JP6314925B2 - プレス加工装置 - Google Patents
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Description
さらに、上記切刃の側方に、該切刃よりもプレス方向の前方に、すなわち、上記トリム刃側に突き出た状態に設けられ、上記ワークのプレス成形時に上記パンチが上記ダイに接近することに伴って上記ワークと当接することにより、上記ワークが上記切刃に接触することを妨げる切刃防護部材を備えていて、
上記プレス成形は、上記ワークの上記切刃に対応する部分に該切刃の長手方向に沿って波打ちを生ずるものであり、
上記切刃防護部材は、上記波打ちに伴って上記ワークが上記切刃に向かって凸変形する部位に対応するように配置されていることを特徴とする。
そうして、切刃防護部材の退避手段を設けたケースでは、切刃防護部材をパンチ又はダイの直ぐそばに配置することができるため、ワークのトリミング代を広く確保する必要がなく、歩留まりの向上に有利になる。
また、切刃防護部材を、プレス成形に伴う波打ちによってワークが上記切刃に向かって凸変形する部位に対応するように配置したケースでは、そのワークの凸変形した部分によって切刃に摩耗を生ずることが防止される。
本例のプレス加工装置では、図2(A)に示す平板状のワーク6から図2(C)に示すハット型断面形状のプレス成形品を得る。パンチ2及びフォーミングダイ4によるワーク6の成形が進むにつれて、ワーク6の両側部が中央側へ引き寄せられる。このワーク6の両側部が引き寄せられるときにパンチ2の両側縁のトリミング用切刃8を擦ることが繰り返されると、この切刃8が摩耗していく。特に、図2(B)に示すように、プレス成形の途中でワーク6の両側部に切刃8に沿って波打ち26を生ずるケースでは、その波打ち26によって切刃8に向かって凸変形した部分が切刃6を強く擦ることになる。
図3に示すように、上型3が下降すると、ワーク6はパンチ2とフォーミングダイ4に挟まれて上向きの凸になるように変形する。このとき、ワーク6の両側縁は、切刃8の直ぐそばに配置された切刃防護部材31に当接した状態になる。切刃防護部材31は切刃8よりもトリム刃14の方へ出た位置でワーク6と当接するから、ワーク6は切刃防護部材31に妨げられ、切刃8には接触しない。
切刃防護部材31を防護位置(ワーク6がトリミング用切刃8に接触することを妨げる位置)から退避させる手段について説明する。
本形態を図7乃至図10に示す。本形態では、カム機構により、上型3の下降動を利用して切刃防護部材31を水平に移動させ、トリミング用切刃8から側方へ離れるように退避させる。
本形態を図11乃至図14に示す。本形態は、ダイホルダ10に固定されたフォーミングダイ4の両側縁にトリミング用切刃8が設けられ、パンチホルダ7にトリム刃14を備えたトリムダイ5が固定されているケースである。切刃防護部材31はダイホルダ10側に設けられ、この切刃防護部材31の退避には第1形態と同じくカム機構が利用されている。
本形態を図15乃至図18に示す。本形態は、第1形態と同じく、パンチホルダ7に固定されたパンチ2の両側縁にトリミング用切刃8が設けられたケースであり、パンチホルダ7に設けられた切刃防護部材31の退避手段が第1形態と相違し、他の構成は同じである。以下、退避手段について説明する。
本形態は、切刃防護部材31が垂直に退避するケースであり、図19に示す。すなわち、パンチ2の両側縁にトリミング用切刃8が設けられ、切刃防護部材31は、パンチ2の両側において、パンチホルダ7に上下動自在に且つ付勢手段36によって上昇する方向に付勢して設けられている。一方、ダイホルダ10には、上型3の下降に伴ってトリム刃14がワーク6に当たる直前から切刃防護部材31に当接する押当て部35が設けられている。
第1形態乃至第4形態は上型3の下降動を動力源として切刃防護部材31を切刃防護位置から退避させるが、本形態は、切刃防護部材31を切刃防護位置から退避させる別の動力源を持つケースである。
本形態は、第5形態と同じく、切刃防護部材31を切刃防護位置から退避させる別の動力源を持つケースである。
本形態6、第5形態と同じく、切刃防護部材31を切刃防護位置から退避させる別の動力源を持つケースである。
上記各実施形態では、ダイホルダ10に対するフォーミングダイ4の支持、並びにパンチホルダ7に対するパンチ2の支持に油圧シリンダ13を用いたが、その支持手段としては、エア式又は油圧式のクッション、ガススプリング、コイルバネ等を採用することもできる。
2 パンチ
3 上型
4 フォーミングダイ
5 トリムダイ
6 ワーク
7 パンチホルダ
8 トリミング用切刃
9 スクラップ受け
10 ダイホルダ
13 油圧シリンダ
14 トリム刃
26 波打ち
27 スクラップ
31 切刃防護部材
32 カムドライバー(退避手段の構成要素)
33 カムドライバー(退避手段の構成要素)
34 カム斜面(退避手段の構成要素)
35 押当て部(退避手段の構成要素)
36 付勢手段(退避手段の構成要素)
37 アクチュエータ(退避手段の構成要素)
Claims (4)
- ワークをプレス成形するための型としてパンチ及びダイを備えているとともに、このプレス成形されたワークをトリミングするための上記パンチ及びダイのうちの一方の縁に設けられた切刃及び該切刃に対応して上記パンチ及びダイのうちの他方の側方に設けられたトリム刃を備えたプレス加工装置において、
上記切刃の側方に、該切刃よりもプレス方向の前方に突き出た状態に設けられ、上記ワークのプレス成形時に上記パンチが上記ダイに接近することに伴って上記ワークと当接することにより、上記ワークが上記切刃に接触することを妨げる切刃防護部材を備え、
上記切刃防護部材を、上記ワークが上記切刃に接触することを妨げる防護位置から、上記ワークのトリミング時に上記トリム刃と干渉しないように退避させる退避手段を備えていることを特徴とするプレス加工装置。 - ワークをプレス成形するための型としてパンチ及びダイを備えているとともに、このプレス成形されたワークをトリミングするための上記パンチ及びダイのうちの一方の縁に設けられた切刃及び該切刃に対応して上記パンチ及びダイのうちの他方の側方に設けられたトリム刃を備えたプレス加工装置において、
上記切刃の側方に、該切刃よりもプレス方向の前方に突き出た状態に設けられ、上記ワークのプレス成形時に上記パンチが上記ダイに接近することに伴って上記ワークと当接することにより、上記ワークが上記切刃に接触することを妨げる切刃防護部材を備え、
上記プレス成形は、上記ワークの上記切刃に対応する部分に該切刃の長手方向に沿って波打ちを生ずるものであり、
上記切刃防護部材は、上記波打ちに伴って上記ワークが上記切刃に向かって凸変形する部位に対応するように配置されていることを特徴とするプレス加工装置。 - 請求項1において、
上記切刃防護部材は、上記パンチ及びダイのうちの一方を備えた下型側に設けられ、
上記トリム刃は、上記パンチ及びダイのうちの他方を備えた上型側に設けられ、
上記退避手段は、上記切刃防護部材を上記切刃から側方へ離れるように退避させることを特徴とするプレス加工装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
ホットプレス用であることを特徴とするプレス加工装置。
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