JPWO2019220636A1 - 基板搬送装置及び部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

基板搬送装置20は、基板Pの搬送動作を行う搬送ベルト23と、搬送ベルト23が掛け渡され、回転可能な複数のプーリ26A〜26Eと、搬送動作によって生じる異物APを吸引可能な吸引手段50と、を備える。

Description

本明細書では基板搬送の際に生じる異物を清掃する技術を開示する。
従来、基板を搬送する基板搬送装置における搬送ベルトを清掃する技術が知られている。特許文献1は、搬送ベルトへの異物付着に起因する不具合を防止するものであり、ベルト清掃用の清掃治具を搬送ベルト上に搬入し、搬入された清掃治具を基板ストッパによって停止させた状態で搬送ベルトを駆動する。これにより搬送ベルトの上面に対して清掃治具が摺動することにより、搬送ベルトが清掃されるように構成されている。
特開2015−12107号公報
ところで、上記構成では、ベルト上に配した清掃治具により搬送ベルトを清掃する構成であるため、清掃治具を用意する必要があるとともに、搬送ベルトの清掃中は基板の搬送を停止しなければならないため、効率的な基板搬送の障害となるという問題がある。
本明細書に記載された技術は、基板の搬送動作によって生じる異物の清掃作業を簡素化することが可能な基板搬送装置及び部品実装装置を提供することを目的とする。
本明細書に記載された基板搬送装置は、基板の搬送動作を行う搬送ベルトと、前記搬送ベルトが掛け渡され、回転可能な複数のプーリと、前記搬送動作によって生じる異物を吸引可能な吸引手段と、を備える。
本構成によれば、基板の搬送動作によって生じる異物を吸引手段により吸引して異物を除去することができる。これにより、例えば、異物の清掃のための治具等を用いたり、異物の清掃のために基板の搬送を停止しなくても、異物の清掃を行うことが可能になるため、基板の搬送動作によって生じる異物の清掃作業を簡素化することが可能になる。
本明細書に記載された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記搬送ベルトに沿って配され、前記搬送ベルトを案内する板状のガイド部を備え、前記吸引手段は、前記ガイド部の端面に付着する前記異物を吸引可能とされている。
板状のガイド部の端面には、搬送ベルトが接触して擦れることにより、ベルトの摩耗粉が付着しやすいが、本構成によれば、このような異物が付着しやすいガイド部の端面の清掃作業を簡素化することができる。
前記搬送ベルトの側面側を覆うように配され、通気孔が貫通形成された壁部を備え、前記吸引手段は、前記通気孔に一端側が連なり、前記壁部の外面側に配された通気路と、前記通気路の他端側に接続され、前記通気孔から吸い込んだ前記通気路内の空気を吸引するように動作する吸引駆動部とを備える。
摩耗粉等の異物が生じやすい箇所が壁部により覆われる構成では、異物の吸引が容易ではないが、本構成によれば、壁部には、通気孔が貫通形成されているため、壁部により覆われた箇所に摩耗粉が生じる場合であっても異物の吸引を行うことができる。
前記吸引手段は、前記搬送ベルトの搬送動作中には、常時、前記異物の吸引動作を行う。
このようにすれば、異物が発生し得る状態では、常時異物の吸引動作が行われることにより、異物の付着の有無を検出するための検出センサ等の構成が必ずしも必要なくなるため、基板搬送装置の構成を簡素化することが可能になる。
前記吸引手段は、前記異物の通過を規制するフィルタを備え、前記搬送ベルトの搬送動作が所定の閾値に到達する毎に、前記吸引手段に前記異物の吸引動作を行わせる制御手段を備える。
このようにすれば、常時、吸引動作を行う構成と比較してエアーの消費量やフィルタの消費量を減らすことができるため、清掃作業のコストを低減することができる。
前記基板搬送装置と、前記基板搬送装置により搬送された前記基板に部品を移載するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットに前記部品を供給する部品供給装置と、を備える部品実装装置とする。
本明細書に記載された技術によれば、搬送ベルトの搬送動作によって生じる異物の清掃作業を簡素化することが可能になる。
表面実装機を示す平面図 基板搬送装置の一部を省略して示す斜視図 基板搬送装置の一部を省略して示す平面図 基板搬送装置を示す側面図 図3のA−A断面図 図12のD−D断面図 図6の一部を拡大した図 図6のうち図7とは異なる部分を拡大した図 基板搬送装置の一部を省略して示す正面図 図3のB−B断面図 図10の一部を拡大した図 図3のC−C断面図 図12の一部を拡大した図 表面実装機の電気的構成を示すブロック図 異物の吸引処理を示すフローチャート 実施形態2の通気孔の近傍を拡大した断面図 実施形態3の通気孔の近傍を拡大した断面図
<実施形態1>
1.表面実装機10の全体構成
実施形態の表面実装機10(「部品実装装置」の一例)について図1〜図15を参照しつつ説明する。以下の説明では、図1のX方向を前方(基台11の長辺方向及び搬送コンベア22A,22Bの搬送方向を前後方向)、Y方向を右方(基台11の短辺方向を左右方向)、図2のZ方向(基台11の高さ方向)を上方として説明する。図1は表面実装機10の平面図である。
表面実装機10は、図1に示すように、基台11と、プリント基板(「基板」の一例。以下では「基板P」と示す)を搬送方向(前後方向)に搬送する基板搬送装置20と、電子部品を吸着して基板P上に実装するヘッドユニット65とを備えている。基台11は、平面視長方形状をなし、平坦な上面を有する。
基板搬送装置20は、図2に示すように、基板Pを搬送する左右一対の搬送コンベア22A,22Bと、基台11に対して固定され、搬送コンベア22A,22Bを下方側から支持する複数の支持部材38と、搬送ベルト23の搬送動作によって生じる異物APを吸引可能な吸引手段50とを備えている。
左方側(一方側)搬送コンベア22Aは、基台11に対して固定され、右方側(他方側)の搬送コンベア22Bは、基台11に対して左右方向に移動可能とされている。各搬送コンベア22A,22Bは、基板Pの搬送動作を行う複数の搬送ベルト23と、搬送ベルト23が掛け渡される複数のプーリ26A〜26Eと、各支持部材38の上方に固定され、複数のプーリ26A〜26Eを回転可能に支持する壁部29と、壁部29の内側に配されて壁部29に対向する対向板31とを備える。
異なる搬送コンベア22A,22Bに設けられた左右一対の搬送ベルト23は、複数のプーリ26A〜26Eの回転により、循環駆動し、基板P又は基板Pを支持する基板支持体(不図示)を搬送する。搬送コンベア22A,22Bは、前方搬送と後方搬送との双方が可能とされている。基板P又は基板支持体の左右の両端部は、搬送ベルト23のうち、プーリ26A,26Bの上側において前後方向に延びる基板載置部24に載置された状態で搬送される。各搬送ベルト23は、内面側に波形の凹凸(不図示)が形成されている。コンベアモータ80(図14参照)の動力は、図5に示すように、プーリ26Eの中心部に連結された連結軸39によってプーリ26Eに伝達されるように構成されており、プーリ26A〜26Eの回転に伴って搬送ベルト23が循環駆動し、基板Pが搬送される。搬送方向の一方側から搬送された基板Pは、実装作業が行われる実装位置(図1の位置)に搬入されたことが検出センサ等により検出されると、搬送ベルト23が停止し、この実装位置に停止した状態で基板Pに電子部品の実装作業がされた後、再度、搬送ベルト23が駆動し、基板Pが他方側に搬出される。
壁部29は、図11に示すように、上下方向に起立し、前後方向(基板Pの搬送方向)に長い平板状の側壁部29Aと、側壁部29Aの上方側に固定され、水平方向に沿う板面を有する平板状の上壁部29Bとを備える。側壁部29Aは、例えば金属製であって、搬送ベルト23の下側の部分における外方側(搬送コンベア22A,22Bが対向しない側)の側面を覆うように設けられている。上壁部29Bは、例えば金属製であって、搬送ベルト23の上側の部分における外方側の側面及び下面を覆うように設けられ、側壁部29Aの上方に配される本体30と、本体30に対して一体に設けられて搬送ベルト23側に突出し、環状の搬送ベルト23の内側に配されて搬送ベルト23を案内するガイド部33とを備える。
ガイド部33は、本体30に対して上面側を切り欠いて厚み寸法が小さくされており、基板載置部24の下面がガイド部33の上面に摺接することで基板載置部24の移動方向を案内する。図13に示すように、ガイド部33の端面33Aは、前後方向に介して直交する方向(交差する方向)の面であり、プーリ26B,26D(26A,26C)の近傍に設けられており、搬送ベルト23との接触により生じる摩耗粉(異物AP)が付着しやすい箇所とされている。この端面33Aには、後述する通気孔35の開口が形成されているとともに、この開口の上に左右両側がテーパ状に切り欠かれたテーパ部33Bが形成されている。
図7,図8に示すように、上壁部29Bには、摩耗粉等の異物APを吸引するための通気孔35,36がL字状の経路に貫通形成されている。通気孔35,36は、ガイド部33に設けられた第1通気孔35と、本体30に設けられ、第1通気孔35と連通する第2通気孔36とを有する。第1通気孔35は、円形状であって、搬送ベルト23の搬送方向に沿って延びている。第2通気孔36は、第1通気孔35に対して直交する方向(交差する方向)に延びている。
上壁部29Bの上側は、板状のカバー部32が搬送ベルト23に沿って前後方向に延びている。カバー部32の上部には、図3,図13に示すように、複数個のクランプ部材34が前後方向に間隔を空けて取付けられている。各クランプ部材34の先端部は、搬送ベルト23側(基板P側)に突出しており、搬送ベルト23の基板載置部24とクランプ部材34の先端部との間に基板Pの左右の端部が配されて搬送される。対向板31は、図13に示すように、金属製の平板状であって、壁部29に対して搬送ベルト23やプーリ26A〜26Eを挟んで対向している。
図2に示すように、複数の支持部材38は金属製であって、各搬送コンベア22A,22Bの前後方向の端部を下方から支持するように設けられている。一方の搬送コンベア22Aは、支持部材38の脚部38Aが基台11に対して固定されることで移動不能とされた固定コンベアとされ、他方の搬送コンベア22Bは、基台11に対して固定されず、左右方向に移動可能な可動コンベアとされている。図5に示すように、各支持部材38には、プーリ26Eが回動可能に固定されている。プーリ26Eの中心部は、連結軸39の端部が固定されており、図9に示すように、左右のプーリ26E間を連結軸39が連結する。コンベアモータ80の駆動力を受けて連結軸39が回転することにより、左右一対の搬送ベルト23が同期回転する。
一方の支持部材38は、搬送コンベア22Bを可動させるために左右方向に移動可能となっており、基台11上に固定されて左右方向に延びる一対のYレール40により左右方向にスライド移動可能とされている。各Yレール40には支持部材38の下部は固定されたスライダ41がスライド可能に嵌合している。間隔調整モータ82(図14参照)の駆動により、ボール螺子機構42が動作し、一方の支持部材38がYレール40に沿ってY方向に移動する。
吸引手段50は、図2,図4に示すように、通気孔35,36に一端側が連なり、壁部29の外面側に配される通気路51を備える。通気路51は、壁部29の外面側に形成され、第2通気孔36に連なる導出管部52と、導出管部52に接続されるホース54(図2ではホース54における導出管部52側の一部を図示し、他は省略)とを有する。導出管部52は、図13に示すように、L字状に曲げられており、内部に貫通孔52Aが貫通形成されている。ホース54は、例えば、弾性を有するゴムや合成樹脂等の筒状の部材により形成され、撓み変形可能とされている。図2に示すように、ホース54の一端部は、導出管部52に接続され、他端部は、フィルタ56を介して後述する吸引駆動部58に接続される。基板搬送装置20の前端側に配されるホース54は、搬送コンベア22Bに給電するための電線Wに沿って配される。電線Wは、支持部材38のスライド移動に応じてU字状に撓むことが可能な余長部が設けられている。ホース54は、余長部の外面に沿って例えばクリップやテープ等で固定することができる。
また、吸引手段50は、通気孔35,36から吸い込んだ通気路51内の空気を吸引するように動作する吸引駆動部58を備える。
吸引駆動部58は、起動により負圧を発生するものとされ、通気路51における導出管部52とは反対側に接続されており、例えばファン(不図示)と、ファンを回転させるファンモータ60(図14参照)とを備える。ファンモータ60は、制御手段70の信号を受けて動作する。ファンの回転により、通気路51内の空気は、吸引駆動部58側に送風され、通気孔35,36から異物APを含んだ空気が吸引され、フィルタ56に吸着される。フィルタ56は、例えば、ベルトの摩耗粉や基板Pのバリや埃等の異物APの通過を規制する部材であって、例えば筒状の外装体の内部にスポンジ等の多孔質や繊維質の部材からなるフィルタ本体が交換可能に挿入されたものを用いることができる。
図1に示すように、搬送コンベア22A,22Bの外側には、前後方向に2箇所、計4箇所にフィーダ型供給装置61(「部品供給装置」の一例)が配されている。フィーダ型供給装置61には、複数のフィーダが整列して取り付けられている。各フィーダは、複数の電子部品が収容された電子部品供給テープ(不図示)が巻回されたリール(不図示)、及び、リールから電子部品供給テープを引き出す電動式の送出装置(不図示)等を備えており、搬送コンベア22A,22B側に位置する端部から電子部品が一つずつ供給されるようになっている。供給された電子部品は、実装位置(図1の位置)にてバックアップ装置63によりバックアップされた基板P上に実装される。バックアップ装置63は、基台11の中央部に取り付けられ、上下方向に移動可能とされている。
ヘッドユニット65には、電子部品の実装動作を行う実装用ヘッド66が列状をなして複数個搭載されている。各実装用ヘッド66の先端には電子部品を負圧によって吸着する吸着ノズルがそれぞれ設けられている。基台11上であって搬送コンベア22A,22Bの外側には、部品認識カメラ68が一対設置されている。この部品認識カメラ68は、実装用ヘッド66の吸着ノズルに吸着保持された電子部品を撮影する。
2.表面実装機10の電気的構成
表面実装機10は、図14に示すように、実装機本体10A内に、全体を制御する制御手段70を備える。制御手段70は、CPU等により構成される演算処理部71、記憶部72、基板検出処理部73、モータ制御部74、画像処理部75、及び入出力部76を備えている。実装機本体10Aの外部には、ユーザが操作可能な操作部78、及び、ディスプレイ等のユーザが視認可能な表示部79が設けられており、演算処理部71は、操作部78及び表示部79に接続されている。
記憶部72には表面実装機10の実装動作を制御するための実装プログラム、及び、搬送コンベア22A,22Bや吸引駆動部58等を制御するための各種データが格納されている。また、演算処理部71が各種演算を行う際の情報を一時記憶させておくための作業領域が割り当てられている。基板検出処理部73は、入出力部76を介して各種センサ83から基板Pの検出信号が入力されるとともに、基板Pが実装位置に到達した場合には、モータ制御部74に基板Pの位置情報を送信する。
モータ制御部74は、演算処理部71の指令の下、各モータを通電制御するものであり、搬送コンベア22A,22Bを駆動するためのコンベアモータ80と、電子部品の実装作業を行うためのX軸モータ81X、Y軸モータ81Y、Z軸モータ81Z及びR軸モータ81Rと、搬送コンベア22Bを移動して搬送コンベア22A,22B間の間隔を調整する間隔調整モータ82と、ファンを回転させるファンモータ60とに電気的に接続されている。コンベアモータ80は、モータ制御部74からの信号に応じて搬送コンベア22A,22Bの前方搬送と後方搬送との切り替えが可能とされている。画像処理部75は、部品認識カメラ68に電気的に接続されている。入出力部76には各種センサ83等が電気的に接続されている。
3.表面実装機10における異物APの吸引処理
図15に示すように、ユーザによる操作部78の操作等により、制御手段70は、コンベアモータ80に駆動信号を出力し、搬送ベルト23の駆動を開始する(S1)。各種センサ83等により基板Pが実装位置に搬送されたことを検出した場合には、制御手段70は、搬送ベルト23の駆動を停止し、基板Pの実装処理を行う。基板Pの実装が完了すると、搬送ベルト23の駆動を再開する。この動作は、搬送ベルト23の駆動が設定サイクルXに到達するまで繰り返される(S1,S2で「NO」)。制御手段70は、コンベアモータ80の駆動が所定の設定サイクルX(「所定の閾値」の一例)に到達したと判断した場合には(S2で「YES」)、ファンモータ60を駆動し、ファンを回転させて異物APの吸引を開始する(S3)。そして、コンベアモータ80の駆動が設定サイクルY(Y≧X)に到達するまで異物APの吸引が行われる(S3,S4で「NO」)。
ここで、設定サイクルX,Yは、異物APの溜まった量やフィルタの汚れ具合の程度に応じて操作部78等から設定することができ、例えば、プーリ26A〜26Eの回転数、基板Pの実装枚数(搬送枚数)、コンベアモータ80の回転数、搬送ベルト23の移動距離、累積搬送時間(搬送コンベア22A,22Bの駆動時間)、累積経過時間(搬送コンベア22A,22Bの駆動時間と非駆動時間を合算した時間)等に基づいて設定されるようにすることができる。
コンベアモータ80の駆動が設定サイクルYに到達したと判断した場合には(S4で「YES」)、制御手段70は、ファンモータ60の駆動を停止し、ファンの回転を停止する(S5)。上記吸引処理は、表面実装機10を停止するまで繰り返される。
4.本実施形態の作用、効果
基板搬送装置20は、基板Pの搬送動作を行う搬送ベルト23と、搬送ベルト23が掛け渡され、回転可能な複数のプーリ26A〜26Eと、搬送動作によって生じる異物APを吸引可能な吸引手段50と、を備える。
本実施形態によれば、基板Pの搬送動作によって生じる異物APを吸引手段50により吸引して異物APを除去することができる。これにより、例えば、異物APの清掃のための治具等を用いたり、異物APの清掃のために基板Pの搬送を停止しなくても、異物APの清掃を行うことが可能になるため、基板Pの搬送動作によって生じる異物APの清掃作業を簡素化することが可能になる。
また、搬送ベルト23に沿って配され、搬送ベルト23を案内する板状のガイド部33を備え、吸引手段50は、ガイド部33の端面33Aに付着する異物APを吸引可能とされている。
板状のガイド部33の端面33Aには、搬送ベルト23が接触して擦れることにより、ベルトの摩耗粉が付着しやすいが、本実施形態によれば、このような異物APが付着しやすいガイド部33の端面33Aの清掃作業を簡素化することができる。
また、搬送ベルト23の側面側を覆うように配され、通気孔35,36が貫通形成された壁部29を備え、吸引手段50は、通気孔35,36に一端側が連なり、壁部29の外面側に配されたホース54を有する通気路51と、通気路51の他端側に接続され、通気孔35,36から吸い込んだ通気路51内の空気を吸引するように動作する吸引駆動部58とを備える。
摩耗粉等の異物APが生じやすい箇所が壁部29により覆われる構成では、異物APの吸引が容易ではないが、このようにすれば、壁部29には、通気孔35,36が貫通形成されているため、壁部29により覆われた箇所に摩耗粉が生じる場合であっても異物APの吸引を行うことができる。
また、吸引手段50は、搬送ベルト23の搬送動作中には、常時、異物APの吸引動作を行う。
このようにすれば、異物APが発生し得る状態では、常時異物APの吸引動作が行われることにより、異物APを検出するための検出センサ等の構成が必ずしも必要なくなるため、基板搬送装置20の構成を簡素化することが可能になる。
また、吸引手段50は、異物APの通過を規制するフィルタ56を備え、搬送ベルト23の搬送動作が設定サイクルX(所定の閾値)に到達する毎に、吸引手段50に異物APの吸引動作を行わせる制御手段70を備える。
このようにすれば、このようにすれば、常時、吸引動作を行う構成と比較してエアーの消費量やフィルタの消費量56を減らすことができるため、清掃作業のコストを低減することができる。
表面実装機10(部品実装装置)は、基板搬送装置20と、基板搬送装置20により搬送された基板Pに部品を移載するヘッドユニット65と、ヘッドユニット65に部品を供給するフィーダ型供給装置61(部品供給装置)と、を備える。
このようにすれば、基板Pを実装する工程で生じる基板Pのバリや搬送ベルト23の摩耗粉等の異物APを吸引手段50により吸引することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について、図16を参照しつつ説明する。実施形態2は、実施形態1とは異物APを吸引するための通気孔の位置が異なるものである。以下では、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
ガイド部84の前後方向の両端部(端面33Aの近傍)の上面には、摩耗粉等の異物APを吸引するための通気孔85の開口85Aが形成されている。通気孔85は、円形状であって、開口85Aからガイド部84内でL字状に経路が曲がっており、本体30内を導出管部52に向けて直線状に延び、導出管部52内の貫通孔52Aに連通している。
実施形態2によれば、搬送ベルト23の下面に付着する異物APを清掃することができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3について、図17を参照しつつ説明する。実施形態3は、搬送ベルト23の側面側を覆う壁部29の上壁部90に通気孔91を設けたものである。以下では、上記実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
上壁部90の内面(搬送ベルト23側の側面)のうち、ガイド部33が形成されていない部分(ガイド部33の端面33Aの前後。端面33Aの近傍)には、摩耗粉等の異物APを吸引するための通気孔91が設けられている。通気孔91は、円形状であって、開口91Aから導出管部52に向けて直線状に延び、導出管部52の貫通孔52Aに連通している。
実施形態3によれば、ガイド部33の端面33Aとは異なる箇所に通気孔91を形成することができるため、ガイド部33の構成を簡素化することができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、部品実装装置として表面実装機10としたが、これに限られず、例えば、基板Pに半田ペーストを印刷する印刷機や、基板P上に接着剤を塗布する塗布装置としてもよい。
(2)吸引手段50は、通気孔35,36,85,91内の空気を吸引する構成としたが、通気孔35,36,85,91を設けない構成としてもよい。例えば、図11に示すように、ガイド部33(及び搬送ベルト23の側面)と対向板31との間に隙間Gが形成されている構成では、この隙間Gから下方の側壁部29Aと対向板31とで仕切られた空間Sに搬送ベルト23の摩耗粉等の異物APが落下することが懸念される。そこで、側壁部29Aに、貫通孔95を形成するとともに、ホース等の通気路93をこの貫通孔95に通し、異物APが進入する空間S内や空間Sの近傍に通気路93の先端部の開口を配し、通気路93を介して異物APを直接吸引するようにしてもよい。
(3)操作部78により、異物APの吸引動作に関する複数のモードを設定可能とし、吸引手段50による異物APの吸引動作を行うか否かをモードに応じて切り替え可能としてもよい。
(4)吸引手段50は、ファンに代えて、真空ポンプ(減圧ポンプ)によりホース54内に負圧を発生させて異物APを吸引するようにしてもよい。
10:表面実装機(部品実装装置),11:基台,20:基板搬送装置,22A,22B:搬送コンベア,23:搬送ベルト,26A〜26E:プーリ,29:壁部,33,84:ガイド部,33A: 端面,35,36,85,91:通気孔,50:吸引手段,51,93:通気路,52:導出管部,54:ホース,58:吸引駆動部,60:ファンモータ,61:フィーダ型供給装置(部品供給装置),65:ヘッドユニット,70:制御手段,AP:異物,P:基板

Claims (6)

  1. 基板の搬送動作を行う搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトが掛け渡され、回転可能な複数のプーリと、
    前記搬送動作によって生じる異物を吸引可能な吸引手段と、を備える基板搬送装置。
  2. 前記搬送ベルトに沿って配され、前記搬送ベルトを案内する板状のガイド部を備え、
    前記吸引手段は、前記ガイド部の端面に付着する前記異物を吸引可能とされている請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記搬送ベルトの側面側を覆うように配され、通気孔が貫通形成された壁部を備え、
    前記吸引手段は、前記通気孔に一端側が連なり、前記壁部の外面側に配された通気路と、前記通気路の他端側に接続され、前記通気孔から吸い込んだ前記通気路内の空気を吸引するように動作する吸引駆動部とを備える請求項1又は請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記吸引手段は、前記搬送ベルトの搬送動作中には、常時、前記異物の吸引動作を行う請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  5. 前記吸引手段は、前記異物の通過を規制するフィルタを備え、
    前記搬送ベルトの搬送動作が所定の閾値に到達する毎に、前記吸引手段に前記異物の吸引動作を行わせる制御手段を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板搬送装置と、
    前記基板搬送装置により搬送された前記基板に部品を移載するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットに前記部品を供給する部品供給装置と、を備える部品実装装置。
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