JPWO2018230174A1 - 車両制御システム - Google Patents

車両制御システム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018230174A1
JPWO2018230174A1 JP2019525181A JP2019525181A JPWO2018230174A1 JP WO2018230174 A1 JPWO2018230174 A1 JP WO2018230174A1 JP 2019525181 A JP2019525181 A JP 2019525181A JP 2019525181 A JP2019525181 A JP 2019525181A JP WO2018230174 A1 JPWO2018230174 A1 JP WO2018230174A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic driving
vehicle
tire
road surface
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019525181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6770194B2 (ja
Inventor
和貴 春元
和貴 春元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Publication of JPWO2018230174A1 publication Critical patent/JPWO2018230174A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6770194B2 publication Critical patent/JP6770194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/08Active safety systems predicting or avoiding probable or impending collision or attempting to minimise its consequences
    • B60W30/095Predicting travel path or likelihood of collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/02Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to ambient conditions
    • B60W40/06Road conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/02Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to ambient conditions
    • B60W40/06Road conditions
    • B60W40/068Road friction coefficient
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W50/08Interaction between the driver and the control system
    • B60W50/14Means for informing the driver, warning the driver or prompting a driver intervention
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles

Abstract

自動運転を安全かつスムーズに行う車両制御システムを提供する。車両の自動運転を制御する車両制御システムであって、路面の状況を示す路面情報に基づいて目的地までの自動運転経路における路面状況を認識した結果に応じて車両の自動運転の可否を判定する第1判定部と、車両に装着されたタイヤの状態を取得するセンサからの出力値に基づいてタイヤのタイヤ状態を識別した結果に応じて車両の自動運転の可否を判定する第2判定部と、第1判定部による路面状況に関する判定結果と、第2判定部によるタイヤ状態に関する判定結果とに基づいて、車両の自動運転を実行する自動運転実行部と、を設けるようにした。

Description

本発明は車両制御システムに関し、例えば車両の自動運転に適用して好適なものである。
近年の自動車動向として、高齢者ドライバの増加から安全の重要性がより高まり、緊急時の自動ブレーキなどの運転支援機能が急速に普及している。そして、運転支援機能を応用して、自動運転の実現に向けた動きが活発になっている。
ここで、自動運転を実現するには、様々な外界情報が必要とされ、道路上の渋滞情報、工事情報の他、天候情報などが活用され、自動運転の安定性が追求されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−206655号公報
自動運転では、安全かつスムーズに目的地に移動することが求められる。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えば、悪路面でないと判定された場合は自動運転を行い、悪路面であると判断された場合は自動運転を行わないというように制御が二者択一になってしまい、自動運転をスムーズに行うことが困難となる問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、自動運転を安全かつスムーズに行う車両制御システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、車両の自動運転を制御する車両制御システムであって、路面の状況を示す路面情報に基づいて目的地までの自動運転経路における路面状況を認識した結果に応じて前記車両の自動運転の可否を判定する第1判定部と、前記車両に装着されたタイヤの状態を取得するセンサからの出力値に基づいて前記タイヤのタイヤ状態を識別した結果に応じて前記車両の自動運転の可否を判定する第2判定部と、前記第1判定部による路面状況に関する判定結果と、前記第2判定部によるタイヤ状態に関する判定結果とに基づいて、前記車両の自動運転を実行する自動運転実行部と、を設けるようにした。
上記構成によれば、路面状況およびタイヤ状態を加味することで自動運転を安全に行うことができ、かつ路面状況およびタイヤ状態に基づく多様な制御ができるようになるので、自動運転をスムーズに行うことができる。
本発明によれば、自動運転を安全かつスムーズに行う車両制御システムを実現することができる。
第1の実施の形態による車両制御システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態による自動運転制御処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 第1の実施の形態による自動運転開始判定処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 第1の実施の形態による車両状態判定処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 第1の実施の形態による自動運転継続処理に係るフローチャートの一例を示す図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1において、1は全体として第1の実施の形態による車両制御システムを示す。車両制御システム1は、各種の情報を有する外部サーバ200と通信可能な車両100を含んで構成される。
車両100は、自動車等であり、車両100の自動運転に係る制御を行う車両制御装置110、車両100の状態を認識するための各種のセンサを含んで構成される車両状態認識センサ群120、ナビゲーション情報の描写の他、ドライバとの対話時のインターフェイスとして用いられるディスプレイ、スピーカなどを有するナビゲーションシステム130、および外部サーバ200と通信可能な通信機140を備える。車両制御装置110、車両状態認識センサ群120、ナビゲーションシステム130、および通信機140の各々は、車載ネットワークを介して互いに通信可能に接続される。
車両制御装置110は、制御、演算、情報転送等を司るCPU(Central Processing Unit)111と、プログラム、データ等、各種の情報を記憶するメモリ112とを備える。CPU111がメモリ112のプログラムを読み出して実行することにより、車両制御装置110の機能(例えば、自動運転制御部113)が実現される。かかる車両制御装置110は、車両状態認識センサ群120、ナビゲーションシステム130、通信機140から取得した情報に基づいて自動運転の動作を決定して実行する。
車両状態認識センサ群120は、車両100のタイヤの溝の深さを測定可能な赤外線センサ、車両100のタイヤの画像を撮像するカメラ、車両100のタイヤに作用する力を検出する検出センサなどを備え、車両100のタイヤの装着状態等の車両情報(タイヤの溝の深さを示す情報、タイヤを撮影したときの画像、タイヤおよび路面間に作用する力を示す情報などを示す出力値)を取得する。
ナビゲーションシステム130は、車両100に搭載される一または複数の情報機器を有し、道順案内などによりドライバを支援する。例えば、ナビゲーションシステム130は、地図データ、施設データ等を内蔵し、目的地、現在地周辺の施設などの情報を検索したり、地図上に表示したりする。また、例えば、ナビゲーションシステム130は、走行中にGPS(Global Positioning System)などを用いて現在位置を算出し、内蔵された地図と照らし合わせ、地図上に経路を表示し、音声などで道案内を行い、目的地までドライバを支援する。また、ナビゲーションシステム130は、自動車向け情報提供サービス等を利用し、道路に関する規制情報、気象情報(天気、天候、気候などの情報)、路面情報等のドライバのための環境情報を取得し、道順案内に反映したり、車両制御装置110に送信したりする。
通信機140は、外部サーバ200との各種の情報の送受信を無線通信により行う。各種の情報には、上述の環境情報などが含まれる。
次に、車両100の自動運転に係る処理について図2〜図5を用いて説明する。
図2は、車両100の自動運転を制御する自動運転制御処理に係る処理手順を示す。
まず、自動運転制御部113は、ナビゲーションシステム130によりドライバの操作に基づいてセットされた目的地を示す情報(目的地情報)を取得し(ステップS10)、ステップS11に処理を移す。
ステップS11では、自動運転制御部113は、路面状況に基づいて自動運転を開始するか否かを判定する自動運転開始判定処理(車両100の自動運転を開始するための第1条件を満たすか否かを判定する処理)を行う。自動運転制御部113は、自動運転を開始すると判定した場合、ステップS13に処理を移し、自動運転を開始しないと判定した場合、ステップS12に処理を移す。なお、自動運転開始判定処理の詳細については、図3を用いて説明する。
ステップS12では、自動運転制御部113は、車両100の車両状態が適切であるか否かを判定する車両状態判定処理(車両100の自動運転を開始するための第2条件を満たすか否かを判定する処理)を行う。自動運転制御部113は、車両100の車両状態が適切であると判定した場合、ステップS13に処理を移し、車両100の車両状態が適切でないと判定した場合、ステップS14に処理を移す。なお、車両状態判定処理の詳細については、図4を用いて説明する。
ステップS13では、自動運転制御部113は、路面状況および車両状態に基づいて自動運転の継続に係る自動運転継続処理を行い、ステップS15に処理を移す。なお、自動運転継続処理の詳細については、図5を用いて説明する。
ステップS14では、自動運転制御部113は、車両100の自動運転を禁止した旨をナビゲーションシステム130を介してドライバに報知し、自動運転制御処理を終了する。
ステップS15では、自動運転制御部113は、目的地に到着した旨をナビゲーションシステム130を介してドライバに報知し、自動運転制御処理を終了する。
このように、自動運転制御処理では、路面状況(第1条件の判定結果)と車両状態(第2条件の判定結果)とに基づいて自動運転の制御が行われる。
図3は、路面状況に基づいて自動運転を開始するか否かを判定する自動運転開始判定処理に係る処理手順を示す。
まず、自動運転制御部113は、ナビゲーションシステム130により目的地情報に基づいて生成された自動運転経路を取得し(ステップS20)、ステップS21に処理を移す。
ステップS21では、自動運転制御部113は、自動運転経路上の気象情報および路面情報を外部サーバ200から取得し、ステップS22に処理を移す。ここで、気象情報は、車両間通信の情報、地図情報、ネット情報、カメラの画像を単独で用いた情報または組み合わせた情報である。路面情報は、車両間通信の情報、地図情報、ネット情報、カメラの画像、気象情報からの推測情報を単独で用いた情報または組み合わせた情報である。
ステップS22では、自動運転制御部113は、路面情報に基づいて自動運転経路上の積雪または凍結の有無(自動運転経路に積雪路または凍結路が含まれるか否か)を判定する。自動運転制御部113は、自動運転経路上に積雪または凍結があると判定した場合、ステップS24に処理を移し、自動運転経路上に積雪も凍結もないと判定した場合、ステップS23に処理を移す。
ステップS23では、自動運転制御部113は、自動運転を開始すると判定し、自動運転を開始し、自動運転開始判定処理を終了する。なお、自動運転の開始後は、図2のステップS13に処理が移る。
ステップS24では、自動運転制御部113は、自動運転の開始を保留すると判定し、自動運転開始判定処理を終了する。なお、自動運転の開始の保留後は、図2のステップS12に処理が移る。
図4は、車両100の車両状態が適切であるか否かを判定する車両状態判定処理に係る処理手順を示す。
まず、自動運転制御部113は、車両状態としてタイヤの装着状況(タイヤ状態)を認識する(ステップS30)。タイヤ状態(車両100にスタッドレスタイヤ(スノータイヤ)が装着されているか否か、車両100のタイヤにチェーンが装着されているか否か)については、車両状態認識センサ群120のセンサによりタイヤの溝の深さを測定して識別してもよいし、車両100を微動作させることで、車両状態認識センサ群120のセンサによりグリップ力(摩擦力、制動力、μ推定値など)を測定して識別してもよい。また、タイヤ状態(車両100にスタッドレスタイヤが装着されているか否か)については、車両状態認識センサ群120のセンサによりタイヤの存在を確認し、取り外しを検知し、取り外し検知時にタイヤ情報が入力されることで識別してもよい。上述した何れかの認識方法によりタイヤを認識してもよいし、上述した識別方法を組み合わせることでタイヤを識別してもよいし、その他の識別方法によりタイヤを識別してもよい。
ステップS31では、自動運転制御部113は、タイヤ状態を認識できたか否かを判定する。自動運転制御部113は、タイヤ状態を認識できたと判定した場合、ステップS33に処理を移し、オールシーズンタイヤ等の特殊なタイヤであった場合、センサに不良があった場合など、タイヤ状態を認識できなかったと判定した場合、ステップS32に処理を移す。
ステップS32では、自動運転制御部113は、ナビゲーションシステム130を介してドライバにより入力されたタイヤ状態を取得し、ステップS33に処理を移す。なお、入力は、タッチパネルの操作により行われてもよいし、音声により行われてもよいし、その他の方法により行われてもよい。なお、入力は、ドライバによる入力に限られるものではなく、ドライバ以外の者により行われてもよい。
ステップS33では、自動運転制御部113は、車両100にスタッドレスタイヤが装着されているか否か、および車両100のタイヤにチェーンが装着されているか否かを判定する。自動運転制御部113は、スタッドレスタイヤが装着されている、またはチェーンが装着されていると判定した場合、ステップS34に処理を移し、スタッドレスタイヤが装着されていない、かつチェーンが装着されていないと判定した場合、ステップS35に処理を移す。
ステップS34では、自動運転制御部113は、自動運転を開始すると判定し、自動運転を開始し、車両状態判定処理を終了する。なお、自動運転の開始後は、図2のステップS13に処理が移る。
ステップS35では、自動運転制御部113は、路面情報を用いて積雪も凍結もない自動運転経路を再生成するようにナビゲーションシステム130に指示を行い、ステップS36に処理を移す。
ステップS36では、自動運転制御部113は、自動運転経路を再生成できたか否かを判定する。自動運転制御部113は、自動運転経路を再生成できたと判定した場合、ステップS37に処理を移し、自動運転経路を再生成できなかったと判定した場合、ステップS38に処理を移す。
ステップS37では、自動運転制御部113は、再生成された自動運転経路を使用するか否かをナビゲーションシステム130を介してドライバに確認し、再生成された自動運転経路を使用すると判定した場合、ステップS34に処理を移し、再生成された自動運転経路を使用しないと判定した場合、ステップS40に処理を移す。
ステップS38では、自動運転制御部113は、最初に生成した自動運転経路上の積雪も凍結もない所定の地点を目的地とする自動運転経路を再生成するようにナビゲーションシステム130に指示を行い、ステップS39に処理を移す。所定の地点は、チェーンを搭載しているときにはチェーンを装着しなければならない地点(チェーン規制の開始地点)であってもよいし、余分な費用がかからないように高速道路に乗る前の地点であってもよいし、積雪も凍結もないその他の地点であってもよい。
ステップS39では、自動運転制御部113は、自動運転経路を再生成できたか否かを判定する。自動運転制御部113は、自動運転経路を再生成できたと判定した場合、ステップS37に処理を移し、自動運転経路を再生成できなかったと判定した場合、ステップS40に処理を移す。
ステップS40では、自動運転制御部113は、自動運転は不可であると判定し、車両状態判定処理を終了し、図2のステップS14に処理を移す。
図5は、路面状況および車両状態に基づいて自動運転を継続するか否かを判定する自動運転継続処理に係る処理手順を示す。自動運転継続処理では、自動運転中に随時(例えば、所定の間隔で)、自動運転経路(より詳細には進行ルート:自動運転経路における残りの経路)上の気象情報および路面情報が取得され、自動運転を継続するか否かが判定される。
まず、自動運転制御部113は、自動運転中に自動運転経路(進行ルート)上の気象情報および路面情報を取得して更新する(ステップS50)。
ステップS51では、自動運転制御部113は、更新した路面情報に基づいて進行ルート上に積雪または凍結があるか否かを判定する。自動運転制御部113は、積雪または凍結があると判定した場合、ステップS53に処理を移し、積雪も凍結もないと判定した場合、ステップS52に処理を移す。
ステップS52では、自動運転制御部113は、目的地に到着したか否かを判定する。自動運転制御部113は、目的地に到着したと判定した場合、ステップS58に処理を移し、目的地に到着していないと判定した場合、ステップS50に処理を移す。
ステップS53では、自動運転制御部113は、ステップS30と同様に、車両状態としてタイヤの装着状況(タイヤ状態)を認識し、ステップS54に処理を移す。なお、ステップS30のタイヤの識別方法と、ステップS53のタイヤの識別方法とは同じ識別方法であってもよいし、異なる識別方法であってもよい。
ステップS54では、自動運転制御部113は、タイヤ状態を認識できたか否かを判定する。自動運転制御部113は、タイヤ状態を認識できたと判定した場合、ステップS55に処理を移し、タイヤ状態を認識できなかったと判定した場合、ステップS56に処理を移す。なお、タイヤ状態を認識できなかったと判定された場合、ステップS32と同様に、タイヤ情報の入力が行われるように構成してもよい。
ステップS55では、自動運転制御部113は、車両100にスタッドレスタイヤが装着されているか否か、および車両100のタイヤにチェーンが装着されているか否かを判定する。自動運転制御部113は、スタッドレスタイヤが装着されている、またはチェーンが装着されていると判定した場合、ステップS52に処理を移し、スタッドレスタイヤが装着されていない、かつチェーンが装着されていないと判定した場合、ステップS56に処理を移す。
ステップS56では、自動運転制御部113は、手動運転に切り替えるようにナビゲーションシステム130を介してドライバに報知し、ステップS57に処理を移す。なお、手動運転への移行は、安全に行うことができる状態であれば随時受け付けられる。
ステップS57では、自動運転制御部113は、車両100が安全に停止できる退避所に目的地を変更するようにナビゲーションシステム130に指示を行い、ステップS58に処理を移す。なお、この際、自動運転制御部113は、目的地を変更した旨をナビゲーションシステム130を介してドライバに報知するようにしてもよい。
ステップS58では、自動運転制御部113は、自動運転を終了し、自動運転継続処理を終了する。なお、自動運転の終了後は、図2のステップS15の処理が行われる。
上述したように、車両制御システム1では、路面状況およびタイヤ状態を加味することで車両100の自動運転を安全に行うことができ、かつ路面状況およびタイヤ状態に基づく多様な制御ができるようになるので、車両100の自動運転をスムーズに行うことができる。
また、車両制御システム1では、自動運転の開始前に自動運転経路上の路面情報などが取得され、スタッドレスタイヤの装着状況、チェーンの装着状況など、車両の状態から安全に自動運転できるかが判断され、自動運転の実施の可否が決定される。かかる構成によれば、悪路面(積雪路面、凍結路面など)での自動運転において安全性と安定性とを高めた自動運転を行うことができる。
更に、車両制御システム1では、自動運転が不可である場合、自動運転が可能な代替経路(例えば、積雪も凍結もない経路)が生成される。かかる構成によれば、安全性と安定性とをより高めた自動運転を行うことができる。
更に、車両制御システム1では、自動運転中に路面状況が急変した際は、車両の状態から自動運転の継続可否が判断され、継続が不可である場合、ドライバに報知される。報知後、自動運転を継続している場合、目的地が退避所に変更され、車両100が安全に停止する。かかる制御を行うことで、自動運転を安全かつ安定して実施することができる。
このように本実施の形態によれば、路面状況およびタイヤ状態を加味して安全性および安定性をより高めた自動運転が実現可能となる。また、急な天候悪化(路面状況の悪化)があった場合でも、自動運転の継続の可否が判定されるので、自動運転の安全性および安定性が確保される。
(2)他の実施の形態
なお上述の第1の実施の形態においては、本発明を車両制御システム1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の車両制御システムに広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、ステップS57において安全に停止できる退避所に目的地を変更する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ステップS57においてステップS38と同様に自動運転経路上の積雪も凍結もない所定の地点を目的地とする自動運転経路を再生成するようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、ステップS22およびステップS51において路面情報に基づいて自動運転経路上の積雪または凍結の有無を判定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、積雪、凍結の何れか一方のみ判定するようにしてもよい。例えば、路面情報に基づいて自動運転経路上の積雪の有無を判定するようにしてもよい。この場合、例えば、自動運転制御部113は、ステップS35では、路面情報を用いて積雪がない自動運転経路を再生成するようにナビゲーションシステム130に指示を行い、ステップS38では、最初に生成した自動運転経路上の積雪がない所定の地点を目的地とする自動運転経路を再生成するようにナビゲーションシステム130に指示を行う。また、例えば、路面情報に基づいて自動運転経路上の凍結の有無を判定するようにしてもよい。この場合、自動運転制御部113は、ステップS35では、路面情報を用いて凍結がない自動運転経路を再生成するようにナビゲーションシステム130に指示を行い、ステップS38では、最初に生成した自動運転経路上の凍結がない所定の地点を目的地とする自動運転経路を再生成するようにナビゲーションシステム130に指示を行う。
また上述の実施の形態においては、ステップS33およびステップS55において車両100にスタッドレスタイヤが装着されているか否か、および車両100のタイヤにチェーンが装着されているか否かを判定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、スタッドレスタイヤ、チェーンの何れか一方のみ判定するようにしてもよい。例えば、車両100にスタッドレスタイヤが装着されているか否かを判定するようにしてもよいし、車両100のタイヤにチェーンが装着されているか否かを判定するようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、車両100の自動運転に係る処理について自動運転制御部113が実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両100の自動運転に係る処理における適宜の処理を自動運転制御部113に含まれる処理部(例示するならば、第1判定部、第2判定部、自動運転実行部、経路再生成部、継続判定部、報知制御部、目的地変更部など)が実行するようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、車両制御装置110が行う処理の一部または全部をナビゲーションシステム130が行ってもよいし、ナビゲーションシステム130が行う処理の一部または全部を車両制御装置110が行ってもよい。例えば、ナビゲーションシステム130が自動運転経路を生成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両制御装置110が自動運転経路を生成するようにしてもよい。また、例えば、ナビゲーションシステム130が外部サーバ200から環境情報を取得する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両制御装置110が外部サーバ200から環境情報を取得するようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、車両100の自動運転に係る処理について自動運転制御部113が実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両100の自動運転に係る処理における適宜の処理をナビゲーションシステム130、図示しない他の情報処理装置などが実行するようにしてもよい。
また上述の構成については、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜に組み合わせることができる。
1……車両制御システム、100……車両、110……車両制御装置、111……CPU、112……メモリ、113……自動運転制御部、120……車両状態認識センサ群、130……ナビゲーションシステム、140……通信機、200……外部サーバ

Claims (6)

  1. 車両の自動運転を制御する車両制御システムであって、
    路面の状況を示す路面情報に基づいて目的地までの自動運転経路における路面状況を認識した結果に応じて前記車両の自動運転の可否を判定する第1判定部と、
    前記車両に装着されたタイヤの状態を取得するセンサからの出力値に基づいて前記タイヤのタイヤ状態を識別した結果に応じて前記車両の自動運転の可否を判定する第2判定部と、
    前記第1判定部による路面状況に関する判定結果と、前記第2判定部によるタイヤ状態に関する判定結果とに基づいて、前記車両の自動運転を実行する自動運転実行部と、
    を備えることを特徴とする車両制御システム。
  2. 前記第1判定部は、前記自動運転経路に積雪路または凍結路が含まれると認識した場合、路面状況に関して前記車両の自動運転ができないと判定し、
    前記第2判定部は、前記車両にスノータイヤが装着されている、または前記車両に装着されたタイヤにチェーンが付けられていると識別した場合、タイヤ状態に関して前記車両の自動運転ができる判定し、
    前記自動運転実行部は、前記第1判定部により路面状況に関して前記車両の自動運転ができないと判定された場合であっても、前記第2判定部によりタイヤ状態に関して前記車両の自動運転ができると判定されたときは、前記車両の自動運転を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  3. 前記第1判定部により路面状況に関して前記車両の自動運転ができないと判定され、かつ、前記第2判定部によりタイヤ状態に関して前記車両の自動運転ができないと判定された場合、前記自動運転経路とは異なる前記目的地までの自動運転経路を再生成する経路再生成部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  4. 前記車両の自動運転中に取得された路面情報に基づいて前記自動運転経路における残りの経路の路面状況を認識した結果と、前記車両に装着されたタイヤの状態を取得するセンサからの出力値に基づいて、前記タイヤのタイヤ状態を識別した結果とに基づいて前記車両の自動運転を継続するか否かを判定する継続判定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  5. 前記継続判定部による判定結果に基づいて報知を制御する報知制御部を備え、
    前記報知制御部は、前記継続判定部により前記車両の自動運転を継続しないと判定された場合、手動運転に切り替える旨を報知する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両制御システム。
  6. 前記継続判定部による判定結果に基づいて前記目的地を変更する目的地変更部を備え、
    前記目的地変更部は、前記継続判定部により前記車両の自動運転を継続しないと判定された場合、前記目的地を前記目的地とは異なる所定の目的地に変更し、
    前記自動運転実行部は、前記目的地変更部により前記目的地が前記所定の目的地に変更された場合、前記所定の目的地まで前記車両の自動運転を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両制御システム。
JP2019525181A 2017-06-15 2018-04-26 車両制御システム Active JP6770194B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017118071 2017-06-15
JP2017118071 2017-06-15
PCT/JP2018/016922 WO2018230174A1 (ja) 2017-06-15 2018-04-26 車両制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018230174A1 true JPWO2018230174A1 (ja) 2019-12-12
JP6770194B2 JP6770194B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=64660962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019525181A Active JP6770194B2 (ja) 2017-06-15 2018-04-26 車両制御システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6770194B2 (ja)
WO (1) WO2018230174A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7163759B2 (ja) * 2018-12-21 2022-11-01 トヨタ自動車株式会社 情報提供装置、車両、運転支援システム、及び運転支援方法
JP7273577B2 (ja) * 2019-03-27 2023-05-15 株式会社Subaru 車両の制御装置、車両の制御方法及び車両の制御システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230690A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 走行情報提供システム、通行料金算出システムおよび制御特性適合化システム
JP2015230573A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 アルパイン株式会社 車両運転支援装置、方法およびプログラム
JP2016057826A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 富士通フロンテック株式会社 通行管理装置
WO2016139748A1 (ja) * 2015-03-03 2016-09-09 パイオニア株式会社 経路探索装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2017094815A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社デンソー 自動運転システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230690A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 走行情報提供システム、通行料金算出システムおよび制御特性適合化システム
JP2015230573A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 アルパイン株式会社 車両運転支援装置、方法およびプログラム
JP2016057826A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 富士通フロンテック株式会社 通行管理装置
WO2016139748A1 (ja) * 2015-03-03 2016-09-09 パイオニア株式会社 経路探索装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2017094815A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社デンソー 自動運転システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018230174A1 (ja) 2018-12-20
JP6770194B2 (ja) 2020-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9956961B2 (en) Vehicle driving assistance apparatus and vehicle driving assistance method
JP6266491B2 (ja) 自動運転制御装置
JP7052709B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
JP2020123341A (ja) 自律走行モードと手動走行モードとの間の走行モードを変更するリモートコントロール自律走行自動車のための方法及び装置
JP6936658B2 (ja) 車両の運転支援装置
CN110281931B (zh) 车辆用控制装置以及车辆
JP2016090274A (ja) 警報装置、警報システム及び携帯端末
JP7111022B2 (ja) 管制装置
JP2007168727A (ja) 運転支援装置、運転支援システムおよび運転支援プログラム
JP7431546B2 (ja) 車両制御装置
JPWO2018225596A1 (ja) 情報処理装置
US20170168483A1 (en) Method and device for receiving data values and for operating a vehicle
CN113479202B (zh) 行驶控制装置、车辆、行驶控制方法以及存储介质
JP6770194B2 (ja) 車両制御システム
JP2007263737A (ja) ナビゲーション装置、方法及びプログラム
CN111587206B (zh) 车辆控制装置、具有该车辆控制装置的车辆以及控制方法
CN112441013B (zh) 基于地图的车辆超速规避
KR101377854B1 (ko) 삼각대 기기 및 이를 위한 삼각대 설치 제어 장치
KR20170028767A (ko) 차량의 사고위험상황 정보 제공 장치 및 방법
JP2016223995A (ja) ドライバ推定装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6400821B2 (ja) 自動運転制御装置
JP2016222136A (ja) ドライバ推定装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6915476B2 (ja) 情報提供システム、車載装置、情報提供方法、及びプログラム
JP2006338384A (ja) Fcd車載機
JP2023030111A (ja) 運転支援装置、運転支援方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6770194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350