JP3024118B1 - 鞄の把手 - Google Patents

鞄の把手

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JP3024118B1
JP3024118B1 JP11151251A JP15125199A JP3024118B1 JP 3024118 B1 JP3024118 B1 JP 3024118B1 JP 11151251 A JP11151251 A JP 11151251A JP 15125199 A JP15125199 A JP 15125199A JP 3024118 B1 JP3024118 B1 JP 3024118B1
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Abstract

【要約】 【課題】 強靭な帯状の一対の把手を使用するも、握持
しやすい鞄の把手を提供する。 【解決手段】 両端を鞄本体10の前面側と後面側とに
夫々固定するようになした可曲性帯の把手帯20a,2
0bを有し、軟質合成樹脂材で縦壁部31と底面部32
とで断面略逆T字状に成形した把手一方体30の、該縦
壁部31内を一方の把手帯20aの中間部位に設けた部
分的二折部21aが挿通するように埋入する。また、他
方の把手帯20bの中間部位は部分的U字折部21bと
なし、この部分的U字折部21bを、硬質合成樹脂で一
方面部41と他方面部42とで断面略逆U字状に成形し
た把手他方体40の、一方面部41と他方面部42内を
挿通するように埋入する。そして、上記把手一方体30
の縦壁部31が、把手他方体40の一方面部41と他方
面部42との間に着脱可能に圧入できるようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鞄の把手に関するも
ので、特に、把手に化学繊維を編んで構成した可曲性の
帯を使用した鞄の把手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ナイロン繊維等で製造した帯
は、非常に強度が大きく、また、耐久性も高いので、ス
ポーツ用のボストンバッグの把手をはじめとして多くの
鞄の把手に使用されている。
【0003】しかし、この種の帯は、その強靭性からし
て、握持した際に手に違和感が感ずることが多く、さら
に、一般的には幅2から4cm、厚み1から2mmと比
較的幅が広いので握持しにくいという指摘がなされてい
る。
【0004】また、一般的な鞄は上部が開口しているの
で、上記帯の把手は両端を鞄本体10の前面側と後面側
とに夫々固定するように一対設けられるので握持する場
合は一対を共に握持するようになっているので、さらに
握持しにくいという問題点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、強靭な帯状の一対の把手を使用
するも、握持しやすい鞄の把手を提供することを課題と
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、両端を鞄本体10の前面側と後面側とに
夫々固定するようになした可曲性帯で構成した一対の把
手帯20a,20bとを有し、上記一方の把手帯20a
の中間部位は縦方向に二つ折りして部分的二折部21a
となし、この部分的二折部21aを、軟質合成樹脂材で
縦壁部31と底面部32とで断面略逆T字状に成形した
把手一方体30の、該縦壁部31内を挿通するように埋
入して、一方の把手帯20aに把手一方体30を一体的
に連結し、他方の把手帯20bの中間部位は縦方向に略
逆U字状に折り曲げて部分的U字折部21bとなし、こ
の部分的U字折部21bを、硬質合成樹脂で一方面部4
1と他方面部42とで断面略逆U字状に成形した把手他
方体40の、一方面部41と他方面部42内を挿通する
ように埋入して、他方の把手帯20bに把手他方体40
を一体的に連結し、上記把手一方体30の縦壁部31
が、把手他方体40の一方面部41と他方面部42との
間に着脱可能に圧入できるようになした技術的手段を講
じたものである。
【0007】それ故、本発明鞄の把手は、把手一方体3
0と把手他方体40とを相互に嵌め合わせると、両把手
帯20a,20bの握持部が一体化される作用を呈し、
この握持部を把手一方体30と把手他方体40とで握り
易い所望の断面形状となすことができる作用を呈する。
【0008】そして、上記把手一方体30を軟質合成樹
脂材で、把手他方体40を硬質合成樹脂材で構成したの
で、把手他方体40で保型性を保ち、把手一方体30で
圧入嵌着を可能とする作用を呈すると共に、主として荷
重を受ける把手一方体30が軟質合成樹脂で形成されて
いるので手に違和感を与えないよう作用する。
【0009】次ぎに、「請求項2」の発明は、両端を鞄
本体10の前面側と後面側とに夫々固定するようになし
た可曲性帯で構成した一対の把手帯20a,20bとを
有し、上記一方の把手帯20aの中間部位は縦方向に二
つ折りして部分的二折部21aとなし、この部分的二折
部21aを、軟質合成樹脂材で縦壁部31と底面部32
とで断面略逆T字状に成形した把手一方体30の、該縦
壁部31内を挿通するように埋入して、一方の把手帯2
0aに把手一方体30を一体的に連結し、他方の把手帯
20bの中間部位は縦方向に略逆U字状に折り曲げて部
分的U字折部21bとなし、この部分的U字折部21b
を、硬質合成樹脂で一方面部41と他方面部42とで断
面略逆U字状に成形した把手他方体40の、一方面部4
1と他方面部42内を挿通するように埋入して、他方の
把手帯20bに把手他方体40を一体的に連結し、上記
把手他方体40の内面には、縦壁部31の厚みより僅か
に間隙を狭めた略逆U字状の凸条部44,44,44・
・・を複数条設け、縦壁部31が凸条部44,44,4
4・・・内に着脱可能に圧入できるようになした技術的
手段を講じたものである。
【0010】それ故、本発明は上記「請求項1」の作用
に加え、縦壁部31を略逆U字状の凸条部44,44,
44・・・の間に圧入するようになしたので、圧入の着
脱に要する力を、この凸条部44,44,44・・・の
間隙と縦壁部31の厚みの差と、圧入時に接触する接触
総面積等で調整できる作用を呈するものである。
【0011】さらに、「請求項3」の発明は、両端を鞄
本体10の前面側と後面側とに夫々固定するようになし
た可曲性帯で構成した一対の把手帯20a,20bとを
有し、上記一方の把手帯20aの中間部位は縦方向に二
つ折りして部分的二折部21aとなし、この部分的二折
部21aを、軟質合成樹脂材で縦壁部31と底面部32
とで断面略逆T字状に成形した把手一方体30の、該縦
壁部31内を挿通するように埋入して、一方の把手帯2
0aに把手一方体30を一体的に連結し、他方の把手帯
20bの中間部位は縦方向に略逆U字状に折り曲げて部
分的U字折部21bとなし、この部分的U字折部21b
を、硬質合成樹脂で一方面部41と他方面部42とで断
面略逆U字状に成形した把手他方体40の、一方面部4
1と他方面部42内を挿通するように埋入して、他方の
把手帯20bに把手他方体40を一体的に連結し、上記
把手他方体40の内面には、縦壁部31の厚みより僅か
に間隙を狭めた略逆U字状の凸条部44,44,44・
・・を複数条設け、縦壁部31が凸条部44,44,4
4・・・内に着脱可能に圧入できるようになし、さら
に、上記縦壁部31に正面三角形状の幅広部31aを設
け、把手他方体40の一方面部41と他方面部42との
内面には下方に向かって順次幅を広げて上記幅広部31
aが嵌入する欠部43を設けた技術的手段を講じたもの
である。
【0012】それ故、本発明は上記「請求項1」と
「「請求項2」との作用に加え、幅広部31aが欠部4
3に嵌合することで、把手一方体30と把手他方体40
とが長手方に位置がずれるのを防ぐ作用を呈するもので
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図示例と共に説明す
る。図中、10が鞄本体で、この鞄本体10には、両端
を鞄本体10の前面側と後面側とに夫々固定するように
なした可曲性帯で構成した一対の把手帯20a,20b
を取り付けてある。
【0014】上記鞄本体10は、上面をファスナーで開
閉可能と成したもの、上部に閉じることのできない開口
を有するもの等、その形式は特に限定されるものではな
いが、一対の可曲性帯で構成した把手帯20a,20b
を有してなる。
【0015】上記把手帯20a,20bは、ナイロン繊
維等の合成樹脂繊維の糸(比較的太い糸が使用されるの
が一般的である。)を帯状に編んだ(織った)ものが使
用され、略逆U字状に折り曲げて、その両端を鞄本体1
0に縫着、必要に応じて鋲着を併用して固定してある。
【0016】そして、図示例では上記把手帯20a,2
0bは、一方の把手帯20aを鞄本体10の前面側に、
他方の把手帯20bは鞄本体10の後面側に固定する。
この鞄本体10の前面側と後面側とは、図示例の場合
は、鞄本体10の前面11と、図奥側の後面都が使用さ
れているが、該前面11に後面と限定されるものではな
く、鞄本体10の「図1」奥手前二分面より手前側が前
面側、奥側が後面側と解釈されるもので、該把手帯20
a,20bの両端固定部位は、鞄本体10の上面12で
あっても、襠面部13a,13bであっても無論差し支
えない。
【0017】なお、図示例の場合、把手帯20a,20
bの両端は鞄本体10の前面または後面の上辺部位から
下辺部に達するまで縦方向に沿わせ(必要に応じて底面
にまで折り曲げて沿わせ)て,その両辺部位を鞄本体1
0に縫着してあるもので、このように把手帯20a,2
0bを鞄本体10に長い距離で縫着すると、鞄本体10
の型崩れが防げて、収納物の多少にかかわらず鞄本体1
0が使用時に体裁のよい形状を保ちやすくなるものであ
る。
【0018】そして、上記一方の把手帯20aの中間部
位は縦方向に二つ折りして部分的二折部21aとなし、
この部分的二折部21aを、軟質合成樹脂材で縦壁部3
1と底面部32とで断面略逆T字状に成形した把手一方
体30の、該縦壁部31内を挿通するように埋入して、
一方の把手帯20aに把手一方体30を一体的に連結し
てある。
【0019】上記部分的二折部21aは、把手帯20a
の長手方向に向く中心線部を折曲線として二つ折りした
ものである。そして、この部分的二折部21aを把手一
方体30を成形するための射出成形型で挟みこみ、射出
成形型内に溶融状態の軟質合成樹脂(軟質合成ゴムを含
む)を注入して成形するもので、この成形で一方の把手
帯20aに把手一方体30を一体的に連結したものが得
られる。なお、「図3」に示す溝部33,33,33・
・・は、上記射出成形型で部分的二折部21aを該射出
成形型の正確な中央位置に保持するためのもので、この
ような溝部33,33,33・・・の配置は従来公知な
手段である。
【0020】なお、図示例で、部分的二折部21aは、
「図6」に最も明らかに示すように、折曲辺が上端に位
置し、一方の把手帯20aの幅方向両側が下方に向かう
ようになしているが、この状態と上下が逆になるように
してもよい。しかし、この把手帯20aは把手一方体3
0より外側に出ると二つ折りが順次平らになるように広
がるもので、後記する他方の把手帯20bが断面略逆U
字状に折り曲げるので、この他方の把手帯20bと一方
の把手帯20aとがコンパクトに重なるようになすに
は、図示例のように折曲辺を上にして二つ折りするのが
よい。
【0021】また、上記把手一方体30はその下面を手
で受けて荷重を受けるものであるから、握った手に適合
するように、その下面を「図6」に最も明かに示すよう
に、湾曲面とすることが望ましく、握持した手に違和感
が生じないように、その材質に適宜な柔軟性と弾力性と
を有するものを選定すればよい。
【0022】そして、他方の把手帯20bの中間部位は
縦方向に略逆U字状に折り曲げて部分的U字折部21b
となし、この部分的U字折部21bを、硬質合成樹脂で
一方面部41と他方面部42とで断面略逆U字状に成形
した把手他方体40の、一方面部41と他方面部42内
を挿通するように埋入して、他方の把手帯20bに把手
他方体40を一体的に連結してある。
【0023】上記把手他方体40は硬質合成樹脂(比較
的硬ければよく、大きな力を加えれば折れ曲がることが
有ってもよい。)で成形され、その成形は前記した把手
一方体30と略同様に行えば、他方の把手帯20bに把
手他方体40を一体的に連結することができる。
【0024】そして、上記把手一方体30の縦壁部31
が、把手他方体40の一方面部41と他方面部42との
間に着脱可能に圧入できるようになしてある。すなわ
ち、把手他方体40の一方面部41と他方面部42との
間隔が、縦壁部31の厚みより多少狭く構成すること
で、両者は着脱可能に圧入することが可能となるもので
ある。
【0025】しかし、上記把手一方体30の縦壁部31
を、把手他方体40の一方面部41と他方面部42との
間に着脱可能に圧入する際、圧入接触面が広い平面どう
しであると、着脱に大きな力が必要となり,操作性が悪
くなる。そこで、「請求項2」の発明では、上記把手他
方体40の内面には、縦壁部31の厚みより僅かに間隙
を狭めた略逆U字状の凸条部44,44,44・・・を
複数条設け、縦壁部31が該凸条部44,44,44・
・・内に着脱可能に圧入できるようになしている。
【0026】すなわち、凸条部44,44,44・・・
を設けることで、前記した圧入に際しての両者の接触面
積を小さくし、圧入着脱に際しての必要とする力を調整
して、把手一方体30と把手他方体40との着脱の操作
性を向上させているものである。なお、上記凸条部4
4,44の間隙部が、前記溝部33と同じ機能を果たす
ものである。
【0027】また、「請求項3」の発明は、上記「請求
項2」の構成に加えて、さらに、上記縦壁部31に正面
三角形状の幅広部31aを設け、把手他方体40の一方
面部41と他方面部42との内面には下方に向かって順
次幅を広げて上記幅広部31aが嵌入する欠部43を設
けたものである。
【0028】上記幅広部31aと欠部43とは、把手一
方体30と把手他方体40とがちょうど同じ位置で嵌合
するようになすためのもので、把手一方体30と把手他
方体40とは逆U字状の把手他方体40に把手一方体3
0の縦壁部31を圧入するので、両者は幅方向に関して
は嵌合位置がずれることはない。しかし、長手方向に関
しては把手一方体30と把手他方体40とを適宜位置に
嵌合できることになり,このように位置をずらして嵌合
して使用すると、体裁が悪いばかりか、手に加わる荷重
が偏ってしまうことになる。
【0029】そこで、把手一方体30と把手他方体40
とはその長手方向も常に正確に位置を合わせて嵌合させ
ることが望ましく、図示例では、前記正面三角形状の幅
広部31aを縦壁部31の一面側に二箇所づつ計4箇所
設けて,当然幅広部31aには、この各幅広部31aが
嵌入する欠部43を4箇所設けてなる。
【0030】なお、上記において幅広部31aを複数設
けたのは、嵌合位置を正確に適合させる目的と、前述も
したように、把手一方体30と把手他方体40との圧入
時の接触面積をいたずらに増やさないためである。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の、請求
項1〜3記載の鞄の把手によれば、強靭ではあるが握持
しにくい把手帯20a,20bに、把手一方体30と把
手他方体40とを設けたので、強靭で違和感無く握持で
きる鞄の把手を提供できるものである。
【0032】また、上記把手一方体30と把手他方体4
0とは、相互に圧入,嵌合することができるので、一対
の把手帯20a,20bを握持し易いように束ねること
ができ、また、鞄本体10への収納物の出し入れに際し
ては、この把手一方体30と把手他方体40との嵌合を
外すことによって支障がない鞄の把手を提供できるもの
である。
【0033】なお、「請求項2」の発明は、上記効果に
加え、把手一方体30と把手他方体40との着脱に大き
な力が必要としない、操作性のよい鞄の把手を提供でき
るものである。
【0034】さらに、「請求項3」の発明は、把手一方
体30と把手他方体40とが常に適合した位置関係に圧
入・嵌合されるので、体裁がよく、鞄本体10の荷重が
偏ることのない使用しやすい鞄の把手を提供できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鞄の把手を装着した鞄の正面図である。
【図2】本発明鞄の把手の一実施例要部正面図である。
【図3】本発明鞄の把手の一部を構成する把手一方体の
正面図である。
【図4】上記把手一方体の平面図である。
【図5】本発明鞄の把手の一部を構成する把手他方体の
縦断面図である。
【図6】把手一方体と把手一方体との断面図である。
【符号の説明】
10 鞄本体 11 前面 12 上面 13a 襠面部 13b 襠面部 20a 把手帯 20b 把手帯 21b 部分的U字折部 21a 部分的二折部 30 把手一方体 31 縦壁部 31a 幅広部 32 底面部 33 溝部 40 把手他方体 41 一方面部 42 他方面部 43 欠部 44 凸条部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を鞄本体(10)の前面側と後面側
    とに夫々固定するようになした可曲性帯で構成した一対
    の把手帯(20a,20b)とを有し、 上記一方の把手帯(20a)の中間部位は縦方向に二つ
    折りして部分的二折部(21a)となし、この部分的二
    折部(21a)を、軟質合成樹脂材で縦壁部(31)と
    底面部(32)とで断面略逆T字状に成形した把手一方
    体(30)の、該縦壁部(31)内を挿通するように埋
    入して、一方の把手帯(20a)に把手一方体(30)
    を一体的に連結し、 他方の把手帯(20b)の中間部位は縦方向に略逆U字
    状に折り曲げて部分的U字折部(21b)となし、この
    部分的U字折部(21b)を、硬質合成樹脂で一方面部
    (41)と他方面部(42)とで断面略逆U字状に成形
    した把手他方体(40)の、一方面部(41)と他方面
    部(42)内を挿通するように埋入して、他方の把手帯
    (20b)に把手他方体(40)を一体的に連結し、 上記把手一方体(30)の縦壁部(31)が、把手他方
    体(40)の一方面部(41)と他方面部(42)との
    間に着脱可能に圧入できるようになした鞄の把手。
  2. 【請求項2】 両端を鞄本体(10)の前面側と後面側
    とに夫々固定するようになした可曲性帯で構成した一対
    の把手帯(20a,20b)とを有し、 上記一方の把手帯(20a)の中間部位は縦方向に二つ
    折りして部分的二折部(21a)となし、この部分的二
    折部(21a)を、軟質合成樹脂材で縦壁部(31)と
    底面部(32)とで断面略逆T字状に成形した把手一方
    体(30)の、該縦壁部(31)内を挿通するように埋
    入して、一方の把手帯(20a)に把手一方体(30)
    を一体的に連結し、 他方の把手帯(20b)の中間部位は縦方向に略逆U字
    状に折り曲げて部分的U字折部(21b)となし、この
    部分的U字折部(21b)を、硬質合成樹脂で一方面部
    (41)と他方面部(42)とで断面略逆U字状に成形
    した把手他方体(40)の、一方面部(41)と他方面
    部(42)内を挿通するように埋入して、他方の把手帯
    (20bに把手他方体(40)を一体的に連結し、 上記把手他方体(40)の内面には、縦壁部(31)の
    厚みより僅かに間隙を狭めた略逆U字状の凸条部(4
    4,44,44・・・)を複数条設け、縦壁部(31)
    が凸条部(44,44,44・・・)内に着脱可能に圧
    入できるようになした鞄の把手。
  3. 【請求項3】 両端を鞄本体(10)の前面側と後面側
    とに夫々固定するようになした可曲性帯で構成した一対
    の把手帯(20a,20b)とを有し、 上記一方の把手帯(20a)の中間部位は縦方向に二つ
    折りして部分的二折部(21a)となし、この部分的二
    折部(21a)を、軟質合成樹脂材で縦壁部(31)と
    底面部(32)とで断面略逆T字状に成形した把手一方
    体(30)の、該縦壁部(31)内を挿通するように埋
    入して、一方の把手帯(20a)に把手一方体(30)
    を一体的に連結し、 他方の把手帯(20b)の中間部位は縦方向に略逆U字
    状に折り曲げて部分的U字折部(21b)となし、この
    部分的U字折部(21b)を、硬質合成樹脂で一方面部
    (41)と他方面部(42)とで断面略逆U字状に成形
    した把手他方体(40)の、一方面部(41)と他方面
    部(42)内を挿通するように埋入して、他方の把手帯
    (20b)に把手他方体(40)を一体的に連結し、 上記把手他方体(40)の内面には、縦壁部(31)の
    厚みより僅かに間隙を狭めた略逆U字状の凸条部(4
    4,44,44・・・)を複数条設け、縦壁部(31)
    が凸条部(44,44,44・・・)内に着脱可能に圧
    入できるようになし、 さらに、上記縦壁部(31)に正面三角形状の幅広部
    (31a)を設け、把手他方体(40)の一方面部(4
    1)と他方面部(42)との内面には下方に向かって順
    次幅を広げて上記幅広部(31a)が嵌入する欠部(4
    3)を設けた鞄の把手。
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KR101193777B1 (ko) 2012-04-05 2012-10-23 정태봉 마네킨 고정 홀더

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