JP2010153443A - 冷却装置、冷却装置の製造方法及び電子機器 - Google Patents

冷却装置、冷却装置の製造方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】発熱体の冷却に用いる放熱部が簡便に増設可能な冷却装置を提供する。
【解決手段】第1の放熱部10は、第1の熱輸送管11に取り付けられた複数の第1の放熱フィン10aを備え、その側端部に、第2の熱輸送管21が熱的に接続可能な第1の溝10bを備える。第2の放熱部20は、複数の第2の放熱フィン20aを備え、その側端部に、第2の熱輸送管21が熱的に接続可能な第2の溝20bを備える。第1の溝10bに第2の熱輸送管21を熱的に接続し、その第2の熱輸送管21に第2の溝20bを熱的に接続することで、第1の放熱部10に第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20を簡便に増設することができる。また、放熱面積を有効に利用し、第1の熱輸送管11及び第2の熱輸送管21を輸送される熱をいずれも効果的に放熱することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却装置、冷却装置の製造方法及び電子機器に関し、特に、電子部品等の発熱体の冷却に用いる冷却装置及びそのような冷却装置の製造方法、並びに冷却装置を備えた電子機器に関する。
電子部品等の発熱体を冷却する手法のひとつに、そのような発熱体で発生した熱を受熱部で受け、その熱を放熱部に輸送して外部へ放熱することのできる冷却装置を用いる手法がある。従来は、このような冷却装置に関し、ヒートパイプやポンプ循環式冷却装置を用いて複数の発熱体を冷却する技術等も知られている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
特開2006−012874号公報 特開2001−241868号公報 特開2000−059062号公報 特開2005−252271号公報
電子部品等の発熱体を備えた機器においては、元の構成に新たに発熱体を増設する場合がある。このような発熱体の増設に伴い、機器内には、既設の発熱体を冷却する機構のほかに、増設した発熱体を冷却する機構も設ける必要が生じる場合がある。しかし、その場合、機器の構成上、発熱体の増設に伴って後から冷却機構を増設することがスペース的に困難であったり、たとえ冷却機構の増設が容易であったとしても、それに要するコストが高くなってしまったりする場合があった。
本発明の一観点によれば、第1の発熱体で発生する熱を輸送する第1の熱輸送管と、前記第1の熱輸送管に熱的に接続されると共に、第2の発熱体で発生する熱を輸送する第2の熱輸送管が熱的に接続可能な第1の放熱部と、を有する冷却装置が提供される。
開示の冷却装置によれば、発熱体を増設する場合にも、設置スペースを抑え、簡便に低コストで、その発熱体の冷却を行うことが可能になる。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、冷却装置に適用可能な放熱部の一例について説明する。
図1は放熱部の一例の説明図である。
図1には、第1の熱輸送管11の周囲に複数の第1の放熱フィン10aを取り付けた第1の放熱部10を例示している。
第1の熱輸送管11は、例えば、その一端側が、冷却を行う第1の発熱体の熱を受ける第1の受熱部に接続される。第1の発熱体の冷却時には、例えば、第1の受熱部と第1の熱輸送管11に冷媒が流通されることで、第1の発熱体から第1の受熱部に伝わった熱が、その流通する冷媒によって第1の放熱部10へと輸送される。
第1の放熱部10が備える各第1の放熱フィン10aは、例えば、第1の熱輸送管11の外壁に、溶接やかしめ等の手法により、固定部10dで固定されており、第1の熱輸送管11と熱的に接続された状態になっている。第1の受熱部で高温化された冷媒が第1の熱輸送管11を輸送され、その冷媒から第1の熱輸送管11、さらに第1の放熱フィン10aへと伝わった熱は、第1の放熱フィン10aから大気中へと放熱される。第1の放熱フィン10aから効率的に放熱を行うために、例えば、第1の放熱部10には、送風用ファン等から送風が行われる場合もある。
この第1の放熱部10には、第1の放熱フィン10aの一側端部に、第1の溝10bが形成されている。ここでは、第1の放熱フィン10aの一側端部に、銅等の金属パイプをその軸方向に半分に切断した第1の半パイプ10cを取り付けた場合を例示しており、この第1の半パイプ10cの内壁が、第1の溝10bとして用いられるようになっている。第1の半パイプ10cは、その外壁が、溶接やかしめ等の手法により、各第1の放熱フィン10aの一側端部に固定部10eで固定されており、各第1の放熱フィン10aと第1の半パイプ10cとは、熱的に接続された状態になっている。
このような第1の放熱部10には、その第1の溝10bに新たに第2の熱輸送管を熱的に接続し、さらに、その第2の熱輸送管に新たに第2の放熱部を熱的に接続することによって、第2の熱輸送管及び第2の放熱部を増設することができるようになっている。
図2は熱輸送管及び放熱部の増設方法の一例の説明図である。
増設する第2の熱輸送管21は、上記第1の熱輸送管11と同様に、例えば、その一端側が、冷却を行う第2の発熱体の熱を受ける第2の受熱部に接続される。例えば、第2の受熱部と第2の熱輸送管21に冷媒が流通されることで、第2の発熱体から第2の受熱部に伝わった熱が、その流通する冷媒によって第2の熱輸送管21を輸送される。
また、増設する第2の放熱部20は、複数の第2の放熱フィン20aを備えている。ここでは、それら第2の放熱フィン20aの一側端部がそれぞれ、銅等の金属パイプをその軸方向に半分に切断した第2の半パイプ20cの外壁に、溶接やかしめ等の手法により、固定部20dで固定されている。第2の半パイプ20cの内壁は、第2の熱輸送管21が熱的に接続される第2の溝20bとして用いられる。
なお、上記の第1の溝10b、及びこの第2の溝20bのサイズ及び形状は、接続される第2の熱輸送管21のサイズ及び形状を基に設定される。
また、第2の放熱部20が備える第2の放熱フィン20aのサイズは、第1の放熱部10が備える第1の放熱フィン10aのサイズよりも小さなサイズに設定することができる。図2には、一例として、第2の放熱フィン20aのサイズを、第1の放熱フィン10aのサイズの半分程度とした場合を例示している。
第1の発熱体に加え、新たに第2の発熱体が増え、第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20の増設が必要になった場合には、まず、第1の放熱部10に設けた第1の溝10bに、例えば、サーマルグリースやサーマルシート等の熱伝導材料30を介して、第2の熱輸送管21を熱的に接続する。さらに、その第2の熱輸送管21に、例えば、サーマルグリースやサーマルシート等の熱伝導材料31を介して、第2の放熱部20に設けた第2の溝20bを熱的に接続する。このように、第2の熱輸送管21は、第1の放熱部10と第2の放熱部20との間に、それらと熱的に接続された状態で、挟まれる。また、それにより、第1の放熱部10と第2の放熱部20も、熱的に接続された状態になる。
このように第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20を増設した場合、第1の熱輸送管11を輸送される熱は、第1の放熱部10、及びそれに熱的に接続されている第2の放熱部20から、大気中に放熱することができる。また、第2の熱輸送管21を輸送される熱は、第2の放熱部20、及びそれに熱的に接続されている第1の放熱部10から、大気中に放熱することができる。図1に例示したような第1の放熱部10によれば、第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20の増設が必要になった場合に、図2に例示したように、それらを比較的容易に増設することができる。
ここで、比較のため、別形態の放熱部について説明する。
図3は別形態の放熱部の一例の説明図である。また、図4は別形態の放熱部の増設方法の一例の説明図である。
図3には、熱輸送管101の周囲に複数の放熱フィン100aを取り付けた放熱部100を例示している。放熱フィン100aは、例えば、熱輸送管101の外壁に、溶接やかしめ等の手法により、固定部100bで固定されており、熱輸送管101と熱的に接続された状態になっている。この放熱部100には、前述のような、新たな熱輸送管及び放熱部を増設するために用いる半パイプの溝等は形成されていない。冷却する発熱体が増え、新たな熱輸送管及び放熱部の増設が必要になった場合には、図4に例示するように、同じ構成の放熱部100が、もう1つ増設される。
しかし、このようにすると、2つ分の放熱部100の設置スペースが必要になるため、これを搭載する機器内や装置内の限られたスペースにおいては、他の構成要素の配置等に大きな制約を与えてしまう場合がある。或いは、そのような機器や装置の大型化を招いてしまう場合がある。さらに、通常、放熱フィン100aは、冷却する発熱体の発熱量が最大である場合を基にそのサイズ(放熱面積)が設定されるため、いずれかの発熱体の発熱量が最大でない場合には、放熱面積が一部無駄になってしまう場合がある。また、放熱フィン100aと熱輸送管101との接続は、溶接やかしめ等の手法で行われるが、そのコストが比較的高いため、放熱部100やそれを備える冷却装置のコスト、さらには冷却装置を搭載する機器や装置のコストを高くしてしまう。
これに対し、図1及び図2に例示したような第1の放熱部10によれば、発熱体を増設する場合にも、比較的簡便に低コストで、第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20を増設することができる。ここでは、増設する第2の熱輸送管21に応じた第1の溝10bを第1の放熱部10に形成しておき、増設するその第2の熱輸送管21に応じた第2の溝20bを有する第2の放熱部20を別途形成しておく。そして、増設が必要になった場合に、既設の第1の放熱部10に、新たに第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20を増設する。
第1の熱輸送管11及び第2の熱輸送管21をそれぞれ輸送されてくる熱はいずれも、熱的に接続された第1の放熱部10及び第2の放熱部20を用いて放熱させることができる。そのため、増設する第2の放熱フィン20aのサイズは、第1の放熱フィン10aのサイズよりも小さく設定することができる。また、それにより、第2の熱輸送管21及び第2の放熱部20の増設後の設置スペースを小さく抑えることもできる。上記手法によれば、省スペース化を実現しつつ、放熱面積の有効利用を図り、既設の第1の発熱体及び増設した第2の発熱体を共に効果的に冷却することが可能になる。
なお、ここでは、既設の放熱部に熱輸送管及び放熱部を新たに1つずつ増設する場合を例にして述べたが、同様にして、複数の熱輸送管及び放熱部を新たに増設することもできる。
図5は熱輸送管及び放熱部の増設方法の別例の説明図である。
図5には、図1に例示した第1の放熱部10に熱的に接続される、第2の熱輸送管21及び第2の放熱部40を例示している。
この第2の放熱部40は、それぞれ第1の放熱フィン10aと同等のサイズを有する、複数の第2の放熱フィン40aを備えている。そして、それら第2の放熱フィン40aの対向する両側端部が、銅等の金属パイプをその軸方向に半分に切断した第2の半パイプ40c及び第3の半パイプ40dの外壁に、溶接やかしめ等の手法により、固定部40f及び固定部40gで固定されている。この第2の半パイプ20cの内壁は、第2の熱輸送管21が熱的に接続される第2の溝40bとして用いられる。また、第3の半パイプ40dの内壁は、第3の熱輸送管51が熱的に接続される第3の溝40eとして用いられる。
なお、第3の熱輸送管51は、上記の第1の熱輸送管11及び第2の熱輸送管21と同様に、例えば、その一端側が、冷却を行う第3の発熱体の熱を受ける第3の受熱部に接続される。例えば、第3の受熱部と第3の熱輸送管51に冷媒が流通されることで、第3の発熱体から第3の受熱部に伝わった熱が、その流通する冷媒によって第3の熱輸送管51を輸送される。
第1の発熱体に加え、新たに第2の発熱体及び第3の発熱体が増えた場合には、まず、第1の放熱部10に設けた第1の溝10bに、例えば、熱伝導材料30を介して、第2の熱輸送管21を熱的に接続する。さらに、その第2の熱輸送管21に、例えば、熱伝導材料31を介して、第2の放熱部40に設けた第2の溝40bを熱的に接続する。これにより、第1の放熱部10及び第2の放熱部40が、間に第2の熱輸送管21を挟んで、熱的に接続された状態になる。
次いで、第2の放熱部40に設けた第3の溝40eに、例えば、熱伝導材料32を介して、第3の熱輸送管51を熱的に接続する。そして、この第3の熱輸送管51には、例えば、熱伝導材料を介して、第3の放熱部を熱的に接続する。
なお、第3の放熱部の構成は、増設する発熱体の数に応じて設定することができる。例えば、発熱体が第1〜第3の合計3つであれば、第3の放熱部の構成は、図2に例示した第2の放熱部20と同様の構成とすればよい。また、発熱体が第1〜第3と、さらに第4以降の発熱体を増設し、合計4つ以上となるような場合には、第3の放熱部の構成は、図5に例示した第2の放熱部40と同様の構成とすればよい。
このように、図5に例示したような第2の放熱部40を用いることにより、複数の発熱体の増設にも対応することができる。また、発熱体の増設にあたり、図3に例示したような放熱部100を、図4に例示したように発熱体の数に応じて増設していく場合に比べ、設置スペースを抑え、放熱面積を有効に利用して、各発熱体の冷却を効果的に行うことができる。
なお、複数の発熱体で発生する熱を輸送する複数の熱輸送管と、それら複数の熱輸送管を輸送される熱を放熱する複数の放熱部とを設ける場合、必ずしも増設する全ての熱輸送管及び放熱部を図5の例に従って接続することを要しない。即ち、複数の熱輸送管及び放熱部を設ける場合に、図2又は図5に例示した構成と、図3又は図4に例示した構成を共に含めた場合でも、全体のうちのいずれかの部分に図2又は図5に例示した構成が含まれていてもよい。さらに言えば、第nの発熱体の熱を輸送する第nの熱輸送管に熱的に接続された第nの放熱部に、第n+1の発熱体の熱を輸送する第n+1の熱輸送管が熱的に接続され、その第n+1の熱輸送管に第n+1の放熱部が熱的に接続された構成を含む場合等である。このような構成が、複数の熱輸送管及び放熱部を設けた場合のいずれかの部分に、少なくとも1箇所含まれていれば、一定の効果を得ることは可能である。なお、nは自然数である。
以下、上記のような放熱部の適用例について説明する。ここでは、コンピュータ等の電子機器に内蔵され、発熱体であるCPU(Central Processing Unit)の冷却装置として用いる、ループ型ヒートパイプに適用した場合を例にして説明する。
図6はループ型ヒートパイプの構成例を示す図である。
図6に例示する第1のループ型ヒートパイプ60は、第1の受熱部61、第1の放熱部62及び第1の熱輸送管63を備えている。これら第1の受熱部61及び第1の熱輸送管63は、環状流路を形成し、その環状流路内には、冷媒(作動流体)が封入されている。
第1の受熱部61は、この第1のループ型ヒートパイプ60を用いて冷却を行う第1のCPU64の上に、サーマルグリース(例えば、信越化学社製G747)を介して、熱的に接続される。第1の受熱部61では、第1のCPU64で発生した熱によって内部の冷媒が加熱され、その加熱により高温化された冷媒は、第1の熱輸送管63を通って第1の放熱部62の方に輸送される。なお、第1の熱輸送管63には、例えば、外径5mm、内径4mmの銅パイプを用いることができる。
第1の放熱部62は、複数の第1の放熱フィン62aを備えている。各第1の放熱フィン62aは、例えば、縦50mm×横30mm×厚さ0.5mmのサイズとすることができる。第1の熱輸送管63は、複数の第1の放熱フィン62aの面内特定箇所を、まず一方向に貫通した後、折り返して今度は別の箇所を逆方向に貫通するように、設けられている。これら複数の第1の放熱フィン62aはそれぞれ、第1の熱輸送管63の外壁に、半田付けにより接続されている。
第1の受熱部61から第1の熱輸送管63を輸送されて第1の放熱部62に伝わった熱は、送風用ファンから送風が行われる等して、第1の放熱フィン62aから大気中へと放熱される。この放熱により冷却された冷媒は、第1の熱輸送管63を通って第1の受熱部61へと戻される。このような冷媒の循環により、第1のCPU64の冷却が行われる。
また、この第1の放熱部62には、第1の放熱フィン62aの一側端部に、2本の第1の溝62b,62cが設けられている。ここでは、第1の放熱フィン62aの一側端部に、2本の第1の半パイプ62d,62eを半田付けにより接続し、それぞれの内壁を第1の溝62b,62cとして用いている。なお、第1の半パイプ62d,62eには、例えば、内径5mmの銅パイプを用いることができる。
ここで、このような第1のCPU64の冷却に用いる第1のループ型ヒートパイプ60を備えた電子機器において、新たに第2のCPUが増設される場合を想定する。
例えば、コンピュータ等の電子機器の中には、オプション設定により、既存のCPUに加え、新たに別のCPUを増設することができるタイプのものがある。ここでは、上記の第1のループ型ヒートパイプ60を備えた電子機器が、このようなタイプのものであり、第1のCPU64に加え、新たに第2のCPUが増設される場合を想定する。この場合、第2のCPUの冷却に用いる第2のループ型ヒートパイプがその電子機器内に増設される。
図7はループ型ヒートパイプの増設方法の一例の説明図、図8は図7の一部拡大図である。また、図9はループ型ヒートパイプの増設後の状態の一例を示す図である。
第2のループ型ヒートパイプの増設に際しては、図7に例示するように、第2のCPU74の上に熱的に接続される第2の受熱部71、及びその第2の受熱部71を含んだ環状流路を形成する第2の熱輸送管73が用意される。なお、第2の熱輸送管73には、例えば、外径5mm、内径4mmの銅パイプを用いることができる。また、第2の熱輸送管73の形状(配置ルート)は、第2の受熱部71(第2のCPU74)と、第1のループ型ヒートパイプ60の第1の放熱部62(第1の溝62b,62c)との位置関係等に基づいて設計することができる。
さらに、第2のループ型ヒートパイプの増設に際しては、図7に例示したように、第2の受熱部71及び第2の熱輸送管73のほか、その第2の熱輸送管73に熱的に接続する第2の放熱部72が別途用意される。
第2の受熱部71は、第2のCPU74に、サーマルグリース(図示せず)を介して、熱的に接続される。第2の熱輸送管73は、第1の放熱部62に設けた第1の溝62b,62cの形状に対応した形状とされている。
また、第2の放熱部72は、複数の第2の放熱フィン72aを備えている。なお、各第2の放熱フィン72aは、例えば、縦50mm×横15mm×厚さ0.5mmのサイズとすることができる。これら第2の放熱フィン72aの一側端部で、第1の放熱部62に設けた第1の溝62b,62cと対向する位置には、第2の溝72b,72cが設けられている。ここでは、第2の放熱フィン72aの一側端部に、2本の第2の半パイプ72d,72eを半田付けにより接続し、それぞれの内壁を第2の溝72b,72cとして用いている。なお、第2の半パイプ72d,72eには、例えば、内径5mmの銅パイプを用いることができる。
電子機器への第2のCPU74の増設時には、図7に例示したように、増設したその第2のCPU74に、サーマルグリース(図示せず)を介して、第2の受熱部71を熱的に接続する。また、同時に、その第2の受熱部71に繋がっている第2の熱輸送管73を、図7及び図8に例示したように、電子機器内に既設の第1のループ型ヒートパイプ60に設けられている第1の溝62b,62cに嵌め込む。その際は、図8に例示したように、予め第1の溝62b,62cにサーマルグリース80を塗布しておき、第1の溝62b,62cと第2の熱輸送管73とが確実に熱的に接続されるようにする。なお、図7では、便宜上、サーマルグリース80の図示を省略している。また、ここでは、サーマルグリース80を予め第1の溝62b,62cに塗布する場合を例示したが、第2の熱輸送管73に塗布しておくようにしても構わない。
次いで、図7及び図8に例示したように、第2の放熱部72を、その第2の溝72b,72cを第1の溝62b,62cに対向させ、間に第2の熱輸送管73を挟んで、第1の放熱部62側に押し付ける。その際は、図8に例示したように、予め、第2の溝72b,72cにサーマルグリース81を塗布しておき、第2の溝72b,72cと第2の熱輸送管73とが確実に熱的に接続されるようにする。なお、図7では、便宜上、サーマルグリース81の図示を省略している。また、ここでは、サーマルグリース81を予め第2の溝72b,72cに塗布する場合を例示したが、第2の熱輸送管73に塗布しておくようにしても構わない。
このように第1の放熱部62に、第2の熱輸送管73及び第2の放熱部72を熱的に接続することにより、図9に例示するように、電子機器内に、第2のCPU74の冷却に用いる第2のループ型ヒートパイプ70が増設されることになる。
この場合、まず、第1のCPU64で発生した熱は、第1の受熱部61に伝わり、それにより高温化された冷媒が、第1の熱輸送管63を第1の放熱部62側へ輸送される。その冷媒の熱は、第1の放熱部62に伝わり、第1の放熱フィン62aから大気中へと放熱される。また、第1の放熱部62に伝わった熱は、第2の熱輸送管73及び第2の放熱部72の温度によっては、第2の放熱部72にも伝わり、第2の放熱フィン72aから大気中へと放熱される。第1の放熱部62を通過して低温下された冷媒は、第1の受熱部61に戻される。このような冷媒の循環により、第1のCPU64の冷却が行われる。
一方、第2のCPU74で発生した熱は、第2の受熱部71に伝わり、それにより高温化された冷媒が、第2の熱輸送管73を第2の放熱部72側へ輸送される。その冷媒の熱は、第2の放熱部72に伝わり、第2の放熱フィン72aから大気中へと放熱される。また、第2の輸送管73の熱、及び第2の放熱部72に伝わった熱は、第1の放熱部62の温度によっては、第1の放熱部62にも伝わり、第1の放熱フィン62aから大気中へと放熱される。第2の放熱部72を通過して低温下された冷媒は、第2の受熱部71に戻される。このような冷媒の循環により、第2のCPU74の冷却が行われる。
このように、既設の第1のループ型ヒートパイプ60の第1の放熱部62を、第2の熱輸送管73を熱的に接続可能な構成とし、さらに、第2の熱輸送管73に熱的に接続可能な第2の放熱部72を別途構成しておく。これにより、第1のCPU64に加えて第2のCPU74が増設される場合に、その冷却に用いる第2のループ型ヒートパイプ70を比較的簡便に増設することができる。また、第2のループ型ヒートパイプ70の増設に伴うコストを低減することも可能になる。
さらに、第1のCPU64及び第2のCPU74で発生した熱をいずれも、熱的に接続された第1の放熱部62及び第2の放熱部72から放熱することができるため、放熱面積を有効に利用することができる。それにより、増設する第2の放熱フィン72aを、既存の第1の放熱フィン62aよりも小さなサイズで形成することが可能になり、電子機器内における第2のループ型ヒートパイプ70の占有スペースを小さく抑えることが可能になる。
ここで、比較のため、別形態のループ型ヒートパイプの増設方法について説明する。
図10は別形態のループ型ヒートパイプの増設方法の一例の説明図である。
第1のループ型ヒートパイプ200は、第1の受熱部201、第1の放熱部202及び第1の熱輸送管203を備え、同様に、第2のループ型ヒートパイプ210は、第2の受熱部211、第2の放熱部212及び第2の熱輸送管213を備えている。
第1の受熱部201及び第2の受熱部211はそれぞれ、第1のCPU204及び第2のCPU214と熱的に接続されている。また、第1の放熱部202及び第2の放熱部212はそれぞれ、第1の熱輸送管203及び第2の熱輸送管213の周囲にそれぞれ熱的に接続された、複数の第1の放熱フィン202a及び複数の第2の放熱フィン212aを備えている。このような第1のループ型ヒートパイプ200と、第2のループ型ヒートパイプ210とが、第1の放熱部202と第2の放熱部212とを並列させて、独立に配置されている。
このような場合、同等の第1のループ型ヒートパイプ200と第2のループ型ヒートパイプ210の2台が必要であるため、1台を増設するのに要するコストが比較的高くなる。また、放熱部の設置面積も、第1の放熱部202と第2の放熱部212の2つ分が必要になる。さらに、第1の放熱フィン202a及び第2の放熱フィン212aのサイズをそれぞれ、第1のCPU204及び第2のCPU214の最大発熱量を基に設定した場合、それらの一方或いは両方の稼働率が低いときには、放熱面積の無駄が生じる場合がある。
これに対し、図7〜図9に例示したようなループ型ヒートパイプの増設方法によれば、簡便に低コストで増設が可能で、電子機器内のスペースを有効に利用することができ、さらに、放熱フィンの放熱面積を有効に利用することができる。それにより、ループ型ヒートパイプの省スペース化を図りつつ、既設のCPUと増設したCPUとを共に効果的に冷却することができ、電子機器の大型化を抑えると共に、その信頼性を向上させることが可能になる。
なお、ここではCPU(第2のCPU74)を新たに1つ増設する場合を例示したが、CPUを新たに2つ以上増設する場合にも、同様に対応することが可能である。
このような場合は、図5の例に従い、第2の放熱部72に替え、第2のCPU74からの熱を輸送する第2の熱輸送管73に熱的に接続可能な第2の溝と、第3のCPUからの熱を輸送する第3の熱輸送管を熱的に接続可能な第3の溝を設けた第2の放熱部を用いる。この第2の放熱部には、上記第1の放熱部62と同等サイズの放熱フィンを用いることができる。このような放熱部を、第2の溝側で第2の熱輸送管に熱的に接続し、第3の溝側に第3の熱輸送管を熱的に接続する。
増設するのが第2,第3の2つのCPU(第1のCPUと合わせて合計3つ)であれば、第3の熱輸送管と熱的に接続可能な溝を設けた第3の放熱部を、その第3の熱輸送管に熱的に接続するようにすればよい。また、さらに第4のCPUを増設する場合(第1のCPUと合わせて合計4つの場合)には、第3の熱輸送管と第4の熱輸送管がそれぞれ熱的に接続可能な溝を設けた第3の放熱部を、その第3の熱輸送管に熱的に接続するようにすればよい。第5以降のCPUを増設する場合も、これと同様にして対応することが可能である。
また、ここでは、コンピュータ等の電子機器のCPUの冷却装置として用いるループ型ヒートパイプを例にして説明した。このほか、上記のような放熱部の構成、及びCPU等の発熱体の増設に伴う放熱部の増設方法は、例えば、ポンプを用いた液循環式の冷却装置等、種々の冷却装置に適用可能である。また、上記のような放熱部の構成、及び発熱体の増設に伴う放熱部の増設方法は、電子機器のほか、摩擦や内燃等で発熱する機械部品を備えた装置等にも同様に適用可能である。
放熱部の一例の説明図である。 熱輸送管及び放熱部の増設方法の一例の説明図である。 別形態の放熱部の一例の説明図である。 別形態の放熱部の増設方法の一例の説明図である。 熱輸送管及び放熱部の増設方法の別例の説明図である。 ループ型ヒートパイプの構成例を示す図である。 ループ型ヒートパイプの増設方法の一例の説明図である。 図7の一部拡大図である。 ループ型ヒートパイプの増設後の状態の一例を示す図である。 別形態のループ型ヒートパイプの増設方法の一例の説明図である。
符号の説明
10,62,202 第1の放熱部
10a,62a,202a 第1の放熱フィン
10b,62b,62c 第1の溝
10c,62d,62e 第1の半パイプ
10d,10e,20d,40f,40g 固定部
11,63,203 第1の熱輸送管
20,40,72,212 第2の放熱部
20a,40a,72a,212a 第2の放熱フィン
20b,40b,72b,72c 第2の溝
20c,40c,72d,72e 第2の半パイプ
21,73,213 第2の熱輸送管
30,31,32 熱伝導材料
40d 第3の半パイプ
40e 第3の溝
51 第3の熱輸送管
60,200 第1のループ型ヒートパイプ
61,201 第1の受熱部
64,204 第1のCPU
70,210 第2のループ型ヒートパイプ
71,211 第2の受熱部
80,81 サーマルグリース
74,214 第2のCPU
100 放熱部
100a 放熱フィン
100b 固定部
101 熱輸送管

Claims (8)

  1. 第1の発熱体で発生する熱を輸送する第1の熱輸送管と、
    前記第1の熱輸送管に熱的に接続されると共に、第2の発熱体で発生する熱を輸送する第2の熱輸送管が熱的に接続可能な第1の放熱部と、
    を有することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記第1の放熱部は、前記第2の熱輸送管が熱的に接続可能な第1の溝を有し、前記第2の熱輸送管は、前記溝に熱的に接続されることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記第1の放熱部に熱的に接続された前記第2の熱輸送管と、
    前記第2の熱輸送管に熱的に接続された第2の放熱部と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却装置。
  4. 前記第2の放熱部は、前記第2の熱輸送管が熱的に接続可能な第2の溝を有することを特徴とする請求項3記載の冷却装置。
  5. 前記第2の熱輸送管は、前記第1の放熱部と前記第2の放熱部とに熱伝導材料を介して熱的に接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の冷却装置。
  6. 複数の発熱体で発生する熱を輸送する複数の熱輸送管と、前記複数の熱輸送管を輸送される熱を放熱する複数の放熱部と、を有し、
    第n(nは自然数)の発熱体で発生する熱を輸送する第nの熱輸送管と、
    前記第nの熱輸送管に熱的に接続されると共に、第n+1の発熱体で発生する熱を輸送する第n+1の熱輸送管が熱的に接続可能な第nの放熱部と、
    を有することを特徴とする冷却装置。
  7. 複数の発熱体で発生する熱を輸送する複数の熱輸送管と、前記複数の熱輸送管を輸送される熱を放熱する複数の放熱部と、を有する冷却装置の製造方法であって、
    第n(nは自然数)の発熱体で発生する熱を輸送する第nの熱輸送管に熱的に接続された第nの放熱部に、第n+1の発熱体で発生する熱を輸送する第n+1の熱輸送管を熱的に接続する工程と、
    前記第n+1の熱輸送管に第n+1の放熱部を熱的に接続する工程と、
    を有することを特徴とする冷却装置の製造方法。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の冷却装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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