JPWO2020035915A1 - プレス成形装置、及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

プレス成形装置は、加熱されたワークを冷却しながらプレスして成形するプレス成形装置でよい。プレス成形装置は、ワークを支持する第1型を備えてよい。プレス成形装置は、第1型に対向して配置される第2型を備えてよい。第1型は、ワークを成形するための第1成形面を有するパンチを有してよい。第1型は、パンチの第1成形面から延びる側面に沿って移動可能に配置され、ワークの端部を支持する支持面を有するブランクホルダーを有してよい。第2型は、第1成形面に対向し、ワークを成形するための第2成形面を有するダイ部を有してよい。第2型は、ダイ部と一体的に構成されたトリム部を有してよい。トリム部は、ワークの端部をカットする刃部を有してよい。ダイ部は、第2成形面に沿って、ワークを冷却するための冷媒を流通させる流通路を有してよい。

Description

本発明は、プレス成形装置、及び製造方法に関する。
非特許文献1には、加熱したワークを冷却しながらプレスして成形した後、トリムダイを下降させてワークの端部をカットする製法が開示されている。上記の製法によれば、成形途中にトリムダイがパッドよりも先行して移動しないように、金型に油圧タンカー及び油圧タンカーを制御する油圧発生装置などの反力発生装置を設ける必要がある。特許文献1には、トリムダイ及びブランクホルダーに、ワークがトリミング前のプレス成形中にパンチ側切刃及びダイ側切刃に接触しないように、ワークの姿勢を規制する規制部を設けることが記載されている。
非特許文献1 「プレス技術2014年8月号」 52巻 第8号 ページ22−23 「[特集]本格化するホットスタンピング最新技術動向 ホットスタンプ(ホットスタンイング)型内トリム製法の開発」、日刊工業新聞
特許文献1 特許第6256571号公報
解決しようとする課題
ホットスタンプ成形(ホットプレス成形、またはPHSなどとも呼ばれる)などのプレス成形を行う場合、フォーミングダイに、ワークを冷却するための冷媒を流通させる流通路を設けることがある。しかし、ワークの形状によっては、フォーミングダイに流通路を設けることが困難な場合がある。
一般的開示
本発明の一態様に係るプレス成形装置は、加熱されたワークを冷却しながらプレスして成形するプレス成形装置でよい。プレス成形装置は、ワークを支持する第1型を備えてよい。プレス成形装置は、第1型に対向して配置される第2型を備えてよい。第1型は、ワークを成形するための第1成形面を有するパンチを有してよい。第2型は、第1成形面に対向し、ワークを成形するための第2成形面を有するダイ部を有してよい。第2型は、ダイ部と一体的に構成されるトリム部を有してよい。トリム部は、ワークの端部をカットする刃部を有してよい。ダイ部は、第2成形面に沿って、ワークを冷却するための冷媒を流通させる流通路を有してよい。
第1型は、パンチの第1成形面から延びる側面に沿って移動可能に配置され、ワークの端部を支持する支持面を有するブランクホルダーを有してよい。
トリム部は、第2成形面から延びブランクホルダーに対向するダイ部の固定面に固定されることで、ダイ部と一体的に構成されてよい。
トリム部は、ダイ部の固定面に着脱可能に固定されてよい。
トリム部は、支持面に対向し支持面との間にワークの端部を挟持する挟持面を有し、挟持面が刃部よりブランクホルダー側に突出する突出部を有してよい。
第2成形面は、ワークを折り曲げてフランジ部を成形するための段部を含んでよい。刃部は、突出部の角部と、段部とに接する接線の内側に設けられてよい。
ブランクホルダーの支持面と突出部の挟持面との間にワークの端部を挟持した状態で、ダイ部及びトリム部を第1型に向かって移動させるとともに、ブランクホルダーをパンチの側面に沿って移動させることで、第1成形面と第2成形面とによりワークをプレスして成形し、ダイ部及びトリム部が下死点に到達する前に、刃部がワークの端部をカットしてよい。
本発明の一態様に係る製造方法は、加熱されたワークを第1型と第2型との間に挟んで冷却しながらプレスして成形することでプレス成形品を製造する製造方法でよい。第1型は、ワークを成形するための第1成形面を有するパンチを備えてよい。第1型は、パンチの第1成形面から延びる側面に沿って移動可能に配置され、ワークの端部を支持する支持面を有するブランクホルダーを備えてよい。第2型は、第1成形面に対向し、ワークを成形するための第2成形面を有するダイ部を備えてよい。第2型は、ダイ部と一体的に構成されたトリム部を備えてよい。トリム部は、ワークの端部をカットする刃部を有してよい。ダイ部は、第2成形面に沿って、ワークを冷却するための冷媒を流通させる流通路を有してよい。製造方法は、ブランクホルダーとトリム部との間にワークの端部を挟持した状態で、ダイ部及びトリム部を第1型に向かって移動させるとともに、ブランクホルダーをパンチの側面に沿って移動させることで、第1成形面と第2成形面とによりワークをプレスして成形し、ダイ部及びトリム部が下死点に到達する前に、刃部がワークの端部をカットする工程を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
ホットスタンプ型内トリム製法の一例について説明するための図である。 ホットスタンプ型内トリム製法の一例について説明するための図である。 ホットスタンプ型内トリム製法の一例について説明するための図である。 ホットスタンプ型内トリム製法の一例について説明するための図である。 パッドのワークのフランジ部を成形する部分の拡大図である。 本実施形態に係るプレス成形装置について説明するための図である。 本実施形態に係るプレス成形装置について説明するための図である。 本実施形態に係るプレス成形装置について説明するための図である。 トリム部及びトリム部付近のダイ部の一部の拡大図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
ホットスタンプ成形(ホットプレス成形、またはPHSなどとも呼ばれる)において、プレス成形品が冷却されて1500MPa相当の強度になった後に、カットすることが考えられる。しかし、冷却後にカットされたプレス成形品のカット部分の強度(硬度)及び残留応力は高く、遅れ破壊が発生する可能性がある。このような遅れ破壊を防止するために、冷却される前に高温状態のワークをカットすることが考えられる。これにより、プレス成形品の強度(硬度)及び残留応力が低くなり、遅れ破壊が発生する可能性を低減できる。
図1A、図1B、図1C、及び図1Dは、冷却される前に高温状態のワークをカットするホットスタンプ型内トリム製法の一例について説明するための図である。この製法によれば、加熱したワークを冷却しながらプレスして成形した後、トリムダイを下降させてワークの端部をカットする。
プレス成形装置は、上型10及び下型30を備える。上型10と下型30との間にワーク50が配置される。上型10は、ダイホルダー12、トリムダイ14、パッド16、及び油圧タンカーなどの反力発生装置20を有する。パッド16は、成形面16aに沿って配置され、ワーク50を冷却するための水などの冷媒を流通させる流通路19を有する。下型30は、パンチホルダー32、パンチ34、ブランクホルダー36、及びスプリングなどの反力発生装置38を有する。パンチ34は、成形面34aに沿ってワーク50を冷却するための水などの冷媒を流通させる流通路39を有する。
トリムダイ14は、ダイホルダー12に固定されている。パッド16は、ダイホルダー12に近づく方向及び遠ざかる方向に移動可能に反力発生装置20に連結されている。ダイホルダー12は、反力発生装置20を保持する。
パンチ34は、パンチホルダー32に固定されている。ブランクホルダー36は、反力発生装置38を介してパンチホルダー32に近づく方向及び遠ざかる方向に移動可能にパンチホルダー32に連結されている。
図1Bに示すように、加熱されたワーク50の端部52が、トリムダイ14の挟持面14aとブランクホルダー36の支持面36aとの間に挟持される。この状態で、ダイホルダー12がプレス圧11を受けて下型30側に移動する。このとき、パッド16は、反力発生装置20からの油圧17を受けて、トリムダイ14とともに下型30側に移動する。これにより、パッド16の成形面16aと、パンチ34の成形面34aとで、ワーク50をプレスして成形する。
図1Cに示すように、パッド16が下死点まで移動すると、パッド16が受ける油圧ストロークが調整され、パッド16は下死点に留まる。ダイホルダー12は、さらにプレス圧11を受けて下型30側に移動する。このとき、トリムダイ14のみがパンチ34に対して移動する。これにより、トリムダイ14の角の刃部14bで、ワーク50の端部52がカットされる。
以上のような製法によれば、プレス成形の途中で、トリムダイ14がパッド16よりも先行して移動しないように、反力発生装置20の油圧でパッド16の移動を制御する必要がある。しかし、反力発生装置20を設置することにより、コストが増加する可能性がある。また、反力発生装置20を備えることで、金型が大型化してしまう可能性がある。
図2は、図1Cの符号60で囲んだ部分を拡大した図である。プレス成形品によっては、ワーク50のフランジ部54の幅wが、深絞り成形の深さhよりも非常に短く、パッド16の強度を確保することが困難な場合がある。しかも、パッド16は、ワーク50を冷却するための水などの冷媒を流通させる流通路19を有する。パッド16の内部に流通路19を形成することで、パッド16の肉厚16cがさらに薄くなる。したがって、プレス成形品のフランジ部の幅が狭いと、パッド16の強度を確保しつつ、パッド16の流通路19の配置、及び加工を行うことがより困難になる場合がある。
そこで、本実施形態に係るプレス成形装置は、油圧タンカーを利用せずに、ホットスタンプ成形の工程において、トリミングを行う。また、ワークの形状によらず、パッドの強度を確保しつつ、パッドに流通路を配置できるようにする。
図3A、図3B、図3C、及び図4を参照して、本実施形態に係るプレス成形装置について説明する。
ホットプレス成形装置は、加熱されたワーク500を冷却しながらプレスして成形することで、プレス成形品を製造する。ホットプレス成形装置は、金型として、上型100と、下型200とを備える。上型100は、第2型の一例である。下型200は、第1型の一例である。上型100が第1型として機能し、下型200が第2型として機能してもよい。下型200は、ワーク500を支持する。上型100は、下型200に対向して配置される。ワーク500は、板材でよい。ブランク材500は、硬鋼、軟鋼、アルミニウム、チタン又は銅などの金属材料からなる板材でよい。
下型200は、パンチホルダー202、パンチ204、ブランクホルダー206、及びスプリングなどの反力発生装置208を有する。パンチ204は、上型100に対向して、ワーク500を成形するための成形面204aを有する。成形面204aは、第1成形面の一例である。ブランクホルダー206は、パンチ204の成形面204aからパンチホルダー202側に延びる側面204bに沿って移動可能に配置され、ワーク500の端部502を支持する支持面206aを有する。パンチ204は、成形面204aに沿って配置され、ワーク500を冷却するための冷媒を流通させる流通路209を有する。
上型100は、ダイホルダー102、ダイ部104、可動パッド108、及びトリム部110を有する。ダイ部104は、ダイホルダー102に固定される。ダイ部104は、パンチ204の成形面204aに対向し、ワーク500を成形するための成形面104aを有する。成形面104aは、第2成形面の一例である。ダイ部104は、成形面104aに沿って配置され、ワーク500を冷却するための冷媒を流通させる流通路109を有する。可動パッド108は、ワーク500を冷却するための冷媒を流通させる流通路113を有する。なお、上型100は、可動パッド108を有さなくてもよい。下型200は、ブランクホルダー206を有さなくてもよい。
トリム部110は、ダイ部104と一体的に構成されてよい。これにより、ダイ部104の強度が低減することを抑制できる。トリム部110は、成形面104aから延びブランクホルダー206に対向するダイ部104の固定面104bに固定されることで、ダイ部104と一体的に構成されてよい。トリム部110は、ダイ部104の固定面104bにボルト130を介して着脱可能に固定されてよい。これにより、トリム部110の交換が容易にできる。トリム部110は、ダイ部104と物理的に一体的に構成されてもよい。トリム部110は、ダイ部104と同一の材料で、物理的に一体的に構成されてもよい。ここで、トリム部110がダイ部104と一体的に構成されるとは、トリム部110及びダイ部104が同一材料で物理的に一体的に構成される形態以外に、トリム部110及びダイ部104が別体で構成され、トリム部110及びダイ部104がボルト締結、接着などによって一体的に結合されている形態も含む概念である。
トリム部110は、ワーク500の端部502をカットする刃部110aを有する。トリム部110は、成形面104a側の側部に刃部110aを有する。トリム部110は、刃部110aからブランクホルダー206側に段差を形成する突出部112をさらに有する。突出部112は、ブランクホルダー206の支持面206aに対向し支持面206aとの間にワーク500の端部502を挟持する挟持面110bを有する。挟持面110bは、刃部110aよりブランクホルダー206側に突出する。突出部112の成形面204a側の角部の断面は、曲線状でもよい。
図3Aに示すように、ブランクホルダー206の支持面206aと突出部112の挟持面110bとの間にワーク500の端部502を挟持し、可動パッド108とパンチ204との間にワーク500の一部を挟持した状態で、ダイホルダー102にプレス圧111が加えられる。これにより、図3Bに示すように、ダイ部104及びトリム部110が下型200に向かって移動し、ブランクホルダー206がパンチ204の側面204bに沿って移動する。
ワーク500が、ダイ部104と、パンチ204との間に挟まれて、成形面204aと成形面104aとによりプレスされて予め定められた形状に成形される。そして、図3Cに示すように、ダイ部104及びトリム部110が下死点に到達する前に、刃部110aがワーク500の端部502をカットする。ダイ部104及びトリム部110が下死点に到達する直前に刃部110aがワーク500の端部502をカットしてよい。なお、上型100が第1型として機能する場合、ワーク500は、挟持された状態で第2型として機能する下型200に向かって移動し、成形及びカットされる。
加熱されたワーク500は、プレスされながらパンチ204の成形面204aに向かって成形される。ワーク500がプレスされる間に、ワーク500が刃部110aに接触していると、ワーク500との摩擦で刃部110aが摩耗しやすくなる。そこで、トリム部110が、刃部110aよりブランクホルダー206側に突出する挟持面110bを有する突出部112を備える。これにより、ワーク500がカットされる前に、プレスの間にワーク500が刃部110aに接触しにくくなる。よって、ワーク500との摩擦で刃部110aが摩耗することを抑制できる。
トリム部110は、成形面104aから延びブランクホルダー206に対向するダイ部104の固定面104bに固定される。トリム部110は、ダイホルダー102ではなく、ダイ部104に固定される。これにより、ダイ部104の幅が、プレス成形品のフランジ部の幅に制限されない。よって、プレス成形品のフランジ部の幅の制約を受けることなく、ダイ部104の内部に水などの冷媒を流通させる流通路109を設けることができる。これにより、流通路109を設けたとしても、ダイ部104の強度が低減することを抑制できる。
また、本実施形態に係るプレス成形装置によれば、トリム部110とダイ部104との位置調整のための油圧タンカーを設ける必要がない。したがって、金型を小型化できる。
図4に示すように、ダイ部104の成形面104aは、ワーク500を折り曲げてフランジ部を成形するための段部104cを含む。段部104cは、成形面104aのフランジ部を成形するための終端部分から立ち上がることで形成される。刃部110aは、符号612で囲む部分に示すように、突出部112の角部112dと、段部104cとに接する仮想的な接線610の内側に設けられてよい。刃部110aは、角部112dと、段部104cとに接する接平面の内側に設けられてよい。なお、成形解析によって、図4に示すワーク500のように成形解析線が接線の外側に存在する結果が得られる場合がある。この場合には、刃部110aは、成形解析線の内側に設けられていれば、接線610の外側に設けられてもよい。これにより、刃部110aがワーク500をカットする前に、ワーク500が刃部110aに接触して引きずられることをより確実に防止できる。よって、刃部110aの摩耗をより確実に抑制できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 上型
12 ダイホルダー
14 トリムダイ
14a 挟持面
14b 刃部
16 パッド
16a 成形面
16c 肉厚
19 流通路
20 反力発生装置
30 下型
32 パンチホルダー
34 パンチ
34a 成形面
36 ブランクホルダー
36a 支持面
38 反力発生装置
39 流通路
50 ワーク
52 端部
54 フランジ部
100 上型
102 ダイホルダー
104 ダイ部
104a 成形面
104b 固定面
104c 段部
108 可動パッド
109 流通路
110 トリム部
110a 刃部
110b 挟持面
112 突出部
112d 角部
113 流通路
130 ボルト
200 下型
202 パンチホルダー
204 パンチ
204a 成形面
204b 側面
206 ブランクホルダー
206a 支持面
208 反力発生装置
209 流通路
500 ワーク
502 端部
610 接線

Claims (8)

  1. 加熱されたワークを冷却しながらプレスして成形するプレス成形装置であって、
    前記ワークを支持する第1型と、
    前記第1型に対向して配置される第2型と
    を備え、
    前記第1型は、
    前記ワークを成形するための第1成形面を有するパンチ
    を有し
    前記第2型は、
    前記第1成形面に対向し、前記ワークを成形するための第2成形面を有するダイ部と、
    前記ダイ部と一体的に構成されるトリム部と
    を有し、
    前記トリム部は、前記ワークの端部をカットする刃部を有し、
    前記ダイ部は、前記第2成形面に沿って、前記ワークを冷却するための冷媒を流通させる流通路を有する、プレス成形装置。
  2. 前記第1型は、前記パンチの前記第1成形面から延びる側面に沿って移動可能に配置され、前記ワークの前記端部を支持する支持面を有するブランクホルダーをさらに有する、請求項1に記載のプレス成形装置。
  3. 前記トリム部は、前記第2成形面から延び前記ブランクホルダーに対向する前記ダイ部の固定面に固定されることで、前記ダイ部と一体的に構成される、請求項2に記載のプレス成形装置。
  4. 前記トリム部は、前記ダイ部の前記固定面に着脱可能に固定される、請求項3に記載のプレス成形装置。
  5. 前記トリム部は、前記支持面に対向し前記支持面との間に前記ワークの前記端部を挟持する挟持面を有し、前記挟持面が前記刃部より前記ブランクホルダー側に突出する突出部をさらに有する、請求項2から4の何れか1つに記載のプレス成形装置。
  6. 前記第2成形面は、前記ワークを折り曲げてフランジ部を成形するための段部を含み、
    前記刃部は、前記突出部の角部と、前記段部とに接する接線の内側に設けられる、請求項5に記載のプレス成形装置。
  7. 前記ブランクホルダーの前記支持面と前記突出部の前記挟持面との間に前記ワークの前記端部を挟持した状態で、前記ダイ部及び前記トリム部を前記第1型に向かって移動させるとともに、前記ブランクホルダーを前記パンチの前記側面に沿って移動させることで、前記第1成形面と前記第2成形面とにより前記ワークをプレスして成形し、前記ダイ部及び前記トリム部が下死点に到達する前に、前記刃部が前記ワークの前記端部をカットする、請求項5または6に記載のプレス成形装置。
  8. 加熱されたワークを第1型と第2型との間に挟んで冷却しながらプレスして成形することでプレス成形品を製造する製造方法であって、
    前記第1型は、前記ワークを成形するための第1成形面を有するパンチと、前記パンチの前記第1成形面から延びる側面に沿って移動可能に配置され、前記ワークの端部を支持する支持面を有するブランクホルダーとを備え、
    前記第2型は、前記第1成形面に対向し、前記ワークを成形するための第2成形面を有するダイ部と、前記ダイ部と一体的に構成されたトリム部とを備え、
    前記トリム部は、前記ワークの前記端部をカットする刃部を有し、
    前記ダイ部は、前記第2成形面に沿って、前記ワークを冷却するための冷媒を流通させる流通路を有し、
    前記製造方法は、
    前記ブランクホルダーと前記トリム部との間に前記ワークの前記端部を挟持した状態で、前記ダイ部及び前記トリム部を前記第1型に向かって移動させるとともに、前記ブランクホルダーを前記パンチの前記側面に沿って移動させることで、前記第1成形面と前記第2成形面とにより前記ワークをプレスして成形し、前記ダイ部及び前記トリム部が下死点に到達する前に、前記刃部が前記ワークの前記端部をカットする工程を備える、製造方法。
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