JPWO2019026295A1 - 電源装置、および、電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置、および、電源装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

電源装置は、電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路と、出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路と、出力回路の過電流を検出すると検出信号を第1ノードに出力する過電流検出回路と、第1ノードに入力された検出信号に基づいて、出力回路の出力動作を制御信号に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号を駆動回路に出力するオフ固定回路と、 出力回路の出力動作を制御するための制御信号を駆動回路に出力することで、駆動回路により出力回路の出力動作を制御するとともに、検出信号が入力されるようになっている制御部と、を備える。

Description

本発明は、電源装置、および、電源装置の制御方法に関する発明である。
従来、出力波形を制御部CPUで構成している電源装置100A(図9)の出力回路OCA(例えば、ブリッジ回路)の過電流を過電流検出回路XAが、過電流閾値THOに基づいて検出した場合、ハードウェアである時定数回路TAによるCR時定数で当該出力回路OCAをオフする(ドライバ回路DCAの駆動信号DCAの出力を停止(“Low”レベルに固定)する)タイミング(期間)を決定(図10)していた(例えば、特許文献1参照)。
このため、従来電源装置100Aでは、温度・精度の影響を大きく受けることとなる。
しかし、このような従来の電源装置100Aでは、過電流の検出結果に基づいて、制御部CPUで出力回路OCAのオン/オフを全て制御する場合、スイッチング周期が高くなる程、制御部CPUの処理負荷が増大する問題が発生する。
特開2015−106980
上述のように、従来の電源装置100Aでは、過電流の検出結果に基づいて、制御部CPUで出力回路OCAのオン/オフを全て制御する場合、スイッチング周期が高くなる程、制御部CPUの処理負荷が増大する問題が発生する。
そこで、本発明では、出力回路の過電流時に出力回路をオフする期間をCPUでカウントしその他の処理をハードで行うことにより、スイッチング周期が高い場合でも当該制御部の処理負荷を低減することが可能な電源装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った電源装置は、
電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路と、
前記出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路と、
前記出力回路の過電流を検出すると検出信号を第1ノードに出力する過電流検出回路と、
前記第1ノードに入力された前記検出信号に基づいて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号を出力ノードから前記駆動回路に出力するオフ固定回路と、
前記出力回路の前記出力動作を制御するための制御信号を前記駆動回路に出力することで、前記駆動回路により前記出力回路の前記出力動作を制御するとともに、前記検出信号が入力されるようになっている制御部と、を備え、
前記駆動回路は、前記オフ固定信号に応じて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフにし、
前記制御部は、前記検出信号が入力されてからオフ期間の経過後に、前記出力回路の前記出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号を前記オフ固定回路に出力し、
前記オフ固定回路は、前記解除信号に応じて前記オフ固定信号の出力を停止して、前記駆動回路が前記制御信号に基づいて前記出力回路の前記出力動作を制御する通常動作に復帰させることを特徴とする。
前記電源装置において、
前記オフ固定回路は、
前記第1ノードに入力された前記検出信号を前記オフ固定信号として前記駆動回路に出力し、
その後、前記解除信号の入力に応じて、前記オフ固定信号の出力を停止するように前記第1ノードの電位を制御する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記制御部は、
出力した前記解除信号をフィードバックし、フィードバックされた前記解除信号に異常があるか否かを検出し、
前記解除信号の異常を検出した場合には、前記制御信号により前記駆動回路を制御して、前記出力回路の前記出力動作を停止させる
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記過電流検出回路は、
前記出力回路に前記出力動作による過電流を検出しない場合には、前記検出信号を前記第1ノードに出力しない
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記制御部は、
前記解除信号を出力した後、前記検出信号が入力されていない場合には、前記出力回路の前記出力動作を制御するための制御信号を前記駆動回路に出力することで、前記駆動回路により前記出力回路の前記出力動作を制御する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記駆動回路は、
前記制御信号と前記第1ノードの電位に基づいた信号とを演算した論理信号を出力する論理回路と、
前記論理信号に基づいて前記出力回路の電流の出力動作を制御するドライバと、を備える
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記出力回路は、前記電源から供給される電力を制御して出力するブリッジ回路であることを特徴とする。
前記電源装置において、
前記ブリッジ回路は、
一端が前記電源に接続され、他端が第1の出力端子に接続された第1の出力トランジスタと、
一端が前記電源に接続され、他端が第2の出力端子に接続された第2の出力トランジスタと、
一端が前記第1の出力端子に接続され、他端が固定電位に接続された第3の出力トランジスタと、
一端が前記第2の出力端子に接続され、他端が固定電位に接続され、第4の出力トランジスタと、
一端が前記第3の出力トランジスタの他端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第1の検出抵抗と、
一端が前記第4の出力トランジスタの他端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第2の検出抵抗と、を備え、
前記過電流検出回路は、前記第1及び第2の検出抵抗に流れる電流を検出することで前記ブリッジ回路が出力する電流の過電流を検出し、この検出結果に応じた前記検出信号を出力し、
前記駆動回路は、通常動作時は、前記制御信号に基づいて前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作を制御することで、前記ブリッジ回路の電力の出力動作を制御する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記制御部は、前記出力回路の前記出力動作を強制的にオフする前記オフ期間をソフトウエアで設定する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記出力ノードが前記第1ノードに接続され、
前記オフ固定回路は、
エミッタが前記電源に接続された第1のPNP型バイポーラトランジスタと、
一端が前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタに接続された第1の制御抵抗と、
コレクタが前記第1の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、ベースに前記制御部から前記解除信号が入力されるようになっている第1のNPN型バイポーラトランジスタと、
一端が前記電源に接続され、他端が前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのベースに接続された第2の制御抵抗と、
一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記第1ノードに接続された第3の制御抵抗と、
コレクタが前記第3の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、ベースが前記第1の制御抵抗の他端に接続された第2のNPN型バイポーラトランジスタと、を備え、
前記オフ固定回路は、
前記過電流検出回路から出力された前記検出信号に応じて、前記第1ノードの電位に基づいた信号を、前記オフ固定信号として、前記駆動回路に出力し、
一方、前記制御部から出力された前記解除信号に応じて、前記駆動回路への前記オフ固定信号の出力を停止する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記過電流検出回路は、
前記出力回路が出力する電流が予め設定された過電流閾値以上になった場合には、前記検出信号を出力し、
前記出力回路が出力する電流が前記過電流閾値未満になった場合には、前記検出信号を出力しない
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記駆動回路は、
前記過電流検出回路により過電流が検出された場合には、前記第1ノードの前記検出信号に基づいて前記オフ固定回路が出力する前記オフ固定信号に応じて、前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作を停止させ、
その後、前記解除信号に基づいた前記オフ固定回路からの前記オフ固定信号の出力停止に応じて前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作の停止を解除し、
その後、前記制御信号に基づいて前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作を制御することを特徴とする。
前記電源装置において、
前記出力ノードが前記第1ノードに接続され、
前記オフ固定回路は、
一端が前記電源に接続され、他端が前記第1ノードに接続された第1の制御抵抗と、
一端が前記電源に接続された第2の制御抵抗と、
一端が前記第1ノードに接続され、他端が固定電位に接続されたキャパシタと、
エミッタが前記第1ノードに接続され、他端が前記固定電位に接続され、ベースが前記第2の制御抵抗の他端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタと、
コレクタが前記第2の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、 ベースに前記制御部から前記解除信号が入力されるようになっているNPN型バイポーラトランジスタと、を備え、
前記出力ノードが前記第1ノードに接続され、
前記オフ固定回路は、
前記過電流検出回路から出力された前記検出信号に応じて、前記第1ノードの電位に基づいた信号を、前記オフ固定信号として、前記駆動回路に出力し、
一方、前記制御部から出力された前記解除信号に応じて、前記駆動回路への前記オフ固定信号の出力を停止する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記オフ固定回路は、
一端が前記電源に接続され、他端が前記出力ノードに接続された第1の制御抵抗と、
一端が前記電源に接続された第2の制御抵抗と、
一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記第1ノードに接続された第3の制御抵抗と、
一端が前記第1の制御抵抗の他端に接続され、他端が固定電位に接続された第1のキャパシタと、
一端が前記第2の制御抵抗の一端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第2のキャパシタと、
一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第3のキャパシタと、
一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続された第4の制御抵抗と、
コレクタが前記第2のキャパシタの他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、 ベースに前記制御部から前記解除信号が入力されるようになっているNPN型バイポーラトランジスタと、
一端が前記第1の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記固定電位に接続され、前記第2の制御抵抗の他端の電位が予め設定されたリセット閾値未満である場合には、前記第1のキャパシタの一端と他端との間を導通して前記第1のキャパシタの電荷を放電させ、一方、前記第2の制御抵抗の他端の前記電位が前記リセット閾値以上である場合には、前記第1のキャパシタの一端と他端との間を遮断するリセット回路と、を備え、
前記オフ固定回路は、
前記過電流検出回路から出力された前記検出信号に応じて、前記第1ノードの電位に基づいた信号を、前記オフ固定信号として、前記駆動回路に出力し、
一方、前記制御部から出力された前記解除信号に応じて、前記駆動回路への前記オフ固定信号の出力を停止する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った電源装置の制御方法は、
電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路と、前記出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路と、前記出力回路の過電流を検出すると検出信号を第1ノードに出力する過電流検出回路と、前記第1ノードに入力された前記検出信号に基づいて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号を出力ノードから前記駆動回路に出力するオフ固定回路と、前記出力回路の前記出力動作を制御するための制御信号を前記駆動回路に出力することで、前記駆動回路により前記出力回路の前記出力動作を制御するとともに、前記検出信号が入力されるようになっている制御部と、を備えた電源装置の制御方法であって、
前記駆動回路により、前記オフ固定信号に応じて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフにし、
前記制御部により、前記検出信号が入力されてからオフ期間の経過後に、前記出力回路の前記出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号を前記オフ固定回路に出力し、
前記オフ固定回路により、前記解除信号に応じて前記オフ固定信号の出力を停止して、前記駆動回路が前記制御信号に基づいて前記出力回路の前記出力動作を制御する通常動作に復帰させる
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る電源装置は、電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路と、出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路と、出力回路の過電流を検出すると、検出信号を第1ノードに出力する過電流検出回路と、第1ノードに入力された検出信号に基づいて、出力回路の出力動作を制御信号に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号を駆動回路に出力するオフ固定回路と、出力回路の出力動作を制御するための制御信号を駆動回路に出力することで、駆動回路により出力回路の出力動作を制御するとともに、検出信号が入力されるようになっている制御部CPUと、を備える。
そして、駆動回路は、オフ固定信号に応じて、出力回路の出力動作を制御信号に拘わらず強制的にオフにし、制御部は、検出信号が入力されてから予め設定されたオフ期間の経過後に、出力回路の出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号をオフ固定回路に出力し、オフ固定回路は、解除信号に応じてオフ固定信号の出力を停止して、駆動回路が制御信号に基づいて出力回路の出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
すなわち、本発明の電源装置では、過電流検出回路の検出結果に基づいて出力回路を強制的にオフし、制御部CPUが設定するオフ期間の経過後に出力する解除信号に基づいて出力回路を通常動作に復帰させる。
これにより、出力回路の過電流時に出力回路をオフする期間を制御部CPUでカウントしその他の処理をハードで行うことにより、スイッチング周期が高い場合でも当該制御部CPUの処理負荷を低減することができる。
特に、制御部CPUで過電流時に出力回路をオフする期間を設定しているため、温度・精度の影響を受けずかつ通信で簡単に設定変更ができる。
図1は、第1の実施形態に係る電源装置100の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4との関係の一例を示す波形図である。 図3は、図1に示すオフ固定回路Yの回路構成の一例を示す図である。 図4は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4と、図3に示すオフ固定回路Yの各信号と、の関係の一例を示す波形図である。 図5は、変形例1に係る、図1に示すオフ固定回路Yの回路構成の他の例を示す図である。 図6は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4と、図5に示すオフ固定回路Yの各信号と、の関係の他の例を示す波形図である。 図7は、変形例2に係る、図1に示すオフ固定回路Yの回路構成のさらに他の例を示す図である。 図8は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4と、図7に示すオフ固定回路Yの各信号と、の関係の他の例を示す波形図である。 図9は、従来の電源装置100Aの構成の一例を示す図である。 図10は、図9に示す出力回路OCAが出力する電流Iacと、駆動回路DCAが出力する駆動信号SDとの関係の一例を示す波形図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係る電源装置100の構成の一例を示す図である。また、図2は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4との関係の一例を示す波形図である。また、図3は、図1に示すオフ固定回路Yの回路構成の一例を示す図である。また、図4は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4と、図3に示すオフ固定回路Yの各信号と、の関係の一例を示す波形図である。なお、図2、図4の例においては、駆動信号SD1〜SD4の波形を簡単のため、1つの波形として表現している。
第1の実施形態に係る電源装置100は、例えば、インバータ、又は、コンバータを構成する。この電源装置100は、例えば、図1に示すように、出力回路OCと、駆動回路DCと、過電流検出回路Xと、オフ固定回路Yと、制御部(マイコン)CPUと、を備える。
ここで、出力回路OCは、電源Vccから電力を供給され、第1、第2の出力端子TO1、TO2に所定の電流Iacを出力するようになっている。
この出力回路OCは、例えば、図1に示すように、電源Vccから供給される電力を制御して出力するブリッジ回路BCである。
そして、例えば、図1に示すように、ブリッジ回路BCは、第1の出力トランジスタTr1と、第2の出力トランジスタTr2と、第3の出力トランジスタTr3と、第4の出力トランジスタTr4と、第1の検出抵抗R1と、第2の検出抵抗R2と、を備える。
第1の出力トランジスタTr1は、例えば、図1に示すように、一端(コレクタ)が電源Vccに接続され、他端(エミッタ)が第1の出力端子TO1に接続され、ベースに駆動信号SD1が入力されるNPN型バイポーラトランジスタである。
また、第2の出力トランジスタTr2は、一端(コレクタ)が電源Vccに接続され、他端(エミッタ)が第2の出力端子TO2に接続され、ベースに駆動信号SD2が入力されるNPN型バイポーラトランジスタである。
また、第3の出力トランジスタTr3は、一端(コレクタ)が第1の出力端子TO1に接続され、他端(エミッタ)が固定電位(グランド)に接続され、ベースに駆動信号SD3が入力されるNPN型バイポーラトランジスタである。
また、第4の出力トランジスタTr4は、一端(コレクタ)が第2の出力端子TO2に接続され、他端(エミッタ)が固定電位(グランド)に接続され、ベースに駆動信号SD3が入力されるNPN型バイポーラトランジスタである。
また、第1の検出抵抗R1は、一端が第3の出力トランジスタTr3の他端(エミッタ)に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
また、第2の検出抵抗R2は、一端が第4の出力トランジスタTr4の他端(エミッタ)に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
また、図1に示す駆動回路DCは、出力回路OCの電流の出力動作を制御するようになっている。
この駆動回路DCは、例えば、図1に示すように、第1のハイサイド論理回路AH1と、第2のハイサイド論理回路AH2と、第1のローサイド論理回路AL1と、第2のローサイド論理回路AL2と、ハイサイドドライバDCHと、ローサイドドライバDCLと、を備える。
そして、第1のハイサイド論理回路AH1は、第1の制御信号SC1と第1ノードIN1の電位に基づいた信号とを演算した論理信号SH1を出力するようになっている。
また、第2のハイサイド論理回路AH2は、第2の制御信号SC2と第1ノードIN1の電位に基づいた信号とを演算した論理信号SH2を出力するようになっている。
また、第1のローサイド論理回路AL1は、第3の制御信号SC3と第1ノードIN1の電位に基づいた信号とを演算した論理信号SL1を出力するようになっている。
また、第2のローサイド論理回路AL2は、第4の制御信号SC4と第1ノードIN1の電位に基づいた信号とを演算した論理信号SL2を出力するようになっている。
また、ハイサイドドライバDCHは、論理信号SH1、SH2に基づいて、駆動信号SD1、SD2により、出力回路OCの電流の出力動作を制御する(第1、第2の出力トランジスタTr1、Tr2を制御する)ようになっている。
また、ローサイドドライバDCLは、論理信号SL1、SL2に基づいて、駆動信号SD3、SD4により、出力回路OCの電流の出力動作を制御する(第3、第4の出力トランジスタTr3、Tr4を制御する)ようになっている。
この駆動回路DCは、通常動作時は、第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を制御することで、ブリッジ回路BCの電力の出力動作を制御するようになっている。
なお、この通常動作時には、出力回路OCは、駆動信号SD1〜SD4に応じて、貫通電流が流れないように、第1、第2の出力トランジスタTr1、Tr2が相補的にオン/オフするとともに、第3、第4の出力トランジスタTr3、Tr4相補的にオン/オフする。これにより、既述のように、出力回路OCは、電源Vccから供給される電力に基づいて、第1、第2の出力端子TO1、TO2に所定の電流を出力する。
また、駆動回路DCは、過電流が過電流検出回路Xにより検出された場合には、第1ノードIN1の検出信号SXに基づいてオフ固定回路Yが出力するオフ固定信号OUT2に応じて、第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を停止させるようになっている。
その後、駆動回路DCは、解除信号OUT1に基づいたオフ固定回路Yからのオフ固定信号OUT2の出力停止に応じて第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作の停止を解除するようになっている。
その後、駆動回路DCは、第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を制御するようになっている。
また、図1に示す過電流検出回路Xは、出力回路OCの過電流を検出すると検出信号SX(例えば、“Low”レベルの信号)を第1ノードIN1に出力するようになっている。一方、この過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出しない場合には、“Low”レベルの検出信号SXを第1ノードIN1に出力しない(すなわち、“High”レベルの信号を出力する)ようになっている。
例えば、過電流検出回路Xは、出力回路OCが出力する電流が予め設定された過電流閾値THO以上になった場合には、検出信号SXを出力するようになっている。一方、過電流検出回路Xは、出力回路OCが出力する電流が過電流閾値THO未満になった場合には、検出信号SXを出力しないようになっている。
この過電流検出回路Xは、例えば、図1に示すように、第1の検出抵抗R1及び第2の検出抵抗R2に流れる電流の電流値を検出し、この検出結果に基づいて、出力回路OCの過電流を検出するようになっている。
より詳しくは、過電流検出回路Xは、第1及び第2の検出抵抗R1、R2に流れる電流を検出することでブリッジ回路BCが出力する電流Iacの過電流を検出し、この検出結果に応じた検出信号SX(例えば、“Low”レベルの信号)を出力するようになっている。
また、図1に示すオフ固定回路Yは、第1ノードIN1に入力された検出信号SXに基づいて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号OUT2を出力ノードNYから駆動回路DCに出力するようになっている。
このオフ固定回路Yは、例えば、図3に示すように、第1のPNP型バイポーラトランジスタTraと、第1のNPN型バイポーラトランジスタTrbと、第1の制御抵抗Raと、第2の制御抵抗Rbと、第3の制御抵抗Rcと、第2のNPN型バイポーラトランジスタTrcと、を備える。
この図3の例では、出力ノードNYが第1ノードIN1に接続されている。
また、第1のPNP型バイポーラトランジスタTraは、エミッタが電源Vccに接続されている。
また、第1の制御抵抗Raは、一端が第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタに接続されている。
また、第1のNPN型バイポーラトランジスタTrbは、コレクタが第1の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが固定電位(グランド)に接続され、ベースに制御部CPUから解除信号OUT1が入力されるようになっている。
また、第2の制御抵抗Rbは、一端が電源Vccに接続され、他端が第1のPNP型バイポーラトランジスタTraのベースに接続されている。
また、第3の制御抵抗Rcは、一端が第2の制御抵抗Rbの他端に接続され、他端が第1ノードIN1に接続されている。
また、第2のNPN型バイポーラトランジスタTrcは、コレクタが第3の制御抵抗Rcの他端に接続され、エミッタが固定電位(グランド)に接続され、ベースが第1の制御抵抗Raの他端に接続されている。
このオフ固定回路Yは、第1ノードIN1に入力された検出信号SX(“Low”レベル)をオフ固定信号OUT2として駆動回路DCに出力(第1ノードIN1の電位を“Low”レベルにラッチ)し、その後、解除信号OUT1(“High”レベル)の入力に応じて、オフ固定信号OUT2の出力を停止するように第1ノードIN1の電位を制御する(“High”レベルにラッチする)。
すなわち、このオフ固定回路Yは、過電流検出回路Xから出力された検出信号SXに応じて、第1ノードIN1の電位に基づいた信号を、オフ固定信号OUT2として、駆動回路DCに出力するようになっている。
一方、オフ固定回路Yは、制御部CPUから出力された解除信号OUT1に応じて、駆動回路DCへのオフ固定信号OUT2の出力を停止するようになっている。
また、制御部CPUは、例えば、図1に示すように、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号(PWM信号)SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御するとともに、検出信号SXが(第2ノードIN2を介して)入力されるようになっている。
また、駆動回路DCは、オフ固定信号OUT2に応じて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにするようになっている。
また、制御部CPUは、検出信号SXが入力されてからオフ期間TGFの経過後に、出力回路OCの出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号OUT1(例えば、“High”レベル)をオフ固定回路Yに出力するようになっている。
そして、既述のオフ固定回路Yは、当該解除信号OUT1(例えば、“High”レベル)に応じてオフ固定信号OUT2の出力を停止して、駆動回路DCが第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路OCの出力動作を制御する通常動作に復帰させるようになっている。
また、制御部CPUは、解除信号OUT1を出力した後、第2ノードN2に検出信号SX(“Low”レベル)が入力されていない場合には、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御するようになっている。
これにより、解除信号OUT1を出力した後、過電流が検出されない場合には、適切に通常動作に復帰することができる。
また、制御部CPUは、出力した解除信号OUT1をフィードバックし、フィードバックされた解除信号に異常(所定の信号が出力されていない等)があるか否かを検出し、解除信号の異常を検出した場合には、第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4により駆動回路DCを制御して、出力回路OCの出力動作を停止させるようになっている。
これにより、解除信号に異常(所定の信号が出力されていない等)がある場合に、出力回路OCの出力動作を停止させて、電源装置100の誤動作等を抑制することができる。
なお、制御部CPUは、出力回路OCの出力動作を強制的にオフする当該オフ期間TGFを、例えば、ソフトウエアで設定するようになっている。
これにより、出力回路OCの出力動作を強制的にオフするオフ期間TGFを設定する自由度を高めることができる。
ここで、以上のような構成を有する第1の実施形態に係る電源装置100の動作の一例について、図4を用いて説明する。
まず、制御部CPUは、例えば、図4に示すように、通常動作時は、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号(PWM信号)SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御する。
この通常動作時に、過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出してない(出力回路OCが出力する電流が過電流閾値THO未満である)場合は、“Low”レベルの検出信号SXを第1ノードIN1に出力しない(すなわち、“High”レベルの信号を出力する)。
そして、オフ固定回路Yは、制御部CPUから通常動作時に出力ノードNaから出力された信号(“Low”レベルの信号)に応じて、駆動回路DCへのオフ固定信号OUT2の出力を停止(“High”レベルの信号を出力)している。
そして、駆動回路DCは、この通常動作時は、第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を制御することで、ブリッジ回路BCの電力の出力動作を制御する。
その後、過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出する(出力回路OCが出力する電流Iacが過電流閾値THOに達する)と、この検出結果に応じた検出信号SX(“Low”レベルの信号)を出力する。
そして、オフ固定回路Yは、この第1ノードIN1に入力された検出信号SXをオフ固定信号OUT2として駆動回路DCに出力(第1ノードIN1の電位を“Low”レベルにラッチ)する。
そして、駆動回路DCは、オフ固定回路Yが出力するオフ固定信号OUT2に応じて、第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を停止させて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにする。
これにより、出力回路OCが出力する電流Iacが低下することとなる。
その後、制御部CPUは、検出信号SXが入力されてからオフ期間TGFの経過後に、出力回路OCの出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号OUT1(例えば、“High”レベル)をオフ固定回路Yに出力する。
そして、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1(“High”レベルの信号)の入力に応じて、オフ固定信号OUT2の出力を停止するように第1ノードIN1の電位を制御する(“High”レベルにラッチする)。
そして、既述のオフ固定回路Yからのオフ固定信号OUT2の出力の停止に応じて、駆動回路DCは第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路OCの出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
なお、既述のように、制御部CPUは、解除信号OUT1を出力した後、第2ノードN2に検出信号SX(“Low”レベル)が入力されていない場合には、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御することとなる。
これにより、電源装置100は、解除信号OUT1を出力した後、過電流が検出されない場合には、適切に通常動作に復帰することができる。
以上のように、本発明の一態様に係る電源装置は、電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路OCと、出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路DCと、出力回路の過電流を検出すると、検出信号SXを第1ノードIN1に出力する過電流検出回路Xと、第1ノードに入力された検出信号SXに基づいて、出力回路の出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号OUT2を駆動回路に出力するオフ固定回路Yと、出力回路の出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4を駆動回路に出力することで、駆動回路により出力回路の出力動作を制御するとともに、検出信号SXが入力されるようになっている制御部CPUと、を備える。
そして、駆動回路は、オフ固定信号に応じて、出力回路の出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにし、制御部は、検出信号SXが入力されてから予め設定されたオフ期間TGFの経過後に、出力回路の出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号をオフ固定回路に出力し、オフ固定回路は、解除信号に応じてオフ固定信号の出力を停止して、駆動回路が第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路の出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
すなわち、本発明の電源装置では、過電流検出回路の検出結果に基づいて出力回路を強制的にオフし、制御部CPUが設定するオフ期間TGFの経過後に出力する解除信号に基づいて出力回路を通常動作に復帰させる。
これにより、出力回路の過電流時に出力回路をオフする期間を制御部CPUでカウントしその他の処理をハードで行うことにより、スイッチング周期が高い場合でも当該制御部CPUの処理負荷を低減することができる。
特に、制御部CPUで過電流時に出力回路をオフする期間を設定しているため、温度・精度の影響を受けずかつ通信で簡単に設定変更ができる。
(変形例1)
既述の第1の実施形態では、第1ノードIN1に入力された検出信号SXに基づいて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号OUT2を出力ノードNYから駆動回路DCに出力するオフ固定回路Yの回路構成の一例について説明した。
しかしながら、このオフ固定回路Yは、同様の機能を発揮できれば、回路構成は異なっていてもよい。そこで、本変形例1では、このオフ固定回路Yに注目した回路構成の他の例について説明する。
ここで、図5は、変形例1に係る、図1に示すオフ固定回路Yの回路構成の他の例を示す図である。また、図6は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4と、図5に示すオフ固定回路Yの各信号と、の関係の他の例を示す波形図である。なお、図6の例においては、駆動信号SD1〜SD4の波形を簡単のため、1つの波形として表現している。また、図5において、図1の符号と同じ符号は、第1の実施形態と同様の構成を示す。
例えば、図5に示すように、オフ固定回路Yは、第1の制御抵抗Reと、第2の制御抵抗Rfと、キャパシタCと、PNP型バイポーラトランジスタTrfと、NPN型バイポーラトランジスタTreと、を備える。
そして、第1の制御抵抗Reは、一端が電源Vccに接続され、他端が第1ノードIN1(出力ノードNY)に接続されている。
また、第2の制御抵抗Rfは、一端が電源Vccに接続されている。
また、キャパシタCは、一端が第1ノードIN1に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
また、PNP型バイポーラトランジスタTrfは、エミッタが第1ノードIN1に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続され、ベースが第2の制御抵抗Rfの他端に接続されている。
また、NPN型バイポーラトランジスタTreは、コレクタが第2の制御抵抗Rfの他端に接続され、エミッタが固定電位(グランド)に接続され、ベースに制御部CPUの出力ノードNaから解除信号が第3ノードIN3を介して入力されるようになっている。このNPN型バイポーラトランジスタTreのベースは、例えば、図5に示すように、第3ノードIN3を介して制御部CPUの出力ノードNaに接続されている。
ここで、オフ固定信号を出力するための出力ノードNYが第1ノードIN1に接続されている。
このオフ固定回路Yは、過電流検出回路Xから出力された検出信号SXに応じて、第1ノードIN1の電位に基づいた信号を、オフ固定信号OUT2として、駆動回路DCAに出力するようになっている。
一方、オフ固定回路Yは、制御部CPUから出力された解除信号OUT1に応じて、駆動回路DCへのオフ固定信号OUT2の出力を停止するようになっている。
ここで、以上のような構成を有する変形例1の電源装置100の動作の一例について、図6を用いて説明する。
まず、制御部CPUは、例えば、図6に示すように、通常動作時は、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号(PWM信号)SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御する。
この通常動作時に、過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出してない(出力回路OCが出力する電流が過電流閾値THO未満である)場合は、“Low”レベルの検出信号SXを第1ノードIN1に出力しない(すなわち、“High”レベルの信号を出力する)。
そして、オフ固定回路Yは、制御部CPUから通常動作時に出力ノードNaから出力された信号(“Low”レベルの信号)に応じて、駆動回路DCへのオフ固定信号OUT2の出力を停止(“High”レベルの信号を出力)している。
そして、駆動回路DCは、この通常動作時は、第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を制御することで、ブリッジ回路BCの電力の出力動作を制御する。
その後、過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出する(出力回路OCが出力する電流Iacが過電流閾値THOに達する)と、この検出結果に応じた検出信号SX(“Low”レベルの信号)を出力する。
そして、オフ固定回路Yは、この第1ノードIN1に入力された検出信号SXをオフ固定信号OUT2として駆動回路DCに出力(制御部CPUが出力ノードNaから出力する“High”レベルの信号に応じて第1ノードIN1の電位を“Low”レベルにラッチ)する。
そして、駆動回路DCは、オフ固定回路Yが出力するオフ固定信号OUT2に応じて、第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を停止させて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにする。
これにより、出力回路OCが出力する電流Iacが低下することとなる。
その後、制御部CPUは、検出信号SXが入力されてからオフ期間TGFの経過後に、出力回路OCの出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号OUT1(ここでは、“Low”レベルの信号)をオフ固定回路Yに出力する。
そして、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1(“Low”レベルの信号)の入力に応じて、オフ固定信号OUT2の出力を停止するように第1ノードIN1の電位を制御する(“High”レベルにラッチする)。
そして、既述のオフ固定回路Yからのオフ固定信号OUT2の出力の停止に応じて、駆動回路DCは第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路OCの出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
なお、既述のように、制御部CPUは、解除信号OUT1を出力した後、第2ノードN2に検出信号SX(“Low”レベル)が入力されていない場合には、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御することとなる。
これにより、電源装置100は、解除信号OUT1を出力した後、過電流が検出されない場合には、適切に通常動作に復帰することができる。
このように、本変形例1においても、駆動回路DCは、オフ固定信号OUT2に応じて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにし、制御部CPUは、検出信号SXが入力されてから予め設定されたオフ期間TGFの経過後に、出力回路OCの出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号OUT1をオフ固定回路Yに出力し、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1に応じてオフ固定信号OUT2の出力を停止して、駆動回路DCが第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路OCの出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
すなわち、本変形例1の電源装置では、第1の実施形態と同様に、過電流検出回路の検出結果に基づいて出力回路を強制的にオフし、制御部CPUが設定するオフ期間TGFの経過後に出力する解除信号に基づいて出力回路を通常動作に復帰させる。
これにより、出力回路の過電流時に出力回路をオフする期間を制御部CPUでカウントしその他の処理をハードで行うことによりス、イッチング周期が高い場合でも当該制御部CPUの処理負荷を低減することができる。
(変形例2)
本変形例2では、オフ固定回路Yの回路構成のさらに他の例について説明する。
ここで、図7は、変形例2に係る、図1に示すオフ固定回路Yの回路構成のさらに他の例を示す図である。また、図8は、図1に示す出力回路OC(ブリッジ回路BC)が出力する電流Iacと、駆動回路DCが出力する駆動信号SD1〜SD4と、図7に示すオフ固定回路Yの各信号と、の関係の他の例を示す波形図である。なお、図8の例においては、駆動信号SD1〜SD4の波形を簡単のため、1つの波形として表現している。また、図7において、図1の符号と同じ符号は、第1の実施形態と同様の構成を示す。なお、本変形例2に係る当該オフ固定回路Y以外の電源装置100の構成は、第1の実施形態と同様である。
例えば、図7に示すように、オフ固定回路Yは、第1の制御抵抗Rgと、第2の制御抵抗Rhと、第3の制御抵抗Riと、第1のキャパシタCgと、第2のキャパシタChと、第3のキャパシタCiと、第4の制御抵抗Rjと、NPN型バイポーラトランジスタTrgと、リセット回路Zと、を備える。
第1の制御抵抗Rgは、一端が電源Vccに接続され、他端が出力ノードNYに接続されている。
第2の制御抵抗Rhは、一端が電源Vccに接続されている。
第3の制御抵抗Riは、一端が第2の制御抵抗Rhの他端に接続され、他端が第1ノードIN1に接続されている。
第1のキャパシタCgは、一端が第1の制御抵抗Rgの他端に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
第2のキャパシタChは、一端が第2の制御抵抗Rhの一端に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
第3のキャパシタCiは、一端が第2の制御抵抗Rhの他端に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
第4の制御抵抗Rjは、一端が第2の制御抵抗Rhの他端に接続されている。
NPN型バイポーラトランジスタTrgは、コレクタが第4の制御抵抗Rjの他端に接続され、エミッタが固定電位(グランド)に接続され、ベースに制御部CPUから解除信号OUT1が入力されるようになっている。このNPN型バイポーラトランジスタTrgのベースは、例えば、図7に示すように、第3ノードIN3を介して制御部CPUの出力ノードNaに接続されている。
リセット回路Zは、一端が第1の制御抵抗Rgの他端に接続され、他端が固定電位(グランド)に接続されている。
このリセット回路Zは、例えば、第2の制御抵抗Rhの他端の電位が予め設定されたリセット閾値未満である(制御部CPUが出力する“High”レベルの信号に応じてNPN型バイポーラトランジスタTrgがオンしている)場合には、第1のキャパシタCgの一端と他端との間を導通して第1のキャパシタCgの電荷を放電させるようになっている。
これにより、オフ固定回路Yは、この第1ノードIN1に入力された検出信号SXをオフ固定信号OUT2として駆動回路DCに出力(第1ノードIN1の電位を“Low”レベルにラッチ)する。
一方、このリセット回路Zは、第2の制御抵抗Rhの他端の電位が該リセット閾値以上になった(制御部CPUが出力する“Low”レベルの信号に応じてNPN型バイポーラトランジスタTrgがオフした)場合には、予め設定された保持期間TKの経過後、第1のキャパシタCgの一端と他端との間を遮断するようになっている。
これにより、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1(“High”レベルの信号)の入力に応じて、オフ固定信号OUT2の出力を停止するように第1ノードIN1の電位を制御する(“High”レベルにラッチする)。
すなわち、このオフ固定回路Yは、過電流検出回路Xから出力された検出信号Xに応じて、第1ノードIN1の電位に基づいた信号を、オフ固定信号OUT2として、駆動回路DCに出力するようになっている。
一方、オフ固定回路Yは、制御部CPUから出力された解除信号OUT1に応じて、駆動回路DCへのオフ固定信号OUT2の出力を停止するようになっている。
ここで、以上のような構成を有する変形例2に係る電源装置100の動作の一例について、図8を用いて説明する。
まず、制御部CPUは、例えば、図8に示すように、通常動作時は、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号(PWM信号)SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御する。
この通常動作時に、過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出してない(出力回路OCが出力する電流が過電流閾値THO未満である)場合は、“Low”レベルの検出信号SXを第1ノードIN1に出力しない(すなわち、“High”レベルの信号を出力する)。
そして、オフ固定回路Yは、制御部CPUから通常動作時に出力ノードNaから出力された信号(“Low”レベルの信号)に応じて、駆動回路DCへのオフ固定信号OUT2の出力を停止(“High”レベルの信号を出力)している。
そして、駆動回路DCは、この通常動作時は、第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を制御することで、ブリッジ回路BCの電力の出力動作を制御する。
そして、リセット回路Zは、第2の制御抵抗Rhの他端の電位が該リセット閾値以上になった(制御部CPUが出力する“Low”レベルの信号に応じてNPN型バイポーラトランジスタTrgがオフした)場合には、予め設定された保持期間TKの経過後、第1のキャパシタCgの一端と他端との間を遮断する。
これにより、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1(ここでは“Low”レベルの信号)の入力に応じて、オフ固定信号OUT2の出力を停止するように第1ノードIN1の電位を制御する(“High”レベルにラッチする)。
その後、過電流検出回路Xは、出力回路OCに出力動作による過電流を検出する(出力回路OCが出力する電流Iacが過電流閾値THOに達する)と、この検出結果に応じた検出信号SX(“Low”レベルの信号)を出力する。
そして、リセット回路Zは、第2の制御抵抗Rhの他端の電位が予め設定されたリセット閾値未満である(制御部CPUが検出信号SXに応じて出力する“High”レベルの信号に応じてNPN型バイポーラトランジスタTrgがオンしている)場合には、第1のキャパシタCgの一端と他端との間を導通して第1のキャパシタCgの電荷を放電させる。
これにより、オフ固定回路Yは、この第1ノードIN1に入力された検出信号SXをオフ固定信号OUT2として駆動回路DCに出力(第1ノードIN1の電位を“Low”レベルにラッチ)する。
そして、駆動回路DCは、オフ固定回路Yが出力するオフ固定信号OUT2に応じて、第1ないし第4の出力トランジスタTr1〜Tr4の動作を停止させて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにする。
これにより、出力回路OCが出力する電流Iacが低下することとなる。
その後、制御部CPUは、検出信号SXが入力されてからオフ期間TGFの経過後に、出力回路OCの出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号OUT1(ここでは、“Low”レベルの信号)をオフ固定回路Yに出力する。
そして、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1(“Low”レベルの信号)の入力に応じて、オフ固定信号OUT2の出力を停止するように第1ノードIN1の電位を制御する(“High”レベルにラッチする)。
そして、既述のオフ固定回路Yからのオフ固定信号OUT2の出力の停止に応じて、駆動回路DCは第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路OCの出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
なお、既述のように、制御部CPUは、解除信号OUT1を出力した後、第2ノードN2に検出信号SX(“Low”レベル)が入力されていない場合には、出力回路OCの出力動作を制御するための第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4を駆動回路DCに出力することで、駆動回路DCにより出力回路OCの出力動作を制御することとなる。
これにより、電源装置100は、解除信号OUT1を出力した後、過電流が検出されない場合には、適切に通常動作に復帰することができる。
このように、本変形例2においても、駆動回路DCは、オフ固定信号OUT2に応じて、出力回路OCの出力動作を第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に拘わらず強制的にオフにし、制御部CPUは、検出信号SXが入力されてから予め設定されたオフ期間TGFの経過後に、出力回路OCの出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号OUT1をオフ固定回路Yに出力し、オフ固定回路Yは、解除信号OUT1に応じてオフ固定信号OUT2の出力を停止して、駆動回路DCが第1ないし第4の制御信号SC1〜SC4に基づいて出力回路OCの出力動作を制御する通常動作に復帰させる。
すなわち、本変形例2の電源装置では、既述の第1の実施形態と同様に、過電流検出回路の検出結果に基づいて出力回路を強制的にオフし、制御部CPUが設定するオフ期間TGFの経過後に出力する解除信号に基づいて出力回路を通常動作に復帰させる。
これにより、出力回路の過電流時に出力回路をオフする期間を制御部CPUでカウントしその他の処理をハードで行うことにより、スイッチング周期が高い場合でも当該制御部CPUの処理負荷を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 電源装置
OC 出力回路
DC 駆動回路
X 過電流検出回路
Y オフ固定回路
CPU 制御部(マイコン)
BC ブリッジ回路
Tr1 第1の出力トランジスタ
Tr2 第2の出力トランジスタ
Tr3 第3の出力トランジスタ
Tr4 第4の出力トランジスタ
R1 第1の検出抵抗
R2 第2の検出抵抗
AH1 第1のハイサイド論理回路
AH2 第2のハイサイド論理回路
AL1 第1のローサイド論理回路
AL2 第2のローサイド論理回路
DCH ハイサイドドライバ
DCL ローサイドドライバ

Claims (15)

  1. 電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路と、
    前記出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路と、
    前記出力回路の過電流を検出すると検出信号を第1ノードに出力する過電流検出回路と、
    前記第1ノードに入力された前記検出信号に基づいて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号を出力ノードから前記駆動回路に出力するオフ固定回路と、
    前記出力回路の前記出力動作を制御するための制御信号を前記駆動回路に出力することで、前記駆動回路により前記出力回路の前記出力動作を制御するとともに、前記検出信号が入力されるようになっている制御部と、を備え、
    前記駆動回路は、前記オフ固定信号に応じて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフにし、
    前記制御部は、前記検出信号が入力されてからオフ期間の経過後に、前記出力回路の前記出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号を前記オフ固定回路に出力し、
    前記オフ固定回路は、前記解除信号に応じて前記オフ固定信号の出力を停止して、前記駆動回路が前記制御信号に基づいて前記出力回路の前記出力動作を制御する通常動作に復帰させることを特徴とする電源装置。
  2. 前記オフ固定回路は、
    前記第1ノードに入力された前記検出信号を前記オフ固定信号として前記駆動回路に出力し、
    その後、前記解除信号の入力に応じて、前記オフ固定信号の出力を停止するように前記第1ノードの電位を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御部は、
    出力した前記解除信号をフィードバックし、フィードバックされた前記解除信号に異常があるか否かを検出し、
    前記解除信号の異常を検出した場合には、前記制御信号により前記駆動回路を制御して、前記出力回路の前記出力動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記過電流検出回路は、
    前記出力回路に前記出力動作による過電流を検出しない場合には、前記検出信号を前記第1ノードに出力しない
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  5. 前記制御部は、
    前記解除信号を出力した後、前記検出信号が入力されていない場合には、前記出力回路の前記出力動作を制御するための制御信号を前記駆動回路に出力することで、前記駆動回路により前記出力回路の前記出力動作を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記駆動回路は、
    前記制御信号と前記第1ノードの電位に基づいた信号とを演算した論理信号を出力する論理回路と、
    前記論理信号に基づいて前記出力回路の電流の出力動作を制御するドライバと、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 前記出力回路は、前記電源から供給される電力を制御して出力するブリッジ回路であることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  8. 前記ブリッジ回路は、
    一端が前記電源に接続され、他端が第1の出力端子に接続された第1の出力トランジスタと、
    一端が前記電源に接続され、他端が第2の出力端子に接続された第2の出力トランジスタと、
    一端が前記第1の出力端子に接続され、他端が固定電位に接続された第3の出力トランジスタと、
    一端が前記第2の出力端子に接続され、他端が固定電位に接続され、第4の出力トランジスタと、
    一端が前記第3の出力トランジスタの他端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第1の検出抵抗と、
    一端が前記第4の出力トランジスタの他端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第2の検出抵抗と、を備え、
    前記過電流検出回路は、前記第1及び第2の検出抵抗に流れる電流を検出することで前記ブリッジ回路が出力する電流の過電流を検出し、この検出結果に応じた前記検出信号を出力し、
    前記駆動回路は、通常動作時は、前記制御信号に基づいて前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作を制御することで、前記ブリッジ回路の電力の出力動作を制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
  9. 前記制御部は、前記出力回路の前記出力動作を強制的にオフする前記オフ期間をソフトウエアで設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  10. 前記出力ノードが前記第1ノードに接続され、
    前記オフ固定回路は、
    エミッタが前記電源に接続された第1のPNP型バイポーラトランジスタと、
    一端が前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタに接続された第1の制御抵抗と、
    コレクタが前記第1の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、ベースに前記制御部から前記解除信号が入力されるようになっている第1のNPN型バイポーラトランジスタと、
    一端が前記電源に接続され、他端が前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのベースに接続された第2の制御抵抗と、
    一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記第1ノードに接続された第3の制御抵抗と、
    コレクタが前記第3の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、ベースが前記第1の制御抵抗の他端に接続された第2のNPN型バイポーラトランジスタと、を備え、
    前記オフ固定回路は、
    前記過電流検出回路から出力された前記検出信号に応じて、前記第1ノードの電位に基づいた信号を、前記オフ固定信号として、前記駆動回路に出力し、
    一方、前記制御部から出力された前記解除信号に応じて、前記駆動回路への前記オフ固定信号の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  11. 前記過電流検出回路は、
    前記出力回路が出力する電流が予め設定された過電流閾値以上になった場合には、前記検出信号を出力し、
    前記出力回路が出力する電流が前記過電流閾値未満になった場合には、前記検出信号を出力しない
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  12. 前記駆動回路は、
    前記過電流検出回路により過電流が検出された場合には、前記第1ノードの前記検出信号に基づいて前記オフ固定回路が出力する前記オフ固定信号に応じて、前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作を停止させ、
    その後、前記解除信号に基づいた前記オフ固定回路からの前記オフ固定信号の出力停止に応じて前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作の停止を解除し、
    その後、前記制御信号に基づいて前記第1ないし第4の出力トランジスタの動作を制御することを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
  13. 前記出力ノードが前記第1ノードに接続され、
    前記オフ固定回路は、
    一端が前記電源に接続され、他端が前記第1ノードに接続された第1の制御抵抗と、
    一端が前記電源に接続された第2の制御抵抗と、
    一端が前記第1ノードに接続され、他端が固定電位に接続されたキャパシタと、
    エミッタが前記第1ノードに接続され、他端が前記固定電位に接続され、ベースが前記第2の制御抵抗の他端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタと、
    コレクタが前記第2の制御抵抗の他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、 ベースに前記制御部から前記解除信号が入力されるようになっているNPN型バイポーラトランジスタと、を備え、
    前記出力ノードが前記第1ノードに接続され、
    前記オフ固定回路は、
    前記過電流検出回路から出力された前記検出信号に応じて、前記第1ノードの電位に基づいた信号を、前記オフ固定信号として、前記駆動回路に出力し、
    一方、前記制御部から出力された前記解除信号に応じて、前記駆動回路への前記オフ固定信号の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  14. 前記オフ固定回路は、
    一端が前記電源に接続され、他端が前記出力ノードに接続された第1の制御抵抗と、
    一端が前記電源に接続された第2の制御抵抗と、
    一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記第1ノードに接続された第3の制御抵抗と、
    一端が前記第1の制御抵抗の他端に接続され、他端が固定電位に接続された第1のキャパシタと、
    一端が前記第2の制御抵抗の一端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第2のキャパシタと、
    一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記固定電位に接続された第3のキャパシタと、
    一端が前記第2の制御抵抗の他端に接続された第4の制御抵抗と、
    コレクタが前記第2のキャパシタの他端に接続され、エミッタが前記固定電位に接続され、 ベースに前記制御部から前記解除信号が入力されるようになっているNPN型バイポーラトランジスタと、
    一端が前記第1の制御抵抗の他端に接続され、他端が前記固定電位に接続され、前記第2の制御抵抗の他端の電位が予め設定されたリセット閾値未満である場合には、前記第1のキャパシタの一端と他端との間を導通して前記第1のキャパシタの電荷を放電させ、一方、前記第2の制御抵抗の他端の前記電位が前記リセット閾値以上である場合には、前記第1のキャパシタの一端と他端との間を遮断するリセット回路と、を備え、
    前記オフ固定回路は、
    前記過電流検出回路から出力された前記検出信号に応じて、前記第1ノードの電位に基づいた信号を、前記オフ固定信号として、前記駆動回路に出力し、
    一方、前記制御部から出力された前記解除信号に応じて、前記駆動回路への前記オフ固定信号の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  15. 電源から電力を供給され、電流を出力する出力回路と、前記出力回路の電流の出力動作を制御する駆動回路と、前記出力回路の過電流を検出すると検出信号を第1ノードに出力する過電流検出回路と、前記第1ノードに入力された前記検出信号に基づいて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフするためのオフ固定信号を出力ノードから前記駆動回路に出力するオフ固定回路と、前記出力回路の前記出力動作を制御するための制御信号を前記駆動回路に出力することで、前記駆動回路により前記出力回路の前記出力動作を制御するとともに、前記検出信号が入力されるようになっている制御部と、を備えた電源装置の制御方法であって、
    前記駆動回路により、前記オフ固定信号に応じて、前記出力回路の前記出力動作を前記制御信号に拘わらず強制的にオフにし、
    前記制御部により、前記検出信号が入力されてからオフ期間の経過後に、前記出力回路の前記出力動作の強制的なオフを解除するための解除信号を前記オフ固定回路に出力し、
    前記オフ固定回路により、前記解除信号に応じて前記オフ固定信号の出力を停止して、前記駆動回路が前記制御信号に基づいて前記出力回路の前記出力動作を制御する通常動作に復帰させる
    ことを特徴とする電源装置の制御方法。
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