明 細 書 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 及びそ の収納ケ ー ス 技術分野
本発明 は、 1 立方セ ン チ メ ー ト ル程度の大 き さ を有 し かつ 、 ワ イ ヤ レ ス制御可能な マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト 及 びそ の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 を収納 し 、 収納期間中 に充電な どがで き る 収納ケ ー ス に関す る 。 背景技術
従来、 ロ ボ ッ ト を ワ イ ヤ レ ス制御す る 場合 に は ラ ジ オ コ ン ト ロ ー ル と 言われ る 制御を行 っ てお り 、 電波を利用 し た制御方式が用 い ら れて い た。 ま た 、 方向 を制御す る た め に は電波 に制御信号を重畳 さ せて操舵 し て い た。 更 に 、 自 律的 に所望の方向 に 向かわせ る た め に は指向性を 有す る ア ン テ ナ を用 い た り 、 視覚セ ン サ等を併用 し た り し て い た。 走行部 に は車輪を用 い て走行抵抗を減 ら し て い た。 ま た 、 充電す る た め の端子 は剛体の接点か ら 成 り 框体の 凹部 に 形成 さ れて い た。
と こ ろ が、 前述の ロ ボ ッ 卜 の制御方式で は電波を利用 し て い る た め、 送信側及び受信側共 に多 く の電気素子を 必要 と し 、 操舵の た め の機構が必要な こ と か ら 小型化に は適 し て い な か っ た。 ま た 、 例え ば電波が発信 さ れ る 方 向 に 自 律的 に移動 さ せ る シ ス テ ム にす る た め に は前述の
ア ン テ ナ やセ ン サ を付加す る 必要があ り 、 こ の点に お い て も 小型化 に は適 し て い な か っ た。 更 に、 駆動部以外の 部分を車輪で支持 し た場合 に は車輪が小 さ い と 大 き な 凹 凸を乗 り 越え る こ と がで き ず、 逆 に、 車輪が大 き い と 小 型化が困難で あ っ た。 充電端子 も取 り 扱 い上小 さ く す る こ と がで き ず、 小型化の妨げに な っ て い た。
こ の よ う な現状 に鑑み、 本発明者 は光に感知 し て動 く マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト を開発 し 、 P C T Z J P g S Z O l 1 5 と し て国際出願を し て い る 。 こ の マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は 1 立方セ ン チ メ 一 ト ル程度の大 き さ で非常 に小 さ い う え に精巧な も の であ り 、 そ の取 り 扱 い に は慎重を要す る と 同時 に 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト の操作性や動作性な ど に も 改良すべ き 点が見出 さ れた。
と こ ろ で、 一般に小型精密な物品の 包装 に は プラ ス チ ッ ク 容器等が使われ、 本体品や各部品 (部分品毎 に分解 可能な場合) 、 付属品等を し つ く り と 収めて い る のが通 例で あ る 。 すな わ ち 、 部分品や付属品等の収納部が適宜 に配置 さ れて い る だ けであ る 。
本発明者が開発 し た前記マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は充電 タ イ プの も ので あ り 、 そ の他に ロ ボ ッ ト 操作用 の リ モ コ ン 器 具類を必要 と す る 。 ま た マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の性質上そ の 収納ケ ー ス を小型 ' コ ン パ ク ト に、 し 力、 も 取 り 出 し や取 り 扱 い な どが容易 な も の に す る 必要力 あ る 。 ま た、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 に必要な物品を単 に収納す る だ けで は 口 ボ ッ 卜 の操作上の面か ら かえ っ て不都合であ り 面倒で あ る
本発明 は、 こ の よ う な状況 に鑑み て な さ れた も の であ り 、 操作性や動作性な どを改良 し た小型で ワ イ ヤ レ ス制 御可能な マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト を提供す る こ と を 目 的 と す る 本発明 の他の 目 的 は、 前記の よ う な マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト の特殊性 に鑑み、 単 に前記の ご と き 各物品を収納す る 機 能だ けで な く 、 収納期間中 に充電な どがで き る よ う に種 々 の機能を持つ ポ ケ ッ ト サ イ ズ位の コ ン パ ク 卜 な収納ケ ー ス を提供す る こ と に あ る 。 発明 の 開示
本発明 の一つ の態様に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は、 検出 領域が一部重複す る 少な く と も 2 個の セ ン サ と 、 互い に 独立 し て駆動 さ れ、 移動方向 に対 し 直角方向 に離れた 駆 動点を有す る 少な く と も一対の駆動部 と 、 C P U を含み セ ン サ の 出力 に基づい て駆動部を制御す る 制御部 と 、 充 電可能な電池を有 し 、 セ ン サ 、 駆動部及び制御部 に電源 電圧を供給す る 電源装置 と 、 外部か ら 非接触に指示を受 け る と 制御部 に リ セ ッ ト 信号を送出す る リ セ ッ ト 回路を 有す る 。 こ の よ う に構成 し た こ と に よ り 小形化が可能 に な っ て い る 。 特 に 2 個の セ ン サ の検出領域を一部重複 さ せ た こ と に よ り 、 簡単な 回路で 目 標 に対 し て 自 律的 に移 動す る 機能が得 ら れ る 。 ま た 、 駆動部がそ れぞれ独立 し て制御 さ れ る の で 、 簡単な 機構で複雑な動作を制御す る こ と がで き る 。 更 に 、 リ セ ッ ト 信号を外部か ら 非接触で 供給す る こ と がで き る の で、 そ の操作が簡単な も の と な
つ て い る 。
本発明 の他の態様 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 は、 検出領 域が一部重複す る 少な く と も 2 個の セ ン サ と 、 互い に 独 立 し て駆動 さ れ、 移動方向 に対 し 直角方向 に離れた駆動 点を有す る 少な く と も一対の駆動部 と 、 C P U を含み、 前記セ ン サ の 出力 に基づい て駆動部を制御す る 制御部 と 充電可能な電池及び電池の電圧を調整 し て出力す る 電圧 調整回路を有 し 、 セ ン サ、 駆動部及び制御部 に電源電圧 を供耠す る 電源装置 と 、 起動時 に電池の 出力電圧及び リ セ ッ ト 信号を制御部 に 供給 し 、 そ の後、 所定時間経過後 に電池の 出力電圧の代わ り に電圧調整回路の 出力電圧を 制御部 に供給す る と 共に 、 リ セ ッ ト 信号を解除す る 起動 制御回路 と を有す る 。 起動時 に電池の高い 出力電圧及び リ セ ッ 卜 信号を制御部に供給 し 、 そ の後、 所定時間経過 に電池の 出力電圧の代わ り に電圧調整回路の 出力電圧 を 制御部 に 供給す る と 共に リ セ ッ ト 信号を解除す る よ う に し た ので、 安定 し た動作が得 ら れ る 。
本発明 の他の態様に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は、 障害物 セ ン サ を有 し 、 そ れは線状の部材か ら な り 、 そ の一端を 支点 と し て他端を回動 し 、 そ の動作状態に基 い て障害物 を検出す る 。 制御部 は 、 障害物セ ン サ が障害物を検出す る と 、 一対の駆動部の少な く と も 一方を所定時間逆転駆 動 し 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト を障害物か ら 遠 ざか る 方向 に 自 動的 に移動 さ せ る 。 そ の後 に定常動作 に戻す こ と に よ り マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト を障害物力、 ら 遠 ざか る 方向 に 自 動的 に
移動 さ せ る こ と がで き る 。
本発 明 の 他 の 態様 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 は 、 制御部 に よ り 制御 さ れ る ブザ ー を有 し 、 こ の ブザ ー を 制御す る こ と に よ り 外部 に 対 し て情報 を伝達す る こ と が可能 に な つ て い る 。
本発明 の他の 態様 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は 、 制御部 に よ り 制御 さ れ、 逆並列 に 接続 さ れ た 一対 の 発光 ダ イ ォ 一 ド を有す る 。 こ の 一対 の 発光 ダ イ ォ — ド の 発光を適宜 制御す る こ と に よ り 外部 に 対 し て情報を伝達す る こ と が 可能 に な っ て い る 。
本発明 の他 の態様 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は 、 各 セ ン ザ が発光 ダ イ オ ー ド と と も に 1 つ の パ ッ ケ ー ジ に 収納 さ れ、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 に 目 の 位置 に 配置 さ れ て い る 。 従 つ て 、 目 の 位置 に お い て セ ン シ ン グ と 発光 と を交互 に 行 う こ と がで き 、 目 と し て の 機能を も た せ る こ と がで き る 本発明 の 他の 態様 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト は 、 外輪 と 該外輪 を支持す る 蛇行形状 の フ ォ ー ク 部材 と か ら な る 車 輪 を有 し 、 こ れ に よ り 強 い 力 が加 わ っ て も 永久変形せず 弾性変形す る 金属車輪が得 ら れ る 。
次 に 、 本発明 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 収納 ケ ー ス は マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 収納部 と 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 電源 を充電す る た め の 電池 を入れ る 電池 ボ ッ タ ス と 、 電池 ボ ッ ク ス に 接統す る 充電 回路 を形成 し 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト に 対す る エ ネ ル ギ ー 供铪手段 を有 し 、 ケ ー ス 本体 に 取 り 付 け ら れ た 基板 と 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 操作器具 の 収納
部 と を有す る も の で あ る 。
こ こ で 、 前記エ ネ ルギー 供給手段 と は、 ロ ボ ッ 卜 の端 子 と 基板に設け た電極 と を機械的 に接続す る 手段の ほか 励磁 コ イ ルや光起電力素子等を用 い る 非接触エ ネ ルギー 供給手段を含む も ので あ る 。
こ の収納ケ ー ス は、 ロ ボ ッ ト 収納部 に マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 を収納す る と 、 基板の エネ ルギー 供給手段を介 し て 口 ボ ッ ト の 内部バ ッ テ リ ー電源 と 接铳す る よ う に な つ て い る た め、 収納期間中 に ロ ボ ッ 卜 の充電がで き る 。 該 ロ ボ ッ ト は非常に小型で、 かつ精巧 にで き て い る た め、 な る ベ く 電池交換の機会を少な く し て故障の原因を な く し 、 使用 し やす い よ う にす る た めであ る 。
本発明 の他の態様 に よ る 収納ケ ー ス は、 各物品、 各部 分の レ イ ア ウ ト に関 し 、 少な く と も 、 ケ ー ス 本体 に対す る 次の配置関係の いずれかを満 た す よ う にす る 。 すな わ ち 、 ロ ボ ッ ト 収納部 は右側に 、 電池ボ ッ ク ス は左側 に 、 基板 は ロ ボ ッ ト 収納部の下方に 、 ロ ボ ッ 卜 操作器具 は前 方側 に配置す る 配置関係 と す る 。 ま た、 基板 に電極を平 行 に設 け、 両電極の 間 に ロ ボ ッ 卜 を並列 に設置す る よ う 少な く と も 2 個の ロ ボ ッ ト 収納部を設け る こ と がで き る , ロ ボ ッ 卜 の接続端子 と し て触覚部 と 尾を利用 す る と き は そ れぞれの リ ー ド端子を電極 に密着 さ せ る た め、 更 に マ グネ ッ ト を取 り 付 け た カ プセ ルを ロ ボ ッ 卜 に被せ る よ う に す る 。 こ の マ グネ ッ 卜 の吸着力で リ ー ド端子を挾ん で 電極 に 固定す る 。 な お 、 カ プ セ ル は ロ ボ ッ 卜 収納部 に機
械的 に着脱可能 に係合す る 構成 と し て も 良 い。
こ の よ う に ケ ー ス本体 に対 し 、 ロ ボ ッ ト 収納部を右側 に 、 電池ボ ッ ク ス を左側 に 、 基板を ロ ボ ッ ト 収納部の下 方に、 ロ ボ ッ ト 操作器具を前方側に配置す る こ と に よ り 収納ケ ー ス を ポ ケ ッ 卜 サ イ ズ位に小型化す る こ と が可能 で持 ち運び に便利であ る 。
ロ ボ ッ ト 及びそ の操作 に必要な 各物品を合理的 に配置
• 収納 し て い る の で、 取 り 出 し や取 り 扱いが容易であ る ま た 、 収納状態の ロ ボ ッ 卜 に カ プセ ルを被せ、 マ グネ ッ ト や機械的係合手段で基板の電極上に 力 プセ ルを固定す る こ と に よ り 、 ロ ボ ッ 卜 の リ ー ド端子を電極に挾み付 け る こ と がで き 、 ロ ボ ッ 卜 と 電極 と の接続が容易 に で き る 従 っ て、 カ プセ ルを収納状態の ロ ボ ッ 卜 に被せ る だ けで 簡単 に充電回路 と の接続がで き る 。 カ プセ ル に よ っ て 口 ボ ッ 卜 の収納状態を安定 さ せ る こ と も で き る 。
本発明 の他の態様に よ る 収納ケ ー ス は、 前記の よ う な ロ ボ ッ 卜 の充電機能や そ の他 に い ろ い ろ な機能を有す る 例え ば指令手段で ロ ボ ッ ト に対 し 動作指令を入力す る こ と がで き る 。 そ の プ ロ グラ ム の 内容や 内部電源電圧 な ど の情報 も 該指令手段 に付属 さ せて表示 さ せ る こ と がで き る 。 そ の た め に 、 前記ケ ー ス本体 は 、 ロ ボ ッ ト に 内蔵 さ れ ロ ボ ッ 卜 の動作を 司 る 制御装置 に対 し 、 信号を授受す る 信号伝達手段を有 し 、 少な く と も ロ ボ ッ 卜 制御装置 に 対 し 指令操作を行 う 操作回路を有す る 構成 と す る こ と が で き る 。 操作回路 は充電回路 と 、 ロ ボ ッ ト 制御装置を リ
セ ッ 卜 す る リ セ ッ 卜 回路を含み、 該 リ セ ッ 卜 回路を ロ ボ ッ 卜 に 内蔵 さ せ る 。 更 に ま た、 充電回路 は、 バ ッ テ リ ー チ ェ ッ ク 用 の ス ィ ッ チ と 、 該ス ィ ッ チ と 連動 し 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の電源回路を シ ョ ー ト さ せ る リ セ ッ ト ス イ ツ チ と を有す る 。 こ の リ セ ッ ト 回路 に よ り 、 ロ ボ ッ 卜 への 充電開始 と 同時 に リ セ ッ 卜 をか け、 口 ボ ッ 卜 制御装置の 暴走を防 ぐ こ と がで き る 。 ま た 、 ロ ボ ッ 卜 収納時 に ロ ボ ッ 卜 の プ ロ グ ラ ム 内容や電源電圧な どの チ ェ ッ ク がで き
図面の簡単な 説明
図 1 は本発明 の一実施例 に よ る マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の側 面図であ る 。
図 2 は 図 1 の上面図であ る 。
図 3 は 図 1 の底面図であ る 。
図 4 は 図 1 の 回路部の詳細を示 し た プ ロ ッ ク 図であ る 図 5 は セ ン サ の 回路図であ る 。
図 6 は 図 1 の駆動部の平面図で あ る 。
図 7 は 図 6 の展開図であ る 。
図 8 は 図 1 の実施例の ロ ボ ッ 卜 の基本動作例を示す 夕 ィ ミ ン グチ ヤ 一 ト であ る 。
図 9 は 図 1 の実施例の ロ ボ ッ 卜 の駆動開始時の基本動 作を示す タ イ ミ ン グチ ヤ 一 卜 であ る 。
図 1 0 は 図 1 の実施例の ロ ボ ッ 卜 の駆動開始時の動作 を示す タ イ ミ ン グチ ヤ 一 卜 で あ る 。
図 1 1 は本発明の C P U コ ア に 内蔵 さ れた リ セ ッ ト 回 路を抽 出 し た 回路図であ る 。
図 1 2 は本発明の p リ セ ッ 卜 回路の他の構成例を示 し た 回路図であ る 。
図 1 3 は本発明 の リ セ ッ ト 回路の他の構成例を示 し た 回路図であ る 。
図 1 4 は本発明 の リ セ ッ ト 回路の他の構成例を示 し た 回路図で あ る 。
図 1 5 は本発明 の リ セ ッ 卜 回路の他の構成例を示 し た 回路図で あ る 。
図 1 6 は本発明 の リ セ ッ ト 回路の他の構成例を示 し た 回路図で あ る 。
図 1 7 は本発明 の他の実施例の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 口 ボ ッ 卜 本体の上面図で あ る 。
図 1 8 は図 1 7 の マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト の 回路部の詳細を 示 し た ブ ロ ッ ク 図であ る 。
図 1 9 は図 1 7 及び図 1 8 の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の動作 を示す フ ロ ー チ ヤ 一 ト であ る 。
図 2 0 は本発明 の他の実施例の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 回 路部の構成を示す プ ロ ッ ク 図であ る 。
図 2 1 は 図 2 0 の ブザー と 入出力制御部 と の関係を示 し た 回路図であ る 。
図 2 2 は本発明 の他の実施例の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の発 光ダイ ォ 一 ドの制御回路で あ る 。
図 2 3 は図 2 2 の発光ダ イ ォ — ド に流れ る 電流波形を
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図 4 3 は指令手段 と ロ ボ ッ 卜 と の情報の授受方法を示 す回路図であ る 。
図 4 4 は指令手段 と ロ ボ ッ 卜 と の情報の授受方法の他 の例を示す説明 図であ る 。
図 4 5 は図 4 4 の他の例 に お け る 回路図であ る 。 発明 を実施す る た め の最良の形態 図 1 は本発明 の一実施例の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の側面図 であ り 、 図 2 は そ の上面図であ る 。 ロ ボ ッ ト 本体 1 0 は 大 き さ が約 1 立方セ ン チ メ ー ト ルであ り 、 そ の正面部 に は図示の よ う に一対の セ ン サ 1 2 , 1 4 が設け ら れて い る 。 こ の セ ン サ 1 2 , 1 4 に は例え ばフ ォ ト ダイ オ ー ド フ ォ ト ト ラ ン ジ ス タ 等力、 ら な る 光セ ン サや、 音波を圧電 素子に よ り 電圧 に変換す る 超音波セ ン サ等が用 い ら れ る 力'、 こ の実施例 に お い て は フ ォ 卜 ト ラ ン ジ ス タ を用 い る も の と す る 。 そ し て、 セ ン サ 1 2 は検出領域 と し ての視 野 A 1 を有 し 、 セ ン サ 1 4 も 検出領域 と し て の視野 A 2 を有 し てお り 、 両視野 A l , A 2 は そ の 中央部で一部重 複 し てお り 、 両セ ン サ 1 2 , 1 4 は一部重複 し た視野 A 3 を有す る 。 従 っ て、 光源か ら の光が正面即 ち 視野 A 3 に あ る と き に は、 両セ ン サ 1 2 , 1 4 がそ の光を検出す る こ と に な る 。 な お、 セ ン サ 1 2 は ロ ボ ッ ト 本体 1 ◦ の 左側 に配置 さ れて い る の で後述す る 図面の フ ロ ー チ ヤ 一 卜 に お い て は L セ ン サ と 記述 し 、 ま た 、 セ ン サ 1 4 は 口 ボ ッ ト 本体 1 ◦ の右側 に配置 さ れて い る の で同様 に し て
R セ ン サ と 記述す る 。
図 3 は図 1 の底面図で あ る 。 電源部 1 6 が中央部分 に 配置 さ れてお り 、 こ れは例え ば電気二重層 コ ン デ ン サ、 ニ ッ ケ ル 力 ドニ ゥ ム電池等力、 ら な り 、 充電 と バ ラ ン サ の た め に設け ら れた触覚部 1 8 及び尾 2 0 を介 し て充電可 能 に構成 さ れて い る 。 こ の電源部 1 6 に近接 し て 回路部 2 2 が設 け ら れて い る 。 こ の 回路部 2 2 は回路基板 2 3 に実装 し た C P U — I C 2 4 、 プルダ ウ ン用 の チ ッ プ抵 抗 2 6 等を含んでお り 、 そ の詳細 は後述す る 。 駆動部 2 8 , 3 0 は それぞれス テ ッ プモ ー タ 及び減速機構を 内蔵 し 、 回路部 2 2 に よ り 制御 さ れ、 こ れ ら の ス テ ッ プモ ー 夕 及び減速機構を介 し て、 出力軸 3 2 , 3 4 と 嵌合 し た 車輪 3 6 , 3 8 を 回転駆動す る 。 車輪 3 6 , 3 8 は外周 に ゴ ム が取 り 付 け ら れて い る 。 な お 、 車輪 3 6 , 3 8 の 形状 は 円形に 限 ら れず、 そ の用途 に応 じ て三角形、 四角 形等の種 々 の形状を取 り 得 る 。
ス ぺー サ 3 9 は、 框体 3 9 a に対 し て電源部 1 6 、 回 路部 2 2 及び駆動部 2 8 , 3 0 を支持 し て い る 。 電源部 1 6 及 び回路部 2 2 は一対の駆動部 2 8 , 3 0 の 間 に あ つ て、 両者が重な る よ う に配置 さ れて い る 。 従 っ て、 電 源部 1 6 及び回路部 2 2 は全体の体積の割 に は面積を広 く と れ る 。 こ の た め 、 電源部 1 6 に お い て は コ ン デ ン サ や二次電池の 内部抵抗を小 さ く で き る の で大電流が効率 良 く 取 り 出せ、 回路部 2 2 に お い て は複雑 な 機能を有す る 大型の I C チ ッ プの実装 に有利であ る 。 更 に 、 駆動部
2 8 , 3 0 は相互 に離れた位置 に配置 さ れて い る の で磁 気的な 干渉等がな く な る 。
図 4 は C P U — I C 2 4 の詳細を示 し た ブ ロ ッ ク 図で あ る 。 A L U 、 各種の レ ジ ス タ 等で構成 さ れた C P U コ ァ 4 〇 に は、 プ ロ グラ ム が格納 さ れて い る R 0 M 4 2 、 そ の R 0 M 4 2 の ア ド レ ス デ コ ー ダ 4 4 、 各種デー タ が 格納 さ れ る R A M 4 6 、 及びそ の R A M 4 6 の ア ド レ ス デ コ ー ダ 4 8 が接铳 さ れて い る 。 水晶振動子 5 ◦ は発振 器 5 2 に接続 さ れ、 発振器 5 2 の発振信号 は C P U コ ア 4 0 に ク ロ ッ ク 信号 と し て供給 さ れ る 。 入出力制御回路 5 4 に はセ ン サ 1 2 , 1 4 の 出力が入力 し 、 そ れは C P U コ ア 4 0 に 出力 さ れ る 。 電圧調整器 5 6 は電源部 1 6 の電圧を低電圧 に かつ安定化 し て回路部 2 2 に 供給す る た め の も の で あ る 。 乇 一 タ 駆動制御回路 5 8 は C P U コ ァ 4 0 と の 間で制御信号の授受を行い 、 モ ー タ 駆動回路 6 0 , 6 2 を介 し て ス テ ッ プモ ー 夕 6 4 , 6 6 を制御す る 。 以上の各回路等の電源電圧 は電源部 1 6 か ら 供給 さ れて い る 。
な お 、 ス テ ッ プモ ー タ 6 4 は駆動部 3 0 に 内蔵 さ れて お り 、 ロ ボ ッ 卜 本体 1 0 の右側 に配置 さ れて い る ので、 後述す る 図面 の フ ロ ー チ ヤ 一 ト に お い て は R モ ー タ と 記 述 し 、 ま た 、 ス テ ッ プモ ー タ 6 6 は駆動部 2 8 に 内蔵 さ れてお り 、 ロ ボ ッ ト 本体 1 0 の左側に配置 さ れて い る の で同様 に し て L モ 一 夕 と 記述す る 。
図 5 は セ ン サ 1 2 の 回路 図で あ る 。 セ ン サ 1 2 は フ ォ
ト ト ラ ン ジ ス タ 1 2 a 力、 ら 構成 さ れて お り 、 こ の フ ォ ト ト ラ ン ジ ス タ 1 2 a の エ ミ ッ 夕 に 直列 に プル ダ ウ ン 抵抗 2 6 力く接続 さ れて い る 。 フ ォ ト ト ラ ン ジ ス タ 1 2 a の ェ ミ ッ タ か ら 受光 出 力 が取 り 出 さ れ、 受光 出 力 は入 出 力制 御 回路 5 4 に て波形整形 さ れて C P U コ ア 4 0 に 出 力 さ れ る 。 こ の 回路 図 は セ ン サ 1 2 の 例で あ る が、 セ ン サ 1 4 も 全 く 同一の 構成力、 ら な っ て い る 。
図 6 は駆動部 3 0 の 平面図で あ り 、 図 7 は そ の展開 図 で あ る 。 ス テ ッ プモ ー タ 6 4 は励磁 コ イ ル 6 8 及 び、 マ グ ネ ッ ト カ、 ら な る ロ ー タ 7 0 を有 し 、 電子時計 に お い て 用 い ら れ る 電磁式 2 極 ス テ ツ プモ ー タ 力《 こ の 実施例 に お い て は用 い ら れて い る 。 ロ ー タ 7 ◦ は ピニオ ン 7 2 を駆 動 し 、 ピニ オ ン 7 2 は ギヤ を介 し て ピニオ ン 7 4 を駆動 し 、 ピニ オ ン 7 4 は ギ ヤ を 介 し て ピニオ ン' 7 6 を駆動 し こ の よ う に し て減速 さ れた ピニオ ン 7 6 は車輪 3 8 を 回 転駆動す る 。 こ の 図 6 及 び図 7 の機構 は電子時計 の 機構 を適用 し た も の で あ る 。 駆動部 2 8 の 機構 も 図 6 及 び図 7 に 示 さ れ た 機構 と 同一で あ る 。 ス テ ッ プモ ー タ 6 4 , 6 6 は 、 図 6 及 び図 7 に 示す よ う に 、 高速 回転 さ せ た も の を減速 さ せ て車輪 を 回転駆動す る よ う に し て い る の で 駆動部 3 ◦ , 2 8 の 小形化が 図 ら れ て い る 。 更 に 、 励磁 コ イ ル 6 8 力 口 一 夕 7 0 力、 ら 離れ た 位置 に 設 け ら れ い る の で、 こ の 点 に お い て も 駆動部 3 ◦ , 2 8 の 薄形化 · 小 形 化が図 ら れ て い る 。
図 8 は上述 の 実施例 の ロ ボ ッ ト の 基本動作例 を 示 し た
タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト で あ る 。 セ ン サ 1 2 , 1 4 に 光力 入 射 し な い と そ の 出力 は 0 V で あ る が、 入射す る と そ の光 量に応 じ た電圧を 出力す る 。 そ の電圧 は入出力制御回路 5 4 に お い て所望の ス レ ツ シ ョ ル ド電圧で波形成形 さ れ C P U コ ア 4 0 に入力 し 、 モ ー タ 駆動制御回路 5 8 は駆 動回路 6 0 , 6 2 を介 し て ス テ ッ プモ ー タ 6 4 , 6 6 に 正、 逆 に交互 に駆動パ ル ス を供給す る 。 従 っ て、 セ ン サ 1 2 が受光 し て い る 区間 S 1 は ス テ ッ プモ ー タ 6 4 が駆 動 し 、 車輪 3 8 が回転駆動 さ れ る 。 セ ン サ 1 4 が受光 し て い る 区間 S 2 は ス テ ッ プモ ー タ 6 6 が駆動 し 、 車輪 3 6 が回転駆動 さ れ る 。 双方の セ ン サ 1 2 , 1 4 が受光 し て い る 区間 Wで は ス テ ッ プモ ー タ 6 4 , 6 6 力 駆動 し 、 車輪 3 8 , 3 6 が回転駆動 さ れ る 。
従 っ て、 最 も 単純な駆動例 と し て、 光源か ら の光が視 野 A 1 に あ る と (但 し 視野 A 3 を除 く ) 光セ ン サ 1 2 は そ れを受光 し 、 ス テ ッ プモ ー タ 6 4 力 <そ の受光出力 に応 じ てが車輪 3 8 を 回転 さ せ る 。 こ の と き 、 車輪 3 6 は停 止状態に な っ て い る の で、 ロ ボ ッ ト 本体 1 0 は全体が左 の方向 に 向力、 つ て旋回移動す る こ と に な る 。 ま た、 光源 力、 ら の光が視野 A 2 に あ る と (但 し 視野 A 3 を除 く ) 光 セ ン サ 1 4 は そ れを受光 し 、 ス テ ッ プモ ー タ 6 6 は そ の 受光出力 に応 じ て車輪 3 6 を回転 さ せ る 。 こ の と き 、 車 輪 3 8 は停止状態に な っ て い る の で 、 ロ ボ ッ ト 本体 1 〇 は全体が右方向 に 向か っ て旋回移動す る こ と に な る 。 更 に 、 光源力、 ら の光が視野 A 3 に あ る と 光セ ン サ 1 2 , 1
4 は そ れを受光 し 、 ス テ ッ プモ 一 夕 6 4 , 6 6 は そ の 受 光 出 力 に 応 じ て車輪 3 8 , 3 6 を 回転駆動 さ せ、 ロ ボ ッ ト 本体 1 ◦ は真 っ 直 ぐ 移動す る こ と に な る 。 ロ ボ ッ 卜 本 体 1 ◦ は こ の よ う に し て制御 さ れ る こ と に よ り 光源 に 向 力、 つ て移動す る こ と に な る 。
と こ ろ で、 上記 の 動作説明 に お い て は受光セ ン サ 1 2 1 4 が受光 し た と き に は一定の 速度で駆動す る 場合 の 例 に つ い て説 明 し た が、 駆動開始時 に は加速度を つ け て駆 動 し た 方が駆動力 が高 ま る 。 図 9 は駆動開始時 に 加速制 御す る 場合 の 基本動作を示す フ ロ ー チ ヤ 一 ト で あ る 。
ま ず、 C P U コ ア 4 0 は ス テ ッ プ モ ー タ 6 4 の 駆動ノ、。 ル ス の ク ロ ッ ク 周 波数 R c を 1 6 H z に 設定 し (Sl)、 次 に そ の 駆動パル ス を計数す る 力 ゥ ン タ の 値 R c を リ セ ッ 卜 す る (S2)。 次 に 、 セ ン サ 1 2 力、 ら の 受光 出 力 が あ る か ど う か を判断 し (S3)、 受光 出 力 が あ っ た 場合 に は 、 上記 の ク 口 ッ ク 周 波数 R c の 駆動パ ル ス を 1 パ ル ス 供給 し て ス テ ッ プモ ー タ 6 4 を駆動 し 、 そ の と き の パ ル ス を計数 す る (S4)。 そ の 計数値 R n が所定値例 え ば 「 1 5 」 で あ る か ど う か を判断 し (S5)、 「 1 5 」 に な っ て い な け れ ば 上述 の 処理 (S3), (S4)を繰 り 返す。
ク ロ ッ ク 周 波数 R c ( = 1 6 H z ) の駆動パ ル ス で 1 5 パ ル ス 分駆動す る と 、 次 に 、 駆動パ ル ス の ク ロ ッ ク 周 波数 R c 力 1 2 8 H z (最大値) に 達 し て い る 力、 ど う か を判断 し 、 そ の 値 に 達 し て い な い 場合 に は 、 駆動パ ル ス の ク ロ ッ ク 周 波数 R c を 例 え ば 3 2 H z に 設定 し て (S 7)
上述 の 処理 を 同様 に 繰 り 返す。 そ し て 、 駆動パ ル ス の ク ロ ッ ク 周 波数 R c 力 1 2 8 H z (最大値) に 達す る と (S 6 )、 そ れ以後 は そ の 周 波数 の 駆動パ ル ス で駆動す る 。 セ ン サ 1 2 の 受光 出力 が な く な る と (S3)、 ス テ ッ プモ ー タ 6 4 を停止す る (S8)。 こ の フ ロ ー チ ヤ 一 ト は セ ン サ 1 2 ( L セ ン サ) と ス テ ッ プモ ー タ 6 4 ( R モ ー タ ) と の 関 係 を 示 し た も の で あ る が、 セ ン サ 1 4 ( R セ ン サ ) と ス テ ツ プモ 一 夕 6 6 ( L モ ー タ ) と の 関係 も 全 く 同様で あ る o
と こ ろ で、 図 9 の フ ロ ー チ ャ ー ト 〖ま理解 を容易 に す る た め に 、 セ ン サ 1 2 と セ ン サ 1 4 と の 関係 を述べ な 力、 つ た が、 例 え ばセ ン サ 1 4 が受光状態 に あ っ て ス テ ッ プモ 一 夕 6 6 力 駆動 さ れ、 ロ ボ ッ ト 本体 1 0 が光源の 方 に 向 つ て い く と 、 セ ン サ 1 2 も 受光状態 に な る 。 こ の よ う に 場合 に は セ ン サ 1 2 に よ っ て駆動 さ れ る ス テ ッ プモ ー タ 6 4 の 駆動状態 を ス テ ッ プモ ー タ 6 6 の 駆動状態 に 一致 さ せ る 必要が あ る 。 こ の よ う に 駆動状態を一致 さ せ な け れば、 ロ ボ ッ 卜 本体 1 0 が光源 の 方 に 向 い た 時点で 直線 移動がで き な く な る 。 つ ま り 旋 回移動 か ら 直線移動へ の 移行が 円 滑 に 行 わ れ な く な る 。
図 1 0 は上記 の 点 を考慮 し た 制御 の フ ロ ー チ ヤ 一 卜 で あ る 。 上述 の 場合 と 同様 に 、 C P U コ ア 4 0 は ス テ ッ プ モ ー タ 6 4 の 駆動パ ル ス の ク ロ ッ ク 周 波数 R c を 1 6 H z に 設定 し (Sl)、 次 に そ の 駆動パ ル ス の数 を 計数す る 力 ゥ ン タ の 値 R c を リ セ ッ ト す る (S2)。 次 に 、 も う 一方 の
側の セ ン サ 1 4 の受光出力があ る か ど う かを判断す る (S 2a) 。 セ ン サ 1 4 の受光出 力 が あ っ た場合 に は 、 セ ン サ 1 4 の側の制御系の駆動パ ル ス の ク 口 ッ ク 周波数 L c 及 びカ ウ ン タ の値 L n をセ ン サ 1 2 側の駆動パ ノレ ス の ク ロ ッ ク 周波数 R c 及びカ ウ ン タ の値 R n と し て初期設定す る (S2b) 。 こ の よ う に し て設定 し た後 に は、 図 9 の フ ロ 一 チ ャ ー ト と 同様 に処理 さ れ る 。 な お 、 こ の フ ロ ー チ ヤ 一 ト も セ ン サ 1 2 の制御系 につ い て の動作を示す も の で あ る が、 セ ン サ 1 4 の制御系 に お い て も 同様であ る 。
つ ま り 、 駆動開始時 に他の セ ン サ の制御系が駆動状態 に あ る と そ の状態を初期値 と し て取 り 込んで始動す る よ う に し た ので、 一方の セ ン サ に の みが受光 し た場合 に は 加速 し な が ら 方向を変え、 そ し て両方の セ ン サが受光す る よ う に な る と そ の 瞬間 に両制御系を同 じ駆動状態に さ せて直進 さ せ る 。 従 っ て、 旋回移動か ら 直線移動への移 行が円滑 に行われ、 光 に対す る 応答性が向上す る 。
と こ ろ で、 こ の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 は上述 の よ う に C P U コ ア 4 0 を 内蔵 し てお り 、 適切な リ セ ッ ト 回路が必要 に な る 。 図 1 1 は C P U コ ア 4 〇 に 内蔵 さ れた リ セ ッ 卜 回路を抽 出 し た 回路図で あ る 。 図 に お い て、 8 0 , 8 2 , 8 4 , 8 6 は ア ナ ロ グ ♦ ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン · ゲ ー ト (以下ゲー ト と い う ) 、 8 8 , 9 0 , 9 2 は イ ン バー 夕 . 9 4 は C P U な どの演算素子が内蔵 さ れた I C であ り 、 C 1 , C 2 は低容量の コ ン デ ン サで あ る 。 回路の起動時 に お い て は 、 I C 8 6 は そ れ に 内蔵 し た発振器力く ま だ発
振 し て お ら ず、 ク ロ ッ ク 信号 を発生 し て い な い 状態 に あ る 。 従 っ て 、 コ ン デ ン サ C I , C 2 の 電位 は接地電位 に な っ て い る 。 こ の よ う な 状態で電源部 1 6 力、 ら 電圧 V H 及 び電圧調整 回路 5 6 か ら の 電圧 V L ( V H > V L ) が 供給 さ れ る と 、 コ ン デ ン サ C 2 の 電位 は接地電位で あ り ィ ン バ ー タ 9 0 の 入力 は L で あ る 力、 ら 、 ィ ン ノく 一 夕 9 0 の 出力 は H に な り 、 こ れ は ゲ ー ト 8 2 に供給 さ れゲ ー ト 8 2 が開 い て電圧 V H 力く I C 9 4 に 供給 さ れ る 。 ま た 、 イ ン ノく- 一 夕 9 0 の 出力 は I C 9 4 の リ セ ッ ト 端子 に も 供 給 さ れ、 I C 9 4 力 < リ セ ッ 卜 さ れ る 。 イ ン バ 一 夕 9 2 の 入力 は ク 口 ッ ク 信号が入力 さ れて い な い の で L で あ り 、 従 っ て 、 そ の 出 力 は H と な り 、 ゲ ー ト 8 6 を 開 く 。 ゲ ー ト 8 6 が開 かれ る と 、 電圧 V H が ゲ ー ト 8 6 を介 し て コ ン デ ン サ C 1 に 印加 さ れ、 コ ン デサ C 1 は充電 さ れ る 。
そ し て 、 I C 9 4 に電圧 V H が供給 さ れて 内蔵す る 発 振回路が発振 を 開始す る と ク ロ ッ ク 信号が 出 力 さ れ、 こ の ク ロ ッ ク 信号 に よ り ゲ ー ト 8 4 が開 かれ る 。 ま た 、 ィ ン バ 一 夕 9 2 に よ り ゲ ー ト 8 6 が閉 じ ら れ る 。 従 っ て 、 コ ン デ ン サ C 1 の電荷 は ゲ ー ト 8 4 を介 し て コ ン デ ン サ C 2 に 供給 さ れ、 コ ン デ ン サ C 2 の電位が立 ち 上力く る と イ ン 一 夕 9 0 の 出 力 は L に な り 、 I C 9 4 の リ セ ッ ト は解除 さ れ、 ゲ 一 ト 8 2 は 閉 じ ら れて電圧 V H の 供給が 停止す る 。 こ の と き 、 イ ン 一 夕 9 0 の 出力 は イ ン バ ー 夕 8 8 を 介 し て ゲ ー ト に 供給 さ れ、 ゲ ー ト 8 ◦ が開 く 。 ゲ ー ト 8 0 が開 い た こ と に よ り 、 電圧 V L 力く I C 9 4 に
供給 さ れ る 。 こ の よ う に し て、 装置の起動時 に高い電圧 を供給す る と と も に リ セ ッ ト 信号を供給 し 、 ク ロ ッ ク 信 号が出力 さ れた段階で低い電圧を供給す る と 共 に リ セ ッ ト 信号を解除す る よ う に し た の で、 安定 し た動作が得 ら れて い る 。
図 1 2 〜 図 1 6 は リ セ ッ ト 回路の他の構成例を示 し た 回路図で あ る 。 図 1 2 の リ セ ッ ト 回路 は フ ォ ト セ ン サ 9 6 を接続 し た 例であ る 。 フ ォ ト セ ン サ 9 6 が受光す る と I C 9 4 に リ セ ッ ト 信号を供給 し I C 9 4 を リ セ ッ 卜 す る 。 こ の フ ォ ト セ ン サ 9 6 は例え ば ロ ボ ッ ト 本体の背面 側に取 り 付け ら れ、 操作者が例え ば駆動中 に投光す る こ と に よ り 非接触で ロ ボ ッ ト 本体を リ セ ッ ト 状態にす る 。 図 1 3 の リ セ ッ ト 回路 は誘導 コ イ ル 9 8 を接続 し た例で あ る 。 誘導 コ イ ル 9 8 が電磁誘導を受け る と I C 9 4 に リ セ ッ ト 信号を供給 し I C 9 4 を リ セ ッ 卜 す る 。 図 1 4 の リ セ ッ ト 回路 はサ ー ミ ス タ 1 〇 〇 を接続 し た例であ る サ ー ミ ス タ 1 0 0 が何等かの熱エネ ルギー を受け てそ の 抵抗が小 さ く な る と 、 そ の抵抗変化に基い て I C 9 4 に リ セ ッ ト 信号を供給 し I C 9 4 を リ セ ッ ト す る 。 図 1 5 の リ セ ッ ト 回路 は太陽電池 1 ◦ 2 を接続 し た 例であ る 。 太陽電池 1 0 2 が光を受け て起電力 を発生す る と 、 そ の 起電力 に基 い て I C 9 4 に リ セ ッ ト 信号を供給 し I C 9 4 を リ セ ッ 卜 す る 。 図 1 6 の リ セ ッ ト 回路 は ホ ー ル素子 1 0 4 を接続 し た例であ る 。 ホ ー ル素子 1 0 4 が磁気を 受 け て起電力 を発生す る と 、 そ の起電力 に基 い て I C 9
4 に リ セ ッ 卜 信号を供給 し I C 9 4 を リ セ ッ 卜 す る 。 以上の よ う に マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト を非接触で リ セ ッ 卜 操 作す る 場合 に つ い て説明 し たが、 ロ ボ ッ ト 本体が移動す る 経路 に障害物があ っ た場合 に も 自 動的 に 回避す る こ と が望 ま れ る 。 図 1 7 は そ の点を考慮 し た ロ ボ ッ ト 本体 1 0 の上面図であ る 。 ロ ボ ッ ト 本体 1 0 の頭部 に は図 に お い て左右 に揺動 さ れ る 触覚部 1 0 6 が取 り 付 け ら れて い る 。 図 1 8 は そ の 回路部の詳細を示 し た プ ロ ッ ク 図であ る 。 こ の実施例 に お い て は、 線状の触覚部 1 0 6 を駆動 す る ス テ ッ プモ ー タ 6 7 及び こ の ス テ ッ プモ 一 夕 6 7 を 制御す る 駆動回路 6 3 が設 け ら れてお り 、 駆動回路 6 3 は モ ー タ 駆動制御回路 5 8 に よ り 制御 さ れ る 。
図 1 9 は図 1 7 及び図 1 8 の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の動作 を示す フ ロ ー チ ャ ー ト であ る 。 ま ず、 R モ ー タ 6 4 及び L モ ー タ 6 6 は駆動 さ れてお り 、 ロ ボ ッ ト 本体 1 0 は前 進 し て い る も の と す る 。 そ の状態下で、 ス テ ッ プモ 一 夕 6 7 を右回転 さ せ、 触覚部 1 0 6 を右側 に振 る (S 1 1 ) 。 そ し て 、 こ の ス テ ッ プモ ー タ 6 7 が回転 し た か ど う か を 検出す る (S 1 2 ) 。 こ こ で、 こ の 回転の有無 につ い ての検 出 は 、 ス テ ッ プモ ー タ 6 7 が回転す る と 励磁 コ ィ ノレ に誘 起す る 電圧 は大 き いが、 回転 し て い な い と 小 さ い こ と を 利用 し て い る 。 例え ば ス テ ッ プモ ー タ 6 7 が回転状態に あ る と き 、 駆動パル ス が印加 さ れた後 に ロ ー タ が回転す る と 、 ロ ー タ の 回転 に伴 っ て誘起電圧が励磁 コ イ ル に誘 起 さ れ、 誘起電流が流れ る 。 そ の誘起電流の大 き さ を例
え ば コ ン パ レ ー タ に よ り 検出す る こ と に よ り 回転状態を 把握す る こ と がで き る 。 ス テ ッ プモ ー タ 6 7 が回転状態 に な い と き は、 駆動パルスが印加 さ れた後 に 口 一 夕 が回 転せず、 従 っ て誘起電圧が励磁 コ イ ル に誘起 さ れず、 誘 起電流が流れな い。 こ れに よ り 回転状態に な い こ と を把 握す る こ と がで き る 。
従 っ て、 モ ー タ 6 7 の誘起電圧を駆動回路 6 3 及 び モ 一 夕 駆動制御回路 5 8 を介 し て C P U コ ア 4 0 が取 り 込 み、 C P U コ ア 4 0 は そ の誘起電圧 に基い て回転の有無 を検出す る 。 正常に 回転 し て い る と 判断 さ れた場合 に は 次 に モ ー タ 6 7 を左回転 さ せ、 触覚部 1 0 6 を左側 に振 る (S13) 。 そ し て、 こ の場合 も 同様に し てモ ー タ 6 7 が 回転 し た か ど う かを検出す る (S14) 。 モ ー 夕 6 7 が正常 に 回転 し て い る と 判断 さ れ る と 、 最初の状態に戻 っ てモ — タ 6 7 を右回転 さ せ る (S11) 。 以上の よ う に し て触覚 部 1 0 6 を左右 に振 り な 力 ら 、 ロ ボ ッ ト 本体 1 ◦ は前進 す る 。
こ こ で、 例え ばモ ー タ 6 7 を右回転 さ せ た 際 に そ の 回 転が正常でな い と 判断 さ れ る と (S12) 、 モ ー タ 6 4 , 6 6 を所定時間だ け逆回転 さ せて ロ ボ ッ ト 本体 1 0 を後退 さ せ る (S15) 。 そ の後、 R モ ー タ 6 4 の み を駆動 さ せて ロ ボ ッ 卜 本体 : L 0 を左折 さ せ る (S16) 。 そ の後、 R モ ー 夕 6 4 , 6 6 を正転 さ せて前進 さ せ (S17) 、 初期の動作 に戻 る ( S 11 ) 。 ま た 、 例え ばモ ー タ 6 7 を左回転 さ せ た 際 に そ の 回転が正常で な い と 判断 さ れ る と (S14) 、 モ 一
タ 6 4 , 6 6 を所定時間だ け逆回転 さ せて ロ ボ ッ 卜 本体 1 〇 を後退 さ せ る (S18) 。 そ の後、 L モ ー タ 6 6 の み を 駆動 さ せて ロ ボ ッ ト 本体 1 0 を右折 さ せ る (S19) 。 そ の 後、 モ ー タ 6 4 , 6 6 を正転駆動 さ せて前進 さ せ (S20) 初期の動作 に戻 る (S11) 。
図 2 0 は本発明 の他の実施例の マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト の 回 路部の構成を示す ブ ロ ッ ク 図であ る 。 本実施例 に お い て は、 ブザー 1 5 が入出力制御部 5 4 に接続 さ れて い る 。 図 2 1 は こ の ブザー 1 5 と 入出力制御部 5 4 と の関係を 示 し た 回路図であ る 。 ブザー 1 5 を駆動す る F E T 1 0 6 , 1 0 8 , 1 1 0 , 1 1 2 力く Η 接統 さ れて い る 。 こ の F Ε Τ 1 0 6 , 1 0 8 , 1 1 0 , 1 1 2 は入出力制御部 5 4 に 内蔵 さ れて い る も の と す る 。 F E T 1 0 6 , 1 1 2 又 は F E T 1 0 8 , 1 1 0 力 駆動 さ れ る こ と に よ り 、 ブザー 1 5 が駆動 さ れて ブザー音が発生す る 。
図 2 2 は ブザー 1 5 の代わ り に発光ダイ ォ 一 ド 1 1 4 1 1 6 を逆並列 に接続 し た 例を示す回路図であ る 。 図示 の よ う に発光ダイ ォ 一 ド 1 1 4 , 1 1 6 を接続 し た こ と に よ り 、 2 本の線で 2 個の発光ダイ オ ー ド 1 1 4 , 1 1 6 を そ れぞれ独立に点灯す る こ と がで き る 。 図 2 3 は F E T 1 0 6 , 1 0 8 , 1 1 0 , 1 1 2 に流れ る 電流波形 を示 し た タ イ ミ ン グチ ヤ 一 卜 であ る 。 図示の Α の領域 に お い て は、 発光ダイ ォ ー ド 1 1 4 と 1 1 6 と が交互 に点 灯 し 、 B の領域 に お い て は、 発光ダイ オ ー ド 1 1 4 と 1 1 6 と 力く同時 に点灯 し て い る よ う に 見え る 。 ま た 、 じ の
領域 に お い て は、 例え ば発光ダイ ォ ー ド 1 1 4 の みが点 灯 し て い る よ う に見え る 。 従 っ て、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 制御状態に応 じ て発光ダイ オ ー ド 1 1 4 , 1 1 6 を適宜 制御す る こ と がで き 、 外部 に対 し て そ の情報を伝達す る こ と 力 <で き る 。
図 2 4 は発光ダイ ォ ー ド の制御例を示す フ ロ ー チ ヤ 一 ト で あ る 。 こ こ で は電源部 1 6 の電圧低下を検出す る 例 に つ い て説明す る 。 C P U コ ア 4 0 は電源部 1 6 の電圧
V H を一定の周期で取 り 込み (S21) 、 そ れを基準の電圧
V r と 比較 し (S22) 、 電源部 1 6 の電圧 V H が基準の電 圧 V r よ り 高い場合に は所定の作業 (移動等) を継続す る (S23) 。 ま た、 電源部 1 6 の電圧 V H が基準の電圧 V r よ り 低い場合に は図 2 3 の タ イ ミ ン グチ ヤ 一 卜 の いず れか の電流を発光ダイ ォ ー ド 1 1 4 と 1 1 6 に供給 し て 発光 さ せ る (S24) 。 な お、 こ の動作は図 2 1 の ブザー 1 5 に も 同様 に適用 さ れ、 電源部 1 6 の電圧が低下す る と ブザー 1 5 を駆動 し て ブザー音を発生 さ せて そ の 旨を外 部 に知 ら せ る こ と がで き る 。 操作者は、 こ の よ う な 点灯 又 は ブザー 音に よ り 電源部 1 6 の電圧が低下 し て い る こ と を把握す る こ と がで き 、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の充電時期 力く き た こ と を知 る 。
図 2 5 は図 1 の マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の 目 の部分の 回路を 示 し た 図で あ る 。 こ こ で は端子 V D D と 端子 O U T と の 間 に フ ォ ト セ ン サ 1 2 A が接続 さ れ、 端子 V D D と 端子
V S S と の 間 に発光 ダイ ォ ー ド 1 2 B が接続 さ れて お り
こ れ ら の フ ォ 卜 セ ン サ 1 2 A 及び発光ダイ ォ ー ド 1 2 B は 1 つ のパ ッ ケ ー ジ に入れて使用す る 。 そ し て、 端子 0 U T 及び V S S の電位を制御す る こ と に よ り 、 セ ン シ ン グ と 発光 と を交互 に行 う こ と がで き る 。 従 っ て、 こ の発 光ダイ ォ 一 ド 1 2 B に 図 2 4 の制御を適用 す る こ と も で き 、 目 の部分が受光及び発光の機能を兼ね備え る こ と が で き る 。
と こ ろ で、 こ の実施例 に お い て は モ ー 夕 に ス テ ッ プモ — 夕 6 4 , 6 6 , 6 7 を使用 し て い る が、 こ の ス テ ッ プ モ ー タ 6 4 , 6 6 , 6 7 を使用 し た こ と に よ り 次の よ う な利点が挙げ ら れ る 。
a ) ソ フ ト ウ ェ ア 、 即 ち パ ル ス数に よ り 移動量が制御 で き る 。
b ) ソ フ 卜 ウ ェ ア 、 即 ち パルス 幅 に よ り 移動量が制御 で き 、 従 っ て、 電源部 1 6 の電圧を変更す る 必要が な く 定電圧で も 制御で き る 。
c ) ソ フ ト ウ ェ ア 、 即 ち 周波数に よ り 速度が制御で き 従 っ て、 電源部 1 6 の電圧の影響を受け な い。
図 2 6 は 図 3 の車輪 3 6 , 3 8 の他の構成例を示 し た 側面図で,あ る 。 こ の車輪 は外輪 1 2 0 が蛇行状 の金属製 の フ ォ ー ク 部材 1 2 2 a , 1 2 2 b , 1 2 2 c に よ り 支 持 さ れて い る 。 こ の よ う な構成 に し た こ と に よ り 、 強い 力が加わ っ て も 弾性変形す る が、 永久変形を し な い と い う 禾 IJ点力 <あ る 。
次 に 、 以上 に述べた マ イ ク ロ ロ ボ ッ 卜 の収納ケ ー ス に
つ い て説 明 す る 。
図 2 7 は本発明 の一実施例 に よ る 収納 ケ ー ス の平面 図 で あ る 。 ま た 、 図 2 8 〜 図 3 4 は そ れぞれ図 2 7 の A — A 線〜 G — G 線 の 断面 図で あ る 。 こ の収納 ケ ー ス 2 0 0 は 、 ケ ー ス 本体 2 0 1 と 、 該 ケ ー ス 本体 2 0 1 に 開 閉 自 在 に ヒ ン ジ 2 0 3 で結合 さ れ た 蓋 2 0 2 と 力、 ら 構成 さ れ て い る 。 ま た 、 材質 は 任意で あ る が、 マ イ ク ロ ロ ボ ッ ト 1 〇 を静電気か ら 保護す る た め に 導電性 を有す る 材料 を 用 い て い る 。
ケ ー ス 本体 2 0 1 に は こ の ロ ボ ッ 卜 1 0 の 収納部 2 〇 4 力《 2 個設 け ら れて い る 。 ま た 電池 2 0 5 を入れ る 電池 ボ ッ ク ス 2 0 6 を設 け 、 電池 ボ ッ ク ス 2 0 6 は充電回路 を形成 し た 基板 2 0 7 と 接続 さ れて い る 。 基板 2 0 7 は ロ ボ ッ 卜 収納部 2 0 4 の 下方 に 配置 し て、 収納 ケ ー ス 2 0 0 の 小型化 を 図 っ て い る 。 ロ ボ ッ ト 1 ◦ の バ ッ テ リ ー 電源 を充電す る た め に 電極 2 0 8 , 2 0 9 を基板 2 0 7 上 に 平行 に 設 け 、 一方 の電極 2 0 8 は触覚部 に 当 る リ ー ド端子 1 8 と 、 他方の電極 2 0 9 は尾 に 当 る リ ー ド端子 2 〇 と 、 そ れぞれ後述す る カ プセ ル に よ っ て接続す る よ う に な つ て い る 。 ま た バ ッ テ リ ー チ ェ ッ ク 用 の ラ ン プ 2 1 1 を有す る ス ィ ッ チ 2 1 0 を基板 2 0 7 上 に 設 け て い o
更 に 、 ラ イ 卜 等 の ロ ボ ッ 卜 操作器具 2 1 2 の 収納部 2 1 3 と 、 そ の 電池 2 1 4 の 収納部 2 1 5 を ケ ー ス 本体 2 0 1 に 設 け て い る 。
各要素の レ イ ァ ゥ 卜 に つ い て は、 ケ ー ス 本体 2 0 1 に 対 し 、 ロ ボ ッ ト 収納部 2 0 4 を右側に、 電池ボ ッ ク ス 2 〇 6 を左側に 、 基板 2 0 7 を ロ ボ ッ 卜 収納部 2 0 4 の下 方 に 、 ス ィ ッ チ 2 1 0 を手前右側 に 、 ロ ボ ッ ト 操作器具 2 1 2 を前方側に、 そ れぞれ配置 し て取 り 出 し や取 り 扱 い の容易 さ 、 コ ン パ ク ト 化を図 っ て い る 。 な お、 電池 2 1 4 の収納部 2 1 5 は ロ ボ ッ ト 操作器具 2 1 2 の斜め下 方 に平行 に配置 し て い る 。
以下、 各部の構成に つ い て さ ら に詳述す る 。
( 1 ) ロ ボ ッ ト 収納部
ロ ボ ッ ト 収納部 2 0 4 は 、 ケ ー ス本体 2 0 1 の右側に 横並び に 2 個設けて あ り 、 そ れぞれ ロ ボ ッ ト 1 0 の底部 の外形形状 に適合す る 凹部 2 1 6 と 、 更に そ の 中央部 に 車輪 3 6 , 3 8 が入 る 矩形凹部 2 1 7 を有す る 。 ロ ボ ッ ト 1 0 は こ の 凹部 2 1 6 の底面で支持 さ れ、 矩形凹部 2 1 7 に よ り 車輪 3 6 , 3 8 の逃げ ( ロ ボ ッ ト 1 0 力 浮 き 上力 ら な い状態) を なす構成 と な っ て い る 。
凹部 2 1 6 の周 囲 は 円形 リ ブ 2 1 8 で形成 し 、 リ ー ド 端子 1 8 , 2 0 が入 る 溝 2 1 9 , 2 2 0 力く円形 リ ブ 2 1 8 に設 け ら れて い る 。 な お、 2 2 1 は後述す る カ プセ ル の位置決め用 キ ー で あ る 。
( 2 ) 電池ボ ッ ク ス
ロ ボ ッ ト 1 0 の消費電力 は極め て小 さ い の で、 単 4 の 電池 2 個で十分長期間 に わ た っ て使用す る こ と がで き る そ こ で こ の単 4 電池 2 個を入れ る 電池 ボ ッ ク ス 2 0 6 を
ケ ー ス 本体 2 0 1 の左側に配置 し て い る 。 電池 2 0 5 は ケ ー ス本体 2 0 1 の裏側力、 ら 入れ る よ う に な つ てお り 、 裏蓋が公知の手段で取 り 付 け ら れて い る 。
( 3 ) 基板
基板 2 0 7 は ロ ボ ッ ト 収納部 2 0 4 の支持台 2 2 2 の 下方 に突設 し た爪 2 2 3 に よ っ て保持 さ れて い る 。 ま た バ ッ テ リ ー チ ェ ッ ク 用 ス ィ ツ チ 2 1 0 の手前側 に 凹部 2 2 4 を設け て ス ィ ツ チ操作を し やすい よ う に し て あ る 。
こ の基板 2 0 7 に形成 さ れ る 充電回路 2 4 0 と こ れ に 接続 さ れ る パ ワ ーオ ン リ セ ッ ト 回路 2 4 1 の 一例を図 3 5 に示す。 こ の リ セ ッ ト 回路 2 4 1 は ロ ボ ッ ト 本体側に 内蔵 さ れて い る も のであ る が、 接铳端子を設ければ基板 側に 設 け る こ と も で き る 。
図 3 5 に お い て、 2 4 2 はノく ッ テ リ 一 チ ェ ッ ク 用 の ス イ ッ チ 2 1 0 と 連動す る リ セ ッ ト ス ィ ッ チ で 、 ス ィ ッ チ 2 1 0 を ラ ン プ 2 1 1 側へ切 り 換え る と 、 同時に リ セ ッ ト ス ィ ツ チ 2 4 2 が充電回路 2 4 0 を切 り 離す よ う に な つ てお り 、 ロ ボ ッ ト 1 ◦ の電源回路 2 4 3 を シ ョ ー ト さ せ る 。 2 4 4 は コ ン デ ン サ 、 2 4 5 は イ ン バ ー 夕 、 2 4 6 は抵抗、 2 4 7 は ア ン ド回路、 2 4 8 は 内部抵抗であ る 。 な お 、 ラ ン プ 2 1 1 に は発光ダイ オ ー ド ( L E D ) を用 い て い る 。
ロ ボ ッ ト 1 は そ の収納部 2 0 4 に収納中 の と き は、 ス ィ ツ チ 2 1 0 及び リ セ ッ ト ス ィ ツ チ 2 4 2 は そ れぞれ図 3 5 に 示す接点 a , c 側 に あ り 、 電源回路 2 4 3 を通 じ
て ロ ボ ッ 卜 1 の バ ッ テ リ ー 電源 1 6 の 充電を 開始す る 。 こ の充電開始 と 同時 に 、 抵抗 2 4 6 の 接続上端 は プ ラ ス 電位 と な り 、 接続下端 は 0 電位で あ る の で、 イ ン バ ー 夕 2 4 5 に よ り プ ラ ス 電位 と な り 、 従 っ て ア ン ド 回路 2 4 7 の 論理積 は 1 と な る た め 、 ロ ボ ッ 卜 1 0 の C P U コ ア 4 〇 に リ セ ッ ト 力 力、力、 る 。 つ ま り 、 こ の パ ワ ー オ ン リ セ ッ ト 回路 2 4 1 に よ り ロ ボ ッ ト 1 0 の 充電開始時 に は常 に C P U コ ア 4 0 に リ セ ッ ト カ《力、力、 る よ う に な っ て い る た め 、 C P U コ ア 4 0 の 暴走 を防 ぐ こ と がで き る 。 そ し て 、 コ ン デ ン サ 2 4 4 が充電 さ れ る と 抵抗 2 4 6 の 両接 続端 は 同 じ プ ラ ス 電位 と な る の で、 ア ン ド 回路 2 4 7 の —方 の 接铳端が ィ ン バ 一 夕 2 4 5 に よ り マ イ ナ ス 電位 と な る こ と 力、 ら ア ン ド回路 2 4 7 の 論理積力 0 と な る た め C P U コ ア 4 0 の リ セ ッ 卜 が解除 さ れ る 。
ま た 、 例 え ば ロ ボ ッ ト 1 ◦ の 動作が お 力、 し い 場合、 そ れが電源電圧 の 低下 に 起 因す る も の な の か、 そ れ と も 口 ボ ッ 卜 の プ ロ グ ラ ム に よ る も の か を確認す る 場合 に も 、 ロ ボ ッ 卜 1 0 を一旦収納部 2 0 4 に 収納すれ ば、 コ ン デ ン サ 1 6 が空 の と き は前述 の よ う に 充電を開始 し 、 かつ C P U コ ア 4 0 に リ セ ッ ト 力く力、力、 る の で、 そ の 後 の ロ ボ ッ 卜 1 ◦ の 動作 の 様子か ら い ずれ の原 因 か を判断す る こ と 力 で き る 。
次 に 、 電池 2 0 5 の バ ッ テ リ ー チ ェ ッ ク を行 う と き は ス ィ ツ チ 2 1 0 を接点 b 側へ切 り 換 え る こ と に よ り 、 ラ ン プ 2 1 1 の 点灯具合で電池 2 0 5 の 残存容量 を確認す
る こ と がで き る 。 ま た ス ィ ッ チ 2 1 0 を接点 b 側へ切 り 換 え る と 同時 に 、 リ セ ッ ト ス ィ ッ チ 2 4 2 は接点 d 側へ 切 り 換わ る 。 こ の と き 、 電源回路 2 4 3 は シ ョ ー ト す る が、 内 部抵抗 2 4 8 に よ り バ ッ テ リ ー 電源 1 6 の 放電 出 力 を消費 さ せ る こ と に し て い る 。 ス ィ ツ チ 2 1 0 を元 に 戻す た び ご と に リ セ ッ ト 回路 2 4 1 に よ り リ セ ッ ト 力くか 力、 る 。
( 4 ) カ プセ ル
図 3 6 〜 図 4 0 に カ プ セ ル 2 3 0 の 構成 を示す。 こ の カ プセ ル 2 3 0 は ド ー ム 状 に 形成 さ れて お り 、 収納状態 の ロ ボ ッ ト 1 ◦ に 被せ る よ う に な っ て い る 。 ま た 両側 に そ れぞれマ グ ネ ッ ト 2 3 1 を装着 し た ツ マ ミ 部 2 3 2 を 有 し て い る 。 従 っ て、 基板 2 0 7 に 設 け た 電極 2 0 8 , 2 0 9 は 磁性体で構成 さ れて い る 。 ま た 、 ロ ボ ッ ト 1 0 の リ ー ド端子 1 8 , 2 0 も 所定形状 を保つ よ う に パ ネ 性 を持つ 線材で構成 さ れて い る 。 カ プセ ル 2 3 0 の底面 に 位置決 め の た め の 前記 キ ー 2 2 1 に 嵌合す る キ ー 溝 2 3 3 を設 け て い る 。 カ プセ ル 2 3 0 の 形状 は 本実施例 に 限 定 し な い が、 透 明 の プ ラ ス チ ッ ク 材料 と し た 方が都合が 良 い 。
ロ ボ ッ ト 1 0 は 向 き を 合 わ せ て収納部 2 0 4 に 入れ、 リ ー ド端子 1 8 , 2 0 を そ れぞれ の 電極 2 0 8 , 2 0 9 上 に 置 き 、 し 力、 る の ち カ プセ ノレ 2 3 0 を ロ ボ ッ 卜 1 〇 に 被せ る 。 カ プ セ ノレ 2 3 ◦ は マ グ ネ ッ ト 2 3 1 に よ っ て リ ー ド端子 1 8 , 2 0 を挾ん で磁性体 の 電極 2 0 8 , 2 0
9 に吸着固定 さ れ る の で、 リ ー ド端子 1 8 , 2 0 と そ れ ぞれの電極 2 0 8 , 2 0 9 と を簡単 に接続す る こ と がで き る 。 電極 2 0 8 , 2 0 9 側が磁石であ り 、 カ プセ ル 2 3 0 の側 に磁性体が装着 さ れて い て も 良い。
図 4 1 は カ プセ ル 2 3 0 の他の 固定手段を示す も ので あ る 。 こ れは機械的 な 係合 に よ る 着脱可能な 固定手段で ロ ボ ッ ト 収納部 2 0 4 の周 囲 に複数のバネ 性の あ る 爪 2 3 5 を設 け、 カ プセ ル 2 3 0 の外周 に爪 2 3 5 と 係合す る 溝 2 3 6 を設 け て な る も のであ る 。
こ の カ プセ ノレ 2 3 ◦ を収納状態の ロ ボ ッ 卜 1 0 に被せ る と 、 溝 2 3 6 に爪 2 3 5 が係合す る の で カ プセ ル 2 3 0 カ< ロ ボ ッ ト 収納部 2 0 4 に 固定 さ れ る 。 も ち ろ ん こ の と き 、 カ プセ ル 2 3 0 の下端面で リ ー ド端子 1 8 , 2 0 を そ れぞれ電極 2 0 8 , 2 0 9 に挾み付 け て接続す る 。 カ プセ ル 2 3 0 は 図示 し な い ツ マ ミ 部を手で持 っ て弓 I き 抜 く 。
( 5 ) ロ ボ ッ ト 操作器具及びそ の電池の収納部
ロ ボ ッ 卜 操作器具 2 1 2 は ケ ー ス本体 2 0 1 の前方側
( ヒ ン ジ側) に長手方向 に平行 に収納 さ れ る 。 電池 2 1 4 は操作器具収納部 2 1 3 の斜め下方 に設 け た電池収納 部 2 1 5 に収納 さ れ る 。 ロ ボ ッ ト 1 0 を動作 さ せ る た め の光源 は比較的弱 い も の で十分な の で、 かな り 小型の ラ ィ ト で ロ ボ ッ ト 操作器具 2 1 2 を構成す る こ と がで き る ま た 、 集光 と 散光の調整がで き る も の で あ れば、 遠方か ら 1 台 の ロ ボ ッ ト を制御 し た り 、 近傍か ら 複数の ロ ボ ッ
ト を 同時 に 制御す る こ と がで き る 。
実施例 の 収納 ケ ー ス 2 0 0 は以上の よ う に 構成 さ れ て い る の で 、 ロ ボ ッ ト 1 0 の 収納期 間 中 、 電池 ボ ッ ク ス 2 0 6 内 の 電池 2 0 5 の電気が基板 2 0 7 の 充電回路 2 4 〇 及 び電極 2 0 8 , 2 0 9 を介 し 、 更 に 電極 2 0 8 , 2 〇 9 と そ れぞれ接続 さ れ た リ ー ド端子 1 8 , 2 0 を経て ロ ボ ッ ト 1 ◦ の バ ッ テ リ ー 電源 1 6 に 流れて お り 、 電源 1 6 を常時充電 し て い る 。 従 っ て、 ロ ボ ッ 卜 1 ◦ を収納 部 2 0 4 か ら 取 り 出 し て別途充電 な どをす る 必要 も な く 直 ち に 動作を さ せ る こ と 力 で き る 。 ま た 、 カ プセ ル 2 3 0 を収納状態 の ロ ボ ッ ト 1 0 に 被せ る だ けで簡単 に リ ー ド端子 1 8 , 2 0 と 電極 2 0 8 , 2 0 9 を そ れ ぞれ接続 す る こ と がで き る 。 ま た 充電開始時 は リ セ ッ ト 回路 2 4 1 に よ り ロ ボ ッ 卜 1 の C P U コ ア 4 0 に リ セ ッ ト カ <力、 力、 る よ う に な っ て い る の で、 C P U コ ア 4 0 の 暴走 を防 ぐ こ と 力くで き る 。
更 に 、 ロ ボ ッ ト 1 ◦ 及 び そ の 操作 に 必要 な 物品、 す な わ ち 光源を な す操作器具 2 1 2 , 電池 2 0 5 , 2 1 4 , 基板 2 0 7 , バ ッ テ リ ー チ ェ ッ ク 用 ス ィ ッ チ 2 1 0 な ど を前述 の よ う に 合理 的 に 配置 ♦ 収納 し て い る の で 、 取 り 出 し やす く 、 取 り 扱 い や す い も の と な っ て お り 、 収納 ケ — ス 2 ◦ 0 を ポ ケ ッ 卜 サ イ ズ位 の 小型で コ ン パ ク 卜 な も の に す る こ と 力 で き る 。
次 に 、 こ の 収納 ケ ー ス 2 0 0 に 前記 の 充電機能 の ほ か に 次 の よ う な 機能を持 た せ る こ と がで き る 。
図 4 2 は そ の一例 と し て ロ ボ ッ ト 1 ◦ に対す る 指令手 段 2 5 0 を有す る 収納ケ ー ス 2 0 0 を示す も の で あ る 。
こ の実施例 は、 ケ ー ス 本体 2 0 1 の電池ボ ッ ク ス上 に キ ー ボ ー ド 2 5 1 を設 け 、 蓋 2 0 2 に モ ニ タ ー パ ネ ノレ 2 5 2 を設 け た も の で あ る 。 モ ニ タ 一 ノ、' ネ ノレ 2 5 2 に は キ 一ボー ド 2 5 1 の指令操作で ロ ボ ッ 卜 1 ◦ の プ ロ グラ ム 内容や、 内部電源電圧 な ど の情報を表示 さ せ る 。 な お、 ラ イ ト 2 1 2 は必ず し も 必要で は な く 、 プ ロ グラ ム に従 つ て ロ ボ ッ ト 1 ◦ を動作 さ せ る 場合 は無 く て も 良 い。 接 続端子 2 6 0 は外部のパー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー 夕 や外部記 憶装置等 と 信号を授受す る た め の端子であ り 、 パ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ でプ ロ グ ラ ミ ン グを し た り 、 外部記憶装 置力、 ら プ ロ グ ラ ム を呼び込む こ と がで き る 。
ロ ボ ッ 卜 への信号伝達 と ロ ボ ッ 卜 か ら の情報収集の た め の情報の授受方法 と し て は、 専用 コ ネ ク タ を利用す る 方法や、 図 4 3 に示す よ う に電源ラ イ ン に A C 信号で重 畳 さ せ る 方法、 図 4 4 に示す よ う に フ ォ ト カ ブ ラ 、 磁気 セ ン サ な どを利用す る 方法な どがあ る 。 こ こ で は後二者 の場合を主 に説明す る 。
図 4 3 は電源 ラ イ ン に A C 信号で重畳 さ せ る 方法を示 す ブ ロ ッ ク 図で あ る 。 こ の操作回路 2 5 3 は、 収納 ケ 一 ス 2 0 0 側の指令手段 2 5 0 と 充電回路 2 4 0 を D C 力 ッ ト 手段 と し ての コ ン デ ン サ 2 5 4 を介 し て接続 し 、 ま た充電回路 2 4 0 と ロ ボ ッ ト 本体側の C P U コ ア 内 の メ モ リ 手段 2 5 6 を 同 じ く D C カ ツ ト 手段の コ ン デ ン サ 2
5 5 を介 し て接続 し て な る も のであ る 。 な お、 同図で は 図 3 5 の ノヽ。 ヮ ー オ ン リ セ ッ ト 回路 2 4 1 は省略 し て あ る 従 っ て こ の構成 に よ る と 、 電源 ラ イ ン の A C 信号 に情 報信号を載せて双方向 に情報の授受がで き る 。
図 4 4 は フ ォ ト カ ブラ 、 磁気セ ン サ な どを利用す る 方 法を示す も のであ り 、 図 4 5 は そ の 回路図であ る 。 ロ ボ ッ ト 本体 に は フ ォ ト セ ン サ と L E D を兼用 し た光素子 1 2 ( ま た は 1 4 、 いずれか一方で も 良 い) を設 け、 ま た こ の素子に対向 し て同 じ く フ 才 ト セ ン サ と L E D を兼用 し た光素子 1 1 を ロ ボ ッ ト 収納部 2 0 4 の壁 に設置 し て い る o
こ の構成に よ る と 、 指令手段 2 5 0 か ら パ ル ス信号を 送信す る と 、 そ の指令信号 に対応 し て素子 1 1 が断続的 に発光 し 、 こ れを ロ ボ ッ ト 1 0 の 目 に 内蔵 し た素子 1 2 ( ま た は 1 4 ) が受光す る こ と に よ り 、 そ の情報を C P U コ ア 4 0 に入力す る こ と 力 で き る 。 ま た 、 ロ ボ ッ ト 1 0 か ら格納 さ れて い る 情報を外部に 出力す る と き は、 ス ィ ツ チ 2 5 7 を セ ン シ ン グ側へ切 り 換え る こ と に よ り 同 様に 内部情報を取 り 出す こ と がで き る 。 従 っ て、 情報の 授受が行われて い る と き は ロ ボ ッ 卜 1 ◦ の 目 の部分が断 的 ί L 。
な お、 本発明 に お い て、 ロ ボ ッ ト 1 0 と 基板電極 2 0
8 , 2 0 9 と の電気的接続 は前記の よ う に カ プセ ル 2 3 〇 の マ グネ ッ ト 2 3 1 に よ っ て リ ー ド端子 1 8 , 2 0 を 電極 2 0 8 , 2 ◦ 9 に挾み付 け る も の に 限 ら ず、 ロ ボ ッ
卜 1 0 の車輪や そ の他の接続端子を用 い て電極 と 摩擦的 に接触す る 構成 と し て も 良 い。 要 は ロ ボ ッ 卜 1 0 を収納 し た と き に 同時 に電極 と の接続が簡単 にで き る も の であ れば良 い。 かか る ロ ボ ッ 卜 への エ ネ ルギー供給手段 は接 触式で あ る と 非接触式であ る と を問わ な い。 ま た 、 カ ブ セ ノレ内 に は ロ ボ ッ ト 1 0 の頭部を押 さ え る バネ を設 け る こ と も で き る 。
ま た 、 ロ ボ ッ ト 1 0 は光に感知 し て動 く も の で説明 し た が、 赤外線や超音波な どで も 同様の動作を さ せ る こ と が可能で あ り 、 当然に操作器具 も そ れに対応す る も の と さ れ る 。
ま た 、 基板 2 0 7 の適宜の個所 に電池残留容量等を示 す デ ジ タ ル表示部を設け る こ と も で き 、 さ ら に収納ケ ー ス の蓋 2 0 2 を利用 し て ッ 一 ノレ類ゃ ス ィ ツ チ な どを収め る よ う に し て も良 い。