WO1998031032A1

WO1998031032A1 - Commutateur a bascule

Info

Publication number: WO1998031032A1
Application number: PCT/JP1998/000045
Authority: WO
Inventors: Tsuyoshi Kato
Original assignee: Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho
Priority date: 1997-01-09
Filing date: 1998-01-09
Publication date: 1998-07-16
Also published as: JPH10199373A; JP3832601B2

Description

明細香

シ一ソースィッチ装置技術分野

本発明はシーソースィッチ装置に関する'

技術背景シーソースィツチ装置の一形式として、スィツチボディに凸部叉は凹部のいずれか一方を設け、スィツチノブに凸部叉は凹部のいずれか他方を設け、凸部を凹部に回転可能に嵌合してスィッチノブをスィツチボディに揺動可能に組付けたものが知られている。

この種のシーソースイチ装置では、スィッチソブの回動軸心と平行に同ノブ先端に荷重が加えられたとき、スィッチボディが撓んでスィッ'チノブの回動軸心となる凸部と凹部の嵌合が外れることのないように、凸部の突出寸法を定めているが、凸部と凹部の嵌合部からノブ先端までの寸法を長くすると、スィツチボディに加わる荷重が増大して撓み易くなるので、凸部の突出寸法も長くする必要が生じ、その結果、スィッチボディにスィッチソブを組付ける作業が困難になる。

発明の開示本発明はかかる点に接み、スィツチノブのスィッチボディへの組付が容易なシ一ソースイッチを提供することを目的とする。請求項 iに記載の発明は、シーソースィッチ装置において、両端面を開口したスィツチボディの内面に凸部叉は凹部のいずれか—方を設け、スィッチノブを可撓性を有し基端面を開口した筒型に成形すると共に基端部外面に前記凸部叉は凹部のいずれか他方を設け、スィツチノブの基端部をスィッチボディの—端開口側から同ボディに揷入し基端部の内側への撓みにより前記凸部を前記凹部に回転可能に嵌合してスィツチノブをスィツチボディに揺動可能に組付け、ついで前記スィツチボディの他端開口側からホルダ一を挿入してスィツチノブの基端部内側に嵌合したことを特徴とする。請求項 1に記載の発明によれば、スィッチノブに可撓性をもたせ、スィッチノブの基端部をスィッチボディに揷入するとき基端部が内側に撓むのを利用して凸部を凹部に嵌合し、ついでホルダーをスィッチノブの基端部内側に嵌合するので、スィッチノブの回動軸となる凸部の突出寸法を大きぐ設定し、スィッチボディを撓み難い厚肉に成形して凸部と凹部の嵌合を外れ難くしても、スィツチノブのスィッチボディへの組付作業が容易である。

請求項 2に記載の発明は請求項 1に記載のシ一ソースィツチ装置において、前記スィッチノブの前記凸部叉は凹部を設けた面と略直交する面に凹部を設け、前; 記ホルダーに該凹部に嵌合する凸部を設けたことを特徴とする。請求項 2に記載の発明によれば、スィッチボディの凸部叉は凹部に嵌合するスィ 'クチノブの凸部叉は凹部と、ホルダーの凸部が嵌合するスイッチノブの凹部を互いに直交する面に設けたので、スィツチノブの基端部の内側へめ撓みを利甩してスィチノブの凸部叉は凹部をスィツチボディの凸部叉は凹部に嵌合し、スィッチノブ 0基端部の外側への撓みを利用してスィッチノブの凹部にホルダーの凸: 部を嵌合させることができる。このためスィツチボディとスィッチノブ及びスィツチノブとホルダーを相互に緊密に組付けるごとができる。、図面の簡単な説明

図 1 本発明の一実施形態に係るシーソースィッチ装置を示す、 —部碑断した平面図である。

図 2 図 1の 2— 2線から切断した断面図である。

図 3 図 2の 3—3線から見た断面図である。

：図 4 同シーソースィチ装置を構成するスィッチボディとスィツチノブ及びホルダ一を示す分解斜視図である。

発明を実施するための最良の形態以下に本発明を図面に基づき説明するに、図 1ないし図 4には本発明の一実施形態に係るシ"ソースィッチ装置が示ざれている。当該シーソースィッチ装置 1 0はスィッチボディ 2 0、スィッチボディ 2 0に揺動可能に組付けた左右対称形状を有する一対のスィツチノブ 3 0、各スィッチノブ 3 0に組込まれたホルダー 4 0及びスィツチボディ 2 0の裏面開口を覆蓋する裏蓋 5 0を備えている。スィツチボディ 2 0は前後両面を開口した長方形の箱型を有し、内部に仕切壁 2 1が設けられ、仕切壁 2 1に左右一対の 6角穴 2 2が形成されている。スイツチボディ 2 0の内壁上部に左右一対の凸部 2 3が設けられ、内壁下部に左右一対の円形凹部 2 4が設けられている。各凸部 2 3は断面円形を有し、先端部が斜めに切欠かれている。凸部 2 3と凹部 2 4はその中心が一致するように内壁の上下に配置されている。スィッチノブ 3 0は基端面を四角に開口し、先端部を先細りにした筒形状を有し、スィッチボディ 2 0に比べて薄肉に成形して可撓性が与えられている。基端部の外壁上部にスィツチボディ 2 0の凸部 2 3が回転可能に嵌合する凹部 3 1が設けられ、基端部の外壁下部にスィツチボディ 2 0の凹部 2 4に回転可能に嵌合する断面円形の凸部 3 2が設けられている。この凸部 3 2の先端部はスィツチボディ 2 0の凸部 2 3と同じように斜めに切欠かれている。スィツチノブ 3 0の甚端部の左右の側壁にはそれぞれ四角の凹部 3 3が通孔状に形成されている。また、スィツチノブ 3 0の内部にはリブ 3 4が設けられている。ホルダ一 4 0は前面を開口した略 6角形の箱型形状を有し、後面に通孔 4 1が形成されている。後面の下端部中央に凸片 4 2が設けられ、凸片 4 2の左右両側にスィツチ押圧片 4 3が設けられている。凸片 4 2の先端には山形の切欠部 4 4 が形成されている。スィツチ押圧片 4 3の上端部には半球状のスィツチ押圧子 4 5が形成されている。ホルダー 4 0の左右の側壁にはスィッチノブ 3 0の四角の凹部 3 3に嵌合する凸部 4 6が設けられている。

裏蓋 5 0には回路基板 5 1が組付けられ、回路基板 5 1にスィッチ 5 2、発光素子 5 3等が取付けられている。また、裏蓋 5 0には小径筒部 5 4が設けられ、筒部 5 4にボール 5 5とスプリング 5 6が装着されている。シーソースィッチ装置 1 0の各部の構造は以上の適りであって、以下の手順に従って組立てられている。

まず、スィッチノブ 3 0の凹部 3 1と凸部 3 2を設けた基端部をスィッチボディ 2 0の前面からリブ 3 4に当たるまで挿入する。このとき可撓性を有するスィツチノブ 3ひの基端部が内側に撓むことを利用して凹部 3 1にスィツチボディ 2 0の凸部 2 3を回転可能に嵌合し、凸部 3 2をスィツチボディ 2 0の凹部 2 4に回転可能に嵌合させる。しかる後に、ホルダー 4 0をスィツチボディ 2 0の後面開口から仕切壁 2 1の六角穴 2 2を通してスィツチノブ 3 0の基端部に嵌合する。このと.き、スィッチノブ 3 0の四角の凹部 3 3を設けた部位が外側に撓み、ホルダー 4 0の凸部 4 6が凹部 3 3に嵌合する。

スィツチボディ 2 0にスィッチノブ 3 0とホルダ一 4 0を組付けた後、回路基板 5 1とともに裏蓋 5 0をスィツチボディ 2 0の後面開口端に嵌合して覆蓋する。これにより、裏蓋 5 0の小径筒部 5 4に装着したボール 5 5がスプリング 5 6 でホルダー 4 0の凸片 4 2先端の切欠部 4 4に圧接し、スプリング 5 6の力で各ノブ 3 0が中立位置に保持される。本実施形態に係るシーソースィツチ装置 1 0の構造及び組付手順は以上の通りであって、スィッチノブ 3 0を図 1の矢印方向に操作すると、同ノブ 3 0が凸部 2 3 , 3 2と凹部 2 4 , 3 1の嵌合部を軸心にして左右に揺動し、スィッチ 5 2 が押圧子 4 5に押されて開閉する。 '

本実施形態に係るシーソースィッチ装置 1 0よれば、スィツチノブ 3 0を薄肉に成形して可撓性をもたせ、スィッチボディ 2 0への挿入時、スィッチノブ 3 0 の基端部が内側に撓むのを利用して凹部 3 1と凸部 3 2をスィツチボディの凸部 2 3と凹部 2 4に嵌合し、しかる後にホルダー 4 0をスィツチノブ 3 0の基端部内側に嵌合するので、スィツチボディ 2 0とスィッチノブ 3 0の凸部 2 3 , 3 2 の突出寸法を大きくして凸部 2 3 , 3 2と凹部 2 4 , 3 1の嵌合を外れ難くしても、凸部 2 3 , 3 2と凹部 2 4 . 3 1の組付が容易であり、組付の作業性が向上する。

また、スィツチノブの凹部 3 1と凸部 3 2と、ホルダー 4 0の凸部 4 6が嵌合する四角の凹部 3 3を互いに直交する面に設けたので、スィッチノブ基端部の内側への撓みを利用して凹部 3 1と凸部 3 2をスィツチボディの凸部 2 3と凹部 2 4に嵌合させ、基端部の外側への撓みを利用してスィツチノブの凹部 3 3にホルダ一の凸部 4 6を嵌合させることができる。このため、スィツチボディ 2 0とスィツチノブ 3 0及びホルダー 4 0を相互に緊密に組付けることができる。

Claims

WO 98/31032 ■ ' ' PCT/JP98/00045 請求の範囲

1 · 両端面を開口したスィッチボディの内面に凸部叉は凹部のいずれか一方を設け、スィツチノブを可撓性を有し基端面を開口した筒型に成形すると共に基端部外面に前記凸部叉は凹部のいずれか他方を設け、スィツチノブの基端部をスィツチボディの一端開口側から同ボディに挿入し基端部の内側への撓みにより前記凸部を前記凹部に回転可能に嵌合してスィッチノブをスィツチボディに摇勤可能に組付け、ついで前記スィツチボディの他端開口側からホルダーを掙入 i してスィツチノブの基端部内側に嵌合したことを特徵とするシーソースィッチ装置。

2 . 前記スィッチノブの前記凸部叉は凹部を設けた面と略直交する面に凹部を設け、 |5記ホルダーに該凹部に嵌合する凸部を設けたことを特徵とする請求項 1に記載の'ン一ソースイッチ装置。