JPWO2022102253A5 - - Google Patents
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Description
実施の形態における半導体装置について、図1~図3を用いて説明する。図1は、実施の形態の半導体装置の平面図であり、図2は、実施の形態の半導体装置のはんだの平面図であり、図3は、実施の形態の半導体装置の断面図である。なお、図1及び図2に示される中心線CL1は、金属ベース板30の対向する一対の短辺31a,31cに平行であって、一対の短辺31a,31cに挟まれた真ん中を通る。また、中心線CL2は、金属ベース板30の対向する一対の長辺31b,31dに平行であって、一対の長辺31b,31dに挟まれた真ん中を通る。すなわち、中心線CL1,CL2の交点は、平面視で半導体装置10の中心点である。なお、中心線CL1は破線、中心線CL2は一点鎖線である。また、図2は、図1において半導体ユニット20a,20bを除いた際のはんだ25a,25bの平面図である。図3は、図1の一点鎖線X-Xにおける断面図を示している。
また、半導体チップ28a,28bに代えて、IGBT及びFWDの機能を合わせ持つRC(Reverse-Conducting)-IGBTを用いてもよい。また、図1及び図3では、2組の半導体チップ28a,28bが設けられている場合を示しているに過ぎない。2組に限らず、半導体装置10の仕様等に応じた組数を設けることができる。但し、このような半導体チップは、セラミックス回路基板21における応力緩和領域25a1~25a3,25b1~25b3と重畳する低放熱領域29a,29bを除いたおもて面に接合される。
一方で、半導体チップ28a,28bから発生される熱はセラミックス回路基板21からはんだ25a,25bを伝導して金属ベース板30から外部に放熱される。この際、熱が伝導するはんだ25a,25bの箇所に空隙があれば熱伝導率が低下して(熱抵抗が増加して)、放熱性が低下してしまう。特に、はんだ25a,25bに含まれる応力緩和領域25a1~25a3,25b1~25b3は他の領域よりも空隙の密度が高いため、熱伝導率の低下が大きい。このため、平面視で、応力緩和領域25a1~25a3,25b1~25b3にそれぞれ重畳して、セラミックス回路基板21のおもて面に低放熱領域29a,29bが設定されている。そして、半導体チップ28a,28bは、セラミックス回路基板21の低放熱領域29a,29bを除いたおもて面の回路パターン24b,24cに接合される。このため、半導体装置10の放熱性の低下を抑制することができる。
そこで、上記の半導体装置10では、半導体チップ28a,28bと金属ベース板30と金属ベース板30にはんだ25a,25bにより接合されたセラミックス回路基板21とを備える。金属ベース板30は、平面視で矩形状を成し、おもて面に接合領域36a,36bが設定され、対向する一対の短辺31a,31cに平行であって、一対の短辺31a,31cで挟まれた真ん中に中心線CL1が設定されている。セラミックス回路基板21は、平面視で矩形状のセラミックス基板22と、セラミックス基板22のおもて面に形成され、半導体チップ28a,28bが接合される回路パターン24bと、セラミックス基板22の裏面に形成され、接合領域36a,36bにはんだ25a,25bにより接合される金属板23と、を含む。この際、はんだ25a,25bは、中心線CL1から遠い側の一方の縁部に、はんだ25a,25bに含まれる空隙の密度が他の領域よりも高い応力緩和領域25a1,25b1を備える。このような半導体装置10では、セラミックス回路基板21に、平面視で、応力緩和領域25a1,25b1に重畳する低放熱領域29a,29bを設けている。このため、半導体装置10では、低放熱領域29a,29bを避けて半導体チップ28a,28bをセラミックス回路基板21に接合することができる。したがって、半導体装置10は、はんだ25a,25bの厚さを低減しつつ、セラミックス回路基板21及びはんだ25a,25bの破壊を抑制して、小型化、高温での安定的動作を図ることができる。
このように金属ベース板30の長辺31b,31dに沿って、中心線CL1に対して線対称に複数の半導体ユニット20a,20bをはんだ25a,25bを介して配置させた場合には、半導体ユニット20a,20bのはんだは、図1~図3と同様に応力緩和領域25a1~25a3,25b1~25b3を含む。これに応じて、半導体ユニット20a,20bのおもて面には低放熱領域29a,29bが設定される。但し、金属ベース板30の長辺31b,31dに沿って、中心線CL1に対して線対称に複数の半導体ユニット20a,20bが配置されると、半導体ユニット20a,20bが中心線CL1から離れるに連れて、応力緩和領域25a1,25b1の(金属ベース板30の長手方向に沿った)幅が長くなる。これに伴って、低放熱領域29a,29bに含まれる短辺部分29a1,29b1の幅も長くなる。
変形例3では、金属ベース板30に中心線CL1を中心に1つの半導体ユニットを配置した場合について説明する(図12に示した参考例に対応)。図17(A)に示される半導体装置10dは、金属ベース板30と金属ベース板30にはんだ(図示を省略)を介して接合された半導体ユニット20cとを有している。
さらに、変形例4で説明したように、金属ベース板30の中心線CL1が中心となるように配置された半導体ユニット20cのはんだは、中心線CL1を挟んだ一対の縁部に応力緩和領域(図示を省略)を含む。したがって、半導体ユニット20cのセラミックス回路基板21は、この応力緩和領域に対応した低放熱領域29cの短辺部分29c1,29c4が設定されている。
上記変形例1~5の半導体装置10a~10fでも、低放熱領域29a,29b,29cを避けて半導体チップ28a,28bをセラミックス回路基板21に接合して、はんだの厚さを低減しつつ、セラミックス回路基板21及びはんだ25a,25bの破壊を抑制して、小型化、高温での安定的動作を図ることができる。
Claims (1)
- 前記金属ベース板及び前記第1絶縁回路基板の少なくとも一方が反っており、
前記金属ベース板の反りは、前記第1中心線の箇所が中心であって、裏面を下にして、下に凸の反りであり、
前記第1絶縁回路基板の反りは、前記第1中心線の箇所が中心であって、おもて面を上にして、上に凸の反りである、
請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体装置。
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