JP2001134710A - 携帯型光学的読取装置 - Google Patents
携帯型光学的読取装置Info
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Abstract
着して使用した場合のランニングコストを低く抑える 【解決手段】 一次電池パックは、二次電池パック81
が有するサーミスタ83を備えておらず、一次電池パッ
ク装着時は機器側サーミスタ端子30cがオープンにな
る。そのため、一次電池パック装着時のバッファ33入
力電圧Vth(Vth1 )は、二次電池パック81装着時の
バッファ33入力電圧Vth(Vth2 )より大きい値とな
る。この電圧Vthと予め設定された比較電圧Vs とを比
較し、Vth<Vs であれば二次電池パック81と識別さ
れて逓倍器16dの乗数を「4」に設定するが、Vth<
Vs でなければ一次電池パックと識別されて逓倍器16
dの乗数を「2」に設定して二次電池パック81装着時
より動作速度を遅くする。これにより一次電池パックの
使用時間を長くできる。
Description
バーコードや二次元コード等の情報を光学的に読み取る
携帯型光学的読取装置に関する。
れたバーコード(一次元コード)や二次元コード等の情
報を光学的に読み取る装置の一つとして、発光ダイオー
ド等の発光手段からの照射光を情報が形成された読取対
象に照射し、その反射光を結像光学系を介して取り込
み、取り込んだ反射光に応じて電気信号を生成すること
により読取対象に形成された情報を読み取る光学的読取
装置が知られている。このような光学的読取装置として
は、台座に固定され、読取対象を読取装置側に近づけて
情報を読み取らせる型式のものや、使用者が手に持ち、
読取対象側に近づけて情報を読み取らせる型式のものが
知られている。
読取装置は、読取対象の位置に応じて自由に動かして読
み取らせることができるので広く使用されている。ま
た、その中でも、読み取った情報を内蔵したメモリに格
納可能で、鞄や衣服のポケット等に収納可能な携帯型の
光学的読取装置(例えばバーコードハンディターミナ
ル)は、使用者が外出先等、所望の場所で読取作業を実
施できることから、近年、広く使用されるようになって
いる。
は、その電力源として例えばリチウムイオン電池やニッ
ケル水素電池などの再充電可能な二次電池や、アルカリ
乾電池などの一次電池を動作用の電源とすることによ
り、読取装置単体で使用できるものが多い。具体的に
は、例えば図8に示すような二次電池パック81或いは
一次電池パック84のうちいずれか一方の電池パック
を、携帯型光学的読取装置に装着することにより、装置
を駆動させている。
しており、図8(b)は一次電池パックを示している。
二次電池パック81は、電力源としての二次電池82を
内蔵しているのと同時に、二次電池82の充電時におけ
る過充電等に起因する電池温度上昇を監視するためのサ
ーミスタ83が内蔵されている。また、一次電池パック
84には、アルカリ乾電池等の一次電池85を着脱自在
に収納できる電池収納部86が設けられ、その電池収納
部86に一次電池85を収納することにより使用するも
のである。
型・軽量かつ大電力を取り出せるものが種々開発されて
いる。これらの二次電池は、再充電により繰り返し使用
できるため、ランニングコストが比較的低く抑えられる
といったメリットがあり、各種電気・電子機器等の電源
として広く使用されている。一方、アルカリ乾電池など
の一次電池も、比較的安価であることや入手性の容易さ
等から、その需要は多い。
池は再充電できないため、消耗してしまうと新しい電池
に交換する必要がある。そのため、使用頻度によっては
ランニングコストが非常に高くなってしまうという問題
があった。
り、携帯型光学的読取装置に一次電池パックを装着して
使用した場合のランニングコストを低く抑えることを目
的とする。
的を達成するためになされた請求項1記載の携帯型光学
的読取装置は、再充電可能な二次電池を備えた二次電池
パックと、再充電できない一次電池を収納して使用する
一次電池パックとのいずれかの電池パックを電源として
使用し、読取対象に記録された情報を光学的に読み取る
携帯型光学的読取装置であって、前記一次電池パックか
前記二次電池パックのいずれか一方を装着する電池パッ
ク装着部と、前記電池パック装着部に装着された前記電
池パックの種類を識別する電池パック識別部と、前記電
池パック識別部によって前記電池パックが一次電池パッ
クと識別されたならば、二次電池パックと識別された場
合に比べて、前記携帯型光学的読取装置の動作速度が遅
くなるように制御する動作速度制御部とを備えたことを
特徴とする。
装置」と略す)は、ラベル等の読取対象に記録されたバ
ーコード(一次元コード)や二次元コード等の情報を光
学的に読み取るものであって、駆動用電源として二次電
池パック又は一次電池パックのいずれかを、読取装置に
設けられた電池パック装着部に装着して使用する。読取
装置では、電池パック装着部に装着された電池パックが
二次電池パックであるか一次電池パックであるかを電池
パック識別部によって識別する。そして、識別された電
池パックの種類に応じて、動作速度制御部により読取装
置の動作速度を制御する。
おいては、一般に動作速度を遅くすればするほど消費電
力は減少し、動作速度を速くすればするほど消費電力は
増加する。そのため、動作速度制御部において、一次電
池パック装着時は二次電池パック装着時より動作速度を
遅くするような制御をすれば、一次電池パック装着時の
電池電力の消費を抑えることができる。
は、例えば二次電池パック使用を想定して予め読取装置
内で設定された所定の動作速度に対し、二次電池パック
を装着して使用する場合は動作速度をそのまま変えずに
動作させ、一次電池パックを装着して使用する場合は動
作速度を遅くして動作させるようにすればよい。またそ
の逆に、例えば一次電池パック使用を想定して予め読取
装置内で設定された所定の動作速度に対し、一次電池パ
ックを装着して使用する場合は動作速度をそのまま変え
ずに動作させ、二次電池パックを装着して使用する場合
は動作速度を速くして動作させるようにしてもよい。さ
らに、予め読取装置内で設定された所定の動作速度に対
し、二次電池パックを装着して使用する場合は動作速度
を速くして動作させ、一次電池パックを装着して使用す
る場合は動作速度を遅くして動作させるなど、動作速度
の制御は種々の方法を採ることができる。
れば、一次電池パックを装着したときの動作速度を、二
次電池パックを装着したときの動作速度より遅くするこ
とで、一次電池使用時の消費電力を抑えることができ、
一次電池パックに収納した一次電池の使用時間を長くす
ることができる。また、一次電池の使用時間を長くする
ことにより、電池交換の頻度を少なくすることができ、
電池交換作業に伴う使用者の負担を軽減できるのと共
に、ランニングコストを低減することもできる。
法としては、例えば電池パックの内部回路に抵抗素子を
別途設けて、電流や電圧の変化を検知することにより識
別する方法や、電池パックの内部に、その電池パックの
種類を示すデータを記憶した不揮発性メモリを内蔵し、
読取装置に電池パックを装着したときに読取装置側でメ
モリのデータを読み出し、電池パックの種類を識別する
方法などが一般に知られているが、いずれの方法も電池
パックに別途部品等を設ける必要があり、電池パックの
構成が複雑化或いは大型化してしまうという問題があ
る。
装置は、請求項1記載の携帯型光学的読取装置であっ
て、前記二次電池パックは、前記二次電池の過充電等に
よる温度上昇を監視するための温度検出素子を備え、前
記電池パック識別部は、前記電池パックが前記温度検出
素子を有しているか否かを判断することにより、前記電
池パックの種類を識別することを特徴とする。温度検出
素子としては、サーミスタや白金抵抗測温体、磁気温度
センサなど、温度を検出できる素子であれば特に限定さ
れない。
次電池パックには通常備えられているが一次電池パック
には備えられていない温度検出素子を利用し、その温度
検出素子の有無を判断することによって、電池パックの
種類を識別するため、電池パック識別のために別途識別
用の部品等を電池パックに設ける必要がなく、既存の電
池パックをそのまま使用することができ、電池パックの
コストアップを防止することができる。
請求項2記載の携帯型光学的読取装置であって、前記二
次電池パックは、前記二次電池の正極と接続された二次
パック正極端子と、前記二次電池の負極及び前記温度検
出素子の一端と接続された二次パック負極端子と、前記
温度検出素子の他端と接続された温度検出端子とを備
え、前記一次電池パックは、前記一次電池を収納したと
きに前記一次電池の正極と接続される一次パック正極端
子と、前記一次電池を収納したときに前記一次電池の負
極と接続される一次パック負極端子とを備え、前記電池
パック装着部は、前記二次電池パックが装着されたとき
に前記二次パック正極端子と電気的に接続され、前記一
次電池パックが装着されたときに前記一次パック正極端
子と電気的に接続される電源端子と、前記二次電池パッ
クが装着されたときに前記二次パック負極端子と電気的
に接続され、前記一次電池パックが装着されたときに前
記一次パック負極端子と電気的に接続されるグランド端
子と、前記二次電池パックが装着されたときに前記温度
検出端子と電気的に接続される機器側温度検出端子とを
備え、前記電池パック識別部は、機器内基準電圧発生手
段と、一端が前記機器内基準電圧発生手段に接続され、
他端が前記機器側温度検出端子に接続された検出抵抗
と、前記検出抵抗の前記他端側の電圧を検出する電圧検
出手段と、前記電圧検出手段により検出された電圧値に
基づいて、装着された前記電池パックが前記一次電池パ
ックであるか前記二次電池パックであるかを識別する電
池パック識別手段とを備えたことを特徴とする。
次電池パックを装着したときは、二次電池パックに設け
られた二次パック正極端子及び二次パック負極端子がそ
れぞれ読取装置の電池パック装着部に設けられた電源端
子及びグランド端子に電気的に接続され、これらの端子
を介して読取装置内部への電力供給が行われる。またこ
のとき、二次電池パックに設けられた温度検出端子も読
取装置に設けられた機器側温度検出端子と電気的に接続
される。
一次電池パックに設けられた一次パック正極端子及び一
次パック負極端子がそれぞれ読取装置の電池パック装着
部に設けられた電源端子及びグランド端子に電気的に接
続され、これらの端子を介して読取装置内部への電力供
給が行われる。一次電池パックには温度検出端子がない
ため、一次電池パックを読取装置に装着したときは読取
装置の機器側温度検出端子には何も接続されない、すな
わち電気的にオープンの状態になる。
れた電池パックの種類を識別する際に検出抵抗を介して
電圧検出手段に電圧を印可するための、基準電圧を発生
させるものである。この基準電圧の値は、電池パックか
らの電源電圧値を所望の電圧値に適宜変換(変圧)した
値を用いてもよいし、電池パックの電源電圧値をそのま
ま基準電圧値として用いてもよい。
パック装着部に装着された電池パックの種類を識別する
方法について、以下に説明する。まず、電池パック装着
部に二次電池パックを装着した場合、読取装置側の検出
抵抗と電池パック側の温度検出素子とが直列に接続され
た通電経路が構成される。従って、検出抵抗の一端に接
続された機器内基準電圧発生部からの基準電圧は、検出
抵抗及び温度検出素子によって各々の抵抗値に応じた分
圧比にて分圧される。
度検出素子との間の通電経路電圧)は電圧検出手段によ
って検出され、検出された電圧値に基づいて、装着され
た電池パックが二次電池パックであるか一次電池パック
であるかを電池パック識別手段によって識別する。
を装着した場合は、機器側温度検出端子は上記のように
電気的にオープンとなるため、二次電池パックを装着し
た場合のような機器側温度検出端子に接続された電池パ
ック側の回路(即ち、温度検出素子)に起因する基準電
圧の分圧は生じない。このときの、検出抵抗両端のうち
機器内基準電圧発生部に接続されていない他端の電圧
(即ち、機器側温度検出端子の電圧)を、電圧検出手段
によって検出し、検出された電圧値に基づいて、装着さ
れた電池パックの種類が電池パック識別手段によって識
別される。
された所定の電圧値(しきい値)に対し、電圧検出手段
によって検出された電圧値がしきい値より低い場合は二
次電池パックが装着されているものと識別し、電圧検出
手段によって検出された電圧値がしきい値より高い場合
は一次電池パックが装着されているものと識別すればよ
い。
は、温度検出素子に起因する基準電圧の分圧が生じるた
め分圧比に応じた電圧値が電圧検出手段によって検出さ
れ、一次電池パックを装着した場合は、温度検出素子に
起因する基準電圧の分圧は生じないため、二次電池パッ
ク装着時の電圧値より低い値の電圧値が電圧検出手段に
よって検知される。その検知された電圧値の差違に基づ
いて、装着された電池パックの種類を識別することがで
きる。
電圧を印可することによって電圧降下が生じるものであ
れば何でもよい。また、検出抵抗の抵抗値は、二次電池
パックを装着したときに検出抵抗にて生じる電圧降下が
大きくなるように決めるのが好ましく、そうすることに
よって、二次電池パックを装着したときと一次電池パッ
クを装着したときとで、電圧検出手段によって検知され
る電圧の差が十分に現れ、電池パックの種類を誤って識
別することを防止できる。
れば、既存の電池パックを、識別用の部品や端子等を別
途設けることなくそのまま読取装置に装着するだけで、
電池パックの種類を識別することができるため、請求項
2に記載の携帯型光学的読取装置と同等の作用効果を奏
する。また、温度検出素子の有無を、読取装置内部にお
ける電圧変化として電気的に検出し、その電圧値に基づ
いて電池パックの識別を行うため、より確実に識別を行
うことができる。
を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のバー
コードリーダハンディターミナルの概略構成を示すブロ
ック図である。
ーミナル10は、商品のパッケージやタグ、或いはコー
ド表等からなる読取対象に形成(印刷等)されたバーコ
ードを読み取るためのものであり、ハンディターミナル
本体11と、電池パック81又は84(図8参照)から
構成される。
ドを読み取る情報読取部12、ホストコンピュータとの
間でデータ通信を行う通信部13、バーコードの読取指
令等を外部から入力する入力部14、入力部14への入
力内容や読み取ったバーコードの情報等を表示する表示
部15、バーコード読み取りのための各種制御処理を実
行すると共に後述するように電池パックの種類の識別及
び動作速度の制御を行うマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」と略す)16、マイコン16がバーコード
のデコード結果や電池パックの識別結果等を記憶するた
めのメモリ17、電池パック81又は84からの電源供
給を受けて上記各部に動作用の定電圧(以下「基準電
圧」と称す)を生成すると共に後述する電池パック識別
のための識別回路を備えた電源制御部18、二次電池パ
ック81又は一次電池パック84をハンディターミナル
本体11に機械的且つ電気的に接続するための電池パッ
ク装着部30から構成されている。
を読み取るために、レンズ19、光学的センサ20、波
形整形部21、発光部22,発光駆動回路23を備えて
いる。光学的センサ20及び発光駆動回路23は、入力
部14に入力される読取指令に基づくマイコン16から
の駆動信号によって駆動し、発光駆動回路23により発
光部22が発光すると、その照射光は、ハンディターミ
ナル本体11の外部のバーコードを照射する。バーコー
ドにより反射された反射光はレンズ19に入射し、受光
素子が配列された光学的センサ20にバーコードの像を
結像させる。このバーコードの像を光電変換して読み取
った光学的センサ20は、像のパターンを表す電気信号
を、波形整形部21を介してマイコン16へ出力する。
ーコードの波形データが入力されると、その波形データ
をデコードして、バーコードが表している商品コード等
の情報を得、その情報をメモリ17に一旦記憶する。こ
のメモリ17に記憶された情報は、マイコン16が自主
的に或いは外部ホストコンピュータから送信の要求があ
った場合に、通信部13の内部に備えられた光通信入出
力回路24を駆動して、同じく通信部13の内部に備え
られたインタフェース(I/F)25を介して、ホスト
コンピュータ側に送信される。
10は、通常、不使用時には図示しない置き台に載置さ
れ、ホストコンピュータへの情報送信はその置き台に載
置されたときに行われる。即ち、ハンディターミナル本
体11の光通信入出力回路24からインタフェース25
を介して送信された情報は、その置き台にて一旦受信さ
れ、信号変換された後にホストコンピュータへ送信され
ることになる。
ダハンディターミナル10としての種々の機能を実現す
るためのプログラム及び後述する電池パック識別処理を
行うための電池パック識別プログラム等が格納されたR
OM、一時的にデータ等を記憶しておくRAM、電源が
オフとなっても、バックアップ電源により必要なデータ
を維持しておくバックアップRAMが存在している。
ハンディターミナル10に対して所望の読取指令を入力
するためのキーボード26と、インタフェース(I/
F)27が備えられ、キーボード26によって入力され
た読取指令はインタフェース27を介してマイコン16
に入力される。また、キーボード26によって入力され
た読取指令や読み取ったバーコードの情報等を使用者に
報知するために、所定のデータを、表示部15に備えら
れた液晶ディスプレイ(LCD)駆動回路28を介して
LCD29に表示する。
又は84をハンディターミナル本体11に装着する機構
及び装着された電池パックから電源電力を取り込む機能
を備えたものである。また、電源制御部18は、電池パ
ック装着部30を介して取り込んだ電池パックの電源電
力を、ハンディターミナル本体11内の各部に供給する
基準電圧に変換するDC/DCコンバータ31と、後述
する電池パック識別を行うための電池パック識別回路3
2とを備えている。
ミナル本体11に動作用の電源を供給するものであり、
図8に示した二次電池パック81又は一次電池パック8
4のいずれか一方を、ハンディターミナル本体11の電
池パック装着部30に装着して使用する。
な二次電池82が内蔵、固定されたものであって、使用
者が二次電池パック81から二次電池82を取り出せな
いように構成されているが、二次電池パック81から二
次電池82を任意に取り出して交換等できるような構成
の二次電池パックを使用することもでき、二次電池82
の着脱性は特に限定されない。また、二次電池パック8
1には、既述の通り、二次電池82を所定の充電器にて
充電する際に熱による電池破損を防止するために用いる
サーミスタ83が内蔵されている。更に、二次電池パッ
ク81には、二次電池82の正極と接続された二次パッ
ク正極端子81a、二次電池82の負極及びサーミスタ
83の一端と接続された二次パック負極端子81b、サ
ーミスタ83の他端と接続されたサーミスタ端子81c
が、それぞれ配置されている。
ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウム
イオン電池、リチウムイオン・ポリマー電池など、再充
電可能なあらゆる二次電池を使用することができる。ま
た、サーミスタ83は、これに限らず、例えば白金抵抗
測温体や磁気温度センサなど、あらゆる温度検出素子を
使用することができる。
電池やアルカリ乾電池、リチウム電池などの周知の一次
電池85を電池収納部86に収納して使用するように構
成されており、使用者は電池収納部86に収納可能な形
状(例えば単三形など)の一次電池85を収納して使用
する。一次電池85の消耗時には、電池収納部86から
消耗した一次電池85を取り出して、新しい一次電池8
5に交換して使用すればよい。また、一次電池パック8
4には、一次電池85を収納したときに一次電池85の
正極と接続される一次パック正極端子84a、一次電池
85を収納したときに一次電池85の負極と接続される
一次パック負極端子84bが、それぞれ配置されてい
る。なお、一次電池パック84には、二次電池パック8
1と異なりサーミスタが内蔵されておらず、このため、
二次電池パック81のサーミスタ端子81cに相当する
端子は配置されていない。
パック84は、サーミスタ端子81cの有無による違い
を除いて同じ形状をしており、しかもハンディターミナ
ル本体11の電池パック装着部30に装着したときに、
バーコードリーダハンディターミナル10の外側面をも
兼ねるように形成されている。そこで、使用者は、二次
電池パック81又は一次電池パック84のいずれか一方
を適宜選択して、電池パック装着部30に装着して使用
することができる。
ル10において、ハンディターミナル本体11に装着さ
れた電池パックの種類を識別し、動作速度を制御するた
めの回路、すなわち電池パック装着部30、電源制御部
18、マイコン16等について、その詳細を図2及び図
3に基づいて説明する。図2は、二次電池パック81が
装着されたバーコードリーダハンディターミナルにおけ
る、電池パックの種類を識別するための回路の概略を示
す説明図であり、図3は、一次電池パック84が装着さ
れたバーコードリーダハンディターミナルにおける、電
池パックの種類を識別するための回路の概略を示す説明
図である。
81が装着されたときに二次パック正極端子81aと接
続され、一次電池パック84が装着されたときに一次パ
ック正極端子84aと接続される電源端子30aと、二
次電池パック81が装着されたときに二次パック負極端
子81bと接続され、一次電池パック84が装着された
ときに一次パック負極端子84bと接続されるグランド
端子30bと、二次電池パック81が装着されたときに
サーミスタ端子81cと接続される機器側サーミスタ端
子30cとを備えている。尚、図2及び図3では、電池
パック側の各端子と電池パック装着部30側の各端子と
が電気的に接続されている状態を示しているが、実際に
は各端子相互が直接接触することにより、電気的接続が
形成される。
はサーミスタが備えられていないため、一次電池パック
84における二次電池パック81のサーミスタ端子81
cに相当する部分は、一次電池パック84を電池パック
装着部30に装着したときに機器側サーミスタ端子30
cと機械的に干渉しないよう凹部を形成している。ま
た、凹部を形成せずに二次電池パック81のサーミスタ
端子81cと同様の端子を単にダミー端子として設けて
もよい。
池85の電池電圧VB1は、電源端子30a及びグランド
端子30bを介して、DC/DCコンバータ31に入力
される。DC/DCコンバータ31では、入力された二
次電池82或いは一次電池85の電池電圧を、ハンディ
ターミナル本体11内の各部に供給する動作用の基準電
圧Vccに変換する。
と、プルアップ抵抗32bと、プルダウン抵抗32cと
で構成される。二つの抵抗32b、32cは、各々の一
端が相互に接続され、プルアップ抵抗32bの他端に基
準電圧Vccが印加され、プルダウン抵抗32cの他端が
接地された、直列通電経路を構成している。プルアップ
抵抗32bとプルダウン抵抗32cとの接続点は、機器
側サーミスタ端子30c及びバッファ33を構成するオ
ペアンプ32aの非反転入力端子に接続されている。つ
まり、バッファ33には、機器側サーミスタ端子30c
の電圧が入力される。また、バッファ33からの出力は
マイコン16内のA/Dコンバータ16aに入力され
る。
プルダウン抵抗32cの抵抗値R2は、例えばプルダウ
ン抵抗32cの抵抗値R2 がサーミスタの抵抗値Rthよ
り十分大きくなるように設定するなど、機器側サーミス
タ端子30cへのサーミスタ接続の有無によって、機器
側サーミスタ端子30cの電圧値Vthが十分に変化する
ように適宜決めればよい。
a、制御部16b、発振回路16c、逓倍器16d等を
備えている。発振回路16cは水晶発振子34を発振子
とする周知の発振回路であり、この発振回路16cによ
り生成されたクロック(基本クロック)は、逓倍器16
dによって任意の倍数を乗じたクロックに変換され、制
御部16bに入力される。制御部16bでは、逓倍器1
6dから出力されるクロックに応じてハンディターミナ
ル本体11内の各部の動作速度を決めている。即ち、逓
倍器16dの乗数が大きいほど動作速度は速くなり、逆
に乗数が小さいほど動作速度は遅くなる。この乗数は、
後述するように、バッファ33の出力電圧Vd に応じ
て、制御部16bにて決定され、逓倍器16dは、制御
部16bで決定された乗数に基づいて動作する。
された電池パックの種類を識別し、動作速度を制御する
方法について説明する。マイコン16は、電池パック装
着部30に二次電池パック81又は一次電池パック84
のいずれか一方が装着されているとき、ハンディターミ
ナル本体11に設けられた図示しない起動スイッチがオ
ンされるごとに、メモリ17から電池パック識別プログ
ラムを読み出し、このプログラムに従って処理を実行す
る。図4は、動作速度制御処理のフローチャートであ
る。
(以下「S」と略す)410にて、プルアップ抵抗32
bとプルダウン抵抗32cとの接続点の電圧値、即ち機
器側サーミスタ端子30cの電圧値Vthを、バッファ3
3及びA/Dコンバータ16aを介して制御部16bが
読み込む。この電圧値Vthは、二次電池パック81が装
着されているときは、サーミスタ83の抵抗値Rthとプ
ルダウン抵抗32cの抵抗値R2 との並列合成抵抗値
と、プルアップ抵抗32bの抵抗値R1 とに基づく分圧
比にて基準電圧Vccが分圧された値となる。一方、一次
電池パック84が装着されているときの電圧値Vthは、
プルダウン抵抗32cの抵抗値R2 とプルアップ抵抗3
2bの抵抗値R1 とに基づく分圧比にて基準電圧Vccが
分圧された値となる。
るときは、二次電池パック81が装着されているときの
ようなサーミスタ83に起因する分圧が生じない。その
ため、一次電池パック84が装着されているときの機器
側サーミスタ端子30cの電圧値Vth(以下「Vth1 」
と称す)は、二次電池パック81が装着されているとき
の機器側サーミスタ端子30cの電圧値Vth(以下「V
th2 」と称す)より高い値となる。
th(Vth1 又はVth2 )と、予めメモリ17に記憶され
た所定の比較電圧Vs とを比較する。尚、サーミスタ8
3の抵抗値Rthは周囲温度によって変化するため、二次
電池パック81を装着したときの機器側サーミスタ端子
30cの電圧値Vth2 も、サーミスタ83の抵抗値Rth
の変化に伴って変化する。従って、比較電圧Vs は、誤
識別を防ぐため、温度変化によるサーミスタ83の抵抗
値Rthの変化を考慮した上で、Vth2 より大きく且つV
th1 より小さくなるように、適宜決めればよい。
は、二次電池パック81が装着されているものと判断さ
れ、S430に進んで、逓倍器16dの乗数を「4」に
設定する。つまり、基本クロックの周波数が4倍に逓倍
されて動作用のクロックとして制御部16bに入力さ
れ、このクロックに基づく動作速度にて、ハンディター
ミナル本体11内の各部が動作する。
かった場合は、一次電池パック84が装着されているも
のと判断し、S440に進んで、逓倍器16dの乗数を
「2」に設定する。つまり、基本クロックの周波数が2
倍に逓倍されたものが動作用のクロックとして制御部1
6bに入力され、このクロックに基づく動作速度にて、
ハンディターミナル本体11内の各部が動作する。
着された電池パックが二次電池パック81と識別された
場合は逓倍器16dの乗数を「4」とするが、一次電池
パック84と識別された場合は逓倍器16dの乗数を
「2」として二次電池パック81を使用する場合より動
作速度を遅くする。
ターミナル10によれば、一次電池パック84を装着し
たときの動作速度を、二次電池パック81を装着したと
きの動作速度より遅くすることで、一次電池パック84
使用時の消費電力を抑えることができ、一次電池パック
84に収納した一次電池85の使用時間を長くすること
ができる。また、一次電池85の使用時間を長くするこ
とにより、一次電池85の交換頻度を少なくすることが
でき、電池交換作業に伴う使用者の負担を軽減できるの
と共に、ランニングコストを低減することもできる。
れているが一次電池パック84には備えられていないサ
ーミスタ83を利用し、そのサーミスタ83の有無を判
断することによって、電池パックの種類を識別するた
め、電池パック識別のために別途識別用の部品等を電池
パックに設ける必要がなく、既存の電池パックをそのま
ま使用することができ、電池パックのコストアップを防
止することができる。
ィターミナル本体11内部における電圧変化として電気
的に検出し、その電圧値に基づいて電池パックの識別を
行うため、より確実に電池パックの種類を識別すること
ができる。尚、本実施形態において、バーコードリーダ
ハンディターミナル10は本発明の携帯型光学的読取装
置に相当し、電源制御部18及びマイコン16は本発明
の電池パック識別部に相当し、サーミスタ83は本発明
の温度検出素子に相当し、サーミスタ端子81cは本発
明の温度検出端子に相当し、機器側サーミスタ端子30
cは本発明の機器側温度検出端子に相当し、DC/DC
コンバータ31は本発明の機器内基準電圧発生手段に相
当し、プルアップ抵抗32bは本発明の検出抵抗に相当
し、電池パック識別回路32は本発明の電圧検出手段に
相当する。また、マイコン16は本発明の動作速度制御
部及び電池パック識別手段にも相当するものである。
S410は本発明の電圧検出手段が実行する処理であ
り、S420は本発明の電池パック識別手段が実行する
処理であり、S430及びS440は本発明の動作速度
制御部が実行する処理である。尚、本発明の実施の形態
は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ること
はいうまでもない。
類を識別するために、機器側サーミスタ端子30cの電
圧Vthをバッファ33及びA/Dコンバータ16aを介
して制御部16bに取り込む構成にしたが、これに限ら
ず図5に示すように、バッファ33に代えて比較器51
を用いる構成にしてもよい。比較器51においては、抵
抗器Rs 、Rf によって基準電圧Vccを分圧した電圧
を、比較基準電圧Vrefとしてオペアンプ52の反転入
力端子に入力する。この比較基準電圧Vref と機器側サ
ーミスタ端子30cの電圧Vthと比較することにより、
比較器51からLレベル或いはHレベルの信号を出力す
る。その出力信号を制御部16bで判断することにより
電池パックの種類を識別し、識別した電池パックの種類
に応じて逓倍器16dの乗数を決定すればよい。比較基
準電圧Vref としては、例えば上記実施形態で用いたV
s を用いればよく、オペアンプ52の反転入力端子に入
力される比較基準電圧Vref がVs となるように抵抗器
Rs 、Rf の抵抗値を決めればよい。この場合も、上記
実施形態と同様の作用効果を奏する。
の制御に加えて、電池パックの種類にかかわらず、電池
電圧が低下してきた場合にも動作速度を遅くするように
してもよい。この場合の処理について、図6に基づいて
説明する。図6は、電池電圧に応じた動作速度制御処理
を示すフローチャートであり、この処理は、図4で示し
た動作速度制御処理(電池パックの種類に応じた制御)
の終了後、バーコード読み取りのための各種制御処理の
間に割り込んで行う割込処理である。割込間隔は、例え
ば1分毎にするなど適宜決めればよい。
ターミナル本体11に二次電池パック81が装着されて
いるものと判断され、逓倍器16dの乗数が「4」に設
定されて動作している場合、図6(a)に示すように、
まず、S610にて電池電圧VB2(即ち、二次電池82
の電圧値)を、A/Dコンバータ16aを介して制御部
16bが読み込む。そしてS620にて、読み込んだ電
池電圧VB2が、予めメモリ17に記憶された所定の電池
電圧比較値V2 より大きいかどうかの判断を行う。
示すように、使用を続けると徐々に低下していく。そこ
で、電池電圧比較値V2 は、図7(a)に示す二次電池
82の放電特性に基づいて、二次電池82の使用開始時
の電池電圧V02より小さくしかもハンディターミナル本
体11の各部の動作に支障をきたさない程度の値を適当
に設定する。
は、電池電圧VB2がそれほど低下していないものと判断
してこの処理を終了する。S620でVB2>V2 と判断
されなかった場合は、電池電圧VB2の低下が進んだもの
と判断してS630に進み、逓倍器16dの乗数を
「2」に設定し、この処理を終了する。即ち、二次電池
パック81の使用を続けることにより電池電圧VB2が低
下してVB2≦V2 となったときは、逓倍器16dの乗数
を「2」に設定して動作速度を遅くする。
ターミナル本体11に一次電池パック84が装着されて
いるものと判断され、逓倍器16dの乗数が「2」に設
定されて動作している場合、図6(b)に示すように、
まず、S660にて電池電圧VB1(即ち、一次電池85
の電圧値)を、A/Dコンバータ16aを介して制御部
16bが読み込む。そしてS670にて、読み込んだ電
池電圧VB1が、予めメモリ17に記憶された所定の電池
電圧比較値V1 より大きいかどうかの判断を行う。
合と同様、図7(b)に示すように、使用を続けると徐
々に低下していく。そこで、電池電圧比較値V1 は、図
7(b)に示す一次電池85の放電特性に基づいて、一
次電池85の使用開始時の電池電圧V01より小さくしか
もハンディターミナル本体11の各部の動作に支障をき
たさない程度の値を適当に設定する。
は、電池電圧VB1がそれほど低下していないものと判断
してこの処理を終了する。S670でVB1>V1 と判断
されなかった場合は、電池電圧VB1の低下が進んだもの
と判断してS680に進み、逓倍器16dの乗数を
「1」に設定し、この処理を終了する。即ち、一次電池
パック84の使用を続けることにより電池電圧VB1が低
下してVB1≦V1 となったときは、逓倍器16dの乗数
を「1」に設定して動作速度を遅くする。
次電池パック81の使用に伴って電池電圧VB2がV2 ま
で低下してきたときには乗数を「2」に変更して動作速
度を遅くし、同様に、一次電池パック84の使用に伴っ
て電池電圧VB1がV1 まで低下してきたときには乗数を
「1」にして動作速度を遅くする。
ックの種類に応じた動作速度の制御に加え、電池パック
の種類に限らず、電池電圧が所定の電圧(二次電池パッ
ク81使用時はV2 、一次電池パック84使用時はV1
)より低くなった場合は動作速度を遅くするため、二
次電池パック81の使用時間を長くすることもでき、一
次電池パック84の使用時間もさらに長くすることがで
きる。そのため、一次電池パック84の使用に伴うラン
ニングコストをさらに低減することができると共に、二
次電池パック81の使用に伴うランニングコストの低減
も可能となる。
81を装着している場合は逓倍器16dの乗数を「4」
に、一次電池パック84を装着している場合は逓倍器1
6dの乗数を「2」にしたが、逓倍器の乗数は上記乗数
に限らず、例えば一次電池パック84装着時の乗数を
「1」に設定して一次電池85の使用時間をさらに長く
したりするなど、使用者の操作性等に支障をきたさない
範囲で、適宜設定すればよい。
或いは二次電池82の使用時間を長くするために、基本
クロックの周波数を逓倍器16dで任意の倍数に逓倍し
て動作速度を制御するようにしたが、これに限らず、例
えばハンディターミナル本体11の各部に供給する基準
電圧Vccを常時供給するのではなく、この基準電圧Vcc
をデューティ制御することによって、二次電池82或い
は一次電池85からの消費電流量を制御するようにして
もよい。このようにしても、上記実施形態と同様、電池
パックの使用時間を長くすることができる。
の一次電池に限らず、同じ形状をした二次電池を収納し
て使用することもできる。但しその場合は、ハンディタ
ーミナル本体11側では、あくまでも一次電池パック8
4が装着されたものと識別されるため、一次電池パック
84を装着したときの動作速度制御が行われる。
ミナルの概略構成を示すブロック図である。
ダハンディターミナルにおける、電池パックの種類の識
別及び動作速度の制御を行うための回路の概略を示す説
明図である。
ダハンディターミナルにおける、電池パックの種類の識
別及び動作速度の制御を行うための回路の概略を示す説
明図である。
チャートである。
示す説明図である。
示すフローチャートである。
は二次電池の放電特性、(b)は一次電池の放電特性を
示す。
(a)は二次電池パック、(b)は一次電池パックを示
す。
Claims (3)
- 【請求項1】 再充電可能な二次電池を備えた二次電池
パックと、 再充電できない一次電池を収納して使用する一次電池パ
ックとのいずれかの電池パックを電源として使用し、読
取対象に記録された情報を光学的に読み取る携帯型光学
的読取装置であって、 前記一次電池パックか前記二次電池パックのいずれか一
方を装着する電池パック装着部と、 前記電池パック装着部に装着された前記電池パックの種
類を識別する電池パック識別部と、 前記電池パック識別部によって前記電池パックが一次電
池パックと識別されたならば、二次電池パックと識別さ
れた場合に比べて、前記携帯型光学的読取装置の動作速
度が遅くなるように制御する動作速度制御部とを備えた
ことを特徴とする携帯型光学的読取装置。 - 【請求項2】 前記二次電池パックは、前記二次電池の
過充電等による温度上昇を監視するための温度検出素子
を備え、 前記電池パック識別部は、前記電池パックが前記温度検
出素子を有しているか否かを判断することにより、前記
電池パックの種類を識別することを特徴とする請求項1
記載の携帯型光学的読取装置。 - 【請求項3】 前記二次電池パックは、 前記二次電池の正極と接続された二次パック正極端子
と、 前記二次電池の負極及び前記温度検出素子の一端と接続
された二次パック負極端子と、 前記温度検出素子の他端と接続された温度検出端子とを
備え、 前記一次電池パックは、 前記一次電池を収納したときに前記一次電池の正極と接
続される一次パック正極端子と、 前記一次電池を収納したときに前記一次電池の負極と接
続される一次パック負極端子とを備え、 前記電池パック装着部は、 前記二次電池パックが装着されたときに前記二次パック
正極端子と電気的に接続され、前記一次電池パックが装
着されたときに前記一次パック正極端子と電気的に接続
される電源端子と、 前記二次電池パックが装着されたときに前記二次パック
負極端子と電気的に接続され、前記一次電池パックが装
着されたときに前記一次パック負極端子と電気的に接続
されるグランド端子と、 前記二次電池パックが装着されたときに前記温度検出端
子と電気的に接続される機器側温度検出端子とを備え、 前記電池パック識別部は、 機器内基準電圧発生手段と、 一端が前記機器内基準電圧発生手段に接続され、他端が
前記機器側温度検出端子に接続された検出抵抗と、 前記検出抵抗の前記他端側の電圧を検出する電圧検出手
段と、 前記電圧検出手段により検出された電圧値に基づいて、
装着された前記電池パックが前記一次電池パックである
か前記二次電池パックであるかを識別する電池パック識
別手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の携帯
型光学的読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31376599A JP4200613B2 (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 携帯型光学的読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31376599A JP4200613B2 (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 携帯型光学的読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001134710A true JP2001134710A (ja) | 2001-05-18 |
JP4200613B2 JP4200613B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=18045262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31376599A Expired - Fee Related JP4200613B2 (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 携帯型光学的読取装置 |
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---|---|
JP (1) | JP4200613B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005134328A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Riken Keiki Co Ltd | 可搬型ガス検知装置 |
JP2005134331A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Riken Keiki Co Ltd | 可搬型ガス検知装置 |
JP2016073063A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | キヤノン株式会社 | 電子機器およびその制御方法 |
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---|---|---|---|---|
JPH07153497A (ja) * | 1993-12-02 | 1995-06-16 | Nec Corp | 複数種電池対応充電器 |
JPH11110472A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Seiko Epson Corp | バーコード読み取り装置 |
JPH11259183A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置 |
-
1999
- 1999-11-04 JP JP31376599A patent/JP4200613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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