WO1995024113A1 - Boule en cuivre et procede de production de cette derniere - Google Patents

Boule en cuivre et procede de production de cette derniere Download PDF

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Description

明細書
Cuボール及び Cuボールの製造方法
技術分野
この発明は、 Cuボール及び Cuボールの製造方法に関するものであり、 特に BGA(Ball Grid Array)タイプの半導体パッケージ用バンプとして有効な
Cuボール及び Cuボールの製造方法に係り、 多数の所定寸法の柱状個片を治具 に形成された複数の穴内に振込配置して、 治具内で加熱溶融させ、 その後所定 の冷却時に溶融金属自体の表面張力の効果にて球状化させることにより、 同時 に多数の球状溶融凝固体を得ることが可能で、 特に量産性に優れしかも寸法精 度が高い Cuボール及び Cuボールの製造方法に関するものである。
背景技術
半導体パッケージにおける多ピン化の傾向は強まる一方であり、 最近では パッケージの裏面に複数のバンプを配置し、 該バンプとプリント基板とを直接 ハンダ付けする所謂 BGAタイプの半導体パッケージの開発がなされている。 上記のバンプとしては所定組成からなるハンダ (Pb-Sn)のみにて構成された ものが知られているが、 最近では電気的な特性や機械的な特性を考慮してコ バール (Ni-Co-Fe合金)、 Cu、 42ァロイ (42Ni-Fe合金)等の金属球を芯材として ろう材を被覆したチップキヤリァ一が提案 (特開昭 62-112355号公報)されてい る。
特に Cuボールは、 セラミックスパッケージのリードとして要求される大き な熱伝導性を有し、 また、 電気抵抗が小さなことに加え、 球状にすることによ リ熱膨張の影響を少なくできることから、 セラミックスパッケージとの熱膨張 係数の整合性がよく、 コバールや 42ァロイなどと比較しても優れた特性を有 しておリ、 バンプとして有効であると推測される。
バンプとして使用するためには、 Cuボールの直径は、 半導体パッケージの 寸法ゃ該半導体パッケージに要求される電気特性、 半導体パッケージ裏面とプ リント基板との間隙寸法等に応じて、 通常 0.5mm〜: Lmm程度の範囲で選定さ れる 、 特に寸法精度 (真球度等)はハンダ層などのろう材を被着形成した後の バンプの寸法精度に直接影響するため高精度に仕上げる必要がある。 すなわ ち、 バンプの寸法精度が悪 、と該バンプを介する半導体パッケージとプリント 基板との安定した電気的な接続が確保できない等の問題が発生する。
先に記載したチップキヤリァ一の提案 (特開昭 62-112355号公報)において は、 芯材となる Cu等の金属球の製造方法については具体的な記載がない。 従来から数 ΙΟμπι程度の直径を有する Cuボールの製造方法としては、 ァトマ ィズ法ゃボールミル法等の粉末冶金の技術分野における粉末製造法が適用され ているが、 上記の如き 0.5mm〜: Lmm程度の直径を有する Cuボールの製造方法 には直径が大きいため寸法精度や歩留り等の観点から上記の製造方法を採用す ることが困難であり、 例えば、 溶融 Cuを所定温度からなる液体中に滴下し、 溶融 Cu自体の表面張力にて球状化してそのまま凝固する所謂液体中滴下方法 や金型によるフォーミング等の所謂機械的塑性加工方法にて製造されていた。 し力 し、 液体中滴下方法や機械的塑性加工方法においては、 比較的大径の Cuボールを得ることが可能であるが、 いずれも作業性が悪く大量生産に不向 きであり、 特に液体中滴下方法では寸法精度のバラツキが大きく、 BGAタイ プの半導体パッケージ用バンプとして要求される寸法精度を有する Cuボール を確保するためには非常に歩留りが悪くコストアップの要因となっている。 ま た、 機械的塑性加工方法においても球径に応じて種々の金型が必要となり、 上 記の作業性とともにコストアップの要因となっている。
この発明は、 上記の問題点を解決し、 特に BGA(Ball Grid Array)タイプの 半導体パッケージ用バンプとして有効な量産性に優れしかも寸法精度が高い
Cuボール及び Cuボールの製造方法の提供を目的とする。
さらに、 この発明の製造方法によって得られる寸法精度が高い Cuボールの 外周面にハンダ、 銀ろう、 ニッケル、 錫、 金、 銀のいずれか一種を被覆し、 Cuボールと同様な寸法精度を有するコーティング付き Cuボールの提供を目的 とする。
発明の開示
この発明は、 溶融金属が溶融金属自体の表面張力の効果にて球状化する作用 を有効に活用することで上記の目的を達成するものであり、 溶融凝固体からな リ、 直径が 2mm以下で、 かつ真球度が直径の 3%以下であることを特徴とする Cuボールを提供するものである。
さらに、 上記の Cuボールの外周面に用途に応じてハンダ、 銀ろう、 ニッケ ル、 錫、 金、 銀のいずれか一種を被覆してなることを特徴とするコーティング 膜付きの Cuボールを併せて提供するものである。
また、 Cuボールを得る具体的な製造方法として、 Cu線を所定寸法の柱状個 片に切断し、 該個片を個片配置治具に形成された複数の穴内に個々に振込配置 し、 該治具とともに Cu個片を非酸化性雰囲気内にて溶融点以上の温度で加熱 溶融し、 さらに冷却して球状に凝固することを特徴とする Cuボールの製造方 法を提供するものである。
この発明において、 Cuボールとは基本的に無酸素銅等の純度の高い Cu材を 用いた球状の物を対象とするが、 製造上における不可避的不純物が含有された リ、 機械的特性を向上させる等の種々の目的で少量の添加元素を含有したもの 等をも対象とする。
この発明において、 Cuボールの直径は複数方向 (少なくとも直角 2方向)にお ける測定値の最大値 Dmaxと最小値 Dminの和に 1/2を乗じた値 (直
径= (0111& + 01^11) 1/2)とし、 また、 真球度は上記の最大値 Dmaxと最小値 Dminの差 (真球度 = Dmax-Dmin)とし、 さらに、 真球度が直径の 3%以下であ るとは、 先に求めた真球度と直径からの計算値 (真球度 ÷直径 X 100%)が 3%以 下であることを示す。 また、 この発明の製造方法において、 振込配置とは、 後述する実施例等に よって詳細に説明するが、 Cu線を切断してなる所定寸法の柱状個片からなる Cu個片を予め個片配置治具に形成されている所要形状及び寸法からなる穴内 に、 該治具を振動させながら入れることを意味し、 その振動手段等は公知の 種々の手段を採用することができ、 振動振幅や振動数を適宜選定する。
図面の説明
図 1は、 この発明の Cuボールの素材となる円柱状の Cu個片を示す斜視説明 図である。
図 2は、 図 1の Cu個片を個片配置治具に振込配置した状態を示す平面説明図 である。
図 3は、 図 2の a-a縦断面説明図である。
図 4は、 個片配置治具の穴部底面の一構成を説明する縦断面説明図である。 図 5は、 この発明の外周面に Ni層を介して銀ろうを被覆した構成からなる Cu ボールの縦断顕微鏡写真図である。
図 6は、 この発明の銅ボールとコバール板とのろう付け後の縦断顕微鏡写真 図である。
図 7は、 比較例の外周面に Ni層を介することなく直接銀ろうを被覆した構成 からなる Cuボールの縦断顕微鏡写真図である。
発明を実施するための最良の形態
この発明の目的を達成するためには、 以下に示す種々の項目について最適な 条件を選定することが望ましい。
例えば、 Cuボールの素材となる柱状の Cu個片の寸法は、 断面円形や矩形の Cu線材ょリ切リ出す際に、 最終製品となる Cuボールの体積に応じて決定する が、 例えば図 1に示すごとき円柱状 Cu個片の外径 Dと長さ Lは、 本発明者の実 験によれば外径 Dと長さ Lとの比 L/Dが 0.7~1.5の範囲にある場合に、 最も効率 よく球状化すること力 ^確認できた。 上記の Cu個片を振込配置する個片配置治具は、 Cuの溶融点において変形等 を起こさない耐熱性を有することが必要であるだけでなく、 該治具内にて Cu 個片が一旦溶融して凝固する際に、 溶融 Cuの球状化を妨げる材料、 すなわち 溶融 Cuとの濡れ性が良い材料は好ましくなく、 カーボン製、 アルミナや炭化 ケィ素等のセラミックス製、 表面に酸化被膜を形成してなる耐熱鋼製等の使用 が好ましい。
また、 個片配置治具に形成される穴は、 前記柱状の Cu個片の寸法によって 決定するが、 一つの穴内に同時に 2個以上の Cu個片が振込配置されないような 円形、 矩形などの形状及び直径や穴の深さなどの寸法とする必要がある。 さら に、 溶融 Cuの球状化を容易にし Cuボールの表面性状を良好にするためには、 穴内の表面粗さを極力高精度、 例えば、 Rmax≤30pmにすることが望まし い。
上記個片配置治具の材質や穴の形状、 寸法等の他、 該個片配置治具は、 Cu 個片の振込配置及び溶融凝固後の Cuボールの取り出し等を容易にするため に、 実施例に示す構成の他種々の構成を採用することが可能である。
例えば、 上面が平面状の平板状治具と厚さ方向に所定形状、 寸法からなる複 数の貫通孔を形成してなる平板状治具とからなり、 Cu個片の振込配置及び溶 融凝固の際にはこれら一対の平板状治具を積層一体化して所定の穴部を形成 し、 溶融凝固後に一対の平板状治具を分離することで Cuボールを容易に取り 出す構成としたり、 あるいは厚さ方向に所定形状 ·寸法からなる複数の貫通孔 を形成してなる平板状治具の該貫通孔内に平板状治具の厚さ方向に貫通孔と相 似形からなる柱状治具を移動自在に揷入配置し、 Cu個片の振込配置及び溶融 凝固の際には柱状治具を下降させて所定の穴部を形成し、 溶融凝固後に柱状治 具を上昇させて穴部から Cuボールを容易に取リ出す構成等が採用できる。
Cu個片を溶融凝固させる雰囲気は、 該 Cu個片が溶融凝固する際に酸化物を 形成し、 寸法精度の低下、 酸化物混入による電気的特性の不安定化、 後に被着 するハンダ、 銀ろう等のコーティング材料との被着強度の低下等を招かないよ うに非酸化性雰囲気とする必要があり、 水素雰囲気、 窒素雰囲気、 水素と窒素 との混合ガス雰囲気、 真空等の雰囲気を選定することができる。
Cu個片の加熱溶融温度は、 Cu個片の溶融点 (1084°C)以上の温度であればよ 、が、 必要以上に高温にすることによって目的とする寸法精度が得られるわけ ではなく、 また経済性や作業性等の観点からも 1100°C~1250°Cの範囲が好ま しく、 さらに 1150°C~1200°Cの範囲が好ましい。
また、 加熱保持時間は加熱溶融温度に応じて選定するが、 上記の温度範囲内 であれば 10分以上程度で Cu個片の加熱溶融を達成することができる。 必要以 上に加熱保持時間を長くする必要はなく、 通常は 10~25分、 望ましくは 10分 〜20分程度が良い。
Cu個片が加熱溶融した後の冷却は、 溶融 Cuが該溶融 Cu自体の表面張力に よって球状を維持した状態で凝固するよう実施することが必要であリ、 凝固す るまでの時間が短すぎると Cuボール内に空孔ができ、 真球度を悪化させた リ、 表面にボイドが生じる。
また、 凝固するまでの時間が長すぎると表面張力が低下し、 表面の平滑さが なくなり、 凹凸が生じる等の問題点を有することから、 冷却速度を 20°C/分 ~90°C/分の範囲で制御することが望ましく、 さらに 50°C /分〜 80°C/分の範囲で 制御することが望ましく、 該冷却速度の制御方法としては、 材料の送り速度の 制御、 雰囲気ガスの流量制御、 あるいは冷却用水冷ジャケットの水温制御等の 公知の方法が採用できる。
また、 Cu個片を個片配置治具に振込配置する前に非イオン系高級アルコー ル洗剤、 中性洗剤や有機溶剤等によって洗浄 (脱脂)することによって、 Cuボー ル内への不純物の混入を防止することができる。
この発明の製造方法によれば、 溶融凝固後の最終直径が小さい程寸法精度が 向上する傾向にあリ、 直径が 0.08mm程度の小径 Cuボールにまでこの発明の製 造方法の適用が可能であることを確認した。 例えば直径が 0.1mm程度の
Cuボールにおいては同時に得られるほぼ全数 (~1万個程度)の真球度が直径の 3%以下となり、 直径が 0.08mm程度の Cuボールにおいても同様に真球度が直 径の 3%以下となることが確認できた。
このような小径の Cuボールは、 半導体と基板上に形成される配線部とをヮ ィャボンディングで接続することなく、 該 Cuボールを介して直接接続する所 謂フリップチップ用バンプとして用いることができる。
また、 この発明の製造方法によれば、 溶融凝固後の最終直径が 3mm程度ま でであれば比較的寸法精度が高い Cuボールを得ることができるが、 1.5mmを 超えるに従って真球度が低下し、 直径が 3mmになると真球度が直径の 3%以下 となる Cuボールは同時に得られる全数量 (~1万個程度)の 40%程度となり、 ノ ンプを使用目的とする場合は歩留りが悪くなる。 最終直径が 2mm以下の
Cuボールにおいては、 同時に得られる Cuボール (~1万個程度)のうちの 90%程 度以上の真球度が直径の 3%以下となり、 特に 1.5mm以下の Cuボールにおいて は、 同時に得られるほぼ全数の Cuボールの真球度が直径の 3%以下となる。 以上に示すように、 この発明の製造方法は、 特に直径が 0.08mm~3mmの Cuボールの製造に有効であるが、 直径が 2mmを超える場合には、 その真球度 が低下することからバンプ以外の電気部材 (例えば、 スィツチの接点等)として 使用するのが好ましく、 特にバンプとして使用する場合には直径が 2mm以 下、 好ましくは直径が 0.1mm~1.5mm、 さらに好ましくは直径が
0.2mm〜1.0mmの Cuボールの製造に適用することが有効である。
さらに、 この発明の製造方法によって得られた上記の寸法精度が高い
Cuボールの種々の被膜を形成することが可能であり、 例えば、 外周面に目的 に応じてハンダ、 銀ろう、 ニッケル、 錫、 金、 銀等を被覆し、 Cuボールと同 様な寸法精度を有するコーティング膜付き Cuボールを得ることができる。 後 述する銀ろうを被覆する場合と同様に、 必要においてハンダ、 金等と Cuボー ルとの間に Niなどの下地膜を形成することが望ましい。
これらのコーティング膜は公知のめっき法や溶着法等の被着方法を採用する ことができ、 例えば、 バレルめつき等の電解めつき法によってハンダめっき層 を被着形成することによって、 ハンダ付き BGA用 Cuボールを得ることができ る。
この場合、 Cuボールの外周面に被着形成されるハンダめつき層の厚さは、 要求される寸法精度や半導体パッケージとプリント基板と固着強度等によって 適宜選定することが望ましく、 特に 50μπι以下であれば、 Cuボール自体が有す る寸法精度と同様な寸法精度を維持し要求される固着強度を実現することがで きる。
上記のハンダ付き BGA用 Cuボールは、 プラスチックス基板へのろう付けを 可能とするが、 セラミックス基板へのろう付けには銀ろうを被覆したものが好 ましい。
すなわち、 銀ろうを被覆した Cuボールを用いると、 パッケージ側のセラ ミックス基板へのろう付け (800°C~900°C)を行った後、 プリント基板に銅ボー ルをハンダにて溶着 (200°C~300°C)できることから、 銀ろうとハンダとの溶融 温度の差異を生かして Cuボールの位置ずれを発生させることなく、 高精度の 実装が可能になる。
上記の銀ろう付き BGA用 Cuボールは、 先に説明した製造方法によって得ら れた寸法精度が高い Cuボールの表面に、 銀ろうをめつき法または溶着法にて 被着形成することによって得ることが可能である。 しかし、 例えば、 めっき法 では、 Ag-Cu合金のめつきあるい ίま Agと Cuの 2層めっきの 2通り考えられる 、 所定の組成の合金めつき浴を作成することが困難で組成のばらつきが生 じ、 また、 2層めつきの場合は各膜厚みの制御が困難でろう材の組成がばらつ くだけでなく、 いずれも付着量の制御が困難であり、 量産規模で安定的に製造 することは容易ではない。
また、 溶着法では、 必要以上に高温で Cuボールに銀ろうを溶着させると、 Cuボール内に銀ろうが拡散、 すなわち、 Cuボールの表面の一部がろう材化し て、 銀ろう内の Cu量力増加してろう材の融点が高くなリ、 セラミックス基板 へのろう付け時に温度制御や取扱いが煩雑になる問題がある。
さらに、 Cuボール内に銀ろう力 ^拡散すると、 たとえ高い真球度が得られた Cuボールであっても表面の一部がろう材化してその真球度力維持されなくな リ、 バンプ高さの精度にばらつきが生じる問題がある。
従って、 かかる Cuボールのろう材化を防止するためには、 溶着温度をでき るだけ低く、 銀ろうの共晶温度〜 820°C程度の範囲に設定し、 かつ溶着時間を 10分程度 (8分〜 12分)と極力短くすることが必要である。
しかし、 これらの溶着温度を比較的広範囲にて設定でき、 セラミック基板へ の溶着一体化作業時の温度制限等を緩和し、 工業的規模の量産において有効で ある銀ろう付き BGA用の Cuボールとして、 銀ろう力^; uボール内に拡散するの を防止するために Cuボールの表面に Ni層を介して銀ろうを被覆した構成から なる Cuボールを併せて提供する。
この構成の Cuボールにおいては、 Cuボールの外周面に被覆する Ni層は、 拡 散防止効果を得るため少なくとも 5μιηは必要であり、 15μπιを越えて被覆して も該効果は飽和するだけでなく、 熱膨張係数の相違からかえつて剥離しやすく なるため、 5μπι~15μιηとする。
Ni層を Cuボール外周面に被覆する方法は特に限定しないが、 量産性並びに 膜厚精度からめっき法が好ましい。
銀ろうには公知の Ag-Cu合金等の種々の組成からなる材料が採用でき、 組成 に応じて加熱する溶着法にて上記 Ni層上に被覆するが、 その膜厚さは要求さ れる寸法精度や半導体パッケージとプリント基板と固着強度等によつて適宜選 定することが望ましく、 特に 50μπι以下であれば、 Cuボール自体が有する寸法 精度と同様な寸法精度を維持し要求される固着強度を実現することができる。
Cuボール外周面に被覆する Ni層を介して設ける銀ろう層は、 その膜厚みが 均一であることが最も望ましい力 均一でなくてもろう付けに必要な量が被覆 され、 ろう付け時にセラミックス基板のメタライズ部に銀ろうの一部が接触し ていれば、 銀ろうの濡れ性により自然に付着する。
銀ろうの具体的な溶着法としては、 例えば、 Ag-Cu合金線材ょリ所定寸法の 柱状個片に切断し、 該個片を溶着用個片配置治具に形成された複数の穴内に 個々に振込配置し、 同様に振込配置したこの発明による Cuボールと該治具と ともに個片を非酸化性雰囲気内にて所定の温度範囲で加熱溶融し、 該合金の濡 れ性を利用して冷却後に Cuボールの外周面に球状に凝固させる方法が好まし く、 Ag-Cu合金線材が定寸切断されたことにより、 被覆する銀ろう量の制御が 高精度かつ容易になる。
この時の加熱温度は、 先に説明したように Ni層を有しな 、構成において は、 銀ろうの共晶温度〜 820°C程度の範囲に設定することが必要であるが、 Ni 層を有する構成においては、 銀ろうの共晶温度 ~銅の溶融点 (1084°C)の間の比 較的広い温度範囲内にて設定でき、 通常は 840°C~1000°Cの範囲にて 10分程度 (8〜 12分)保持することで良好な銀ろう膜を形成することができる。
また、 非酸化性雰囲気としては、 水素雰囲気、 窒素雰囲気、 水素と窒素との 混合ガス雰囲気、 真空等の雰囲気を選定することができる。
なお、 溶着用個片配置治具に形成された穴の底面を、 底面中心へ傾斜する テーパー面とすることによリ、 振込配置した Cuボールと Ag-Cu合金の柱状個 片とがよリ効果的に接触し、 溶着厚みを均一化し易くなる。
この発明の作用を以下に説明する一実施例に基づいて詳細に説明する。 図 1は、 この発明の Cuボールの素材となる円柱状の Cu個片を示す斜視説明 図であり、 図 2は該 Cu個片を個片配置治具に振込配置した状態における平面説 明図、 図 3は図 2の a-a縦断面説明図、 図 4は個片配置治具の穴部底面の構成を 説明する縦断面説明図である。
以下の実施例においては、 直径が 0.7mmの Cuボールを製造する場合を例に して説明する。
図 1は直径が 0.6mmの Cu線をプレスマシンによつて定寸切断し、 直径
D = 0.6mm, 長さ L = 0.64mmの円柱状個片 (L/D = 1.07)とした Cu個片 1を示し ている。
上記の Cu個片 1を非イオン系高級アルコール洗剤で脱脂した後、 図 2及び図 3 に示すカーボン製の平板状個片配置治具 2に形成されている径01 = 1.0111111、 深 さ = 0.91!1111の複数の穴 3内に振込配置する。 なお、 穴 3内の表面粗さは
Rmax = 20μπι程度に仕上げた。
さらに、 個片配置治具 2とともに Cu個片 1を 1150°C (水素雰囲気)の電気炉内 に 20分配置して加熱溶融した後、 25°C/分の冷却速度で冷却して凝固させ直径 0.7mmの Cuボールを作成した。 なお、 冷却速度の制御は製品の送り速度の調 整で行った。
なお、 上記の如く小径の Cuボールの製造に際しては、 個片配置治具に形成 される穴 3内の底面 3aを図 3のように平坦に形成すれば良いが、 例えば直径が 2mmを超えるような大径の Cuボールの製造に際しては、 凝固までの間に自重 によって下部が偏平になることを防止するために、 図 4に示すような穴 3内の 底面 3aに予め最終の球に相当する凹状湾曲部 3bを形成しておくことが望まし い。
以上に示すように、 この発明の製造方法においては、 Cuボールの素材とな る Cu個片が Cu線をプレスマシン等によって定寸切断して得ることから体積の バラツキが少なく、 また、 体積の設定も容易に行うことができる。
Cu個片の個片配置治具への配置に際しても、 振込配置を採用することに よって、 極めて容易に効率良く配置ができ、 さらに、 球状化に際しても、 Cu 個片を個片配置治具とともに加熱、 冷却し、 該治具内にて溶融 ·凝固するた め、 作業性が良く工業規模の生産においても非常に有効である。
得られた Cuボールの外周面に共晶ハンダメツキ層を形成し、 BGA(Ball Grid Array)タイプの半導体パッケージ用バンプとして有効なハンダ付き
Cuボールを得た。
同様に、 得られた Cuボールの外周面に Ni層を介して銀ろう層を形成した構 成、 また Ni層を介することなく直接 Cuボールの外周面に銀ろう層を形成した 構成からなる BGA(Ball Grid Array)タイプの半導体パッケージ用バンプとし て有効な銀ろう付き Cuボールを得た。
実施例 1
上述の製造方法によって、 直径 0.7mmの Cuボールを同時に 10,000個作成 し、 その中から 100個を抜き取り、 その直径のバラツキと各々 Cuボールの真球 度のバラツキを測定してその結果を表 1に直径のバラツキとして、 表 2に真球 度のバラツキとして示す。 なお、 直径、 真球度ともに工具顕微鏡によって測定 した。
上記の Cuボールの直径は、 複数方向 (少なくとも直角 2方向)における測定値 の最大値 Dmaxと最小値 Dminの和に 1/2を乗じた値 (直
径= (0111& + 0111111) 1/2)とし、 該直径のバラツキは、 直径の目標値と先に求 めた測定値に基づく直径からの計算値 [直径のバラツキ ={ (目標値-測定値) /目 標値 }X 100%]によって示す。
また、 真球度は上記の最大値 Dmaxと最小値 Dminの差 (真球度 = Dmax - Dmin)とし、 該真球度のバラツキは、 先に求めた真球度と直径からの計算値 [真球度のバラッキ ={ (直径の最大値-直径の最小値) I (直径の最大値 +直径の 最小値) X 1/2}X 100%]によって示す。
また、 直径 0.09mm、 直径 1.5mm及び直径 2.0mmの Cuボールを上記と同様な 条件で同時に 10,000個作成し、 その中から 100個を抜き取り、 その直径のバラ ツキと真球度のバラツキを測定してその結果を表 1に直径のバラツキとして、 表 2に真球度のバラツキとして示す。
なお、 各々 Cuボールの素材となる円柱状の Cu個片の寸法は、
直径 D0.07mm X長さ L0.07mm、
直径 D1.3mmX長さ L1.3mm、
直径 D1.7mmX長さ L1.85mmであった。
直径 0.7mm 直径 0.09mm ¾1.5mm 直径 2.0mm Λ 1 C /IS 7賴 40個 3環
«J_ 1
土 1·ϋ%以卜 23個 丄 41固 21個 19個
-1- 1 Ϊ ~ * 1 Id Q個/ΓΗ 11個 loilg loilfil
±2.0¾> 下 2個 5個 14個 14個
±2.5%以下 0個 0個 7個 13個
±3.0% 下 0個 0個 0個 7個
±3.0%を超える 0個 0個 0個 0個
A
口き口 + 1 100個 100個 100個 100個 直径のバラツキ ={ (目標値-測定値)/目標値 }X 100%
Figure imgf000016_0001
真球度のバラツキ =
{ (直径の最大値-直径の最小値)/ (直径の最大値 +直径の最小値) X 1/2}X 100% 表 1よリ各々の Cuボールにおける直径のバラツキは、 直径 0.7mmの場合 ±2.0%以下、 直径 0.09mniの場合 ±2.0%以下、 直径 1.5mmの場合 ±2.5%以 下、 直径 2.0mmの場合 ±3.0%以下の範囲内にあり、 目標値に近い直径を有す る Cuボールが得られることが分かる。
表 2よリ各々の Cuボールにおける真球度のバラツキは、 直径 0.7mmの場合、 直径 0.09mmの場合、 直径 1.5mmの場合のいずれも 3.0%以下であり、 直径 2.0mmの場合でも 3.0%を超えるのは極少数であることが分かる。 特に直径 0.7mm及び直径 0.09mmの場合は全数の 90%以上が 2.0%以下のバラツキ内にあ リ、 極めて高い寸法精度 (真球度)を有することが分かる。
また、 上記の各々直径からなる Cuボールを 10個ずつ取り出し、 ほぼ中央部 の断面を測定したが、 レ、ずれにも空孔の存在は確認されなかった。
実施例 2
実施例 1によって得られた各々直径からなる Cuボールの外周面に公知のバレ ルメツキにて厚さ 15μπιの共晶ハンダメツキ層を形成した後に、 再度真球度の バラツキを測定したところ、 共晶ハンダメッキ層形成前の Cuボールのみの場 合とほぼ同様の傾向にあることが確認された。
実施例 3
実施例 1と同様な製造方法によって、 直径 0.94mmの Cuボールを同時に
10,000個作成し、 電解 Niめっきにて厚さ ΙΟμπιの Ni層を形成した。 真球度のバ ラツキは前述の直径 0.7mmの Cuボールの場合と同等であつた。
次に、 外径 0.48mm、 長さ 5.0mmに定寸切断した 72Ag-Cuろう材 (融点
780°C)を、 非イオン系高級アルコール洗剤で脱脂した後、 力一ボン製の平板状 溶着用個片配置治具に形成されている径 1.3mm、 深さ 5.0mmの複数の穴 (底面 120°開き角度でテーパー面を形成、 表面粗さは Rniax = 20pm程度)内に振込配 置した。 また、 上記 Ni層を外周面に設けた Cuボールを同様に洗浄した後、 すでに 72Ag-Cuろうが振込配置されている平板状溶着用個片配置治具に振込配置 し、 該溶着用個片配置治具とともにろう材片と Cuボールを 860°C冰素と窒素 の混合ガス雰囲気)の電気炉内に 10分配置して加熱溶融した後、 10°C/分の冷却 速度で冷却して凝固させ、 銀ろうを被覆した Cuボールを作成した。
サンプルとして 100個を抜き出して付着した銀ろう量を測定したところ、 平 均値 0.0905nmi3、 偏差 0.0003mm3であった。 また、 銀ろうの平均被覆厚みは 29.5μπιであった。
上述のこの発明による外周面に Ni層を介して銀ろうを被覆した Cuボールを 切断した顕微鏡 (75倍)写真図を図 5に示すが、 Ni層がバリアとなって銀ろうの 拡散がなく、 均一に溶着していることが分かる。 なお、 図 5のサンプルでは Cu ボールの中心を正確に切断することが困難であつため、 被覆した銀ろうに大き な偏肉が見えるが、 膜厚計での測定では上記の平均被覆厚みであることを確認 しており、 もし多少の偏肉があつたとしても、 ろう付けに必要な量が被覆さ れ、 ろう付け時にセラミックス基板のメタライズ部に銀ろうの一部が接触して いれば、 銀ろうの濡れ性により自然に付着する。
さらに、 この発明の外周面に Ni層を介して銀ろうを被覆した Cuボールをコ バール基板にろう付けした後、 これを板厚み方向に縦断した顕微鏡 (220倍)写 真図を図 6に示すが、 球体の Cuボールと基板との間の隙間に銀ろうが充填され た状態となり、 銀ろうが Cuボール内に拡散することもなく、 良好なろう付け が完了していることが分かる。
また比較のため、 同一の直径 0.94mmの Cuボールを用い、 外周面に Ni層を 形成することなく上述の溶着条件 (860°C X 10分)で直接 72Ag-Cuろう材を被覆 した後の切断した顕微鏡 (75倍)写真図を図 7に示すが、 銀ろうが Cuボール内に 拡散していることが分かる。 この発明による外周面に Ni層を介して銀ろうを被覆した Cuボールは、 実施 例の結果からも明らかなように、 Ni層がバリアとなつて銀ろうの拡散がな く、 均一に溶着しており、 しかも、 直径及び真球度ともにバラツキが少なく、 極めて高レ、寸法精度 (真球度)を有する Cuボールであることから、 銀ろうの被覆 後も寸法精度がすぐれていることから、 特に CBGAタイプの半導体パッケージ 用バンプとして有効である。 また、 セラミック基板への溶着等に際しても、 該 溶着温度の自由度が比較的広範囲に設定することが可能になることから、 結果 として作業性を向上することとなる。
実施例 4
Cuボールの外周面に Ni層を形成することなく銀ろうの加熱溶融温度を
800°Cとする以外は実施例 3と同様な製造方法によって、 直径 0.94mmの
Cuボールの外周面に銀ろうを被着形成してなる銀ろう付き Cuボールを作成し た。
実施例 3とほぼ同様な性状からなる銀ろう膜が形成され、 また銀ろうが
Cuボール内に拡散していないことを確認した。 さらに、 この発明の Cuボール を 800°Cにてコバール基板にろう付けしたところ、 銀ろうが Cuボール内に拡散 することなく良好なろう付けが完了していることを確認した。
産業上の利用可能性
以上に示すように、 この発明の製造方法によれば、 直径及び真球度ともにバ ラツキが少なく、 極めて高い寸法精度 (真球度)を有する Cuボールを得ることが できる。
また、 この発明では、 Cu線の切断工程、 Cu個片の個片配置治具への配置ェ 程、 Cu個片の溶融、 凝固工程ともに作業効率が高い方法を採用していること から、 工業規模の生産においても非常に効率よく、 かつ寸法精度の高い
Cuボールを容易に得ることができ、 Cuボールを安価で提供することが可能と なる。 さらに、 必要に応じて Cuボールの外周面にハンダゃ銀ろう等を被覆して も、 この発明の Cuボールが本来有する極めて高 V、寸法精度 (真球度)を維持する ことが可能であリ、 特に BGA(Ball Grid Array)タイプの半導体パッケージ用 バンプとして有効な量産性に優れしかも寸法精度が高く安価な Cuボールの提 供が可能となる。

Claims

請求の範囲
1. 溶融凝固体からなり、 直径が 2mm以下でかつ真球度が直径の 3%以下で ある Cuボール。
2. 請求項 1において、 直径が 0.08mm以上である Cuボール。
3. 請求項 2において、 直径力 ¾.lmn!〜 1.5mmである Cuボール。
4. 請求項 2において、 直径が 0.2mn!〜 1.0mmである Cuボール。
5. 請求項 1において、 外周面にハンダ、 銀ろう、 ニッケル、 錫、 金、 銀の いずれか一種が被覆されている Cuボール。
6. 請求項 5において、 外周面に Ni層を介して銀ろうが被覆されている Cuボール。
7. Cu線を所定寸法の柱状個片に切断し、 該個片を個片配置治具に形成さ れた複数の穴内に個々に振込配置し、 該治具とともに Cu個片を非酸化性雰囲 気内にて溶融点以上の温度で加熱溶融させた後、 冷却して球状に凝固させるこ とを特徴とする Cuボールの製造方法。
8. 請求項 7において、 Cu線を所定寸法に切断した柱状個片の外径 Dと長さ Lとの比 L/Dが 0.7~1.5の範囲である Cuボールの製造方法。
9. 請求項 7において、 個片配置治具がカーボン製、 セラミック製、 表面に 酸化被膜を形成してなる耐熱鋼製の 、ずれか一種からなる Cuボールの製造方 法。
10. 請求項 9において、 個片配置治具に形成された複数の穴内の表面粗さが Rmax≤30pmである Cuボールの製造方法。
11. 請求項 7において、 加熱温度範囲が 1100°C~1250°Cであり、 加熱保持時 間が 10分以上である Cuボールの製造方法。
12. 請求項 11において、 加熱温度範囲が 1150°C~1200°Cであり、 加熱保持 時間が 10分 ~25分である Cuボールの製造方法。
13. 請求項 7において、 冷却速度が 20°C /分〜 90°C/分である Cuボールの製造 方法。
14. 請求項 13において、 冷却速度が 50°C /分〜 80°C/分である Cuボールの製造 方法。
15. 請求項 7において、 Cu線を所定寸法に切断した柱状個片を個片配置治具 に振込配置する前に非イオン系高級アルコール洗剤、 中性洗剤、 有機溶剤のい ずれか一種にて洗浄する Cuボールの製造方法。
16. 請求項 7において、 Cuボールの直径が 3mm以下である Cuボールの製造 方法。
17. 請求項 16において、 Cuボールの直径が 0.08mm以上である Cuボールの 製造方法。
18. Cu線を所定寸法の柱状個片に切断し、 該 Cu個片を Cu個片配置治具に形 成された複数の穴内に個々に振込配置し、 該治具とともに Cu個片を非酸化性 雰囲気内にて溶融点以上の温度で加熱溶融させた後、 冷却して球状に凝固させ た Cuボールと、 所定の銀ろう組成からなる合金線材ょリ所定寸法の柱状個片 に切断した合金個片とを、 ともに溶着用個片配置治具に形成された複数の穴内 に振込配置し、 該溶着用個片配置治具とともに Cuボールと合金個片を非酸化 性雰囲気内にて所定温度で加熱溶融し、 該合金の濡れ性を利用して冷却後に Cuボール表面に所定の銀ろう組成からなる合金を凝固させることを特徴とす る Cuボールの製造方法。
19. 請求項 18において、 加熱溶融温度が、 銀ろう組成からなる合金線材の 共晶温度〜 820°Cの温度範囲であり、 加熱保持時間が 8分〜 12分である Cuボー ルの製造方法。
20. 請求項 18において、 溶着用配置治具に振込配置する Cuボールの表面に Ni層が被覆されている Cuボールの製造方法。
21. 請求項 20において、 加熱溶融温度が、 銀ろう組成からなる合金線材の 共晶温度〜 Cuの溶融点の間の温度範囲であり、 加熱保持時間が 8分〜 12分であ る Cuボールの製造方法。
22. 請求項 21において、 加熱溶融温度が、 840°C~1000°Cの温度範囲である Cuボールの製造方法。
23. 請求項 18において、 Cu個片が無酸素銅からなり、 合金個片が 72Ag-Cu からなる Cuボールの製造方法。
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