WO1995017835A1

WO1995017835A1 - Chaussures de cycliste

Info

Publication number: WO1995017835A1
Application number: PCT/JP1994/002252
Authority: WO
Inventors: Tsutomu Muraoka; Satoshi Watanabe
Original assignee: Shimano Inc.
Priority date: 1993-12-28
Filing date: 1994-12-27
Publication date: 1995-07-06
Also published as: CN1118132A; CN1102362C; KR960700641A; DE69424408T2; EP0686360A1; EP0686360A4; EP0686360B1; KR0140422B1; US5659982A; DE69424408D1

Description

自転車ライダー用靴技術分野

本発明は靴、さらに詳しくは、緊締体を具備した自転車ライダー用靴に関するものである。背景技術

自転車ライダー用靴の一例が、日本国の特開平 5— 8 4 1 0 5号公報に記載されている。

この靴では、図 1 4に示すように、可镜性の緊蹄带 8力 ^s折り曲げ反転状態となっており、その一端 8 a力 ^?一方の胛側 9の先端下辺 9 aに、他端 8 b力甲側 9 の後端下辺 9 bに縫着されている。前記緊蹄带 8の反転部 1 0は、開口部 1 1に装架された靴紐 1 2を被覆すべく、他方の胛側 1 3の上辺前部 1 3 aから上辺後部 1 3 bにかけて位置している。前記反転部 1 0には、紐通し琛 1 4を介して係合具 1 5力⁵ ¾り付けられている。該係合具 1 5は、胛側 1 3の先端: I 3 cから後端 1 3 dにかけて取り付けられた係合面 1 6に遘択的に係合可能である。

上記構成からなる自転車ライダー用靴では、実際に使用する場合において靴を足に密着させるベく調節するのは靴紐 1 2である。前記緊締带 8は、単に褅桔された靴紐 1 2力 s緩むのを阻止するためだけに用いられている。このため、靴を履いたり脱いだりする場合に、靴紐 1 2とともに緊蹄帯 8をも操作しなければならない。

また、上記構成からなる靴を、たとえば該靴全体が歪むような敏しい足の押し下げ動作や引き上げ動作を伴う自転車競技に用いた場合には、前記係合面〗 6が靴全体の歪みの影響を筒単に受けてしまい、その結果として係合面 1 6力 ^s容易に変形し、係合具 1 5を保持できなくなってしまう。発明の開示

《目的》

本発明の目的は、個々の人の足の形状に応じて微妙に調整でき、しかも着脱が容易な自転車ライダ一用靴を提供することにある。

本発明の別の目的は、激しい運動においても靴の緊締状態を強固に保持でき、しかも着脱が容易な自転車ライダー用靴を提供することにある。

《構成》

本発明の一見地に係る靴は、自転車ライダー用靴であり、靴本体と第 1緊蹄带と第 2緊締帯と自由環と引張具とを備えている _e 前記靴本体は、上端後部に足を挿入するための開口を有し、上端前部に前記足の胛を覆う胛部を有する。前記第 1緊締带は、前記靴本体に少なくとも一端が連桔され、前記胛部上に延び、第 1 折り返し部を有する。前記第 2緊稀帯は、前記靴本体に少なくとも一端が連結され、前記笫 1折り返し部に隣接した第 2折り返し部を有する。前記自由環には、前記第 1及び第 2緊締带を連桔するように、前記第 1及ぴ第 2折り返し部が挿入されている。前記引張具は、前記笫 1緊締帯を緊張状態で前記靴本体に固定するためのものである。

ここでは、折り返し部を有する緊締带が自由環で違結されているので、緊褅带による締め付けが個々の人の足の形状に応じて微妙に調整されるようになる。また、引張具により第 1緊締带を緊張状態で靴本体に固定する構成となっているので、靴の着脱が容易になる。

前記第 2緊締带が、前記自由環が靴前後方向に移動可能なように、前記靴本体に連桔されていてもよい。これにより、調整機能が向上する。これは、例えば、前記第 2緊締带が、靴前後方向に位置が異なつた状態で前記第 2折り返し部から延びる部分を有するようにしたり、あるいは、前記第 2緊褅帯が、ピンによって回動自在に前記靴本体に連結されている構成とすることで実現できる。

前記引張具がベルク口を対抗面に有する折り返された带状であり、前記第 1緊蹄带が第 3折り返し部をさらに有し、前記第 1緊締带及 TO記引張具を連桔するように、前記第 3折り返し部と前記引張具とが揷入された第 2自由琼をさらに镛えていると、激しい運動においても靴の^状態を強固に保持できるという効果が得られる。

この効果を得る上では、前記引張具が、前記胛部後端から前記開口の下方に斜め下方に延びているの力? ましい。前記第 1緊締帯が、前記第 1折り返し部とともに前記第 3折り返し部を間に袂む位置に第 4折り返し部をさらに有し、前記第 2緊褅帯の後方において前記靴本体に少なくとも一端が連結され、前記第 4折り返し部に隣接した第 5折り返し部を有する第 3緊締帯と、前記第 1及ぴ第 3緊締带を連結するように、前記第 4及ぴ第 5折り返し部が挿入された第 3自由環とをさらに镛えていると、さらに調整機能が向上する。

前記靴本体がその下端外周に靴補強帯をさらに有し、前記第 1及び第 2緊締带の端部が前記靴補強体に位置决めされているのがさらに好ましい。また、前記自由環が、前記第 1及び第 2緊締帯の幅よりも広い対向する 1対の直線状係止都を有しているの力 s好ましい。

本発明の別の見地に係る靴は、自転車ライダ—用靴であり、靴本体と緊褅带と引張具と自由環とを備えている。前記靴本体は、上端後部に足を挿入するための開口を有し、上端前部に前記足の胛を覆う胛部を有する。前記緊締带は、前記靴本体に少なくとも一端が連桔され、前記胛部上に延び、第 1折り返し部を有する。前記引張具は、前記靴本体に固定された第 1片と、前記第 1片に対向可能な第 2 片と、前記両片を一体的に速桔する第 2折り返し部と、前記両片の対向面に設けられた着脱自在の固着手段とを有し、前記緊稀帚を緊張状態で前記靴本体に固定する。前記自由現には、前記緊褅带と引張具とを連結するように、前記第 1及び第 2折り返し部が挿入されている。

ここでは、引張具が、前記靴本体に固定された第 1片と、前記第 1片に対向可能な第 2片と、前記両片を一体的に連結する第 2折り返し部と、前記両片の対向面に設けられた着脱自在の固着手段とを有するので、救しい運動においても靴の緊蹄状態を強固に保持でき、しかも着脱が容易な靴が実現できる。

前記引張具の第 1片が、前記胛部後端から前記開口の下方に斜め下方に延びているの力 s好ましい。これにより、保持機能がより向上する。

前記靴本体がその下端外周に靴補強带をさらに有し、前記緊褅带の端部力 ^記靴補強体に位置决めされているのが好ましい。

前記自由環が、前記緊締带及び引張具の幅よりも広い対向する 1対の直線状係止部を有しているの力ましい。前記固着手段はベルク口であるの力 ¾fましい。この発明のこれら及び他の目的及ぴ利点は、下記の詳細な説明からより明らかとなるであろう。図面の簡単な説明

図1は、本発明に係る靴を示す斜視図である。

図 2は、図 1と同じ靴を示し、（A) は平面図、（B ) は側面図である。図 3は、囡1の靴の緊綺状態開放時の斜視図である。

図 4は、図 1の靴の各緊締带及び各自由環の自由移動時の状態を示す斜視図でめる。

図 5は、本発明にかかる別の靴を示す斜視部分図である。

図 6は、本発明にかかるさらに別の靴を示す斜視図である。

図 7は、本発明にかかるさらに別の靴を示し、（A) 及び（B ) はともに斜視都分図である。

図 8は、本究明にかかるさらに別の靴を示す斜視図である。

図 9は、本発明にかかるさらに別の靴を示す斜視図である。

図 1 0は、本発明にかかるさらに別の靴を示す斜視図である。

図 1 1は、図 1 0と同じ靴を示し、（A) は平面図、（B ) は側面図である _e 図 1 2は、本発明にかかるさらに別の靴を示し、（A) 及び（B ) はともに平面図である。

図 1 3は、本発明にかかるさらに別の靴を示し、（A) 及び（B ) はともに斜視都分図である。

図 1 4は、従来の自耘車ライダー用靴の平面図である。発明を実施するための最良の形態

図 1及び図 2において、靴 1はその後半部に開口を有し、前半部に当て布 1 a 力《ieされた靴胛部を有している。

靴 1のインサイドの靴胛都 2の先端下部 2 aには、伸縮性を有しないナイロン等の合成樹脂材によつて形成された一条の緊締帯 4力 f略逆 V字状に配置されている。緊締带 4の一端 4 aと他端 4 bとは、靴 1の靴底部 1 dに一体的に接着された靴補強体 1 bの縫製部 1 cの所定の箇所に所定の間隔を有して縫着されている。なお、靴 1の靴底に自転車のペダルに靴 1を固定する取付具（図示せず）力⁵設けられている。

靴 1のァゥトサイドの靴胛部 3の先端下部 3 aには、伸縮性を有しないナイ口ン等の合成樹脂材によって形成された緊蹄带 5の一端 5 aカ着されている。該緊締帯 5の他端 5 bは靴胛部 2の後端上部 2 bに縫着されている c

靴胛都 2の後端上部 2 bには、靴底部 1 dに一体的に接着された靴補強体 1 b に縫着された靴補強片 1 eも縫着されている。緊締带 4と緊締带 5のそれぞれは、対向する 1対の直線係止部 6 bを有する長円状の自由環 6に揷通され折り返されている。

引張具 7は、伸縮性を有しないナイロン等の合成樹脂材から構成され、自由端を構成する一片 7 aと固定端を構成する他片 7 bと両片 7 a , 7 b間の折り返し部 7 cとを備えている。前記片 7 a及び片 7 bの対向面には 1対のベルクロテープ 7 dが縫着されており、片 7 aを他片 7 bに重合させることで、折り返し部 7 cの位置を調節可能である。前記片 7 bは、上記靴 1のァゥトサイドの後端上部 3 bから後端下部 3 cにかけて斜めに縫着されている。折り返し部 7 cは、前記緊締带 5力⁵移動自在に挿入されかつ対向する 1対の直撤状係止部 6 bを有する長円状の引張用自由環 6 aに揷通されている。

次に、靴 1の使用方法について説明する。

まず、図 1に示す状態の靴 1を履くには、引張具 7の片 7 bに重合係止された片 7 aを把持し、図 3に示すように、上方（矢印 A方向）へと引き剥がして自由状態とする。これで、緊締帯 5を瞬時に緩めることができ、靴 1を緊締状態から開放状態とすることができる。

この開放状態とされた靴 1には、足（図示せず）を容易に揷入することができる。足が靴 1に揷入された状態で、引張具 7の片 7 bに片 7 aを重合係止させることで、靴 1を緊締状態とする。

ここでは、個々の人の足の胛の髙さや幅等の形状に応じて、図 4に実線及ぴ佤想線と矢印 B及び Cとで示すように、各緊締带 4， 5及び引張具 7に対する自由環 6の位置力妙に変化し、すなわち、緊締带 4， 5及び引張具 7の折れ曲がり位置力⁵微妙に変化することで、靴 1は特有の形状を有する足を確実にかつ心地よく保持する。また、上記各緊締帯 4 , 5の縫羞部が、靴 1の靴底部 1 dに一体的に接着された靴補強体 1 bの縫製部 1 cによって位置決めされていることから、靴 1の緊締時に靴底部から締め上げることができる。これにより、靴 1と足との密着性をより高めることができる。

また、引張具 7の片 7 aは、靴 1の側部に極めて狭い範囲に带状で鏠着されているので、靴 1の歪みの影響を受けにくい。したがって、靴 1全体が歪むような散しい足の押し下げ動作や引き上げ動作を伴う自転車競技に靴 1を用いた場合でも、緊締帯 5を弛ませることなく、靴の緊締状態を強固に保持することができる。さらに、前記緊稀帯 5は靴 1の緊締時に鈹を発生させ難く、歪みの^を受けにくいフイツト感のよい履き心地を維持することができる。

なお、図 5に示すように、各緊蹄帚 4 , 5が、靴 1の靴補強体 1 bに圧着ピン 1 7を介して回動自在に固着されていてもよい。この場合には、緊締带 4， 5がピン 1 7を中心に回動できるので、仮想線及び矢印 Dで示すように調整の自由度がより高くなる。また、例えば伸縮性の縫製糸による速結で回動自在の状態を実現してもよい。その他、緊締带 4， 5及び引張具 7の固着は、接着剤による接着、熱融着またはリベット止めで実現されていてもよい。

引張具 7のベルク口テープに代えて、ファスナー、ホック、スナップ等を用いることもできる。

図 6に示すように、逆 V字状の別の緊締带 4を設けた構成としてもよい。この緊綺带 4は、先の緊蹄帯 4の後方に配置されている。ここでは、緊締带 5には折り返し部がさらに付加され、緊締带 5の端 5 bが靴 1のァゥトサイドの靴胛部 3 の先端下部 3 aに辏若されている。また、さらに別の自由環 6が設けられており, この自由環 6によって緊篩带 5と付加された緊締带 4とが速转されている。この場合には、さらに微妙な緊締調整を行うことができる。図示はしないが、緊帯 4が 3個以上設けられていてもよい。

HI 7 (A) に示すように、両端 4 a , 4 b力 ^f重なり合うように緊締帯 4が折り曲げられていてもよい。この場合には、ピン 1 7の使用数を減らすことができる。また、 1H 7 (B ) のように、緊締带 4の端 4 bを緊締带 4自体に缝着した構成を採用することもできる。

さらに、図 8に示すように、緊稀带 4， 5力部分 1 dも含めて先端下部 2 a，

3 aと先端上部 2 d , 3 dのそれぞれの 2か所で缝着されていてもよい- 緊締帯 4 , 5が、図 9に示すように、先端上部 2 d , 3 dのみに縫着されていてもよい- 自由環 6， 6 aは、長円形のものに限られず、たとえば矩形であってもよい。さらに直線係止部 6 bに、緊締带 4， 5及び引張具 7との容易な摺動を阻止するための摩擦部材が設けられていてもよい。自由環 6 , 6 aが、直線係止部に代えて、波状に形成された部分または表面に凹凸を有する部分を有していてもよい。緊締带 4， 5及び引張具 7の材質がゴム、皮革、麻等であってもよい。緊締带

4 , 5及び引張具 7が、複数の紐状体が帝状に組み合わされた構成であつてもよい。緊締带 4 , 5及び引張具 7の断面形状が長円状や多角赚であってもよい。緊締帯 4力 ^s靴 1のァゥトサイドに、引張具 7力 ^f靴 1のィンサイドに配置された構成としてもよい。

次に、図 1 0及び図 1 1を参照して、さらに別の実施例を説明する。

図 1 0及び図 1 1において、靴 2 1はその開口前半部に当て布 2 1 aを有している。また、靴 2 1の靴底には自転車のペダルに靴 2 1を固定する取付具（図示せず）力 ^?設けられている。

靴 2 1のインサイドの靴胛部 2 2の先端上部 2 2 d及び後端上部 bには、伸縮性を有しないナイロン等の合成樹脂材によって形成された緊褅带 2 4の各端 2 4 a , 2 4 bが縫着されている。

靴 2 1のァゥトサイド側の靴胛都 2 3上には、緊締帯 2 4に移動自在に外嵌された引張用自由環 2 6力 ^f配置されている。緊締帯 2 4は自由環 2 6のところで逆 V字状に折り返されている。自由琛 2 6は、対向する 1対の直線状係止部 2 6 b を有する長円状の部材である。

引張具 2 5は、伸縮性を有しないナイロン等の合成樹脂材から構成され、自由端を構成する一片 2 5 aと固定端を構成する他片 2 5 bと両片 2 5 a , 2 5 b間の折り返し部 2 5 cとを備えている。前記片 2 5 a及び片 2 5 bの対向面には 1 対のペルクロテープ 2 5 ( カ^縫着されており、片 2 5 aを他片 2 5 bに！:合させることで、折り返し部 2 5 cの位澄を調節可能である。前記片 2 5 bは、上記靴 2 1のァゥトサイドの後端上部 2 3 bから後端下部 2 3 cにかけて斜めに縫着されている。

次に、靴 2 1の使用方法について説明する。

まず、図 1 0に示す状態の靴 2 1を履くには、引張具 2 5の片 2 5 bに重合係止された片 2 5 aを把持し、図 3に示すように、上方（矢印 A方向）へと引き剥がして自由状態とする。これで、緊締帯 2 4を瞬時に緩めることができ、靴 2 1 を緊締状態から開放状態とすることができる。

この開放状態とされた靴 2 1には、足（図示せず）を容易に挿入することができる。足が靴 2 1に揷入された状態で、引張具 2 5の片 2 5 bに片 2 5 aを矢印 B方向に重合保止させることで、靴 2 1を緊締状態とする。ここでは、個々の人の足の胛の高さや幅等の形状に応じて、各緊締帯 2 4及び引張具 2 5に対する自由環 2 6の位笸が微妙に変化し、すなわち、緊椅帯 2 4及び引張具 2 5の折れ曲がり位笸が微妙に変化することで、靴 2 1は特有の形状を有する足を確実にかつ心地よく保持する。

また、引張具 2 5の片 2 5 aは、靴 2 1の側部に桎めて狭い範囲に帝状で縫着されているので、靴 2 1の歪み影響を受けにくい。したがって、靴 2 1を靴 2 1 全体が歪むような激しい足の押し下げ動作や引き上げ動作を伴う自転車競技に用いた場合でも、緊締带 2 4を弛ませることなく、靴の緊蹄状態を強固に保持することができる。さらに、前記緊褅帯 2 4は靴 2 1の緊褅時に餒を発生させ難く、歪みの影響を受けにくいフィット感のよい履き心地を維持することができる。なお、図 1 2 (A) に示すように、 1対の緊締带 2 4と 1対の引張具 2 5とを設けた構成としてもよい。図 1 2 ( B ) に示すように、 1対の緊締带 2 4と 1対の引張具 2 5とを設けるとともに、それらの固定位笸を左右逆にした構成を採用してもよい。

緊締带 2 4を、図 1 3 (A) に示すように、逆 Y字状に構成してもよい。ここでは、二股都の両端 2 4 aが固定されており、他端 2 4 bに引張用自由環 2 6を有する折り返し部 2 4 cが形成されている。図 1 3 (B ) に示すように、緊稀帝 2 4が、圧着ピンによって回動自在に保持されていてもよい。図 1 3 ( B ) の場合には、緊筛状態の自由度が高い。また、例えば伸縮性の縫製糸による連結で回動自在の状態を実現してもよい。その他、緊締帝 2 4及び引張具 2 5の固着は、接着剤による接着、熱融着またはリベット止めで実現されていてもよい _e

引張具 2 5のベルク口テープに代えて、ファス^ "一、ホック、スナップ等を用いることもできる。

自由環 2 6は、長円形のものに限られず、たとえば矩形であってもよい。さらに直線係止部 2 6 aに、緊椅帝 2 4及び引張具 2 5との容易な摺動を阻止するための麽擦部材が設けられていてもよい。自由環 2 6力 ^f、直線係止部に代えて、波状に形成された部分または表面に凹凸を有する部分を有していてもよい。

緊締带 2 4及び引張具 2 5の材質がゴム、皮革、麻等であってもよい。緊締带 2 4及び引張具 2 5が、複数の紐状体が带状に組み合わされた構成であってもよレ。緊締带 2 4及び引張具 2 5の断面形状が長円状や多角形状であってもよい。緊褅带 2 4力 ^s靴 2 1のァゥトサイドに、引張具 2 5が靴 2 1のインサイドに配置された構成としてもよい。産業上の利用可能性

本発明によれば、個々の人の足の形状に応じて微妙に調整でき、しかも着脱が容易な靴が実現できる。また本発明によれば、個々の人の足の形状に応じて保持状態を微妙に調整でき、激しい運動等においても靴の緊締状態を強固に保持でき、しかも履き心地に優れた靴が実現できる。本発明によって得られる靴は、特に自耘車鼓技を行うライダーにとつて有意義なものとなる。この兗明の範囲から逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。この発明の好ましい先の説明は例示と説明のためにのみ提示されたものであり、特許請求の範囲及びその均等範囲で規定される発明を開示されたとおりの態様に限定する意図はない。

Claims

特許請求の範囲

1 . 上端後部に足を挿入するための開口を有し、上端前部に前 ΙΕ^の胛を覆う胛部を有する靴本体と、

前記靴本体に少なくとも一端が連結され、前記胛部上に延び、第 1折り返し部を有する第 1緊稀带と、

前 ¾靴本体に少なくとも一端が違桔され、前記第 1折り返し部に降接した第 2 折り返し部を有する第 2緊締带と、

前記笫 1及び第 2緊締带を連桔するように、前記第 1及び第 2折り返し部が揷入された自由環と、

前記第 1緊褅带を緊張状態で前記靴本体に固定する引張具と、

を備えた自転車ライダー用靴。

2 . 前記第 2緊締帯が、前記自由環が靴前後方向に移動可能なように前記靴本体に連結されている、請求項 1に記載の自転車ライダー用靴。

3 . 前記第 2緊締带が、靴前後方向に位置力 s異なった状態で前記第 2折り返し部から延びる部分を有している、請求項 2に記載の自転車ライダー用靴。

4 . 前記第 2緊締带が、ピンによって回動自在に前記靴本体に連桔されている、請求項 2に記载の自転車ライダー用靴。

5 . 前記引張具がペルクロを対抗面に有する折り返された带状であり、前記第 1 緊締带が第 3折り返し部をさらに有し、

前記第 1緊締帯及 :ritr記 1張具を連桔するように、前記第 3折り返し部と前記引張具とが挿入された第 2自由環をさらに備えた、

請求項 1に記載の自転車ライダー用靴。

6 . 前記引張具が、前記胛都後端から前記開口の下方に斜め下方に延びている、請求項 5に記載の自転車ライダ一用靴。

7 . 前記第 1緊締帯が、前記第 1折り返し郁とともに前記第 3折り返し都を間に挟む位置に第 4折り返し部をさらに有し、

前記第 2緊蹄带の後方において前記靴本体に少なくとも一端が連桔され、前記第 4折り返し都に隣接した第 5折り返し部を有する第 3緊締带と、

前記第 1及び第 3緊椅帯を逨桔するように、前記第 4及び第 5折り返し部が揷入された第 3自由環と、

をさらに備えた請求項 5に記敏の自転車ライダー用靴。

8 . 前記靴本体がその下端外周に靴補強帯をさらに有し、前記第 1及び第 2緊筛带の端部が前記靴補強体に位置決めされている、請求項 1に記載の自転車ライダ用靴。 .

9 . 前記自由環が、前記第 1及び第 2緊蹄带の幅よりも広い対向する 1対の直線状係止部を有している、請求項 1に記載の自転車ライダー用靴。

1 0 . 上端後部に足を挿入するための開口を有し、上端前部に前記足の胛を覆う胛部を有する靴本体と、

前記靴本体に少なくとも一端力 s連結され、前記胛部上に延び、第 1折り返し部を有する緊締带と、

前記靴本体に固定された第 1片と、前記第 1片に対向可能な第 2片と、前記両片を一体的に連桔する第 2折り返し都と、前記両片の対向面に設けられた着脱自在の固着手段とを有し、前記緊褅带を緊張状態で前記靴本体に固定する引張具と、前記緊締带と引張具とを連桔するように、前記第 1及び第 2折り返し部が揷入された自由 ¾と、

を備えた自転車ライダー用靴。

1 1 . 前記引張具の第 1片が、前記胛部後端から前記開口の下方に斜め下方に延ぴている、請求項 1 0に 12载の自転車ライダー用靴。

1 2 . 前記靴本体がその下端外周に靴補強带をさらに有し、前記緊稀帯の端部が前記靴補強体に位置決めされている、請求項 1 0に記載の自転車ライダ一用靴。

1 3 . 前記自由環が、前記緊褅带及び引張具の幅よりも広い対向する 1対の直線状係止部を有している、請求項 1 0に記載の自転車ライダー用靴。

1 4 . 前記固着手段はペルクロである、請求項 1 0に記载の自転車ライダー用靴 -