JPWO2019053791A1 - ヒートシンク - Google Patents

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Abstract

このヒートシンク(100)は、ベース部(10)と、フィン(20)とを有し、押出方向と直交する幅方向に並べて互いに接合された複数の押出型材(1)を備える。複数の押出型材(1)は、フィン(20)を複数有するとともに、ヒートパイプ(50)を装着可能に形成された押出方向に延びる貫通孔(15)をベース部(10)に有する第1型材(1a)を含む。

Description

この発明は、ヒートシンクに関する。
従来、押出型材を接合して構成されるヒートシンクが知られている。このようなヒートシンクは、たとえば、特開平8−181258号公報に開示されている。
上記特開平8−181258号公報には、板状フィンと板状フィンの下端部につながる基板構成部とを備えた押出型材を並べて、基板構成部同士をろう付けにより接合したヒートシンクが開示されている。個々の押出型材は、ヒートシンクの長さに合わせて形成され、押出型材が並べて配列されることにより、所望のサイズのヒートシンクが構成される。
特開平8−181258号公報
ところで、ヒートシンクに複数の冷却対象物が設置されるような大型のヒートシンクでは、複数の冷却対象物の設置領域に跨がるように、ヒートシンクの内部にヒートパイプを設ける場合がある。これは、複数の冷却対象物の熱負荷が異なる場合でも、ヒートパイプにより熱負荷を分散させて局所的な温度上昇を抑制するためである。
上記特開平8−181258号公報に開示されたヒートシンクにヒートパイプを設ける場合には、押出型材を接合してヒートシンクを構成した後で、機械加工によりヒートパイプ装着穴を基板構成部に形成する必要がある。そのため、製造工数が増大してしまうという問題点がある。製造工数が増大すると、製造コストも増大する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、押出型材を接合して構成されるヒートシンクにおいて、ヒートシンク内部にヒートパイプを装着可能とする場合でも、製造工数の増大を抑制することが可能なヒートシンクを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明によるヒートシンクは、ベース部と、ベース部から突出するフィンとを有し、押出方向と直交する幅方向に並べて互いに接合された複数の押出型材を備え、複数の押出型材は、フィンを複数有するとともに、ヒートパイプを装着可能に形成された押出方向に延びる貫通孔をベース部に有する第1型材を含む。
この発明によるヒートシンクでは、押出成形によって得られる第1型材に、予めヒートパイプを装着可能な貫通孔を設けるので、第1型材を含む複数の押出型材を並べて接合するだけで、ヒートシンクにヒートパイプ装着用の貫通孔を設けることができる。そのため、ヒートシンクの内部にヒートパイプを装着可能とする場合でも、後加工でヒートパイプ装着用の穴を形成する場合と比較して、製造工数の増大を抑制することができる。製造工数の増大の抑制により、製造コストも抑制することができる。また、貫通孔にヒートパイプを設けない場合でも、第1型材の一部を貫通孔により肉抜きできるので、ヒートシンクの軽量化を図ることができる。さらに、複数の押出型材の配列における第1型材の位置や数を調整することにより、後加工で貫通孔を設ける場合と同様に、熱負荷の異なる複数箇所と重なる位置を通るように貫通孔の位置を調整できる。あるいは、全ての押出型材を第1型材により構成する場合には、熱負荷の異なる箇所と重なる位置を通る貫通孔をヒートパイプを装着する貫通孔として選択できる。その結果、適切な位置に配置された貫通孔にヒートパイプを装着することにより、効果的に熱負荷を分散し、局所的な温度上昇を抑制することができる。
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、貫通孔の幅方向の寸法は、複数のフィンのピッチ以上の大きさを有する。ここで、複数のフィンを有する第1型材では、ベース部の幅方向寸法がフィンのピッチ以上の大きさとなる。そのため、複数のフィンを備える第1型材ではベース部の幅方向寸法がフィンのピッチ以上の大きさとなることを利用して、第1型材にフィンのピッチ以上の比較的大きいサイズの貫通孔を設けることができる。その結果、たとえば貫通孔の総断面積が同じで、フィンのピッチよりも小さい小型の貫通孔を多数設ける構成と比べて、金型を簡素化でき、貫通孔を容易に形成することができる。
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、第1型材は、1つまたは2つの貫通孔を有する。ここで、第1型材に多くの貫通孔を設ける場合、金型構造が複雑化して製造コストが増大するとともに、ヒートパイプを装着する場合でもヒートパイプの個数が増大するため部品点数が増大しやすい。そのため、第1型材に設ける貫通孔を1つまたは2つにすることにより、金型構造が過度に複雑化するのを抑制できるとともに、ヒートパイプを装着する場合でも過度に部品点数が増大することを抑制できる。
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、第1型材を含む複数の押出型材は、それぞれ6枚以下のフィンを有する。ここで、押出型材が多数のフィンを有する場合、押出型材自体が大型化し易く、金型が大型および複雑になる。その結果、製造コストおよび製造難度が増大しやすい。そこで、押出型材に設けるフィンの枚数を6枚以下とすることによって、製造コストおよび製造難度が過度に増大するのを抑制できる。
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、第1型材は、3枚または4枚のフィンと、1つまたは2つの貫通孔が形成されたベース部とを有する。このように構成すれば、3枚または4枚のフィンを設けることにより、5枚または6枚のフィンを設ける場合よりも、さらに製造コストおよび製造難度の増大を効果的に抑制できる。また、2枚のフィンを設ける場合よりもベース部の幅を大きくできるため、1つまたは2つの貫通孔を容易に大きく形成することができる。なお、フィンが3枚の場合には、1つの貫通孔を設けることが、フィンのピッチ以上の径の貫通孔を形成するためのスペースを容易に確保できるため好ましい。
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、貫通孔内に選択的に装着されたヒートパイプをさらに備える。このように構成すれば、複数の押出型材の接合によって比較的大型のヒートシンクを形成する場合でも、ヒートパイプによりヒートシンクの温度分布を均一化することができる。そのため、ヒートシンクにおいて、熱負荷の異なる箇所がある場合でも局所的な温度上昇を抑制することができる。また、複数の第1型材が設けられる構成では、熱負荷の異なる箇所を通る第1型材の貫通孔を選択してヒートパイプを装着できるので、ヒートシンクの局所的な温度上昇を効果的に抑制することができる。
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、複数の押出型材は、第1型材とはベース部の幅寸法が異なる第2型材を含む。ここで、たとえば同じ第1型材を複数並べる場合、貫通孔の間隔も一定になるが、ベース部の幅寸法が異なる第2型材を間に介在させれば、貫通孔の間隔を変化させることができる。そのため、複数の押出型材の配列における第1型材の位置を調整するだけでなく、第2型材の位置や数を調整すれば、熱負荷の異なる箇所に応じて貫通孔の位置をより精密に調整することができる。その結果、ヒートシンクにおいて熱負荷の異なる箇所を通るように貫通孔の位置を調整し、位置調整した貫通孔にヒートパイプを装着すれば、ヒートシンクの局所的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
押出型材を接合して構成されるヒートシンクにおいて、ヒートシンク内部にヒートパイプを装着可能とする場合でも、製造工数の増大を抑制することができる。
本実施形態によるヒートシンクを示した模式的な斜視図である。 2つの押出型材を抽出して示した模式的な正面図である。 ヒートシンクの構造を説明するための模式的な平面図である。 図3に示したヒートシンクの正面図である。 貫通孔に装着されたヒートパイプを示したヒートシンクの縦断面図である。 ヒートシンクの製造工程(A)〜(D)を説明するための模式図である。 押出型材の第1の変形例を示した正面図である。 フィンの枚数が異なるを押出型材の変形例を示した図(A)〜(C)である。 複数の貫通孔を設けた第1型材の変形例を示した図である。 第2型材を設けたヒートシンクの変形例を示す模式的な正面図である。 幅寸法の異なる複数の第1型材を設けたヒートシンクの変形例を示した図である。 フィンの第1の変形例(A)および第2の変形例(B)を示した図である。 貫通孔の第1の変形例(A)および第2の変形例(B)を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ヒートシンクの全体構成)
図1〜図5を参照して、一実施形態によるヒートシンク100について説明する。ヒートシンク100は、発熱体である冷却対象物に取り付けられ、冷却対象物を冷却するための冷却器である。ヒートシンク100は、冷却対象物の取付箇所から吸熱し、ヒートシンク100の外部に放熱することにより、冷却対象物を冷却する。
図1に示すヒートシンク100は、ベース部10と、ベース部10から突出する複数のフィン20とを有する押出型材1を複数備える。
押出型材1は、押出成形により形成された型材であり、金属材料により形成されている。金属材料は、たとえばアルミニウムやアルミニウム合金などであり、熱伝導性の高い材料が好ましい。押出成形は、金型を用いて金属材料を所定方向(押出方向、Y方向)に押し出すことにより、押出方向に延びる所望の断面形状の型材を一体形成するものである。そのため、押出型材1は、ベース部10と、複数のフィン20とを一体的に有する。
押出型材1は、上記のように押出方向に延びる形状を有する。押出方向と直交する断面において、ベース部10からフィン20が立ち上がる方向(Z方向)を高さ方向とし、高さ方向と直交する方向(X方向)を幅方向とする。押出型材1は、幅W2(図2参照)、高さH1の寸法を有する。押出型材1の押出方向の長さL1は、ヒートシンク100の寸法に対応するように設定される。複数の押出型材1がX方向に並べて接合されることにより、縦横の一方の長さがL1で、他方の長さが押出型材1の配列数に応じた長さW1となるヒートシンク100が構成される。押出型材1の長さL1、および配列数を変更することにより、所望の大きさのヒートシンク100が構成できる。
ヒートシンク100を構成する複数の押出型材1は、Y方向と直交するX方向に並べて互いに接合され、一体化されている。具体的には、X方向に並べられた複数の押出型材1のうち、隣接する押出型材1同士が、X方向に互いに接続されている。複数の押出型材1は、たとえばろう付けにより接合されている。押出型材1同士の接合は、たとえば溶接などでもよい。
図1に示す押出型材1は、ベース部10と、フィン20と、補強部30とを一体的に含んでいる。
ベース部10は、X方向に延びるとともに、Z方向に所定の厚みを有する平板形状を有する。図2の例では、ベース部10は、矩形状の断面形状を有する。ベース部10は、幅寸法W2が高さ寸法H2よりも大きく、横長の長方形断面を有する。ベース部10は、Y方向に延びる。ベース部10は、Z方向の両側の第1表面11および第2表面12と、X方向の両側の一対の側面13とを有する。第1表面11および第2表面12は、互いに略平行な平坦面である。ただし、第1表面11、第2表面12の形状は、平坦でなくてもよい。一対の側面13は、互いに略平行な平坦面である。複数の押出型材1は、各々のベース部10の互いに隣接する側面13同士が接合されている。複数の押出型材1の間には、押出型材1の構成材料よりも低融点のろう材40が介在している。ろう材40の材料は、特に限定されないが、一般に、押出型材1の構成材料と同種の材料(アルミニウム合金の場合、アルミニウムろう材)が用いられる。ろう材として、平板状の心材の両面に低融点のろう材をクラッドしたクラッド材(ブレージングシート)を用いてもよい。
ヒートシンク100は、各々のベース部10の第2表面12によって、平坦な取付面101が構成されている。取付面101には、冷却対象物102が取り付けられる。そのため、第2表面12の形状は、冷却対象物102の形状に対応したものとなる。たとえば、取付面101と冷却対象物102とは、互いに極力密着するように平坦面同士とされる。第2表面12は、冷却対象物102と嵌合する段差(凹部または凸部)などを有する非平坦面でもよい。ヒートシンク100は、冷却対象物102の熱を、ベース部10を介して吸収し、各々のフィン20から放熱する。
複数のフィン20は、それぞれ、ベース部10から立ち上がるように形成されている。複数のフィン20は、Z方向の一方端部でベース部10の第1表面11に接続する。各々のフィン20は、Z方向およびY方向に延びる平板形状を有する。個々のフィン20は、フィン20の全体に亘って略一定の厚みを有する。各々のフィン20の厚みは、互いに略同一である。複数のフィン20は、互いに略平行に設けられている。各々のフィン20は、X方向の両側の一対の側面21を有する。一対の側面21は、互いに略平行である。複数のフィン20は、Z方向の他方端部で補強部30に接続している。
複数のフィン20は、X方向に互いに離隔するように配置されている。複数のフィン20は、所定のピッチP(>0)で、X方向に等間隔で配列されている。なお、フィン20のピッチPは、X方向における隣り合うフィン20の中心間の距離である。
複数のフィン20は、隣接する押出型材1のフィン20とのピッチPも概ね一致するように設けられている。そのため、ヒートシンク100の全体に渡って、概ね一定のピッチPとなるように、複数のフィン20が設けられている。なお、隣接する押出型材1のフィン20との間のピッチについては、厳密に一定である必要はなく、ろう付け後のろう材40の厚み分の誤差も許容する。
補強部30は、X方向に延びるとともに、Z方向に所定の厚みを有する平板形状を有する。補強部30は、矩形状の断面形状を有する。補強部30は、幅寸法が高さ寸法よりも大きく、横長の長方形断面を有する。補強部30の幅寸法は、ベース部10の幅寸法W2と略等しい。補強部30の高さ寸法(厚み)は、ベース部10の高さ寸法(厚み)H2よりも小さい。補強部30は、Y方向に延びる。補強部30は、Z方向の両側の第1表面31および第2表面32と、X方向の両側の一対の側面33とを有する。第1表面31および第2表面32は、互いに略平行な平坦面である。第1表面31および第2表面32は、非平坦面でもよいし、互いに平行でなくてもよい。一対の側面33は、互いに略平行な平坦面である。複数の押出型材1は、各々の補強部30の互いに隣接する側面33同士が接合されている。
このように、複数の押出型材1は、ベース部10の側面13および補強部30の側面33の各々で、互いに接合されている。ベース部10の側面13および補強部30の側面33は、共に同一平面(ZY平面)上に配置されている(X方向の位置が揃っている)。なお、側面13および側面33は、押出型材1同士を接合するための継手部分であるので、側面13および側面33の表面形状は、接合方法に応じた継手形状を有していればよく、平坦面以外でもよい。ベース部10および補強部30は、押出型材1において最大の幅寸法を有する。押出型材1の幅寸法というとき、ベース部10および補強部30の幅寸法W2と一致する。
ここで、複数の押出型材1は、ヒートパイプ50を装着可能に形成されたY方向に延びる貫通孔15をベース部10に有する第1型材1aを含む。
図1および図2では、ヒートシンク100を構成する複数の押出型材1の全てを、貫通孔15を有する第1型材1aにより構成した例を示している。複数の押出型材1の一部を貫通孔15を有する第1型材1aにより構成し、他の一部を貫通孔15を有しない押出型材1により構成してもよい。たとえば、ヒートシンク100のX方向の両端部にはヒートシンク100を固定するための構造(リブ、フランジや突起、ブラケット状部分など)を設けるなどのため、他の押出型材1とは異なる形状の押出型材を配置する場合がある。そのため、たとえばヒートシンク100のX方向の両端部に、固定用構造を設けた貫通孔15を有さない押出型材1を第1型材1aとは別個に設けてもよい。第1型材1aは、ヒートシンク100のうちで、少なくとも1つ設けられる。好ましくは、第1型材1aは複数設けられる。
第1型材1aは、たとえば、1つまたは2つの貫通孔15を有する。図1および図2では、第1型材1aは、1つの貫通孔15を有する。
貫通孔15は、ベース部10をY方向に貫通している。貫通孔15は、Y方向に直線状に延びる。貫通孔15は、押出成形によってベース部10に形成されたものである。このため、ヒートシンク100を構成する複数の押出型材1の一部または全部に第1型材1aを用いることにより、複数の押出型材1を接合するだけで、ヒートパイプを装着可能な貫通孔15が後加工なしでヒートシンク100に形成される。
貫通孔15は、円形の断面形状を有する。貫通孔15は、内径dを有する。貫通孔15が円形断面を有するので、貫通孔15の幅寸法(X方向の寸法)は、内径dに一致する。たとえば、内径dは、ベース部10の高さ寸法H2の1/2よりも大きい。貫通孔15の内径dは、たとえば5mm以上50mm以下である。貫通孔15は、X方向において、ベース部10のいずれかの側面13に偏った位置に形成されている。つまり、貫通孔15の中心C1が、ベース部10のX方向の中心C2からX方向にずれた位置に配置されている。貫通孔15の中心C1と、ベース部10のX方向の中心C2とがX方向に一致していてもよい。
貫通孔15のX方向の寸法dは、複数のフィン20の間隔CLよりも大きい。好ましくは、貫通孔15のX方向の寸法dは、複数のフィン20のピッチP以上の大きさを有する。貫通孔15は、2つのフィン20の間に跨がるように形成されている。つまり、貫通孔15は、Z方向において、複数のフィン20とオーバラップするように形成されている。貫通孔15のX方向の寸法dは、たとえば、複数のフィン20のピッチPの1倍以上2倍以下の大きさを有する。
貫通孔15のX方向の寸法dは、ベース部10の幅寸法W2の2/3以下の大きさを有し、1/2以下の寸法を有すると好ましい。図2の例では、貫通孔15とベース部10の一方の側面13との間隔Ds1が、貫通孔15のX方向の寸法dと概ね等しい。貫通孔15とベース部10の他方の側面13との間隔Ds2が、貫通孔15のX方向の寸法dよりも小さい。貫通孔15のX方向の寸法dは、たとえば、ベース部10の幅寸法W2の1/5以上、1/2以下の大きさを有する。
第1型材1aを含む複数の押出型材1は、それぞれ6枚以下のフィン20を有する。図2では、第1型材1aは、3枚のフィン20と、1つの貫通孔15が形成されたベース部10とを有する。このため、第1型材1aは、ヒートシンク100の構成単位として十分に小型で簡素な構造になる。また、第1型材1aの幅寸法W2を小さくできるので、複数の第1型材1aを配列してヒートシンク100を構成した場合に、貫通孔15の間隔Dh(図4参照)を十分に小さくできる。そのため、適切な位置の貫通孔15を選択して、ヒートパイプを装着できる。
(ヒートシンクの構成例)
図3および図4に示すように、ヒートシンク100は、取付面101において複数の冷却対象物102(図4参照)を設置可能に構成されている。取付面101には、矩形状の複数の設置領域SAが設けられ、各々の設置領域SAに冷却対象物102を取り付け可能である。設置領域SAは、幅W1よりも小さい幅W3を有する。設置領域SAは、長さL1よりも小さいY方向の長さL2を有する。
一例として、図3では、取付面101において、3行×3列の9箇所の設置領域SAが設けられている。各々の設置領域SAでは、冷却対象物102がビス104(図4参照)などを用いてベース部10に取り付けられている。図示は省略するが、ベース部10には、冷却対象物102を取り付けるためのタップ穴が設けられている。
各々の押出型材1は、Y方向に設置領域SAを3つ並べることが可能な長さL1を有し、X方向に合計13個設けられることにより、X方向に設置領域SAを3つ並べることが可能なヒートシンク100を構成している。図示の都合上、図1では押出型材1の数を少なくして示している。押出型材1の長さおよび配列数によって、ヒートシンク100のY方向の全長およびX方向の全長は、たとえば数十cm〜数m程度に形成することができ、ヒートシンク100は大型化に適している。たとえば、押出型材1のY方向の長さL1は、たとえば10cm以上5m以下である。押出型材1の幅寸法W2は、たとえば10mm以上200mm以下である。押出型材1の高さ寸法(ヒートシンク100の高さ寸法)H1は、たとえば50mm以上300mm以下である。押出型材1の総数は、たとえば5個以上100個以下である。
ヒートシンク100は、たとえば自動車、電車などの車両、航空機または船舶に搭載され、移動に伴う空気流によって冷却対象物102の放熱を行う強制空冷型のヒートシンクである。ヒートシンク100は、たとえば工場やプラントなどの施設に設置され、送風機からの送風によって冷却対象物102の放熱を行うヒートシンクである。空気流は、Y方向に流れて複数のフィン20(図4参照)の間を通過する。図3におけるY方向のいずれか一方側が空気流の上流側となり、Y方向のいずれか他方側が空気流の下流側となる。空気流は、複数のフィン20の間を通過する際にフィン20から熱を吸収する。
冷却対象物102は、たとえばモータ駆動回路や電力変換回路に用いられるインバータ、コンバータを構成するパワーモジュールや、その他の高発熱の素子や回路である。ヒートシンク100のサイズ、設置領域SAの数、配置および形状、冷却対象物102の種類等は一例であり、これに限られない。ヒートシンク100は、自然空冷型のヒートシンクであってもよい。
図3において、各々の第1型材1aの貫通孔15は、ヒートシンク100をY方向に貫通している。また、合計13本の貫通孔15のうち、一部の貫通孔15は設置領域SAと重なる位置を通過している。他の一部の貫通孔15は、設置領域SA以外の領域(X方向の設置領域SAの間の位置)と重なる位置を通過する。貫通孔15を有する第1型材1aと、貫通孔15を有さない押出型材1とが混在する場合、第1型材1aは、ヒートシンク100の全体において、設置領域SAと重なる位置に配置されるのが好ましい。
また、図4に示すように、各々の第1型材1aの貫通孔15は、X方向に略等間隔Dhで配列されている。ここでは、隣接する貫通孔15の間隔Dhは、貫通孔15の中心間距離とする。隣接する貫通孔15の間隔Dhは、設置領域SAの幅寸法W3よりも小さい。たとえば、隣接する貫通孔15の間隔Dhは、設置領域SAの幅寸法W3の1/2よりも小さい。そのため、X方向において、複数の貫通孔15が設置領域SAと重なる位置を通過する。図4の例では、隣接する貫通孔15の間隔Dhは、設置領域SAの幅寸法W3の1/3よりも小さい。そのため、3つの貫通孔15が1つの設置領域SAと重なる位置を通過するように配置されている。1つの設置領域SAと重なる位置に、2つ以下または4つ以上の貫通孔15が配置されてもよい。
図4に示すように、ヒートシンク100は、貫通孔15内に装着されたヒートパイプ50を備えている。図4では、便宜的に、ヒートパイプ50が装着された貫通孔15にハッチングを付し、ヒートパイプ50が装着されていない貫通孔15にはハッチングを付さないことにより、ヒートパイプ50の有無を示している。
ヒートパイプ50は、貫通孔15に選択的に装着されている。全ての貫通孔15にヒートパイプ50を装着してもよいし、全ての貫通孔15にヒートパイプ50を装着しなくてもよい。熱負荷を分散するために、ヒートパイプ50を1つ以上設けるのが好ましい。図4では、ヒートパイプ50は、設置領域SAと重なる位置を通過する貫通孔15に、選択的に装着されている。その結果、ヒートパイプ50は、複数の設置領域SAにそれぞれ取り付けられた複数の冷却対象物102と重なる位置に設けられている。
ヒートパイプ50は、減圧状態で密閉された管内に所定量の作動液(水など)が封入された構造を有する。ヒートパイプ50の内部では、高温部から吸熱して作動液が蒸発して低温部側へ移動し、低温部へ移動した蒸気流が放熱により凝縮して液相状態で高温部側へ戻る。その結果、ヒートパイプ50は、作動液を循環させて高温部と低温部との間で熱を移動させる。そのため、ヒートパイプ50は、長手方向に沿って温度ムラが発生する場合に、相対的に高温の領域から相対的に低温の領域へ熱を輸送し、温度分布を均一化する。
ヒートパイプ50は、図3に示したように、Y方向に並ぶ3つの設置領域SAと重なる位置を通過するが、これらの設置領域SAに設置される冷却対象物102の熱負荷は、必ずしも同一ではない。また、ヒートシンク100に送り込まれる空気流の下流側ほど空気温度が上昇するため、冷却効率が低下する。ヒートパイプ50は、相対的に高温(熱負荷が大きい、冷却効率が低い)となる設置領域SAの熱を、より低温(熱負荷が小さい、冷却効率が高い)となる側に輸送して、ヒートシンク100のY方向における熱負荷を均一化する。
これにより、ヒートシンク100は、ヒートパイプ50によってY方向に並ぶ設置領域SAの各々の熱負荷を分散し、局所的な温度上昇を抑制する。設置領域SA以外の領域と重なる位置を通過する貫通孔15には、ヒートパイプ50を装着しないことにより、部品点数の増大を抑制し、ヒートシンク100の軽量化を図ることが可能である。
図5に示すように、ヒートパイプ50が装着された貫通孔15は、両端部がそれぞれシール材51により封止されている。シール材51は、合成樹脂などを主成分とし、貫通孔15の開口部分に充填されて貫通孔15を密閉する。これにより、貫通孔15内に水などが浸入することが防止されている。なお、シール材51は必須ではなく、貫通孔15にシール材51を設けなくてもよい。
(ヒートシンクの製造方法)
次に、図6を参照して、本実施形態のヒートシンク100の製造方法の概略を説明する。ヒートシンク100の製造方法は、主として、押出型材1の作成、押出型材1の接合、ヒートパイプ50の装着、仕上げ加工、の工程を含む。
まず、押出成形により、押出型材1が作成される。図2に示した断面形状を形成するための金型を用いて、押出型材1が成形され、所定の長さL1(図1参照)単位で切断されることにより、図6(A)に示すように、押出型材1(第1型材1a)が作成される。なお、図示は省略するが、押出成形後、各押出型材1の接合面であるベース部10の側面13および補強部30の側面33は、機械加工により所望精度に仕上げられる。
図6(B)に示すように、それぞれの押出型材1がろう付けにより一体的に接合される。押出型材1は、接合面であるベース部10の側面13および補強部30の側面33が上下を向くように寝かせた状態で、シート状のろう材40を接合面間に配置しつつ上方に積層される。ろう材40を挟んで積層された複数の押出型材1が、たとえば真空ろう付けにより所定のろう付け温度で接合される。これにより、複数の押出型材1が一体化して所望サイズのヒートシンク100が構成される。
図6(C)に示すように、第1型材1aの貫通孔15に、選択的にヒートパイプ50が装着される。図6(C)は、5つの貫通孔15の内、図中の右から2番目および3番目の貫通孔15にヒートパイプ50を装着する例を示している。装着後、ヒートパイプ50が装着された貫通孔15は、シール材51(図6(D)参照)により封止される。図示は省略するが、取付面101の要求精度に応じて、ヒートシンク100の取付面101(図6(D)参照)に対して、機械加工による仕上加工が行われる。これにより、ヒートシンク100が完成する。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
このヒートシンク100では、押出成形によって得られる第1型材1aに、予めヒートパイプ50を選択的に装着可能な貫通孔15を設けるので、第1型材1aを含む複数の押出型材1を並べて接合するだけで、ヒートシンク100にヒートパイプ50の装着用の貫通孔15を設けることができる。そのため、ヒートシンク100の内部にヒートパイプ50を装着可能とする場合でも、後加工でヒートパイプ装着用の穴を形成する場合と比較して、製造工数の増大を抑制することができる。製造工数の増大の抑制により、製造コストも抑制することができる。また、貫通孔15にヒートパイプ50を設けない場合でも、第1型材1aの一部を貫通孔15により肉抜きできるので、ヒートシンク100の軽量化を図ることができる。
ヒートシンク100では、全ての押出型材1を第1型材1aにより構成したので、容易に、設置領域SAと重なる位置に貫通孔15を配置できる。そのため、熱負荷の異なる設置領域SAと重なる位置の貫通孔15を選択してヒートパイプ50を装着することができる。その結果、効果的に熱負荷を分散し、局所的な温度上昇を抑制することができる。
また、ヒートシンク100では、第1型材1aに複数のフィン20を設けたことに伴ってベース部10の幅寸法W2がフィン20のピッチP以上の大きさとなる。これを利用して、第1型材1aにフィン20のピッチP以上の比較的大きいサイズの貫通孔15を設けた。その結果、たとえば貫通孔15の総断面積が同じで、フィン20のピッチPよりも小さい小型の貫通孔を多数設ける構成と比べて、金型を簡素化でき、貫通孔15を容易に形成することができる。
また、貫通孔15のX方向の寸法dを、ベース部10の幅寸法の2/3以下の大きさとしたので、貫通孔15が過度に大きくなり過ぎることがない。また、ベース部10に冷却対象物102を取り付ける場合、取付用のタップ穴などを設ける場合があるが、貫通孔15を形成しても、ベース部10にタップ穴などを設けるための十分なスペースを確保できる。貫通孔15のX方向の寸法dを、ベース部10の幅寸法の1/2以下とする場合、タップ穴などを設けるためのスペースをさらに確保できるので好ましい。
また、第1型材1aに1つの貫通孔15を設けたので、金型構造が過度に複雑化するのを抑制できるとともに、ヒートパイプ50を装着する場合でも過度に部品点数が増大することを抑制できる。
また、押出型材1に設けるフィン20の枚数を6枚以下とすることによって、製造コストおよび製造難度が過度に増大するのを抑制できる。
また、第1型材1aに3枚のフィン20を設けることにより、5枚または6枚のフィン20を設ける場合よりも、さらに製造コストおよび製造難度の増大を効果的に抑制できる。また、2枚のフィン20を設ける場合よりもベース部10の幅を大きくできるため、貫通孔15を容易に大きく形成することができる。また、第1型材1aに、1つの貫通孔15を設けることにより、フィン20が3枚の場合でもフィン20のピッチP以上の大きな貫通孔15を容易に形成できる。
また、貫通孔15内に選択的に装着されたヒートパイプ50を設けることにより、複数の押出型材1の接合によって比較的大型のヒートシンク100を形成する場合でも、ヒートパイプ50によりヒートシンク100の温度分布を均一化することができる。そのため、ヒートシンク100において、熱負荷の異なる箇所(設置領域SA)がある場合でも局所的な温度上昇を抑制することができる。また、複数の第1型材1aが設けられる構成では、熱負荷の異なる設置領域SAと重なる位置の貫通孔15を選択してヒートパイプ50を装着できるので、ヒートシンク100の局所的な温度上昇を効果的に抑制することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、押出型材1が補強部30を有する例を示したが、本発明はこれに限られない。図7に示すように、押出型材1が補強部30を有していなくてもよい。図7では、複数のフィン20の各々が、一端部でベース部10と連続し、他端部が開放されている。
また、上記実施形態では、貫通孔15のX方向の寸法dが、複数のフィン20のピッチP以上の大きさを有する例を示したが、本発明はこれに限られない。図7のように、貫通孔15のX方向の寸法dが、ピッチPよりも小さくてもよい。
また、上記実施形態では、3枚のフィン20を有する押出型材1(第1型材1a)の例を示したが、本発明はこれに限られない。図8(A)の例では、押出型材1(第1型材1a)は、2枚のフィン20を有する。図8(B)の例では、押出型材1(第1型材1a)は、4枚のフィン20を有する。図8(C)の例では、押出型材1(第1型材1a)は、5枚のフィン20を有する。図9の例では、押出型材1(第1型材1a)は、6枚のフィン20を有する。押出型材1(第1型材1a)は、7枚以上のフィン20を有してもよい。ただし、7枚以上のフィン20を設ける場合、必要以上に第1型材1aが大型化および複雑化しやすくなるため、フィン20の枚数は6枚以下が好ましい。さらに、第1型材1aに4枚のフィン20を設ける図8(B)の場合、5枚または6枚のフィン20を設ける場合よりも、製造コストおよび製造難度の増大を効果的に抑制できる。また、2枚のフィン20を設ける場合よりもベース部10の幅を大きくできるため、貫通孔15を容易に大きく形成することができる。
また、上記実施形態では、1つの貫通孔15を有する第1型材1aの例を示したが、本発明はこれに限られない。図9の例では、第1型材1aは、2つの貫通孔15を有する。2つの貫通孔15は、形状および大きさが同一でもよいし、形状および大きさの一方または両方が異なっていてもよい。第1型材1aに2つの貫通孔15を設けたので、構造の過度な複雑化を抑制しつつ、装着可能なヒートパイプ50の最大数、および、選択可能なヒートパイプ50の装着位置の数を多くすることができる。押出型材1(第1型材1a)は、3つ以上の貫通孔15を有してもよい。ただし、第1型材1aに3つ以上の貫通孔15を設ける場合、必要以上に第1型材1aが大型化および複雑化しやすく、全ての貫通孔15にヒートパイプ50を装着する場合には部品点数が多くなるため、貫通孔15の数は1つまたは2つが好ましい。
また、上記実施形態では、複数の押出型材1を、全て第1型材1aにより構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば図10に示すように、貫通孔15を有する第1型材1aと、貫通孔15が形成されていない押出型材1とが設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、同一形状の押出型材1(同一形状の第1型材1a)を並べて接合した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、X方向の寸法が異なる複数種類の押出型材1が設けられていてもよい。図10では、複数の押出型材1は、第1型材1aとはベース部10の幅寸法が異なる第2型材1bを含む。第1型材1aは、幅寸法W11を有し、第2型材1bは、幅寸法W11とは異なる幅寸法W12を有する。第2型材1bの幅寸法W2は、第1型材1aの幅寸法W1よりも小さい。そのため、第1型材1aの間に介在する第2型材1bの数に応じて、隣り合う貫通孔15の間隔Dhが非一定となっている。たとえば冷却対象物102の内部の所定位置に、局所的な発熱部103があり、温度ムラが生じ易い場合などに、第2型材1bによって貫通孔15の間隔Dhを調整して、局所的な発熱部103と重なる位置、または局所的な発熱部103と重なる位置の近傍にヒートパイプ50が配置される。
ここで、図4のように同じ第1型材1aを複数並べる場合、貫通孔15の間隔Dhも一定になるが、図10のように、ベース部10の幅寸法が異なる第2型材1bを第1型材1aの間に介在させる場合、貫通孔15の間隔Dhを変化させることができる。そのため、複数の押出型材1の配列における第1型材1aの位置を調整するだけでなく、第2型材1bの位置や数を調整すれば、熱負荷の異なる箇所(発熱部103と重なる位置)に応じて貫通孔15の位置をより精密に調整することができる。その結果、ヒートシンク100において熱負荷の異なる箇所(発熱部103と重なる位置)を通るように貫通孔15の位置を調整し、位置調整した貫通孔15にヒートパイプ50を装着すれば、ヒートシンク100の局所的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
また、第1型材1aが複数設けられる場合に、幅寸法の異なる複数種類の第1型材1aが設けられてもよい。図11では、ヒートシンク100を構成する押出型材1が、第1の幅寸法W21を有する第1型材201と、第2の幅寸法W22を有する第1型材202と、第3の幅寸法W23を有する第1型材203と、を含んでいる。第1型材201〜203は、それぞれフィン20の枚数が異なっている。幅寸法の異なる複数種類の第1型材201〜203が配列される結果、隣り合う貫通孔15の間隔Dhが非一定となっている。この場合でも、第1型材201〜203の組み合わせ(数、配列順序)を調整することによって、熱負荷の異なる箇所(発熱部103と重なる位置)に応じて貫通孔15の位置をより精密に調整することができる。
また、上記実施形態では、平板状のフィン20の例を示したが、本発明はこれに限られない。図12(A)の例では、フィン20は、他端部に近付くに従って厚みが小さくなるように、テーパ状の断面形状を有する。一対の側面21が、非平行となっている。図12(B)の例では、フィン20は、側面21に、外向きに突出する凸部22を有する。凸部22により、フィン20の表面積を増大させることができる。
また、上記実施形態では、円形状の貫通孔15の例を示したが、本発明はこれに限られない。図13(A)では、貫通孔15aは、Z方向に延びる非円形状を有する。貫通孔15aは、Z方向に延びる長円形状を有する。図13(B)では、貫通孔15bは、X方向に延びる非円形状を有する。貫通孔15bは、X方向に延びる長円形状を有する。貫通孔の断面形状は、長円形状以外の多角形状、円形状以外の他の楕円形状などでもよい。
また、上記実施形態では、押出型材1が複数のフィン20を備える例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1型材以外の押出型材については、1枚のフィンのみを備える構成であってもよい。
1 押出型材
1a、201、202、203 第1型材
1b 第2型材
10 ベース部
15、15a、15b 貫通孔
20 フィン
50 ヒートパイプ
100 ヒートシンク
上記目的を達成するために、第1の発明によるヒートシンクは、ベース部と、ベース部から突出するフィンとを有し、押出方向と直交する幅方向に並べて互いに接合された複数の押出型材を備え、複数の押出型材は、フィンを複数有するとともに、ヒートパイプを装着可能に形成された押出方向に延びる貫通孔をベース部に有する第1型材を含み、複数の押出型材のベース部により、複数の冷却対象物を設置可能な取付面が構成され、複数の押出型材のうちで、第1型材は、取付面における冷却対象物の設置領域と重なる位置に配置されている
上記発明によるヒートシンクにおいて、好ましくは、複数の押出型材は、第1型材とはベース部の幅寸法が異なる第2型材を含む。ここで、たとえば同じ第1型材を複数並べる場合、貫通孔の間隔も一定になるが、ベース部の幅寸法が異なる第2型材を間に介在させれば、貫通孔の間隔を変化させることができる。そのため、複数の押出型材の配列における第1型材の位置を調整するだけでなく、第2型材の位置や数を調整すれば、熱負荷の異なる箇所に応じて貫通孔の位置をより精密に調整することができる。その結果、ヒートシンクにおいて熱負荷の異なる箇所を通るように貫通孔の位置を調整し、位置調整した貫通孔にヒートパイプを装着すれば、ヒートシンクの局所的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
第2の発明によるヒートシンクは、ベース部と、ベース部から突出するフィンとを有し、押出方向と直交する幅方向に並べて互いに接合された複数の押出型材を備え、複数の押出型材は、フィンを複数有するとともに、ヒートパイプを装着可能に形成された押出方向に延びる貫通孔をベース部に有する第1型材を含み、貫通孔内に選択的に装着されたヒートパイプをさらに備える。
第2の発明によるヒートシンクでは、上記第1の発明と同様に、ヒートシンクの内部にヒートパイプを装着可能とする場合でも、後加工でヒートパイプ装着用の穴を形成する場合と比較して、製造工数の増大を抑制することができる。また、複数の押出型材の接合によって比較的大型のヒートシンクを形成する場合でも、ヒートパイプによりヒートシンクの温度分布を均一化することができる。そのため、ヒートシンクにおいて、熱負荷の異なる箇所がある場合でも局所的な温度上昇を抑制することができる。また、複数の第1型材が設けられる構成では、熱負荷の異なる箇所を通る第1型材の貫通孔を選択してヒートパイプを装着できるので、ヒートシンクの局所的な温度上昇を効果的に抑制することができる。

Claims (7)

  1. ベース部と、前記ベース部から突出するフィンとを有し、押出方向と直交する幅方向に並べて互いに接合された複数の押出型材を備え、
    前記複数の押出型材は、前記フィンを複数有するとともに、ヒートパイプを装着可能に形成された前記押出方向に延びる貫通孔を前記ベース部に有する第1型材を含む、ヒートシンク。
  2. 前記貫通孔の前記幅方向の寸法は、前記複数のフィンのピッチ以上の大きさを有する、請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記第1型材は、1つまたは2つの前記貫通孔を有する、請求項1または2に記載のヒートシンク。
  4. 前記第1型材を含む複数の前記押出型材は、それぞれ6枚以下の前記フィンを有する、請求項1または2に記載のヒートシンク。
  5. 前記第1型材は、3枚または4枚の前記フィンと、1つまたは2つの前記貫通孔が形成された前記ベース部とを有する、請求項4に記載のヒートシンク。
  6. 前記貫通孔内に選択的に装着されたヒートパイプをさらに備える、請求項1または2に記載のヒートシンク。
  7. 前記複数の押出型材は、前記第1型材とは前記ベース部の幅寸法が異なる第2型材を含む、請求項1または2に記載のヒートシンク。
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