JP4869753B2 - インバータ - Google Patents

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この発明は、インバータに係る発明であり、特に、複数のハーフブリッジ構成のインバータに流れる過電流を検出する回路を備えるインバータに関するものである。
従来より、三相ブリッジ構成のインバータに流れる過電流を検出する回路が存在している(非特許文献1)。当該非特許文献1に係る技術では、複数のコンパレータを必要とする。
Jim Lepkowski、"Motor Control Sensor Feedback Circuits"、[online]、2003年、Microchip、[平成17年1月5日検索]、インターネット<URL:http://www.jimfranklin.info/microchipdatasheets/00894a.pdf>
インバータに流れる過電流を検出する上記従来技術では、複数のコンパレータが必要であるので、回路全体(同一プリント基板上に回路全体を形成した場合には、当該プリント基板)のサイズが拡大化しており、また製造コストも増大していた。
さらに、複数のコンパレータを配設する必要があるので、信号配線の引き回しが長くなり、当該信号配線がノイズを受けやすくなっていた。
そこで、この発明は、過電流の検出が可能な過電流検出回路を備えたとしても、回路全体のサイズの拡大化を抑制することができ、製造コストが安価で、信号配線の伸長化を防止することができるインバータを提供することを目的とする。
発明に係る請求項に記載のインバータは、高電位の第一の母線と低電位の第二の母線間において、並列に配設される複数本のアームと、各前記アームに配設される複数の電力用半導体スイッチング素子と、前記電力用半導体スイッチング素子に流れる過電流を検出する過電流検出回路とを、備えており、前記過電流検出回路は、各前記アームにおいて、前記電力用半導体スイッチング素子と前記第二の母線との間に各々配設される、複数のセンス抵抗と、各前記センス抵抗に対応して配設されており、前記センス抵抗の両端電圧が所定の電位差に達するとターンオンする複数の第一のトランジスタと、前記複数の第一のトランジスタのうち、いずれかの第一のトランジスタがターンオンすることにより、ターンオンする第二のトランジスタと、前記第二のトランジスタのターンオンに応答して過電流信号を生成する過電流信号生成用抵抗とを、備えている。
発明の請求項に記載のインバータは、高電位の第一の母線と低電位の第二の母線間において、並列に配設される複数本のアームと、各前記アームに配設される複数の電力用半導体スイッチング素子と、前記電力用半導体スイッチング素子に流れる過電流を検出する過電流検出回路とを、備えており、前記過電流検出回路は、各前記アームにおいて、前記電力用半導体スイッチング素子と前記第二の母線との間に各々配設される、複数のセンス抵抗と、各前記センス抵抗に対応して配設されており、前記センス抵抗の両端電圧が所定の電位差に達するとターンオンする複数の第一のトランジスタと、前記複数の第一のトランジスタのうち、いずれかの第一のトランジスタがターンオンすることにより、ターンオンする第二のトランジスタと、前記第二のトランジスタのターンオンに応答して過電流信号を生成する過電流信号生成用抵抗とを、備えているので、各アームに流れる主電流の過電流を検出する過電流検出回路の部品点数を、大幅に削減することができる。したがって、各アームに流れる主電流の過電流を検出する過電流検出回路を備えたとしてもインバータ全体の小型化およびコスト低減を図ることができる。さらに、信号配線の伸長化を防止することもでき、プリント基板上における過電流検出回路等の配設を容易に行うことができる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
図1は、過電流検出回路を有する本実施の形態に係るインバータの構成を示す回路図である。当該インバータは、図1に示されているように、三相ブリッジ構成のインバータである。
図1に示されているように、電解コンデンサからなる直流電源V1には、二本の母線B1,B2が接続されている。ここで、第一の母線B1は、直流電源V1の高電圧側に接続されている。また、第二の母線B2は、直流電源の低電圧側(接地電位)に接続されている。
第一の母線B1と第二の母線B2との間には、3本のアームA1,A2,A3が並列に配設されている。
アームA1には、直列に接続された二つの電力用半導体スイッチング素子1,2が配設されている。また、アームA2には、直列に接続された二つの電力用半導体スイッチング素子3,4が配設されている。また、アームA3には、直列に接続された二つの電力用半導体スイッチング素子5,6が配設されている。
アームA1の電力用半導体スイッチング素子1,2間には、U相ラインが接続されている。また、アームA2の電力用半導体スイッチング素子3,4間には、V相ラインが接続されている。また、アームA3の電力用半導体スイッチング素子5,6間には、W相ラインが接続されている。
なお、各電力用半導体スイッチング素子1〜6には、還流ダイオード7〜12が各々逆並列に接続されている。また、電力用半導体スイッチング素子1〜6として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transister)等が挙げられる。
さらに、本実施の形態に係るインバータには、各電力用半導体スイッチング素子1〜6に流れる過電流を検出する過電流検出回路が備えられている。
本実施の形態では、過電流検出回路は、センス抵抗Rs、トランジスタQ、および過電流信号生成用抵抗R1,R2により構成されている。具体的に過電流検出回路は、以下のように構成されている。
図1に示されているように、センス抵抗Rsは、第一の母線B1上に配設されている。ここで、センス抵抗Rsは、アームA1よりも前段側(つまり、直流電源V1側)に配設されている。
トランジスタQは、pnp形トランジスタである。トランジスタQのエミッタ電極は、センス抵抗Rsの前段側(直流電源V1側)の端部と接続されている。また、トランジスタQのベース電極は、センス抵抗Rsの後段側(直流電源V1と離れている側)の端部と接続されている。
センス抵抗Rsに電流が流れると、センス抵抗Rsの両端間において、当該電流値に応じた電位差が生じる。そして、トランジスタQのベース−エミッタ間に当該電位差が印加される。当該電位差が所定の値(閾電位差Vb)に達すると、トランジスタQはターンオンする。つまり、トランジスタQは、閾電位差Vb未満ではオフ状態であり、閾電位差Vb以上ではターンオン状態となる。
トランジスタQのコレクタ電極と第二の母線B2との間には、直列に接続された過電流信号生成用抵抗R1,R2が配設されている。
ここで、過電流信号生成抵抗R1,R2の間には、過電流信号検出器15が配設されている。
次に、本実施の形態に係るインバータの過電流検出動作について説明する。
インバータ(具体的には、第一の母線B1)に電流が流れ、当該電流により生じるセンス抵抗Rs両端間における電位差が、閾電位差Vb未満であるとする。
この場合には、トランジスタQはオフ状態となり、三相ブリッジ構成において、直流電圧を交流電圧に変換する通常のインバータ動作が行われる。
さて、インバータ(具体的には、第一の母線B1)に流れる電流値が上昇し、当該電流値に応じてセンス抵抗Rs両端間の電位差が上昇し、閾電位差Vb以上になったとする。以下、センス抵抗Rsの両端間において、閾電位差Vb以上の電位差を発生させる電流を過電流と称する。
すると、トランジスタQはターンオンする。トランジスタQがターンオンすると、過電流は、過電流信号生成用抵抗R1,R2を介して、第二の母線B2へと流れる。このように、過電流が過電流信号生成用抵抗R1,R2に流れると、過電流信号検出器15は、所定の電圧値を検出する。
つまり、過電流信号生成用抵抗R1,R2間において、過電流信号(所定の電圧値)が生成され、これを過電流信号検出器15が検出する。
過電流信号検出器15が過電流信号を検出すると、モジュール内部のICや外部コントローラの制御の下、当該インバータの動作を停止させる。これにより、過電流による電力用半導体スイッチング素子1〜6等の損傷を防止することができる。
本実施の形態に係るインバータでは、過電流検出回路は、一のトランジスタQと3つの抵抗Rs,R1,R2のみで構成されている。つまり、過電流検出回路の部品点数を上記非特許文献に係る技術より大幅に削減することができる。
したがって、インバータ全体(同一プリント基板上に回路全体を形成した場合には、当該プリント基板)の小型化およびコスト低減を図ることができる。さらに、信号配線の伸長化を防止することもでき、プリント基板上における過電流検出回路等の配設を容易に行うことができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、第一の母線B1に流れる過電流を検出した。本実施の形態に係るインバータでは、各アームに流れる過電流を検出することができる。図2は、過電流検出回路を有する本実施の形態に係るインバータの構成を示す回路図である。当該インバータは、図2に示されているように、三相ブリッジ構成のインバータである。
図2に示されているように、直流電源V1には、二本の母線B1,B2が接続されている。ここで、第一の母線B1は、直流電源V1の高電圧側に接続されている。また、第二の母線B2は、直流電源の低電圧側(接地電位)に接続されている。
第一の母線B1と第二の母線B2との間には、3本のアームA1,A2,A3が並列に配設されている。
アームA1には、直列に接続された二つの電力用半導体スイッチング素子1,2が配設されている。また、アームA2には、直列に接続された二つの電力用半導体スイッチング素子3,4が配設されている。また、アームA3には、直列に接続された二つの電力用半導体スイッチング素子5,6が配設されている。
アームA1の電力用半導体スイッチング素子1,2間には、U相ラインが接続されている。また、アームA2の電力用半導体スイッチング素子3,4間には、V相ラインが接続されている。また、アームA3の電力用半導体スイッチング素子5,6間には、W相ラインが接続されている。
なお、各電力用半導体スイッチング素子1〜6には、還流ダイオード7〜12が各々並列に接続されている。また、電力用半導体スイッチング素子1〜6として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transister)等が挙げられる。
さらに、本実施の形態に係るインバータには、各アームA1〜A3に流れる過電流を検出する過電流検出回路が備えられている。
本実施の形態では、過電流検出回路は、センス抵抗Rs1,Rs2,Rs3、第一のトランジスタQ1,Q2,Q3、第二のトランジスタQ4、および過電流信号生成用抵抗R6等により構成されている。具体的に過電流検出回路は、以下のように構成されている。
図2に示されているように、センス抵抗Rs1は、アームA1上に配設されている。ここで、センス抵抗Rs1は、電力用半導体スイッチング2と第二の母線B2との間に配設されている。
また、センス抵抗Rs2は、アームA2上に配設されている。ここで、センス抵抗Rs2は、電力用半導体スイッチング4と第二の母線B2との間に配設されている。
また、センス抵抗Rs3は、アームA3上に配設されている。ここで、センス抵抗Rs3は、電力用半導体スイッチング6と第二の母線B2との間に配設されている。
第一のトランジスタQ1,Q2,Q3は、npn形トランジスタである。
第一のトランジスタQ1のベース電極は、センス抵抗Rs1の前段側(電力用半導体スイッチング素子2側)の端部と接続されている。また、第一のトランジスタQ1のエミッタ電極は、センス抵抗Rs1の後段側の端部(つまり、第二の母線B2)と接続されている。
第一のトランジスタQ2のベース電極は、センス抵抗Rs2の前段側(電力用半導体スイッチング素子4側)の端部と接続されている。また、第一のトランジスタQ2のエミッタ電極は、センス抵抗Rs2の後段側の端部(つまり、第二の母線B2)と接続されている。
第一のトランジスタQ3のベース電極は、センス抵抗Rs3の前段側(電力用半導体スイッチング素子6側)の端部と接続されている。また、第一のトランジスタQ3のエミッタ電極は、センス抵抗Rs3の後段側の端部(つまり、第二の母線B2)と接続されている。
各センス抵抗Rs1,Rs2,Rs3に電流が流れると、各センス抵抗Rs1,Rs2,Rs3の両端間において、当該電流値に応じた電位差が生じる。そして、当該生じた電位差が各第一のトランジスタQ1,Q2,Q3のベース−エミッタ間に印加される。当該電位差が所定の値(閾電位差Vb)に達すると、第一のトランジスタQ1,Q2,Q3は各々ターンオンする。
つまり、第一のトランジスタQ1のベース−エミッタ間に閾電位差Vb以上の電圧が印加されると、当該第一のトランジスタQ1はターンオン状態となる。また、第一のトランジスタQ2のベース−エミッタ間に閾電位差Vb以上の電圧が印加されると、当該第一のトランジスタQ2はターンオン状態となる。また、第一のトランジスタQ3のベース−エミッタ間に閾電位差Vb以上の電圧が印加されると、当該第一のトランジスタQ3はターンオン状態となる。
なお、第一のトランジスタQ1のベース−エミッタ間に閾電位差Vb未満の電圧が印加されると、当該第一のトランジスタQ1はターンオフ状態となる。また、第一のトランジスタQ2のベース−エミッタ間に閾電位差Vb未満の電圧が印加されると、当該第一のトランジスタQ2はターンオフ状態となる。また、第一のトランジスタQ3のベース−エミッタ間に閾電位差Vb未満の電圧が印加されると、当該第一のトランジスタQ3はターンオフ状態となる。
各第一のトランジスタQ1〜Q3のコレクタ電極は各々、第二のトランジスタQ4のベース電極に接続されている。ここで、第二のトランジスタQ4は、pnp型トランジスタである。
第二のトランジスタQ4のエミッタ電極と固定電源Vccとの間には、抵抗R4が配設されている。また、当該抵抗R4と第二のトランジスタQ4との間に存する接続点N1と、当該第二のトランジスタQ4のベース電極との間には、抵抗R5が配設されている。
また、第二のトランジスタQ4のコレクタ電極は、過電流信号生成用抵抗R6を介して、第二の母線B2に接続されている。
上記のような接続関係にある第二のトランジスタQ4は、3つの第一のトランジスタQ1〜Q3のうち、いずれかの第一のトランジスタがターンオンすることにより、ターンオンする。
ここで、第二のトランジスタQ4のコレクタ電極と過電流信号生成抵抗R6との間には、過電流信号検出器15が配設されている。
次に、本実施の形態に係るインバータの過電流検出動作について説明する。なお、下記では、アームA1に流れる主電流に着目して動作説明を行うが、他のアームA2,A3においても同様の動作である。
第一の母線B1から分流してアームA1に主電流が流れ、当該主電流により生じるセンス抵抗Rs1両端間における電位差が閾電位差Vb未満であるとする。この場合には、第一のトランジスタQ1はオフ状態である。
そして、他のアームA2,A3に接続されている他の第一のトランジスタQ2,Q3も、同様にターンオフ状態であるなら、第二のトランジスタQ4もターンオフ状態となる。したがって、三相ブリッジ構成にて、直流電圧を交流電圧に変換する通常のインバータ動作が行われる。
なお、第二のトランジスタQ4はターンオフ状態である場合には、当該第二のトランジスタQ4のコレクタ電極と抵抗R6との間の電位は、第二の母線B2と同電位(つまり接地電位)となる。
さて、アームA1に流れる主電流値が上昇し、当該主電流値に応じてセンス抵抗Rs1両端間の電位差が上昇し、閾電位差Vb以上になったとする。以下、閾電位差Vb以上の電位を発生させる主電流を過電流と称する。
すると、第一のトランジスタQ1はターンオンする。そして、第一のトランジスタQ1がターンオンすると、固定電源Vccと第二の母線B2との間に配設されている抵抗R5において、電圧降下が生じる。したがって、第二のトランジスタQ4のエミッタ−ベース間において、当該第二のトランジスタQ4をターンオンさせるだけの電圧が印加される。
なお、上述したように、第二のトランジスタQ4は、3つの第一のトランジスタQ1〜Q3のうち、いずれかの第一のトランジスタがターンオンすることにより、ターンオンする。
第二のトランジスタQ4がターンオンすると、抵抗R4、第二のトランジスタQ4、過電流信号生成用抵抗R6等を介して、固定電源Vccから第二の母線B2に向かって電流が流れる。このように、固定電源Vccから第二の母線B2に向かう電流が、過電流信号生成用抵抗R6に流れると、過電流信号検出器15は、所定の電圧値を検出する。
つまり、過電流信号生成用抵抗R6の配設により、過電流信号(所定の電圧値)が生成され、これを過電流信号検出器15が検出する。
過電流信号検出器15が過電流信号を検出すると、モジュール内部のICやMCUの制御の下、当該インバータの動作を停止させる。これにより、過電流による電力用半導体スイッチング素子1〜6等の損傷を防止する。
本実施の形態に係るインバータでは、各アームに流れる主電流の過電流を検出する過電流検出回路は、センス抵抗Rs1,Rs2,Rs3、第一のトランジスタQ1,Q2,Q3、第二のトランジスタQ4、および過電流信号生成用抵抗R6等により構成されている。
これに対して、非特許文献1に係る技術では、各アームに流れる主電流の過電流を検出する過電流検出回路は、複数のコンパレータが必要であった。
以上により、本実施の形態に係るインバータを採用することにより、少ない部品点数により、各アームに流れる主電流の過電流を検出する過電流検出回路を構成することができる。
したがって、インバータ全体(同一プリント基板上に回路全体を形成した場合には、当該プリント基板)の小型化およびコスト低減を図ることができる。さらに、信号配線の伸長化を防止することもでき、プリント基板上における過電流検出回路等の配設を容易に行うことができる。
なお、図3に示すように、各第一のトランジスタQ1〜Q3のベース電極に、抵抗と電気容量とから成るRCフィルタを接続しても良い。
当該RCフィルタをさらに備える構成を採用することにより、各アームA1〜A3に流れる主電流値が時間変化し、センス抵抗Rs1〜Rs3でノイズが発生したとしても、当該ノイズにより各第一のトランジスタQ1〜Q3が誤動作を起こすことを防止することができる。
なお、上記では、センス抵抗Rs1〜Rs3が3つ、第一のトランジスタQ1〜Q3が3つ、および三相ブリッジの場合に言及した。しかし、単相インバータの場合には、センス抵抗は2つとなり、第一のトランジスタは2つとなり、またブリッジは2つのハーフブリッジとなることは言うまでも無い。
過電流検出回路を備える実施の形態1に係るインバータの構成を示す回路図である。 過電流検出回路を備える実施の形態2に係るインバータの構成を示す回路図である。 過電流検出回路を備える実施の形態2に係るインバータの他の構成を示す回路図である。
符号の説明
1〜6 電力用半導体スイッチング素子、7〜12 還流ダイオード、15 過電流信号検出器、A1〜A2 アーム、B1 第一の母線、B2 第二の母線、R4,R5 抵抗、Rs,Rs1〜Rs3 センス抵抗、R1,R2 過電流信号生成用抵抗、Q トランジスタ、Q1〜Q3 第一のトランジスタ、Q4 第二のトランジスタ、V1 直流電源、Vcc 固定電源。

Claims (2)

  1. 高電位の第一の母線と低電位の第二の母線間において、並列に配設される複数本のアームと、
    各前記アームに配設される複数の電力用半導体スイッチング素子と、
    前記電力用半導体スイッチング素子に流れる過電流を検出する過電流検出回路とを、備えており、
    前記過電流検出回路は、
    各前記アームにおいて、前記電力用半導体スイッチング素子と前記第二の母線との間に各々配設される、複数のセンス抵抗と、
    各前記センス抵抗に対応して配設されており、前記センス抵抗の両端電圧が所定の電位差に達するとターンオンする複数の第一のトランジスタと、
    前記複数の第一のトランジスタのうち、いずれかの第一のトランジスタがターンオンすることにより、ターンオンする第二のトランジスタと、
    前記第二のトランジスタのターンオンに応答して過電流信号を生成する過電流信号生成用抵抗とを、備えている、
    ことを特徴とするインバータ。
  2. 前記過電流検出回路は、
    前記第一のトランジスタの制御電極と接続されており、抵抗と電気容量とから成るRCフィルタを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインバータ。
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