JP6256568B2 - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6256568B2
JP6256568B2 JP2016208791A JP2016208791A JP6256568B2 JP 6256568 B2 JP6256568 B2 JP 6256568B2 JP 2016208791 A JP2016208791 A JP 2016208791A JP 2016208791 A JP2016208791 A JP 2016208791A JP 6256568 B2 JP6256568 B2 JP 6256568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
press
workpiece
trim
punch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016208791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017080807A (ja
Inventor
勝 當房
勝 當房
直之 入江
直之 入江
健司 白川
健司 白川
松田 武
武 松田
章 藤本
章 藤本
久範 小橋
久範 小橋
友里 ▲高▼橋
友里 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Publication of JP2017080807A publication Critical patent/JP2017080807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6256568B2 publication Critical patent/JP6256568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

本発明はワークのプレス成形とトリミングを連続的に行なうプレス加工装置に関する。
加熱したワーク(鋼板)を型で成形しながら急冷することで、焼入れされたプレス成形品を得るホットプレスは一般に知られている。このホットプレスで得られる成形品は、焼入れによって硬度が高くなっているため、後工程でトリミングをすることが難しくなる。
これに対して、ワークのホットプレスとトリミングを同じプレス加工装置で行なうことは知られている。例えば、特許文献1には、下型にパンチ及びブランクホルダを設け、上型にダイ及びトリム刃を設けたプレス加工装置が記載されている。このプレス加工装置では、加熱されたワークをパンチとダイによって絞り成形した後、ブランクホルダの縁に設けた切刃と上型側のトリム刃によってトリミングが行なわれる。
特開2012−218067号公報
上述の如き、プレス成形とトリミングを行なうプレス加工装置の場合、ワークがパンチとダイの間に搬入され、ダイが下降してワークのプレス成形が開始されると、ダイの縁がワークに接触した状態になる。そして、ワークがダイの下降に伴って変形していく途中で、ワークがパンチ及びダイに引きずられて上記ダイの縁を擦る(こする)ことになる。そのため、プレス成形が繰り返されると上記ダイの縁が徐々に摩耗していくことになり、また、ワークにも傷が付いてしまう場合がある。
ワークの変形が終了し、パンチ及びダイがワークをプレスした状態になったとき、ワークはその一部がパンチ及びダイの間から外側に張り出し、この張出し部がトリム刃によって切断される。このトリミングは、ワークの張出し部の根元がパンチ側の切刃とダイの縁の間にしっかり挟まれた状態になっているときに円滑に行なわれる。しかし、上述の如く、ダイの縁が摩耗すると、このダイの縁とパンチ側の切刃によるワークの押えが甘くなり、ワークの切り口の抜きダレやカエリが大きくなる。
また、ホットプレスの場合は、ワークをパンチ及びダイでプレスした状態でワークの焼入れが行なわれる。しかし、上述の如く、ダイの縁が摩耗すると、その摩耗部ではワークがダイの縁から浮いた状態になり、ワークは、ダイに接触した部分とダイの縁の浮いた部分の冷却速度に差ができ、不良品発生の一因となる。
このようなダイの縁の摩耗やワークの損傷問題は、ワークのプレス成形とトリミングを同じプレス加工装置で行なうときは、冷間プレス成形であっても熱間プレス成形(ホットプレス)であっても、同様に出てくる問題である。
そこで、本発明は、ワークのプレス成形とトリミングを同じプレス加工装置で行なうときのダイの縁の早期摩耗及びワークの損傷の問題を解決する。
本発明は、上記課題を解決するために、ワークのプレス成形時にワークがダイの縁に接触することを妨げるダイ防護部をトリム用のダイに設けた。
ここに開示するプレス加工装置は、ワークをプレス成形するためのパンチ及びフォーミングダイを備え、そのプレス成形されたワークをトリミングするためのトリム刃を有するトリムダイを備え、上記トリム刃に対応するトリミング用の切刃が上記パンチに設けられている。
上記パンチは、そのプレス成形面の端縁に続いて内側に凹んだアンダーカット部を備え、該プレス成形面の端縁に上記切刃が設けられている。上記トリムダイは、上記ワークのトリミングのために、上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって進退するように設けられている。
そうして、上記トリムダイには、上記ワークのプレス成形時に、上記フォーミングダイのプレス方向の前方に位置付けられ、上記ワークと当接することにより、上記ワークが上記フォーミングダイの縁に接触することを妨げるダイ防護部が設けられている。
このプレス加工装置によれば、トリムダイのダイ防護部がフォーミングダイのプレス方向の前方に位置付けられているから、パンチとフォーミングダイによるワークのプレス成形時には、ダイ防護部がワークに当接し、ワークがフォーミングダイの縁に接触することがダイ防護部によって妨げられる。従って、プレス成形時にワークがフォーミングダイの縁を擦ることがない。よって、フォーミングダイの縁がワークとの接触によって摩耗したり、ワークが損傷することが避けられる。
このように、フォーミングダイの縁の摩耗が防止されるため、このフォーミングダイの縁とパンチ側の切刃によるワークの押えが甘くなることが避けられ、良好なトリミングに有利になる。また、ホットプレスの場合においても、ワークがフォーミングダイの縁から浮いた状態になることが避けられ、ワーク全体を確実に急冷する上で有利になる。
好ましい実施形態では、上記ダイ防護部が上記トリム刃に連続して該トリム刃における上記プレス方向の前方側に設けられている。これにより、プレス成形時にワークがトリム刃に接触してトリム刃が摩耗することが避けられる。
好ましい実施形態では、上記ダイ防護部は上記ワークのプレス成形時に上記ワークに当接する凸曲面を上記プレス方向の前方側に備えている。これにより、プレス成形時にワークがダイ防護部の凸曲面を摺動することになり、ワークの損傷防止に有利になる。
好ましい実施形態では、上記トリムダイ、上記ワークのプレス成形時に上記フォーミングダイと同期して上記プレス方向の前方へ移動させ、該移動に続いて上記ワークをトリミングすべく上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させる駆動機構を備えている。これにより、加工時間の短縮に有利になり、特にホットプレスの場合、ワークが焼入れ硬化する前にトリミングを行なう上で有利になる。
好ましい実施形態では、プレス機械の昇降するスライダーに取り付けられ、上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動するように、該フォーミングダイ及びトリムダイを支持するダイホルダと、
上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動した後に、上記ダイホルダを上記フォーミングダイに対して相対的に上記プレス方向の前方へ移動させる駆動手段と、
上記ダイホルダの上記フォーミングダイに対する上記プレス方向の前方への相対的移動によって、上記トリムダイを上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させるカム機構とを備えている。
これにより、上記トリムダイを、上記ワークのプレス成形時に上記フォーミングダイと同期して上記プレス方向の前方へ移動させ、該移動に続いて上記ワークをトリミングすべく上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させることができる。
好ましい実施形態では、プレス機械の昇降するスライダーに取り付けられ、上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動するように、該フォーミングダイ及びトリムダイを支持するダイホルダと、
上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動した後に、上記プレス方向の前方へのカム駆動力を発生する駆動手段と、
上記カム駆動力を受けて上記トリムダイを上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させるカム機構とを備えている。
これにより、上記トリムダイを、上記ワークのプレス成形時に上記フォーミングダイと同期して上記プレス方向の前方へ移動させ、該移動に続いて上記ワークをトリミングすべく上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させることができる。
好ましい実施形態では、上記プレス加工装置はホットプレス用である。本発明によれば、ワークのプレス成形に続いて、ワークが焼入れ硬化する前にトリミングを行なうことができ、トリミングが容易になる。
本発明によれば、ワークのプレス成形後にトリムダイがパンチの側方から該パンチのアンダーカット部に向かって移動することによってワークのトリミングを行なうようにされ、このトリムダイに、ワークのプレス成形時に、フォーミングダイのプレス方向の前方に位置付けられ、ワークと当接することにより、ワークがフォーミングダイの縁に接触することを妨げるダイ防護部が設けられているから、プレス成形時にワークがフォーミングダイの縁を擦ることがなく、そのため、フォーミングダイの縁の摩耗やワークの損傷が避けられる。そうして、フォーミングダイの縁の摩耗が避けられるため、良好なトリミングに有利になり、また、ホットプレスの場合においても、ワークがフォーミングダイの縁から浮いた状態になることが避けられ、ワーク全体を確実に急冷する上で有利になる。
実施形態1のプレス加工装置の上型が上死点にあるときの状態を示す断面図。 同装置の上型が下降している途中の状態を示す断面図。 同装置のワークがプレスされた状態を示す断面図。 同装置のトリミング状態を示す断面図。 実施形態2のプレス加工装置をリターンスプリング位置で縦断した断面図。 図5のA−A線断面図。 同装置を上型カムドライバー位置で縦断した断面図。 同装置の上型が下降している途中の状態を示す図5と同様の位置での断面図。 同装置の上型が下降している途中の状態を示す図7と同様の位置での断面図。 同装置のワークがプレスされた状態を示す図5と同様の位置での断面図。 同装置のワークがプレスされた状態を示す図7と同様の位置での断面図。 同装置のトリミング状態を示す図5と同様の位置での断面図。 同装置のトリミング状態を示す図7と同様の位置での断面図。 実施形態3のプレス加工装置を駆動手段設置位置で縦断して示す図1と同様の断面図。 同装置をスプリング設置位置で縦断して示す図1と同様の断面図。 同装置の上型が下降している途中の状態を示す図14と同様の位置での断面図。 同装置の上型が下降している途中の状態を示す図15と同様の位置での断面図。 同装置のワークがプレスされた状態を示す図14と同様の位置での断面図。 同装置のワークがプレスされた状態を示す図15と同様の位置での断面図。 同装置のトリミング完了状態を示す図14と同様の位置での断面図。 同装置のトリミング完了状態を示す図15と同様の位置での断面図。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
図1に示すプレス加工装置において、1はプレス成形用型としてのパンチ2を備えた固定の下型、3はプレス成形用型としてのフォーミングダイ4及びトリムダイ5,6を備えた可動の上型、7はワーク(鋼板)である。本例のプレス加工装置は、加熱したワーク7をパンチ2及びフォーミングダイ4にて曲げ成形するとともに急冷する(ホットプレス)。これにより、焼入れされた高張力鋼製プレス成形品が得られる。また、ワーク7が急冷硬化する前に第1及び第2のトリムダイ5,6によるワーク7のトリミングが行なわれる。
下型1は、パンチホルダ11を備え、このパンチホルダ11にパンチ2が固定されている。パンチ2のプレス成形面(ワーク7を成形する成形面)12の両側縁にトリミング用の第1及び第2の切刃13,14が設けられている。パンチホルダ11におけるパンチ2の両側位置には、ワーク7のトリミングで発生するスクラップを排出するシュート15が設けられている。
本例のパンチ2では、プレス成形面12の一側(図1の右側)がなだらかに下降している。その下降端に続いて内側に凹んだアンダーカット部(フォーミングダイ4側からみて陰になるアンダーカット部)16がパンチ2に設けられている。第1切刃13はプレス成形面12の一側の下降端の縁に設けられている。プレス成形面12の他側(図1の左側)は側方に水平に延び、その端縁に第2切刃14が設けられている。
上型3は、フォーミングダイ4及びトリムダイ5,6が同期してプレス方向の前方(図1における下方)へ移動するように、該フォーミングダイ4及びトリムダイ5,6を支持するダイホルダ21を備えている。ダイホルダ21がプレス機械の昇降するスライダー22に取り付けられている。このダイホルダ21に、ダイブロック23に保護されたフォーミングダイ4が油圧シリンダ24を介して取付けられている。油圧シリンダ24の作動により、フォーミングダイ4がダイホルダ21に対して相対的に昇降する。油圧シリンダ24は、ダイホルダ21をフォーミングダイ4に対して相対的にプレス方向前方(下方)へ移動させる駆動手段を構成している。
第1トリムダイ5は、フォーミングダイ4の側方に設けられたカムクッション25に取り付けられていて、フォーミングダイ4の一側のプレス方向前方位置に延びている。このフォーミングダイ4のプレス方向の前方に位置付けられた第1トリムダイ5の先端に、第1切刃13との協働によってワーク7のトリミングを行なうトリム刃26が設けられている。第1トリムダイ5には、その先端のトリム刃26に連続して該トリム刃26における上記プレス方向の前方側に設けられたダイ防護部27が設けられている。
ダイ防護部27は、ワーク7のプレス成形時にワーク7がフォーミングダイ4のプレス成形面28の縁28aに接触することを妨げるものであり、フォーミングダイ4の一側のプレス方向の前方に位置付けられている。ダイ防護部27は、上記プレス方向の前方側にワーク7のプレス成形時にワーク7に当接する凸曲面27aを備えている。
第2トリムダイ6は、フォーミングダイ4を挟んで第1トリムダイ5の反対側に配置されていて、ダイホルダ21に取り付けられている。この第2トリムダイ6には、第2切刃14との協働によってワーク7のトリミングを行なうトリム刃29が設けられている。
カムクッション25は、カムスライダー31にスライド板32を挟んで昇降自在に支持され、且つ押下げスプリング(ガススプリング)33によって下降方向に付勢されている。カムスライダー31は、フォーミングダイ4に向かってその側方から斜め上向きに進退するようにダイホルダ21に支持され、且つリターンスプリング(ガススプリング)34によってフォーミングダイ4から離れる方向に付勢されている。カムスライダー31の上面には傾斜したスライド板35が設けられ、このスライド板35にダイホルダ21に設けた上型カムドライバー36が当接している。また、カムクッション25には、ワーク7のトリミング時にカムスライダー31の下降を阻止するストッパ37が設けられている。
また、下型1のパンチ2の側方には、ワーク7がパンチ2とフォーミングダイ4でプレスされた状態になる直前にカムクッション25を受けるパンチ2に向かって下降傾斜した下型ガムドライバー38が設けられている。カムクッション25の下面には下型カムドライバー38に当接して摺動するスライド板39が設けられている。
上記カムクッション25、カムスライダー31及びカムドライバー36,38が、ダイホルダ21のフォーミングダイ4に対するプレス方向前方への相対的移動によって、第1トリムダイ5をパンチ2の側方からアンダーカット部16に向かって移動させるカム機構を構成している。
第1トリムダイ5の先端部は、フォーミングダイ4の一側のプレス方向前方に位置付けられているから、ワーク7がプレス状態になったときに、カムドライバー36,38による駆動により、第1トリムダイ5の当該先端部がパンチ2の側方からアンダーカット部16に向かって斜め下方に前進することになる。
上記プレス加工装置ではプレス成形品の冷却に水冷が採用されている。図示は省略するが、パンチ2及びフォーミングダイ4各々には冷却水通路が形成され、各々の成形面に冷却水の噴出口と冷却水の吸込口が開口している。パンチ2及びフォーミングダイ4の成形面とプレス成形品の間に冷却水を供給することで、プレス成形品を急冷して焼き入れする。なお、パンチ2及びフォーミングダイ4各々に冷却水通路を形成し、冷却水を噴出させることなく、パンチ2及びフォーミングダイ4を介してプレス成形品を間接的に水冷することもできる。
−プレス加工装置の作動−
図1に示すように、上型3が上死点にあるときのフォーミングダイ4と第1トリムダイ5の隙間は、広め(例えば2〜3mm)に設定されている。ワーク7をパンチ2とフォーミングダイ4の間に搬入した状態でダイホルダ21を下降させると、図2に示すように、ワーク7はパンチ2とフォーミングダイ4に挟まれて上向きの凸になるように変形していく。このとき、ワーク7の一側部は第1トリムダイ5のダイ防護部27に当接した状態になる。ダイ防護部27はフォーミングダイ4の縁28aよりもプレス方向の前方(下方)位置でワーク7と当接するから、ワーク7はダイ防護部27に妨げられ、フォーミングダイ4の縁28aには接触しない。
上型3の下降につれてワーク7のプレス成形が進んでいく。このとき、ワーク7の一側部がダイ防護部27のプレス方向の前方側の面に摺接するが、この前方側の面は凸曲面27aになっているから、ワーク7が当該摺接によって損傷することが避けられる。
その後、フォーミングダイ4がパンチ2と共にワーク7をプレスした状態になる直前(例えば、上型3の下死点の手前30mm前後)にカムクッション25が下型カムドライバー38に当接する。その状態で、フォーミングダイ4がプレス状態になるまで下降する。これにより、図3に示すように、フォーミングダイ4と第1トリムダイ5の隙間が狭く(例えば、0.5mm前後に)なる。
ワーク7がプレス状態になってはじめてワーク7がフォーミングダイ4の縁28aに接触する。すなわち、ワーク7の一側部では、ワーク7が第1切刃13とフォーミングダイ4の縁28aの間に挟まれ、余肉部が外側(下方)に突出した状態になる。ワーク7の他側部では、ワーク7が第2切刃14とフォーミングダイ4の縁の間に挟まれ、余肉部が外側(側方)に突出した状態になる。
ワーク7がプレス状態になった時点で、油圧シリンダ24がダイホルダ21に対してフォーミングダイ4を相対的に下降させた状態から相対的に上昇させる状態に切り替わる。これにより、ダイホルダ21がフォーミングダイ4に対してさらに下降し、カムスライダー31は押下げスプリング33の付勢に抗して下降することになる。ダイホルダ21が上記プレス状態から所定ストローク(例えば15mm前後)下降した時点で、カムスライダー31がカムクッション25のストッパ37に当接する。この当接により、カムクッション25はカムスライダー31に固定された状態になる。
そうして、ダイホルダ21がさらに下降すると、図4に示すように、カムドライバー36,38の傾斜面間に挟まれているカムクッション25及びカムスライダー31がワーク7の方へ押し出される。すなわち、第1トリムダイ5はカムクッション25及びカムスライダー31と共にリターンスプリング34の付勢に抗してパンチ2のアンダーカット部16に向かって前進する。その結果、第1トリムダイ5のトリム刃26がパンチ2の第1切刃13とすれ違うことによってワーク7のトリミングが行なわれる。ワーク7の他側部では、ダイホルダ21の下降に伴って、第2トリムダイ6のトリム刃29がパンチ2の第2切刃14とすれ違うことによってワーク7のトリミングが行なわれる。トリミングで発生するスクラップ40はシュート15で受けられる。
<実施形態2>
図5〜図7に示すように、本実施形態は、第1トリムダイ5及びカムスライダー31の支持及び駆動方式が実施形態1と相違し、他の構成は実施形態1と同じである。
図5及び図6に示すように、第1トリムダイ5はカムスライダー31に固定され、カムスライダー31は支持板51によってダイブロック23に支持されている。この支持により、ワーク7がプレス状態になったときに、第1トリムダイ5の先端部がフォーミングダイ4のプレス方向の前方をパンチ2の側方からアンダーカット部16に向かって斜め下方に前進し得るようにしている。カムスライダー31とダイブロック23の間には、第1トリムダイ5を戻すリターンスプリング52が設けられているとともに、第1トリムダイ5の進退を案内するスライド板53が設けられている。
図7に示すように、カムスライダー31の背面には傾斜したスライド板54が設けられ、このスライド板54にダイホルダ21に設けた上型カムドライバー55が当接している。下型1のパンチ2の側方には、ワーク7がパンチ2とフォーミングダイ4でプレスされた状態になったときにカムスライダー31の下面のスライド板39を受けるパンチ2に向かって下降傾斜した下型ガムドライバー38が設けられている。
上記カムスライダー31及びカムドライバー38,55が、ダイホルダ21のフォーミングダイ4に対するプレス方向前方への相対的移動によって、第1トリムダイ5をパンチ2の側方からアンダーカット部16に向かって移動させるカム機構を構成している。
−プレス加工装置の作動−
図5及び図7に示すように、ワーク7をパンチ2とフォーミングダイ4の間に搬入した状態でダイホルダ21を下降させると、図8及び図9に示すように、ワーク7はパンチ2とフォーミングダイ4に挟まれて上向きの凸になるように変形していく。このとき、ワーク7の一側部は第1トリムダイ5のダイ防護部27に当接した状態になる。ダイ防護部27はフォーミングダイ4の縁28aよりもプレス方向の前方(下方)位置でワーク7と当接するから、ワーク7はダイ防護部27に妨げられ、フォーミングダイ4の縁28aには接触しない。
上型3の下降につれてワーク7のプレス成形が進んでいく。このとき、ワーク7の一側部がダイ防護部27のプレス方向の前方側の面に摺接するが、この前方側の面は凸曲面27aになっているから、ワーク7が当該摺接によって損傷することが避けられる。
その後、図10及び図11に示すように、ワーク7がプレス状態になってはじめてワーク7がフォーミングダイ4の縁28aに接触する。すなわち、ワーク7の一側部では、ワーク7が第1切刃13とフォーミングダイ4の縁28aの間に挟まれ、余肉部が外側(下方)に突出した状態になる。ワーク7の他側部では、ワーク7が第2切刃14とフォーミングダイ4の縁の間に挟まれ、余肉部が外側(側方)に突出した状態になる。
ワーク7がプレス状態になった時点で、カムスライダー31が下型カムドライバー38に受けられるとともに、油圧シリンダ24がダイホルダ21に対してフォーミングダイ4を相対的に下降させた状態から相対的に上昇させる状態に切り替わる。これにより、ダイホルダ21がフォーミングダイ4に対してさらに下降する。
これにより、図12及び図13に示すように、カムドライバー55,38の傾斜面間に挟まれているカムスライダー31がワーク7の方へ押し出される。すなわち、第1トリムダイ5はカムスライダー31と共にリターンスプリング52の付勢に抗してパンチ2のアンダーカット部16に向かって前進する。その結果、第1トリムダイ5のトリム刃26がパンチ2の第1切刃13とすれ違うことによってワーク7のトリミングが行なわれる。ワーク7の他側部では、ダイホルダ21の下降に伴って、第2トリムダイ6のトリム刃29がパンチ2の第2切刃14とすれ違うことによってワーク7のトリミングが行なわれる。トリミングで発生するスクラップ40はシュート15で受けられる。
<実施形態3>
本実施形態を図14〜図21を参照して説明する。本実施形態は、ダイホルダ21に対するフォーミングダイ4及び第1トリムダイ5の支持形態及びカム機構が先の実施形態1,2と相違する。
図14及び図15に示すように、フォーミングダイ4はダイブロック23を介してダイホルダ21に固定されている。第1トリムダイ5はカムスライダー31に固定されている。カムスライダー31は上型カムドライバー61に支持され、上型カムドライバー61はダイホルダ21に支持されている。
具体的に説明すると、上型カムドライバー61は、カムスライダー31をフォーミングダイ4に向かってその側方から斜め上向きに進退するように支持する支持板62を備えている。この支持板62によるカムスライダー31の支持機構は、図6に示す支持板51によるカムスライダー31の支持機構と基本的には同じである。そして、カムスライダー31と上型カムドライバー61の間には、カムスライダー31をフォーミングダイ4から側方へ離れるように付勢するリターンスプリング63と、カムスライダー31の離隔位置を定めるストッパ68が設けられている。また、カムスライダー31の傾斜した上面と上型カムドライバー61はスライド板64を介して当接している。
上型カムドライバー61は、ダイホルダ21にスライド板32を挟んで昇降可能(プレス方向に進退可能)に支持され、且つ持ち上げスプリング65によって上昇方向(反プレス方向)に付勢されている。そして、プレス機械のスライダー22には、持ち上げスプリング65の付勢に抗して上型カムドライバー61を下降(プレス方向前方へ移動)させる油圧シリンダ66が固定されている。上型カムドライバー61の上面には、該上型カムドライバー61が持ち上げられたときにダイホルダ31に当接するストッパー67が設けられている。
第2トリムダイ6は、トリム刃29をフォーミングダイ4のプレス成形面28の側縁よりも下方へ突出させて、ダイホルダ21に取り付けられている。
下型1側の構成は実施形態1,2と同じであり、下型1のパンチ2の側方には、ワーク7がパンチ2とフォーミングダイ4でプレスされた状態になったときにカムスライダー31の下面のスライド板39を受けるパンチ2に向かって下降傾斜した下型ガムドライバー38が設けられている。
上記油圧シリンダ66が、フォーミングダイ4及び第1トリムダイ5が同期してプレス方向前方(下方)へ移動した後に、プレス方向前方へのカム駆動力を発生する駆動手段を構成している。
また、上記カムスライダー31及びカムドライバー38,61が、上記カム駆動力を受けて第1トリムダイ5をパンチ2の側方からアンダーカット部16に向かって移動させるカム機構を構成している。
−プレス加工装置の作動−
図14及び図15に示すように、ワーク7をパンチ2とフォーミングダイ4の間に搬入した状態でダイホルダ21を下降させると、図16及び図17に示すように、ワーク7はパンチ2とフォーミングダイ4に挟まれて上向きの凸になるように変形していく。このとき、ワーク7の一側部は第1トリムダイ5のダイ防護部27に当接した状態になる。ダイ防護部27はフォーミングダイ4の縁28aよりもプレス方向の前方(下方)位置でワーク7と当接するから、ワーク7はダイ防護部27に妨げられ、フォーミングダイ4の縁28aには接触しない。
上型3の下降につれてワーク7のプレス成形が進んでいく。このとき、ワーク7の一側部がダイ防護部27のプレス方向の前方側の面に摺接するが、この前方側の面は凸曲面27aになっているから、ワーク7が当該摺接によって損傷することが避けられる。
その後、図18及び図19に示すように、ワーク7がプレス状態になってはじめてワーク7がフォーミングダイ4の縁28aに接触する。すなわち、ワーク7の一側部では、ワーク7が第1切刃13とフォーミングダイ4の縁28aの間に挟まれ、余肉部が外側(下方)に突出した状態になる。ワーク7の他側部では、第2トリムダイ6のトリム刃29がフォーミングダイ4のプレス成形面28の側縁よりも下方へ突出しているから、ワーク7がプレス状態になったときには、ワーク7の余肉部が第2トリムダイ6のトリム刃29がパンチ2の第2切刃14とすれ違うことによってトリミングされる。トリミングで発生するスクラップ40はシュート15で受けられる。
ワーク7がプレス状態になった時点で、カムスライダー31の下面のスライダ39が下型カムドライバー38に受けられるとともに、油圧シリンダ66が上型カムドライバー61を下降させる。これにより、図20及び図21に示すように、カムドライバー61,38の傾斜面間に挟まれているカムスライダー31がワーク7の方へ押し出される。すなわち、第1トリムダイ5がカムスライダー31と共にリターンスプリング63の付勢に抗してパンチ2のアンダーカット部16に向かって前進する。その結果、第1トリムダイ5のトリム刃26がパンチ2の第1切刃13とすれ違うことによってワーク7のトリミングが行なわれる。トリミングで発生するスクラップ40はシュート15で受けられる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施形態のホットプレスに限らず、ワークを冷間でプレス成形するケースにも適用することができる。
1 下型
2 パンチ
3 上型
4 フォーミングダイ
5 トリムダイ
7 ワーク
12 プレス成形面
13 切刃
16 アンダーカット部
22 スライダー
24 油圧シリンダ(駆動手段)
26 トリム刃
27 ダイ防護部
27a 凸曲面
28 プレス成形面
28a 縁
36 上型カムドライバー(カム機構を構成)
38 下型カムドライバー(カム機構を構成)
55 上型カムドライバー(カム機構を構成)
61 上型カムドライバー(カム機構を構成)
66 油圧シリンダ(駆動手段)

Claims (7)

  1. ワークをプレス成形するためのパンチ及びフォーミングダイを備え、そのプレス成形されたワークをトリミングするためのトリム刃を有するトリムダイを備え、上記トリム刃に対応するトリミング用の切刃が上記パンチに設けられているプレス加工装置において、
    上記パンチは、そのプレス成形面の端縁に続いて内側に凹んだアンダーカット部を備え、該プレス成形面の端縁に上記切刃が設けられ、
    上記トリムダイは、上記ワークのトリミングのために、上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって進退するように設けられており、
    上記トリムダイには、上記ワークのプレス成形時に、上記フォーミングダイのプレス方向の前方に位置付けられ、上記ワークと当接することにより、上記ワークが上記フォーミングダイの縁に接触することを妨げるダイ防護部が設けられていることを特徴とするプレス加工装置。
  2. 請求項1において、
    上記ダイ防護部が上記トリム刃に連続して該トリム刃における上記プレス方向の前方側に設けられていることを特徴とするプレス加工装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記ダイ防護部は、上記ワークのプレス成形時に上記ワークに当接する凸曲面を上記プレス方向の前方側に備えていることを特徴とするプレス加工装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記トリムダイを、上記ワークのプレス成形時に上記フォーミングダイと同期して上記プレス方向の前方へ移動させ、該移動に続いて上記ワークをトリミングすべく上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させる駆動機構を備えていることを特徴とするプレス加工装置。
  5. 請求項4において、
    プレス機械の昇降するスライダーに取り付けられ、上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動するように、該フォーミングダイ及びトリムダイを支持するダイホルダと、
    上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動した後に、上記ダイホルダを上記フォーミングダイに対して相対的に上記プレス方向の前方へ移動させる駆動手段と、
    上記ダイホルダの上記フォーミングダイに対する上記プレス方向の前方への相対的移動によって、上記トリムダイを上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させるカム機構とを備えていることを特徴とするプレス加工装置。
  6. 請求項4において、
    プレス機械の昇降するスライダーに取り付けられ、上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動するように、該フォーミングダイ及びトリムダイを支持するダイホルダと、
    上記フォーミングダイ及び上記トリムダイが同期して上記プレス方向の前方へ移動した後に、上記プレス方向の前方へのカム駆動力を発生する駆動手段と、
    上記カム駆動力を受けて上記トリムダイを上記パンチの側方から上記アンダーカット部に向かって移動させるカム機構とを備えていることを特徴とするプレス加工装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一において、
    ホットプレス用であることを特徴とするプレス加工装置。
JP2016208791A 2015-10-26 2016-10-25 プレス加工装置 Active JP6256568B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015210144 2015-10-26
JP2015210144 2015-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017080807A JP2017080807A (ja) 2017-05-18
JP6256568B2 true JP6256568B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=58712774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016208791A Active JP6256568B2 (ja) 2015-10-26 2016-10-25 プレス加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6256568B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107962115A (zh) * 2017-11-30 2018-04-27 重庆安亚模具制造有限公司 一种侧修边模具
CN107716686B (zh) * 2017-11-30 2024-03-26 重庆平伟汽车科技股份有限公司 汽车覆盖件拉伸工艺及拉伸模具
CN109047478B (zh) * 2018-08-03 2024-01-30 上饶市天河汽车零部件有限公司 一种汽车c柱分段修边侧冲孔多工序复合模具
CN110170565A (zh) * 2019-04-18 2019-08-27 昆山华致精密模具有限公司 一种保险杠切边模具
CN110180953A (zh) * 2019-07-03 2019-08-30 厦门捷讯汽车零部件有限公司 拉伸模具及使用其的冲压切边工艺
KR102284229B1 (ko) * 2020-01-09 2021-08-03 주식회사 호원 프레스 장치
CN114453473B (zh) * 2022-01-17 2024-08-06 十堰东森汽车密封件有限公司 一种高效翻边压头
CN117161222B (zh) * 2023-11-02 2024-01-23 常州达亚汽车零部件有限公司 汽车覆盖件冲压工艺及冲压设备

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0318019Y2 (ja) * 1985-12-04 1991-04-16
US5269167A (en) * 1992-01-09 1993-12-14 Connell Limited Partnership Universal aerial cam unit
JP2005095937A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Toyota Auto Body Co Ltd プレス型及びプレス方法
JP4455628B2 (ja) * 2007-08-06 2010-04-21 関東自動車工業株式会社 抜き加工プレス型
JP2014018801A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Honda Motor Co Ltd 孔開け加工方法、孔を備えた構造体の製造方法および孔を備えた構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017080807A (ja) 2017-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6256568B2 (ja) プレス加工装置
JP6314926B2 (ja) プレス加工装置
JP6314925B2 (ja) プレス加工装置
JP5934272B2 (ja) 熱間プレス深絞り成形方法および装置
US8261591B2 (en) Apparatus for hot-forming, press-quenching, and cutting semifinished hardenable-steel workpiece
KR101846760B1 (ko) 프레스 성형 장치, 이 성형 장치를 이용한 프레스 성형품의 제조 방법, 및 프레스 성형품
JP6256571B1 (ja) プレス加工装置
JP5557926B2 (ja) プレス金型およびプレス加工方法
US20080295563A1 (en) Method for Delaying of Cooling and Hardening of Desired Zones of a Sheet During a Hot Metal Stamping Process
US8166854B2 (en) Shearing device
JP5386991B2 (ja) せん断加工成形方法
JP2015174113A (ja) プレス装置
CN105665531A (zh) 冲压斜楔机构、冲压模具及车门铰链加强板的冲压方法
EP3524366A1 (en) Hot pressing method and hot pressing system
JP6619636B2 (ja) ホットプレス装置
JP6119999B2 (ja) プレス加工方法及びプレス加工装置
JP6651057B1 (ja) プレス成形装置、及び製造方法
JP6353677B2 (ja) セミホロー材のプレス剪断加工装置
JP2014008516A (ja) あり溝及びあり形のプレス成形方法及びプレス型
JP6299781B2 (ja) プレス加工装置
JP6619595B2 (ja) プレス加工機
CN211027763U (zh) 一种侧冲模具
JP5843712B2 (ja) 金型及びトリム加工方法
JP2006007251A (ja) 車体構成材の製造方法およびプレス加工装置
CN206326007U (zh) 车桥防尘罩修边冲孔模具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6256568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150