JPH1021598A - 光磁気記録媒体及びその記録再生装置 - Google Patents

光磁気記録媒体及びその記録再生装置

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JPH1021598A
JPH1021598A JP17263496A JP17263496A JPH1021598A JP H1021598 A JPH1021598 A JP H1021598A JP 17263496 A JP17263496 A JP 17263496A JP 17263496 A JP17263496 A JP 17263496A JP H1021598 A JPH1021598 A JP H1021598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度記録された情報を光磁気再生及び磁気
再生の両方が可能な光磁気記録媒体を提供する。 【解決手段】 基板11の表面にSiNからなる下地層
12、光磁気層2,CoCrTaからなる磁気再生層3
及びSiNからなる保護層13が順に積層されている。
光磁気層2は、下地層12側からGdFeCoからなる
再生層21,GdFeからなる中間層22及びTbFe
Coからなる記録層23を積層して構成されている。本
媒体1の基板11側から情報を光磁気記録し、記録され
た情報は磁気再生層3側から磁気再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体に
光磁気記録された情報を、漏洩磁束の検出により再生可
能な光磁気ディスク、光磁気テープ、光磁気カード等の
光磁気記録媒体及びその記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体は、大容量の情報が記録
できる可換媒体としてメルチメディアの必要性を満たす
記録媒体であり、例えば3.5インチ光磁気ディスクは
640MB程度の記録容量を有している。光磁気ディス
クは光ビームを用いて情報を記録するので、媒体上に円
形のドメインを形成できるという特徴がある。光磁気デ
ィスクに短波長レーザ光を照射することにより、記録マ
ーク間隔を詰めて高密度記録を行なうことができるが、
光学限界のために、高密度記録された記録マークを再生
することができない。これを解決する磁気超解像再生方
式(MSR再生方式)が提案されており、この方式では
ビームスポット内の一記録マークを再生しているときに
他の記録マークをマスクすることにより、再生分解能を
高めている。MSR再生により、3.5インチのディス
クで5GB程度の記憶容量を実現することができる。
【0003】しかしながら、光磁気記録媒体に記録され
た情報を再生する際には、光ビームを照射して記録再生
層を高温にする必要があり、長期間の使用により光磁気
記録媒体が消耗し易くなるという難点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、磁気記録媒体に
おいては、情報の記録時には磁気ヘッドから生じる磁界
により情報が磁気的に記録され、再生時には磁気ヘッド
により記録領域の漏洩磁束が検出され、これを再生信号
として出力する。磁気記録媒体は、この漏洩磁束が微弱
な場合であっても大きな再生信号が得られので再生性能
が高く、これにより大きな記憶容量を有することが可能
となっている。しかしながら、磁気記録媒体に形成され
るドメインは、磁区幅がディスクの半径方向に長いの
で、記録密度に限界が生じるという問題があった。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、光磁気記録の微小記録マーク形成技術と磁気
再生の高再生出力技術とを組合わせ、高密度に記録され
た情報を効率良く、安定して再生できる光磁気記録媒体
及びその記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る光磁気記
録媒体は、光ビームの照射により、情報が磁気的に記録
される第1磁性層を基板上に備える光磁気記録媒体にお
いて、磁気的に記録された情報が漏洩磁束の検出により
再生され得る第2磁性層を前記第1磁性層上に備えるこ
とを特徴とする。
【0007】従って、光磁気記録方式により第1磁性層
に高密度で情報を記録すると、記録マークの磁化方向が
第2磁性層に転写され、第2磁性層の記録マークを第2
磁性層側から磁気再生することができる。磁気再生は高
パワーのビーム光を照射する必要がなく、再生磁界も印
加しないので、媒体劣化を生じることがない。また、第
1磁性層側から光磁気再生を行なうこともできる。
【0008】第2発明に係る光磁気記録媒体は、第1発
明において、前記第1磁性層は、前記基板と前記第2磁
性層との間に磁気的に結合した再生層,中間層及び記録
層を備え、前記基板側に前記再生層を、前記第2磁性層
側に前記記録層を積層してあることを特徴とする。
【0009】従って、第1磁性層を磁気超解像再生が可
能な複数層の積層構造にすることにより、第1磁性層側
から磁気超解像再生を行ない、第2磁性層側から磁気再
生を行なうことができる。
【0010】第3発明に係る光磁気記録媒体は、第1発
明において、前記第2磁性層は、前記第1磁性層よりも
低いキュリー温度を有することを特徴とする。
【0011】従って、第2磁性層のキュリー温度が第1
磁性層よりも低いので、第1磁性層の磁化方向を決定す
るビーム光パワーが、第2磁性層による影響を受けな
い。これにより、記録又は消去の際に通常のビーム光パ
ワーを用いることができる。
【0012】第4発明に係る光磁気記録媒体の記録再生
装置は、情報を記録すべき光磁気記録媒体に照射するビ
ーム光の出射源を有する光磁気記録ヘッドと、情報が記
録された光磁気記録媒体の漏洩磁束を検出し、これに基
づいて再生信号を出力する磁気再生ヘッドとを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】従って、この装置に光磁気記録媒体を装着
し、光磁気記録ヘッドを用いて第1磁性層に情報を記録
し、磁気再生ヘッドを用いて、第2磁性層に転写された
情報を再生する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の
光磁気記録媒体(以下本媒体という)1の構成を示す図
である。図中11は、トラックピッチ1μmを有するポ
リカーボネイト製の基板であり、基板11の表面にSi
Nからなる下地層12が積層されている。下地層12の
表面には、光磁気層2,CoCrTaからなる磁気再生
層3及びSiNからなる保護層13が順に積層されてい
る。光磁気層2は、下地層12側からGdFeCoから
なる再生層21,GdFeからなる中間層22及びTb
FeCoからなる記録層23を積層して構成されてい
る。
【0015】以上の如き構成の本媒体を形成する手順を
以下に説明する。まず、基板11をスパッタ装置に搬入
する。スパッタ法にて以下の条件で基板11の表面に膜
厚60nmの下地層(SiN)12を形成する。 スパッタガス: アルゴン,窒素ガス ガス圧: 0.3Pa 投入電力: 0.8kW
【0016】次に、以下の条件にて、下地層12の表面
に膜厚40nmの再生層(GdFeCo)21を形成
し、続いて再生層21の表面に膜厚40nmの中間層
(GdFe)22を、中間層22の表面に膜厚40nm
の記録層(TbFeCo)23を、同条件にて形成す
る。 スパッタガス: アルゴン ガス圧: 1.0Pa 投入電力: 1.0kW
【0017】続いて、記録層23の表面に、膜厚30n
mの磁気再生層(CoCrTa)3を以下の条件で形成
する。 スパッタガス: アルゴン ガス圧: 1.0Pa 投入電力: 1.0kW
【0018】さらに続いて、磁気再生層3の表面に、膜
厚40nmの保護層(SiN)13を以下の条件にて形
成する。 スパッタガス: アルゴン,窒素ガス ガス圧: 0.3Pa 投入電力: 0.8kW なお、CoCrTaからなる磁気再生層3の、TbFe
Coからなる記録層23の表面への積層は、なんら問題
なく行なわれた。また本実施の形態では、再生層21,
中間層22及び記録層23で構成される光磁気層2とし
て、特開平7−244877号公報にて開示したものを用いて
いるが、これに限るものではなく、磁気超解像再生が可
能な磁性層であれば適用可能である。
【0019】本媒体1の磁気再生層3は、光磁気層2の
記録層23よりも低いキュリー温度を有している。本媒
体1では、記録層23の磁化方向を決定するビーム光パ
ワーは、記録層23のみでなく磁気再生層3にも影響さ
れる。即ち、磁気再生層3のキュリー温度が記録層23
よりも高い場合には、記録層23の磁化の反転温度は磁
気再生層3のキュリー温度によって決定されるので、通
常のビーム光パワーでは強度不足となる。従って、磁気
再生層3が記録層23よりも低いキュリー温度を有する
ことにより、通常のビーム光パワーを用いることができ
る。また、消去の際のビーム光パワーについても同様で
ある。さらに本媒体1は、従来の光磁気記録媒体よりも
層数が多い。このために、媒体の熱容量が増大して記
録,消去に必要なビーム光パワーが高くなるが、磁気再
生層3のキュリー温度を記録層23よりも低くすること
により、従来と同じ光ビームパワーを用いることができ
る。本媒体1の磁気再生層3は具体的には、キュリー温
度が250℃程度のCo78Cr17Ta5 又はCo80Cr
17Ta3 を用い、記録層23にはキュリー温度が350
℃程度のTbFeCoを用いている。
【0020】図2は、本媒体に情報を記録し、記録され
た情報を再生する装置の構成図である。図中1は、上述
した如く光磁気層2と磁気再生層3とを積層した本媒体
であり、図1に示した基板11,下地層12及び保護層
13は省略して示している。本媒体1の光磁気層2側に
は光磁気ヘッド部4が配されており、図では光ビームが
照射された場合の光路も共に示している。光磁気ヘッド
部4の構成を以下に説明する。図中41は480nmの
光ビームを出射するレーザダイオードである。レーザダ
イオード41の出射側には光ビームを平行光にするコリ
メータレンズ42、光ビームを透過又は反射するビーム
スプリッタ43、アクチュエータ(図示せず)にて位置
制御される対物レンズ44がこの順に配置されている。
【0021】ビームスプリッタ43の反射側には、光ビ
ームの偏向面を回転させる1/2波長板45、入射光ビ
ームを水平成分,垂直成分に分離する偏光ビームスプリ
ッタ46が、この順に配置されている。偏光ビームスプ
リッタ46の出力側には、水平成分,垂直成分の出力光
を夫々集光する集光レンズ47,49が配され、それら
の出力側には光検出器48,50が夫々設けられてい
る。光検出器48,50には、これらの検出信号の差を
求めてこれを増幅する増幅器51が接続されており、増
幅器51からの信号はスイッチ部の切換え端子65に出
力されるようになっている。
【0022】一方、本媒体1を挟んで光磁気ヘッド部4
の反対側には、磁気ヘッド部6が構成されている。磁気
ヘッド部6が備える磁気再生ヘッド61は、本媒体1の
磁気再生層3側に近接して配されており、該磁気再生ヘ
ッド61にて検出された、磁化方向に対応する電気信号
が増幅回路62へ入力され、増幅される。増幅された信
号は積分回路63に入力されて波形整形され、スイッチ
部の切換え端子66に出力される。切換え端子65,6
6に出力された信号の何れかは、スイッチ部の共通端子
67の切換えにより復調回路64に入力され、復調され
てディジタル信号として出力される。
【0023】以上の如く構成された記録再生装置を用い
て、本媒体1に情報を記録する場合は、レーザダイオー
ド41から出射されたビーム光が、コリメータレンズ4
2にて平行光にされた後、ビームスプリッタ43を透過
して対物レンズ44を介し、光磁気層2の記録層23に
集光される。記録層23へのビーム光の照射に応じて、
記録方向又は消去方向の磁化の向きを有する記録マーク
が形成される。
【0024】図3は、情報が記録された本媒体1を磁気
再生する場合の磁化状態の説明図である。記録層23に
形成された記録マークの磁化方向は、交換結合力により
磁気再生層3に転写されている。図2に示すように、磁
気再生ヘッド61が磁気再生層3の漏洩磁束を検出し、
磁化方向の変化に対応する電気信号として増幅回路62
に出力される。共通端子67は切換え端子66側に接続
され、電気信号は増幅回路62,積分回路63を経て復
調回路64に入力され、記録マークの再生信号が出力さ
れる。
【0025】また、本媒体1を光磁気ヘッド部4を用い
てMSR再生することもできる。図2に示すように、レ
ーザダイオード41からのビーム光を本媒体1に照射
し、この照射領域に再生磁界を印加する。レーザダイオ
ード41から出射された再生光は、対物レンズ44を介
して再生層21で集光される。再生層21からの反射光
は、ビームスプリッタ43にて反射され、1/2波長板
45で反射光ビームの偏向面を回転させる。この出力光
は、偏光ビームスプリッタ46にて水平成分,垂直成分
に分離され、夫々が光検出器48,50にて電気信号に
変換される。光検出器48,50からの電気信号が増幅
器51にて差分されて、再生層21の磁化の向きに応じ
て反転する光磁気再生信号が得られる。共通端子64が
切換え端子65側に接続され、増幅器51の出力が復調
回路64に入力され、記録マークの再生信号が出力され
る。
【0026】図4は、情報が記録された本媒体1をMS
R再生する場合の磁化状態の説明図である。ビームスポ
ット内には低温領域,中間温度領域及び高温領域が媒体
の回転方向後方側から順に形成されている。低温領域及
び高温領域は記録層23の記録マークが転写されず、マ
スク領域になっており、中間温度領域に転写された記録
マークを再生することができる。このように、本媒体1
は基板11側から情報の光磁気記録が行なわれ、磁気再
生層3側から情報の磁気再生が行なわれる。また基板1
1側から光磁気再生を行なうこともできる。
【0027】以上の如き構成の記録再生装置を用い、本
媒体1に記録された情報の磁気再生を行い、記録マーク
長に対するSNRの変化を調べた。比較のために、従来
のMSR再生でのSNRを測定した。このとき再生磁界
は250エルステッドとし、記録ビーム光パワー及び再
生ビーム光パワーは、各記録マーク長で最適な値に設定
した。図5はその結果を示したグラフである。縦軸はS
NR(dB)を示し、横軸は記録マーク長(μm)を示
している。グラフ中、‘○−○’は磁気再生の結果を、
‘×−×’は光磁気再生の結果を示している。
【0028】グラフに示すように、磁気再生を行なった
場合は、マーク長が0.2μmで19dB以上のSNR
が得られている。これに対して光磁気再生では、0.2
5μmのマーク長で18dBを超えておらず、0.25
μmより小さな記録マーク長ではSNRが急激に低下し
て再生能が低いことが予測される。このことから、光磁
気記録された情報を磁気再生することにより、短い記録
マークを高い再生能で再生できることが判る。
【0029】また、本媒体1の再生安定性について調べ
た。マーク長0.3μmの記録マークについて繰り返し
再生を行い、このときのSNRの低下を磁気再生と光磁
気再生の場合とで比較した。トラッキング用に0.5m
Wのレーザ光を照射して磁気再生を行なった結果、20
0万回以上の繰り返し再生においてもSNRの低下は見
られなかった。これに対して、2.8mWのレーザ光を
照射して光磁気再生を行なった場合は、10万回以上の
繰り返し再生ではSNRの低下は起こらないが、200
万回の繰り返し再生でSNRは略1dB低下した。
【0030】このように、光磁気記録再生用の磁性層に
磁気再生用の磁性層を積層した本媒体1は、室温にて磁
気信号を得ることができるので、再生時に高強度のビー
ム光を照射する必要がなく、また再生磁界を印加する必
要もないので、長期間の使用によるSNRの低下を生じ
ることがない。さらに磁気再生の特徴である、微弱な磁
気力から大きな再生信号が得られることにより、光磁気
再生よりも高いSNRを得ることができる。従って、光
磁気記録により高密度に形成された記録マークを磁気再
生により高精度に再生できる。
【0031】上述した光磁気記録媒体は光磁気層2に3
層構造のものを用いたが、これは単層であっても良い。
図6は、他の実施の形態の光磁気記録媒体10の構成図
である。図中、11はポリカーボネイト製の基板であ
り、基板11の表面にSiNの下地層12が積層されて
いる。下地層12の表面には光磁気層2であるTbFe
Taの記録層23,CoCrTaの磁気再生層3及びS
iNの保護層13が順に積層されている。これらの層
は、図1に示した媒体1と同様の層は同様の条件で積層
される。
【0032】このような構成の光磁気記録媒体10に情
報を光磁気記録し、図2に示した本発明の記録再生装置
を用いてこれを再生した。その結果、光磁気再生では光
磁気層2が一層構造であるためにMSR再生が行なえ
ず、マーク長0.25μmでは全く再生信号を得ること
ができなかったが、磁気再生では図5に示した結果と同
様のSNRが得られた。これにより、図6に示した本実
施の形態の光磁気記録媒体10では、光磁気記録により
高密度に形成された情報を、MSR再生と同程度の高密
度さで磁気再生を行なうことができ、媒体の劣化も生じ
ない。
【0033】なお、本発明の光磁気記録媒体は、光磁気
ヘッドを備える通常の光磁気記録再生装置を用いて記録
及び再生することが可能であり、また磁気再生ヘッドを
備える通常の磁気再生装置を用いて再生することが可能
である。
【0034】また、媒体1,10の磁気再生層3に例え
ば疵等が生じた場合には、光磁気層2との交換結合力に
より記録層23から磁化が転写されるので、自己修復が
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、光磁
気記録用の磁性層と磁気再生用の磁性層とを積層してあ
るので、光磁気記録により高密度に記録された記録マー
クを、磁気再生により媒体の劣化を生ぜしめずに再生す
ることができる。また、光磁気ヘッドと磁気再生ヘッド
とを備える装置を用いて、本発明の光磁気記録媒体に情
報を記録し、且つその情報を磁気再生することができる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録媒体の構成図である。
【図2】本発明の光磁気記録媒体の記録再生装置の構成
図である。
【図3】本発明の光磁気記録媒体の磁気再生時の磁化状
態の説明図である。
【図4】本発明の光磁気記録媒体の光磁気再生時の磁化
状態の説明図である。
【図5】本発明の光磁気記録媒体の再生能の測定結果を
示すグラフである。
【図6】本発明の他の実施の形態の光磁気記録媒体の構
成図である。
【符号の説明】
1,10 光磁気記録媒体 2 光磁気層 3 磁気再生層 4 光磁気ヘッド部 6 磁気ヘッド部 11 基板 21 再生層 22 中間層 23 記録層 41 レーザダイオード 61 磁気再生ヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームの照射により、情報が磁気的に
    記録される第1磁性層を基板上に備える光磁気記録媒体
    において、磁気的に記録された情報が漏洩磁束の検出に
    より再生され得る第2磁性層を前記第1磁性層上に備え
    ることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1磁性層は、前記基板と前記第2
    磁性層との間に磁気的に結合した再生層,中間層及び記
    録層を備え、前記基板側に前記再生層を、前記第2磁性
    層側に前記記録層を積層してある請求項1記載の光磁気
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記第2磁性層は、前記第1磁性層より
    も低いキュリー温度を有する請求項1記載の光磁気記録
    媒体。
  4. 【請求項4】 情報を記録すべき光磁気記録媒体に照射
    するビーム光の出射源を有する光磁気記録ヘッドと、情
    報が記録された光磁気記録媒体の漏洩磁束を検出し、こ
    れに基づいて再生信号を出力する磁気再生ヘッドとを備
    えることを特徴とする光磁気記録媒体の記録再生装置。
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