JPWO2020166494A1 - 血圧低下作用を有するナス由来組成物 - Google Patents

血圧低下作用を有するナス由来組成物 Download PDF

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Abstract

本発明の課題は、簡単な調製により、効果的な血圧低下作用を有する新たな組成物を提供することである。本発明は、ナス(Solanum melongena)の果実の全水溶性成分を有効成分として含む、血圧低下用組成物、並びに、ナス由来の血圧低下用組成物の製造方法であって、ナス果実から全水溶性成分を抽出することを含む、前記製造方法、該製造方法によって製造された血圧低下用組成物などに関する。

Description

本発明は、ナス由来成分を含む血圧低下作用を有する組成物およびその製造方法に関する。
本発明者らは、発酵キョウバク(ソバ植物体の乳酸発酵物)に含まれる血圧降下作用および血管拡張作用活性成分について研究し、少なくともアセチルコリンとプロピオニルコリンを含む、複数のコリンエステルを主体とした第4級アルキルアンモニウム化合物を含有する抽出組成物を提供し、また精製したアセチルコリン、プロピオニルコリン、ブチリルコリンを高血圧自然発症ラット(SHR)に単回経口投与した場合に血圧降下作用を示すことを明らかにした(特許文献1、2)。さらに本発明者らは、ナスやタケなどの食用植物の凍結乾燥粉末や、食用植物のエタノールまたは含水エタノールによる抽出物には、アセチルコリンなどの血圧降下作用を有する有効成分が含まれ、これを経口摂取用として用いることができることを明らかにした(特許文献3)。
一方、トマト、ニンジン、ホウレンソウなどの野菜搾汁物および発芽ソバ搾汁物を有効成分とする、血圧上昇抑制組成物(特許文献4)や、水溶性の、糖を含まないトマト抽出物を含む組成物が抗高血圧症薬として用い得るとの報告がある(特許文献5)。しかし、これらはいずれも、複数の原料を要したり、抽出物から糖を除去する必要があったり、容易に調製し得るものではなかった。
国際公開第2015/147251号 特開2015−189745号公報 国際公開第2018/070545号 特開2008−214221号公報 特表2015−515493号公報
本発明者らは、より少ない原料を用いて、より簡単に調製することができ、より効果的に血圧低下作用を有する組成物が得られれば、サプリメントなどの健康食品や医薬品として低コストで大量生産が可能になることに着目し、血圧低下作用を有する新たな素材について探求した。
したがって、本発明の課題は、簡単な調製により、効果的な血圧低下作用を有する新たな組成物を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねる中で、ナス(Solanum melongena)由来の全水溶性成分が優れた収縮期血圧低下作用を有することを発見し、さらに研究を進めた結果、本発明を完成するに至った。
したがって本発明は、以下に関する。
[1] ナス(Solanum melongena)の果実の全水溶性成分を有効成分として含む、血圧低下用組成物。
[2] ナス(Solanum melongena)の果実の全水溶性成分からなる、血圧低下用組成物。
[3] 全水溶性成分中のアセチルコリン量が0.5μg/kg体重〜50mg/kg体重となる用量で経口摂取するための、前記[1]または[2]に記載の血圧低下用組成物。
[4] 乾燥粉末である、前記[1]〜[3]のいずれか一項に記載の血圧低下用組成物。
[5] 食品組成物である、前記[1]〜[4]のいずれか一項に記載の血圧低下用組成物。
[6] ナス(Solanum melongena)由来成分を含む血圧低下用組成物の製造方法であって、
ナス果実から全水溶性成分を抽出すること
を含む、前記製造方法。
[7] 抽出が、水抽出である、前記[6]に記載の製造方法。
[8] 水抽出が、
ナス果実に水を添加すること、および、
水を添加した果実を搾汁し、搾汁液を得ること
を含む、前記[7]に記載の製造方法。
[9] 水抽出が、
ナス果実を乾燥粉末にした後に水を添加すること、および、
水を添加した乾燥粉末から、遠心分離により上清を得るか、吸引ろ過によりろ過液を得ること
を含む、前記[7]に記載の製造方法。
[10] 抽出が、ナス果実に水を添加せずに搾汁し、搾汁液を得ることである、前記[6]に記載の製造方法。
[11] ナス果実を破砕することを含む、前記[6]〜[10]のいずれか一項に記載の製造方法。
[12] ナス果実を加熱することを含む、前記[6]〜[11]のいずれか一項に記載の製造方法。
[13] 搾汁液、上清またはろ過液を乾燥粉末にすることを含む、前記[8]〜[12]のいずれか一項に記載の製造方法。
[14] 前記[6]〜[13]のいずれか一項に記載の製造方法によって製造された、血圧低下用組成物。
本発明は、ナス(Solanum melongena)の果実から、簡便で安価に製造できる優れた血圧低下作用を有する組成物を提供することができる。本発明の組成物の原料となるナス果実は広く食用とされており、本発明の組成物を天然由来成分のみから構成することも可能であり、安全性が高く、長期間に亘る継続的な摂取が可能である。また本発明の組成物は、ナス果実の水抽出物、該抽出物を濃縮した濃縮抽出物、乾燥粉末(凍結乾燥粉末、熱風乾燥粉末、噴霧乾燥粉末など)、該乾燥粉末の懸濁液など、種々の形態で飲食品や医薬品に利用することができる。
本発明の血圧低下用組成物は、ナス果実の全水溶性成分を有効成分として含む。また、一態様として、本発明の血圧低下用組成物は、ナス果実の全水溶性成分からなるものであり得る。ここで、ナス果実の全水溶性成分とは、ナス果実を圧搾することで得られる水溶性成分を意味するが、ナス果実に水を添加し、搾汁することで得られる搾汁液に含まれる全水溶性成分をも意味する。例えば、搾汁液に非水溶性成分が不可避的に含まれる場合や、搾汁の際に水溶性成分の一部が不可避的に残渣として残ってしまう場合であっても、該搾汁液に含まれる成分は、全水溶性成分にあたる。
本発明に用いられるナスは、とくに限定されない。一般的に食されているナスが好ましく、例えば、土佐鷹、慎太郎、龍馬、泉州水なす、ばってんなす、広陵サラダ茄子(別名:美男)、ヒゴムラサキ、大長茄子、筑陽、千両などの品種を用いることができる。
本発明の血圧低下用組成物は、ヒトに用いる場合、全水溶性成分中のアセチルコリン量が0.5μg/kg体重〜50mg/kg体重となる用量、好ましくは2μg/kg体重〜20mg/kg体重となる用量、とくに好ましくは5μg/kg体重〜1mg/kg体重となる用量、さらに好ましくは8μg/kg体重〜100μg/kg体重で経口摂取するために用いられる。かかる用量で経口摂取することで、より効果的に血圧低下作用を得ることができる。
本発明の血圧低下用組成物は、一態様において、例えば、凍結乾燥粉末や熱風乾燥粉末などの乾燥粉末であってもよい。
本発明の組成物は、各種の機能性健康食品などの食品組成物あるいは医薬品組成物として用いることができる。
食品の場合、適当な食品添加物と組み合わせて用いてもよい。また、このような食品用組成物に限らず、緑茶、紅茶、烏龍茶、雑穀茶、健康ドリンク、スポーツドリンクなどに配合して飲料として、あるいはビスケット、パン、飴等に配合して食品として、日常的に摂取可能な形態で提供することも可能である。また、下記医薬品の調剤に準じて適当な剤形として、所謂サプリメントとして利用することも可能である。
医薬品とする場合は、適当な医薬品添加剤と組み合わせて、通常の調剤の手法に従って各種の剤形として用いることができる。このような剤形としては、例えば散剤、顆粒剤、カプセル剤、丸剤、錠剤等の固形製剤、水剤、懸濁剤、乳剤等の液剤等の経口投与剤が挙げられる。
本発明の組成物を食品として用いる場合、一般的な飲食品としてだけでなく、特定の機能を発揮して健康増進を図る機能性健康食品としての使用が挙げられる。
この場合の具体的な形態としては、本発明の組成物を有効成分として含有するカプセル剤、錠剤、粉末剤、顆粒剤等からなるサプリメント類、パン、ケーキ、クッキー等のベーカリー食品類、ソース、スープ、ドレッシング、マヨネーズ等の調味料類、牛乳、ヨーグルト、クリーム類等の乳製品類、チョコレート、キャンデー等の菓子類、あるいは緑茶、紅茶、烏龍茶、麦茶、雑穀茶、果汁、野菜飲料、乳飲料、清涼飲料および炭酸飲料等の各種飲料類等が挙げられる。
本発明の組成物を医薬品組成物の有効成分として使用する場合の投与量は、各成分の比率によっても異なり、また、患者の年齢、体重、性別、症状、投与方法などの種々の要因によって異なる。また、症状改善の度合いによって、適宜増減することもできる。投与回数としては、1日1回〜数回に分けて投与することができる。
本発明の組成物を食品として使用する場合の摂取量は、上記医薬品の経口投与の場合に準じて選択することができる。但し、飲食物の場合は医薬品とは異なり、投与用量および投与回数がとくに制限されないことから、とくに重篤な症状を発生しない限りにおいて、健康維持という目的、並びに、呈味性、嗜好性を考慮して、限定されずに摂取量を選択してもよい。
本発明の組成物は、例えば、高血圧症の対象や、健常である(高血圧症ではない)が血圧が高めである対象へ用いることができる。
本発明の組成物には、必要に応じて、各種の添加剤を添加することができる。添加剤としては、種々のものを用いることができ、特に限定されることはなく、例えば、乳糖水和物、白糖、ブドウ糖、還元麦芽糖、マンニトール、ソルビトール等の糖類、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、部分アルファー化デンプン、デキストリン、プルラン等のデンプン類およびその誘導体、結晶セルロース、微結晶セルロース等のセルロース類、カルボキシメチルセルロースなどの誘導体、マクロゴール、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムの1種又は2種以上の混合物が挙げられる。なかでも、デキストリンがより好ましい。添加剤は、1種類を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの添加剤は、本発明の組成物100質量部に対して、1〜1000質量部含まれることが好ましく、10〜300質量部がより好ましい。
本発明は、一態様において、ナス由来成分を含む血圧低下用組成物の製造方法に関する。
本発明の製造方法は、ナス果実から全水溶性成分を抽出することを含む。全水溶性成分が得られれば、抽出方法はとくに限定されないが、例えば、ナス果実に含まれている水分を利用して、ナス果実に水を添加せずに搾汁して搾汁液を得ることによって抽出してもよい。あるいは、水抽出を行ってもよい。水抽出は、ナス果実に水を添加すること、および、水を添加した果実を搾汁することや、ナス果実を乾燥粉末にした後に水を添加すること、および、水を添加した乾燥粉末から抽出することであり得る。水を添加した乾燥粉末から抽出する場合、遠心分離により上清を得るか、吸引ろ過、加圧ろ過、自然ろ過によりろ過液を得るなどによって行ってもよい。
ナス果実に添加する水は、とくに限定されるものではなく、5℃〜40℃の温度範囲の水を添加すればよい。室温の水を添加することが好ましい。水の添加量は、原料のナス果実100質量部に対して、50〜200質量部が好ましく、なかでも75〜150質量部がより好ましく、100質量部がとくに好ましい。水量が少ないと、有効成分である水溶性成分の抽出が不十分になる虞があり、水量が多いと、処理体積が大きくなり、例えば乾燥粉末に加工することが容易ではなくなる虞がある。
ナス果実は、搾汁や抽出の前に破砕していてもよい。とくに水抽出の場合、ナス果実は、水を添加する前または後で破砕することが好ましく、破砕の容易さの観点から水を添加する前に破砕することがとくに好ましい。ナス果実を破砕しておくことで、水溶性成分の抽出が容易になる。破砕は、例えば、短冊切り、サイコロ状のブロック、ペースト状など種々の形態に行うことができるが、搾汁をより容易にするため、ペースト状に破砕することが好ましい。破砕には、例えば、ジューサーミキサー、ミル、クラッシャーなどを用いることができる。
本発明の製造方法において使用する水は、ミネラルウォーター、蒸留水、脱イオン水、イオン交換水、電解水、水道水、井戸水、食品に供される工業用水など一般に食品加工に使用する水を使用できる。pHも特に制限はないがアセチルコリンを安定に保持するためpH9.0〜pH3.0がよい、好ましくはpH8.0〜pH4.0、さらに好ましくはpH6.5〜pH4.5であり、クエン酸やアスコルビン酸等のpH調整剤を使用してpHを調整した水を使用できる。また、搾汁作業時の菌の汚染を低減するためにエタノールを添加してもよい。エタノール濃度を高めると微生物汚染の低減に役立つが、水抽出物の溶解性が悪くなり水溶性成分の抽出効率が低下することからエタノール濃度は9.9wt%以下がよく、好ましくは6wt%以下、さらに好ましくは4wt%以下である。
本発明の製造方法において、ナス果実を加熱してもよい。加熱によって、アセチルコリン分解酵素を不活性化でき、効率よくアセチルコリンを抽出できる。また、ナス果実組織が軟化するので細胞壁が破壊されてナス果実の水溶性成分の抽出や、ナス果実の破砕を容易にすることができる。
加熱の態様は、とくに限定されるものではなく、例えば、30〜100℃の温度範囲で2分〜60分間の加熱を行うことができる。加熱温度は、80〜100℃が好ましい。
ナス果実を加熱する方法としては、例えば、電子レンジ、ホットプレートや鍋で加熱する方法、熱湯に浸漬する方法、水蒸気を当てる方法などを挙げることができる。これらのなかでも、熱湯に浸漬する方法や、ナスに水蒸気を当てる方法が好ましい。
またナス果実の加熱は、水の添加前、添加後、水による加熱中、破砕の前、破砕の後、破砕中のいずれのタイミングで行ってもよいが、加熱したナスを破砕、破砕したナスを速やかに加熱すことがアセチルコリン分解酵素の不活性化に好ましい。
破砕したナス果実を搾汁する方法は、搾汁液と残渣に分けることができれば、とくに限定されない。例えば、だしこし袋を用いてワインなどの搾汁機で搾汁することや、果汁搾り器で搾汁する方法などによって搾汁することができる。ナス果実の搾汁液を得る場合、遠心分離機やパルパーフィニッシャーなどを使用してもよい。
またナス果実を水抽出する場合、とくにナス果実の乾燥粉末に水を添加して水抽出物を得る場合には、遠心分離機や吸引ろ過器などを使用してもよい。
得られた搾汁液や水抽出物(例えば、遠心分離の上清、吸引ろ過器のろ過液など)は、乾燥することによって塊状または粉状の乾燥物とすることができる。乾燥方法は、とくに限定されないが、乾燥物に含まれる水分を0〜10wt%となるまで乾燥できることが好ましい。例えば、熱風乾燥などの加熱乾燥、ドラムドライ、凍結乾燥、スプレイドライなどによって乾燥することができる。
乾燥物は、粉砕によって乾燥粉末にすることができる。粉砕方法は、とくに限定されないが、5〜100メッシュ程度にまで粉砕できることが好ましい。例えば、ミルを用いて粉砕することができる。
本発明の製造方法で製造された組成物は、食物繊維が少なく糖質を多く含む傾向がある。本発明の組成物の食物繊維と糖質との比は、例えば、1:2〜1:100であり、好ましくは、1:5〜1:40であり、とくに好ましくは、1:10〜1:20である。
以下に、本発明の実施の態様について実施例などを挙げて説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。なお、実施例中の各略語の意味は次のとおりである。EN:(2−アミノエチル)トリメチルアンモニウムピバロイルアミド、AcCh:アセチルコリン、BuCh:ブチリルコリン、Ch:コリン、LaCh:ラクトイルコリン、PrCh:プロピオニルコリン。また、以降、EN、AcCh、BuCh、Ch、LaCh、PrChの総称をコリン化合物とする。EtOH:エタノール。
[実施例1]
高知県産の生鮮ナス(土佐鷹:2018年産)50kgをクラッシャーにて破砕し、これと50kgの水を鍋に加え、90℃に加熱し20分間煮ることで、スラリー状の破砕物を得た。得られた破砕物を果汁搾り器(フルーツプレス)にて圧搾することで、69kgの搾汁液および22kgの残渣を得た。
得られた搾汁液を、そのまま凍結乾燥し、これを粉砕することで、1.34kg(水分含有量5.1%)の凍結乾燥粉末(実施例1)を得た。
[比較例1]
実施例1の破砕物10kgを搾汁せずに、そのまま凍結乾燥し、これを粉砕することで、600gの凍結乾燥粉末(比較例1)を得た。
[評価例1]アセチルコリン含有量評価
実施例1および比較例1の各粉末中のアセチルコリン含有量を定量した。なお、アセチルコリン含有量の定量は、次の方法に準じて行った。
1.抽出法
(1)試料の調製
上記の実施例1および比較例1の凍結乾燥粉末を用いた。
(2)試薬の調製
リン酸二水素ナトリウム(59.99mg)とリン酸水素二ナトリウム(70.98mg)を量り取り、純水(100mL)に溶解し、10mMリン酸緩衝液を調製した。
EN(0.80mg)を10mMリン酸緩衝液(1mL)に溶解して800.00μg/mLに調製後、100倍希釈して8.00μg/mLに調製し、EN内部標準とした。
(3)振とう抽出
凍結乾燥物(10mg)を2mLチューブに量り取り、EN内部標準(10μL)を加えた。10mMリン酸緩衝液(190μL)を添加し、ボルテックス(FLX-S、FRONT LAB、アズワン(株))で3分間撹拌した後、遠心分離機(CFM-200、(株)イワキ)で遠心分離(1000×g、室温、3min)し、上清を得た。残渣に再び10mMリン酸緩衝液(200μL)を添加し撹拌、遠心分離、上清採取の操作を2回繰り返した。採取した上清をすべて合わせ(約600μL)、抽出サンプルとした。
(4)固相抽出
固相抽出カートリッジは弱酸性陽イオン交換カートリッジInert Sep CBA 100mg/1mL(ジーエルサイエンス(株))を用いた。メタノール(1mL)、純水(1mL)で活性化した固相抽出カートリッジを10mMリン酸緩衝液(8mL)で平衡化した後、前記(3)で調製した抽出サンプル(約600μL)を添加した。10mMリン酸緩衝液(600μL)で安定化、純水(2.5mL)で洗浄後、塩酸(500μL)で溶出した。
(5)定量サンプル調製
固相抽出で塩酸溶出した溶出液(500μL)を1mLメスフラスコを用いてLC/MS/MS分析溶媒で精確に1mLにフィルアップし、300μLずつ3つに分けた。それぞれに、コリン化合物混合溶液を添加し、溶出液が2倍希釈になるようにLC/MS/MS分析溶媒を加え(表1)、定量サンプルを作成した。
Figure 2020166494
コリン化合物混合溶液は表2のように作成し、コリン化合物混合溶液無添加サンプル(表1−A)の分析結果によって各コリン化合物ストック溶液の添加濃度を決定した。コリン化合物ストック溶液はLC/MS/MS分析溶媒で希釈して各濃度に調製した。検出されなかったコリン化合物があった場合は、その化合物を含まない等量のLC/MS/MS分析溶媒のみを加えた。
Figure 2020166494
2.LC/MS/MS分析
(1)LC/MS/MS分析条件
カラムはYMC-Triart PFP(4.6mm×250mm、5μm、(株)ワイエムシィ)を用いた。分析溶媒に0.01%ギ酸−33%メタノール含有水を用い、流速は0.5mL/min(LC)、0.3mL/min(MS)、注入量は50μL、分離温度は40℃、分析時間は30min、イオン化モードはESI+・MRM、Capillary Voltageは3500V、Cone Voltageは10V、Collision Voltageは10V、N2 gas flow(desolvation)は600L/hr、N2 gas flow(cone)は50L/hr、N2 source tempは120℃、N2 desolvation tempが350℃の条件で、ACQUITY UPLC [UPLC, Waters corp.]-Quattro micro API [MS, Waters corp.]を用いて、LC/MS/MS分析を行った。各コリン化合物のMRMモード指定m/zは表3に示した。
Figure 2020166494
(2)標準添加法
LC/MS/MS分析によって得られたクロマトグラフのピーク面積値から検量線を作成し、標準添加法によってコリン化合物を定量した。EN内部標準の検量線から算出した回収率で各コリン化合物濃度を補正し、定量サンプル中の正確なコリン化合物濃度を算出した。得られた濃度を凍結乾燥物中の含量(mg/g D.W.)に換算後、凍結乾燥前後の収率より、新鮮重量100g当たりの各コリン化合物量(μg/100g F.W.)を算出した。
<測定結果>
実施例1のアセチルコリン含有量は1.73(mg/g D.W)、比較例1のアセチルコリン含有量は0.62(mg/g D.W)であった。
[評価例2]血圧低下作用機能評価
実施例1の凍結乾燥粉末、比較例1の凍結乾燥粉末および水を高血圧自然発症ラット(SHR)に単回経口投与し、血圧低下作用を評価した。
雄性14週齢SHR(体重324〜368g、6匹、12時間絶食)に実施例1の凍結乾燥粉末、比較例1の凍結乾燥粉末および水を、胃ゾンデを用いて単回経口投与した。実施例1の凍結乾燥粉末および比較例1の凍結乾燥粉末は、アセチルコリン量が同じとなるように、アセチルコリン量が10−9mol/kg体重となる量だけ与えた。経口投与後、0、3、6時間後に、非観血式血圧測定器Softron BP-98A(ソフトロン株式会社、東京)を用いてテイルカフ法で収縮期血圧を測定した。結果を表4に示す。
Figure 2020166494
表4に示したとおり、実施例1の凍結乾燥粉末または比較例1の凍結乾燥粉末を投与した場合は、水を投与した場合と比べて収縮期血圧低下作用が発生していることがわかった。実施例1の凍結乾燥粉末を投与した場合は、比較例1の凍結乾燥粉末を投与した場合よりも顕著に高い収縮期血圧低下効果を奏することがわかった。
この結果から、ヒトにおいても経口投与によって血圧低下作用を示すことが強く示唆された。そこでヒトにおける摂取試験を実施した。実施例1の凍結乾燥粉末または比較例1の凍結乾燥粉末に含まれるアセチルコリン含有量を500μg/gとなるようにデキストリンを加えて調整し、一般的な健康食品に使用される1号カプセル(材質:ヒドロキシメチルプロピルセルロース)に250mgを充填した。アセチルコリン含有量は1カプセルあたり125μgとした。正常高値血圧者およびI度高血圧者(男性5名、女性5名、50〜67歳)を5名ずつ、AグループおよびBグループの2群にわけ、A群に実施例1のカプセルを1日2回(朝・夕)4カプセルずつ、合計8カプセルを4週間摂取させた。B群には比較例1のカプセルを1日2回(朝・夕)4カプセルずつ、合計8カプセルを4週間摂取させた。1回目の摂取終了の2ヵ月後に、2回目の摂取として、A群には比較例1のカプセルを、B群には実施例1のカプセルを、それぞれ1日2回(朝・夕)4カプセルずつ、合計8カプセルを4週間摂取させた。摂取前後の血圧を測定し、被験者10名の収縮期血圧の平均値を比較したところ、摂取前に比較して実施例1の粉末摂取では血圧が−9.6mmHg低下し、比較例1の摂取は摂取前に比較して−7.1mmHgの低下が認められた。実施例1の粉末は比較例1に比較して血圧低下に優れる結果がヒト試験で確認された。
[評価例3]一般栄養分析による評価
実施例1の凍結乾燥粉末および比較例1の凍結乾燥粉末について、表5に示す分析方法により一般栄養分析を行った。結果を表5に示す。
Figure 2020166494
比較例1の凍結乾燥粉末には実施例1の凍結乾燥粉末のおよそ8倍の食物繊維が含まれていることが分かった。また、実施例1の凍結乾燥粉末の方が糖質が多く含まれているという特徴が見られた。
[実施例2]
収穫後1週間、冷凍保存した高知県産ナスである土佐鷹3kg(2017年産)を解凍し、そのまま鍋に入れて蓋をして30分間、卓上型ヒーターにて加熱した。1kgをそのまま凍結乾燥して比較例2とした。残りの2kgを冷却後、加熱したナスをジューサーミキサーにて10分間破砕した。2kgの水を加えてよく攪拌してから、ジューサーミキサーにて10分間、混合した。得られたスラリー状の破砕物を1L容量のだしこし袋6つに分けて入れて、12L容量の搾汁機(ワイン圧搾機)にて搾汁液と残渣を得た。搾汁液は2700g、Brix1.9%であった。残渣は530gであった。
搾汁液900gを凍結乾燥して、ミルにて粉砕して、ナス搾汁粉末28gを得て実施例2−1とした。搾汁液900gにデキストリン17gを加え溶解させてから凍結乾燥し、ミルにて粉砕して、50%デキストリン含有ナス搾汁粉末74gを得て実施例2−2とした。
[実施例3]
高知県産の生鮮ナス、土佐鷹50kg(2018年産)に50kgの水を加え、90℃に加熱し20分間煮た。得られたナスと煮汁のすべてをクラッシャーにて破砕してスラリー状の破砕物を得た。その1kgをそのまま凍結乾燥して比較例3とした。残りを果汁搾り器(フルーツプレス)にて圧搾して、搾汁液68.5kg、残渣23.8kgを得た。搾汁液を2つに分け、搾汁液34kgをそのままスプレイドライ装置にて噴霧乾燥して実施例3−1の粉末675gを得た。搾汁液34kgに乳糖700gを加えよく溶解させてからスプレイドライ装置にて噴霧乾燥して1.23kgの粉末を得て実施例3−2とした。
[実施例4]
原料ナスを熊本県産の生鮮ナス、ヒゴムラサキ(2018年産)に変更したこと以外、実施例1と同様に作業し、比較例4、実施例4を得た。
[実施例5]
原料ナスを熊本県産の生鮮ナス、ヒゴムラサキ(2018年産)として、20kgをクラッシャーにて破砕し、90℃に加熱し1時間、煮た。得られた破砕物1kgをそのまま凍結乾燥して比較例5を得た。残りの19kgに水を加えず、そのまま圧搾して搾汁液8kgを得た。凍結乾燥、粉砕して実施例5の粉末250gを得た。
[実施例6]
比較例1の100gに10倍量の水を加えて、1時間攪拌した。得られたスラリー状の溶液を遠心分離(3000回転、30分間)にて上清を得た。上清を凍結乾燥、粉砕して実施例6の粉末42gを得た。
[実施例7]
高知県産の生鮮ナス(土佐鷹:2017年産)10kgを95℃にて50分間、加熱し、室温まで冷やし、クラッシャーにて破砕してから10kgの水を加え、スラリー状の破砕物を得た。得られた破砕物をドラムドライ乾燥機にて乾燥して550gの粉末を得た(比較例6とした)。この粉末300gに20倍量の水を加え、1時間、攪拌して、ろ紙を用いて吸引ろ過して得られたろ過液5000mlを凍結乾燥、粉砕して実施例7の90gを得た。
実施例2〜実施例7で得られたサンプルを用いたアセチルコリン含有量、栄養成分分析の結果、動物試験結果(投与3時間後の収縮期血圧の変動値)をまとめて表6に示した。動物試験の結果から、いずれも比較例に対して実施例は有意な降圧作用を有することが確認された。
Figure 2020166494
本発明の組成物は、経口投与において、従来のコリンエステルを有効成分とする血圧降下作用を有する組成物よりも顕著な血圧降下作用を有しており、これを用いて機能性表示食品あるいは高血圧症等の治療用医薬品を製造することができる。

Claims (14)

  1. ナス(Solanum melongena)の果実の全水溶性成分を有効成分として含む、血圧低下用組成物。
  2. ナス(Solanum melongena)の果実の全水溶性成分からなる、血圧低下用組成物。
  3. 全水溶性成分中のアセチルコリン量が0.5μg/kg体重〜50mg/kg体重となる用量で経口摂取するための、請求項1または2に記載の血圧低下用組成物。
  4. 乾燥粉末である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の血圧低下用組成物。
  5. 食品組成物である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の血圧低下用組成物。
  6. ナス(Solanum melongena)由来成分を含む血圧低下用組成物の製造方法であって、
    ナス果実から全水溶性成分を抽出すること
    を含む、前記製造方法。
  7. 抽出が、水抽出である、請求項6に記載の製造方法。
  8. 水抽出が、
    ナス果実に水を添加すること、および、
    水を添加した果実を搾汁し、搾汁液を得ること
    を含む、請求項7に記載の製造方法。
  9. 水抽出が、
    ナス果実を乾燥粉末にした後に水を添加すること、および、
    水を添加した乾燥粉末から、遠心分離により上清を得るか、吸引ろ過によりろ過液を得ること
    を含む、請求項7に記載の製造方法。
  10. 抽出が、ナス果実に水を添加せずに搾汁し、搾汁液を得ることである、請求項6に記載の製造方法。
  11. ナス果実を破砕することを含む、請求項6〜10のいずれか一項に記載の製造方法。
  12. ナス果実を加熱することを含む、請求項6〜11のいずれか一項に記載の製造方法。
  13. 搾汁液、上清またはろ過液を乾燥粉末にすることを含む、請求項8〜12のいずれか一項に記載の製造方法。
  14. 請求項6〜13のいずれか一項に記載の製造方法によって製造された、血圧低下用組成物。
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