JPH0222676B2 - - Google Patents

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JPH0222676B2
JPH0222676B2 JP20761083A JP20761083A JPH0222676B2 JP H0222676 B2 JPH0222676 B2 JP H0222676B2 JP 20761083 A JP20761083 A JP 20761083A JP 20761083 A JP20761083 A JP 20761083A JP H0222676 B2 JPH0222676 B2 JP H0222676B2
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JP
Japan
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ball
balls
endless
roulette
track
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Application number
JP20761083A
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English (en)
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JPS6099278A (ja
Inventor
Otomatsu Kadota
Fumiharu Ogawa
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Taito Co Ltd
Original Assignee
Taito Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taito Co Ltd filed Critical Taito Co Ltd
Priority to JP20761083A priority Critical patent/JPS6099278A/ja
Publication of JPS6099278A publication Critical patent/JPS6099278A/ja
Publication of JPH0222676B2 publication Critical patent/JPH0222676B2/ja
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  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はルーレツトとスロツトマシンを組合せ
たような多段式ルーレツト遊戯装置に関し、特に
ゲームに必要とされる操作を電気的、機械的手段
により総て自動的に行い得るよう構成した上記多
段式ルーレツト遊戯装置に関する。
ルーレツト遊戯は広く行われている遊戯であ
り、その概要は、内側へ向けて傾斜した環状のボ
ール軌道から放たれたボールを受け入れ得る多数
のポケツトを有するルーレツト盤を手動で回転さ
せ、ボール軌道にボールを投入して、これをボー
ル軌道に沿つてルーレツト盤の回転方向とは反対
に転動させ、ボールが摩擦によつて速度を落と
し、徐々に中心方向に移動して、ルーレツト盤の
上記ポケツトの一つに受け入れられて停止したと
き、上記ポケツトに付された番号を読み取つて、
その番号に予め賭けられたチツプ等に対して所定
の払い戻しを行うものである。
従来から使用されている上記の如きルーレツト
遊戯装置はその操作を総て手動で行うものである
ため運営に人手が係るばかりでなく賭の公正につ
いても万全を期し難いという問題がある。
而して、上記の操作を自動的に行い、しかも実
際のルーレツト遊戯をしているような実感を与え
得るルーレツト遊戯装置は本願出願人により提案
されており公知である。然しながら、これは単な
るルーレツト遊戯を模した自動装置のゲーム機で
あるのでゲーム内容が単純すぎ、飽きられやすい
という問題があつた。
本発明の目的は叙上の観点に立つてなされたも
のであり、賭の公正を期し、ゲーム内容が複雑
で、飽きることなく、興味深く行える全自動多段
式ルーレツト遊戯装置を提供することにある。
而して、本発明の要旨とするところは、 高透磁率材料で製造された複数のボールと、 それぞれ上記ボールを個別に転動せしめ得る複
数の内側に向けて傾斜したエンドレスボール軌道
と、 上記エンドレスボール軌道に沿つて交互に配置
されるボール検知器及びボール駆動用電磁石と、
上記ボール検知器がボールを検知したときは、そ
のボールに磁力を作用させるため対応するボール
駆動用電磁石を励磁する制御装置とから成り、各
ボールをそれぞれ所望のエンドレスボール軌道に
沿つて回動させるボール転動装置と、 その上面にはそれぞれ固有の番号又は記号を有
し且つそれぞれエンドレスボール軌道上を転動す
る複数のボールが転動を停止しエンドレスボール
軌道から落下した際、上記複数のボールを受け止
め、収容し得るボール受座が多数放散同形に配置
されており、その下面には各ボール受座に収容さ
れたボール数を検知し得るボール検知器が設けら
れ、上記エンドレスボール軌道の内側に回動自在
に支承されたルーレツト盤と、 上記ルーレツト盤を回動させてそのボール受座
に収容されたボールを上記エンドレスボール軌道
上に投擲させ、上記ボール転動装置を作動させる
と共に、各ボールをそれぞれのエンドレスボール
軌道に乗せる始動装置と、 総てのボールがそれぞれ対応するエンドレスボ
ール軌道上に投擲された後、ルーレツト盤を始動
装置による回転始動時とは逆回転させ、所望の時
間経過後に始動装置を停止させ、空転させる切換
装置と、 総てのボールがそれぞれ対応するエンドレスボ
ール軌道上を周回し始めた後、所望の時間経過後
ボールの駆動を停止すると共に、上記ルーレツト
盤上のボール受座に捕捉させる停止装置と、 ボールが収容されるボール受座の番号又は記号
の組合せを対象として賭を行う賭装置と、 賭装置に賭けられたボール受座の番号又は記号
の組合せの全部又は一部が的中したとき、的中度
に応じて所定の賞品を払い出す装置とにより多段
式ルーレツト遊戯装置を構成することにある。
以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明
する。
第1図中、1は本体ケース、2は本体ケース1
の上面に設けた透明半球状カバー、3は本体ケー
ス1の各側面に設けた操作ボツクス、4は賭数字
及び賭けるコイン数を選択するため各操作ボツク
ス3に取り付けた複数の賭操作釦、5は各操作ボ
ツクス3に設けられたコイン払出口である。
本体ケース1はその上面が方形の筐体で、その
上面は透明な半球状カバー2で包被されており、
第2図に示す本体の上部が透視できるようになつ
ている。又その各側面には操作ボツクス3が着脱
可能に取り付けられている。
プレイヤは本体ケース1の周りに立ち、側面に
設けた操作ボツクス3の賭操作釦4を押してプレ
イする。
第2図、第3図及び第4図中、6は基枠、7は
エンドレスボール軌道部材、7aは第1ボール軌
道面、7bは第2ボール軌道面、7cは第3ボー
ル軌道面、7dは第1ガイド壁、7eは第2ガイ
ド壁、7fは第3ガイド壁、7g,7h,7iは
それぞれのガイド壁7d,7e,7fに設けた窓
孔、P1,P2,P3,……は第1ボール軌道面7a
のエンドレスボール軌道に沿つて順次配設された
ボール検知用フオトセンサ、M1,M2,M3,…
…はそれぞれフオトセンサP1,P2,P3,……に
隣接、対応して設けられた電磁石、P′1,P′2
P′3,……は第2ボール軌道面7bのエンドレス
ボール軌道に沿つて順次配設されたボール検知用
フオトセンサ、M′1,M′2,M′3,……はそれぞれ
フオトセンサP′1,P′2,P′3,……に隣接、対応
して設けられた電磁石、P″1,P″2,P″3,……は
第3ボール軌道面7cのエンドレスボール軌道に
沿つて順次配設されたボール検知用フオトセン
サ、M″1,M″2,M″3,……はそれぞれフオトセ
ンサP″1,P″2,P″3,……に隣接、対応して設け
られた電磁石、M,M′はそれぞれ第1ボール軌
道面7aから第2ボール軌道面7bへ第2ボール
軌道面7bから第3ボール軌道面7cへボールを
移動させる電磁石、8はルーレツト盤、9,9は
ルーレツト盤8上に放散同形に多数配設された突
起、10,10はボールを受け入れるためルーレ
ツト盤8上で突起9,9により仕切ると共に多少
凹ませて設けたポケツト、11,11はポケツト
10,10に設けたボール受座、12はボール止
め、13,13は各ポケツト10,10の表面に
書き込まれた賭数字、14,14は各ボール受座
毎に設けられた電磁石、15は回転軸、16は回
転軸15に固定されたホイール、17はモータ、
18はモータ17の軸に固定された駆動輪、19
はソレノイド、20はアイドラ、21は回転軸1
5上にルーレツト盤8と一体となつて回転するよ
うに取り付けられた回路基盤、22,23,24
は各ボール受座11,11毎に設けたマイクロス
イツチ、25,26,27は各マイクロスイツチ
22,23及び24の押圧子、28は各マイクロ
スイツチ22,23,24の出力を取り出すため
回路基盤21の裏面に設けられたスリツプリング
と接触するブラシ、29,30,31は高透磁率
材料で製造されたボールである。
エンドレスボール軌道部材7は非磁性体で作製
されており、第1図に示す本体ケース1内の上面
に水平に固定されている。
エンドレスボール軌道部材7には、その中心に
向かつて傾斜する環状の外側が高くなつた3段の
第1ボール軌道面7a、第2ボール軌道面7b、
第3ボール軌道面7c及びそれぞれのボール軌道
面7a,7b,7cにボールが載つて転動すると
きボールに接してこれをガイドする第1ガイド壁
7d、第2ガイド壁7e、第3ガイド壁7fが設
けてあり、第1ガイド壁7dと第2ボール軌道面
7bとの角部及び第2ガイド壁7eと第3ボール
軌道面7cとの角部は球面形状となつており、ボ
ール軌道面7a,7b,7cとガイド壁7d,7
e,7fとによつて3段のエンドレスボール軌道
が画定されるようになつている。
窓孔7g,7h,7iはそれぞれガイド壁7
d,7e,7fに等間隔毎に設けられ、各窓孔7
g,7h,7iにはそれぞれ反射形のフオトセン
サP1,P2,P3,……,P′1,P′2,P′3,……,
P″1,P″2,P″3,……がエンドレスボール軌道部
材7の中心を向くように取り付けられ、各ボール
軌道上を転動するボール29,30,31はフオ
トセンサP1,P2,P3,……,P′1,P′2,P′3,…
…,P″1,P″2,P″3,……によつて順次検知され
る。
電磁石M1,M2,M3,……,M′1,M′2,M′3
……,M″1,M″2,M″3,……はそれぞれボール
軌道面7a,7b,7cの下方に、フオトセンサ
P1,P2,P3,……,P′1,P′2,P′3,……,P″1
P″2,P″3,……のそれぞれに対応して、且つその
磁極がボール軌道面7a,7b,7cに近接する
ように配設される。
これらの、エンドレスボール軌道部材7、フオ
トセンサP1,P2,P3,……,P′1,P′2,P′3,…
…,P″1,P″2,P″3,……,電磁石M1,M2
M3,……,M′1,M′2,M′3,……,M″1,M″2
M″3,……,並びに上記各フオトセンサの出力に
応動して各電磁石に順次通電する制御回路によつ
てボール転動装置が構成される。
ルーレツト盤8には多数の突起9が放散同形に
形成されており、ルーレツト盤8の各突起9で仕
切られた部分がポケツト10となる。
ポケツト10の上面はルーレツト盤8の外縁部
から中心部に向かつて僅かに傾斜しており、その
中心部の一端にはボールを最大3個保持する適宜
のボール受座11が設けられ、ボール受座11の
回転中心側には弧状に切欠いたボール止め12が
設けられ、更にボール受座11の内側にはそれぞ
れ対応する電磁石14が設けられている。
回転軸15は基砕6に回転自在に軸支され、そ
の上端にはルーレツト盤8が取り付けられると共
に、下端にはホイール16が取り付けられてい
る。
モータ17は基枠6に固定され、モータ17に
取り付けられた駆動輪18とホイール16は所定
の間隔を保つて離間している。
アイドラ20は、ソレノイド19に連結されて
おり、ソレノイド19に電流が供給されていない
状態ではホイール16と駆動輪18に接触して駆
動輪18の回転をホイール16に伝達するが、ソ
レノイド19に電流が供給されるとソレノイド1
9の作動によりホイール16及び駆動輪18から
切り離されるようになつている。
ルーレツト盤8上に形成されているポケツト1
0,10のそれぞれに対応するマイクロスイツチ
22,23,24を取り付けた回路基盤21は、
ルーレツト盤8に固定されており、これと一体と
なつて回転する。
各ポケツト10のマイクロスイツチ22,2
3,24は回路基盤21上で、対応するボール受
座11の中心線に沿つて配設される。
各スイツチの押圧子25,26,27は上下に
滑動自在にボール受座11の底部に取り付けら
れ、その上端はボール受座11に適宜突出すると
共にその下端はそれぞれ対応するマイクロスイツ
チ22,23,24に当接しており、ボール受座
11にボールが保持されたとき、ボールの個数に
応じて押圧子25,26,27が押し下げられて
それぞれマイクロスイツチ22,23,24が作
動し、これにより各ボール受座11に入つたボー
ル数が検知されるように構成されている。
第5図は、第2図中に示したモータ17及びソ
レノイド19を制御する装置であり、17及び1
9はそれぞれ第2図中に示したモータ及びソレノ
イド、32は制御回路、33は電源装置、34は
始動スイツチである。
制御回路32はモータ17の正逆転及びソレノ
イド19の作動を指令するものであり、始動スイ
ツチ34が投入されると、モータ17を所定の時
間回転させ、その後これを逆転させ、更に所定の
時間経過後、ソレノイド19を作動させてアイド
ラ20をホイール16及び駆動輪18から切り離
す。
而して、以上の図面に示した本発明にかかるゲ
ーム機の作動につき以下具体的に説明する。
ゲーム機の停止状態ではボール29,30及び
31はルーレツト盤8上の何れかのポケツト10
のボール受座11中に保持され且つ、対応する電
磁石14により吸引されている。いまここで賭操
作釦4を押して所望の賭数字及び賭けるコイン数
を選択し、始動スイツチ34を投入すると、モー
タ17が作動を開始して駆動輪18が回転し、こ
の回転はアイドラ20を介して、ホイール16に
伝達され、ルーレツト盤8は回路基盤21と共
に、例えば第3図中に於て時計方向に高速回転す
る。然るときは、例えば一つのボール受座に二つ
以上のボールが入つているときは外方のボールは
遠心力によつてボール受座11から離脱して、ル
ーレツト盤8から投げ出され、エンドレスボール
軌道部材7上の第1ボール軌道面7aに乗り移
る。このときボール31はルーレツト盤8の回転
方向と同じ向きに転動を始め、後に説明するよう
に次第に加速され、第2ボール軌道面7bに押し
上げられる。然るときは、次にどれか一つの電磁
石14の通電が断たれ、次のボール30が遠心力
によつてルーレツト盤8から投げ出され、第1ボ
ール軌道面7aに乗り移り、次第に加速され、第
2ボール軌道面7bに押し上げられる。然るとき
は、次にどれか一つの電磁石14の通電が断た
れ、次のボール29が遠心力によつてルーレツト
盤8から投げ出され、第1ボール軌道面7aに乗
り移り、次第に加速される。最初に第2ボール軌
道面7bに押し上げられたボール31は次のボー
ル30が押し上げられてくる前に更に第3ボール
軌道面7cに押し上げられる。
第6図は、ルーレツト盤8が回転せしめられボ
ール29が第1ボール軌道面7aに投げ出された
ときに、ボール29を更に加速させつゝ第1ボー
ル軌道面7a上で走行させるため、第1ガイド壁
7dに配設された上記フオトセンサP1,P2,P3
……からの信号に基づき電磁石M1,M2,M3
……を順次励磁する制御回路を示している。又第
2ボール軌道面7bに移動したボール30を更に
加速させつゝ第2ボール軌道面7b上で走行させ
るため、第2ガイド壁7eに配設された上記フオ
トセンサP′1,P′2,P′3,……からの信号に基づ
き電磁石M′1,M′2,M′3,……を順次励磁する制
御回路と第3ボール軌道面7cに移動したボール
31を更に加速させつゝ第3ボール軌道面7c上
で走行させるため、第3ガイド壁7fに配設され
た上記フオトセンサP″1,P″2,P″3,……からの
信号に基づき電磁石M″1,M″2,M″3,……を順
次励磁する制御回路とも同様である。
第6図中、P1,P2,P3,……は第1ガイド壁
7dに配設された前記のフオトセンサ、M1
M2,M3,……は第1ボール軌道面7aの下に設
けられた前記の電磁石、35は制御回路、36は
制御回路35を介して電磁石M1,,M2,M3,…
…に電流を供給するための電源装置、37はスイ
ツチである。
制御回路35はフオトセンサP1から信号がも
たらされたときには電磁石M1に、フオトセンサ
P2から信号がもたらされたときには電磁石M2に、
という具合に各フオトセンサに対応する電磁石に
一定時間だけ電流を供給するよう構成されてい
る。。
第7図は第6図に示した制御回路の一実施例の
詳細を示しており、同図中、35,36及び37
は第6図中同一の符号を付した構成要素にそれぞ
れ対応し、P1乃至P12は前記のフオトセンサ、M1
乃至M12は前記の電磁石を示していると共に、制
御回路35中A1乃至A12はシユミツトトリガ回
路、G1乃至G12は判別回路、D1乃至D12はオフデ
レイ回路、S1乃至S12はスイツチング素子を示し
ている。
尚、第7図中には、図面の繁雑化を防ぐため、
フオトセンサ及び電磁石は12個しか描かれていな
いが、実際にはより多くの個数が設けられ、これ
に対応してシユミツトトリガ回路、判別回路、オ
フデレイ回路、スイツチング素子もフオトセンサ
及び電磁石と同数個設けられる。
而して、エンドレスボール軌道部材7上の第1
ボール軌道面7aに投げ出されたボール31は最
初にフオトセンサP1,P2,P3,……のうちの何
れか一つによつて検知される。ボール31が仮に
いまフオトセンサP2によつて先ず最初に検知さ
れたとすると、第6図及び第7図中に示す制御回
路35はフオトセンサP2からの信号を受信する。
然るときは、制御回路35は、フオトセンサ
P2に対応する電磁石M2にパルス状の電流を流し、
これによりボール31は電磁石M2の側に吸引さ
れる。従つて、ボール31は、ルーレツト盤8か
ら投げ出されたときの惰性に加えて、電磁石M2
からの吸引作用により若干加速されることにな
る。
フオトセンサP1,P2,P3,……の出力信号に
基づき、各フオトセンサに対応して電磁石M1
M2,M3,……に通電を行う制御回路35の作動
を、第7図に示す実施例により説明すれば、下記
の通りである。
即ち、プレイ開始時に始動スイツチ34(第4
図)が投入されると、これと略同時に制御回路3
5を作動させるためのスイツチ37も自動的に投
入される。然るときは、シユミツトトリガ回路
A1,A2,A3,……A12が一斉に作動を開始する
が、ルーレツト盤8から投げ出されたボール31
が第1ボール軌道面7a上でフオトセンサP2
よつて検知された場合には、フオトセンサP2
対応するシユミツトトリガ回路A2のみが出力を
発生する。
本実施例に於ては、判別回路G2は、フオトセ
ンサP2に対応するシユミツトトリガ回路A2のみ
が出力を発生し、隣接するフオトセンサP1及び
P3に対応するシユミツトトリガ回路A1及びA3
出力が零であるときにのみシユミツトトリガ回路
A2の出力を通過させるインヒビツトゲートであ
る。その他の判別回路G1,G3,……G12について
も同様であり、例えば判別回路G1は、フオトセ
ンサP1に対応するシユミツトトリガ回路A1のみ
が出力を発生し、隣接するフオトセンサP12及び
P2に対応するシユミツトトリガ回路A12及びA2
出力が零であるときにのみシユミツトトリガ回路
A1の出力を通過させるインヒビツトゲートであ
り、又例えば判別回路G6は、フオトセンサP6
対応するシユミツトトリガ回路A6のみが出力を
発生し、隣接するフオトセンサP5及びP7に対応
するシユミツトトリガ回路A5及びA7の出力が零
であるときにのみシユミツトトリガ回路A6の出
力を通過させるインヒビツトゲートである。
これらの判別回路G1,G2,G3,……G12は、シ
ユミツトトリガ回路A1,A2,A3,……A12から
の信号が、外光等によるノイズか、真の信号かを
判別する役割を果たす。即ち、外光等によるノイ
ズの場合には、例えばフオトセンサP2のみなら
ずこれに隣接するフオトセンサP1及びP3も同時
に光を検知するから、そのような場合には判別回
路G2にはシユミツトトリガ回路A1,A2,A3の出
力が同時に入力し、シユミツトトリガ回路A2
出力は判別回路G2を通過することができない。
而して、ボール31がフオトセンサP2によつ
て検知された場合には、判別回路G2を通過した
信号は、オフデレイ回路D2を介してスイツチン
グ素子S2を導通させる。
然るときは、電磁石M2にパルス状の電流が流
され、これによりボール31は電磁石M2の方向
に強く吸引される。
このオフデレイ回路D1,D2,D3,……D12は、
フオトセンサP1,P2,P3,……P12からの信号が
途絶した後も尚電磁石M1,M2,M3,……M12
の通電を持続し、ボール31を加速するため設け
るものであり、ボール31の最高速度はこのオフ
デレイ回路D1,D2,D3,……D12に予め設定され
ている遅延時間によつて規定されるものである。
即ち、この遅延時間(オフデレイ回路の出力パル
ス幅)は、ボール31が所望の最高速度で第1ボ
ール軌道面7aを回動する際に、ボール31が隣
接するフオトセンサ間を通過するに要する時間と
略等しくなるように設定されている。
オフデレイ回路の遅延時間をこのように設定し
ておくと、上記電磁石M2への通電はボール31
が最高速度に達しないうちは電磁石M2の磁極に
到達する以前に遮断されるから、ボール31は電
磁石M2の磁極通過後この磁極に引き戻されるこ
となく、惰性によつて次のフオトセンサP3の方
向に転動し、これにより検出されることになる。
然るときは、上記と同様にして電磁石M3にパル
ス状の電流が供給され、ボール31は一層加速さ
れる。
電磁石M3へのパルス状通電も、ボール31が
電磁石M3の磁極に到達する以前に遮断され、ボ
ール31は更に惰性で転動して次のフオトセンサ
P4により検出され、以下同様にしてフオトセン
サP5,P6,P7により順次検出され、上記と同様
にして電磁石M5,M6,M7により吸引され、次
第に加速されつゝ第1ボール軌道面7a上を高速
で回動することになる。
而して、ボール31の転動速度が、予め設定し
た最高速度に達するだけの所定の時間が経過する
と、図では省略したタイマ等によりスイツチ37
が自動的に開かれ、第1ボール軌道面7a下の各
電磁石M1,M2,M3,……の動作が停止し、略
同時に第4図に示した電磁石Mに隣接して設けら
れた図示せぬフオトセンサによりボール31が検
知されたとき、電磁石Mを動作させボール31を
吸引し、第1ボール軌道面7aから第2ボール軌
道面7bにボール31を移動させる。
ボール31が電磁石Mにより吸引され通過する
と同時に引き戻されないように電磁石Mの通電が
遮断され、ボール31は惰性で転動して第2ガイ
ド壁7eの何れかのフオトセンサに検知され、前
記第1ボール軌道面7aでの転動方法と同様にし
て第2ボール軌道面7bを最高速度に達するまで
ボール31は転動する。
更にボール31は第4図に示した電磁石M′に
より前記第1ボール軌道面7aから第2ボール軌
道面7bへ移動した方法と同様にして第2ボール
軌道面7bから第3ボール軌道面7cへ移動し、
前記第1ボール軌道面7aでの転動方法と同様に
して第3ボール軌道面7cを最高速度に達するま
で転動する。
この間、丁度ボール31が第2ボール軌道面7
bに移動した時に例えばボール30を保持してい
る電磁石14の電流が遮断される。然るときはボ
ール30は遠心力によつてボール受座11から離
脱して、ルーレツト盤8から投げ出され、第1ボ
ール軌道面7aに乗り移る。
而して、第1ボール軌道面7aに投げ出された
ボール30は前記ボール31と同様の方法によつ
て第1ボール軌道面7aで最高速度に達し、第2
ボール軌道面7bに移動し、第2ボール軌道面7
bで最高速度に達するまで転動する。
この間、丁度ボール30が第2ボール軌道面7
bに移動した時にボール29を保持している電磁
石14も消磁され、ボール29は遠心力によつて
ボール受座11から離脱して、ルーレツト盤8か
ら投げ出され、第1ボール軌道面7aに乗り移
る。このときボール29はルーレツト盤8の回転
方向と同じ向きに転動を始める。
ルーレツト盤8が最後のボール29を投げ出し
た後、制御回路32からの指令によつて、モータ
17はただちに逆転せしめられ、ルーレツト盤8
を始動時の回転とは逆方向(第3図に於て反時計
方向)に回転させる。これによつてボール29,
30及び31の転動方向とルーレツト盤8の回転
方向は反対となる。
而して、第1ボール軌道面7aに投げ出された
ボール29は前記ボール31と同様の方法によつ
て第1ボール軌道面7aで最高速度に達するまで
転動する。
而して、第1ボール軌道面7a上のボール2
9、第2ボール軌道面7b上のボール30及び第
3ボール軌道面7c上のボール31の全部の転動
速度が、予め設定した最高速度に達するだけの所
定の時間が経過すると、図では省略したタイマ等
によりスイツチ37等が自動的に開かれ、全部の
電磁石への通電が停止される。以後、ボール2
9,30及び31はエンドレスボール軌道上を惰
性で転動する。
一方、全部の電磁石の動作停止と略同時に第5
図に示した制御回路32からの指令によつて、ソ
レノイド19に電流が供給され、アイドラ20を
駆動輪18とホイール16から離間させ、モータ
17を停止させ、それ以後はルーレツト盤8も惰
性で空転せしめられる。
而して、エンドレスボール軌道部材7上の第1
ボール軌道面7a、第2ボール軌道面7b及び第
3ボール軌道面7cを惰性で転動していたボール
29,30及び31が摩擦により次第に速度を失
つてくると、その転動半径が減少し、第1ボール
軌道面7a上のボール29から順に空転状態のル
ーレツト盤8上に乗り移る。
ボール29は暫くの間はルーレツト盤8上に形
成されている突起9を適宜乗り越えつゝ転動する
が、ルーレツト盤8が速度を落とすと共に、ポケ
ツト10上を中心方向に移動してボール受座11
に保持され、停止する。同様にしてボール30及
び31も順にボール受座11に保持され、停止す
る。
ボール29,30及び31がボール受座11に
保持されると入つたボールの数に応じて押圧子2
5,26及び27が押し下げられ、マイクロスイ
ツチ22,23及び24が作動して、その出力信
号は回路基盤21の裏面に設けたスリツプリング
を介してブラシ28に伝えられ、これに接続され
た演算制御回路(図では省略)がボール29,3
0及び31の停止位置を検知し、予め賭けられた
数字の組合せに対応して払い出すべきコイン数が
算出され、コインの払出し機構が作動して、プレ
イヤに対してコインの払出しが行われる。
この賭は、従来のルーレツトと同様、指定した
番号又は色のボール受座に少なくとも一つのボー
ルが入るか否かの所謂単勝式の外、ボールの入る
ポケツト番号または色の組合せについても賭ける
ことができるので、当る確率は極めて広範囲、多
彩なものとなる。
第8図は第4図に示した多段式ルーレツト遊戯
装置の本体のボール軌道のボールを上段へ移動さ
せるボール移動部分の他の一実施例を示す斜視図
である。
第8図中、Pはボール検知用フオトセンサ、3
8は第1ボール軌道面7aと同一面に開閉自在に
設けられたガイド板、39は第1ボール軌道面の
一端とガイド板38の一端に取り付けたヒンジ、
40はソレノイド、41はソレノイド40を貫通
して摺動自在に設けられた段付き状のロツドであ
る。図では省略したが上記と同様の構成が第2ボ
ール軌道面7bにも設けられている。
而して、ボールが第1ボール軌道面7a上で最
高速度に達する所定の時間が経過したらフオトセ
ンサPによりボールを検知し、ソレノイド40を
作動させロツド41によりガイド板38の一端を
第2ボール軌道面7bの高さまで押し上げる(図
中二点鎖線で示した位置)。然るときはボールは
第1軌道面7aからガイド板37を通り第2ボー
ル軌道面7bへと移動する。ボールが移動すると
ソレノイド40への通電が遮断されロツド41は
元の位置に戻ると共にガイド板38も元の位置に
戻る。更にボールは図では省略したが上記と同様
の方法により第2ボール軌道面7bから第3ボー
ル軌道面7cへと移動する。
第9図は第2図中に示した多段式ルーレツト遊
戯装置の本体のボール軌道の他の一実施例を示す
断面図である。
第9図中、42は第1ボール軌道面42aを有
する環状の第1ボール軌道部材、43は第2ボー
ル軌道面43aと第1ガイド壁43bとから成る
第2ボール軌道部材、44は第3ボール軌道面4
4aと第2ガイド壁44bとから成る第3ボール
軌道部材、45は第3ガイド壁、46は第2ボー
ル軌道部材43の裏面に等分割で少なくとも三個
以上設けたソレノイド、47はソレノイド46を
貫通して摺動自在に設けられた段付きのロツド、
48は第3ボール軌道部材44の裏面に等分割で
少なくとも三個以上設けたソレノイド、49はソ
レノイド48を貫通して摺動自在に設けられた段
付きのロツドである。図では省略したが第1ボー
ル軌道面42a、第2ボール軌道面43a及び第
3ボール軌道面44aの裏面にはそれぞれ複数の
フオトセンサとそれに隣接、対応して設けられた
電磁石から成るボール転動装置が取り付けてあ
る。
而して、図中に示すように最初は第2、第3ボ
ール軌道部材43,44は第1ボール軌道部材4
2と同一平面となつているのでルーレツト盤から
投げ出されたボールは第3ガイド壁45に当たり
第3ボール軌道面44a上を第3ガイド壁45に
沿つて転動する。然るときはソレノイド48が作
動してロツド49により第3ボール軌道部材44
は図中二点鎖線の位置まで上昇する。ボールは先
に述べた方法により最高速度に達するまで転動を
続ける。
次のボールがルーレツト盤から投げ出されると
第2ガイド壁44bに当たり第2ボール軌道面4
3a上を第2ガイド壁44bに沿つて転動する。
然るときはソレノイド46が作動してロツド47
により第2ボール軌道部材43は図中二点鎖線の
位置まで上昇する。ボールは先に述べた方法によ
り最高速度に達するまで転動を続ける。
最後のボールがルーレツト盤から投げ出される
と第1ガイド壁43bに当たり第1ボール軌道面
42a上を第1ガイド壁43bに沿つて先に述べ
た方法により最高速度に達するまで転動する。
総てのボールが最高速度に達するとそれぞれの
転動装置への通電が遮断され、ボールは惰性で転
動して次第に速度を失いルーレツト盤に乗り移る
と第2ボール軌道部材43及び第3ボール軌道部
材44はソレノイド46及び48への通電が遮断
されるので元の位置に戻る。
第10図は第3図に示した多段式ルーレツト遊
戯装置の本体のボール軌道の他の一実施例を示す
平面図である。
第10図中、P1,P2,P3,……P10及びP′1
P′2,P′3,……P′10はボール検出用のフオトセン
サ、M1,M2,M3,……M16及びM′1,M′2
M′3,……M′16は電磁石、50はそれぞれ円形軌
道となる8の字状軌道、51は8の字状軌道50
のボールガイド壁、52,53は高透磁率材料で
製造されたボールである。
而して、ルーレツト盤8からボール52,53
が投げ出されると先に述べた方法と同様にしてフ
オトセンサと電磁石によりボールは転動を始め
る。8の字状軌道50でボール52を円形軌道に
沿つて運動させるには交差部の手前でフオトセン
サP6の検知により電磁石M6乃至M12を順次作動
させることにより行う。
8の字状軌道50の交差部で電磁石M6乃至
M12を作動させなければ遠心力によりボール52
は交差部を通過し、他の円形軌道へと移動する。
他の円形軌道に移動したボール53は更に転動を
続け交差部の手前のフオトセンサP′6で検知され
電磁石M′6乃至M′12の作動により円形軌道運動を
続けるか又は電磁石M′6乃至M′12を作動させなけ
れば遠心力により交差部を通過し、元の円形軌道
へと移動する。
而して、これらのボールが衝突しないよう各電
磁石への通電のタイミングが制御される。総ての
ボールが最高速度に達すると、各ボールはルーレ
ツト盤8の周りの円形軌道に順次移され、少時惰
性で転動した後順次ルーレツト盤8上に乗り移
る。
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明に
よるときは、複数のボールをそれぞれ個別に転動
せしめ得る複数のボール軌道へ放擲し、この放擲
されたボールをボール軌道に沿つて配設された電
磁石の磁力の作用により最高速度に達するまで連
続的に転動させると共に、ルーレツト盤を放擲さ
れたボールとは逆の方向に回転させ、然る後電磁
石への通電を遮断すると共にルーレツト盤を空転
せしめると、速度を失つたボールがルーレツト盤
のポケツトに受け入れられ停止したとき、そのそ
れぞれの停止位置を読み取つて所定の払い戻しを
行うというような作業を総て自動的に行い、これ
により本物のルーレツト遊戯で遊ぶような実感を
与え得ると共に複数のボールを収容するボール受
座を有するので複雑な賭が可能であり賭率の高い
多段式ルーレツト遊戯装置が提供されるものであ
る。
また、複数のボールを収容するボール受座を有
するので、複雑な賭が可能で賭率が高いと共にル
ーレツト遊戯の興味と共にボールがポケツトに受
け入れられる度にボールの数だけ何回も的中する
か否かの興奮を得ることができる興味ある多段式
ルーレツト遊戯装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる多段式ルーレツト遊戯
装置の一実施例を示す外観斜視図、第2図は第1
図中に示した多段式ルーレツト遊戯装置の本体の
縦断面図、第3図は第2図に示した多段式ルーレ
ツト遊戯装置の本体の平面図、第4図は第2図中
に示した多段式ルーレツト遊戯装置の本体のボー
ル軌道のボールを上段へ移動させるボール移動部
分の断面図、第5図はルーレツト盤を回転させる
ためのモータ及びソレノイドの作動を指令する制
御回路の回路図、第6図はボール軌道に沿つて設
けたセンサの出力に応動して、各センサに対応す
る電磁石にパルス状電流を通電し得る制御回路の
回路図、第7図は第6図に示した制御回路の一実
施例の詳細を示す回路図、第8図は第4図に示し
た多段式ルーレツト遊戯装置の本体のボール軌道
のボールを上段へ移動させるボール移動部分の他
の一実施例を示す斜視図、第9図は第2図中に示
した多段式ルーレツト遊戯装置の本体のボール軌
道の他の一実施例を示す断面図、第10図は第3
図に示した多段式ルーレツト遊戯装置の本体のボ
ール軌道の他の一実施例を示す平面図である。 1……本体ケース、2……透明半球状カバー、
3……操作ボツクス、4……賭操作釦、5……コ
イン払出口、6……基枠、7……エンドレスボー
ル軌道部材、7a……第1ボール軌道面、7b…
…第2ボール軌道面、7c……第3ボール軌道
面、7d……第1ガイド壁、7e……第2ガイド
壁、7f……第3ガイド壁、7g,7h,7i…
…窓孔、P1,P2,P3,…Pn,P′1,P′2,P′3,…
P′n,P′1,P′2,P′3,…P′n……フオトセンサ、
M1,M2,M3,…Mn,M′1,M′2,M′3,…
M′n,M′1,M′2,M′3,…M′n,M,M′……電磁
石、8……ルーレツト盤、9……突起、10……
ポケツト、11……ボール受座、12……ボール
止め、13……賭数字、14……電磁石、15…
…回転軸、16……ホイール、17……モータ、
18……駆動輪、19……ソレノイド、20……
アイドラ、21……回路基盤、22,23,24
……マイクロスイツチ、25,26,27……押
圧子、28……ブラシ、29,30,31……ボ
ール、32……制御回路、33……電源装置、3
4……始動スイツチ、35……制御回路、36…
…電源装置、37……スイツチ、A1乃至A12……
シユミツトトリガ回路、G1乃至G12……判別回
路、D1乃至D12……オフデレイ回路、S1乃至S12
……スイツチング素子、P……フオトセンサ、3
8……ガイド板、39……ヒンジ、40……ソレ
ノイド、41……ロツド、42……第1ボール軌
道部材、42a……第1ボール軌道面、43……
第2ボール軌道部材、43a……第2ボール軌道
面、43b……第1ガイド壁、44……第3ボー
ル軌道部材、44a……第3ボール軌道面、44
b……第2ガイド壁、45……第3ガイド壁、4
6,48……ソレノイド、47,49……ロツ
ド、50……8の字状軌道、51……ガイド壁、
52,53……ボール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記(a)項乃至(i)記載の構成要素から成る多段
    式ルーレツト遊戯装置、 (a) 高透磁率材料で製造された複数のボール、 (b) それぞれ上記ボールを個別に転動せしめ得る
    複数の内側に向けて順次傾斜したエンドレスボ
    ール軌道、 (c) 上記エンドレスボール軌道に沿つて交互に配
    置される第1のボール検知器及びボール駆動用
    電磁石と、上記ボール検知器からのボールの検
    知信号に応答して、そのボールに磁力を作用さ
    せるため対応するボール駆動用電磁石を励磁す
    る制御装置とから成り、各ボールをそれぞれ所
    望のエンドレスボール軌道に沿つて回動させる
    ボール転動装置、 (d) その上面にはそれぞれ固有の番号又は記号と
    エンドレスボール軌道から落下してきた上記複
    数のボールを受け止め、収容し得るボール受座
    等が多数放散同形に配置されており、そのボー
    ル受座の下面には各ボール受座に収容されたボ
    ール数を検知し得る第2のボール検知器が設け
    られ、上記エンドレスボール軌道の内側に回動
    自在に支承されたルーレツト盤、 (e) 上記ボール受座に収容されたボールを上記エ
    ンドレスボール軌道上に投擲するように上記ル
    ーレツト盤を回動させると共に、上記ボール転
    動装置を作動させて、各ボールをそれぞれのエ
    ンドレスボール軌道に乗せる始動装置、 (f) 総てのボールがそれぞれ対応するエンドレス
    ボール軌道上に投擲されたことの検知の信号に
    応動して、ルーレツト盤を上記始動装置による
    回転とは逆に回転させ、所定の時間経過後に始
    動装置の電磁石の励磁を停止させると共に、ル
    ーレツト盤を空転させる切換装置、 (g) 総てのボールがそれぞれ対応するエンドレス
    ボール軌道上を周回し始めた後、所定の時間経
    過後上記ボール転動装置を停止させて、上記ル
    ーレツト盤上のボール受座にボールを落下させ
    る停止装置、 (h) ボールが収容されるボール受座の番号又は記
    号の組み合わせを入力する入力手段を有して賭
    を行う賭装置、 (i) 賭装置に賭けられたボール受座の番号又は記
    号の組み合わせの全部又は一部と上記ボール受
    座の第2のボール検知器からの信号とを比較
    し、的中度に応じて所定の賞品を払い出す装
    置。 2 複数のエンドレスボール軌道が、同心円状に
    配設され、且つ、外側のエンドレスボール軌道が
    内側のものより順次高く階段状に置かれた特許請
    求の範囲第1項記載の多段式ルーレツト遊戯装
    置。 3 複数のエンドレスボール軌道が、同心円状に
    配設され、それらのエンドレスボール軌道がボー
    ル検知器及びボール駆動用電磁石と共に昇降自在
    であり、且つ、外側のエンドレスボール軌道を内
    側のものより順次高い位置に上昇させる昇降装置
    を有する特許請求の範囲第1項記載の多段式ルー
    レツト遊戯装置。 4 複数のエンドレスボール軌道が円形軌道と、
    8の字状軌道との複合軌道である特許請求の範囲
    第1項記載の多段式ルーレツト遊戯装置。 5 始動装置が下記構成要素から成る特許請求の
    範囲第1項乃至第4項の何れか一に記載の多段式
    ルーレツト遊戯装置、 (k) ルーレツト盤のボール受座に入つたボール
    を、エンドレスボール軌道に放出するように、
    ルーレツト盤の回動速度及び方向を所定のプロ
    グラムに従つて制御するルーレツト盤駆動装
    置、 (l) ルーレツト盤のボール受座に入つたボール
    を、順次一つ宛エンドレスボール軌道上に放出
    するよう、回動を制御するボール放出制御装
    置、 (m) エンドレスボール軌道上に放出されたボー
    ルを順次他の空いているエンドレスボール軌道
    に移動させるような励磁を、ボール転動装置に
    与える装置。 6 上記停止装置が、それぞれのエンドレスボー
    ル軌道上をボール転動装置により周回する総ての
    ボールが最高速度に達する所定の時間が経過した
    後、ボール転動装置の駆動を停止させる制御装置
    を有する特許請求の範囲第1項乃至第5項の何れ
    か一に記載の多段式ルーレツト遊戯装置。
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