JPWO2018198258A1 - レンズ鏡筒、カメラボディ、カメラシステム - Google Patents

レンズ鏡筒、カメラボディ、カメラシステム Download PDF

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Abstract

レンズ鏡筒と撮像部とを一体に駆動するブレ補正機構を備えたレンズ交換式カメラにおいて、レンズ交換を円滑に実行できるようにして、実用性、利便性を高めることが可能なカメラシステム、レンズ鏡筒を提供する。カメラボディを着脱可能なレンズ鏡筒であって、レンズ鏡筒は、前記カメラボディの第1部と係合する第1係合部を有する第1筒と、前記第1筒の内側に配置され、前記カメラボディの第2部と係合する第2係合部と光学系とを有する第2筒と、前記第1筒に対して前記第2筒を駆動する駆動部と、を備える。

Description

本発明は、レンズ鏡筒、カメラボディ、カメラシステムに関するものである。
動画撮影が可能な撮像装置において、広い範囲のブレ補正角を補正するために、従来、撮像部と一体のレンズ鏡筒を撮像装置の外枠に対して揺動可能とし、光軸に直交する支持軸を有する2つの駆動部を備えるブレ補正機構が存在する(特許文献1参照)。
一方、レンズ交換式カメラにおいては、レンズを交換する際に、カメラボディに対してレンズ鏡筒を着脱できるようにする必要がある。
特開2013−140285号公報
本発明のレンズ鏡筒は、カメラボディを着脱可能なレンズ鏡筒であって、前記カメラボディの第1部と係合する第1係合部を有する第1筒と、前記第1筒の内側に配置され、前記カメラボディの第2部と係合する第2係合部と光学系とを有する第2筒と、前記第1筒に対して前記第2筒を駆動する駆動部と、を備える構成とした。
また、本発明のレンズ鏡筒は、カメラボディを着脱可能なレンズ鏡筒であって、第1筒と、前記第1筒の内側に配置され、光学系を有する第2筒と、前記第1筒に対して前記第2筒を、前記光学系の光軸とは異なる軸を中心とした回転方向に駆動する駆動部と、を備える構成とした。
また、本発明のカメラボディは、光学系を有するレンズ鏡筒を着脱可能なカメラボディであって、前記レンズ鏡筒の第1筒と係合する第1係合部を有する第1筐体と、前記第1筐体の内側に配置され、前記レンズ鏡筒の第2筒と係合する第2係合部と撮像素子とを有する第2筐体と、を備え、前記第2筐体は、前記光学系の光軸とは異なる軸を中心とした回転方向に駆動される構成とした。
また、本発明のカメラシステムは、カメラボディとレンズ鏡筒とが着脱可能なカメラシステムであって、前記カメラボディは、第1筐体と、撮像素子を有する第2筐体と、を備え、前記レンズ鏡筒は、前記第1筐体と係合する第1筒と、光学系を有し、前記第2筐体と係合する第2筒と、前記第1筐体又は前記第1筒に対して、前記第2筐体と前記第2筒とを駆動する駆動部と、を備える構成とした。
第1実施形態のレンズ鏡筒3と、カメラボディ2とを備えるカメラシステム1のシステム構成図である。 第1実施形態のレンズ鏡筒3と、カメラボディ2とを備えるカメラシステム1のシステム構成を簡素化して示した図である。 ボディ制御部215が行う処理を示すフローチャートである。 レンズ鏡筒3が行う一体駆動ブレ補正動作の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態のレンズ鏡筒3と、カメラボディ2とを備えるカメラシステム1のシステム構成図である。
以下、図面等を参照して説明する。
以下の説明において、理解を容易にするために、必要に応じてピッチ軸P、ヨー軸Y、ロール軸Rという文言を用いる。実施形態において、ピッチ軸Pは、レンズ鏡筒3をカメラボディ2に装着した際に、撮影者が光軸を水平として横長の画像を撮影する場合のカメラボディ2の位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左右方向に延在する軸である。ヨー軸Yは、正位置において上下方向に延在する軸である。ロール軸Rは、正位置において光軸方向に延在する軸である。よって、ピッチ軸P、ヨー軸Y、ロール軸Rは、互いに直交している。なお、「直交」とは厳密に90度だけでなく、製造誤差や組立誤差によって90度から、若干ずれた範囲も含まれる。
また、ピッチ軸Pを中心とした回転をピッチング、ヨー軸Yを中心とした回転をヨーイング、ロール軸Rを中心とした回転をローリングとする。さらに、ピッチングの方向をピッチ方向、ヨーイングの方向をヨー方向、ローリングの方向をロール方向とする。
また、ピッチ軸Pに沿った方向又はヨー軸Yに沿った方向をシフト方向とする。
(第1実施形態)
図1Aは、第1実施形態のレンズ鏡筒3と、カメラボディ2とを備えるカメラシステム1のシステム構成図である。図1Bは、第1実施形態のレンズ鏡筒3と、カメラボディ2とを備えるカメラシステム1のシステム構成を簡素化して示した図である。なお、図1Aと図1Bとは、同じカメラシステム1を示しているので、これらの図は、例えば、一方の図に含まれていない構成については、他方で補うものとし、これらは相互に補完するものである。
カメラシステム1は、ズーム可能なシステムであってもよいし、ズームのできないシステムであってもよい。
(レンズ鏡筒3)
本実施形態のレンズ鏡筒3は、カメラボディ2に対して着脱可能である。また、レンズ鏡筒3は、縮筒状態(非撮影状態,収納状態,沈胴状態)と、伸長状態(撮影状態)との間で伸縮可能である。
レンズ鏡筒3は、図1A,1Bのシステム構成図に示すように、結像光学系であるレンズ群Lを内部に保持するレンズ内殻302、レンズ内殻302の外周に配置された筐体320、及び筐体320の外周に配置されたレンズ外殻301(例えば、固定筒)等を備える。レンズ内殻302と筐体320とを合わせてレンズ内殻としてもよい。
本実施形態のレンズ鏡筒3において、レンズ内殻302は、筐体320に対してピッチ軸Pを中心としてピッチ方向に回転可能である。また、筐体320は、レンズ外殻301に対してヨー軸Yを中心としてヨー方向に回転可能である。
レンズ鏡筒3の全体としての外形が円筒形状の場合、レンズ内殻、レンズ外殻、筐体も円筒形状であることが考えられる。しかし、他部品配置等のために内周面又は外周面に平坦部を設けてもよい。また、レンズ内殻、レンズ外殻、筐体の形状は、適宜、平坦部・切欠き・厚みの変化する部分等を形成して変形してもよい。円筒形状でなく、四角柱のような形状であってもよい。
(レンズ内殻302)
図1A,1Bに示すようにレンズ鏡筒3のレンズ内殻302は、レンズ群Lと、シフト方向防振システム330と、ブレ検出部325と、レンズ内殻マウント326と、を備える。
また、レンズ内殻302は、レンズ内殻302を筐体320に対して、ピッチ方向に駆動するピッチ駆動部322の一部を備える。
レンズ群Lは、被写体像をカメラボディ2に配置された撮像素子220に結像する結像光学系である。また、レンズ群Lは防振光学系LBを含む。防振光学系LBはシフト方向に移動し、手振れ等による像ブレを補正することができる。
シフト方向防振システム330は、シフト方向に移動する防振光学系LBを制御するシステムである。防振光学系LBを保持する可動枠、防振光学系LBの位置を検出する防振光学系位置検出部、可動枠をシフト方向に駆動するシフト駆動部332、等を備える。シフト駆動部332は、ボイスコイルモータ(VCM)等があげられる。シフト駆動部332により、防振光学系LBは、撮影者の手ブレ等に起因する被写体像の像ブレを打ち消す方向に駆動され、像ブレが補正される。
ブレ検出部325は、レンズ内殻302のピッチ方向、ヨー方向、ロール方向又はシフト方向の振れを検出する。ブレ検出部325は、少なくとも1つの方向の振れを検出すればよい。全ての方向のブレを検出してもよい。
ブレ検出部325は、ジャイロセンサ等があげられる。1つのセンサで構成されてもよいし、複数のセンサで構成されてもよい。
レンズ内殻マウント326は、レンズ内殻結合部317を備えた形状であり、後述するボディ内殻マウント224と接触する。また、レンズ内殻マウント326は、結合検知部340を有する。結合検知部340は、後述する結合検知部240を介して、レンズ内殻302とボディ内殻202との結合状態(係合状態)を検知する。
(筐体320)
筐体320は、ピッチ駆動部322とピッチ方向回転検出部323とを備える。ピッチ駆動部322は、レンズ内殻302をピッチ方向に駆動する。ピッチ駆動部322が駆動されると、レンズ内殻302はピッチ軸Pを中心としたピッチ方向に回転する。
ピッチ方向回転検出部323は、レンズ内殻302のピッチ方向の回転量を検出する。言い換えると、ピッチ方向回転検出部323は、ピッチ駆動部322の駆動量を検出する。ピッチ方向回転検出部323がレンズ内殻302の回転量(又はピッチ駆動部322の駆動量)を検出することで、レンズ内殻302(又はピッチ駆動部322)が正確に駆動されているかを判断することができる。また、筐体320は、筐体320をレンズ外殻301に対してヨー方向に駆動するヨー駆動部312の一部を備える。
ヨー駆動部312が駆動すると、筐体320が、レンズ外殻301に対してヨー方向に駆動される。それに伴って、レンズ内殻302もヨー方向に駆動される。
(レンズ外殻301)
レンズ外殻301は、図1A,1Bに示すように、ヨー駆動部312と、ヨー方向回転検出部313と、操作部材315、レンズ外殻マウント310と、レンズ制御部314と、を備える。ヨー駆動部312は、筐体320をヨー方向に駆動する。ヨー方向回転検出部313は、筐体320のヨー方向の回転を検出する。言い換えると、ヨー方向回転検出部313は、ヨー駆動部312の駆動量を検出する。ヨー方向回転検出部313が筐体320の回転量(又はヨー駆動部312の駆動量)を検出することで、筐体320(又はピッチ駆動部322)が正確に駆動されているかを判断することができる。操作部材315は、使用者によって操作される部材である。
レンズ外殻マウント310は、通信又は通電用の接点311を備える。また、レンズ外殻マウント310は、レンズ外殻結合部316を備える形状である。
レンズ制御部314は、シフト駆動部332、ピッチ駆動部322、ヨー駆動部312を制御する。また、レンズ制御部314は、後述する操作部材315を使用者が操作した場合、レンズ群Lを光軸方向に移動させ、焦点距離を変更させる。
レンズ外殻301とレンズ内殻302との間は、フレキシブルプリント配線板(以下、FPC)等の配線部により電気的に接続されている。
(カメラボディ2)
次に、カメラボディ2の説明をする。
図1A,1Bのシステム構成図に示すように、カメラボディ2は、ボディ内殻202と、ボディ外殻201(例えば、ボディ固定部)とを備える。
ボディ内殻202は、撮像素子220と、撮像素子駆動部223と、ボディ内殻マウント224とを備える。ボディ外殻201は、ボディ制御部215と、画像処理部218と、ボディ外殻マウント210と、表示部214と、バッテリ212と、操作部材213とを備える。
撮像素子220は、結像光学系(レンズ群L)から入射した光を受光して電気信号に変換する。撮像素子駆動部223は、撮像素子220を駆動してブレ補正を行う。ボディ内殻マウント224は、ボディ内殻結合部217を備える形状であり、レンズ内殻マウント326と接触する。また、結合検知部240を有する。結合検知部240は、結合検知部340を介して、レンズ内殻302とボディ内殻202との結合状態(係合状態)を検知する。
ボディ制御部215は、後述するブレ補正の演算や制御を行う。また、操作部材213の入力等に基づいて各種制御を行う。画像処理部218は、撮像素子220から出力された画像データに画像処理を施す。
ボディ外殻マウント210は、通信又は通電用の接点211を備える。また、ボディ外殻マウント210は、ボディ外殻結合部216を備える形状である。表示部214は、撮像素子220が取得した画像データや各種設定に関する情報を表示する。操作部材213は、使用者によって操作される。
また、ボディ外殻201とボディ内殻202との間は、FPC等の配線で電気的に接続されている。
以上の構成により、本実施形態のカメラシステム1は、レンズ鏡筒3が交換可能なカメラシステムであって、レンズ内殻302とボディ内殻202とが一体となってブレ補正動作(以下、一体駆動ブレ補正とする。)を行うことができる。
このカメラシステム1において、カメラボディ2のボディ外殻201とレンズ鏡筒3のレンズ外殻301とが結合(係合)して一体になる。また、カメラボディ2のボディ内殻202とレンズ鏡筒3のレンズ内殻302とが結合(係合)して一体になる。この状態で、ブレ検出部325がピッチ方向又はヨー方向のブレを検出すると、その出力信号に基づいて、レンズ制御部314は、ブレ検出部325が検出したブレを打ち消す方向にヨー駆動部312及びピッチ駆動部322を駆動する。その結果、ブレ補正が実行される。撮影者の手ブレ等に起因する被写体像の像ブレが補正される。また、シフト方向防振システム330を用いるレンズシフトブレ補正を同時に、又は、選択的に行うようにすることもできる。さらに、図示しない駆動部で、撮像素子220をシフト方向、ピッチ方向、ヨー方向、ロール方向のいずれかに駆動して行うブレ補正を同時に又は選択的に行うようにしてもよい。
(ブレ検出部325の設置位置)
ブレ補正に必要となるブレを検出するブレ検出部325は、上述したように、レンズ内殻302に設けられている。ブレ検出部325をレンズ内殻302に設けることにより、ブレ検出部325が外殻側(ボディ外殻201又はレンズ外殻301)に設置されている場合に比べて、内殻側(ボディ内殻202又はレンズ内殻302)のブレを正確に検出することができる。一体駆動ブレ補正では、内殻側のブレを正確に検出することが必要である。これは、内殻側のブレと外殻側のブレとは、必ずしも一致しないからである。また、一体駆動ブレ補正において駆動する対象は、ボディ内殻202とレンズ内殻302であるので、内殻側のブレを正確に検出する必要がある。なお、ブレ検出部325はボディ内殻202に設けられていてもよく、その場合でも内殻側のブレを検出することができる。この場合、ブレ検出部325が検出した検出結果は、マウントの接点等を介すことなくボディ制御部215へ伝えることが可能である。
一体駆動ブレ補正動作では、ボディ制御部215は、光軸の方向が変化しないようにブレ補正動作を行う。また、ブレ検出部325の検出値が少なくなるように制御を行うようにしてもよい。撮像面(撮像素子220)のブレ量が少なくなるように制御を行ってもよい。
なお、外殻側と内殻側との位置関係を検出できるセンサ(ホール素子、PSD等)を設けるようにしてもよい。このようなセンサで外殻側と内殻側との位置関係が検出できれば、ブレ検出部325が外殻側に設置されていても、内殻側のブレを正確に検出することができる。つまり、ブレ検出部325をレンズ外殻301又はボディ外殻201に設置することができる。
また、ブレ検出部325をボディ内殻202に設ける構成は、ブレ検出部325が検出したブレに関する情報をボディ制御部215へ伝えるときに、マウントに備えられた接点等の通信手段を必要としない点でも有利である。つまり、カメラボディ2とレンズ鏡筒3との間で行われる情報の送受信量を少なくすることができる。
なお、ブレ検出部325の設置位置としては、手ブレ以外の振動(ミラーやシャッターの移動に伴う振動等)が加わらない場所が望ましい。例えば、硬い部品の上、振動の節に相当する場所、レンズ鏡筒3の被写体側等が挙げられる。また、ブレ検出部325は、複数あってもよい。この場合、複数のブレ検出部325を互いに離れた位置に設置すれば、より詳細かつ正確にブレの状態を検出可能となり、一層高精度な制御を行うことができる。
さらに、ブレ検出部を、ボディ内殻202、レンズ内殻302、レンズ外殻301及びボディ外殻201の複数又は全部に設けてもよい。この場合、複数の構成部に備えられた複数のブレ検出部を使用することによって、より高精度な制御を行えるようにしてもよい。
(VCMの設置位置)
ヨー駆動部312は、上述したとおり、レンズ鏡筒3のレンズ外殻301にコイル等の主要な構成が設置されているので、ブレ補正動作における負荷を軽減でき、応答性がよく、より小さな電力で迅速に実行することができる。すなわち、ヨー駆動部312の主要部がレンズ外殻301に設置されているので、ブレ補正動作時にヨー駆動部312の主要部は、駆動対象に含まれないため、その分だけ駆動対象の慣性が減少し、ブレ補正動作における負荷を軽減でき、応答性がよく、より小さな電力で迅速にブレ補正動作を実行することが可能となる。
ピッチ駆動部322は、上述したとおり、筐体320にコイル等の主要な構成が設置されているので、ブレ補正動作における負荷を軽減でき、応答性がよく、より小さな電力で迅速に実行することができる。すなわち、ピッチ駆動部322の主要部が筐体320に設置されているので、ブレ補正動作時にピッチ駆動部322の主要部は、駆動対象に含まれないため、その分だけ駆動対象の慣性が減少し、ブレ補正動作における負荷を軽減でき、応答性がよく、より小さな電力で迅速にブレ補正動作を実行することが可能となる。
次に、図2及び図3を使用してブレ補正動作について説明する。図2及び図3に示すフローチャートでは、以下の3種類のブレ補正を実行可能である。
(1)一体駆動ブレ補正:レンズ内殻302とボディ内殻202とを一体で駆動して行うブレ補正。
(2)レンズブレ補正:シフト方向防振システム330で行うブレ補正。防振光学系LBをシフト方向に駆動して像ブレを補正する。
(3)撮像素子ブレ補正:撮像素子220を移動させて行うブレ補正。
これらのうちのいずれのブレ補正を組み合わせて実行するかは、図2及び図3に示すフローチャートに限られず、利用者の選択に応じて変更してもよいし、撮影状況に応じて自動的に変更してもよい。例えば、ブレ検出部325が検出したブレの振動の周波数に応じて、一体駆動ブレ補正とレンズブレ補正と撮像素子ブレ補正とを自動的に切換えてもよい。例えば、振動の周波数が比較的小さいブレについては、レンズブレ補正又は撮像素子ブレ補正を行い、振動の周波数が比較的大きいブレについては、一体駆動ブレ補正を適用することが考えられる。また、各ブレ補正を適宜組み合わせてブレ補正を行ってもよい。
ブレ補正動作について、カメラボディ2側の動作とレンズ鏡筒3側の動作に分けて、詳しく説明する。
(カメラボディ2側の動作)
図2は、ボディ制御部215が行う処理を示すフローチャートである。
カメラボディ2の電源がONされて動作が開始すると、ステップ(以下、Sとする)110では、ボディ制御部215は、スルー画の表示中又は動画の撮影中であるか否かを判断する。スルー画の表示中又は動画の撮影中である場合には、S120へ進む。スルー画の表示も動画の撮影も行っていない場合には、S230へ進む。
S120では、ボディ制御部215は、現在のブレ補正のモードが一体駆動ブレ補正モードであるか否かの判断を行う。ボディ制御部215は、例えば、使用者が設定したモードに基づいてブレ補正のモードを判断する。または、上述したように、ブレ検出部325が検出したブレに基づいて、ボディ制御部215が自動で判断してもよい。または、カメラボディ2とレンズ鏡筒3が両方とも内殻を備えるシステムである場合には一体駆動ブレ補正モードと判断し、少なくともどちらか一方が内殻を備えないシステムである場合にはレンズブレ補正モード又は撮像素子ブレ補正モードと判断してもよい。動作モードが一体駆動ブレ補正モードである場合には、S130へ進み、動作モードが一体駆動ブレ補正モード以外のモードである場合には、S210へ進む。
S130では、ボディ制御部215は、カメラボディ2に装着されているレンズ鏡筒3のレンズ制御部314に対して、レンズ情報の送信指示を送信する。ここで、レンズ情報とは、レンズ鏡筒3に関する情報のうち、主に一体駆動ブレ補正に関して必要な情報である。例えば、ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312の設置位置に関する情報(レンズ鏡筒3のマウント位置からの距離、内殻側と外殻側どちらに設置されているか等)、レンズ鏡筒3の重心位置又はレンズ内殻302の重心位置、等があげられる。また、ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312の駆動特性(ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312とレンズ内殻302との組み合わせにおける応答特性)に関する情報、単焦点レンズであるかズームレンズであるかも含めてレンズの焦点距離の情報、ズームレンズである場合には、現在の焦点距離に関する情報と、現在の重心位置に関する情報等でもよい。なお、重心位置は、光学系の重心位置でもよい。
S140では、ボディ制御部215は、S130で要求したレンズ情報をレンズ鏡筒3から受信したか否かを判断する。受信していない場合には、S130に戻り、レンズ情報の送信指示(要求)を繰り返す。レンズ情報を受信した場合には、S150へ進む。
S150では、ボディ制御部215は、ズーム操作が行われたか否かを判断する。ズーム操作が行われると、レンズ群Lが移動して、レンズ内殻302(又はレンズ鏡筒3)の重心位置が変化する。これにより、一体駆動ブレ補正におけるピッチ駆動部322又はヨー駆動部312の駆動方向や駆動量を調整する必要がある。ズーム操作が行われた場合には、S160へ進む。ズーム操作が行われていない場合には、S180へ進む。
S160では、ボディ制御部215は、ズーム後の重心位置情報の送信指示をレンズ鏡筒3に対して送信する。
S170では、ボディ制御部215は、S160で要求した重心位置情報をレンズ鏡筒3から受信したか否かを判断する。受信していない場合には、S160に戻り、重心位置情報の送信指示(要求)を繰り返す。重心位置情報をレンズ鏡筒3から受信している場合には、S180へ進む。
S180では、ボディ制御部215は、ブレ検出部325がブレを検出しているか否かを判断する。ブレ検出部325が検出したブレは、接点311及び接点211を介してカメラボディ2のボディ制御部215は取得する。なお、ボディ制御部215が、ブレ検出部325が検出したブレを取得するタイミングはS130の時に限られない。レンズ鏡筒3は、ブレ検出部325が検出したブレを所定のタイミングでカメラボディ2へ送信してもよい。ブレ検出部325は、ピッチ方向のブレ、ヨー方向のブレ、ロール方向のブレ又はシフト方向のブレの少なくとも1つを検出することができる。全ての方向のブレを検出してもよいし、複数の方向のブレを検出してもよい。ここで、ブレを検出しているか否かに関しては、例えば、ブレ検出部325の出力値が一定値以上となる場合にブレを検出していると判断する。ブレ検出部325がピッチ方向のブレ、ヨー方向のブレ、ロール方向のブレ又はシフト方向のブレの少なくともひとつを検出している場合には、S190へ進む。ブレ検出部325がいずれの方向のブレも検出していない場合には、S200へ進む。
S190では、ボディ制御部215は、レンズ鏡筒3に対して、ブレ補正指示を送信する。
このS190で行われるブレ補正指示は、一体駆動ブレ補正に関しての指示である。
ここで、ヨー駆動部312及びピッチ駆動部322をどの方向にどれだけ駆動するかの演算は、ボディ制御部215が行う。レンズ制御部314は、ボディ制御部215からの指示にしたがい、各アクチュエータ(ヨー駆動部312及びピッチ駆動部322)の駆動制御を行う。
ボディ制御部215が行う一体駆動ブレ補正の演算においては、ブレ検出部325の検出値と、ブレ検出部325の設置位置に関する情報と、レンズ鏡筒3の重心位置情報(又はレンズ内殻302の重心位置情報)とが必要となる。ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312の設置位置に関する情報を用いてもよい。これらの情報を用いて、ボディ制御部215は、ブレ補正に必要なブレ補正指示のパラメータを演算し、これをレンズ制御部314へ送信する。なお、ブレ補正の演算はレンズ制御部314が行ってもよい。
S200では、ボディ制御部215は、電源がOFFされたか否かの判断を行う。電源がOFFされていなければ、S110へ戻り、電源がOFFされていれば、動作を終了する。
S210では、ボディ制御部215は、S180のときと同様に、ブレ検出部325がブレを検出したか否かを判断する。ブレ検出部325がブレを検出した場合には、S220へ進み、ブレ検出部325がブレを検出していない場合には、S200へ進む。
S220では、ボディ制御部215は、レンズ鏡筒3に対して、ブレ補正指示を送信する。
S120でレンズブレ補正と判断された場合、ボディ制御部215はレンズブレ補正に関しての指示をレンズ鏡筒3へ送信する。レンズ鏡筒3は、レンズブレ補正の指示を受けた場合、シフト方向防振システム330を動作させて防振光学系を駆動することによりブレ補正を行う。また、S120で撮像素子ブレ補正と判断された場合、ボディ制御部215は、撮像素子駆動部Xを駆動して撮像素子ブレ補正を行う。この場合、ボディ制御部215は、ブレ補正指示をレンズ鏡筒3に送信する必要はない。その後、S200へ進む。
S230では、ボディ制御部215は、静止画の表示中であるか否かの判断を行う。静止画の表示中の場合は、S240へ進む。静止画を表示していない場合には、S200へ進む。
(レンズ鏡筒3側の動作)
図3は、レンズ鏡筒3が行う一体駆動ブレ補正動作の流れを示すフローチャートである。
S310では、レンズ制御部314は、レンズ情報送信指示をカメラボディ2から受信したか否かの判断を行う。レンズ情報送信指示を受信している場合には、S320へ進み、レンズ情報送信指示を受信していない場合には、S330へ進む。このS310の動作は、図2のS130に対応する動作である。
S320では、レンズ制御部314は、カメラボディ2から要求されたレンズ情報をカメラボディ2へ送信する。ここで送信するレンズ情報は、先に説明したように、レンズ鏡筒3に関する情報のうち、主に一体駆動ブレ補正に関して必要な情報である。例えば、ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312の設置位置に関する情報(レンズ鏡筒3のマウント位置からの距離、内殻側と外殻側どちらに設置されているか等)、レンズ鏡筒3の重心位置又はレンズ内殻302の重心位置、等があげられる。また、ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312の駆動特性(ピッチ駆動部322又はヨー駆動部312とレンズ内殻302との組み合わせにおける応答特性)に関する情報、単焦点レンズであるかズームレンズであるかも含めてレンズの焦点距離の情報、ズームレンズである場合には、現在の焦点距離に関する情報と、現在の重心位置に関する情報等でもよい。
S330では、レンズ制御部314は、重心位置情報の送信指示をカメラボディ2から受信したか否かの判断を行う。重心位置情報送信指示を受信している場合には、S340へ進み、重心位置情報送信指示を受信していない場合には、S350へ進む。このS330の動作は、図2のS160に対応する動作である。
S340では、レンズ制御部314は、重心位置情報をカメラボディ2へ送信する。このS340で送信する重心位置情報は、ズーム操作が行われたことによって変化する重心位置の情報であって、送信時点における重心位置の情報を送信するものである。
ここで、レンズ制御部314は、焦点距離と重心位置との関係を記憶した重心情報テーブルを有していてよい。レンズ制御部314は、この重心情報テーブルを参照して、その時点の焦点距離に対応した重心位置の情報をカメラボディ2へ送信する。
S350では、レンズ制御部314は、ブレ補正指示をカメラボディ2から受信しているか否かの判断を行う。ブレ補正指示を受信している場合には、S360へ進み、ブレ補正指示を受信していない場合には、S370へ進む。
S360では、レンズ制御部314は、アクチュエータ、すなわち、ヨー駆動部312,ピッチ駆動部322、シフト駆動部332の何れか又は複数を駆動して、ブレ補正を行う。図2のS190で送信されたブレ補正指示の場合は、ヨー駆動部312及びピッチ駆動部322を駆動する。図2のS220で送信されたブレ補正指示の場合は、シフト駆動部332を駆動する。ここで、レンズ制御部314は、ボディ制御部215から指示された駆動方向や駆動量にしたがって、各アクチュエータの動作を制御する。
S370では、レンズ制御部314は、電源がOFFされたか否かの判断を行う。電源がOFFされていなければ、S310へ戻り、電源がOFFされていれば、動作を終了する。
以上説明したように、レンズ鏡筒と撮像部とを一体に駆動するブレ補正機構を備えたレンズ交換式カメラにおいて、レンズ交換を円滑に実行できるようにして、実用性、利便性を高めることが可能である。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態のレンズ鏡筒3と、カメラボディ2とを備えるカメラシステム1のシステム構成図である。
第2実施形態では、レンズ鏡筒3の構成が第1実施形態と異なっている。具体的には、第2実施形態のレンズ鏡筒3は、第1実施形態におけるヨー駆動部312及びピッチ駆動部322に代えて、ピッチ・ヨー駆動部350を備えている。このピッチ・ヨー駆動部350は、レンズ外殻301に固定されており、レンズ内殻302を、ピッチ方向及びヨー方向の両方向に駆動可能な多軸駆動型のアクチュエータである。なお、この変更にともない、ヨー方向回転検出部313及びピッチ方向回転検出部323も省略されている。これらヨー方向回転検出部313及びピッチ方向回転検出部323に代わり、例えば、ピッチ・ヨー駆動部350内に駆動量を検出するセンサを備えて構成してもよいし、別途非接触センサ等を設けてもよい。上記以外の他の構成は、第1実施形態と同様であるので、詳しい説明は省略する。
第2実施形態によれば、レンズ内殻302及びボディ内殻202を駆動するアクチュエータであるピッチ・ヨー駆動部350をレンズ外殻301に設けたので、駆動されるレンズ内殻側の質量を抑えることができ、一体駆動ブレ補正をより小さな電力で駆動可能となる。また、ピッチ・ヨー駆動部350への配線を外殻側だけで完結されることができるので、レンズ内殻302への配線を少なくすることができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
(1)ボディ制御部215は、一体駆動ブレ補正に関して、ヨー駆動部312及びピッチ駆動部322をどの方向にどれだけ駆動するかの演算を行い、レンズ制御部314は、ボディ制御部215からの指示にしたがい、各アクチュエータの動作自体の制御を行う例を挙げて説明した。しかし、どちらの制御部がどのような動作を分担するのかについては、本実施形態の例に限らず、適宜変更可能である。例えば、レンズ制御部314が一体駆動ブレ補正に関するブレ補正演算の全てを行うようにしてもよいし、ボディ制御部215とレンズ制御部314とでブレ補正に関する演算を分担してもよい。また、カメラボディ2とレンズ鏡筒3との組み合わせに応じて、ボディ制御部215とレンズ制御部314とのいずれが一体駆動ブレ補正に関する演算を行うのかを変更するようにしてもよい。
(2)一体駆動ブレ補正と、レンズブレ補正と、撮像素子ブレ補正とを備えた構成を例に挙げて説明した。これらのブレ補正は単独に行われてもよいし、適宜組み合わせて行われてもよい。
(3)一体駆動ブレ補正と、レンズブレ補正と、撮像素子ブレ補正と切り替えることを説明したが、ブレ補正を行わない場合があってもよい。
(4)上述した実施形態では、レンズ鏡筒3がピッチ駆動部322とヨー駆動部312を備える例を説明した。これに限られず、カメラボディ2がピッチ駆動部322又はヨー駆動部312を備えてもよい。両方の駆動部がカメラボディ2に備えられてもよいし、片方の駆動部がカメラボディ2に備えられもう片方の駆動部がレンズ鏡筒3に備えられてもよい。
(5)上述した実施形態では、レンズ内殻302及びボディ内殻202をピッチ方向又はヨー方向に駆動してブレ補正をすることを説明した。これに限られず、レンズ内殻302及びボディ内殻202をシフト方向に駆動してブレ補正を行ってもよい。この場合、ピッチ駆動部322とヨー駆動部312の代わりに、シフト方向に駆動可能な駆動部を設けて、レンズ内殻302又は筐体320をシフト方向に駆動する。
なお、各実施形態及び変形形態は、任意の組み合わせでもよい。また、以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 カメラシステム
2 カメラボディ
3 レンズ鏡筒
201 ボディ外殻
202 ボディ内殻
210 ボディ外殻マウント
211 接点
212 バッテリ
213 操作部材
214 表示部
215 ボディ制御部
216 ボディ外殻結合部
217 ボディ内殻結合部
218 画像処理部
220 撮像素子
223 撮像素子駆動部
224 ボディ内殻マウント
240 結合検知部
301 レンズ外殻
302 レンズ内殻
310 レンズ外殻マウント
311 接点
312 ヨー駆動部
313 ヨー方向回転検出部
314 レンズ制御部
315 操作部材
316 レンズ外殻結合部
317 レンズ内殻結合部
320 筐体
321 第2レンズ筐体
322 ピッチ駆動部
323 ピッチ方向回転検出部
324 結像光学系
325 ブレ検出部
326 レンズ内殻マウント
330 シフト方向防振システム
332 シフト駆動部
340 結合検知部
350 ピッチ・ヨー駆動部

Claims (13)

  1. カメラボディを着脱可能なレンズ鏡筒であって、
    前記カメラボディの第1部と係合する第1係合部を有する第1筒と、
    前記第1筒の内側に配置され、前記カメラボディの第2部と係合する第2係合部と光学系とを有する第2筒と、
    前記第1筒に対して前記第2筒を駆動する駆動部と、
    を備えるレンズ鏡筒。
  2. カメラボディを着脱可能なレンズ鏡筒であって、
    第1筒と、
    前記第1筒の内側に配置され、光学系を有する第2筒と、
    前記第1筒に対して前記第2筒を、前記光学系の光軸とは異なる軸を中心とした回転方向に駆動する駆動部と、
    を備えるレンズ鏡筒。
  3. 前記第1筒は、前記カメラボディの第1部と係合する第1係合部を有し、
    前記第2筒は、前記カメラボディの第2部と係合する第2係合部を有する
    請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記カメラボディと通信する通信部を備え、
    前記駆動部は、前記通信部が前記カメラボディから前記駆動部を駆動する指示を受信した場合、前記第1筒に対して前記第2筒を駆動する
    請求項1から3の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第1筒又は前記第2筒の動きを検出する検出部を備え、
    前記通信部は、前記検出部が検出した前記第1筒の動き又は前記第2筒の動きに関する情報を前記カメラボディに送信する
    請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記検出部は、前記第2筒に備えられている
    請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記通信部は、前記第1筒の動き又は前記第2筒の動きに関する情報に基づく前記指示を受信する
    請求項5又は6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記駆動部は、前記通信部が前記カメラボディから受信した前記指示に基づいて前記第1筒に対して前記第2筒を駆動する
    請求項7に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記通信部は、前記レンズ鏡筒に関する情報を前記カメラボディに送信する
    請求項5から請求項8の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  10. 前記レンズ鏡筒に関する情報は、前記レンズ鏡筒の重心に関する情報又は前記検出部が備えられた位置に関する情報である
    請求項9に記載のレンズ鏡筒。
  11. 前記通信部は、前記光学系の焦点距離が変更された場合、前記レンズ鏡筒の重心に関する情報を前記カメラボディに送信する
    請求項10に記載のレンズ鏡筒。
  12. 光学系を有するレンズ鏡筒を着脱可能なカメラボディであって、
    前記レンズ鏡筒の第1筒と係合する第1係合部を有する第1筐体と、
    前記第1筐体の内側に配置され、前記レンズ鏡筒の第2筒と係合する第2係合部と撮像素子とを有する第2筐体と、を備え、
    前記第2筐体は、前記光学系の光軸とは異なる軸を中心とした回転方向に駆動される
    カメラボディ。
  13. カメラボディとレンズ鏡筒とが着脱可能なカメラシステムであって、
    前記カメラボディは、
    第1筐体と、
    撮像素子を有する第2筐体と、を備え、
    前記レンズ鏡筒は、
    前記第1筐体と係合する第1筒と、
    光学系を有し、前記第2筐体と係合する第2筒と、
    前記第1筐体又は前記第1筒に対して、前記第2筐体と前記第2筒とを駆動する駆動部と、を備える
    カメラシステム。
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