段 の 少 な く と も 一部 は 、 走 査す る 方 向 に 対 し て 上記磁束検 出 手 段 よ り も 前 に 配 置 さ れ て い る こ と を 特徴 と す る 請 求項 2 に 記載 の 情報記録再生装 置。

4 . 上記 ス ラ イ ダ の 上記記録媒体 に 対す る 浮 上量 は 、 走査 す る 方 向 に 対 し て 前 側 の 浮 上量 が後 側 の 浮 上量 よ り も 大 き い こ と を特徴 と す る 請求項 3 に 記載 の 情報記録再生装置。

5 . 上記 ス ラ イ ダ は 上記照射手段 の 少 な く と も 一部 と し て

5 I L を 搭載す る こ と を 特徴 と す る 請 求項 2 乃 至 4 の い ず れか に記載の 情報記録再生装置。

6 . 上記 ス ラ イ ダ は 、 上記照射手段 の 少 な く と も 一部 と し て の 対物 レ ン ズ を 搭載す る こ と を 特 徴 と す る 請 求 項 2 乃 至 5 の いずれか に 記載の 情報記録再生装置。

7 . 上記 ス ラ イ ダ は 上記照 射手 段 の 少 な く と も 一 部 と し て 光 フ ァ イ ノ < を 搭載す る こ と を 特徴 と す る 請 求項 2 乃 至 4 の いずれ か に 記載の 情報記録再生装置。

8 . 上 記 ス ラ イ ダ は 、 上記 対物 レ ン ズ の 位 置 を 調 節す る レ ン ズ ァ ク チ ユ エ 一 夕 を 搭載す る こ と を 特徴 と す る 請求項 6 に 記載 の 情報記録再生装置。

9 . 上 記 ス ラ イ ダ は 、 上 記 記 録 媒 体 上 の 上 記 電 磁 エ ネ ル ギ ー 又 は 光 の ス ポ ッ ト 位置 と 上記磁束 検 出 手段 と の 相 対位 置 関 係 を 調 節す る ァ ク チ ユ エ 一 タ を 搭載す る こ と を 特徴 と す る 請求項 2 乃至 8 の いずれ か に 記載の 情報記録再生装置。

1 0 . 上 記 記 録 媒 体 上 の 上 記 電 磁 エ ネ ル ギ ー 又 は 光 の ス ポ ッ ト 位 置 に 記録磁界 を 印 加 す る 記録磁 界 印 加 手段 を 有す る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 乃 至 9 の い ずれ か に 記載 の 情 報記録再生装置。

1 1 . 上記磁束検 出 手段 の 検 出 結果 か ら 前 記記録媒体上 に 記録 さ れ た 情 報 を 復 元す る 情 報復 元手段 を さ ら に 有す る こ と を 特 徴 と す る 請 求項 1 乃 至 1 0 の い ずれ か に 記載 の 情報 記録再生装置。

1 2 . 垂直磁気 記録膜 に 情 報 を 保持 す る 記 録媒体 を 用 い た 情報記録再生装置 に お い て 、

該記録媒体 に光を前記記録媒体上 に照射す る 照射手段 と 、 前記記録媒体か ら の 反射光を 検 出 す る 検 出 手段 と 、 前記記録媒体か ら の 漏洩磁束を検 出 す る 磁束検 出手段 と 、 光源か ら 前記記録媒体への 透過率 が 1 0 0 % で あ っ て 、 反射率が 0 % で あ る 偏光 ビ ー ム ス プ リ ッ タ と 、

を有す る こ と を特徴 と す る 情報記録再生装置。

1 3 . 記録媒体 に 光を照射す る こ と に よ り 情報記録を行 い 、 該記録媒体 か ら の 漏洩磁束 を 検 出 し て 情報再生 を 行 う 情報 記録再生装置 に お い て 、

上記記録媒体 の 表 面 に 設 け ら れ た 凹 凸 構造部分 か ら の 反射 光 に よ り 光照射位置 を制御す る 光照射位置制御手段 と 、

該 凹 凸 構造部分 に お け る 漏洩磁 束 を 検 出 し て 磁束検 出 の 位置を制御す る 磁束検 出 位置制御手段 と

を有す る こ と を特徴 と す る 情報記録再生装置。

1 4 . 磁界変調 方式 の 熱磁気 又 は 光磁気 記録 を 行 う 情 報記 録再生装置 に お い て 、

記録媒体 表面 に 沿 っ た 磁束検 出 感度分布 が 略 円 弧状 で あ る 磁 束検 出 手段 を 有す る こ と を 特徴 と す る 情報 記録再生装 置。

1 5 . 基体表面 に 製膜 さ れ た 垂 直 磁気 記録膜上 の 反転磁 区 に よ つ て 情報 を 保持す る 記録媒体 を 用 い た 情報 記録再 生装 置 に お い て 、

該記録媒体 に 照射す る た め の エ ネ ル ギ ー を 発 生 す る 手 段 と 、

該 エ ネ ルギ ー を 前 記記録媒体上 に 収 束 さ せ て 照 射す る 手 段 と 、

前 記 収束手段 に よ る エ ネ ル ギ ー 照 射位 置 を 特定す る 手段 と 、

前記記録媒体 に 関 し て 前 記収 束 手段 と 同 じ 側 に 位 置 し 、 前記記録媒体か ら の 漏洩磁束を検 出 す る 手段 と 、

該磁束検 出 手段 に よ る 磁束検 出 位置 を特定す る 手段 と 、 前 記収束手段 お よ び前記磁束検 出 手段 を 前記記録媒体 上 の 任意位置 に 位置づ け る 手段 と 、

前 記 エ ネ ル ギ ー 照 射位 置 と 該磁束 検 出 手段 と の 相 対位 置 関係 を制 御す る 手段 と 、

前記磁束検 出 手段 の 検 出 結果 か ら 前記記録媒体 上 に 記 録 さ れ た情報を復元す る 手段 と

を有す る こ と を特徴 と す る 情報記録再生装置。

1 6 . 基体表 面 に 製 膜 さ れ た 垂 直 磁 気 記 録膜上 の 反転磁 区 に よ つ て 情報 を 保持 す る 記録媒体 を 用 い た 情 報 記 録再 生 装

¾ 、 、

該記録媒体 に 照射す る た め の エ ネ ルギ ー を 発生 す る 手 段 と 、

該 エ ネ ルギ ー を 前記記録媒体 上 に 収束 さ せ て 照 射す る 手 段 と 、

前 記収 束 手段 に よ る エ ネ ル ギ ー 照射 位 置 を 特 定 す る 手 段 と 、

前記記録媒体か ら の 漏洩磁束を検 出 す る 手段 と 、 該磁束検 出 手段 に よ る 磁束検 出 位置 を特定す る 手段 と 、 前 記収束手段 と 前 記磁 束 検 出 手段 を 積載 し 前 記記録媒体 表面を走査す る ス ラ イ ダ と 、

該 ス ラ イ ダ を 前記記録媒体上 の 任 意位 置 に 位 置 づ け る 手 段 と 、

前 記磁 束検 出 手 段 の 検 出 結果 か ら 前記 記 録媒体 上 に 記 録 さ れ た 情報を復元す る 手段 と

を有す る こ と を特徴 と す る 情報記録再生装置。

1 7 . 前 記 ス ラ イ ダ を 前記記録 媒体 上 の 任意位 置 に 位 置づ け る 手 段 が 、 前 記磁 束検 出 位 置 の 特 定 手段 に よ る 位 置情 報 を 参照 し て 動作す る 手段 で あ る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1

6 に記載の 情報記録再生装置。

1 8 . 前 記 エ ネ ル ギ ー 照射位 置 の 特 定 手段 に よ る 位 置情 報 を 参照 し て 前記 磁 束検 出 手 段 と 前 記 収 束手 段 の 相 対位置 関 係 を 制 御す る 手 段 を 有す る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 6 又 は 1 7 に記載の 情報記録再生装置。

1 9 . 前記 ス ラ イ ダ 上 に お い て 、 前 記 エ ネ ルギ ー 照射位 置 が前記磁束検 出 手 段 よ り も 前記記録 媒体 の 走行方 向 に 関 し て 前方 に 位 置す る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 6 〜 1 8 に 記 載 の情報記録再生装置。

2 0 . 前記 ス ラ イ ダ上 に 前記エ ネ ル ギ ー 収束位 置 に 磁界 を 印 加 す る 手段 を 有す る こ と を 特 徴 と す る 請 求項 1 6 〜 1 9 に記載の 情報記録再生装置。

2 1 . 前記記録 媒体 表 面 か ら 前記 ス ラ イ ダ表 面 ま で の 最短 距離 が 4 0 n m 以 下 で あ る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 6 〜 2 0 に 記載の 情報記録再生装置。

2 2 . 前記収束 手段 と し て S I L ( S o 1 i d I m m e r s i o n L e n s ) を 用 い る こ と を 特 徴 と す る 請 求項 1 5 〜 2 1 に記載 の 情報記録再生装置。

2 3 . 前 記 収束 手段 と し て 光 フ ァ イ バ を 用 い る こ と を 特徵 と す る 請求項 1 〜 8 に 記載の 情報記録再生装置。

2 4 . 前記基体 と し て 表面 に 凹 凸構造 を有す る 基体を用 い 、 前 記 エ ネ ル ギ ー 照 射 位 置 の 特 定 手 段 は 該 凹 凸 構造 部分 に お け る 前 記 エ ネ ル ギ ー 強度 検 出 手段 の 検 出 結 果 を 参 照 し て 前記エネ ルギー照射位置を特定す る 手段で あ り 、

前 記磁 束検 出 位 置 の 特定 手段 は 該 凹 凸 構造部 分 に お け る 前記磁束 検 出 手段 の 検 出 結果 を 参照 し て 前記磁束検 出 位 置 を特定す る 手段で あ る こ と

を特徴 と す る 請求項 1 5 〜 2 3 に 記載の 情報記録再生装置。

2 5 . 前 記基体表 面 で 相 対 的 に 凹 で あ る 構造 に よ っ て 製 造 時 に 予 め 情報 を 固 定 し た 記 録媒体 を 用 い る こ と を 特徴 と す る 請求項 2 4 に 記載の 情報記録再生装置。

2 6 . 前記基体表 面 で 相 対 的 に 凸 で あ る 構造 部分 に 前記記 録す べ き 情報 を 記録す る こ と を 特徴 と す る 請 求項 2 4 又 は 2 5 に記載の 情報記録再生装置。

2 7 . 前 記記録媒体上 に 照 射 さ れ る エ ネ ルギ ー が 略 円 偏 光 状態 で あ る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 5 〜 2 6 に 記載 の 情 報記録再生装置。

2 8 . 前 記記録媒体表 面 に 沿 っ た 磁 束 検 出 感度 分 布 が 略 円 弧状 で あ る 前記磁束検 出 手段 を 用 い る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 5 〜 2 7 に 記載 の情報記録再生装置。

2 9 . 直 流帯域か ら 感度 を 有す る 前 記磁 束検 出 手 段 を 用 い る こ と を 特徴 と す る 請 求項 1 5 ~ 2 8 に 記載 の 情 報記録再 生装置。

3 0 . 直 流帯域 か ら 感度 を 有す る 少 な く と も 2 個 以 上 の 前 記磁束検 出 手段 と 、

前記各磁束検 出 手段 の 検 出 結果 を 演算す る 手段

を 有 す る こ と を 特 徴 と す る 請 求項 1 5 〜 2 9 に 記載 の 情報 記録再生装置。