JPWO2022091660A5 - - Google Patents
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(11)前記反射ユニットは、設置面を有する構造物へ取り付け可能であってもよい。前記複数のリフレクトアレー反射体は、前記無線通信信号を反射することによって第1反射波を形成する第1リフレクトアレー反射体と、前記第1反射波を反射することによって第2反射波を形成する第2リフレクトアレー反射体と、を有してもよい。前記第2リフレクトアレー反射体は、前記第2反射波を、前記設置面に直交する方向を含む範囲に放射するよう構成されてもよい。この場合、第2反射波を設置面に直交する方向を含む範囲に放射することができ、直感的にわかりやすい放射範囲が得られる。
(26)実施形態に係る反射ユニットは、無線通信信号を少なくとも送信する第1無線機と前記無線通信信号を少なくとも受信する第2無線機との間の無線伝送路中に設置される。反射ユニットは、前記無線通信信号の反射波が焦点において集中するよう構成された、少なくとも1つの集中型リフレクトアレー反射体を備える。この場合、反射波を焦点付近で狭幅化できる。
(27)前記反射ユニットは、第1部分と、前記第1部分よりも前記無線通信信号が伝搬しやすい第2部分とを有する構造物へ取り付け可能であってもよい。前記集中型リフレクトアレー反射体は、前記反射波が前記第2部分を通過するように、前記構造物へ取り付けられてもよい。この場合、焦点付近で狭幅化した反射波が、第2部分を通過することができる。
(30)実施形態に係る無線伝送システムは、無線通信信号を少なくとも送信する第1無線機と、前記無線通信信号を少なくとも受信する第2無線機と、前記第1無線機と前記第2無線機との間の無線伝送路の方向を変えるために、前記無線伝送路中に設置される反射ユニットと、を備える。
また、リフレクトアレー反射体110は、反射波の拡散又は集中に関して、任意の形状の金属反射面の反射特性を模擬するように設計することが可能である。任意の形状の金属反射面の反射特性を模擬するリフレクトアレー反射体110を設計するには、まず、模擬しようとする金属反射面における反射特性から、リフレクトアレー反射体110の反射素子132において必要とされる位相変化量を求める。位相変化量と反射素子132の大きさ又は形状とには所定の対応関係がある。したがって、位相変化量が求まると、反射素子132の大きさ又は形状を決定することができる。
そこで、壁材41又は天井材42などの建築材に細径の開口30Bが形成される。開口30Bは、ミリ波のような高い周波数の電波であっても、小さい損失で透過可能である。すなわち、壁材41又は天井材42などの建築材において、開口30Bが形成されていない部分は、透過損失が大きい第1部分であり、開口30Bが形成されている部分は、透過損失が小さい第2部分である。第2部分30Bは、第1部分30Aよりも電波が伝搬し易い。リフレクトアレー反射体110が集中型である場合、開口である第2部分30Bの位置において、反射波61が第2部分30Bよりも細径化される。したがって、反射波61が、壁材41又は天井材42などの建築材によって通過が阻害されることが抑制される。この結果、透過損失が低下する。
図24は、構造物30における複数のコーナ33,34それぞれに、反射体111,112を設置した例を示している。図24では、入射波60が反射体111によって反射されて壁材41Aに沿って進行する第1反射波61が形成される。第1反射波61は、反射体112によって反射され、第2反射波62が形成される。
図26は、壁材41に設置された平面金属板200Bを示している。壁材41は、平面金属板200Bの設置面47を有している。なお、平面金属板200Bが設置されるのは、サイネージ又はデジタルサイネージの近くであってもよい。
図33に戻り、第2集中反射部322は環状であり、第2非集中反射部332は第2集中反射部322の内側に配置される。第2非集中反射部332は、第2集中反射部322から所定距離離れている。つまり、第2集中反射部322と、第2非集中反射部332との間には所定の大きさの空間が設けられている。第2非集中反射部332の周囲の当該空間は、第2低反射領域342である。第2低反射領域342は、第2非集中反射部332における反射率よりも低い反射率を有する。第2低反射領域342は、電波吸収体342aを含んでもよい。第2非集中反射部332を外れた反射波成分611bの一部は、第2低反射領域342に入射する。第2低反射領域342に入射した反射波成分611bの部分は減衰し、さらに電波吸収体342aに入射した反射波成分611bの部分は電波吸収体342aに吸収される。
反射ユニット300が配置された空間には、ノイズ電波が存在する。ノイズ電波には、例えば、無線通信信号が壁面で反射した反射波(マルチパス)が含まれる。第1入射波601とは異なるノイズ電波が、第1入射波601の入射角とわずかに異なる入射角で第1非集中反射部331に入射しても、ノイズ電波の反射波は、第2リフレクトアレー反射体312において第2非集中反射部332から外れた位置に入射する。第2非集中反射部332の周囲には、第2低反射領域342が設けられているためノイズ電波は減衰され、電波吸収体342aに入射したノイズ電波は吸収される。このため、無線通信におけるノイズを低減することができる。
図33に戻り、第1集中反射部321は環状であり、第1非集中反射部331は第1集中反射部321の内側に配置される。第1非集中反射部331の周囲は、第1低反射領域341が設けられる。第1低反射領域341は、第1非集中反射部331における反射率よりも低い反射率を有する。第1低反射領域341は、電波吸収体341aを含んでもよい。第1低反射領域341によってノイズ電波が減衰され、電波吸収体341aに入射したノイズ電波は吸収される。このため、無線通信におけるノイズを低減することができる。
第1非集中反射部331は、第1集中反射部321に対して着脱可能である。これにより、一次反射波612が第1非集中反射部331に正確に入射するように、第1非集中反射部331の位置を容易に調整することができる。第2非集中反射部332は、第2集中反射部322に対して着脱可能である。これにより、一次反射波611が第2非集中反射部332に正確に入射するように、第2非集中反射部332の位置を容易に調整することができる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、無線通信信号を、準ミリ波及び準ミリ波よりも高い周波数の無線信号、又は、ミリ波及びミリ波よりも高い周波数の無線信号としたが、これに限定されない。反射ユニット300は、空間電力伝送用の高周波電力信号の反射に用いられてもよい。即ち、高周波電力信号を送信する給電装置(第1無線機)と、高周波電力信号を受信する受電装置(第2無線機)との間に反射ユニット300が配置され、反射ユニット300が、高周波電力信号の伝送路の方向を変えてもよい。
上述した実施形態では、無線通信信号を、準ミリ波及び準ミリ波よりも高い周波数の無線信号、又は、ミリ波及びミリ波よりも高い周波数の無線信号としたが、これに限定されない。反射ユニット300は、空間電力伝送用の高周波電力信号の反射に用いられてもよい。即ち、高周波電力信号を送信する給電装置(第1無線機)と、高周波電力信号を受信する受電装置(第2無線機)との間に反射ユニット300が配置され、反射ユニット300が、高周波電力信号の伝送路の方向を変えてもよい。
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