JPWO2019064912A1 - 鞍乗型車両の支持部材構造 - Google Patents

鞍乗型車両の支持部材構造 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019064912A1
JPWO2019064912A1 JP2019544364A JP2019544364A JPWO2019064912A1 JP WO2019064912 A1 JPWO2019064912 A1 JP WO2019064912A1 JP 2019544364 A JP2019544364 A JP 2019544364A JP 2019544364 A JP2019544364 A JP 2019544364A JP WO2019064912 A1 JPWO2019064912 A1 JP WO2019064912A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
seat
saddle
tail light
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019544364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6961006B2 (ja
Inventor
智樹 西島
智樹 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPWO2019064912A1 publication Critical patent/JPWO2019064912A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6961006B2 publication Critical patent/JP6961006B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/04Rear lights
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/04Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/30Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
    • B62K19/40Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories for attaching accessories, e.g. article carriers, lamps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M7/00Motorcycles characterised by position of motor or engine
    • B62M7/02Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

シート下に配設する電装部品やシートカウル後端のテールライトを保護することができる鞍乗型車両の支持部材構造を提供する。鞍乗型車両(1)のシート(29)を支持する左右一対のフレーム部材(45)と、左右一対のフレーム部材(45)を連結する支持部材(47)と、フレーム部材(45)の車体後方に配設されるテールライト(24)とを有する鞍乗型車両の支持部材構造において、支持部材(47)をフレーム部材(45)の後端寄りの上面に固定し、支持部材(47)とテールライト(24)の一部とを車体平面視でオーバーラップさせて配設する。支持部材(47)を車幅方向に延出する板状部材とし、シート(29)に加わる荷重を支持部材(47)で受けるように構成する。

Description

本発明は、鞍乗型車両の支持部材構造に係り、特に、乗員が着座するシートの下方に位置する支持部材に適用される鞍乗型車両の支持部材構造に関する。
従来から、自動二輪車のシート下に複数の電装部品やテールライト等を配設した構造が知られている。
特許文献1には、自動二輪車の車体フレームの後部に接続されるリヤフレームを有し、リヤフレームの側方を覆うリヤカウルの上部にリヤシートを配設すると共に、リヤカウルにテールライトを埋設した構成が開示されている。
特開2012−71636号公報
ここで、リヤカウルにテールライトを取り付けたり、シートの下部に電装部品を配設する場合は、シートに荷重が加わった場合でもテールライトや電装部品に影響がないように構成する必要が生じる。この点、特許文献1には、シートの荷重を受ける支持部材の構成に関しては、開示されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、シート下に配設する電装部品やシートカウル後端のテールライトを保護することができる鞍乗型車両の支持部材構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、鞍乗型車両(1)のシート(29)を支持する左右一対のフレーム部材(45)と、前記左右一対のフレーム部材(45)を連結する支持部材(47)と、前記フレーム部材(45)の車体後方に配設されるテールライト(24)とを有する鞍乗型車両の支持部材構造において、前記支持部材(47)が、前記フレーム部材(45)の後端寄りの上面に固定されており、前記支持部材(47)と前記テールライト(24)の一部とが、車体平面視でオーバーラップして配設される点に第1の特徴がある。
また、前記支持部材(47)は、車幅方向に延出する板状部材であり、前記シート(29)に加わる荷重を前記支持部材(47)が受けるように構成されている点に第2の特徴がある。
また、前記支持部材(47)の後部に、前記テールライト(24)のハウジング(24d)の少なくとも一部と車体平面視で重なる隙間(T)が形成されている点に第3の特徴がある。
また、前記シート(29)の後端部(29d)が、前記シート(29)の座面に対して後方下方に屈曲した形状とされており、前記後端部(29d)が、前記支持部材(47)の車体後方の位置で、前記テールライト(24)の上面に近接配置されている点に第4の特徴がある。
また、前記シート(29)の車幅方向外側に配設される左右一対のグラブレール(25)を備え、前記グラブレール(25)は、前記支持部材(47)によって支持される点に第5の特徴がある。
また、前記支持部材(47)の車体前方下方の位置に、電装部品(92)が配設されている点に第6の特徴がある。
さらに、前記支持部材(47)の下面にシートロック機構(91)が取り付けられている点に第7の特徴がある。
第1の特徴によれば、鞍乗型車両(1)のシート(29)を支持する左右一対のフレーム部材(45)と、前記左右一対のフレーム部材(45)を連結する支持部材(47)と、前記フレーム部材(45)の車体後方に配設されるテールライト(24)とを有する鞍乗型車両の支持部材構造において、前記支持部材(47)が、前記フレーム部材(45)の後端寄りの上面に固定されており、前記支持部材(47)と前記テールライト(24)の一部とが、車体平面視でオーバーラップして配設されるので、車体上方からの荷重を支持部材が受けることによって、テールライトを保護することができる。これにより、テールライトを車体前方寄りに配設して車体前後方向の寸法を低減することができる。
第2の特徴によれば、前記支持部材(47)は、車幅方向に延出する板状部材であり、前記シート(29)に加わる荷重を前記支持部材(47)が受けるように構成されているので、板状の支持部材によってシートに加わる荷重を安定的に受けて、テールライトを保護することができる。
第3の特徴によれば、前記支持部材(47)の後部に、前記テールライト(24)のハウジング(24d)の少なくとも一部と車体平面視で重なる隙間(T)が形成されているので、テールライトや支持部材の下方に配設された電装部品による発熱を、両者の間に設けられた隙間から逃がすことが可能となる。また、支持部材の下方に配設された部品の整備性を高めることができる。
第4の特徴によれば、前記シート(29)の後端部(29d)が、前記シート(29)の座面に対して後方下方に屈曲した形状とされており、前記後端部(29d)が、前記支持部材(47)の車体後方の位置で、前記テールライト(24)の上面に近接配置されているので、鞍乗型車両を車体後方から外観した際に、支持部材が視認されることを防いで、外観性を向上させることができる。
第5の特徴によれば、前記シート(29)の車幅方向外側に配設される左右一対のグラブレール(25)を備え、前記グラブレール(25)は、前記支持部材(47)によって支持されるので、左右のリヤフレームを連結する支持部材でグラブレールを支持することで、グラブレールの結合剛性を高めることが可能となる。
第6の特徴によれば、前記支持部材(47)の車体前方下方の位置に、電装部品(92)が配設されているので、車体上方からの荷重を支持部材が受けることによって、電装部品を保護することができる。
第7の特徴によれば、前記支持部材(47)の下面にシートロック機構(91)が取り付けられているので、シートに加わる荷重を受ける支持部材にシートロック機構が取り付けられることで、シートロック機構によるシートの着脱を確実に行うことができる。また、支持部材によって、シートロック機構に接続されるワイヤ等も保護することができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の支持部材構造を適用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の正面図である。 自動二輪車の一部拡大左側面図である。 後側シートおよびその周辺構造を示す平面図である。 後側シートを取り外した状態を示す斜視図である。 クロスプレートの配置構造を示す斜視図である。 クロスプレートの配置構造を示す平面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7のIX−IX線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の支持部材構造を適用した自動二輪車1の左側面図である。また、図2は自動二輪車1の正面図である。鞍乗型車両としての自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ43から車体後方下方に延びる左右一対のメインパイプを有する。メインパイプの下部には、スイングアーム21を揺動自在に軸支するピボット17が設けられた左右一対のピボットプレート18が連結されている。ヘッドパイプ43には、ステアリングステム(不図示)が回転自在に軸支されており、ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク11を支持するトップブリッジ41およびボトムブリッジ42が固定されている。トップブリッジ41の上部には、バックミラー6を有する操向ハンドル4が取り付けられている。
フロントフォーク11の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。また、フロントフォーク11には、ヘッドパイプ43の前方に位置するヘッドライト8、メータ装置を覆うメータバイザ40、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ10が支持される。車体フレーム3の下方には、並列4気筒の4サイクルエンジンと変速機とを一体に構成したパワーユニットPが吊り下げられている。ピボット17に揺動自在に軸支されるスイングアーム21は、リヤクッション27によって車体フレーム3に吊り下げられている。
パワーユニットPの回転駆動力は、ドライブチェーン20を介して後輪WRに伝達される。スイングアーム21の上部には、ドライブチェーン20の上方を覆うチェーンカバー31が取り付けられている。パワーユニットPの前方には冷却水のラジエータ30が配設されており、パワーユニットPの燃焼ガスはエンジンの下方で集合する4本の排気管15(15a,15b,15c,15d)を介して触媒装置19に導かれる。
車体フレーム3の上部には、燃料タンク2が配設されている。燃料タンク2の後部には、運転者が着座する前側シート26が配設されており、前側シート26の後部にはパッセンジャーが乗車する後側シート29が配設されている。メインパイプとピボットプレート18との接続部分には、車体後方に向かって延出する左右一対の上側リヤフレーム45および下側リヤフレーム46が接続されている。
シートカウル28は、上側リヤフレーム45および下側リヤフレーム46の車幅方向外側を覆う形状とされる。シートカウル28の後方には、テールライト24が取り付けられており、その下方にはリヤフェンダ23が固定されている。パッセンジャーが足を乗せるピリオンステップ22aは、下側リヤフレーム46に取り付けられるピリオンステップホルダ22に支持されている。
図3は、自動二輪車1の一部拡大左側面図である。後側シート29とシートカウル28との間には、パッセンジャーが把持する左右一対のグラブレール25が配設されている。後側シート29の後端部は車幅方向中央に位置するテールライト24の上面を覆う形状とされており、グラブレール25は、テールライト24と車体前後方向でオーバーラップするように配置されている。
シートカウル28の前後寸法は小さく抑えられ、下側リヤフレーム46の前方側が外方に露出するように構成されている。ピリオンステップホルダ22は、この露出する下側リヤフレーム46の下面に固定されている。
自動二輪車1の後輪WRの車幅方向左側には、カバー部材としてのサリーガード50を取り付けることができる。サリーガード50は、車体前方側の第1の締結部51と、車体後方側の第2の締結部52とを用いて、下側リヤフレーム46に固定される。サリーガード50は、1本のパイプ部材を曲げて形成した枠部材54と、枠部材54の前方上方端部から車体前方に延びる延出部53と、枠部材54の内側で前後に架け渡される格子部材56,57,58,59と、該格子部材56,57,58,59と交差して枠部材54に結合される連結棒55とを含む。第1の締結部51は、延出部53の前端に設けられており、第2の締結部52は、連結棒55の上端に設けられている。
図4は、後側シート29およびその周辺構造を示す平面図である。また、図5は後側シート29を取り外した状態を示す斜視図である。シートカウル28の車幅方向左側の上面には、シートロック機構を操作するキーシリンダ28aが設けられている。このキーシリンダ28aを携帯キーで回動操作することでロック状態が解除され、後側シート29を取り外すことができる。テールライト24は、後側シート29が取り付けられた状態の車体平面視において、後側シート29の後端部で隠されてほぼ視認されないように構成されている。
後側シート29を取り外すと、左右一対の上側リヤフレーム45の間に架け渡された支持部材としてのクロスプレート47が現れる。金属の板状部材等で構成されるクロスプレート47は、上側リヤフレーム45に溶着等で固定されている。合成樹脂等からなるグラブレール25は、キーシリンダ28aが配設される張り出し部と一体に形成されており、その車体後方側の位置で車幅方向内側に向けて延出する板状の支持ステー25aによって、クロスプレート47の上面に固定されている。クロスプレート47の車体後方側には、隙間Tを有して、テールライト24が近接配置されている。クロスプレート47の車体前方側には、電装部品としてのETCユニット92が配設されている。
図6は、クロスプレート47の配置構造を示す斜視図である。また、図7はクロスプレート47の配置構造を示す平面図である。図6,7では、後側シート29、グラブレール25およびシートカウル28を取り外した状態を示している。クロスプレート47は、車幅方向に延出して左右の上側リヤフレーム45の間に架け渡される平面部47aと、平面部の車幅方向端部に連結されて、丸パイプ状の上側リヤフレーム45に沿って湾曲すると共に上側リヤフレーム45の車幅方向外側に延出する張り出し部47bとを一体に形成してなる。そして、本実施形態では、後側シート29に加わる荷重を、左右2か所の位置、具体的には、クロスプレート47の平面部47aと左右の張り出し部47bとの間の位置で受けるように構成されている。
グラブレール25の支持ステー25aは、平面部47aに形成された支持ボス47cに対してねじ等の締結部材によって固定される。グラブレール25の下面は、張り出し部47bの車幅方向外側の部分によって下方から支持され、乗員が把持する際の高い剛性が確保される。後側シート29の任意の着脱を行うシートロック機構91は、平面部47aの裏面側に固定され、平面部47aは、シートロック機構91が通る切り欠きを有している。これにより、シートロック機構91による後側シート29の着脱を確実に行うことができる。
シートロック機構91を操作するキーシリンダ機構90は、下側リヤフレーム46に取り付けられており、キーシリンダ機構90から延びるケーブル90aは、下側リヤフレーム46の下方を通って、平面部47aの下方の位置でシートロック機構91に連結されている。リヤフェンダ23は、キーシリンダ機構90の後方側の位置で、下側リヤフレーム46の下面に固定されている。
テールライト24は、その車体前方側の一部であるハウジング24dの端部が、クロスプレート47の平面部47aの下方に位置すると共に、車幅方向中央寄りの位置では、テールライト24と平面部47aとの間に隙間Tを有するように配設されている。換言すれば、クロスプレート47とテールライト24との間は、車幅方向外側の位置で互いにオーバーラップすると共に、車幅方向中央寄りの位置では隙間Tを有する構成とされている。すなわち、隙間Tは、車体平面視でテールライト24のハウジング端部24dの少なくとも一部と重なるように構成されている。
これにより、テールライト24を車体前方寄りに配設して車体前後方向の寸法を低減すると共に、シート29への荷重をクロスプレート47が受けることでテールライト24を保護することが可能となる。また、クロスプレート47とテールライト24との間に隙間Tが形成されることで、テールライト24やETCユニット92等の電装部品による発熱を隙間Tから逃がすことが可能となる。また、隙間Tを有することで、クロスプレート47の下方に配設された部品の整備性も高められる。
図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。また、図9は図7のIX−IX線断面図である。後側シート29は、合成樹脂等からなるシート底板29aの上面に設けたスポンジ部材にシート表皮を被せた構成とされている。シート底板29aには、左右一対の荷重伝達突起29cが形成されており、シートロック機構91によって後側シート29を固定すると、荷重伝達突起29cがクロスプレート47の上面に当接した状態で保持されるように構成されている。電装部品であるETCユニット92は、クロスプレート47の車体前方下方の位置に配設されており、後側シート29に加えられる荷重の影響を受けることがない。
テールライト24は、LED光源を実装する基板24cおよびインナレンズ24bを収納するハウジング24dの開口部を、アウタレンズ24aで覆った構成とされる。図9に示すように、テールライト24のハウジング24dとクロスプレート47とは、車幅方向外側の位置で互いにオーバーラップするように構成されている。これにより、テールライト24に上方からの荷重が加わることを防いでテールライト24を保護し、また、車幅方向中央寄りの位置では隙間T(図7参照)を設けることで、テールライト24等の電装部品が生じる熱を外方へ逃がすことを可能としている。
シート底板29aは、その後端部で車体下方側に傾斜しており、これに伴って後側シート29の後端部29dは、後側シート29の座面に対して後方下方に屈曲した形状とされている。そして、後端部29dは、クロスプレート47の車体後方の位置で、テールライト24の上面に近接配置されている。これにより、自動二輪車1を車体後方から外観した際に、クロスプレート47が視認されることを防いで、外観性を向上させることができる。また、後側シート29の後端部29dの下部は、シート底板29aによって支持されているので、後側シート29の後方寄りの位置に荷重が加わっても、後端部29dがテールライト24の上面に接触しにくいように構成されている。
上記したように、本発明に係る鞍乗型車両の支持部材構造によれば、自動二輪車1の後部に配設される左右一対の上側リヤフレーム45と、上側リヤフレーム45同士を連結するクロスプレート47と、上側リヤフレーム45の車体後方に配設されるテールライト24とを有し、クロスプレート47が上側リヤフレーム45の後端寄りの上面に固定されており、クロスプレート47とテールライト24のハウジング24dの端部とが、車体平面視でオーバーラップして配設されるので、車体上方からの荷重をクロスプレート47が受けることによってテールライト24を保護することが可能となる。これにより、テールライト24を車体前方寄りに配設して車体前後方向の寸法を低減することができる。
なお、クロスプレートやリヤフレームの形状や構造、後側シートやシート底板の形状や構造、シートロック機構や電装部品の構成等は、上記実施形態に限られず種々の変更が可能である。例えば、クロスプレートは上側リヤフレームに対して締結部材で固定される構造としてもよい。また、シートは、パッセンジャーが着座する後側シートに限られず、前方に運転者が着座する前後一体型シートであってもよい。本発明に係る鞍乗型車両の支持部材構造は、自動二輪車に限られず、三輪車や四輪車等の鞍乗型車両に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、24…テールライト、24d…ハウジング、25…グラブレール、26…前側シート、29…後側シート(シート)、29a…シート底板、29d…後端部、45…上側リヤフレーム(フレーム部材)、46…下側リヤフレーム、47…クロスプレート(支持部材)、47a…平面部、47b…張出部、91…シートロック機構、92…ETCユニット(電装部品)、T…隙間
テールライト24は、その車体前方側の一部であるハウジング24dの端部が、クロスプレート47の平面部47aの下方に位置すると共に、車幅方向中央寄りの位置では、テールライト24と平面部47aとの間に隙間Tを有するように配設されている。換言すれば、クロスプレート47とテールライト24との間は、車幅方向外側の位置で互いにオーバーラップすると共に、車幅方向中央寄りの位置では隙間Tを有する構成とされている。すなわち、隙間Tは、車体平面視でテールライト24のハウジング24dの端部の少なくとも一部と重なるように構成されている。

Claims (7)

  1. 鞍乗型車両(1)のシート(29)を支持する左右一対のフレーム部材(45)と、前記左右一対のフレーム部材(45)を連結する支持部材(47)と、前記フレーム部材(45)の車体後方に配設されるテールライト(24)とを有する鞍乗型車両の支持部材構造において、
    前記支持部材(47)が、前記フレーム部材(45)の後端寄りの上面に固定されており、
    前記支持部材(47)と前記テールライト(24)の一部とが、車体平面視でオーバーラップして配設されることを特徴とする鞍乗型車両の支持部材構造。
  2. 前記支持部材(47)は、車幅方向に延出する板状部材であり、
    前記シート(29)に加わる荷重を前記支持部材(47)が受けるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の支持部材構造。
  3. 前記支持部材(47)の後部に、前記テールライト(24)のハウジング(24d)の少なくとも一部と車体平面視で重なる隙間(T)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両の支持部材構造。
  4. 前記シート(29)の後端部(29d)が、前記シート(29)の座面に対して後方下方に屈曲した形状とされており、
    前記後端部(29d)が、前記支持部材(47)の車体後方の位置で、前記テールライト(24)の上面に近接配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の鞍乗型車両の支持部材構造。
  5. 前記シート(29)の車幅方向外側に配設される左右一対のグラブレール(25)を備え、
    前記グラブレール(25)は、前記支持部材(47)によって支持されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の鞍乗型車両の支持部材構造。
  6. 前記支持部材(47)の車体前方下方の位置に、電装部品(92)が配設されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両の支持部材構造。
  7. 前記支持部材(47)の下面にシートロック機構(91)が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の鞍乗型車両の支持部材構造。
JP2019544364A 2017-09-27 2018-08-01 鞍乗型車両の支持部材構造 Active JP6961006B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017186087 2017-09-27
JP2017186087 2017-09-27
PCT/JP2018/028945 WO2019064912A1 (ja) 2017-09-27 2018-08-01 鞍乗型車両の支持部材構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019064912A1 true JPWO2019064912A1 (ja) 2020-10-15
JP6961006B2 JP6961006B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=65901611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019544364A Active JP6961006B2 (ja) 2017-09-27 2018-08-01 鞍乗型車両の支持部材構造

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6961006B2 (ja)
BR (1) BR112020005350B1 (ja)
DE (1) DE112018005536T5 (ja)
WO (1) WO2019064912A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191484U (ja) * 1984-11-21 1986-06-13
JPS6261786U (ja) * 1985-10-09 1987-04-16
WO2003004338A1 (fr) * 2001-07-02 2003-01-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de verrouillage de siege pour cycles
WO2011001443A2 (en) * 2009-06-03 2011-01-06 Tvs Motor Company Limited Rear combination assembly structure
JP2011046347A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の後部構造
JP2012121451A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
EP2586690A2 (en) * 2011-10-25 2013-05-01 Kwang Yang Motor Co., Ltd. Rear central cover locking structure for motorcycle
JP2013133075A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鞍乗型車両のシート下収納構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5613514B2 (ja) 2010-09-28 2014-10-22 川崎重工業株式会社 自動二輪車の後部方向指示ランプ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191484U (ja) * 1984-11-21 1986-06-13
JPS6261786U (ja) * 1985-10-09 1987-04-16
WO2003004338A1 (fr) * 2001-07-02 2003-01-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de verrouillage de siege pour cycles
WO2011001443A2 (en) * 2009-06-03 2011-01-06 Tvs Motor Company Limited Rear combination assembly structure
JP2011046347A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の後部構造
JP2012121451A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
EP2586690A2 (en) * 2011-10-25 2013-05-01 Kwang Yang Motor Co., Ltd. Rear central cover locking structure for motorcycle
JP2013133075A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鞍乗型車両のシート下収納構造

Also Published As

Publication number Publication date
DE112018005536T5 (de) 2020-07-16
BR112020005350A2 (pt) 2020-09-24
JP6961006B2 (ja) 2021-11-05
BR112020005350B1 (pt) 2023-05-09
WO2019064912A1 (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5091804B2 (ja) 自動二輪車のサドルバッグ取付構造
JP5307288B2 (ja) 自動二輪車の後部構造
JP5246431B2 (ja) 自動二輪車
JP6101452B2 (ja) 鞍乗型車両のヘッドライト支持構造
JP5335760B2 (ja) 自動二輪車の灯火装置
JP5289883B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5129632B2 (ja) 鞍乗り型車両のハーネス保持構造
JP2009051323A (ja) 自動二輪車
JP2014117968A (ja) 鞍乗り型車両の後部構造
KR100463214B1 (ko) 자동 이륜차에 있어서의 램프 장착 구조
CN102817689B (zh) 消音器防护件及骑乘型车辆
JP6961006B2 (ja) 鞍乗型車両の支持部材構造
JP6389966B2 (ja) 自動二輪車用のヘッドライト取り付け構造
JP5611559B2 (ja) 鞍乗り型車両におけるフロント構造
JP2014061840A (ja) 鞍乗型車両
JP6719524B2 (ja) 鞍乗型車両のウインカランプ取付構造
JP2006096132A (ja) グラブレール及びマフラ支持構造
JP7048758B2 (ja) 鞍乗型車両のライセンスライト
JP6861665B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6682410B2 (ja) 鞍乗型車両の冷却水リザーバタンク
JP2014240255A (ja) 鞍乗り型車両
JP6742972B2 (ja) 鞍乗型車両のカバー部材構造
WO2022209890A1 (ja) 鞍乗型車両
JP5470203B2 (ja) 鞍乗り型車両のライセンスプレート取付構造
CN210175050U (zh) 跨乘型车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527

Effective date: 20200304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200318

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6961006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150