JPWO2020241609A5 - - Google Patents

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電解コンデンサは、コンデンサ素子と、コンデンサ素子を覆う外装体と、コンデンサ素子の陽極体と電気的に接続された陽極端子と、コンデンサ素子の陰極部と電気的に接続された陰極端子と、を備える。陽極端子および陰極端子それぞれ、コンデンサ素子に接触している接続部と、接続部に連設され、接続部から外装体の外表面に導出される導出部と、導出部に連設されるとともに、外装体の外表面に沿って配され、外装体から露出した露出面を有する外部端子部と、を備える。特許文献1では、接続部と外部端子部とが互いに平行に設けられ、導出部を段部とする階段状の陰極端子が用いられている。
本発明の一側面に係る電解コンデンサ、コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子を覆う外装体と、陽極端子と、陰極端子と、を備える。前記コンデンサ素子は、陽極体、前記陽極体の表面に配された誘電体層、および前記誘電体層の表面に配された陰極部を備える。前記陽極端子は、前記陽極体と電気的に接続される。前記陰極端子は、前記陰極部と電気的に接続される。前記陽極端子および前記陰極端子それぞれ、前記コンデンサ素子に接触している接続部と、前記接続部に連設され、前記接続部から前記外装体の外表面に導出される導出部と、前記導出部に連設されるとともに、前記外表面に沿って配され、前記外装体から露出した露出面を有する外部端子部と、を備える。前記陽極端子および前記陰極端子の少なくとも一方の前記導出部の前記外装体で覆われている被覆部分の少なくとも一部、前記外表面の前記導出部が導出される表面領域と平行断面において、面取り形状の角部を含む断面形状を有する。
本発明の実施形態に係る電解コンデンサは、コンデンサ素子と、コンデンサ素子を覆う外装体とを備える。コンデンサ素子は、陽極体と、陽極体の表面に配された誘電体層と、誘電体層の表面に配された陰極部とを有する。また、電解コンデンサは、陽極体と電気的に接続された陽極端子と、陰極部と電気的に接続された陰極端子と、を備える。陽極端子および陰極端子(以下、電極端子とも称する。)それぞれ、コンデンサ素子に接触している接続部と、接続部に連設され、接続部から外装体の外表面に導出される導出部と、導出部に連設されるとともに、外装体の外表面に沿って配され、外装体から露出した露出面を有する外部端子部と、を備える。陽極端子および陰極端子の少なくとも一方の導出部の外装体で覆われている被覆部分(以下、被覆部分Aとも称する。)の少なくとも一部、外装体の外表面の導出部が導出される表面領域と平行断面(以下、断面Bとも称する。)において、面取り形状の角部を含む断面形状を有する。
導出部の角部の面取り形状は、特に限定されず、例えば、R面取り形状でもよく、C面取り形状でもよい。R面取り形状は、角の尖った部分を丸く削るR面取り加工により得られる。C面取り形状は、角の尖った部分を45°の角度で斜めに切り落とすC面取り加工により得られる。R面取り加工は、例えば、R0.01以上、R0.05以下の範囲で行われる。例えばR0.05の場合、角部が曲率半径0.05mmの曲線状となるようにR面取り加工が行われる。C面取り加工は、例えば、C0.01以上、C0.05以下の範囲で行われる。例えばC0.05の場合、角部の尖った部分を2辺が0.05mmの直角二等辺三角形の断面を持つ部分を取り除くように切り落とすC面取り加工が行われる。導出部の角部の面取り加工は、電極端子の形成と同時に行ってもよく、電極端子を形成した後に行ってもよい。
固体電解質層は、例えば、原料モノマーを誘電体層上で化学重合および/または電解重合することにより形成される。また、固体電解質層は、誘電体層に、導電性高分子を含む処理液を付着させた後、乾燥させることにより形成してもよい。処理液は、さらにドーパントなどの他の成分を含んでもよい。処理液は、導電性高分子の分散液または溶液である。分散媒(溶媒)としては、例えば、水、有機分散媒(有機溶媒)、またはこれらの混合物が挙げられる。
陽極端子7は、コンデンサ素子2に接触している接続部11と、接続部11に連設された導出部12と、導出部12に連設された外部端子部13と、を備える。導出部12は、外装体6接続部11から外装体6の側面6aに導出されている。外部端子部13は、外装体6の側面6aに沿って配され、露出面13aを有する。陽極端子7の接続部11は、溶接により陽極ワイヤ9の第二部分9bと接続されている。外部端子部13の外装体6側の一部は、外装体6に埋設されている。
陰極端子8は、コンデンサ素子2に接触している接続部14と、接続部14に連設された導出部15と、導出部15に連設された外部端子部16と、を備える。導出部15は、外装体6接続部14から外装体6の側面6aに導出されている。外部端子部16は、外装体6の側面6aに沿って配され、露出面16aを有する。陰極端子8の接続部14は、導電性接着剤により形成される接着層(図示しない)を介して、陰極部5の銀ペースト層と電気的に接続されている。
陽極端子27は、コンデンサ素子22に接触している接続部31と、接続部31に連設された導出部32と、導出部32に連設された外部端子部33と、を備える。導出部32は、外装体26接続部31から外装体26の側面26aに導出されている。外部端子部33は、外装体26の側面26aから側面26cに沿って配されている。外部端子部33における外装体26の側面26cに沿って配される部分は、露出面33aを有する。外部端子部33の露出面33aを有する部分は、外装体26の側面26cに設けられた凹部に配されている。陽極端子27の接続部31は、溶接によりコンデンサ素子22の陽極ワイヤの第二部分29bと接続されている。
陰極端子28は、コンデンサ素子22に接触している接続部34と、接続部34に連設された導出部35、導出部35に連設された外部端子部36と、を備える。導出部35は、外装体26接続部34から外装体26の側面26bに導出されている。外部端子部36は、外装体26の側面26bから側面26cに沿って配されている。外部端子部36における外装体26の側面26cに沿って配される部分は、露出面36aを有する。外部端子部36の露出面36aを有する部分は、外装体26の側面26cに設けられた凹部に配されている。陰極端子28の接続部34は、コンデンサ素子22の陰極部の銀ペースト層と電気的に接続されている。
図9に示すように、外装体26の導出部35が導出される側面26bと平行に形成される導出部35の断面Bは、面取り形状の角部37を有する。角部37の面取り形状は、R面取り形状である。導出部35の外装体26で覆われている被覆部分Aの全体において、導出部35の断面Bにおける角部の全てが、面取り形状の角部37である。例えば、導出部3の外装体26の側面26bから露出し始める境界部P3における断面Bは、面取り形状の角部37を4つ有する。
導出部35の外装体26の側面26bから外部へ露出した部分が屈曲部40を形成している。すなわち、屈曲部40は、導出部3の外装体26の側面26bから露出し始める境界部P3を含まない。導出部35は屈曲部40において外部端子部36と連接している。この場合、少なくとも導出部3の外装体26の側面26bから露出し始める境界部P3において、断面Bは、面取り形状の角部37を有することが好ましい。

Claims (6)

  1. 陽極体、前記陽極体の表面に配された誘電体層、および前記誘電体層の表面に配された陰極部を備えるコンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子を覆う外装体と、
    前記陽極体と電気的に接続された陽極端子と、前記陰極部と電気的に接続された陰極端子と、を備え、
    前記陽極端子および前記陰極端子それぞれ、前記コンデンサ素子に接触している接続部と、前記接続部に連設され、前記接続部から前記外装体の外表面に導出される導出部と、前記導出部に連設されるとともに、前記外表面に沿って配され、前記外装体から露出した露出面を有する外部端子部と、を備え、
    前記陽極端子および前記陰極端子の少なくとも一方の前記導出部の前記外装体で覆われている被覆部分の少なくとも一部、前記外表面の前記導出部が導出される表面領域と平行断面において、面取り形状の角部を含む断面形状を有する、電解コンデンサ。
  2. 記導出部の前記外表面から露出し始める境界部、前記断面において、前記面取り形状の角部を含む断面形状を有する、請求項1に記載の電解コンデンサ。
  3. 記境界部が、屈曲部を有しており、
    記屈曲部前記外部端子部と連接しており、
    記屈曲部は、前記断面前記屈曲部の屈曲方向の内側に前記面取り形状の角部を含む断面形状を有する、請求項1に記載の電解コンデンサ。
  4. 前記陰極端子前記接続部と前記陰極端子の前記外部端子部とが互いに平行に設けられ、
    前記陰極端子が、前記陰極端子の前記接続部と前記導出部と前記外部端子部とにより構成される階段状に形成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の電解コンデンサ。
  5. 前記陽極体は、陽極ワイヤと、弁作用金属の多孔質体と、を備え、
    前記陽極ワイヤは、前記多孔質体に埋設された第一部分と、前記多孔質体から植立するように引き出された第二部分とを有し、
    前記陽極端子の前記接続部は、前記第二部分と接続されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の電解コンデンサ。
  6. 前記断面形状における角部の全てが、前記面取り形状の角部である、請求項1~5のいずれか1項に記載の電解コンデンサ。
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