JP2021105454A - ヒートシンク及び空気調和装置 - Google Patents

ヒートシンク及び空気調和装置 Download PDF

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正城 村松
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Abstract

【課題】ヒートシンクの被冷却部品からフィンの先端までの熱抵抗が大きくなり、熱伝導が阻害され強制空冷の冷却能力が低下することを防ぎ、フィンが設置されていない箇所の冷却面が不均一に冷却されることによる冷却能力の低下、また冷却ムラが発生しにくいヒートシンクを提供する。
【解決手段】ヒートシンク1は、断面視が凹形状の第1の配管用溝が設けられた第1の側面を有する第1の本体と、第1の本体上に設けられ、第1の配管用溝の延伸方向に延伸するように設けられた第1のフィンと、第1の側面と接している第2の側面を有し、断面視が凹形状の第2の配管用溝が設けられた第2の側面を有する第2の本体と、第2の本体上に設けられ、第2の配管用溝の延伸方向に延伸するように設けられた第2のフィンと、第1の配管用溝と第2の配管用溝の間に設けられた冷媒配管8と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヒートシンク及び空気調和装置に関する。
空気調和装置の室外機には、圧縮機を駆動するインバータ等の電気回路が主にプリント基板として搭載される。インバータは半導体部品で構成され、故障なく使うためには、放熱または冷却が必要になることが多い。放熱・冷却手段として半導体部品をヒートシンクに装着し、ファンで発生した風をヒートシンクに当てることによって、発熱部品を空冷させる方法がある。また、空気調和装置の熱交換に使用する冷媒の一部をヒートシンク内の配管に流通させることによって、発熱部品を冷却する方法もある(例えば特許文献1)。
空冷による冷却方法は、従来の室外機のファンでは冷却能力が足りないので、専用のファンをわざわざ設ける必要があるという問題がある。一方、冷媒による冷却方法は、空気調和装置の冷媒を共用しているため、空気調和装置の冷却能力に影響を及ぼすという問題がある。それらの問題を解決するために、半導体部品を冷却するヒートシンクとして、空冷と冷媒冷却を組み合わせたヒートシンクが提案されている(例えば特許文献2)。このようなヒートシンクを用いることによって、ヒートシンクの冷却能力が向上した。すなわち、空気調和装置の冷却能力に対する影響が小さく、従来の室外機のファンを共用できるヒートシンクが得られる。また、ヒートシンク自体のサイズも小型化することが出来る。
日本特開平8−120759号公報 日本特開2000−304476号公報
空冷と冷媒冷却を組み合わせたヒートシンクを得るために、特許文献1におけるヒートシンクにフィンを設けることが考えられる。しかしながら、特許文献1におけるヒートシンクは、被冷却部品を装着する面と、二枚の金属プレートを連結する面が平行であるため、被冷却部品からフィンの先端までの間に連結面が存在する。この連結面の接触熱抵抗により、被冷却部品からフィンの先端までの熱抵抗が大きくなり、熱伝導が阻害されるため強制空冷の冷却能力が低下するという問題がある。
また、特許文献2におけるヒートシンクは、フィンを設置する面上に、冷媒配管を設置するスペースを有する。上記スペースには、フィンが設置されていない。したがって、ヒートシンクにて被冷却部品をヒートシンクの冷却面に設置して冷却する際、フィンが設置されていない箇所が原因となり、ヒートシンクのフィン間を通り抜ける風量が不均一になりやすい。これにより、冷却面が不均一に冷却される(いわゆる冷却ムラが発生する)という問題がある。
本発明の目的は上記課題を解決し、冷却能力の低下を防ぎ、また冷却ムラが発生しにくいヒートシンクを得ることである。
本発明に係るヒートシンクは、断面視が凹形状の第1の配管用溝が設けられた第1の側面を有する第1の本体と、第1の本体上に設けられ、第1の配管用溝の延伸方向に延伸するように設けられた第1のフィンと、第1の側面と接している第2の側面を有し、断面視が凹形状の第2の配管用溝が設けられた第2の側面を有する第2の本体と、第2の本体上に設けられ、第2の配管用溝の延伸方向に延伸するように設けられた第2のフィンと、第1の配管用溝と第2の配管用溝の間に設けられた冷媒配管と、を備えている。
本発明に係るヒートシンクは、上記のように構成したので、第1の本体及び第2の本体に被冷却部品を装着する面と平行な連結面が存在しない。すなわち、この平行な連結面が存在することによる連結面の接触熱抵抗の影響が無い。したがって、冷却面から冷媒配管までと、冷却面から第1のフィン及び第2のフィンの先端までの熱抵抗がより小さく熱伝導が阻害されにくい。したがって、より冷却能力の高いヒートシンクが得られる。また、本発明に係るヒートシンクは、上記のように構成したので、第1の本体及び第2の本体上に冷媒配管を設置するスペースを有しない。その結果、本発明に係るヒートシンクは、第1の本体及び第2の本体上にフィンが設置されていないスペースを有しないので、ヒートシンクのフィン間を通り抜ける風量が不均一になりにくい。したがって、ヒートシンクにて被冷却部品を冷却面に設置して冷却する際、冷却ムラが発生しにくいヒートシンクが得られる。
実施の形態1における、連結前の2個の部分体の断面図である。 実施の形態1における、2個の部分体を連結して構成されたヒートシンクの断面図である。 実施の形態1における、連結前の3個の部分体の断面図である。 実施の形態1における、3個の部分体を連結して構成されたヒートシンクの断面図である。 実施の形態2における、3個の同一形状の部分体を連結して構成されたヒートシンクの断面図である。 実施の形態3における、空気調和装置の室外機の構成図である。 実施の形態3における、空気調和装置の室外機の電気品箱周辺の構成図である。 実施の形態3における、空気調和装置の室外機の電気品箱周辺の断面図である
実施の形態1
以下、本実施の形態におけるヒートシンク1の構成を図1〜図4を用いて説明する。図1は本実施の形態における、連結前の部分体2a(第1の部分体)及び部分体2b(第2の部分体)の断面図である。図2は本実施の形態における、部分体2a及び部分体2bを連結して構成されたヒートシンク1の断面図である。ヒートシンク1は、部分体2aと部分体2bとを連結して構成されている。部分体2aと部分体2bは押し出し成型で製造されている。
図1に示すように、部分体2aは、本体3a(第1の本体)と、フィン4a(第1のフィン)とで一体形成されている。本体3aの側面9a(第1の側面)には配管用溝5a(第1の配管用溝)が延伸している。また側面9aには、連結用凹部6aと連結用凸部7aとが延伸している。フィン4aは、本体3a上に設けられ、本体3aと一体形成されている。フィン4aは配管用溝5aの延伸方向に延伸するように設けられた複数の平板状の部材である。
同様に、図1に示すように、部分体2bは、本体3b(第2の本体)と、フィン4b(第2のフィン)とで一体形成されている。本体3bの側面9b(第2の側面)には配管用溝5b(第2の配管用溝)が延伸している。また側面9bには、連結用凸部6bと連結用凹部7bとが延伸している。フィン4bは、本体3b上に設けられ、本体3bと一体形成されている。フィン4bは配管用溝5bの延伸方向に延伸するように設けられた複数の平板状の部材である。
ヒートシンク1は図2に示す通り、部分体2aと部分体2bとを連結することで形成される。側面9bには、配管用溝5aに対応する位置に配管用溝5bが設けられる。配管用溝5aと配管用溝5bの間には冷媒配管8が設けられる。配管用溝5aと配管用溝5bで形成される冷媒配管用空間80は、冷媒配管8の外形に合わせた形状である。
側面9aには、部分体2aの連結用凹部6aが設けられている。側面9bには、連結用凹部6aに対応する位置に部分体2bの連結用凸部6bが設けられている。側面9aには、部分体2aの連結用凸部7aが設けられている。側面9bには、連結用凸部7aに対応する位置に部分体2bの連結用凹部7bが設けられている。連結用凹部6aと連結用凹部7bは、それぞれの連結用凹部の奥の部分になるほど湾曲している。部分体2aの連結用凸部6bを、部分体2aの連結用凹部6aに圧入すると、連結用凸部6bが連結用凹部6aに沿って湾曲していく。部分体2bの連結用凸部7aを、部分体2bの連結用凹部7bに圧入すると、連結用凸部7aが連結用凹部7bに沿って湾曲していく。
連結用凸部6bを連結用凹部6aに圧入することによって、連結用凸部6bと連結用凹部6aは嵌合する。連結用凸部7aを連結用凹部7bに圧入することによって、連結用凸部7aと連結用凹部7bは嵌合する。部分体2aと部分体2bとがお互いに分離する方向に力が作用しても、連結用凹部6aと連結用凹部7bの湾曲部分が連結用凸部6b及び連結用凸部7aの先端に引っかかるため、部分体2aと部分体2bの連結が維持される。
部分体2aと部分体2bとが連結しているとき、冷却面30は本体3aと本体3bの底面で形成される。冷却面30には、図示しない被冷却部品が取り付けられる。冷却面30は平面又は略平面形状である。
上述のとおり、本実施の形態におけるヒートシンク1は、断面視が凹形状の配管用溝5aが設けられた側面9aを有する本体3aと、側面9aと接している側面9bを有し、断面視が凹形状の配管用溝5bが設けられた側面9bを有する本体3aと、配管用溝5aと配管用溝5bの間に設けられた冷媒配管8とを備えている。すなわち、本体3a及び本体3bに冷却面30と平行な連結面が存在しない。すなわち、この平行な連結面が存在することによるによる連結面の接触熱抵抗の影響が無い。したがって、図示しない被冷却部品が取り付けられた冷却面30から冷媒配管8までと、冷却面30からフィン4a及びフィン4bの先端までの接触熱抵抗が特許文献1よりも小さく熱伝導が阻害されにくい。したがって、より冷却能力の高いヒートシンクが得られるという効果を奏する。
また、本実施の形態におけるヒートシンク1は、本体3a上に設けられ、配管用溝5aの延伸方向に延伸するように設けられたフィン4aと、本体3b上に設けられ、配管用溝5bの延伸方向に延伸するように設けられたフィン4bと、配管用溝5aと配管用溝5bの間に設けられた冷媒配管8と、を備えている。このため、本体3a及び本体3b上に冷媒配管8を設置するスペースを有しない。その結果、ヒートシンク1は、本体3a及び本体3b上にフィンが設置されていないスペースを有しないので、ヒートシンク1のフィン4a間及びフィン4b間を通り抜ける風量が不均一になりにくい。したがって、ヒートシンク1にて図示しない被冷却部品をヒートシンク1の冷却面30に設置して冷却する際、冷却ムラが発生しにくいヒートシンク1が得られるという効果を奏する。
なお、図2中では、冷媒配管用空間80の断面形状は円形で記載されている。また、冷媒配管8は円筒形である。しかしながら、冷媒配管8は円筒形とは限らず、冷媒配管用空間80の形状は円形とは限らない。すなわち、配管用溝5aと配管用溝5bとで形成される冷媒配管用空間80の形状は冷媒配管8に合わせた形状でよい。例えば冷媒配管8が扁平管であれば配管用溝5a及び配管用溝5bは扁平管を半分に割った形状であればよい。
配管用溝5a及び配管用溝5bを冷媒配管8に合わせた形状にすると、冷媒配管用空間80は冷媒配管8の全周と接触し、図示しない被冷却部品の熱が冷媒配管8に伝導しやすくなるため、図示しない被冷却部品の温度上昇をより抑制できる。
また、連結用凸部と連結用凹部の組合せは、必ずしも両方の部分体に連結用凸部と連結用凹部の両方を形成する必要はなく、一方の部分体に連結用凹部のみ、もう一方の部分体に連結用凸部のみを形成してもよい。また、二つの部分体に形成する連結用凸部と連結用凹部の組数に制限はない。
また、部分体2aの側面9aと部分体2bの側面9bとは接着材等を用いて接合してもよい。その場合、連結用凸部6b、連結用凸部7a、連結用凹部6a及び連結用凹部7bは無くてもよい。
また、部分体2aと部分体2bと冷媒配管8は熱的に結合していることが望ましい。しかし、部分体2aと部分体2bの接触面である側面9a及び側面9bは、製造上の公差による平面度のばらつきや傷、表面粗さにより微細な凹凸が存在する。冷媒配管8と二つの部分体との接触面である配管用溝5a及び配管用溝5bにも、上述と同様に微細な凹凸が存在する。そのため、それらの接触面は点接触の集合になる。そのため、それらの接触面に熱伝導グリース等の熱伝導部材を使用して接触面の熱抵抗を下げるのが望ましい。
また、部分体2aと部分体2bを連結したときに、ヒートシンク1のフィンピッチが一定になるようにフィン4aとフィン4bを設けてもよい。その場合、ヒートシンク1を強制空冷する場合にも、各フィン間に風の偏りがない均一な冷却を実現できるという更なる効果を奏する。
また、3個以上の部分体を接続してヒートシンク1aを形成しても構わない。図3は本実施の形態における、連結前の部分体2a、部分体2b及び部分体2cの断面図である。図4は本実施の形態における、部分体2a、部分体2b及び部分体2cを連結して構成されたヒートシンク1aの断面図である。たとえば3個の部分体を接続する場合、ヒートシンク1aは、図3に示すように部分体2a、部分体2b及び部分体2cの3つの部分体を接合することで形成される。部分体2cは部分体2aと部分体2bの間に連結され、部分体2cの部分体2a側の側面9cには、配管用溝5aに対応する位置に配管用溝5cが形成される。部分体2b側の側面9dには、配管用溝5bに対応する位置に配管用溝5dが形成される。
側面9cには、連結用凹部6aに対応する位置に連結用凸部6cが設けられている。側面9cには、連結用凸部7aに対応する位置に連結用凹部7cが設けられている。側面9dには、連結用凸部6bに対応する位置に連結用凹部6dが設けられている。側面9dには、連結用凹部7bに対応する位置に連結用凸部7dが設けられている。
連結用凸部6cを連結用凹部6aに圧入することによって、連結用凸部6cと連結用凹部6aは嵌合する。連結用凸部7aを連結用凹部7cに圧入することによって、連結用凸部7aと連結用凹部7cは嵌合する。連結用凸部6bを連結用凹部6dに圧入することによって、連結用凸部6bと連結用凹部6dは嵌合する。連結用凸部7dを連結用凹部7bに圧入することによって、連結用凸部7dと連結用凹部7bは嵌合する。その結果、部分体2a、部分体2c及び部分体2bは連結し、図4に示すような3個の部分体が接続されたヒートシンク1aが形成される。
配管用溝5aと配管用溝5cの間及び配管用溝5dと配管用溝5bの間にはU字型に曲げられた一本の冷媒配管8を設けることができる。また、側面9a、側面9b、側面9c及び側面9dには熱抵抗を下げるために熱伝導グリース等を使用するのが望ましい。
実施の形態2
以下、本実施の形態におけるヒートシンク1bの構成を、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態における、3個の同一形状の部分体を連結したヒートシンク1bの断面図である。本実施の形態におけるヒートシンク1bは、押出形成で製造された同一形状の部分体2dを複数個連結することで構成される。側面9eには、配管用溝5eが備えられる。側面9fには、部分体2dを並列に並べたときに配管用溝5eに対応する位置に配管用溝5fが備えられる。
側面9eには、連結用凸部6eが設けられている。側面9fには、部分体2dを並列に並べたときに連結用凸部6eに対応する位置に連結用凹部6fが設けられている。側面9eには、連結用凹部7eが設けられている。側面9fには、部分体2dを並列に並べたときに連結用凹部7eに対応する位置に連結用凸部7fが設けられている。
一の部分体2dの連結用凸部6eを他の部分体2dの連結用凹部6fに圧入することによって、一の部分体2dの連結用凸部6eと他の部分体2dの連結用凹部6fは嵌合する。他の部分体2dの連結用凸部7fを一の部分体2dの連結用凹部7eに圧入することによって、他の部分体2dの連結用凸部7fと一の部分体2dの連結用凹部7eは嵌合する。その結果、複数の部分体2dは連結し、図5に示すような複数個の部分体2dが接続されたヒートシンク1bが形成される。
上述のとおり、本実施の形態におけるヒートシンク1bは、実施の形態1のヒートシンクと同様の効果を奏するとともに、同一形状の部分体2dを複数個連結することで構成しているので、製造する部分体2dは1種類で済む。そのため、押出形成の金型を削減できるため、金型製造費用及び管理費用の観点でより経済的である。例えば、ある製品で使用する被冷却部品と、別の製品で使用する被冷却部品の大きさが異なる場合でも、冷却する被冷却部品の大きさに合わせて連結する部分体2dの数を増減することで、ヒートシンク1bの大きさを変更できる。そのため、製造する部分体2dは1種類で済む。
なお、本実施の形態において一の部分体2dの配管用溝5e及び他の部分体2dの配管用溝5fで形成される冷媒配管用空間80には、必ずしも全てに冷媒配管8が設けられている必要はない。
実施の形態3
以下、本実施の形態における空気調和装置の室外機21の構成を図6〜図8を用いて説明する。図6は空気調和装置の室外機21の構成図である。空気調和装置は室外機21と、図示しない室内機とを備える。室外機21と図示しない室内機とは図示しない接続用配管で接続されている。室外機21と図示しない室内機の間には図示しない接続用配管を通じて冷媒が流通する。また、室外機21には、図示しない室内機から図示しない接続用配管内の電源配線を通じて電力が供給されている。
室外機21は最上部に送風部18、送風部18の下に熱交換部19、熱交換部19の下に機械部20と主に3つの部位で構成される。室外機21の下部には吸気口13が設けられている。送風部18の内部にはファン10がある。ファン10が回転すると、室外機21外の空気が吸気口13から室外機21内に取り込まれる。取り込まれた空気は、熱交換部19の周囲を流れるとともにヒートシンク1の周囲にも流れる。その後、その空気は送風部18から上方へ排気される。熱交換部19の側壁には熱交換器11が構成されている。
熱交換部19は、図示しない冷媒配管と図示しない複数の薄い板状の金属板で構成される。図示しない冷媒配管には冷媒が封入されている。冷媒は、図示しない室内機と室外機21間の熱を輸送する空気調和装置の冷凍サイクルに用いられている。熱交換器11中の図示しない冷媒配管の内部の冷媒の温度と室外機ユニットの周囲環境温度の関係は、空気調和装置の運転モードの状態で異なる。室内を暖める冬場の暖房モードの場合は、冷媒の温度が周囲の空気より冷たく、室内を冷やす夏場の冷房モードでは、冷媒の温度が周囲の空気より暖かい。そのため、ファン10が回転することで生じる風が熱交換器11にあたると、熱交換器11は暖房モードでは吸熱、冷房モードでは放熱し、図示しない室内機と冷媒を通じて熱の授受を行う。
図7は本実施の形態における、空気調和装置の室外機21の電気品箱12周辺の構成図である。図8は本実施の形態における、空気調和装置の室外機21の電気品箱12周辺の断面図である。機械部20には、図示しない圧縮機やアキュムレータ等が搭載されている。圧縮機を駆動するインバータ回路17等は、電気品箱12に収納されており、機械部20に設置されている。インバータ回路17を構成する半導体部品等の電子部品14は、多くの場合発熱が大きく、故障なく安全に使用するために何らかの放熱または冷却措置が必要になる。本実施の形態は、強制空冷と冷媒冷却を組み合わせたヒートシンクとして、実施の形態1で述べたヒートシンク1を使用した構成である。ヒートシンク1は、電気品箱12の外側にネジなどで固定される。
ヒートシンク1と接触する電気品箱12の面の一部は開口しており、この開口部を通じて電気品箱12の内部に収納された被冷却部品であるインバータを構成する電子部品14とヒートシンク1は接続されている。電気品箱12を機械部20に設置する場合、電気品箱12は熱交換器11より下方にあるため、そのままではヒートシンク1に充分に風が流れない。そのため、ダクト15をヒートシンク1近傍に設置して必要な風量がヒートシンク1に供給されるようにする。
ヒートシンク1には冷媒配管8が設置されている。冷媒配管8の中には、熱交換器11に流れ、室外機と図示しない室内機を循環している冷媒の一部が分流するように接続されている。通常、冷媒の温度は、被冷却部品である半導体などの電子部品14の温度より低い。そのためヒートシンク1に設置された冷媒配管8の内部を冷媒が循環すると、電子部品14の熱が冷媒配管を介して冷媒に伝導し、電子部品14が冷却される。
なお、本実施の形態における空気調和装置には、実施の形態1におけるヒートシンク1を適用したが、無論、実施の形態1におけるヒートシンク1a及び実施の形態2におけるヒートシンク1bも同様に適用可能であることは言うまでもない。
本発明は、実施の形態1〜3に限られない。本発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせること、及びその一部を適宜変更、省略等することが可能である。
1、1a、1b ヒートシンク
2a、2b、2c、2d 部分体
3a、3b、3c 本体
4a、4b、4c フィン
5a、5b、5c、5d、5e、5f 配管用溝
6a 連結用凹部
7a 連結用凸部
6b 連結用凸部
7b 連結用凹部
6c 連結用凸部
7c 連結用凹部
6d 連結用凹部
7d 連結用凸部
6e 連結用凸部
7e 連結用凹部
6f 連結用凹部
7f 連結用凸部
8 冷媒配管
9a、9b、9c、9d、9e、9f 側面
80 冷媒配管用空間
10 ファン
11 熱交換器
12 電気品箱
13 吸気口
14 電子部品
15 ダクト
17 インバータ回路
18 送風部
19 熱交換部
20 機械部
21 室外機
30 冷却面

Claims (4)

  1. 断面視が凹形状の第1の配管用溝が設けられた第1の側面を有する第1の本体と、
    前記第1の本体上に設けられ、前記第1の配管用溝の延伸方向に延伸するように設けられた第1のフィンと、
    前記第1の側面と接している第2の側面を有し、断面視が凹形状の第2の配管用溝が設けられた第2の側面を有する第2の本体と、
    前記第2の本体上に設けられ、前記第2の配管用溝の延伸方向に延伸するように設けられた第2のフィンと、
    前記第1の配管用溝と前記第2の配管用溝の間に設けられた冷媒配管と、を備えたヒートシンク。
  2. 前記第1の側面には連結用凹部を有し、
    前記第2の側面には、前記連結用凹部に対応する位置に連結用凸部を有し、
    前記連結用凹部と前記連結用凸部は嵌合している請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記第1の本体と前記第1のフィンが一体的に形成されている第1の部分体と、
    前記第2の本体と前記第2のフィンが一体的に形成されている第2の部分体とは同一形状である請求項1又は請求項2に記載のヒートシンク。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒートシンク、
    回転することによって前記ヒートシンクの周囲の空気を排気するファン、
    及び前記ヒートシンクによって冷却される電子部品、を有する室外機と、
    室内機と、
    前記室外機と前記室内機とを接続する接続用配管と、を備えた空気調和装置。
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