JPWO2020105194A1 - 雄スナップボタン及び雌スナップボタン - Google Patents

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Abstract

生地に取り付けられた状態で、生地をより目立たせることができる金属製の雄スナップボタンを提供する。雄スナップボタン(10)は、金属製の雄スナップ本体(20)と、雄スナップ本体(20)を生地(1)に固定するための固定部材(30)とからなる。雄スナップ本体(20)は、雌スナップボタン(40)の雌側係合部(60)と着脱自在に係合可能な環状の雄側係合部(21)と、複数の爪部(27)とを備える。雄側係合部(21)は、その半径方向内側に生地(1)を露出させる開口(28)を規定する。開口(28)の直径(D1)は、開口(28)の半径方向外側端から雄スナップ本体(20)の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さ(W1)よりも大きい。固定部材(30、30a)は複数の爪部(27)を受け入れる爪部収容部(33)を含む。

Description

本発明は、雄スナップボタン及び雌スナップボタンに関し、特に衣服等の生地を貫通させた後に加締めるための複数の爪部を含む基本的に金属製の雄スナップボタン及び雌スナップボタンに関する。
複数の爪部を含む金属製のスナップボタンは、例えば、国際公開第WO2018/029765号(特許文献1)等に開示されている。特許文献1のスナップボタンは、雄側又は雌側係合部を含む雄又は雌スナップ本体(スナップ本体)と固定部材とからなり、固定部材に複数の爪部が設けられ、スナップ本体に複数の爪部を受け入れる爪部収容部が設けられている。スナップ本体及び固定部材を生地に取り付ける場合、固定部材の爪部を生地に貫通させた後、スナップ本体の爪部収容部内に爪部を加締めつつ収容することにより、スナップ本体が固定部材と共に生地に固定される。しかしながら、このスナップボタンは、スナップ本体側に爪部収容部を設けているため、生地上においてスナップ本体の厚さ(高さ)が爪部収容部分厚くなるという問題があった。
特公平6−61289号公報(特許文献2)には、複数の爪部をスナップ本体側に設けた雌スナップボタンが開示されている。この雌スナップボタンでは、爪部収容部を固定部材側に設けることにより、生地上におけるスナップ本体の厚さを薄くすることができる。
スナップボタンを衣服等の生地に取り付けることによって生地が部分的に隠れるが、この生地が隠れる部分を極力小さくして生地をより目立たせたり、スナップボタンをより目立たなくするという要望がある。このような要望は生地に樹脂を射出成形して形成される樹脂製のスナップボタンにより実現している。しかしながら、基本的に金属製のスナップボタンでは実現していないのが現状である。
国際公開第WO2018/029765号 特公平6−61289号公報
従って、本発明の目的は、生地に取り付けられた状態で、生地をより目立たせることができる基本的に金属製の雄スナップボタン及び雌スナップボタンを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一側面によれば、金属製の雄スナップ本体と、前記雄スナップ本体を生地に固定するための固定部材とからなる雄スナップボタンであって、前記雄スナップ本体は、雌スナップボタンの雌側係合部と着脱自在に係合可能な環状の雄側係合部と、複数の爪部とを備え、前記雄側係合部は、その半径方向内側に前記生地を露出させる開口を規定し、前記開口の直径は、前記開口の半径方向外側端から前記雄スナップ本体の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さよりも大きく、前記固定部材は前記複数の爪部を受け入れる爪部収容部を含む雄スナップボタンが提供される。
本発明では、雄スナップボタンは金属製の雄スナップ本体と固定部材とから構成される。雄スナップ本体は雄側係合部と複数の爪部とを備え、固定部材は複数の爪部を受け入れる爪部収容部を含む。雄側係合部は、その半径方向内側に生地を露出させる開口を規定し、この開口の直径は、開口の半径方向外側端から雄スナップ本体の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さよりも大きい。開口の半径方向外側端から雄スナップ本体の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さは、換言すれば、開口を囲む雄スナップ本体の半径方向に沿う幅とも言える(そのため、以下、「雄スナップ本体幅」ともいう。)。雄スナップボタンを生地に取り付ける場合、雄スナップ本体の複数の爪部を生地の一面側から他面側に貫通させ、生地の他面側において複数の爪部を固定部材の爪部収容部内に加締めつつ収容する。これにより雄スナップ本体が固定部材と共に生地に取り付けられる。この生地取付状態において、雄スナップ本体の爪部以外の部分である雄側係合部が生地の一面側に現れ、固定部材は生地の他面側から適用される。雄スナップボタンが生地に取り付けられた状態において、生地面が開口から外部に露出するが、この開口の直径が雄スナップ本体幅よりも大きいため、雄スナップ本体側で生地の一面側を比較的大きく露出させることが可能となる。このように生地を目立たせることができる一方、生地を露出させる開口の直径に比べ雄スナップ本体幅が小さいため、生地上で雄スナップ本体を目立たなくさせることができる。
本発明の一実施形態において、前記雄側係合部は、前記開口を規定する内側周壁を含み、前記複数の爪部は前記内側周壁から延びる。本形態では、雄側係合部の内側周壁が雄スナップ本体において最も半径方向内側にあって開口を規定する。また、各爪部は内側周壁から延びる。そのため、各爪部の基端は、半径方向において内側周壁と同じ位置にある。これにより、雄スナップ本体において内側周壁及び爪部の基端よりも半径方向内側には雄スナップ本体の他の部分はなく、生地を露出させるための内側周壁の開口を極力大きく設定可能となる。
本発明において、雄スナップ本体は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、ステンレス鋼等の金属から形成されるが、それらに限定されるものではない。固定部材は、雄スナップ本体と同様の金属や熱可塑性樹脂等から形成可能である。固定部材が有する爪部の数は少なくとも2本であり、好ましくは3本以上、特に好ましくは4〜6本であるが、これらに限定されるものではない。
本発明の別の側面によれば、雌スナップ本体と、前記雌スナップ本体を生地に固定するための固定部材とからなる雌スナップボタンであって、前記雌スナップ本体は、雄スナップボタンの雄側係合部と着脱自在に係合可能な環状の雌側係合部材と、前記雌側係合部材を保持する保持部を含む金属製の環状部材と、金属製の複数の爪部とを備え、前記雌側係合部材又は前記環状部材は、その半径方向内側に前記生地を露出させる開口を規定し、前記開口の直径は、前記開口の半径方向外側端から前記雌スナップ本体の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さよりも大きく、前記固定部材は前記複数の爪部を受け入れる爪部収容部を含む雌スナップボタンが提供される。
本発明では、雌スナップボタンは雌スナップ本体と固定部材とから構成される。雌スナップ本体は、雌側係合部材と、金属製の環状部材と、金属製の複数の爪部とを備え、環状部材は雌側係合部材を保持する保持部を含む。雌側係合部材又は環状部材は、その半径方向内側に生地を露出させる開口を規定し、この開口の直径は、開口の半径方向外側端から雌スナップ本体の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さ(以下、「雌スナップ本体幅」ともいう。)よりも大きい。雌スナップボタンを生地に取り付ける場合、雌スナップ本体の複数の爪部を生地の一面側から他面側に貫通させ、生地の他面側において複数の爪部を固定部材の爪部収容部内に加締めつつ収容する。これにより雌スナップ本体が固定部材と共に生地に取り付けられる。この生地取付状態において、雌スナップ本体の爪部以外の部分である、雌側係合部材を保持部で保持した環状部材が生地の一面側に現れ、固定部材は生地の他面側から適用される。雌スナップボタンが生地に取り付けられた状態において、生地面が開口から外部に露出するが、この開口の直径が雌スナップ本体幅よりも大きいため、雌スナップ本体側で生地の一面側を比較的大きく露出させることが可能となる。このように生地を目立たせることができる一方、生地を露出させる開口の直径に比べ雌スナップ本体幅が小さいため、生地上で雄スナップ本体を目立たなくさせることができる。
本発明において、雌側係合部材が開口を規定する場合、雌側係合部材の半径方向内側端は環状部材の半径方向内側端よりも半径方向内側に位置する。また、環状部材が開口を規定する場合、環状部材の半径方向内側端は雌側係合部材の半径方向内側端よりも半径方向内側に位置する。
本発明の一実施形態では、前記環状部材は底壁を含み、前記複数の爪部は前記底壁の半径方向内側端から延び、前記底壁の半径方向内側端及び前記複数の爪部の基端が前記開口を規定する。本形態では、環状部材の底壁が雌スナップ本体において最も半径方向内側に延び、各爪部は底壁の半径方向内側端から延び、底壁の半径方向内側端及び複数の爪部の基端が開口を規定する。そのため、雌スナップ本体において底壁及び爪部の基端よりも半径方向内側には雌スナップ本体の他の部分や部材はなく、生地を露出させるための開口を極力大きく設定可能となる。
本発明において、雌側係合部材以外の雌スナップ本体である環状部材及び爪部材は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、ステンレス鋼等の金属から形成されるが、それらに限定されるものではない。雌側係合部材は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂あるいは環状部材及び爪部材と同様の金属から形成されるが、それらに限定されるものではない。固定部材は、環状部材及び爪部材と同様の金属や熱可塑性樹脂等から形成可能である。固定部材が有する爪部の数は少なくとも2本であり、好ましくは3本以上、特に好ましくは4〜6本であるが、これらに限定されるものではない。
本発明では、基本的に金属製である雄スナップボタン及び雌スナップボタンにおいて、生地を露出させる開口の直径を雄又は雌スナップ本体幅よりも大きくすることにより、雄又は雌スナップ本体で生地を極力隠さずに開口から生地を比較的大きく露出させて、生地をより目立たせることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る雄スナップボタンを生地に取り付けた状態を示す斜視図である。 図2は、図1の雄スナップボタンの断面図である。 図3は、生地に取り付けられた雄スナップボタンを固定部材側から見た平面図である。 図4は、生地に取り付ける前の雄スナップ本体と固定部材を示す斜視図である。 図5は雄スナップ本体の平面図である。 図6は、図5のA−A線に沿う雄スナップ本体の断面図である。 図7は固定部材の断面図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る雌スナップボタンを生地に取り付けた状態を示す斜視図である。 図9は、図8の雌スナップボタンの断面図である。 図10は、生地に取り付ける前の雌スナップ本体と固定部材を示す斜視図である。 図11は雌スナップ本体の平面図である。 図12は、図11のB−B線に沿う雌スナップ本体50の断面図である。 図13は雄スナップボタンと雌スナップボタンが係合した状態を示す断面図である。 図14は、本発明の別の実施形態に係る雌スナップボタンを生地に取り付けた状態を示す斜視図である。 図15は、生地に取り付ける前の雌スナップ本体を示す斜視図である。 図16は雌スナップ本体の平面図である。 図17は図16のC−C線に沿う雌スナップ本体の断面図である。 図18は、固定部材の変形例を示す断面図である。 図19は雌スナップ本体の変形例を示す平面図である。 図20は図19のD−D線に沿う雌スナップ本体の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明するが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及び均等の範囲内で適宜変更等することができる。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る雄スナップボタン10を生地1に取り付けた状態を示す斜視図及び断面図である。雄スナップボタン10は、雄スナップ本体20と固定部材30の2部品からなる。図3は、生地1に取り付けられた雄スナップボタン10を固定部材30側から見た平面図である。図4は、生地1に取り付ける前の雄スナップ本体20と固定部材30を示す斜視図である。図5は雄スナップ本体20の平面図である。図6は図5のA−A線に沿う雄スナップ本体20の断面図である。図7は固定部材30の断面図である。
以下の雄スナップ本体20の説明において、上下方向は図6の紙面に基づくものとする。雄スナップ本体20は、金属製の板材を絞り加工等して形成される単一部材であり、円環状の雄側係合部21と、雄側係合部21から軸方向下方へと一例として5本延びる爪部27とを備える。雄側係合部21は、後述する雌スナップボタン40の雄側係合部である雌側係合部材60と着脱自在に係合する部分である。雄側係合部21は、生地1に雄スナップボタン10を取り付けた状態において生地1の上面(一面)1a側に現れる。固定部材30は生地1の下面(他面)1b側に適用される。図2、図6等を参照して、雄スナップ本体20の雄側係合部21は、外側周壁22と、内側周壁23と、外内側周壁22、23の上端間を連結する連結部24と、外側周壁22の下端から半径方向外側に延びる環状鍔部25とを含む。環状鍔部25は雄スナップ本体20において最も半径方向外側に延びる。外側周壁22と内側周壁23との間には間隙が存在する。外側周壁22は、その外径が最大となる係合頭部26を上端部に有する。
内側周壁23は、雄側係合部21において最も半径方向内側にあり、内側周壁23の内周面23aは上下に開放する円形の開口28を規定する。図5を参照して、開口28の直径D1は、開口28の半径方向外側端から雄スナップ本体20の半径方向外側端まで、すなわち環状鍔部25の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さ(雄スナップ本体幅)W1よりも大きい。本実施形態では、D1はW1の約3倍である。雄スナップ本体20が生地1に取り付けられた状態で生地1の上面1aは開口28から外部に露出する(図1参照)。そのため、ユーザは、内側周壁23よりも半径方向内側に現れる生地1の上面1aを見ることができる。各爪部27は、雄側係合部21の内側周壁23の下端23bから連続的に下方に延びる。爪部27は、内側周壁23の下端23bにおいて周方向に等間隔で設けられる。各爪部27の周方向に沿う幅は上方の基端から下方へと縮小し、下端(先端)が鋭利となる。本例では、各爪部27は雄スナップ本体20の軸線に実質的に平行に延びる。各爪部27の基端(上端)の半径方向における位置は、雄側係合部21の内側周壁23の半径方向位置と実質的に同じである。そのため、雄スナップ本体20において、内側周壁23及び爪部27の基端が最も半径方向内側に存在し、内側周壁23及び爪部27の基端よりも半径方向内側に雄スナップ本体20の他の部分は存在しない。これにより、雄スナップ本体20を生地1に取り付けた状態において、生地1の上面1aを雄側係合部21で大きく隠すことなく、内側周壁23及び爪部27より半径方向内側の円形領域で比較的広く生地を露出させることができる。各爪部27は、雄スナップボタン10を生地1に取り付ける際に、生地1を上面1a側から下面1b側に貫通した後、固定部材30の後述する爪部収容部33内に湾曲しつつ受け入れられる。
以下の固定部材30の説明について、上下方向は図7の紙面に基づくものとする。固定部材30は、実質的に平坦で円形の中央部31と、中央部31の半径方向外側端から半径方向外側かつ下方へと延びる環状傾斜部32と、環状傾斜部32から更に半径方向外側に延びた後、上方かつ半径方向内側にC字状に湾曲する爪部収容部33とを備える。中央部31の下面には、文字、記号、図形等が印刷、めっき、刻印等によって付されてもよい。刻印の場合、中央部31の上下面に凹凸が生じ得る。また、後述するように中央部31が開口していたり(図18参照)、図示はしないが中央部31を文字、記号、図形等の形状でくり抜いて中央部31に貫通孔状のデザインを付与することができる。爪部収容部33はほぼ平坦な末端部34を含む。末端部34は、上下方向(軸方向)において中央部31のわずかに上方に位置する。末端部34の末端34aは、半径方向において環状傾斜部32と爪部収容部33との境界付近に位置する。爪部収容部33の末端34aは環状傾斜部32(及び他の固定部材30の部分)から離れており、末端34aと環状傾斜部32との間の環状の間隙(35)は、雄スナップボタン10を生地1に取り付ける際、生地1を下方に貫通した雄スナップ本体20の爪部27を、固定部材30の爪部収容部33の内部に受け入れる受け入れ口35となる。
生地1への取り付け前すなわち初期状態の雄スナップ本体20と固定部材30とを同心状に配置した場合、内側周壁23及び爪部27は、半径方向において、固定部材30の環状傾斜部32の上下端間に対応する位置にある。また、固定部材30の爪部収容部33の末端34aは、内側周壁23及び爪部27よりも半径方向においてわずかに外側に位置する。雄スナップ本体20の最大外径すなわち環状鍔部25の半径方向外側端の外径は、固定部材30の最大外径すなわち爪部収容部33の最大外径とほぼ同じである。
以下の雄スナップボタン10の生地1への取り付けの説明において、上下方向は図2の紙面に基づくものとする。雄スナップボタン10を図2に示すように生地1に取り付ける場合、図示しないボタン取付装置の上方ダイに雄スナップ本体20を保持させ、下方ダイに固定部材30をセットし、更に固定部材30上に生地1を配する。この状態から上方ダイを降下させると、雄スナップ本体20の各爪部27が生地1を下方に貫通した後、各爪部27の先端が固定部材30の環状傾斜部32に突き当たる。各爪部27は、次いで、環状傾斜部32の傾斜する上面に沿って半径方向外側に曲がりつつ受け入れ口35から爪部収容部33の内部に案内され、爪部収容部33の内面に沿ってC字状に湾曲するように加締められる。このように雄スナップ本体20の各爪部27が爪部収容部33内で加締められることにより、雄スナップ本体20が固定部材30と共に生地1に取り付けられる(図2参照)。生地1に取り付けられた状態において、雄側係合部21は生地1の上面1a上に円環状に現れ(図1参照)、環状鍔部25が生地1の上面1aに接する。また、雄側係合部21の内側周壁23の下端23bが生地1の上面1aに接し、内側周壁23の内周面23aが規定する開口28から生地1の上面1aが外部に露出する。上述したように開口28の直径D1>雄スナップ本体幅W1であるため、雄スナップ本体20の雄側係合部21が生地1上で比較的目立たず、上面1aをほとんど隠すことなく露出させるため、従来のスナップボタンに比べて生地1を目立たせることができる。更に、爪部27を雄スナップ本体20側に設け、爪部収容部33を固定部材30に設けたことにより、生地1上の雄側係合部21の厚さ(高さ)を薄くすることができる。
図8及び図9は、本発明の一実施形態に係る雌スナップボタン40を生地2に取り付けた状態を示す斜視図及び断面図である。雌スナップボタン40は、雌スナップ本体50と固定部材30の2部材からなる。固定部材30は、既述した雄スナップボタン10の固定部材30と共通のものである。図10は、生地2に取り付ける前の雌スナップ本体50と固定部材30を示す斜視図である。図11は雌スナップ本体50の平面図である。図12は図11のB−B線に沿う雌スナップ本体50の断面図である。
以下の雌スナップ本体50の説明について、上下方向は図12の紙面に基づくものとする。雌スナップ本体50は、円環状又はC字状の雌側係合部材60と、雌側係合部材60を保持する円環状の保持部51を含む金属製の環状部材51Aと、環状部材51Aから軸方向下方へと一例として5本延びる金属製の爪部57とを備える。雌側係合部材60は樹脂製又は金属製であり、上述した雄スナップボタン10の雄側係合部21と着脱自在に係合する部材である。図13は、雄スナップボタン10と雌スナップボタン40とが係合した状態を示す断面図である。雌側係合部材60は、その内径が最小となる係合端61を上下方向中間よりやや上に有する。雄スナップボタン10と雌スナップボタン40の着脱係合時において、雌側係合部材60は雄側係合部21の係合頭部26が雌側係合部材60の係合端61を軸方向一方又は他方に越える時、一時的に半径方向外側に弾性的に拡張可能である。環状部材51A及び爪部57は、金属製の板材を絞り加工等して形成される単一部材である。環状部材51Aは雌側係合部材60と共に、生地2に雌スナップボタン40を取り付けた状態において生地2の上面(一面)2a側に来る。固定部材30は生地2の下面(他面)2b側に適用される。図9、図12等を参照して、環状部材51Aは、雌側係合部材60を保持する保持部51を含む。保持部51は、周側壁52と、周側壁52の上端から半径方向内側に延びる上壁53と、周側壁52の下端から半径方向内側に延びる底壁54とを含む。雌側係合部材60は上壁53と底壁54との間に収容される。上壁53は、雌側係合部材60の半径方向外側部分を覆う。底壁54は雌側係合部材60の半径方向幅を越えて半径方向内側に延びる。底壁54における雌側係合部材60よりも半径方向内側に延びる部分は、厳密には環状部材51Aの一部ではあるが保持部51の一部ではない。すなわち、本実施形態では、環状部材51Aは保持部51と底壁54における雌側係合部材60よりも半径方向内側に延びる部分とからなる。図12等の初期状態において、雌側係合部材60と周側壁52との間にはわずかな間隙があり、この間隙が雄側係合部材60の半径方向外側への弾性的拡張を許容する。
本実施形態において、底壁54は、上壁53よりも半径方向内側に延びる。なお、底壁54と上壁53がほぼ同程度に半径方向内側に延びている場合もあり得る。各爪部57は、底壁54の半径方向内側端54aから連続的に下方に延びる。底壁54の半径方向内側端54aは各爪部57の基端(上端)57aと共に、上下に開放するほぼ円形の開口58を規定する。図11を参照して、開口58の直径D2は、開口58の半径方向外側端から雌スナップ本体50の半径方向外側端である周側壁52までの半径方向に沿う長さ(雌スナップ本体幅)W2よりも大きい。本実施形態では、D2はW2の約3倍である。雌スナップボタン40が生地2に取り付けられた状態で生地2の上面2aは開口58から外部に露出し(図8参照)、生地2上において各爪部57の基端57aが底壁54の半径方向内側端54aよりもわずかに半径方向内側に存在する。ユーザは、開口58から露出する生地2の上面2aを見ることができる。爪部57は、底壁54の半径方向内側端54aにおいて周方向に等間隔で設けられる。各爪部57の周方向に沿う幅は下方へと縮小して下端(先端)が鋭利となる。各爪部57は雌スナップ本体50の軸線に実質的に平行に延びる。そのため、各爪部57の半径方向における位置は、保持部51の底壁54の半径方向内側端54aの半径方向位置とほぼ同じである。本実施形態では、各爪部57は底壁54の半径方向内側端54aから半径方向内側にわずかに突き出るように湾曲しつつ下方に延びる。そのため、雌スナップ本体50において、爪部57の基端57aが最も半径方向内側に存在し、基端57aよりも半径方向内側に雌スナップ本体50の他の部分や部材は存在しない。また、上述したように開口58の直径D2>雌スナップ本体幅W2であるため、雌スナップ本体50を生地2に取り付けた状態において、環状部材51A及び雌側係合部材60が上面2aを大きく隠すことなく、開口58から上面2aを露出させて生地2を目立たせることができる。各爪部57は、雌スナップボタン40を生地2に取り付ける際に、生地2を上面2a側から下面2b側に貫通した後、固定部材30の爪部収容部33内に湾曲しつつ受け入れられる。
生地2への取り付け前すなわち初期状態の雌スナップ本体50と固定部材30とを同心状に配置した場合、爪部57は、半径方向において、固定部材30の環状傾斜部32の上下端間に対応する位置にある。
以下の雌スナップボタン40の生地2への取り付けの説明において、上下方向は図9の紙面に基づくものとする。雌スナップボタン40を図8に示すように生地2に取り付ける場合、図示しないボタン取付装置の上方ダイに雌スナップ本体50を保持させ、下方ダイに固定部材30をセットし、更に固定部材30上に生地2を配する。この状態から上方ダイを降下させると、雌スナップ本体50の各爪部57が生地2を下方に貫通した後、各爪部57の先端が固定部材30の環状傾斜部32に突き当たる。各爪部57は、次いで、環状傾斜部32の傾斜する上面に沿って半径方向外側に曲がりつつ受け入れ口35から爪部収容部33の内部に案内され、爪部収容部33の内面に沿ってC字状に湾曲するように加締められる。このように雌スナップ本体50の各爪部57が爪部収容部33内で加締められることにより、雌スナップ本体50が固定部材30と共に生地2に取り付けられる(図9参照)。生地2に取り付けられた状態において、雌側係合部材60を保持部51で保持した環状部材51Aが生地2の上面2a上に円環状に現れ(図8参照)、環状部材51Aの底壁54が生地2の上面2aに接する。また、底壁54の半径方向内側端54a及び各爪部57の基端57aが規定する開口58から生地2の上面2aが外部に露出する。上述したように開口58の直径D2>雌スナップ本体幅W2であるため、環状部材51A及び雌側係合部材60が生地2の上面2aをほとんど隠すことなく露出させるため、従来のスナップボタンに比べて生地2上で雌スナップ本体50が目立たず、生地2を目立たせることができる。更に、爪部57を雌スナップ本体50側に設け、爪部収容部33を固定部材30に設けたことにより、生地2上の保持部51の厚さ(高さ)を薄くすることができる。
図14は、本発明の別の実施形態に係る雌スナップボタン140を生地2(図8の生地2と同じものであるため同じ参照番号を用いる。)に取り付けた状態を示す斜視図である。雌スナップボタン140は、雌スナップ本体150と既述したものと同じ固定部材30の2部材からなる。図15は、生地2に取り付ける前の雌スナップ本体150を示す斜視図である。図16は雌スナップ本体150の平面図である。図17は図16のC−C線に沿う雌スナップ本体150の断面図である。以下の雌スナップ本体150の説明について、上下方向は図17の紙面に基づくものとする。雌スナップ本体150は、上述した雌スナップ本体50と同様に、雌側係合部材60と、保持部51を含む環状部材151Aと、環状部材151Aから軸方向下方へと一例として5本延びる爪部157とを備える。雌スナップ本体150は、雌スナップ本体50と比べて、雌スナップ本体150における爪部157の基端157aと、環状部材151Aの底壁154の半径方向内側端154aとが以下に述べるように異なる。これら相違点以外、雌スナップ本体150は雌スナップ本体50と実質的に共通する構成である。そのため、雌側係合部材60及び保持部51の周側壁52及び上壁53については同じ参照番号を用い、共通部分の説明は省略する。
雌スナップ本体150の環状部材151Aの底壁154は、その半径方向内側端154aに、各爪部157の基端157aの周方向両側(環状部材151Aの周方向における基端157aの両側)に半径方向に沿う2つ1組のスリット159が設けられている。各スリット159は底壁154の半径方向内側端154aから半径方向外側に向けてわずかに入れられる。本実施形態では、各爪部157は底壁154の各組のスリット159間において半径方向内側にわずかに突き出るように湾曲しつつ下方に延びる。底壁154の各組のスリット159間部分(以下、「スリット間部分」という。)では、底壁154の半径方向内側端154aは各組のスリット159の半径方向外側端を結ぶ周方向に沿う仮想線であり、この仮想線から各爪部157が延び始める。雌スナップ本体150では、雌スナップ本体50に比べ、スリット159が設けられた分、各爪部157の基端157aの半径方向位置が半径方向外側にわずかにずれる。底壁154のスリット間部分以外の部分(以下、「非スリット間部分」という。)における底壁154の半径方向内側端154aは、スリット間部分の半径方向内側端154a(上記仮想線)よりも半径方向内側に位置する。雌スナップ本体150が生地2に取り付けられた状態において、図16から分かるように、各爪部157の基端157aは、非スリット間部分の底壁154の半径方向内側端154aとほぼ同じ半径方向位置にある。各爪部157の基端157aと底壁154の非スリット間部分の半径方向内側端154aは、上下に開放するほぼ円形の開口158を規定する。図16を参照して、開口158の直径D3は、開口158の半径方向外側端から雌スナップ本体150の半径方向外側端である周側壁52までの半径方向に沿う長さ(雌スナップ本体幅)W3よりも大きい。本実施形態では、D3はW3の約3倍である。雌スナップボタン140が生地2に取り付けられた状態で生地2の上面2aは開口158から外部に露出する(図14参照)。開口158の直径D3>雌スナップ本体幅W3であるため、雌スナップ本体150を生地2に取り付けた状態において、環状部材151A及び雌側係合部材60が上面2aを大きく隠すことなく、開口158から上面2aを露出させて生地2を目立たせることができる。
図18は、固定部材30の変形例である固定部材30aの断面図である。固定部材30aは、既述した固定部材30の中央部31に対応する部分を切除して開口31aとしたものである。固定部材30aは開口31a以外、固定部材30と共通するため、環状傾斜部32と爪部収容部33について同じ参照番号を用いて説明を省略する。この固定部材30aを用いた場合、雌スナップボタン140を生地2に取り付けた状態で、開口31aから生地2の下面2bを露出させ、目立たせることができる。
以上に説明した雌スナップボタン40、140では、生地2を露出させる開口58、158を、環状部材51A、151Aが爪部57、157の基端57a、157aと共に規定しているが、本発明に係る雌スナップボタンは、そのよう実施形態に限定されるものではなく、以下に述べるように雌側係合部材260が開口258を規定してもよい。図19は、本発明の第3実施形態に係る雌スナップボタンにおける雌スナップ本体250の平面図である。図20は図19のD−D線断面図である。なお、雌スナップ本体250と共に雌スナップボタンを構成する固定部材30は既述したものと実質的に同じである。雌スナップ本体250は、環状の雌側係合部材260と、保持部251を含む環状部材251Aと、環状部材251Aから軸方向下方へと一例として5本延びる爪部257とを備える。本実施形態では、環状部材251Aの全部分が保持部251となり、保持部251の上壁53及び周側壁52は雌スナップボタン40と共通するため、同じ参照番号を用いる。本実施形態において、雌側係合部材260の半径方向内側端である係合端261は、保持部251(環状部材251A)の底壁254の半径方向内側端254aよりも半径方向内側に位置する。また、係合端261は上壁53の半径方向内側端53aよりも半径方向内側に位置する。そのため、雌側係合部材260の係合端261が生地を露出させる開口258を規定する。図19を参照して、開口258の直径D4は、開口258の半径方向外側端から雌スナップ本体250の半径方向外側端である周側壁52までの半径方向に沿う長さ(雌スナップ本体幅)W4よりも大きい。本実施形態では、D4はW4の約4倍である。図示はしないが、雌スナップ本体250を生地に取り付けた状態において、生地の上面が開口258から外部に露出する。この際、各爪部257の基端257aは雌側係合部材260によってユーザからは見えないか、もしくは見えにくい。開口258の直径D4>雌スナップ本体幅W4であるため、環状部材251A及び雌側係合部材260が生地の上面を大きく隠すことなく、開口258から生地の上面を露出させて生地を目立たせることができる。
1、2 生地
10 雄スナップボタン
20 雄スナップ本体
21 雄側係合部
22 外側周壁
23 内側周壁
23a 内側周壁の内周面
23b 内側周壁の下端
26 係合頭部
27 爪部
28 開口
30 固定部材
32 環状傾斜部
33 爪部収容部
40、140 雌スナップボタン
50、150、250 雌スナップ本体
51、151、251 保持部
51A、151A、251A 環状部材
54、154、254 底壁
54a、154a、254a 底壁の半径方向内側端
57、157、257 爪部
57a、157a、257a 爪部の基端
58、158、258 開口
60、260 雌側保持部材(雌側保持部)
61、261 係合端
159 スリット

Claims (5)

  1. 金属製の雄スナップ本体(20)と、前記雄スナップ本体(20)を生地(1)に固定するための固定部材(30、30a)とからなる雄スナップボタン(10)であって、前記雄スナップ本体(20)は、雌スナップボタン(40、140)の雌側係合部(60)と着脱自在に係合可能な環状の雄側係合部(21)と、複数の爪部(27)とを備え、前記雄側係合部(21)は、その半径方向内側に前記生地(1)を露出させる開口(28)を規定し、前記開口(28)の直径(D1)は、前記開口(28)の半径方向外側端から前記雄スナップ本体(20)の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さ(W1)よりも大きく、前記固定部材(30、30a)は前記複数の爪部(27)を受け入れる爪部収容部(33)を含む雄スナップボタン。
  2. 前記雄側係合部(21)は、前記開口(28)を規定する内側周壁(23)を含み、前記複数の爪部(27)は前記内側周壁(23)から延びる請求項1に記載の雄スナップボタン。
  3. 前記固定部材(30、30a)は、前記複数の爪部(27)を前記爪部収容部(33)に案内するための環状傾斜部(32)を含む請求項1又は2に記載の雄スナップボタン。
  4. 雌スナップ本体(50、150、250)と、前記雌スナップ本体(50、150、250)を生地(2)に固定するための固定部材(30、30a)とからなる雌スナップボタン(40、140)であって、前記雌スナップ本体(50、150、250)は、雄スナップボタン(10)の雄側係合部(21)と着脱自在に係合可能な環状の雌側係合部材(60、260)と、前記雌側係合部材(60、260)を保持する保持部(51、151、251)を含む金属製の環状部材(51A、151A、251A)と、金属製の複数の爪部(57、157、257)とを備え、前記雌側係合部材(60、260)又は前記環状部材(51A、151A、251A)は、その半径方向内側に前記生地(2)を露出させる開口(58、158、258)を規定し、前記開口(58、158、258)の直径(D2、D3、D4)は、前記開口(58、158、258)の半径方向外側端から前記雌スナップ本体(50、150、250)の半径方向外側端までの半径方向に沿う長さ(W2、W3、W4)よりも大きく、前記固定部材(30、30a)は前記複数の爪部(57、157、257)を受け入れる爪部収容部(33)を含む雌スナップボタン。
  5. 前記環状部材(51A、151A)は底壁(54、154)を含み、前記複数の爪部(57、157)は前記底壁(54、154)の半径方向内側端(54a、154a)から延び、前記底壁(54、154)の半径方向内側端(54a、154a)及び前記複数の爪部(57、157)各々の基端(57a、157a)が前記開口(58、158)を規定する請求項4に記載の雌スナップボタン。
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