JP2016057826A - 通行管理装置 - Google Patents

通行管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016057826A
JP2016057826A JP2014183490A JP2014183490A JP2016057826A JP 2016057826 A JP2016057826 A JP 2016057826A JP 2014183490 A JP2014183490 A JP 2014183490A JP 2014183490 A JP2014183490 A JP 2014183490A JP 2016057826 A JP2016057826 A JP 2016057826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
vehicle
traffic
tag
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014183490A
Other languages
English (en)
Inventor
謙次 青木
Kenji Aoki
謙次 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2014183490A priority Critical patent/JP2016057826A/ja
Publication of JP2016057826A publication Critical patent/JP2016057826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】天候と装着タイヤの種類に応じて通行規制を行う通行管理装置を提供する。
【解決手段】車両50に装着されるタイヤ及びタイヤに装着されるチェーンである装着タイヤ等56に関するタイヤ等情報に基づき車両の通行規制内容を決定し、通行規制内容を車両の通行規制を行う通行規制装置30に送信する通行管理装置12(管理サーバ)において、タイヤ等情報として、車両に装着されたタイヤ及びタイヤに装着されたチェーンに設けられたICタグ60のICタグ情報を受信し、装着タイヤ等56が天候に応じた適正なものであるかを判断し、適正なものであると判断した場合には、車両50の通過を許可する通行規制内容を決定し通行規制装置30に送信し、装着タイヤ等56が適正ではないと判断した場合には、車両50の通過を禁止する通行規制内容を決定し通行規制装置30に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、天候に適したタイヤが車両に装着されているかを判断して通行を管理する通行管理装置に関する。
降雪時には、高速道路などの自動車専用道路では、チェーン規制が実施される。インターチェンジ入口やパーキングエリアで、通行する自動車を対象にチェーンや冬タイヤ等を装着しているか否かの確認作業が行われる。スタッドレスの冬用タイヤ等が装着されているかの確認作業は、目視によるので、時間がかかり、渋滞の発生原因ともなる。また、道路監視員の安全確保も必要になる。
そこで、タイヤの走行音によって冬タイヤ等装着有無を迅速に確認する安全確認の方法が提案されている(特許文献1)。また、自動料金授受システムいわゆるETC(Electronic Toll Collection System)を利用して、タイヤの種類を検出して、雪対策を行うシステムも提案されている(特許文献2)。
特開2013−164722号公報 特開2006−244355号公報
積雪や降雨といった悪天候時の安全を確保するために、時間もかかり精度も低い目視確認に代わって、車両の装着タイヤを正確に判断して、通行を管理する装置が求められる。
本願発明は、上記課題に鑑み、天候と装着タイヤの種類に応じて通行管理を行う通行管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、車両に装着されるタイヤ及びタイヤに装着されるチェーンである装着タイヤ等に関するタイヤ等情報に基づき前記車両の通行規制内容を決定し、前記通行規制内容を車両の通行規制を行う通行規制装置に送信する通行管理装置において、前記タイヤ等情報として、車両に装着されたタイヤ及びタイヤに装着されたチェーンに設けられたICタグのICタグ情報を受信し、前記装着タイヤ等が天候に応じた適正なものであるかを判断し、適正なものであると判断した場合には、当該車両の通過を許可する前記通行規制内容を決定し前記通行規制装置に送信し、前記装着タイヤ等が適正ではないと判断した場合には、当該車両の通過を禁止する前記通行規制内容を決定し前記通行規制装置に送信する。
本発明によれば、天候と装着タイヤの種類に応じて通行管理を行う通行管理装置を提供することができる。
通行規制システムの全体構成を示す図である。 ICタグ情報の一例を示す表である。 スタッドレスに設けられたICタグの配置を示す図である。 通行規制システムにおける通行規制処理の流れを示すシーケンス図である。 ICタグ情報のマスタ情報の例を示す表である。 適正判断1の手順を示すフローチャートである。 適正判断1における、タイヤ等の種類に対する通行規制内容を示す表である。 適正判断2の手順を示すフローチャートである。 適正判断2における、通行規制内容を示す表である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、通行規制システム1の全体構成を示す図である。通行規制システム1は、管理サーバ(通行管理装置)12、データベース14、車両情報取得装置20、通行規制装置30、ゲート32、ICタグリーダ70、車載装置80等を有する。
管理サーバ12は、車両に装着されるタイヤ及びタイヤに装着されるチェーンである装着タイヤ等に関するタイヤ等情報に基づき車両の通行規制内容を決定し、通行規制内容を車両の通行規制を行う通行規制装置30に送信するものである。タイヤ等とはタイヤ及びまたはチェーンを意味し、タイヤ等情報とは、タイヤ及びまたはチェーンの製品種類に関する情報である。
具体的には、管理サーバ12は、タイヤ等情報として、車両に装着されたタイヤ及びタイヤに装着されたチェーンに設けられたICタグのICタグ情報を受信し、装着タイヤ等が天候に応じた適正なものであるかを判断し、適正なものであると判断した場合には、車両の通過を許可する通行規制内容を決定し通行規制装置30に送信し、装着タイヤ等が適正ではないと判断した場合には、車両の通過を禁止する通行規制内容を決定し通行規制装置30に送信する。
管理サーバ12には、気象情報や交通情報の各種情報が入力され、管理サーバ12は、通行規制内容を決定するに当たり、これらの情報を参照する。管理サーバ12は、プログラムに従って、通行規制処理を実行する。また、管理サーバ12は、通過した車両の情報を装着タイヤ等情報や気象情報とともに記録する。管理サーバ12は、通行管理装置とも呼ぶ。
データベース14は、管理サーバ12に接続され、データベース14には、予めメーカから供給されるタイヤ等のICタグ情報がマスタ情報として記録される。データベース14に記録されているマスタ情報については、図5で後述する。管理サーバ12は、データベース14に予め登録されたICタグ情報と、受信したICタグ情報を対比し、一致する場合に受信したICタグ情報を有効なものと扱う。
管理サーバ12とデータベース14は、管理センタ10に設置される。管理センタ10は、高速道路や自動車専用道路全体を管理する部署である。管理サーバ12にデータベース14を含めて、通行管理装置としてもよい。
管理サーバ12には、ネットワーク16を介して、複数の車両情報取得装置20が接続される。車両情報取得装置20は、高速道路のインターチェンジの入口等の道路側部に設けられ、通過する車両50の車両情報を取得するものである。図1では、1台の車両情報取得装置20のみを示す。車両情報取得装置20は、自動料金授受システムいわゆるETC(Electronic Toll Collection System)の一部に組み込まれてもよい。
車両情報取得装置20は、制御部22、第1通信部24、第2通信部26、メモリ28を有する。制御部22は、車両情報取得装置20全体の処理を統括する制御部である。制御部22は、CPUを備え、プログラムを読込んだCPUにより所定の制御処理が実行される。メモリ28は、プログラムや各種データを記憶する。
第1通信部24は、ネットワーク16に接続され、管理サーバ12とデータの授受を行う。第1通信部24から車両50の装着タイヤ等情報が管理サーバ12に送信される。第1通信部24は、管理サーバ12から決定された通行規制内容を受信する。
第2通信部26は、車両50と無線通信を行い、データの授受を行う。第2通信部26は、車両番号とともに車両に装着されるタイヤ及びまたはチェーンに関する情報である装着タイヤ等情報を受信し、第1通信部24は受信した車両番号及び装着タイヤ等情報を管理サーバ12に送信する。
第2通信部26は、管理サーバ12から送信され第1通信部24で受信した通行規制内容を、適宜車載装置80に送信する。車載装置80に送信される内容は運転者向けのメッセージや警告である。例えば、「チェーン規制のため通行不可」、「チェーンがタイヤに適合していませんので、通行不可」、「通行可能」等である。また、制御部22は、メモリ28に、車両番号やその車両の装着タイヤ等情報及び通行規制内容を記録してもよい。
なお、車両情報取得装置20は、高速道路や自動車専用道路等の入口に設けられるだけでなく、道路の側部に一定間隔で設けられてもよい。車両情報取得装置20は、走行中の車両からタイヤ等情報を取得して管理サーバ12に送信し、管理サーバ12からの規制内容を走行中の車両50に送信するようにしてもよい。
通行規制装置30は、車両の侵入を阻止するゲート32に接続され、ゲート32の開閉を制御する装置である。通行規制装置30は、ネットワーク16を介して管理サーバ12に接続され、管理サーバ12から通行規制内容が送信される。通行規制装置30は、通行規制内容に応じて、ゲート32の開閉を制御する装置である。
車両50には、ICタグリーダ70、車載装置80が備えられる。また、タイヤ52やタイヤ52に付けられるチェーン54には、それぞれICタグ60が予め付帯される。以下では、タイヤ52及びチェーン54をまとめてタイヤ等56とも呼ぶ。
ICタグ60には、タイヤ52やチェーン54のそれぞれの製品に関する情報が記録される。図2は、ICタグ60に記載されるICタグ情報の一例を示す表である。表の上から順に、スタッドレスタイヤ、ラジアルタイヤ、チェーンの各製品にそれぞれ設けられたICタグ60の情報例である。スタッドレスタイヤは、いわゆる冬用タイヤで、スタッドレスと略す。また、ラジアルタイヤは夏用タイヤで、ラジアルと略す。
情報番号は、ICタグ60の管理番号である。情報管理番号は、メーカの製品番号である。
製品情報1は、商品の名称である。タイヤの製品情報2は、タイヤ幅サイズである。チェーンの製品情報2(QE1)は、適合するタイヤサイズを示すデータである。タイヤの製品情報3は、へんぺい率である。タイヤの製品情報4は、タイヤの内側のサイズである。タイヤ及びチェーンの製品情報5は、当該製品の製造年と週を示す情報である。4210は、2010年の42週に製造されたことを示す。
タイヤについては、さらに、配置情報が加わる。本例では、ICタグ60は、プラットホームの複数箇所、スリップサインの複数箇所、非摩耗位置の計3パターンに配置されるとし、配置情報は各ICタグが配置された位置を示す情報である。プラットホームは、スタッドレスの寿命を知らせる部位である。スリップサインは、タイヤ自体の寿命を知らせる部位である。スタッドレスには、プラットホームとスリップサインの両方が形成され、ラジアルにはスリップサインのみが形成される。
「PH」は、当該ICタグ60が、プラットホームに設けられたICタグであることを示す。「SS」は、スリップサインに設けられたICタグであることを示す。表には示されないが、非摩耗位置に設けられたICタグについては、「R」で示される。非摩耗位置とは、タイヤの摩耗に関係しない位置を示す。つまり、BS0001のICタグ60は、プラットホームに設けられたICタグである。
図3は、スタッドレスのプラットホームとスリップサインに設けられたICタグの構造を示す図である。スタッドレスの外観を、模式的に、タイヤ外観100として示す。道路に接するタイヤの表面が外径面52aである。スタッドレスの溝には、周知のように、スタッドレスとしての寿命を判断するプラットホーム52pと呼ばれる部分が、外径面52aより凹んだ位置に、複数箇所(例えば6か所)形成される。プラットホーム52pは、摩耗が進行して、スタッドレスの機能が失われて、雪道での安全走行が保証できなくなったことを目視でドライバーに知らせるためのものである。
また、プラットホーム52pよりさらに深い位置に、タイヤとしての寿命を判断するためにスリップサイン52sと呼ばれる部分が、複数箇所(例えば6か所)形成される。スリップサイン52sは、スタッドレスだけではなく、ラジアルにも形成される。図3では、説明の便宜上、プラットホーム52pとスリップサイン52sを近接した位置に設けてある。
タイヤ外観100を矢印AAに沿って断面した断面形状を、タイヤ断面102〜タイヤ断面106として示す。タイヤ断面102は、タイヤが特に摩耗していない状態である。プラットホーム52pの表面あるいは、表面の直下にICタグ60pが埋め込まれて配置される。ICタグ60pは、複数箇所(例えば6か所)のプラットホーム52pに全て設けられてもよい。プラットホーム52pに設けられたICタグ60pをPHタグとも呼ぶ。
同様に、スリップサイン52sの表面あるいは、表面の直下にICタグ60sが埋め込まれて配置される。ICタグ60sは、複数箇所(例えば6か所)のスリップサイン52sに全て設けられてもよい。スリップサイン52sに設けられたICタグ60sをSSタグとも呼ぶ。また、ICタグ60rは非摩耗位置に埋め込まれたICタグである。ICタグ60rも複数箇所に設けられてもよい。
タイヤ断面104は、タイヤ摩耗が進行して、外径面52aがプラットホーム52pと同一高さ付近まで摩耗した状態である。すると、それまでは、道路と一切接触していなかったプラットホーム52pの面が、道路と接触を開始し、プラットホーム52pの表面あるいは表面近傍に埋め込まれたICタグ60pが破壊あるいは、プラットホーム52pから脱落する。これにより、ICタグ60pからの応答がなくなり、摩耗がプラットホーム52pまで達したかを判断できる。
タイヤ断面106は、更にタイヤ摩耗が進行して、外径面52aがスリップサイン52sと同一高さ付近まで摩耗した状態である。スリップサイン52sの面が、道路と接触を開始すると、スリップサイン52sの表面あるいは表面近傍に埋め込まれたICタグ60sが破壊あるいは、スリップサイン52sから脱落する。これにより、ICタグ60sから応答がなくなり、摩耗がスリップサイン52sまで達したかを判断できる。
また、タイヤ52がスタッドレスとして、例えば、ICタグ60pとICタグ60sがそれぞれ6個、ICタグ60rが2個設けられるとすると、1つのタイヤには、ICタグ60が計14個設けられことになる。また、出荷時のICタグ60pとICタグ60sの個数は、ICタグ60rに記録されていてもよいし、データベース14のマスタ情報に登録されていてもよい。
なお、以下で対象とするタイヤは、プラットホーム52pやスリップサイン52sにICタグが設けられたものに限るものではなく、非摩耗位置のみにICタグ(ICタグ60r)が設けられたものも含む。
図1に戻る。ICタグリーダ70は、タイヤ等56に設けられたICタグ60からICタグ情報を、ワイヤレスで読取る。図1では、ICタグリーダ70は、車両50の左右に1つずつ設置されているが、1台のみであってもよい。また、車両のタイプに応じて、後輪のみあるいは前輪のみを検出するものであってもよい。
車載装置80は、制御部82、通信部84、アンテナ84a、表示部86、スピーカ88を有する。車両情報取得装置20がETCの一部である場合には、車載装置80もETC車載器の一部に組み込まれてもよい。
制御部82は、車載装置80全体を統括的に制御する制御部である。制御部82は、CPUとプログラム(不図示)を備え、プログラムを読込んだCPUにより所定の制御処理が実行される。
通信部84は、アンテナ84aを介して、車両情報取得装置20と通信を行うもので、ICタグリーダ70で読み取られたタイヤ等56のICタグ情報をタイヤ等情報として車両情報取得装置20に送信する。また、通信部84は、車両情報取得装置20から通行規制内容に関する情報を受信する。前述のように、通行規制内容にはドライバー向けのメッセージが含まれる。
制御部82は、表示部86に、ドライバー向けのメッセージを表示する。また、制御部82は、スピーカ88から、通行規制内容に応じて警告音を発する。特に、通行不可の場合には、警告音が発せられる。また、制御部82は、表示部に、ICタグリーダ70で読み取られたタイヤ等情報を指示に応じて表示してもよい。
なお、ICタグリーダ70が車両に搭載されると説明したが、車両情報取得装置20がICタグリーダ70を備え、直接タイヤ等のICタグ60の読取りを行うようにしてもよい。
図4は、通行規制システム1における通行規制処理の流れを示すシーケンス図である。車両情報取得装置20は、車両50の接近を検知して、あるいは係員の指示により、車両50にタイヤ等情報を要求する(ステップS10)。車両情報取得装置20がETCの一部である場合には、ETCの動作に連動して、車両50にタイヤ等情報を要求してもよい。
車載装置80は、ICタグ読取りを行う(ステップS12)。車載装置80からの指示を受けて、ICタグリーダ70は、タイヤ等56からICタグ60の読取りを行い、読取ったICタグ情報を車載装置80に通知する。車載装置80は、通知されたICタグ情報(タイヤ等情報)と、自らの車両番号を車両情報取得装置20に送信する(ステップS14)。なお、車載装置80は、タイヤ等のICタグ60の情報を予めICタグリーダ70にて読取って記憶しておき、記憶したタイヤ等情報を送信するようにしてもよい。ICタグ情報(タイヤ等情報)は、前述の図2に示したような内容である。
前述のように、タイヤ1台につきICタグが14個設けられていれば、左右のタイヤで合計28のICタグ情報が送信されることになる。ただし、タイヤ1台につきICタグが1個しか設けられていないタイプであれば、左右合計で2つのICタグ情報が送信されることになる。また、チェーンが装着されていれば、これにチェーンのICタグ情報も加わることになる。
車両情報取得装置20は、タイヤ等情報および車両番号を、ネットワーク16を介して管理サーバ12に送信する(ステップS16)。管理サーバ12は、受信したタイヤ等情報について、データベース14に記録されているマスタ情報との照合を行う(ステップS18)。
図5は、データベース14に記録されているタイヤ等のマスタ情報の例を示す表である。マスタ情報には、現在流通しているタイヤやチェーンに関する製品情報が全て記録されている。情報番号は、ICタグ60における製品の管理番号である。情報管理番号は、メーカの製品番号である。製品情報1は、商品の名称である。タイヤの製品情報2は、タイヤ幅サイズである。タイヤの製品情報3は、へんぺい率である。タイヤの製品情報4は、タイヤの内側のサイズである。タイヤ及びチェーンの製品情報5は、製造された年を示す。つまり、08〜13は、当該タイヤの製造年が、2008年〜2013年であることを示す。また、チェーンの製品情報2は、当該チェーンに適合するタイヤサイズに関する情報である。適合するタイヤサイズの代わりに、適合するタイヤの情報管理番号が記載されていてもよい。
例えば、車両情報取得装置20から図2の一番上で示したスタッドレスタイヤの情報(情報管理番号「ABC−001」)が送信されたとすると、管理サーバ12は、情報管理番号の一致する図5に示すマスタ情報の「ABC−001」と比較する。管理サーバ12は、各製品情報を対比して、全て一致する場合に、送信されたタイヤ等情報が正しいと判断する。製造年については、車両のタイヤ等の製造年と週が、マスタ情報の製造年の範囲に含まれていればよい。
管理サーバ12は、いずれかの製品情報で不一致の場合は、タイヤ等情報がエラーであるとして車両情報取得装置20にその旨を送信する(ステップS20)。車両情報取得装置20は、受信した管理サーバ12からの情報エラーの旨を車載装置80に送信する(ステップS22)。車載装置80は、エラーを受信した場合には、ICタグリーダ70に、ICタグ読取りのリトライを指示し、リトライで読取ったICタグ情報を、車両情報取得装置20に再度送信してもよい。
管理サーバ12は、送信されたタイヤ等情報が正しいと判断すると、適正判断を行う(ステップS26)。図6は、適正判断1の手順を示すフローチャートである。適正判断1は、降雪時に行われる通行規制の判断である。管理サーバ12は、降雪により通行規制が必要な状態であるかを判断する(ステップS100)。管理サーバ12は、気象情報に基づき降雪のための通行規制が必要であるかを判断し、通行規制不要と判断すると(ステップS100NO)、図6のフローチャートを終了する。
管理サーバ12は、降雪のための通行規制が必要であると判断すると(ステップS100YES)、車両情報取得装置20から送信されたタイヤ等情報により、装着タイヤがスタッドレスであるかを判断する(ステップS102)。管理サーバ12は、スタッドレスが装着されていると判断すると(ステップS102YES)、プラットホーム52pに設けられたICタグ60p(PHタグ)が正常であるかを判断する(ステップS104)。図3で説明したように、PHタグの状態で、プラットホーム52pまで摩耗が進行しているかを判断する。
管理サーバ12は、タイヤ等情報に基づき、ICタグ60p、ICタグ60s、ICタグ60rの個数を判断する。当該タイヤがICタグ60pが計6個出荷時に設けられたタイプとすると、管理サーバ12は、例えば、4個以上(60%以上)のICタグ60pが検出された場合に、ICタグ60pが正常であると判断する。なお、管理サーバ12は、ICタグ60pの出荷時の個数は、ICタグ60rに記録された情報あるいはマスタ情報により得る。
管理サーバ12は、ICタグ60pが正常であると判断すると(ステップS104YES)、通行許可と判断する(ステップS114)。管理サーバ12は、当該車両に関して、通行規制内容として通行許可を決定する(ステップS120)。
管理サーバ12は、ICタグ60pが正常ではないと判断すると(ステップS104NO)、スリップサイン52sに設けられたICタグ60s(SSタグ)が正常であるかを判断する(ステップS110)。当該タイヤは、出荷時にはICタグ60sが計6個設けられたとすると、管理サーバ12は、例えば、5個以上のICタグ60sが検出された場合に、ICタグ60s(SSタグ)が正常であると判断する。
管理サーバ12は、ICタグ60sが正常であると判断すると(ステップS110YES)、気象予報等で降雪量が小であるかを判断する(ステップS112)。管理サーバ12は、降雪量が小であると判断すると(ステップS112YES)、警告付通行許可と判断する(ステップS116)。管理サーバ12は、当該車両に関して、通行規制内容として警告付通行許可を決定する(ステップS120)。当該タイヤは、スタッドレスの機能が低下している可能性があり、運転には注意が必要だからである。
管理サーバ12は、降雪量が小ではないと判断すると(ステップS112NO)、通行不可と判断する(ステップS118)。管理サーバ12は、当該車両に関して、通行規制内容として通行不可を決定する(ステップS120)。降雪量が多い状態では、スタッドレスの機能が低下しているタイヤでは不適切だからである。
管理サーバ12は、スリップサインに設けられたICタグ60s(SSタグ)が正常ではないと判断すると(ステップS110NO)、当該車両に関して、通行規制内容として通行不可と判断し(ステップS118)、通行不可を決定する(ステップS120)。通常のタイヤとしても、不適格だからである。
ステップS102に戻り、管理サーバ12は、装着タイヤがスタッドレスではないと判断すると(ステップS102NO)、チェーン有かを判断する(ステップS106)。管理サーバ12は、チェーン有と判断すると(ステップS106YES)、チェーンとタイヤの適合OKであるかを判断する(ステップS108)。管理サーバ12は、図5に示したデータベース14のマスタ情報により、当該車両のチェーンとタイヤが適合する組合せであるかを判断する。
管理サーバ12は、チェーンとタイヤの適合OKであると判断すると(ステップS108YES)、通行許可判断をし(ステップS114)、通行規制内容として通行許可を決定する(ステップS120)。
管理サーバ12は、チェーンとタイヤの適合OKではないと判断すると(ステップS108NO)、通行規制内容として通行不可と判断し(ステップS118)、通行不可を決定する(ステップS120)。
管理サーバ12は、チェーンなしと判断すると(ステップS106NO)、ステップS118に進み、通行不可を決定する(ステップS120)。以上、図6で説明したタイヤ等と通行規制の組み合わせを、まとめて、図7の表で示す。
なお、プラットホームやスリップサインにICタグが設けられていないタイヤの場合には、管理サーバ12は、ステップS104、ステップS110、ステップS112及び
ステップS116の各処理を省略する。
図8は、適正判断2の手順を示すフローチャートである。適正判断2は、降雨時に行われる通行規制内容の判断で、タイヤはスタッドレス、ラジアルいずれでもよい。
管理サーバ12は、スリップサインに設けられたICタグ60s(SSタグ)の状態を判断する(ステップS200)。当該タイヤが、出荷時にはICタグ60sが計6個設けられたとすると、管理サーバ12は、例えば、5個以上のICタグ60sが検出された場合に、ICタグ60sが正常であると判断する(ステップS202)。管理サーバ12は、通行許可判断をし(ステップS212)、通行規制内容として通行許可を決定する(ステップS218)。
管理サーバ12は、例えば、ICタグ60sを4個検出した場合には、ICタグ60sが一部異常であると判断する(ステップS204)。つまり、管理サーバ12は、摩耗が進んでいる可能性有と判断する。
管理サーバ12は、降雨量が小であるかを判断する(ステップS208)。管理サーバ12は、降雨量が小であると判断すると(ステップS208YES)、警告付通行許可と判断し(ステップS214)、通行規制内容として警告付通行許可を決定する(ステップS218)。
管理サーバ12は、降雨量が小ではないと判断すると(ステップS208NO)、通行量が小であるかを判断する(ステップS210)。管理サーバ12は、通行量が小であると判断すると(ステップS210YES)、ステップS214に進む。ステップS214以降は説明済であるので、省略する。管理サーバ12は、通行量が小ではないと判断すると(ステップS210NO)、通行不可と判断し(ステップS216)、通行規制内容とし通行不可を決定する(ステップS218)。
また、管理サーバ12は、例えば、検出されたICタグ60sが3個以下(50%以下)の場合には、ICタグ60sが異常で、摩耗が相当進行していると判断する(ステップS206)。管理サーバ12は、通行不可と判断し(ステップS216)、通行規制内容とし通行不可を決定する(ステップS218)。以上、図8で説明した通行規制内容の組み合わせを、まとめて、図9の表に示す。
図4に戻る。管理サーバ12は、受信したタイヤ等情報と車両番号及び、対応して判断した通行規制内容をデータベース14に登録する(ステップS28)。管理サーバ12は、通行規制内容を車両情報取得装置20に送信する(ステップS30)。車両情報取得装置20は、受信した通行規制内容を車載装置80に送信する(ステップS32)。また、車両情報取得装置20は、受信したタイヤ等情報と車両番号及び対応する通行規制内容をメモリ28に登録する(ステップS36)。
車載装置80の制御部82は、通行規制内容に応じて、表示部86に表示を行う(ステップS38)。また、制御部82は、通行不可や警告付通行許可を受けた場合には、スピーカ88から警告音を発する。
また、管理サーバ12は、通行規制内容を通行規制装置30に送信する(ステップS34)。通行規制装置30は、送信された通行規制内容に基づき、ゲート32を制御する(ステップS40)。通行規制装置30は、警告付通行許可を含めて通行許可の場合には、ゲート32を開放し、通行不可の場合には、ゲート32を閉じる。
以上説明した実施形態により少なくとも以下の効果が奏される。
・チェーン規制時のチェックを正確かつ迅速に行うことができることで、チェーン等の有無をチェックする監視員及びそれを待つドライバー双方の時間が節約される。また、チェーン規制時の監視員等の事故防止にもつながる。
・天候情報を加味した判断がなされるので、より適格な判断が可能になる。
・車両で検出されたタイヤ等の装着情報が、予めメーカ等から提供されたマスタ情報と対比されるので、偽造IDタグの使用を確実に防止することもできる。
・タイヤとチェーンとの組み合わせの適合性も判断されるので、より走行の安全性が確保される。そして、タイヤとチェーンとの組み合わせが不適の場合には、車載装置を通じてドライバーに注意喚起がされるので、ドライバーの対応も容易になる。
・さらに、単にタイヤの種類だけの判断ではなく、タイヤの摩耗度が検出されて、通行規制が判断されるので、降雪や降雨時の安全性がより確保される。
・また、車両情報取得装置20をETCに組み込み、車載装置80をETC車載器に一体化すれば、新たな設備導入を回避できる。
また、本実施形態によれば、摩耗による寿命の判断が確実にできるタイヤおよびその寿命を判断する車載装置80を提供することができる。車載装置80は、降雪や降雨とは無関係に、タイヤ寿命を判断する。
従来のタイヤでは、タイヤ表面がスリップサイン52sやプラットホーム52pまで摩耗したかどうかの判断が、目視のみであったので、寿命の判断を客観的に行うことが難しく、また、タイヤの知識がない者には、判断ができなかった。
本実施形態のタイヤは、スリップサイン52sやプラットホーム52pの表面あるいは表面近傍にICタグ60を有する。そして、図2で説明したような、各ICタグの情報には、スリップサイン52sやプラットホーム52pに設けたことを示す「配置位置に関する情報」が記憶される。スタッドレスでは、スリップサイン52sやプラットホーム52pの両方あるいはいずれかに、ICタグ60が設けられる。ラジアルでは、スリップサイン52sにICタグ60が設けられる。
ICタグ60は、1つのタイヤに複数設けられることが望ましい。さらに、スリップサイン52sやプラットホーム52pはタイヤに複数設けられているので、全てあるいはそのいくつかに、複数のICタグを分散して設けられることが望ましい。タイヤは過酷な環境で使用されるので、ICタグが1個だけであると、摩耗以外の原因で破損する可能性もあるからである。複数あることで信頼性が向上する。
車載装置80の制御部82が、ICタグリーダ70により、スリップサイン52sやプラットホーム52pに設けられたICタグの読取りを実行する。車載装置の制御部82が、スリップサイン52sに設けられたICタグ60sを検出すれば、スリップサイン52sは異常なしと判断する。また、車載装置の制御部82が、プラットホーム52pに設けられたICタグ60pを検出されれば、プラットホーム52pは異常なしと判断する。
また、車載装置の制御部82は、ICタグが複数設けられている場合には、応答してきたICタグの割合が一定以上(例えば、70%以上)であれば、異常なしと判断するようにしてもよい。
そして、車載装置の制御部82が、正常・異常の判断結果を表示部86に表示することにより、タイヤ交換が必要であるか簡単にドライバーに知らせることができる。また、車載装置80の制御部82が、定期的にICタグの応答をチェックして、例えば、正常な応答するICタグの個数が所定以下(例えば、70%未満)になったら交換時期であると判断して、必要な指示を表示部に表示するようにしてもよい。
また、高速道路や自動車専用道路等の入口で、車両情報取得装置20が車載装置80を通信を行って、天候に関わらず、ICタグの応答に基づきタイヤが正常であるかを確認するようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1 通行規制システム
10 管理センタ
12 管理サーバ
14 データベース
16 ネットワーク
20 車両情報取得装置
22 制御部
24 第1通信部
26 第2通信部
28 メモリ
30 通行規制装置
32 ゲート
34 道路
50 車両
52 タイヤ
52p プラットホーム
52s スリップサイン
54 チェーン
56 タイヤ等
60 60p 60s ICタグ
70 ICタグリーダ
80 車載装置
82 制御部
84 通信部
84a アンテナ
86 表示部
88 スピーカ

Claims (7)

  1. 車両に装着されるタイヤ及びタイヤに装着されるチェーンである装着タイヤ等に関するタイヤ等情報に基づき前記車両の通行規制内容を決定し、前記通行規制内容を車両の通行規制を行う通行規制装置に送信する通行管理装置において、
    前記タイヤ等情報として、車両に装着されたタイヤ及びタイヤに装着されたチェーンに設けられたICタグのICタグ情報を受信し、前記装着タイヤ等が天候に応じた適正なものであるかを判断し、適正なものであると判断した場合には、当該車両の通過を許可する前記通行規制内容を決定し前記通行規制装置に送信し、前記装着タイヤ等が適正ではないと判断した場合には、当該車両の通過を禁止する前記通行規制内容を決定し前記通行規制装置に送信する
    ことを特徴とする通行管理装置。
  2. 予め登録された前記ICタグ情報が格納されたデータベースを備え、
    前記データベースに予め登録された前記ICタグ情報と、前記受信したICタグ情報を対比し、一致する場合に前記受信したICタグ情報を有効なものと扱う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通行管理装置。
  3. 降雪あるいは降雪予報時で、前記装着タイヤ等としてチェーンが装着されている場合には、前記装着されたチェーンのICタグ情報とタイヤのICタグ情報に基づいて、チェーンとタイヤの組み合わせを判定し、組み合わせが適切とされた場合に、前記装着されたタイヤとチェーンが天候に応じた適正なものであると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通行管理装置。
  4. 降雪あるいは降雪予報時で、前記タイヤがプラットホームの表面近傍に前記ICタグが設けられたスタッドレスタイヤの場合には、前記プラットホームに設けられたICタグの情報に基づき前記スタッドレスタイヤの摩耗状態を判断して、前記車両の通行規制内容を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通行管理装置。
  5. 前記スタッドレスタイヤがプラットホームに複数のICタグが設けられたタイプの場合には、前記複数のICタグの中から一定数以上の応答があった場合に、通行許可の決定を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の通行管理装置。
  6. 雨天で、前記タイヤがスリップサインの表面近傍にICタグが設けられたタイヤの場合には、前記スリップサインに設けられたICタグの情報に基づきタイヤの摩耗状態を判断して、前記車両の通行規制内容を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通行管理装置。
  7. 車両に装着されるタイヤ及びタイヤに装着されるチェーンである装着タイヤ等に関するタイヤ等情報に基づき前記車両の通行規制内容を決定し、車両の通行規制を行う通行規制装置に前記決定された通行規制内容を送信する通行管理装置のコンピュータに通行規制方法を実行させるプログラムにおいて、
    車両に装着されたタイヤ及びタイヤに装着されたチェーンに関するタイヤ等情報として、車両に装着されたタイヤ及びタイヤに装着されたチェーンに設けられたICタグのICタグ情報を受信する処理と、
    前記装着タイヤ等が天候に応じた適正なものであると判断した場合には、前記通行規制内容として当該車両の通過を許可する内容を決定し、前記装着タイヤ等が適正ではないと判断した場合には、前記通行規制内容として当該車両の通過を禁止する内容を決定する処理と、
    決定した内容を前記通行規制装置に送信する処理とを含む
    ことを特徴とするプログラム。
JP2014183490A 2014-09-09 2014-09-09 通行管理装置 Pending JP2016057826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183490A JP2016057826A (ja) 2014-09-09 2014-09-09 通行管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183490A JP2016057826A (ja) 2014-09-09 2014-09-09 通行管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016057826A true JP2016057826A (ja) 2016-04-21

Family

ID=55758578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014183490A Pending JP2016057826A (ja) 2014-09-09 2014-09-09 通行管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016057826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018220334A1 (fr) * 2017-06-02 2018-12-06 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Procédé de fourniture d'un service lie a l'état et/ou au comportement d'un véhicule et/ou d'un pneumatique
WO2018230174A1 (ja) * 2017-06-15 2018-12-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018220334A1 (fr) * 2017-06-02 2018-12-06 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Procédé de fourniture d'un service lie a l'état et/ou au comportement d'un véhicule et/ou d'un pneumatique
FR3067137A1 (fr) * 2017-06-02 2018-12-07 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Procede de fourniture d'un service lie a l'etat et/ou au comportement d'un vehicule et/ou d'un pneumatique
US11562601B2 (en) 2017-06-02 2023-01-24 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Method for providing a service linked to the condition and/or behavior of a vehicle and/or of a tire
WO2018230174A1 (ja) * 2017-06-15 2018-12-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御システム
JPWO2018230174A1 (ja) * 2017-06-15 2019-12-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11418519B2 (en) Systems and methods for detection of malicious activity in vehicle data communication networks
US8547250B1 (en) Traffic safety system
US10543847B2 (en) Contextual driver behavior monitoring
US20200101917A1 (en) Event-based Connected Vehicle control and response systems
US20170032673A1 (en) Driver behavior sharing
US20130338914A1 (en) System and method for notifying vehicle driver of localized driving conditions
US20150179069A1 (en) Accident prevention system
US20140114502A1 (en) Method and system for the prevention of automobile accidents causes by failure to obey road regulations, a vehicle equipped with the system, a manufacturing method for the system, and use of the system in vehicles
US11562601B2 (en) Method for providing a service linked to the condition and/or behavior of a vehicle and/or of a tire
US20220114886A1 (en) System and method for detecting speed anomalies in a connected vehicle infrastructure environment
CN106875719A (zh) 车辆监控和识别系统
EP3736181A2 (en) Automobile driver biometric authentication and gps services
JP2008165604A (ja) 自動車事故予防のための警告システム
KR102226533B1 (ko) 일체형 가로등주로 구성된 스마트 도로 조명 시스템 및 그 제어 방법
BRPI0905916B1 (pt) sistema e método para identificar uma condição de uma característica que se aproxima em uma linha ferroviária de uma rede de linhas ferroviárias
SE536818C2 (sv) Förfarande och system för avståndsanpassning under färd vidett fordonståg
CN111932892B (zh) 用于危运驾驶员的行驶管理方法及系统
CN110880122A (zh) 信息处理装置以及信息处理方法
CN111105622A (zh) 违规停车纠正方法、装置以及存储介质
US20190295410A1 (en) Information processing method and information processing device
US20120182159A1 (en) Police With You (PWY)
JP2016057826A (ja) 通行管理装置
US20180096433A1 (en) Calculation of Differential for Insurance Rates
JP2008299707A (ja) 車両通行管理システム
Ahmad et al. An observational study on speeding among Malaysian express bus drivers