JP6915476B2 - 情報提供システム、車載装置、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

情報提供システム、車載装置、情報提供方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供システム、車載装置、情報提供方法、及びプログラムに関する。
道路を走行する自動車等の車両から車両情報を収集し、収集した車両情報を用いて道路の情報を提供する情報提供システムが知られている。
例えば、4輪車、2輪車のそれぞれから、車両種別ID付きのプローブデータを収集し、収集したプローブデータに基づいて、道路を、車両種別毎に通れる道路と、通れない道路とに区別した道路交通情報を作成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−209809号公報
特許文献1に開示された技術では、車両が道路を通行できたか否かに基づいて道路交通情報を作成するので、例えば、車両が、災害等により損傷を受けた道路を、無理やり通行した場合であっても、通行できる道路と判定されてしまう場合がある。
このように、従来の技術で提供される道路の情報では、例えば、損傷を受けた道路等を、車両がそれほど支障なく通行することができるか否か等、道路の通行のし易さ(又は道路を通過する際の危険度)を判断することができないという問題がある。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、車両が取得する車両情報を用いて道路の情報を提供する情報提供システムにおいて、利用者が道路の通行のし易さを判断することができる道路の情報を提供する。
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報提供システムは、第1の車両が、道路における所定の値以上の振動を検知した地点を示す位置情報と、当該地点において前記第1の車両が取得した前記第1の車両の速度及び舵角を含む第1車両情報とを取得する第1の情報取得部と、当該地点における第2の車両の速度及び舵角を含む第2車両情報を取得する第2の情報取得部と、当該地点における、前記第1の車両の速度と前記第2の車両の速度との比較、及び第1の車両の舵角と前記第2の車両の舵角との比較のうち、少なくとも一つに基づいて前記振動が検知された地点における前記道路の通行のし易さをレベル分けして判定する判定部と、前記判定部による判定結果を用いて、前記道路の通行のし易さを示す前記道路の情報を提供する情報提供部と、を有し、前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記第1の車両と前記第2の車両との舵角の差が第2の閾値未満である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、安全に通行可能な第1のレベルと判定する。

例えば、災害等で損傷を受けた道路を車両が通過する場合、運転者は、車速を落として通過する、車線を変更して通過する、そのまま通過する、停止する等の運転操作を行い、その運転操作は、車両の速度、舵角等の車両情報に反映される。
そこで、本発明の実施形態に係る情報提供システムは、第1の車両が、予め定められた事象(例えば、所定の値以上の揺れ)を検知した地点の位置情報により、道路に障害がある地点を推定する。また、情報提供システムは、当該地点における第1の車両の第1車両情報と、第2の車両の第2車両情報を用いて、当該地点の通行のし易さを、レベル分け(例えば、安全に走行可能、安全な車線あり、要減速等)して判定する。
これにより、情報提供システムは、この判定結果を用いて道路の情報を提供するので、利用者が道路の通行のし易さを判断することができる道路の情報を提供することができるようになる。
上述の実施形態において、情報提供システムは、当該地点の画像を取得する画像取得部を有し、前記情報提供部は、前記道路の通行のし易さを示す地図情報と、当該地点の前記画像とを含む表示画面を提供しても良い。
これにより、情報提供システムの利用者は、地図情報を用いて、道路の通行のし易さを容易に判断することができるようになり、かつ当該地点の状況を画像で確認することができるようになる。
上述の実施形態において、前記予め定められた事象は、車両で検知される所定の値以上の揺れを含み、前記第1車両情報及び前記第2車両情報は、前記第1の車両及び前記第2車両の速度及び舵角の情報を含むものであって良い。
これにより、情報提供システム1は、所定の値以上の揺れが検知された地点を、道路における障害がある地点と推定し、車両の速度及び舵角を用いて、運転者による運転操作の差異を把握することができるようになる。
上述の実施形態において、前記第2の車両は、前記第1の情報取得部と、前記第2の情報取得部と、前記判定部と、当該地点における前記第2車両情報と、前記判定部による判定結果とを含む当該地点の情報を、前記情報提供部を有する情報処理装置に送信する送信部と、を有する車載装置を備えていても良い。
これにより、車載装置は、判定部を有し、判定処理を実行するので、情報提供部を有する情報処理装置の判定処理の負荷を低減させることができる。
上述の実施形態において、前記車載装置は、当該地点の画像を取得する画像取得部を有し、前記送信部が送信する当該地点の情報は、前記画像取得部が取得する当該地点の前記画像を含むものであって良い。
これにより、情報提供部を有する情報処理装置は、当該地点の最新の画像データを取得し、例えば、情報提供部が提供する道路の通行のし易さを示す道路の情報に含まれる当該地点の画像を、容易に更新することができるようになる。
上述の実施形態において、前記車載装置の前記判定部は、当該地点において、前記第2の車両で前記予め定められた事象が検知されない場合、当該地点における、前記第1車両情報と前記第2車両情報との比較により、前記道路の通行のし易さをレベル分けして判定しても良い。
これにより、判定部は、当該地点において、予め定められた事象が検知された場合の第1車両情報と、予め定められた事象が検知されない場合の第2車両情報とを比較し、その差異を利用して、道路の通行のし易さを判断することができるようになる。
上述の実施形態において、前記車載装置の前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記予め定められた事象が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記第1の車両と前記第2の車両との舵角の差が第2の閾値未満である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、安全に通行可能な第1のレベルと判定しても良い。
これにより、判定部は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる車速、及び舵角に差異がないときでも、第2の車両で予め定められた事象が検知されないことから、当該地点における道路の障害が解消され、当該地点を安全に通行可能と判定することができる。
上述の実施形態において、前記車載装置の前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記予め定められた事象が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記第1の車両と前記第2の車両との舵角の差が第2の閾値以上である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、前記道路に安全に通行可能な車線が含まれる第2のレベルと判定しても良い。
これにより、判定部は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる車速に差異がない場合でも、ステアリング操作により、当該地点を安全に通行可能、すなわち、道路に安全に通行可能な車線が含まれると判定することができる。
上述の実施形態において、前記車載装置の前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記予め定められた事象が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値以上である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、減速することにより安全に通行可能な第3のレベルと判定しても良い。
これにより、判定部は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる車速に差異がある場合、当該地点で予め定められた事象が検知されない、すなわち、減速により当該地点を安全に通行できると判定することができる。
上述の実施形態において、前記情報提供システムは、前記第1の情報取得部と、前記第2の情報取得部と、前記第1の情報取得部が取得する前記第1の車両の前記第1車両情報と、前記第2の情報取得部が取得する1つ以上の前記第2の車両の前記第2車両情報とを管理する情報管理部と、前記判定部と、前記情報提供部と、を有する情報処理装置を含み、
前記判定部は、前記情報管理部が管理する前記第1車両情報及び前記第2車両情報を用いて、当該地点における前記道路の通行のし易さをレベル分けして判定しても良い。
これにより、情報処理装置が判定部を有し、判定処理を実行するので、車載装置の負荷を軽減させることができる。また、情報処理装置の判定部は、1つ以上の第2車両情報を利用して、道路の通行のし易さを判定することができるので、より適切な判定を行うことができる。
上述の実施形態において、前記第1車両情報及び前記第2車両情報は、前記予め定められた事象の検知結果を含み、前記判定部は、当該地点を通過した車両があり、かつ当該地点を通過した車両の中に、前記予め定められた事象を検知していない車両が含まれない場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、第1のレベルと判定しても良い。
これにより、情報処理装置の判定部は、当該地点を通過した車両が全て予め定められた事象を検知していることから、当該地点を通過することにより予め定められた事象を検知することになると判断することができる。この場合、情報処理装置の判定部は、当該地点における道路の通行のし易さを、比較的リスクが大きい第1のレベルと判定することができる。
上述の実施形態において、前記判定部は、当該地点を通過した車両の中に、前記予め定められた事象を検知していない車両が含まれ、かつ前記第2車両情報の中に、前記第1の車両の舵角との差が閾値以上の舵角を示す前記第2車両情報が含まれる場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、前記第1のレベルより通行し易い第2のレベルと判定しても良い。
これにより、情報処理装置の判定部は、当該地点を通過した車両のうち、当該地点でステアリング操作を行った車両が、予め定められた事象を検知していないことから、ステアリング操作を行うことにより、予め定められた事象を回避できると判断することができる。この場合、情報処理装置の判定部は、当該地点における道路の通行のし易さを、第1のレベルよりリスクが小さい、第2のレベルと判定することができる。
上述の実施形態において、前記判定部は、当該地点を通過した車両の中に、前記予め定められた事象を検知していない車両が含まれ、かつ前記第2車両情報の中に、前記第1の車両の舵角との差が閾値以上の舵角を示す前記第2車両情報が含まれない場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、前記第1のレベル及び前記第2のレベルより通行し易い第3のレベルと判定しても良い。
これにより、情報処理装置の判定部は、当該地点を通過した車両が、ステアリング操作を行わなくても、予め定められた事象を検知していないことから、特別な操作を行わなくても、当該地点を安全に通行することができると判断することができる。この場合、情報処理装置の判定部は、当該地点における道路の通行のし易さを、第1のレベル、及び第2のレベルよりリスクが小さい、第3のレベルと判定することができる。
上述の実施形態において、前記判定部は、前記情報管理部が管理する前記第1車両情報及び前記第2車両情報に、当該地点を通過した車両の車両情報が含まれない場合、当該地点において前記道路を通行不可と判定しても良い。
これにより、情報処理装置の判定部は、当該地点が通行不可であることを、より正しく判定することができるようになる。
また、他の実施形態は、車載装置、情報提供方法、及びプログラムにより実現される。
本発明の実施の形態によれば、車両が取得する車両情報を用いて道路の情報を提供する情報提供システムにおいて、利用者が道路の通行のし易さを判断することができる道路の情報を提供することができるようになる。
一実施形態に係る情報提供システムのシステム構成の例を示す図である。 一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報提供システムの機能構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報提供システムで管理される情報のイメージを示す図である。 第1の実施形態に係る車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るサーバ装置の処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報提供部が提供する表示画面の例を示す図である。 第2の実施形態に係る車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る情報提供システムの機能構成の例を示す図である。 第3の実施形態に係るサーバ装置の処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る判定部による判定結果のイメージを示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る情報提供システムのシステム構成の例を示す図である。情報提供システム1は、自動車等の車両10が収集する車両情報(例えば、車速、舵角、揺れ等の情報)を収集し、収集した車両情報を用いて道路の情報(例えば、道路の通行のし易さを示す地図情報)を提供するシステムである。
情報提供システム1は、通信ネットワーク20に接続されるサーバ装置100と、1つ以上の車両10の各々に搭載され、通信装置120を用いて通信ネットワーク20に接続可能な車載装置110とを含む。ここで、通信装置120は、無線通信によって通信ネットワーク20に接続するための装置であり、例えば、DCM(Data Communication Module)等によって実現される。
車載装置110は、車両に搭載される、例えば、カーナビゲーション装置等の情報機器や、車載ECU(Electric Control Unit)等の情報処理装置である。車載装置110は、車両10に搭載されたセンサ130で検出される車両10の車速、舵角、揺れ等の車両情報を、センサ130、又は車両を制御する車両制御ECU等から取得する。また、車載装置110は、カメラ140を用いて、車両10の周辺を撮影した画像データを取得する。
上記の構成により、車載装置110は、道路を走行中にセンサ130で、例えば、所定の値以上の揺れが検知された場合、所定の値以上の揺れが検知された地点の位置情報と、当該地点で取得した車両情報とを含む当該地点の情報を、サーバ装置100に送信する。
ここで、所定の値は、例えば、道路に陥没、落石、落下物等の障害がある場合に検知され、かつ通常の走行時には検知され難い値が予め定められているものとする。これにより、サーバ装置100は、車両10から送信される、所定の値以上の揺れが検知された地点の位置情報により、道路における障害がある地点を推定することができるようになる。
なお、所定の値以上の揺れは、道路における障害がある地点を推定するために予め定められた事象の一例である。予め定められた事象は、所定の値以上の揺れに限られず、例えば、車両10が取得する車両情報に基づいて検出される横滑りや、カメラ140で撮影した画像データに基づいて検出される道路の障害等の事象であっても良い。
好ましくは、車載装置110が送信する当該地点の情報には、カメラ140で撮影した当該地点の画像データが含まれる。これにより、サーバ装置100は、所定の値以上の揺れが検知された地点の画像データを取得し、例えば、サーバ装置100が、道路の情報を提供するウェブページ等に表示させることができるようになる。
また、車載装置110は、通信装置120を介してサーバ装置100から、他の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点の位置情報と、当該地点において他の車両が取得した車両情報とを取得する。
さらに、車載装置110は、他の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点において取得した自車両の車両情報と、取得した他の車両の車両情報とを用いて、当該地点における道路の通行のし易さをレベル分けして判定する。例えば、車載装置110は、当該地点における道路の通行のし易さを、「安全に通行可能」、「安全な車線あり」、「減速により安全に通行可能」等の複数のレベルにレベル分けする。
さらにまた、車載装置110は、上記の判定結果と、自車両の車両情報とを含む当該地点の情報を、サーバ装置100に送信する。
好ましくは、車載装置110が送信する当該地点の情報には、カメラ140で撮影した当該地点の画像データが含まれる。これにより、サーバ装置100は、当該地点の最新の画像データを取得し、例えば、ウェブページ等に表示させる当該地点の画像を、容易に更新することができるようになる。
サーバ装置(情報処理装置)100は、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。
サーバ装置100は、走行中に所定の値以上の揺れを検知した車両(以下、第1の車両と呼ぶ)から送信される、所定の値以上の揺れが検知された地点の位置情報と、当該地点で第1の車両が取得した車両情報とを受信する。また、サーバ装置100は、第1の車両とは異なる他の車両(以下、第2の車両と呼ぶ)に対して、当該地点の位置情報と、当該地点で検出された第1の車両の車両情報とを通知する。この通知された情報を用いて、第2の車両の車載装置110は、前述した判定結果と、当該地点における第2の車両の車両情報とを含む当該地点の情報を、サーバ装置100に送信する。
また、サーバ装置100は、例えば、第2の車両から送信される当該地点の情報を用いて、道路の通行のし易さを示す道路の情報を提供する。例えば、サーバ装置100は、第2の車両から受信した当該地点の情報に含まれる判定結果を用いて、道路の通行のし易さ(又は危険度等)を示す地図情報と、当該地点の画像を含むウェブページを、ウェブブラウザを備えた情報処理装置等に提供する。
このように、本実施形態によれば、車両10が取得する車両情報を用いて道路の情報を提供する情報提供システム1おいて、利用者が道路の通行のし易さを判断することができる道路の情報を提供することができるようになる。なお、道路の通行のし易さを示す地図情報、当該地点の画像等は、道路の通行のし易さを判断することができる道路の情報の一例である。
<ハードウェア構成>
(車載装置、及びサーバ装置のハードウェア構成)
車載装置110、及びサーバ装置100は、一般的なコンピュータの構成を有する情報処理装置なので、ここでは、一般的なコンピュータのハードウェア構成について説明する。
図2は、一実施形態に係るコンピュータ(車載装置110、又はサーバ装置100)のハードウェア構成の例を示す図である。コンピュータ200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、ストレージデバイス204、通信I/F(Interface)205、外部接続I/F206、入力装置207、表示装置208、及びシステムバス209等を含む。
CPU201は、ROM203やストレージデバイス204等に格納されたプログラムやデータ等をRAM202上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ200の各機能を実現する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM203は、電源を切ってもプログラムやデータを保持する不揮発性のメモリである。ストレージデバイス204は、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等のストレージ装置であり、例えば、OS(Operation System)、プログラム、及び各種データ等を記憶する。
通信I/F205は、コンピュータ200が他の情報処理装置と通信するためのインタフェースである。例えば、コンピュータ200がサーバ装置100である場合、通信I/F205は、有線又は無線LAN(Local Area Network)等のネットワークインタフェースである。また、コンピュータ200が車載装置110である場合、通信I/F205は、例えば、車両10に搭載された車載ECUや、通信装置120等と通信するためのCAN(Controller Area Network)等の通信インタフェースである。
外部接続I/F206は、コンピュータ200に外部装置を接続するためのインタフェースである。外部機器には、例えば、記録媒体等が含まれる。また、コンピュータ200が車載装置110である場合、外部機器には、カメラ140、通信装置120も含まれ得る。
入力装置207は、利用者の入力操作を受け付けるための、キーボード、タッチパネル、操作ボタン等の入力デバイスである。表示装置208は、コンピュータ200の処理結果等を表示するための表示デバイスである。システムバス209は、上記の各構成要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝達する。
[第1の実施形態]
続いて、第1の実施形態に係る情報提供システム1の機能構成について説明する。
<機能構成>
図3は、第1の実施形態に係る情報提供システムの機能構成の例を示す図である。
(車載装置の機能構成)
車載装置110は、例えば、通信制御部301、他車情報取得部302、車両情報取得部303、判定部304、自車情報送信部305、事象検知部306、画像取得部307、位置情報取得部308、表示制御部309、記憶部310、及び情報提供部B311等を有する。
車載装置110は、例えば、図2のCPU201で、ROM203やストレージデバイス204等の記録媒体に記憶されたプログラムを実行することにより、上記の各機能構成を実現している。また、上記の各機能構成のうち少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
通信制御部301は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、通信装置120を用いて、車載装置110を通信ネットワーク20に接続して、サーバ装置100や他の車載装置110との通信を行う。通信装置120は、通信制御部301の制御に従って、車両10、又は通信装置120に備えられた1つ以上のアンテナ121を用いて無線通信を行う無線通信装置、又は無線通信モジュール等である。
他車情報取得部(第1の情報取得部の一例)302は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。他車情報取得部302は、他の車両(第1の車両)が、道路における予め定められた事象を検知した地点を示す位置情報と、当該地点において第1の車両が取得した車両情報(第1車両情報)とを含む他車情報を取得する。例えば、他車情報取得部302は、通信制御部301を用いて、サーバ装置100から、第1の車両が所定の値以上の揺れ(例えば、縦揺れ)を検知した地点の位置情報と、当該地点において第1の車両が取得した車両情報とを含む他車情報を取得する。
図4(a)に、他車情報取得部302が取得する他車情報のイメージを示す。図4(a)に示すように、他車情報401には、例えば、「位置ID」、「位置情報」、「車両情報」等の情報が含まれる。「位置ID」は、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点(位置)を識別する識別情報であり、例えば、サーバ装置100によって決定(発行)される。
「位置情報」は、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点の位置を示す情報であり、例えば、第1の車両によって取得された、位置座標、道路区分、走行方向、車線等の情報が含まれる。
位置座標は、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点の緯度、経度等の座標情報である。なお、位置座標には、高度の情報が含まれていても良い。道路区分は、当該地点における道路の道路区分(例えば、一般道、高速道等)を示す情報である。走行方向は、当該地点における第1の車両の進行方向(例えば、車両の方位角、又は上り/下り等)を示す情報である。車線は、当該地点において、第1の車両が走行していた車線を示す情報である。
なお、図4(a)に示す「位置情報」に含まれる情報は一例である。「位置情報」は、他の車両が予め定められた事象を検知した地点を特定することができる情報であれば良く、例えば、図4(a)に示す「位置情報」の少なくとも一部は、「位置情報」に含まれていなくても良い。
「車両情報」は、予め定められた事象を検知した第1の車両が、予め定められた事象を検知した地点で取得した車両情報であり、例えば、揺れの大きさ、車速、舵角、加速度、横滑り等を示す情報が含まれる。揺れの大きさは、第1の車両に搭載されたセンサ130で検知された、例えば、縦揺れの大きさ等を示す情報である。車速は、第1の車両の走行速度を示す情報である。舵角は、第1の車両におけるステアリングの角度を示す情報である。加速度は、第1の車両における前後の加速度を示す情報である。横滑りは、第1の車両におけるタイヤの空転を低減させるトラクションコントロール機能のオン/オフ(作動しているか否か)を示す情報である。これらの車両情報は、第1の車両に搭載される車載装置110の車両情報取得部303が、例えば、第1の車両を制御する車両制御ECUや、センサ130等から取得する。
なお、図4(a)に示す「車両情報」に含まれる情報は一例である。例えば、図4(a)に示す「車両情報」の少なくとも一部は、「車両情報」に含まれていなくても良い。また、「車両情報」には、図4(a)に示す「車両情報」に含まれる情報とは異なる情報が含まれていても良い。
ここで、図3に戻り、車載装置110の機能構成の説明を続ける。
車両情報取得部(第2の情報取得部の一例)303は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。車両情報取得部303は、他車情報取得部302が取得した他車情報に含まれる位置情報を用いて、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点における自車両(第2の車両)の車両情報(第2車両情報)を取得する。また、車両情報取得部303は、例えば、事象検知部306が予め定められた事象を検知した場合、自車両の車両情報を取得する。なお、車両情報取得部303が取得する車両情報には、例えば、図4(a)の他車情報401の「車両情報」に対応する各情報が含まれる。
判定部304は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。判定部304は、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点における第1の車両の車両情報と、第2の車両(自車両)の車両情報とを用いて、当該地点における道路の通行のし易さ(又は、道路を通過する差異の危険度)をレベル分けして判定する。
例えば、第1の車両で所定の値以上の揺れが検知された地点において、第2の車両で所定の値以上の揺れが検知されなかった場合、判定部304は、第1の車両の車両情報と第2の車両の車両情報との比較により、一例として、次のような判定を行う。
例えば、判定部304は、当該地点において、第1の車両と第2の車両との車速の差が第1の閾値未満であり、第1の車両と第2の車両との舵角の差が第2の閾値未満である場合、当該地点における道路の通行のし易さを、安全に通行可能な第1のレベルと判定する。
ここで、第1の閾値は、第1の車両の車速と、第2の車両の車速とが同等であるか否か(例えば、第2の車両が道路上の障害を通過するために減速を行っていないか等)を判断するための値が予め定められているものとする。また、第2の閾値は、第1の車両の舵角と、第2の車両の舵角とが同等であるか否か(例えば、第2の車両が道路上の障害を回避するために車線変更を行っていないか等)を判断するための値が予め定められているものとする。
これにより、判定部304は、第2の車両が、当該地点を第1の車両と同等の車速、及び舵角で走行しても、所定の値以上の揺れが検知されないことから、例えば、当該地点における道路の障害が解消され、安全に走行可能な第1のレベルであると判定する。
また、判定部304は、当該地点における第1の車両と第2の車両との車速の差が第1の閾値未満であり、第1の車両と第2の車両との舵角の差が第2の閾値以上である場合、当該地点において、道路が安全に通行な車線を含む可能な第2のレベルと判定する。この場合、判定部304は、第2の車両が、当該地点において車線変更を行うことにより、当該地点を安全に通行することができたと判断し、当該地点における道路の通行のし易さを、例えば、第1のレベルより低い第2のレベルと判定する。
さらに、判定部304は、当該地点における第1の車両と第2の車両との車速の差が第1の閾値以上である場合、当該地点において、減速することにより安全に通行可能な第3のレベルと判定する。この場合、判定部304は、第2の車両が、当該地点において、減速することにより、当該地点を安全に通行することができたと判断し、当該地点における道路の通行のし易さを、例えば、第1のレベル、及び第2のレベルより低い第3のレベルと判定する。
自車情報送信部(送信部)305は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。自車情報送信部305は、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点における、第2の車両の車両情報と、判定部304による判定結果とを含む当該地点の情報を、道路の通行のし易さを示す道路の情報を提供する情報処理装置に送信する。例えば、自車情報送信部305は、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点における、第2の車両の車両情報と、判定部304による判定結果とを含む当該地点の情報を、通信制御部301を介して、サーバ装置100に送信する。
好ましくは、自車情報送信部305が送信する当該地点の情報には、第2の車両における、予め定められた事象(例えば、所定の値以上の揺れ)の検知結果が含まれる。
また、好ましくは、自車情報送信部305が送信する当該地点の情報には、画像取得部307が取得する、当該地点、及びその周辺を撮影した画像データが含まれる。
事象検知部306は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、予め定められた事象を検知する。例えば、事象検知部306は、センサ130で、所定の値以上の揺れ(例えば、縦揺れ)が検出されたことを検知する。なお、所定の値は、前述したように、例えば、道路に陥没、落石、落下物等の障害がある場合に検知され、かつ通常の走行時には検知され難い値が予め定められているものとする。
なお、事象検知部306で、予め定められた事象が検知された場合、自車情報送信部305は、予め定められた事象が検知された地点の位置情報と、当該地点で車両情報取得部303が取得した車両情報とを含む当該地点の情報を、サーバ装置100に送信する。
画像取得部307は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、カメラ140を用いて、車両10の周辺を撮影した画像データを取得する。画像取得部307が取得する画像データは、動画データであっても良いし、1つ以上の静止画データであっても良い。
例えば、画像取得部307は、車両10の周辺を継続的に撮影して記憶部310に記憶し、記憶した画像データの中から、事象検知部306が予め定められた事象を検知した時点(及び前後)の画像データを取得する。
位置情報取得部308は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、車両10の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部308は、図4(a)に示す他車情報401の「位置情報」に対応する情報を取得する。
例えば、位置情報取得部308は、車両10の位置を示す位置座標を、車両10に搭載されたカーナビゲーション装置や、カメラ140が撮影した画像データに含まれる位置情報等から取得する。或いは、位置情報取得部308は、位置座標を、GPS(Global Positioning System)や、車両10の車両情報等を用いて、自ら算出するものであっても良い。
同様に、位置情報取得部308は、道路区分、走行方向、車線等の情報を、例えば、車両10に搭載されたカーナビゲーション装置等から取得する。或いは、位置情報取得部308は、カメラ140が撮影した画像データ等を解析して、自ら取得するもの等であっても良い。
表示制御部309は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、例えば、サーバ装置100や、情報提供部B311が提供する表示画面等を、図2の表示装置208や、外部の表示装置等に表示させる。
記憶部310は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラム、及びストレージデバイス204、RAM202等によって実現され、例えば、他車情報取得部302が取得した他車情報401や、カメラ140が撮影した画像データ等を記憶する。
情報提供部B311は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、サーバ装置100から提供される道路の情報や、他の車両から提供される道路の情報等の表示画面を取得して提供する。一例として、情報提供部B311は、ウェブブラウザの機能を有し、サーバ装置100が提供するウェブサーバに接続し、サーバ装置100が提供するウェブページを、表示制御部309を用いて表示させる。
(サーバ装置の機能構成)
サーバ装置100は、例えば、通信制御部321、情報管理部322、情報提供部A323、及び道路情報DB(Database)324等を有する。なお、道路情報DB324は、サーバ装置100の外部に設けられた、他の情報処理装置等によって実現されるものであっても良い。
サーバ装置100は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラム(或いは、複数のコンピュータ200で実行されるプログラム)により、上記の各機能構成を実現している。
通信制御部321は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、通信I/F205等を用いて、1つ以上の車両10に搭載される1つ以上の車載装置110と通信を行う。
情報管理部322は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、1つ以上の車載装置110から送信される、予め定められた事象が検知された地点の情報を、道路情報DB324に記憶して管理する。
道路情報DB324には、例えば、図4(b)に示すような、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点において、1つ以上の第2の車両が取得した当該地点の情報402が含まれる。図4(b)の例では、当該地点の情報402には、「位置ID」、「日時」、「車両ID」、「状態」、「車両情報」、「画像データ」等が含まれている。
「位置ID」は、図4(a)に示す他車情報401に含まれる位置IDに対応しており、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点(位置)を識別する識別情報である。情報管理部322は、例えば、車載装置110から受信した当該地点の情報が、道路情報DB324に未登録の地点の情報である場合、新たな位置IDを決定(発行)して、受信した当該地点の情報を管理する。また、情報管理部322は、新たに発行された位置IDに対応する他車情報401を、情報提供システム1に含まれる車両10に搭載される車載装置110に通知する。
「日時」は、第2の車両が、当該地点の情報を取得(又は送信)した日時を示す情報である。「車両ID」は、当該地点の情報を送信した第2の車両を識別する識別情報である。
「状態」は、当該地点の道路の状態を示す情報である。例えば、「通行可能」、「安全な車線あり」、「要減速」等の情報は、第2の車両から送信される当該地点の情報に含まれる判定結果が記憶されている。
一方、「通行不能」、「揺れあり」等の情報は、一例として、情報管理部322が、第2の車両から送信される当該地点の情報を用いて判断する。例えば、第2の車両から送信される当該地点の情報に、当該地点の前後の画像データが含まれており、画像データには撮影時の位置座標が含まれているものとする。この場合、情報管理部322は、画像データに含まれている位置情報により、第2の車両が当該地点を通過したか否かを判断することができる。
また、別の一例として、第2の車両の車載装置110は、当該地点で所定の値以上の揺れを検知した場合、当該地点における位置情報と車両情報とに加えて、当該地点を通過したか否かを示す当該地点の情報を、サーバ装置100に送信するものであっても良い。
例えば、このようにして、情報管理部322は、第2の車両が当該地点を通過したか否かを判断して、第2の車両が当該地点で所定の値以上の揺れを検知し、かつ当該地点を通過していない場合、当該地点の「状態」を「通行不能」とする。また、情報管理部322は、第2の車両が当該地点で所定の値以上の揺れを検知し、かつ当該地点を通過した場合、当該地点の「状態」を「揺れあり」とする。
「車両情報」は、図4(a)に示す他車情報401の「車両情報」に対応しており、例えば、前述した、揺れの大きさ、車速、舵角、加速度、横滑り等の情報が含まれる。「画像データ」は、第2の車両から送信される当該地点の情報に含まれる1つ以上の画像データである。なお、当該地点の情報402には、例えば、「位置情報」等の情報がさらに含まれていても良い。
情報提供部A323は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、車載装置110の判定部304による判定結果を用いて、道路の通行のし易さを示す道路の情報を提供する。例えば、情報提供部A323は、ウェブサーバの機能を有し、道路の通行のし易さを示す地図情報と、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点の画像とを含む表示画面を生成して、生成した表示画面を含むウェブページを提供する。なお、情報提供部A323が提供する表示画面、及びその作成処理の例については、後述する。
<処理の流れ>
続いて、第1の実施形態に係る情報提供システム1による情報提供方法の処理の流れについて説明する。
(車載装置の処理)
図5は、第1の実施形態に係る車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。車両10に搭載される車載装置110は、例えば、車両10が走行可能な状態に起動(イグニッションオン)した後、図5に示す処理を実行する。
ステップS501において、他車情報取得部302は、例えば、図4(a)に示すような、第1の車両(他の車両)が所定の値以上の揺れを検知した地点の情報である他車情報401を、通信制御部301を介して、サーバ装置100から取得する。
ステップS502において、車載装置110は、事象検知部306により、第2の車両(自車両)において、所定の値以上の揺れが検知されたか否かを判断する。所定の値以上の揺れが検知されていない場合、車載装置110は、処理をステップS503に移行させる。一方、所定の値以上の揺れが検知された場合、車載装置110は、処理をステップS510に移行させる。
ステップS503に移行すると、車載装置110は、取得した他車情報401に含まれる位置情報と、位置情報取得部308が取得する位置情報とにより、第2の車両の位置が、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点であるかを判断する。
第2の車両の位置が、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点でない場合、車載装置110は、処理をステップS502に戻して、同様の処理を再び実行する。一方、第2の車両の位置が、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点である場合、車載装置110は、ステップS504以降の処理を実行する。
ステップS504に移行すると、車両情報取得部303は、第2の車両の車両情報(例えば、車速、舵角)を取得し、画像取得部307は、カメラ140が撮影した当該地点の画像(カメラ画像)を取得する。
好ましくは、画像取得部307が取得する当該地点の画像には、他の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点の画像、及び当該地点の前後の画像等が含まれる。
ステップS505において、判定部304は、他車情報取得部302が取得した他車情報401に含まれる第1の車両の車速と、車両情報取得部303が取得した第2の車両の車速に差異があるか否かを判断する。例えば、判定部304は、第1の車両と第2の車両との車速の差が、前述した第1の閾値以上である場合、第1の車両と第2の車両の車速に差異があると判断する。
第1の車両と第2の車両の車速に差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS506において、当該地点における道路の通行のし易さを、減速することにより安全に通行可能なレベルである「要減速」(第3のレベル)と判定する。
一方、第1の車両と第2の車両の車速に差異がないと判断された場合、判定部304は、処理をステップS507に移行させる。
ステップS507に移行すると、判定部304は、他車情報取得部302が取得した他車情報401に含まれる第1の車両の舵角と、車両情報取得部303が取得した第2の車両の舵角に差異があるか否かを判断する。例えば、判定部304は、第1の車両の舵角と第2の車両の舵角との差が、前述した第2の閾値以上である場合、第1の車両と第2の車両の舵角に差異があると判断する。
第1の車両と第2の車両の舵角に差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS508において、当該地点における道路の通行のし易さを、車線を変更することにより安全に走行可能なレベルである「安全な車線あり」(第2のレベル)と判定する。
一方、第1の車両と第2の車両の舵角に差異がないと判断された場合、判定部304は、ステップS509において、当該地点における道路の通行のし易さを、安全に走行可能なレベルである「通行可能」(第1のレベル)と判定する。
なお、ステップS504において取得された第2の車両の車両情報、当該地点の画像、及びステップS505〜S509で判定された、判定部304による判定結果は、一例として、ステップS511において、記憶部310に記憶される。
また、別の一例として、ステップS504において取得された第2の車両の車両情報、当該地点の画像、及び判定部304による判定結果は、自車情報送信部305が、当該地点の情報として、サーバ装置100に送信するものであっても良い。
一方、ステップS502からステップS510に移行すると、位置情報取得部308は、所定の値以上の揺れが検知された地点の位置情報を取得し、車両情報取得部303は、所定の値以上の揺れが検知された地点における、第2の車両の車両情報を取得する。さらに、画像取得部307は、所定の値以上の揺れが検知された地点、及び当該地点の前後の画像データ等を取得する。ここで取得された位置情報、車両情報、及び画像データ(カメラ画像)は、一例として、ステップS511において、記憶部310に記憶される。
また、別の一例として、ステップS510において取得された位置情報、車両情報、及び画像データは、自車情報送信部305が、当該地点の情報として、サーバ装置100に送信するものであっても良い。
ステップS511で、ステップS502〜S510で取得された情報が、記憶に記憶された場合、ステップS512において、自車情報送信部305は、アクセサリ電源がオフ(ACC−OFF)であるか否かを判断する。
ACC−OFFでない場合、自車情報送信部305は、処理をステップS502に戻して、車載装置110は、同様の処理を繰り返し実行する。一方、ACC−OFFである場合、自車情報送信部305は、ステップS513において、記憶部310に記憶されている当該地点の情報を、サーバ装置100等に送信する。
なお、図5に示す処理は一例である。例えば、ステップS502において、事象検知部306は、所定の値以上の揺れとは異なる、1つ以上の予め定められた事象(例えば、横滑り、落石、冠水、積雪等)を検知するものであっても良い。
また、車載装置110の判定部304は、ステップ502で所定の値以上の揺れが検知された場合、第2の車両が、当該地点を通過できない「通行不能」状態であるか、当該地点を通過できた「揺れあり」状態であるかを判定するものであっても良い。これにより、例えば、サーバ装置100において、第2の車両が当該地点を通過できたか否かを判断する処理を省略することができるようになるので、サーバ装置100の負荷を低減させることができる。
(サーバ装置の処理)
図6は、第1の実施形態に係るサーバ装置の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、サーバ装置100が、第2の車両から送信される当該地点の情報を受信したときに実行する処理の一例を示している。
ステップS601において、サーバ装置100の通信制御部321が、第2の車両から送信される当該地点の情報を受信すると、サーバ装置100は、ステップS602以降の処理を実行する。
ステップS602において、情報管理部322は、通信制御部321が受信した情報を用いて、道路情報DB324を更新する。例えば、情報管理部322は、通信制御部321が受信した情報を用いて、図4(b)に示すような当該地点の情報402を更新する。
ステップS603において、情報提供部A323は、所定の期間(例えば、直近1時間、直近3時間、直近6時間、直近24時間等)内に、当該地点を車両が通過した通行実績があるかを判断する。例えば、情報提供部A323は、図4(b)に示すような当該地点の情報402を用いて、所定の期間内に、「状態」が「通行不能」とは異なる情報が記憶されている場合、通行実績があると判断する。
通行実績があると判断された場合、情報提供部A323は、処理をステップS605に移行させる。一方、通行実績がないと判断された場合、情報提供部A323は、処理をステップS604に移行させる。
ステップS604に移行すると、情報提供部A323は、当該地点において道路が通行不可であると判断する。
一方、ステップS603からステップS605に移行すると、情報提供部A323は、所定の期間内に、当該地点を車両が通過した車両が、揺れを検知したか(揺れがあるか)を判断する。例えば、情報提供部A323は、図4(b)に示すような当該地点の情報402を用いて、所定の期間内に、「状態」に「揺れあり」の情報が記憶されている場合、当該地点を車両が通過した車両が、揺れを検知したと判断する。
当該地点を車両が通過した車両が揺れを検知したと判断された場合、情報提供部A323は、処理をステップS606に移行させる。一方、当該地点を車両が通過した車両が揺れを検知していないと判断された場合、情報提供部A323は、処理をステップS607に移行させる。
ステップS606に移行すると、情報提供部A323は、当該地点における道路の通行のし易さを、当該地点を通行することによるリスクが大きい「リスク大」と判断する。
一方、ステップS605からステップS607に移行すると、情報提供部A323は、所定の期間内に、当該地点を車両が通過した車両の「状態」が、「要減速」であるかを判断する。例えば、情報提供部A323は、図4(b)に示すような当該地点の情報402を用いて、所定の期間内に、「状態」に「要減速」の情報が記憶されている場合、当該地点を車両が通過した車両の状態が、「要減速」であると判断する。或いは、情報提供部A323は、所定の期間内に、「状態」に「要減速」の情報が記憶されている割合が、所定の割合以上である場合、当該地点を車両が通過した車両の状態が、「要減速」であると判断するものであっても良い。
当該地点を車両が通過した車両の状態が「要減速」であると判断された場合、情報提供部A323は、ステップS608において、当該地点における道路の通行のし易さを、「リスク大」より、リスクが低い「リスク中」と判断する。
一方、当該地点を車両が通過した車両の状態が「要減速」でないと判断された場合、情報提供部A323は、ステップS609において、当該地点における道路の通行のし易さを、「リスク大」、「リスク中」より、リスクが低い「リスク小」と判断する。
ステップS610において、情報提供部A323は、ステップS603〜S609で判断された、当該地点の通行のし易さが、提供中のウェブページにおける表示画面の出力状態と同じであるか否かを判断する。
提供中のウェブページにおける表示画面の出力状態と同じである場合、情報提供部A323は、処理を終了させる。一方、提供中のウェブページにおける表示画面の出力状態と同じでない場合、情報提供部A323は、ステップS611において、ウェブページの出力状態、例えば、当該地点の通行のし易さを示す地図情報を更新する。
(情報提供部が提供する表示画面の例)
図7は、一実施形態に係る情報提供部が提供する表示画面の例を示す図である。情報提供部A323は、例えば、ウェブサーバの機能を有し、ウェブブラウザで所定の接続先に接続する情報処理装置に対して、図7に示すような表示画面を表示させる。
図7において、情報提供部A323が提供する表示画面には、道路の通行のし易さを示す地図情報700が含まれる。
好ましくは、利用者は、地図情報700上に表示された複数の選択肢701の中から、道路の通行のし易さを判定する所定の期間を設定することができる。
また、情報提供部A323は、図6に示す処理により判断された、道路の通行のし易さを、「通行不能」を示す線702、「リスク大」を示す線703、「リスク中」を示す線704、「リスク小」を示す線705等を用いて、レベル分けして表示する。
好ましくは、情報提供部A323が提供する表示画面は、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点の画像707を含む。この画像707は、利用者が、例えば、表示画面に表示されたカメラアイコン706を選択することによって、表示させることができる。情報提供部A323は、カメラアイコン706が選択されると、例えば、図4(b)に示すような当該地点の情報402の「車両情報」を参照し、最も大きい揺れを検知した車両10が取得した画像データを用いて、当該地点の画像707を表示させる。
このような表示画面により、情報提供システム1の利用者は、地図情報700を用いて、道路の通行のし易さを容易に判断することができるようになり、かつ現地の状況を画像707で確認することができるようになる。
なお、図7に示す表示画面は、情報提供部A323が提供する表示画面の一例である。例えば、情報提供部A323は、「リスク大」、「リスク中」、「リスク小」等の情報に代えて、車載装置110が判定した「要減速」、「安全な車線あり」、「通行可能」等の情報を用いて、地図情報700を表示画面に表示させるものであっても良い。
以上、本実施形態によれば、車両10が取得する車両情報を用いて道路の情報を提供する情報提供システム1において、利用者が道路の通行のし易さを判断することができる道路の情報を提供することができるようになる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、車載装置110の判定部304は、第1の車両、及び第2の車両から取得した車両情報のうち、車速、及び舵角を示す情報を用いて、道路の通行のし易さをレベル分けして判定していた。ただし、これはあくまで一例であり、車載装置110の判定部304は、車速、舵角以外の車両情報を用いて、道路の通行のし易さをレベル分けして判定するものであっても良い。
第2の実施形態では、車載装置110の判定部304が、車速、舵角以外の車両情報を用いて、道路の通行のし易さをレベル分けして判定する場合の処理の例について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る車載装置の処理の一例を示す図である。なお、図8に示す処理のうち、ステップS501〜S504、S510〜S513の処理は、図6に示す第1の実施形態の処理と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。なお、ここでは、車両情報取得部303が取得する車両情報に、車両10の加速度、及び横滑りの情報が含まれているものとする。
ステップS801において、判定部304は、他車情報取得部302が取得した他車情報401に含まれる第1の車両の加速度と、車両情報取得部303が取得した第2の車両の加速度とに差異があるか否かを判断する。例えば、判定部304は、第1の車両と第2の車両との加速度の差が、第3の閾値以上である場合、第1の車両と第2の車両の加速度に差異があると判断する。
なお、加速度の差異は、例えば、道路における積雪、泥沼化、冠水等により、車速が低下するような状況を判定するために用いられる。
第1の車両と第2の車両の加速度に差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS802において、当該地点における道路の通行のし易さを、当該地点において加速操作が必要になる「要加速」と判定する。一方、第1の車両と第2の車両との加速度の差が第3の閾値未満である場合、判定部304は、処理をステップS803に移行させる。
ステップS803に移行すると、判定部304は、他車情報取得部302が取得した他車情報401に含まれる第1の車両の横滑りと、車両情報取得部303が取得した第2の車両における横滑りとに差異があるかを判断する。例えば、判定部304は、第1の車両における横滑りの有無と、第2の車両における横滑りの有無が相違する場合、第1の車両と第2の車両の横滑りに差異があると判断する。
なお、横滑りの有無の情報は、例えば、道路の凍結、砂、落葉等により、車両10が横滑りするような状況を判定するために用いられる。
第1の車両と第2の車両の横滑りに差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS804において、当該地点における道路の通行のし易さを、当該地点において減速操作が必要になる「要減速」と判定する。
一方、第1の車両と第2の車両の横滑りに差異がないと判断された場合、判定部304は、処理をステップS805に移行させる。
なお、当該地点において横滑りが発生する状況では、例えば、ステップS502で検知される所定の値以上の揺れには、ガードレールや他の車両等との接触による横揺れが含まれることが想定される。従って、本実施形態に係る所定の値以上の揺れには、縦揺れだけではなく、横揺れが含まれていても良い。
ステップS805に移行すると、判定部304は、他車情報取得部302が取得した他車情報401に含まれる第1の車両の車速と、車両情報取得部303が取得した第2の車両の車速とに差異があるか否かを判断する。なお、この処理は、図5のステップS505の処理と同様で良い。
第1の車両と第2の車両の車速に差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS804において、当該地点における道路の通行のし易さを、例えば、第1の実施形態と同様に「要減速」と判定する。
一方、第1の車両と第2の車両の車速に差異がないと判断された場合、判定部304は、処理をステップS806に移行させる。
ステップS806に移行すると、判定部304は、他車情報取得部302が取得した他車情報401に含まれる第1の車両の舵角と、車両情報取得部303が取得した第2の車両の舵角とに差異があるか否かを判断する。なお、この処理は、図5のステップS507の処理と同様で良い。
第1の車両と第2の車両の舵角に差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS807において、当該地点における道路の通行のし易さを、例えば、第1の実施形態と同様に「安全な車線あり」と判定する。
一方、第1の車両と第2の車両の舵角に差異がないと判断された場合、判定部304は、ステップS808において、当該地点における道路の通行のし易さを、例えば、第1の実施形態と同様に「通行可能」と判定する。
このように、判定部304は、必要に応じて、車両情報取得部303が取得する様々な車両情報を用いて、道路の通行のし易さを判定することができる。
なお、第1、2の実施形態では、車載装置110が判定部304を有し、判定処理を実行するので、道路の通行のし易さを示す道路の情報を提供するサーバ装置100の負荷を軽減させる効果が期待できる。
[第3の実施形態]
第1、2の実施形態では、車載装置110が判定部304を有している場合の例について説明したが、判定部304はサーバ装置100が有しているものであっても良い。第3の実施形態では、サーバ装置100が判定部304を有している場合の例について説明する。
<機能構成>
図9は、第3の実施形態に係る情報提供システムの機能構成の例を示す図である。ここでは、図3に示す第1の実施形態に係る情報提供システム1との相違点を中心に説明を行う。
(車載装置の機能構成)
第3の実施形態に係る車載装置110は、図3に示す第1の実施形態に係る車載装置110の機能構成のうち、判定部304を有していなくても良い。また、第3の実施形態では、自車情報送信部305がサーバ装置100に送信する当該地点の情報には、判定部304による判定結果が含まれていなくても良い。
なお、第3の実施形態に係る車載装置110の他の機能構成は、図3に示す第1の実施形態に係る車載装置110の機能構成と同様で良い。
(サーバ装置の機能構成)
第3の実施形態に係るサーバ装置100は、図3に示す第1の実施形態に係るサーバ装置100の機能構成に加えて、第1の情報取得部901、第2の情報取得部902、及び判定部304等を有する。
第1の情報取得部901は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、第1の車両が、道路における予め定められた事象を検知した地点を示す位置情報と、当該地点における第1の車両の車両情報(第1車両情報)とを取得する。例えば、第1の情報取得部901は、第1の車両が送信する、所定の値以上の揺れを検知した地点を示す位置情報と、当該地点における第1の車両の車両情報とを含む当該地点の情報を、通信制御部321を介して受信する。
第2の情報取得部902は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、第1の車両が予め定められた事象を検知した地点における第2の車両の車両情報(第2車両情報)を取得する。例えば、第2の情報取得部902は、第2の車両が送信する、第2の車両の車両情報を含む当該地点の情報を、通信制御部321を介して受信する。
なお、第1の情報取得部901、及び第2の情報取得部902の機能は、1つの情報取得部903で実現されるものであっても良い。
また、本実施形態に係る情報管理部(管理部)322は、第1の情報取得部901が取得する第1の車両の車両情報と、第2の情報取得部902が取得する1つ以上の第2の車両の車両情報とを、道路情報DB324に記憶して管理する。
判定部304は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現され、情報管理部322が管理する第1の車両の車両情報と、第2の車両の所領情報とを用いて、当該地点における道路の通行のし易さをレベル分けして判定する
さらに、本実施形態に係る情報提供部A323は、サーバ装置100の判定部304の判定結果を用いて、道路の通行のし易さを示す道路の情報を提供する。
<処理の流れ>
(サーバ装置の処理)
図10は、第3の実施形態に係るサーバ装置の処理の例を示すフローチャートである。なお、第3の実施形態に係るサーバ装置100の基本的な処理は、図6に示す第1の実施形態に係るサーバ装置の処理と同様なので、ここでは、同様の処理に関する詳細な説明は省略する。
ステップS1001において、サーバ装置100は、第2の情報取得部902が、通信制御部321を介して、第2の車両から送信される当該地点の情報を受信すると、ステップS1002以降の処理を実行する。
ステップS1002において、情報管理部322は、第2の情報取得部902が受信した第2の車両の車両情報を用いて、道路情報DB324に含まれる当該地点の情報を更新する。なお、第2の実施形態に係る道路情報DB324に含まれる当該地点の情報は、図4(b)に示す第1の実施形態に係る当該地点の情報402に含まれる各情報のうち、「状態」の情報が含まれていなくても良い。
ステップS1003において、判定部304は、所定の期間(例えば、直近1時間、直近3時間、直近6時間、直近24時間等)内に、当該地点を車両が通過した通行実績があるかを判断する。
通行実績があると判断された場合、判定部304は、処理をステップS1005に移行させる。一方、通行実績があると判断されない場合、判定部304は、処理をステップS1004に移行させる。
ステップS1004に移行すると、判定部304は、当該地点において道路が通行不可であると判断する。
一方、ステップS1003からステップS1005に移行すると、判定部304は、所定の期間内に、当該地点を車両が通過した第2の車両の車両情報に、「揺れなし」、すなわち、所定の値以上の揺れが検知されていないデータがあるか否かを判断する。
「揺れなし」のデータがある場合、判定部304は、処理をステップS1006に移行させる。一方、「揺れなし」のデータがない場合、判定部304は、処理をステップS1007に移行させる。
ステップS1006に移行すると、判定部304は、当該地点における道路の通行のし易さを、「リスク大」と判断する。
一方、ステップS1005からステップS1007に移行すると、判定部304は、所定の期間内に、当該地点を通過した第1の車両と第2の車両の舵角に差異があるかを判断する。例えば、判定部304は、1つ以上の第2の車両から取得した車両情報の中に、第1の車両情報に含まれる舵角より、閾値以上の差異がある舵角が含まれるか(或いは、所定の割合以上含まれるか)否かを判断する。
当該地点を通過した第1の車両と第2の車両の舵角に差異があると判断された場合、判定部304は、ステップS1008において、当該地点における道路の通行のし易さを、「リスク中」と判断する。
一方、当該地点を通過した第1の車両と第2の車両の舵角に差異がないと判断された場合、判定部304は、ステップS1009において、当該地点における道路の通行のし易さを、「リスク小」と判断する。
なお、ステップS1003〜S1009で判定部304が判定した結果は、例えば、図11に示すような判定結果1100として、道路情報DB324に記憶される。
図11は、第3の実施形態に係る判定部による判定結果のイメージを示す図である。図11の例では、判定部304による判定結果1100には、「位置ID」、「車速」、「舵角」、「縦揺」、「状態」等の情報が含まれる。
「位置ID」は、第1の車両が所定の値以上の揺れを検知した地点を識別する識別情報である。図11の例では、位置ID「00020」に関する情報のみが例示されている。
「車速」は、判定部304が判定した、第1の車両と第2の車両の車速に差異があるか(閾値以上の差があるか)を示す情報であり、第1の車両と第2の車両の車速に差異がある場合、「○」が設定される。同様に、「舵角」は、判定部304が判定した、第1の車両と第2の車両の舵角に差異がある場合、「○」が設定される。
また、「縦揺」は、第2の車両で、所定の値以上の揺れ(縦揺れ)が検知された場合、「○」が設定される。「状態」は、ステップS1003〜S1009で判定部304が判定した「通行不可」、「リスク大」、「リスク中」、「リスク小」等の情報が記憶される。
図11の例では、状態「リスク大」は、第2の車両が当該地点を通行した実績があるものの、当該地点を通行した第2の車両は、いずれも縦揺れを検知していることが判る。従って、当該地点を通行する車両は、何らかの被害を受ける恐れがある。
また、状態「リスク中」は、当該地点おいて、第1の車両と舵角の差異がある場合、第2の車両において、縦揺れが検知されていないことが判る。従って、当該地点を通過する車両は、例えば、車線変更等、ステアリング操作により、車両への被害を回避できる可能性がある。
さらに、状態「リスク小」は、当該地点において、いずれの第2の車両でも、縦揺れが検知されていないことが判る。従って、当該地点を通過する車両は、例えば、特別な操作を行わなくても、車両への被害を受けることがない可能性がある。
情報提供部A323は、例えば、このような判定結果1100に記憶された、所定の期間内の「状態」の遷移や、割合等により、道路の通行のし易さを示す道路の情報を提供する。
ここで、図10に戻り、フローチャートの説明を続ける。
ステップS1010において、情報提供部A323は、例えば、図11に示されるような判定部304による判定結果1100を用いて、当該地点の通行のし易さが、提供中のウェブページにおける表示画面の出力状態と同じであるか否かを判断する。
提供中のウェブページにおける表示画面の出力状態と同じである場合、情報提供部A323は、処理を終了させる。一方、提供中のウェブページにおける表示画面の出力状態と同じでない場合、情報提供部A323は、処理をステップS1011に移行させる。
ステップS1011に移行すると、情報提供部A323は、例えば、図11に示すような、判定結果1100を用いて、ウェブページの出力状態、例えば、図7に示すような表示画面を更新する。
上記の処理により、サーバ装置100は、車載装置110が判定部304を有していない場合であっても、例えば、図7に示すような表示画面を表示させるウェブページ等を提供することができるようになる。
なお、第3の実施形態では、サーバ装置100が判定部304を有し、判定処理を実行するので、車載装置110の負荷を軽減させる効果が期待できる。
[応用例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、様々な変形や変更が可能である。
例えば、情報提供システム1は、道路を通行した車両10の車種の情報を、車両情報に含めて取得し、車種毎に、道路の通行のし易さを示す情報を提供するものであっても良い。或いは、情報提供システム1は、道路を通行した車両10の重さや車幅等の情報を、車両情報に含めて取得し、車両10の重さや車幅に応じて、道路の通行のし易さを示す情報を提供するものであっても良い。
また、第2の車両の車載装置110は、判定部304による判定結果を含む当該地点の情報を、情報提供部B311を有する他の車両の車載装置110に送信するものであっても良い。これにより、他の車両における車載装置110の情報提供部B311は、受信した当該地点の情報に含まれる「通行可能」、「安全な車線あり」、「要減速」等の判定結果を用いて、道路の通行のし易さを示す道路の情報を、乗員に提供することができるようになる。
さらに、図3、9に示す情報提供システム1の機能構成は一例であり、本発明に係る情報提供システム1は、様々な構成が可能である。例えば、図3において、車載装置110に含まれる構成要素は、複数の車載機器に分散されて設けられていても良い。また、通信装置120と車載装置110とは、1つの車載装置110で実現されるものであっても良い。また、サーバ装置100に含まれる構成要素は、複数の情報処理装置に分散して設けられているものであっても良い。
1 情報提供システム
10 車両
302 他車情報取得部(第1の情報取得部の一例)
303 車両情報取得部(第2の情報取得部の一例)
304 判定部
305 自車情報送信部(送信部)
307 画像取得部
311 情報提供部B(情報提供部の一例)
322 情報管理部
323 情報提供部A(情報提供部の一例)
901 第1の情報取得部

Claims (14)

  1. 第1の車両が、道路における所定の値以上の振動を検知した地点を示す位置情報と、当該地点において前記第1の車両が取得した前記第1の車両の速度及び舵角を含む第1車両情報とを取得する第1の情報取得部と、
    当該地点における第2の車両の速度及び舵角を含む第2車両情報を取得する第2の情報取得部と、
    当該地点における、前記第1の車両の速度と前記第2の車両の速度との比較、及び第1の車両の舵角と前記第2の車両の舵角との比較のうち、少なくとも一つに基づいて前記振動が検知された地点における前記道路の通行のし易さを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を用いて、前記道路の通行のし易さを示す前記道路の情報を提供する情報提供部と、
    を有し、
    前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記第1の車両と前記第2の車両との舵角の差が第2の閾値未満である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、安全に通行可能な第1のレベルと判定する情報提供システム。
  2. 当該地点の画像を取得する画像取得部を有し、
    前記情報提供部は、前記道路の通行のし易さを示す地図情報と、当該地点の前記画像とを含む表示画面を提供する、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記第2の車両は、
    前記第1の情報取得部と、
    前記第2の情報取得部と、
    前記判定部と、
    当該地点における前記第2車両情報と、前記判定部による判定結果とを含む当該地点の情報を、前記情報提供部を有する情報処理装置に送信する送信部と、
    を有する車載装置を備える、請求項1又は2に記載の情報提供システム。
  4. 前記車載装置は、当該地点の画像を取得する画像取得部を有し、
    前記送信部が送信する当該地点の情報は、前記画像取得部が取得する当該地点の前記画像を含む、請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記判定部は、当該地点において、前記第2の車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合、当該地点における、前記第1の車両の速度と前記第2の車両の速度との比較、及び第1の車両の舵角と前記第2の車両の舵角との比較のうち、少なくとも一つに基づいて前記道路の通行のし易さをレベル分けして判定する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  6. 前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記第1の車両と前記第2の車両との舵角の差が第2の閾値以上である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、前記道路に安全に通行可能な車線が含まれる第2のレベルと判定する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  7. 前記判定部は、当該地点において前記第2の車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値以上である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、減速することにより安全に通行可能な第3のレベルと判定する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  8. 前記情報提供システムは、
    前記第1の情報取得部と、
    前記第2の情報取得部と、
    前記第1の情報取得部が取得する前記第1の車両の前記第1車両情報と、前記第2の情報取得部が取得する1つ以上の前記第2の車両の前記第2車両情報とを管理する情報管理部と、
    前記判定部と、
    前記情報提供部と、
    を有する情報処理装置を含み、
    前記判定部は、前記情報管理部が管理する前記第1車両情報及び前記第2車両情報を用いて、当該地点における前記道路の通行のし易さをレベル分けして判定する、請求項1又は2に記載の情報提供システム。
  9. 前記第1車両情報及び前記第2車両情報は、前記所定の値以上の振動の検知結果を含み、
    前記判定部は、当該地点を通過した車両があり、かつ当該地点を通過した車両の中に、前記振動を検知していない車両が含まれない場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、第1のレベルと判定する、請求項に記載の情報提供システム。
  10. 前記判定部は、当該地点を通過した車両の中に、前記所定の値以上の振動を検知していない車両が含まれ、かつ前記第2車両情報の中に、前記第1の車両の舵角との差が閾値以上の舵角を示す前記第2車両情報が含まれる場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、前記第1のレベルより通行し易い第2のレベルと判定する、請求項に記載の情報提供システム。
  11. 前記判定部は、当該地点を通過した車両の中に、前記所定の値以上の振動を検知していない車両が含まれ、かつ前記第2車両情報の中に、前記第1の車両の舵角との差が閾値以上の舵角を示す前記第2車両情報が含まれない場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、前記第1のレベル及び前記第2のレベルより通行し易い第3のレベルと判定する、請求項10に記載の情報提供システム。
  12. 前記判定部は、前記情報管理部が管理する前記第1車両情報及び前記第2車両情報に、当該地点を通過した車両の車両情報が含まれない場合、当該地点において前記道路を通行不可と判定する、請求項乃至11のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  13. 車両に搭載される車載装置であって、
    前記車両とは異なる他の車両が、道路における所定の値以上の振動を検知した地点を示す位置情報と、当該地点において前記他の車両が取得した前記他の車両の速度及び舵角を含む第1車両情報とを取得する第1の情報取得部と、
    当該地点における前記車両の速度及び舵角を含む第2車両情報を取得する第2の情報取得部と、
    当該地点における、前記他の車両の速度と前記車両の速度との比較、及び前記他の車両の舵角と前記車両の舵角との比較のうち、少なくとも一つに基づいて前記振動が検知された地点における前記道路の通行のし易さを判定する判定部と、
    当該地点における前記第2車両情報と、前記判定部による判定結果とを含む当該地点の情報を、前記判定結果を用いて前記道路の通行のし易さを示す前記道路の情報を提供する情報処理装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記判定部は、当該地点において前記車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合であって、当該地点における、前記他の車両と前記車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記他の車両と前記車両との舵角の差が第2の閾値未満である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、安全に通行可能な第1のレベルと判定する、車載装置。
  14. 第1の車両が、道路における所定の値以上の振動を検知した地点を示す位置情報と、当該地点において前記第1の車両が取得した前記第1の車両の速度及び舵角を含む第1車両情報とを取得するステップと、
    当該地点における第2の車両の速度及び舵角を含む第2車両情報を取得するステップと、
    当該地点における、前記第1の車両の速度と前記第2の車両の速度との比較、及び第1の車両の舵角と前記第2の車両の舵角との比較のうち、少なくとも一つに基づいて前記振動が検知された地点における前記道路の通行のし易さを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果を用いて、前記道路の通行のし易さを示す前記道路の情報を提供するステップと、
    をコンピュータが実行し、
    前記判定ステップは、当該地点において前記第2の車両で前記所定の値以上の振動が検知されない場合であって、当該地点における、前記第1の車両と前記第2の車両との速度の差が第1の閾値未満であり、かつ前記第1の車両と前記第2の車両との舵角の差が第2の閾値未満である場合、当該地点における前記道路の通行のし易さを、安全に通行可能な第1のレベルと判定する、情報提供方法。
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