WO1983002904A1 - Roulette device - Google Patents

Description

明 細 ル ー レ ツ ト 遊戯装置 技 術 分 野

本発明はル ー レ ツ ト遊戯装置に関し、 特にル ー レ ツ ト遊戯 に必要と される操作を、 電気的、 璣狨的手段によ り すベて自 動的に行ない得るルー レ ツ ト遊戯装置に関する。 背 景 技 術

ル ー レ ツ ト遊戯は広 く 行われている遊戯であ り、 その概要 は、 内側へ向けて傾斜した璟状のボー ル転動通路から放たれ たボールを受け入れ得る多数のボケ ッ ト を有する面転デ イ ス クを手動で面転させ、 ポール転動通路にボールを投入して、 こ れをボー ル転動通路に沿って回転デ ィ ス ク の面転方向と は 反対に転動させ、 ポールが摩擦によ って速度を落し、 徐々 に 中心方向に移動して、 面転デ ィ ス ク の上記ボケ ッ ト の一つに 受入れられて停止したとき、 上記ボケ ッ ト に付された番号を 読み取って、 そ の番号に予め睹け られたチ ッ プ等に対して所 定の払い戻しを行う ものである。

従来から使用されている上記の如きルー レ ツ ト遊戯装 Sは - その操作をすベて手動で行う ものであるが、 上記の操作を自 動的に行い、 しかも実際のル ー レ ツ ト遊戯を しているよ う な 実感を与え得るルー レ ツ ト遊戯装置はこれまで提供されてい なかっ た。 癸 明 の 開 示

OMPI _ 本究明の目的は、 プレイ ヤが始動スィ ツ チを押しさえすれ ば、 ルー レ ツ ト遊戯に必要な操作はすべて自動的に行われる よう なル ー レ ツ ト遊戯装置、 即ち、 ボー ルをボー ル転動通路 へ放擲し、 こ の放擲されたボールをボー ル転動通路に沿って 連繞的に転動させる と共に、 面転デ ィ ス ク を放擲されたボー ルと は逆の方向に面転させ、 ボールが 11転デ ィ スク のポケ ッ ト の一つ に受け入れられ停止したとき、 そ の停止位置を読み 取って所定の払い戻しを行う とい う よ う な作業をすベて亩動 的に行い、 こ れによ り本物のルー レ ツ ト遊戯で遊ぶよ う な実 感を与え得るルー レ ツ ト遊戯装置を提供する こ とにある。 而して、'本発明の要旨とする と こ ろは、 上記ボールを磁性 体で作製し、 ボール転動通路を有するポール転動部材と、 ボ ールの通過を検知するため上記ボール転動通路に沿って ®設 される複数のセ ンサ と、 上記セ ンサ に対応して設けられ、 対 応するセ ンサからの信号によ ってボールに磁力を働かせ、 こ れを—定方苘に転動せしめる複数の電磁石と、 上記セ ンサの 出力に応動して、 対応する電磁石にパルス状電流を通電し得 る制御面路とによ ってボール転動装置を構成する と共に、 上 記面転デ ィ ス ク を最初にボールの転動方向に II転せしめ、 ポ ケ ッ ト内のボールが上記ボール転動通路に放擲された後は面 転始動時とは逆の方向に面転させ、 更に上記電磁石によ るボ ールの ¾動停止と前後して面転ディ ス ク を空転せしめる面転 ディ ス ク駆動装置を設けたこ と にある。

上記の如く 搆成される本発明に係るル一 レ ッ ト遊戯装置に おいては、 そ の始動ス ィ ツ チが押される と、 先ず上記 II耘デ イ スクが面転して、 面転ディ スク のポケ ッ ト 内に停止してい るボールがボー ル転動通路上に放擲される。 ボー ル転動通路 に放擲されたボールは、 ボール転動通路に沿って配設したセ ンサによ っ て検知され、 各セ ンサに対応して設けた上記電磁 石が頫々 に励磁される こ と によ り ボールは こ の磁力に吸引 さ れてそ の転動速度を次第に增加させる。 一方、 ボールが転動 通路上に放擲された後、 上記回転デ ィ ス ク は面転始動時とは 反対方向に面転せしめ られ、 これによ つて面転デ ィ ス ク の面 転方向とボー ル の転動方向と は逆になる。 ボールが予め定め た最髙速度に達するだけの所定の時閭が経過した後、 上記電 磁石の電源を切り、 ま た これと同時に面転デ ィ ス ク を空転さ せる。 然る とき は、 ボールの転動速度が次第に低下してその 転動半径が减少して く る と、 ボー ルは遂には上記面転デ イ ス ク上に こ ろげ落ち、 最終的には上記ボケ ッ ト の一つに受け入 れら れて停止する。 そ こ でボールが停止したポケ ッ ト の番号 が自動的に読み取られ、 その番号に予め睹け られたコ ィ ン数 に応じて所定の払い戻しが行われる。 図面の簡単な説明

第 1 図は本癸明に係るルー レ ツ ト遊戯装置の一実施例を示 す外観斜視図、

第 2 図は第 1 図に示したル ー レ ツ ト遊戯装置の本体の縦断 面図、

第 3 図は第 2図に示した.ル一レ ツ ト遊戯装置の本体の平面 図、

第 4図は回転デ ィ ス ク を面転させるためのモータ及びソ レ ノ ィ ドの作動を指令する制御面路の面路図、

第 5 図はボール転動通路に沿っ て設けたセ ンサ の出力に応 動して、 各セ ン サ に対応する電磁石にパ ル ス状電流を通電し 得る制御面路の面路図、

第 6 図は第 5 図に示した制御面路の一実施例の詳細を示す 面路図である。 発明を実施する ための最良の形態

第 1 図中、 1 は本体ケース、 2 は本体ケース 1 の上面に設 けた透明半球状カバ一、 3 は本体ケース 1 の各側面に設けた 操作ボ ッ ク ス、 4 は賭数字及び賭ける コ イ ン数を選択するた め各操作ボ ッ ク ス 3 に取り付けた複数の賭操作釦、 5 は各操 作ボッ ク ス 3 に設けられたコ ィ ン ¾出し口である。

本体ケース 1 はその上面が方形の筐体で、 その上面は透明 な半球伏カバー 2で包被されており、 第 2図に示す本体の上 部が透視でき るよ う になっている。 又その各側面には操作ボ ッ ク ス 3 が着膀可能に取り付けられてい る。

プ レイ ヤは本体ケース 1 のまわり に立ち、 側面に設けた操 作ボ ッ ク ス 3 の賭操作釦 4を押してブレイ する。

第 2 図及び第 3 図中、 6 は基梓、 7 はボー ル転動部材、 7a はボール接地面、 7bはガイ ド壁、 7cは窓孔、 P i , P 2 . P 3 ， ——はボール転動通路に沿って頫次配設されたフ ォ ト セ ン サ、 M i , Μ ₂ , Μ ₃ , ……はそれぞれフ ォ ト セ ンサ P i , Ρ ₂ , Ρ 3 , ……に隣接、 対応して設けられた電磁石、 8 は 面耘ディ スク、 9 は突リ ブ、 10はボールを受け入れるための ボケ ッ ト、 11はポケ ッ ト 10に設けた 03所、 12はボー ル止め、 13はボケ ッ ト 10の表面に害き込まれた賭数字、 Uは面転軸、 15は面転軸 14に固定されたホイ ー ル、 16はモータ、 17はモ ー タ の軸に固定された駆動翰、 18はソ レノ ィ ド、 19はア イ ド ラ 一、 20は面転軸 14上に面転デ ィ ス ク 8 と一体となって面転す

OtAVl るよ う取り付け られた面路基盤、 21 はマ イ ク ロ ス ィ ッ チ、 22 はス ィ ツ チ押圧子、 23はマ イ ク ロ ス ィ ツ チ 21 の出力を取り 出 すため回路基盤 20の裏面に設けられたス リ ッ プリ ングと接触 するブラ シ、 24はボー ルである。

ボ一ル.転勤部材 7 は非磁性体で作製されており、 第 1 図に 示す本体ケー ス 1 内の上面に、 水平に固定されている。

ボール転動部材 7 には、 その中心に向かって傾斜する環状 のボール接地面 7a及び接地面 7aにボールが載って転動する と きボールに接してこれをガイ ドするガイ ド壁 7bが設けられ、 ボー ル接地面 7aと、 ガイ ド壁 7bと に よ っ てボール転動通路が 画定されるよ う にな っている。

窓孔 7cはガイ ド壁 7b'に等藺隔毎に設け られ、 各窓孔 7cには 反射型の フ ォ ト セ ンサ P 1 , P 2 , P 3 , ……がボー ル転動 部材 7 の中心を向 く よ う取り付け られ、 ボール転動通路上を 転動する ボール 24はフ ォ ト セ ンサ P 1 , P 2 , P 3 , に よ つ て頫次検知される。

電磁石 M i , Μ ₂ , Μ ₃ , ……はボール接地面 7aの下方に、 フ ォ ト セ ンサ P i , P ₂ , P 3 > ……のそれぞれに対応 して、 且つそ の磁極がボール接地面 6aに近接する よ う に配設される。

こ れ ら の、 ボール転動部材 7 , フ ォ ト セ ンサ P i , P 2 »

P 3 , ……， 電磁石 M 1 , M 2 , M ₃ , 並びに上記各 フ ォ ト セ ンサ の出力に応動して各電磁石に顧次通電する制御 回路 （後で第 5 図及び第 6 図中符号 28で示すも の。 ） によ つ てボール転動装置が構成される。

面転デ ィ ス ク 8 には多数の突リ ブ 9 が放射状に形成されて おり、 面転デ ィ ス ク 8 の各突リ ブで仕切られた部分がボケ ッ ト 10となる。 ポケ ッ ト 10の上面は面転ディ スク 8 の外縁部から中心部に 向かっ て僅かに傾斜してお り、 その中心部の一端に はボール を保持する適宜の凹所 11が設けられ、 03所 11の一側には弧状 に切欠いたボー ル止め 12が設けられている。

面転軸 14は基枠 6 に面転自在に軸支され、 その上端には面 転デ ィ ス ク 8 が取り付けられる と共に、 下端にはホイ ー ル が取り付けられている。

モータ 16は基枠 6 に固定され、 モータ 16に取り付けられた 駆動輪 Πとホイ ール 15は所定の間隔を保って離藺している。

アイ ドラー 19は、 ソ レノ ィ ド 18に連結されており、 ゾ レノ ィ ド 18に電流が供袷されていない状態ではホイ ール と駆動 輪 17に接触して駆動輪 17の面転をホイ ール に伝達するが、 ソ レノ ィ ド 18に電流が供袷される と ソ レノ ィ ド 18の作動によ りホイ ール 及び騷動輪 17から切り離されるよ う になつ てい る。

面転ディ ス ク 8 上に形成されているボケ ッ ト 10の数と同数 個のマイ ク ロ スィ ツ チ 21を取り付けた面路基盤 20は、 面転デ イ スク 8 に固定されており、 これと一体となって面転する。 各マイ ク ロ ス ィ ッ チ 21は面路基盤 20上において、 ボケ ッ ト 10の凹所 11にそれぞれ対応する位置に取り付けられる。

ス ィ ッ チ押圧子 22は上下に滑動自在に GD所 11の底部に取り 付けられ、 その上端は凹所 11に適宜突岀する と共にその下端 はマイ ク α スィ ツチ 21に当接しており、 西所 11にボールが保 持されたとき、 ス ィ ツ チ押圧子 22が押し下げられてマイ ク ロ ス ィ ッ チ 21が作動するよ う に搆成されている。

第 4図は、 第 2図中に示したモータ 16及びソ レノ ィ ド 18を 制御する装置の面路図であり、 16及び 18はそれぞれ第 2 図中 に示したモータ及びソ レノ ィ ド、 25は制御茴路、 26は電源装 置、 27は始動ス ィ ツ チである。

制御面路 25はモー タ 16の正逆転及びソ レノ ィ ド 18の作動を 指令する ものであ り、 始動スィ ッ チ 27が投入される と、 モー タ 16を所定の時閭面転させ、 その後これを逆転させ、 更に所 定の時間経過後、 ソ レ ノ ィ ド 18を作動させてア イ ドラー 19を ホイ ール 15及び駆動輪 17から切り離す。

第 5 図は、 面転ディ ス ク 8 が面転せ しめ られボール 24がボ —ル転動部材 7 の転動通路上に投げ出されたと き に、 ボール を更に加速させつ ゝ 転動通路上で走行させるため、 転動通路 に沿っ て配設された上記フ ォ ト セ ンサ P i , P 2 , P 3 . - —から の信号に基づき電磁石 M！ ， M ₂ , M ₃ , ……を顆次 励磁する制御面路を示している。 第 5 図中、 P i , P ₂ , P 3

, は転動通路に沿っ て配設された前記のプ ォ ト セ ン サ、 M i , Μ₂ , M₃ , ……はボール接地面 7aの下に設けられた 前記の電磁石、 28は制御 II路、 29は制御面路 28を介 して電磁 石 M i , Μ₂ , Μ₃ » ……に電流を供給するための電籙装置、 30はス ィ ツ チであ る。

制御回路 28は、 フ ォ ト セ ンサ P i か ら信号がも た ら さ れた とき には電磁石 M i に、 フ ォ ト セ ンサ P ₂ から信号がもた ら された ときには電磁石 M₂ に、 とい う 具合に各 フ ォ ト セ ンサ に対応する電磁石に一定時間だけ電流を供給するよ う構成さ れている。

第 6 図は、 第 5 図に示した制御面路のー実施例の詳細を示 しており、 同図中、 28 , 29及び 30は第 5 図中同一の符号を付 した構成要素にそれぞれ対応し、 P i ない し P l2 は前記のフ オ ト セ ンサ、 Mない し Mi2 は前記の電磁石を示している と共 に、 制御面路 28中の A i ない し A 12 はシユ ミ ッ ト ト リ ガ面路. G 1 ない し G 12 は判別回路、 D 1 ない し D 12 はオ フデ レイ 面 路、 S i ないし S !2 はス イ ッ チ ング素子を示している。 なお 第 6 図中には、 図面の繁雜化を防ぐため、 フ ォ ト セ ンサ及び 電磁石は 12湎しか描かれていないが、 実際にはよ り多 く の個 数が設けられ、 これに対応してシユ ミ ッ ト ト リ ガ面路、 判別 面路、 オ フデ レ イ 面路、 ス イ ッ チ ング素子も フ ォ ト セ ンサ及 び電磁石と同数個設けられる。

而して、 ¾上の図面に示した本癸明に係るルー レ ツ ト遊戯 装置の作動につき以下具体的に説明する。

装置の停止伏態ではボール 24は面転ディ ス ク 8上のいずれ か一つのポケ ッ ト の凹所 11中に保持されている。 いま こ こで 睹操作釦 4を押して所望の賭数字及び賭ける コ ィ ン数を選択 し、 始動ス ィ ツチ 27を投入する と、 モータ 16が作動を開始し て駆動輪 17が面転し、 こ の面転はアイ ドラー 19を介して、 ホ ィ ール 15に伝達され、 面転ディ ス ク 8 は面路基盤 20と共に、 例えば第 3図中において時計方向に高速面転する。 然る とき は、 ポール 24は遠心力によ って凹所 11から離膀して、 面転デ イ スク 8 から投げ ffiされ、 ボール転動部材 7 上のボール転動 通路に乗り移る。 この とき ポールは面転デ ィ ス ク 8 の面転方 苘と同じ向きに転動を始める。

面転ディ スク 8 がポールを投げ出 した後、 制御面路 25から の指令によって、 モータ 16はただちに逆転せしめ られ、 面転 デ ィ ス ク 8 を始動時の面転とは逆方向 （第 3 図において反時 計方向） に面転させる。 これによ つてボールの転動方向と面 転デ ィ ス ク 8 の面転方苘は反対となる。

而して、 ポール転動部材 7 上の転動通路に投げ出されたボ ールは最初にセ ンサ P i , P 2 , Ρ 3 . ……の う ちの何れか

—つによ って検知される。 ボールが仮にいま フ ォ ト セ ンサ Ρ によ って先ず最初に検知された とする と、 第 5図及び第 6図 中に示す制御面路 28はフ ォ ト セ ンサ Ρ ₂ からの信号を受信す る。

然る と き は、 制御面路 28は、 フ ォ ト セ ンサ Ρ 2 に対応する 電磁石 Μ 2 にパルス状の電流を流し、 こ れに よ り ボールは電 磁石 Μ ₂ の側に吸引される。 従って、 ボール 24は、 面転ディ ス ク 8から投げ出された と き の惰性に加えて、 電磁石 Μ₂ か らの吸引作用によ り若干加速される こ と にな る。

フ ォ ト セ ンサ P i , P 2 . P 3 , ……の出力信号に基づき - 各フォ トセ ンサに対応して電磁石 M i , Μ₂ , Μ 3 , ——に 通電を行う制御回路 28の作動を、 第 6図に示す実施例によ り 説明すれば、 下記 0通り である。 ·

即ち、 プ レ イ 開始時に始動ス ィ ッ チ 27 (第 4図） が投入さ れる と、 これと略同時に制御面路 28を作動させるためのス ィ ツチ 30も自動的に投入される。 然る とき は、 シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A _{l f} A₂ , A₃ , …… A が一斉に作動を開始する が、 面転ディ ス ク 8から投げ出されたボール 24がボール転動 通路上において第 3図に示されたよ う な位置にあ ってフ ォ ト セ ンサ P ₂ によ って検知された場合には、 フ ォ ト セ ンサ P₂ に対応する シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A₂ のみが出力を発生する。 本実施例においては、 判別面路 G 2 は、 フ ォ ト セ ンサ P 2 に対応する シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A₂ のみが出力を発生し、 瞵接するフ ォ ト セ ンサ P i 及び P ₃ に対応する シ ュ ミ ツ ト ト リ ガ面路 A i 及び A₃ の出力が零である とき にのみシュ ミ ツ ト ト リ ガ面路 A₂ の出力を通過させる ィ ン ヒ ビ ッ ト ゲー トで

O PI ある。 その他の判別面路 G i , G 3 , —— G についても同 様であ り 、 例えば判別回路 G I は、 フ ォ ト セ ンサ P 1 に対応 する シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路八 ₁ のみが出力を発生し、 隣接す る フ ォ ト セ ンサ P i 及び P ₂ に対応する シユ ミ ッ ト ト リ ガ面 路 Ai2 及び A₂ の出力が零である ときにのみシユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A i の出力を通過させる ィ ン ヒ ビ ッ トゲー トであ り、 また例えば判別面路 G _s は、 フ ォ ト セ ンサ P s に対応する シ ユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A_s のみが出力を発生し、 隣接する フ ォ ト セ ンサ P₅ 及び P₇ に対応する シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A₅ 及び A 7 の ffi力が零である ときにのみシユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A_e の出力を通過させる イ ン ヒ ビ ッ トゲー ト である。

こ れ ら の判別面路 G 1 , G 2 , G ₃ , …… G 12 は、 シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A i , A₂ , A₃ , …… Αΐ2 からの信号が、 外光等によるノ ィ ズか、 真の信号かを判別する役割を果す 即ち、 外光等によ るノ イ ズの場合には、 例えばフ ォ ト セ ンサ Ρ 2 のみな らずこ れに隣接する フ ォ ト セ ンサ P i 及び P ₃ も 同時に光を検知するから、 そのよ う な場合には判別面路 G₂ にはシュ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A i , A₂ , A₃ の出力が同時に 入力 し、 シユ ミ ッ ト ト リ ガ面路 A₂ の ¾力は判別 11路 G₂ を 通過する こ とがで き ない。

而 して、 ボール 24がフ ォ ト セ ンサ P ₂ によ っ て検知された 場合には、 判別面路 G₂ を通過した信号は、 オ フデ レイ 面路 D 2 を介してス ィ ツチ ング素子 S ₂ を導通させる。

然る とき は、 電磁石 M₂ にパルス状の電流が流され、 これ によ り ポー ルは ^電磁石 M₂ の方向に強く 引される。

こ のオ フデ レイ 面路 D i , D 2 , D 3 , …… Di2 は、 フ ォ トセ ンサ P i , P 2 , P 3 , …… Pl2 からの信号が途絶した 後もなお電磁石 M i , M₂ , M₃ , …… Mrs への通電を持続 し、 ボール 24を加速するため設ける ものであ り、 ボール 24の 最高速度はこ のオ フデ レ イ 面路 D i , D₂ , D₃ , …… D i2 に予め設定されている遅延時間によ つて規定される ものであ る。 即ち、 こ の遅延時間 （オ フデ レ イ 面路の出力パルス幅） は、 ボール 24が所望の最高速度でボール転動通路を面動する 際に、 ボール 24が隣接する フ ォ ト セ ンサ閭を通過する に要す る時問と略等し く なるよ う に設定されている。

オ フデ レイ 面路の遅延時間をこ のよ う に設定してお く と、 上記電磁石 M ₂ への通電はボール 24が最高速度に達しないう ちは電磁石 M₂ の磁極に到達する以前に遮断されるから、 ボ 一ノレ 24は電磁石 M₂ の磁極通過後こ の磁極に引き戻される こ とな く 、 惰性によ っ て次のフ ォ ト セ ンサ P ₃ の方向に転動し、 こ れに よ り検出される こ と にな る。 然る とき は、 上記と同様 に して電磁石 M ₃ にパルス状の電流が供袷され、 ボール 2 は 一層加速される。

電磁石 M₃ へのパルス状通電も、 ボール 24が電磁石 M₃ の 磁極に到達する以前に遮断され、 ボール 24は更に惰性で転動 して次のフ ォ ト セ ンサ P 4 に よ り検出され、 以下同様に して

フ ォ ト セ ンサ P₅ , P 6 , P ₇ に よ り頗次検出され、 上記と 同様に して電磁石 M₅ , M₈ , Μ₇ によ り吸引 され、 次第に 加速されつ ^転動通路上を髙速で面動する こ とになる。

而して、 ボールの転動速度が、 予め設定した最高速度に達 するだけの所定の時間が経過する と、 図では省略したタ イ マ 等によ り ス ィ ツ チ 30が自動的に開かれ、 各電磁石への通電が 停止される。 以後、 ボールはボール転動通路上を惰性で転動 する。

O PI

V HO 、 一方、 電磁石の動作停止と略同時に第 4図に示した制御面 路 25からの指令によ っ て、 ソ レノ ィ ド 18に電流が供給され、 ア イ ドラー； 19を粱動輪 17とホイ ール 15から離間させ、 それ以 後は面転デ ィ ス ク 8 も惰性で空転せしめられる。

而して、 ボール転動部栻 7 上の転動通路を惰性で転動 して いたボールが摩擦によ り次第に速度を失って く る と、 そ の転 動半径が减少し、 空転状態の面転ディ スク 8上に乗り移る。 ボールは暂く の藺は IS転ディ ス ク 8 上に形成されている突リ ブ 9 を適宜乗り越えつ 転動するが、 面転デ ィ ス ク 8 が速度 を落すと共に、 ポケ ッ ト 10の何れか一つに捕捉され、 ポケ ッ ト 10上を中心方向に移動して G3所 11に保持され、 停止する。

ボールが 03所 11に保持される とス ィ ッ チ押圧子 22が押し下 げられ、 マイ ク ロス ィ ッ チ 21が作動して、 その出力信号は面 路基盤 20の裏面に設けたス リ ッ ブリ ングを介してブラ シ 23に 伝え られ、 これに接続された演算制御面路 （図では省略） が ボールの停止位置を演算し、 面転デ ィ ス ク 8 上に表記されて いる賭数字 13の う ち予め賭られた数字に対して演箕制御 II路 から 「当り 」 又は 「外れ」 の信号が出され、 且つこの 「当り」 の賭数字に対しては、 これに賭けられたコ イ ン数に基づいて 払い出すべき コ イ ン数が演算され、 コ イ ン の払お し機構が作 動して、 「当り 」 の賭数字に賭けたプレイ ヤに対してコ イ ン の私出しが行なわれる。

本発明に係るルー レ ツ ト遊戯装置においては、 叙上の如く、 面転デ ィ スクからボー ル転動通路に投げ出されたボー ルは、 ボー ル転勖通路に沿って配設した電磁石の磁力の作用を頃々 に受けて次第にその速度を増し、 面転ディ スク は、 ボー ルを 放擲した後、 面転始動時とは反対に面転され、 これによ つて 面転ディ ス ク の面転方向とボールの転動方向は逆にな り、 然 る のち所定の時間が経過して電磁石への通電が断たれる と共 に面転デ ィ ス ク が空転せ しめ られる と、 速度を失ったボール が転動通路から 11転デ ィ ス ク に乗り移り最終的には或る一つ のポケ ッ ト に捕捉されて停止する ので、 実際のルー レ ツ ト 遊 戯で遊ぶのと殆ど同様の実感を与え得るルー レ ッ ト遊戯装置 が提供される も のであ る。

なお、 本 ¾明は叙上の実施例に限定される も のでな く 、 例 えば、 転動通路に沿って設けるセ ンサ と しては、 フ ォ ト セ ン サに限らず磁性体製のボールを検知し得るセ ンサであれば任 意のものが使用でき、 また各セ ンサの出力に応動して各電磁 石に穎次通電を行う制御面路 28も種々異な っ た面路構成のも のが利用でき、 更にま た、 ポケ ッ ト の凹所 20中にボールが捕 挺されたとき これを検知するための検知手段と してのマイ ク ロ ス ィ ツ チ 21及びス ィ ツ チ押圧子 22も他のセ ンサで代替する こ とが可能であ り、 更にこれら以外の構成要素についても本 発明の目的の範面内で設計変更する こ とが可能である。 従つ て、 本発明の範囲は、 以下に記載の請求の範囲に基づいての み判断されなければな らない。 産業上の利用可能性

本発明に係るルー レ ツ ト遊戯装置は、 主と してゲー ム セ ン ターや遊戯場に設置されるゲー ム機械の一種と して利用され るが、 小型に作製すれば、 家庭内でプレイ する こ と のできる ルー レ ツ ト遊戯玩具 と して も利用でき る。

O PI

V L- 0

Claims

一 U— 請 求 の 範 西

1 . ボール と、 丙側へ向けて慷斜した璟伏のボール転動通路 を有するボール転動装置と、 上記ボール転動通路の內側にこ れと同心となるよ う 面動自在に設置され、 上記ポール転動通 路から放たれたボールを受け入れ得る複数のポケ ッ トを有す る面転ディ スクを具備するルー レ ツ ト遊戯装置において、 上記ボールを磁性体で作製し、 上記ポール転動装置を、 ボ 一ル転動通路を有するポール転勖部材と、 ボールの通過を検 知するため上記ボール転動通路に沿って配設される複数のセ ンサと、 上記セ ンサ に対応して設けられ、 対応するセ ンサか らの信号によ てボールに磁力を働かせ、 これを一定方向に 転動せしめる複数の電磁石と、 上記セ ンサ の出力に応動して、 対応する電磁石にパルス状電流を通電し得る制御面路とによ つて構成する と共に、 上記面転デ ス クを最初に上記ポール の転動方向に面転せしめ、 ポケ ッ ト內のポールが上記ボール 転動通路に放擲された後は面転始動時とは逆の方向に面転さ せ、 更に上記電磁石によるボールの駆動停止と前後して面転 ディ スクを空転せしめる面転ディ スク覊動装置を設けたこ と を特徵とするルー レ ツ ト遊戯装置。

2 . 上記面転ディ ス ク のポケ ッ ト內にボールが捕捉されたと きにボールを検知する検知手段が設けられた請求の範囲第 1 項記載のルー レ ツ ト遊戯装置。

3 . 上記検知手段からの出力に応動して、 賭数字と賭けたコ ィ ン数に基づき払戻し額を計算する演算制御面路及びコ ィ ン 払出 し機構が設けられた請求の範囲第 2項記載のルー レ ツ ト 遊戯装置。