WO1987005256A1 - Two-shaft forced kneader-mixer - Google Patents

Description

明細書 発明の名称 2軸強制練り ミ キサ 発明の分野 本発明は制限的ではないがコンク リートの混合に好適な 2軸強制辕 り ミキサに関し、 特に詳しく いえば.、 混合槽の中に水平かつ平行に配 置され、 互いに反対方向に回転する 2組のパ ドルアセ ンブリを有する 2軸強制練り ミキサに関する。 先行技術の説明

2軸強制練り ミキサは比較的大容量の混合物の混合に適用可能であ り、 コ ンク リー ト ミキサとして広く使われている。 1 9 7 3年 4月 2 0 日に発行された日本特許公開 Να 4 8 - 3 0 1 4 9 (対応西ドィッ DE -OS 2 1 4 1 9 0 8 ) は、 現にコ ンク リ ー ト ミキザとして使用されて いる代表的な 2軸強制練り ミキサを開示している。 この形式のミキサ は、 2つの円筒体を横方向に継ぎ合わせたような新面形状を示す第 1 パン部分と第 2パン部分とに関連して設けられた 2組のハン ドルァセ ンブリを備えている。 雨組のバドルアセンブリは水平かつ平行に配置 され、 かつ、 互いに反対方向に回転させられる。 各組のバドルァセ ン ブリは、 関連するパン部分の中で回転可能に支持された軸と、 この軸 にしつかり と固定された複数のバドルとからなる。 各バドルはアーム とショ ベルとを含み、 それぞれ互いに隣接するバドルに対して 9 0度 づっ角度的にオフセッ トされている。 2組のパドルアセンブリの回転 軌跡は部分的にオーバーラッ プしており、 それゆえ、 両バドルァセ ン ブリは機械的または電気的に同期駆動させられ、 また、 それによつて 混合物は一方のパン部分と他方のパン部分との間で往復的に動かされ る。

通常、 混合槽内の 2つのパン部分の中閩部分の下方には排出口が形 成され、 その排出口を開閉する滑り弁またはシャ ッ タが装着されてい る。 このような排出口構造のため、 2つのパン部分の中閭部分には略 三角形状の死空閭がっく られている。 従来、 この死空間は、 排出口構 造物を混合動作中の混合物の激しい動きによる摩耗から保護するのに. 有益であると認められていたが、 本発明者らの技術的経験によれば、 死空閭における混合物の一時的な停滞または滞溜が生じるため、 全体 として高い混合性能を得ることができないという幣害をもたらしてい ることが判明した。

他方、 混合動作中の混合物に対する振動の賦与が混合性能の改善に とつて役立つことはすでに知られており、 1 9 7 9年 4月 1 0 日に発 行の "強制鎳り ミキサ" と名付けられた本発明者らのァメ リ力特許 Ν 4 , 1 4 8 , 5 8 8は、 回転パン形強制練り ミキサにおいて、 その回 転パン内に配置された固定バドルアセ ンブ リに縦方向の振動を加える ことを提案している。 発明の概要 本発明の目的は、 混合物の流動性が改善され、 短い時間内に一様に 混合することができる混合性能の高い 2軸強制練り ミキサを提供しよ う とするにある。

特に本発明の目的は、 混合動作中の混合物に対して振動を賦与する バイブレータを備えた 2軸強制練り ミキ を提供しよう とするにある < 本発明によれば、 第 1 と第 2のパン部分を有する混合槽と、 前記各 パン部分に関連して、 前記混合槽の中に水平かつ平行に配置され、 互 いに反対方向に回転する駆動軸を有する 2組のバドルァセンブ リ と、 この 2組のパドルアセンブリ を同期的に堅動する動力源とを備え、 前 記混合槽は前記第 1 パン部分と第 2 パン部分との間の下方に前記両組 のバ ドルァセンブリの回転軌跡内から外れた略三角形の空閩を有し、 かつ、 この空閭に隣接して排出口を含み、 ここにおいて、 前記空間内 配置されかつ前記翳動軸に対して平行に延びる棒形バイブレータ手段 をさ らに備え、 前記棒形バイブレータ手段は、 前記 2組のパドルァセ ンプリによる混合動作に伴なつて前記空閭へ交代的に寄せられる混合 物に対して振動を賦与するようになつている 2軸強制練り ミキサを提 供する こ とができ る 図面の簡草な説明 第 1図は本発明による 2軸強制棟り ミキサの斬面図、

第 2図は一部を破り取ってして示された第 1図と同じ 2軸強制練り ミキサの側面図、

第 3図は第 1図および第 2図に示された棒彤バイブレータの断面図 および

第 4図は第 3図の 4— 4線に沿う断面図である。 好適な実施例の説明 第 1図と第 2図とを参照すると、 2軸強制練り ミキサは、 基台 2の 上部にマウ ン トされた混合槽 1を有している。 この混合槽 1は、 2つ の円筒体を撗方向に継ぎ合わせたような断面形状をもち、 その内部に 第 1 パン部分 3と第 2 パン部分 4 とを定義している。 両パン部分 3 , の中閩部分の下方には排出口 5が形成されており、 この排出口 5に 関連して一対のシャッ タメ ンバ 6が基台 2に装着されている。 各シャ ク タ メ ンバ 6は、 それぞれ別々のクランク軸 7に固定されていて、 該 クランク軸 7の回転とともに排出口 5を開閉する。 クランク軸 7の驟 動は、 例示的に一方についてのみ示してあるヱァシリ ンダ 8によって 行なう こ とができ る。 混合槽 1 の上部は投入口 9 と して開放されてい ても よいし、 公知の投入ダク トに連結されていても よい。

混合槽 1 の中には、 各パン部分 3 , 4 に関連して 2組のパ ドルァセ ンブリ 1 0が水平かつ互いに平行に設けられている。 各組のバドルァ セ ンブリ 1 0 は、 混合槽 1 に取り付けられた軸受 1 1 ， 1 2間に回転 可能に支持されている驩動軸 1 3 と、 この軸上にしっかり と固定され た複数のバドル 1 4 とを有している。 各パドル 1 4は、 ボス 1 5を介 して軸 1 3に固定されたアー ム 1 6 とショ ベル 1 7 とを含み、 それぞ れ隣接するバドルに対して角度的に 9 0度づっ才フセッ トされている _c 各組のパ ドルアセンブリ 1 0は、 よく知られたように共通のウ ォーム 減速機 1 8に機械的に接続されており、 また、 そのウォーム減速機 1 8は Vベル ト 1 9を介して電動機 2 0によって駆動されるようにな つている。 2組のバ ドルァセ ンブリ 1 0 は、 互いに反対方向に同期回 転させられ、 その場合、 両者の回転軌跡 2 1が部分的にオーバーラジ プするように位置決めされらいる。

混合槽 1の中の第 1 パン部分 3 と第 2 パン部分 4 との閩には、 2組 のパ ドルアセ ンブリ 1 0 の回転軌跡内から外れた断面略三角形の長く 延びる空閭 2 2が排出口 5に隣接して形成されているが、 本発明によ れば、 この空閩 2 2 に棒形バイブレータ 3 0が配置されている。 この 棒彤バイブレータ 3 0は、 雨パドル軸 1 3の中間にあって、 それらの 軸 1 3 と平行に延びており、 混合槽 1の下部に取付けられた一対の弹 性支持メ ンバ 3 1 , 3 2によつて両端を支持された一種の偏心バィブ レ一タである。 第 3図および第 4図を参照すると、 棒形バイ ブレータ 3 0は、 一対の弾性支持メ ンバ一 3 1， 3 2に支持された硬質金属製 ス リープ 3 3 と、 このス リーブ 3 3内にセキュ アされた複数の軸受 3 4 と、 これらの軸受 3 によって回転可能に支持されている駆動軸 3 5 と、 この軸 3 5上に固定された複数の偏心不平衝ゥヱイ ト 3 6 と を備えている。 駆動軸 3 5はカツ プリ ング 3 7を介してフ レキシブル 回転伝達シャ フ ト 3 8 に接続され、 この回転伝達シャ フ ト 3 8は電動 機 3 9によつて驟勤される。 棒形バイブレータ 3 0は、 電動機 3 9に よる駆動軸 3 5の回転に伴ない、 その軸上の複数の偏心ゥヱイ ト 3 6 の違心力作用によつて軸方向と直角の方向に振幅をもつ振動をスリ一 ブ 3 3に生じさせる。 この振動は軸 3 5に対する各镉心ゥエイ ト 3 6 の取付け角度を同一に整合するこ とによって、 ス リーブ 3 3 の全長に わたっても つとも効果的に現われる。

本発明の待徵は、 2組のハン ドルアセ ンブ リ 1 0の回転軌跡内から 外れた 2つのパン部分 3 , 4の閩の略三角形の空閭 2 2に棒彤バィブ レ一タ 3 0を配置する点にあるが、 この棒形バイブレータ 3 0は、 各 組のバドルァセ ンブリ 1 0によつて交代的に上記空間 2 2へ寄せられ る混合物に対して振動を賦与し、 そうするこ とによって混合物内にお けるセメ ン ト粒子の分散を促進し、 かつ、 セメ ン ト粒子に対する水の 付着を起こりやすく し、 結果として、 短い時閩内に高い混合性能を享 受するこ とができ る。 また、 混合物の流動化が促進されるため、 各バ ドルが受ける衝撃が小さくなり、 その駆動動力の低減化にも役立つ。 望しい実施例によれば、 棒形バイブレ一タ 3 0は約 5 , 0 0 0 r p m の回転数をもち、 その軸方向中央における振幅は 2 m m、 両端部近傍 で 0 . 4 m mであった。 なお、 大容量のミキサのための長い寸法の棒 形バイブレータの場合には、 第 3図に示されたように分割された第 1 と第 2の 2つの駆動軸 3 5 を十字継手 4 0を介して連結することが望 ましい。 実験結果によると、 本発明の考えにしたがって作られた棒形 バイ ブレータ を含むコ ンク リ ー ト ミ キサは、 そのよ う な棒形バイ ブレ —タを含まない従来の 2軸強制練り ミキサに対して、 コ ンク リート圧 縮強度において約 1 0〜1 5 %の増加を得られることが判明した。

Claims

請求の範囲 . 2軸強制镍り ミキサであって、

第 1 と第 2のパン部分を有する混合槽と、 前記各パン部分に関連し て、 前記混合槽の中に水平かつ平行に配置され、 互いに反対方向に 回転する駆動軸を有する 2組のパ ドルアセンブリ と、 この 2組のバ ドルアセ ンブ リを同期的に驟動する動力源とを備え、 前記混合槽は 前記第 1 パン部分と第 2 パン部分との閭の下方に前記両組のバドル アセンブリの回転軌跡内から外れた略三角形の空閭を有し、 かつ、 この空間に隣接して排出口を含み、 ここにおいて、 前記空間內に配 置されかつ前記駆動軸に対して平行に延びる棒形バイブレータ手段 をさらに備え、 前記棒形バイブレータ手段は、 前記 2組のバドルァ セ ンブリによる混合動作に伴なつて前記空間へ交代的に寄せられる 混合物に対して振動を賦与するようになっているもの。 , ク レーム 1による 2軸強制練り ミキザであって、

前記棒形バイブレータ手段は、 前記混合槽に固定された一対の獰性 支持メ ンバと、 この一対の弾性支持メ ンバによって両端を支持され た長く延びる剛性ス リーブと、 このス リ一ブ内に間隔をも つて配置 された複数の軸受と、 これらの軸受によつて回転可能に支持された 軸と、 この軸上において、 それぞれ同一の取り付け角度に整合され た複数の分散配置された镉心ウェイ トと、 前記軸を回転駆動する動 力源と、 前記軸と動力源とを接続する回転伝達メ ンパーとを備えて いるも の。 , ク レーム 2 による 2軸強制镍り ミ キサであって、

前記回転伝達メ ンバーがフ レキシブル回転伝達シャ フ トからなるも の , ク レーム 2 による 2軸強制練り ミ キサであって、

前記軸は十字状継手で接続された第 1部分と第 2部分とからなるも の。