JP2010091792A - カメラ本体、レンズ鏡筒およびカメラシステム - Google Patents

カメラ本体、レンズ鏡筒およびカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ブレ補正を好適に行うことができるカメラ本体等を提供する。
【解決手段】
レンズ鏡筒が着脱可能に取り付けられるカメラ本体であって、前記レンズ鏡筒から入射する被写体からの光を受光する撮像部と、前記レンズ鏡筒の光軸と交差する方向における、前記撮像部と前記被写体からの光の光路との位置関係を変化させて、前記被写体像のブレを補正するボディ側ブレ補正機構と、前記レンズ鏡筒で前記被写体像のブレを補正するレンズ側ブレ補正機構に関するデータを前記レンズ鏡筒から受信し、前記データに基づいて前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の少なくとも一方を動作させる判断を行う判断手段とを有するカメラ本体。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ本体、レンズ鏡筒およびカメラシステムに関する。
一眼レフカメラ等の撮影装置では、撮影者の手振れなどによって、撮影画像やファインダから観察される被写体像のブレが発生する場合があり、このような像のブレを低減するためのブレ補正機構を有する撮影装置が提案されている。撮影装置に備えられるブレ補正機構としては、レンズ鏡筒側に備えられるものや、カメラ本体側に備えられるものが知られている。
また、ブレ補正機構を有するカメラとしては、第1のイメージャを移動させるアクチュエータと、撮影レンズ11を移動させるアクチュエータと、これらのアクチュエータを制御する振動検知部を有するものが知られている(特許文献1等参照)。
しかし、従来技術に係るカメラは、アクチュエータの制御においてレンズの焦点距離情報を利用するものの、レンズ鏡筒に備えられるブレ補正機構に関するデータに基づいてアクチュエータの制御を行うものではなかった。
特開2005−128092号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされ、本発明の目的は、ブレ補正を好適に行うことができるカメラ本体等を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るカメラ本体(5)は、
レンズ鏡筒(7)が着脱可能に取り付けられるカメラ本体であって、
前記レンズ鏡筒から入射する被写体からの光を受光する撮像部(16)と、
前記レンズ鏡筒の光軸(L)と交差する方向における、前記撮像部と前記被写体からの光の光路との位置関係を変化させて、前記被写体像のブレを補正するボディ側ブレ補正機構(10)と、
前記レンズ鏡筒で前記被写体像のブレを補正するレンズ側ブレ補正機構(30)に関するデータを前記レンズ鏡筒から受信し、前記データに基づいて前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の少なくとも一方を動作させる判断を行う判断手段(50)と
を有する。
また、例えば、前記判断手段は、前記データが、前記レンズ鏡筒が前記レンズ側ブレ補正機構を有していることを示している場合は、前記レンズ側ブレ補正機構を動作させる判断を行ってもよい。
また、例えば、前記判断手段は、前記データに基づいて、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の両方を同時に動作させる判断を行い、前記制御手段は、前記判断に基づいて前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の両方を同時に動作させる制御を行ってもよい。
また、例えば、前記判断手段は、前記データに基づいて、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の両方を同時に動作させる判断を行ってもよい。
また、例えば、前記データは、ブレ補正の補正効果のレベルを示すデータであってもよい。
また、例えば、発明に係るカメラ本体は、前記判断手段での判断に基づいて、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の少なくとも一方を動作させる制御を行う制御手段(50)を有していてもよい。
また、例えば、発明に係るカメラ本体は、補正すべきブレ量を前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構で分担して補正するように、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構を駆動する制御を行う制御手段(50)を有していてもよい。
また、例えば、前記制御手段は、補正すべきブレ量を分担して補正する制御を行う際に、所定比で分担されるように前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構を駆動する制御を行ってもよい。
また、例えば、前記ボディ側ブレ補正機構は、前記撮像部を前記光軸と交差する方向に移動させて、前記被写体像のブレを補正してもよい。
本発明に係るレンズ鏡筒(7)は、
カメラ本体(5)に着脱可能なレンズ鏡筒であって、
被写体光が入射する光学レンズ(36)と、
前記光学レンズを光軸と交差する方向に移動させて、被写体像のブレを補正するレンズ側ブレ補正機構(30)と、
前記レンズブレ補正機構の能力に関するデータを記憶する記憶手段(75)と、
前記記憶手段に記憶されている前記データを前記カメラ本体に送信可能な送信部(80,62)とを有する。
また、本発明に係るカメラシステム(3)は、上記いずれかに記載のカメラ本体(5)と、上記のレンズ鏡筒(7)とを有し、
前記カメラ本体の前記判断手段(50)は、前記レンズ鏡筒の前記送信部から送信される前記データを受信するカメラシステム。
なお上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために実施形態を示す図面の符号に対応づけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの全体ブロック図、
図2は、図1におけるボディ側ブレ補正機構を示す斜視図、
図3は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第1の実施例を表すフローチャート、
図4は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第2の実施例を表すフローチャート、
図5は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第3の実施例を表すフローチャート、
図6は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第4の実施例を表すフローチャートである。
第1実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラ3の全体ブロック図である。図1に示すように、カメラ3は、カメラボディ5とレンズ鏡筒7を有する。カメラボディ5には、レンズ鏡筒7が着脱可能に取り付けられている。
カメラボディ5は、ボディ側ブレ補正機構10を有する。ボディ側ブレ補正機構10は、撮像素子を含む撮像素子ユニット16を、レンズ鏡筒7の光軸Lに略直交する方向に移動させ、撮像素子ユニット16と被写体からの光の光路との位置関係を変化させることによって、撮像素子によって撮像される被写体像のブレを補正する。
レンズ鏡筒7は、レンズ側ブレ補正機構30を有する。レンズ側ブレ補正機構30は、被写体光をカメラボディ5へ入射させる撮影光学系の一部であるブレ補正レンズ36を、レンズ鏡筒7の光軸Lに略直交する方向に移動させ、被写体像のブレを補正する。なお、ボディ側ブレ補正機構10と、レンズ側ブレ補正機構30については、後に詳述する。
カメラボディ5の内部において、撮像素子ユニット16における光軸Lと平行なZ軸正方向側には、シャッタ部材68が配置してある。シャッタ部材68のZ軸正方向側には、クイックリターンミラー70が配置してあり、そのZ軸正方向側には、レンズ鏡筒7に内蔵してある絞り部78およびブレ補正レンズ36等の光学レンズ群が配置してある。なお、カメラ3の説明においては、図1および図2に示すように、レンズ鏡筒7の光軸Lと略平行な方向であってレンズ鏡筒7からカメラボディ5に向かう方向をZ軸の負方向、Z軸に直交する方向をX軸方向およびY軸方向として説明を行う。
カメラボディ5には、ボディCPU50が内蔵してあり、レンズ接点62を介してレンズCPU80に接続してある。レンズ接点62は、カメラボディ5に対してレンズ鏡筒7を連結することで、ボディCPU50とレンズCPU80とを電気的に接続する。ボディCPU50には、カメラボディ5およびレンズ鏡筒7に備えられる各電子部品に電力を供給するための電源58が接続されている。電源58は、カメラボディ5に内蔵してあるが、レンズ接点62を介して、レンズ鏡筒7にも電力を供給することができる。
ボディCPU50には、レリーズスイッチ52、ストロボ54、表示部56、ジャイロセンサ22、EEPROM(メモリ)26、防振スイッチ28、防振追従制御IC20、画像処理コントローラ66、AFセンサ60などが接続してある。ボディCPU50は、レンズ鏡筒7に対する通信機能と、カメラボディ5の制御機能とを有している。
例えば、ボディCPU50は、レンズ鏡筒7とカメラボディ5の連結が完全であるか否かを、レンズCPU80と通信を行うことによって確認する。ボディCPU50は、レンズCPU80から入力された焦点距離、距離情報等から、撮影距離を演算することができる。ボディCPU50は、レリーズスイッチ52から半押し信号を入力されると、AF(オートフォーカス)、AE(オートエクスポージャ)、ブレ補正等の撮影準備動作を制御する。また、ボディCPU50は、レリーズスイッチ52から全押し信号が入力されると、ミラー駆動、シャッタ駆動、絞り駆動等を制御する。
表示部56は、液晶表示装置などで構成されており、出力結果やメニューなどを表示する。レリーズスイッチ52は、シャッタ駆動のタイミングを操作するスイッチであり、カメラ3を操作する撮影者の操作に応じて、ボディCPU50に半押し信号および全押し信号を出力する。
クイックリターンミラー70は、構図決定の際にファインダ装置(不図示)に像を映し出すためのもので、露光中は光路から退避する。クイックリターンミラー70には、AFセンサ60に光を導くためのサブミラー70aが連結されている。AFセンサ60は、オートフォーカスを行う際に、フォーカス位置を検出するためのセンサであり、CCD等によって構成される。
防振スイッチ28は、ブレ補正の作動・非作動を切り替えるためのスイッチである。ジャイロセンサ22は、カメラボディ5に生じるブレの角速度を検出し、ボディCPU50に出力する。EEPROM26は、ジャイロセンサ22のゲイン値や、ブレ補正機構の優先順位等、ボディCPU50の演算に必要な情報を格納している。
画像コントローラ66は、インターフェース回路64を介して、撮像素子が備えられる撮像素子ユニット16に接続されており、撮像素子にて撮像した画像の画像処理を制御することができる。シャッタ機構68は、露光時間を制御するための機構である。ボディCPU50は、レリーズスイッチ52から全押し信号が入力されると、不図示のシャッタ駆動部によってシャッタ68を駆動させる。
撮像素子ユニット16が取り付けられているボディ側ブレ補正機構10は、素子駆動部12と、素子位置検出部14とを有する。素子駆動部12は、防振駆動ドライバ18と電気的に接続されている。また、素子位置検出部14は、防振追従制御IC20と電気的に接続されている。
防振追従制御IC20は、ボディ側ブレ補正機構10を防振動作させるためのICである。防振追従制御IC20には、ボディCPU50からボディ側防振駆動部目標位置が入力されると共に、素子位置検出部14からボディ側防振駆動部位置情報が入力される。防振追従制御IC20は、ボディ側防振駆動部目標位置とボディ側防振駆動部位置情報から、ボディ側防振駆動部移動量を算出し、防振駆動ドライバ18へ出力する。
防振駆動ドライバ18は、素子駆動部12を駆動するためのドライバであり、防振追従制御IC20から移動量の入力を受けて、素子駆動部12の駆動方向、駆動量を制御する。なお、ボディCPU50では、ジャイロセンサ22の出力を受けて算出したブレの角度、焦点距離エンコーダ74で検出された焦点距離情報、距離エンコーダ72で検出された距離情報などから、防振駆動部目標位置を算出し、その防振駆動部目標位置を防振追従制御IC20へ出力する。
図2は、図1におけるボディ側ブレ補正機構10を示す斜視図である。ボディ側ブレ補正機構10は、カメラボディ5の筐体に対して固定される固定部82と、固定部82に対してX軸およびY軸方向に相対移動可能な可動板86とを有する。
可動板86の中央部上面(Z軸正方向側の面)には、撮像素子ユニット16が取り付けられている。撮像素子ユニット16は、撮像素子および光学ローパスフィルタ等を有する。撮像素子ユニット16は、図1に示すレンズ鏡筒7から入射する被写体からの光を受光し、光電変換を行う。本実施形態において、図2示す撮像素子ユニット16は、光軸Z方向に対して垂直なX軸およびY軸方向に沿って移動自在に配置されている。
また、可動板86の上面には、防振シート90を介して、支持部88が取り付けられている。支持部88には、カイド部としてのカイドロッド84の第1軸84aが挿通するためのスライド孔が形成してあり、支持部88は、第1軸84aに沿って、Y軸方向に相対移動可能になっている。
ガイドロッド84は、略L字形状に加工してあり、第1軸84aに対して垂直に折り曲げられた第2軸84bを有する。第2軸84bは、固定部に取り付けられた二つの支持部89に形成してある挿通孔を挿通している。カイドロッド84は、これらの支持部89により、X軸方向に沿って相対移動自在に保持される。なお、支持部89は、防振シート91を介して固定部82に対して固定してある。
このように、カイドロッド84は、可動板86および撮像素子ユニット16に関するX軸方向およびY軸方向の相対移動を案内し、当該可動板86および撮像素子ユニット16の光軸Z方向周り(θ方向)の回転を防止している。
固定部82は、可動板86の周囲四方を囲むように配置してあり、固定部82におけるX軸方向の一辺には、固定部82に対して、可動板86をX軸方向に移動させるための永久磁石92xを保持してあるヨーク96xが固定してある。永久磁石92xは、可動板86に固定してあるコイル94xに対して、向き合うように配置されている。図1に示す防振駆動ドライバ18は、図2に示すコイル94xを流れる電流を変化させ、可動板86に取り付けられている撮像素子ユニット16を、X軸方向に移動させる。すなわち、コイル94xと永久磁石92xは、X軸方向移動手段としてのボイスコイルモータ(VCM)を構成している。
固定部82におけるY軸方向の一辺には、固定部82に対して、可動板86をY軸方向に移動させるための永久磁石92yを保持してあるヨーク96yが固定してある。永久磁石92yは、可動板86に固定してあるコイル94yに対して、向き合うように配置されている。図1に示す防振駆動ドライバ18は、コイル94yを流れる電流を変化させ、可動板86に取り付けられている撮像素子ユニット16を、Y軸方向に移動させる。すなわち、コイル94yと永久磁石92yは、Y軸方向移動手段としてのボイスコイルモータ(VCM)を構成している。
本実施形態では、撮像素子ユニット16を移動させる素子駆動部12(図1)として、コイル94x,94yおよび永久磁石92x,92y等を有するボイスコイルモータを用いている。しかし、ボディ側ブレ補正機構10に用いられる素子駆動部12は、ボイスコイルモータに限定されず、その他のアクチュエータであってもよい。
固定部82に対する撮像素子ユニット16の相対位置を検出するための素子位置検出部14は、図2に示すホール素子98と永久磁石98とを有する。ホール素子98は、固定部82におけるホール素子取付部82aに取り付けられている。永久磁石98は、可動板86の表面に装着されており、ホール素子98と向き合う位置に配置されている。素子位置検出部14は、永久磁石98の移動に伴う磁気の変化を、ホール素子98を用いて検出することによって、可動板86に取り付けられた撮像素子ユニット16の位置を検出する。なお、素子位置検出部14は、磁気式センサに限られず、PSDや光学式センサであっても良い。
図1に示すレンズ鏡筒7には、焦点距離エンコーダ74、距離エンコーダ72、絞り部78、絞り部78を制御する駆動モータ76、レンズCPU80、ボディ部とのレンズ接点62、及び、ブレ補正レンズ36を含む複数のレンズ群が具備してある。さらに、レンズ鏡筒7には、ブレ補正レンズ36をレンズ鏡筒7の光軸Lに略直交する方向に移動させることによって被写体像のブレを補正するレンズ側ブレ補正機構30と、防振ドライバ38と、防振追従制御IC40、ジャイロセンサ42、及びEEPROM75が備えられる。
焦点距離エンコーダ74は、レンズ鏡筒7に備えられるズームレンズ群(不図示)の位置情報から、焦点距離を換算する。すなわち、焦点距離エンコーダ74は、焦点距離をエンコードし、レンズCPU80に出力する。それに対して、距離エンコーダ72は、レンズ鏡筒7に備えられるフォーカシングレンズ群(不図示)の位置情報から、フォーカス距離を換算する。すなわち、距離エンコーダ72は、フォーカス距離をエンコードし、レンズCPU80に出力する。
絞り78は、撮像素子に導かれる被写体光の光量を調整する機構である。レンズCPU80は、ボディCPU50等からの指示により、駆動モータ76によって絞り78を駆動させることができる。レンズCPU80は、カメラボディ5との通信機能と、レンズ鏡筒7の制御機能とを有している。例えば、レンズCPU80は、焦点距離、被写体距離等の情報を、ボディCPU50に出力する。また、レンズCPU80には、ボディCPU50から出力されたレリーズ情報、AF情報等が入力される。
レンズ鏡筒7に備えられるレンズ側ブレ補正機構30は、ブレ補正レンズ36と、補正レンズ駆動部32と、補正レンズ位置検出部34とを有する。補正レンズ駆動部32は、防振駆動ドライバ38と電気的に接続されている。補正レンズ駆動部32は、防振駆動ドライバ38からの駆動信号に基づき、ブレ補正レンズ36を、レンズ鏡筒7の光軸Lに略直交する方向に移動させる。補正レンズ駆動部32としては、ボイスコイルモータ等が用いられるが、特に限定されない。
補正レンズ位置検出部34は、ブレ補正レンズ36の位置を検出する。補正レンズ位置検出部34としては、素子位置検出部14と同様に磁気センサ等が用いられるが、特に限定されない。
ジャイロセンサ42は、レンズ鏡筒7に生じるブレの角速度を検出し、レンズCPU80に出力する。レンズCPU80は、ジャイロセンサ42の出力から算出されたブレの角度等に基づき、レンズ側防振駆動部目標位置を算出し、防振追従制御IC40へ出力する。
防振追従制御IC40は、レンズ側ブレ補正機構30による防振制御を行うためのICである。防振追従制御IC40には、レンズCPU80からレンズ側防振駆動部目標位置が入力されると共に、位置検出部34からレンズ側防振駆動部位置情報が入力される。防振追従制御IC40は、レンズ側防振駆動部目標位置とレンズ側防振駆動部位置情報から、レンズ側防振駆動部移動量を算出し、防振駆動ドライバ38へ出力する。
防振駆動ドライバ38は、補正レンズ駆動部32を駆動するためのドライバであり、防振追従制御IC40から駆動量の入力を受けて、補正レンズ駆動部32の駆動方向、駆動量を制御する。なお、レンズCPU80から防振追従制御IC40に出力されるレンズ側防振駆動部目標位置は、レンズCPU80で算出されてもよく、ボディCPU50で算出されてもよい。
また、レンズCPU80は、レンズ鏡筒7が有しているレンズ側ブレ補正機構30に関するデータを、ボディCPU50に出力することができる。レンズCPU80が、ボディCPU50に出力するデータとしては、例えば、レンズ鏡筒7がレンズ側ブレ補正機構30を有しているか否かを示す情報が挙げられる。また、レンズCPU80は、レンズ側ブレ補正機構30が補正可能なブレ量に関する情報や、レンズ側ブレ補正機構30がブレを補正するために要するブレ補正時間に関する情報等を、ボディCPU50に出力してもよい。
なお、本実施形態において、レンズ鏡筒7に備えられるEEPROM75には、補正可能なブレ量やブレ補正に要する時間等のレンズ側ブレ補正機構30のブレ補正能力に関するデータが記憶されている。レンズCPU80は、必要に応じてこれらに情報をEEPROM75から読み出し、ボディCPU50に出力することができる。
ボディCPU50は、レンズ側ブレ補正機構30に関するデータを受信し、当該データに基づいてボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30の少なくとも一方を動作させる判断を行う判断手段としての機能を有する。判断手段としてのボディCPU50は、例えば、レンズ側ブレ補正機構30の有無や、ジャイロセンサ42等によって検出されたブレ量および各ブレ補正機構10,30がブレを補正するために要するブレ補正時間等を考慮し、前記の判断を行うことができる。なお、判断手段としてのボディCPU50は、両方のブレ補正機構10,30を同時に使用する判断や、いずれのブレ補正機構10,30も使用しない旨の判断を行うことができてもよい。
ボディCPU50は、前記の判断に基づいて、ボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30の少なくとも一方を動作させる制御を行う制御手段としての機能を有する。例えば、制御手段としてのボディCPU50は、判断手段としてのボディCPU50の判断に基づいて、ボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30のいずれか一方のみを動作させる制御を行うことができる。
また、制御手段としてのボディCPU50は、判断手段としてのボディCPU50の判断に基づいて、ボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30の両方を同時に動作させる制御を行うことができる。この場合において、制御手段としてのボディCPU50は、補正すべきブレ量を、ボディ側ブレ補正機構10および前記レンズ側ブレ補正機構30で分担して補正するように、ボディ側ブレ補正機構10および前記レンズ側ブレ補正機構30を駆動する制御を行うことができる。またさらに、制御手段としてのボディCPU50は、補正すべきブレ量を分担して補正する制御を行う際に、所定比で分担されるようにボディ側ブレ補正機構10および前記レンズ側ブレ補正機構30を駆動する制御を行うことができる。
以下に、図1に示すカメラ3において行われるブレ補正に関する一連の処理を、第1〜第3の実施例を示して説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
図3は、ブレ補正に関する一連の処理についての第1の実施例を表すフローチャートである。図3に示すステップS001では、ボディCPU50、レンズCPU80等による一連の処理が開始される。ステップS001から始まる一連の処理は、例えば、カメラボディ5に備えられる電源58をONした時や、カメラボディ5に備えられた防振スイッチ28をONした時などに、開始される。
図3に示すステップS002では、図1に示すレンズCPU80と、ボディCPU50の間で、第1の通信が行われる。ステップS002において、レンズCPU80は、レンズ鏡筒7にレンズ側ブレ補正機構30が備えられているか否かに関するデータを、ボディCPU50に出力する。さらに、ボディCPU50は、レンズ接点62を介して、レンズ鏡筒7から出力されたデータを受信する。なお、図1に示すカメラ3において、レンズCPU80は、レンズ鏡筒7にレンズ側ブレ補正機構30が備えられている旨のデータを出力し、当該データがボディCPU50によって受信される。なお、ボディCPU50は、受信したデータを一時的にメモリ等に格納してもよい。
ステップS003において、ボディCPU50は、レンズ鏡筒7から受信したレンズ側ブレ補正機構30の有無等に関するデータに基づき、レンズ側ブレ補正機構30を動作させて被写体像のブレを補正するか否かを判断する。第1の実施例において、ボディCPU50は、レンズ鏡筒7がレンズ側ブレ補正機構30を有している場合は、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる判断を行う。
図1に示すボディCPU50は、レンズ鏡筒7にレンズ側ブレ補正機構30が備えられている旨のデータを受信しているので、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる判断を行う。なお、ステップS002およびステップS003において、ボディCPU50は、判断手段として機能している。
ステップS003において、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる判断を行った場合、ボディCPU50は、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる制御を行い、レンズ側ブレ補正機構30によって被写体像のブレを補正する(ステップS004)。それに対して、レンズ側ブレ補正機構30を動作させない旨の判断を行った場合、ボディCPU50は、ボディ側ブレ補正機構10を動作させる制御を行い、ボディ側ブレ補正機構10によって被写体像のブレを補正する(ステップS005)。
ステップS004において、ボディCPU50は、レンズCPU80に対して、レンズ側ブレ補正機構30を用いて被写体像のブレを補正する旨の情報を出力する。さらにボディCPU50は、レリーズスイッチ52から受信した半押し信号および全押し信号等を、レンズCPU80に出力し、レンズCPU80を介してレンズ側ブレ補正機構30を動作させる制御を行う。
この場合において、レンズCPU80は、ジャイロセンサ42の出力から算出されたブレの角度等に基づき、レンズ側防振駆動部目標位置を算出し、防振追従制御IC40へ出力する。さらに、防振追従制御IC40は、レンズ側防振駆動部移動量を算出し、防振駆動ドライバ38へ駆動信号を出力する。ブレ補正レンズ36は、補正レンズ駆動部32から駆動力を伝達され、光軸Lに略垂直な平面に沿って移動する。これによって、レンズ側ブレ補正機構30は、手振れ等によるブレを打ち消す方向にブレ補正レンズ36を移動させ、被写体像のブレを補正する。
ステップS005では、ボディCPU50は、ジャイロセンサ22の出力から算出されたブレの角度等に基づき、ボディ側防振駆動部目標位置を算出し、防振追従制御IC20へ出力する。さらに、防振追従制御IC20は、ボディ側防振駆動部移動量を算出し、防振駆動ドライバ18へ出力する。撮像素子ユニット16は、素子駆動部12から駆動力を伝達され、光軸Lに略垂直な平面に沿って移動する。これによって、ボディ側ブレ補正機構10は、手振れ等によるブレを打ち消す方向に撮像素子ユニット16を移動させ、被写体像のブレを補正する。なお、ステップS004およびステップS005において、ボディCPU50は、制御手段として機能している。
図3に示すステップS006では、ステップS004およびステップS005に示す被写体像のブレ補正に関する処理を終了する。例えば、カメラボディ5の電源スイッチ(不図示)がOFFされた時や、カメラボディ5に備えられた防振スイッチ28がOFFされた時などに、前記処理を終了することができる。
図1および図3に示す第1の実施例に係るカメラ3において、ボディCPU50は、レンズ鏡筒7にレンズ側ブレ補正機構30が備えられているか否かに関するデータを受信する。さらにボディCPU50は、当該データに基づき、レンズ側ブレ補正機構30を動作させて被写体像のブレを補正するか、ボディ側ブレ補正機構10を動作させて被写体像のブレを補正するかを判断する。したがって、第1の実施例に係るカメラ2は、レンズ鏡筒7にレンズ側ブレ補正機構30が備えられる場合は、レンズ側ブレ補正機構30を動作させて、レンズ鏡筒7に備えられる撮影光学系に最適化されたブレ補正動作を行うことができる。
また、第1の実施例に係るカメラボディ5は、当該カメラボディ5に取り付けられたレンズ鏡筒がレンズ側ブレ補正機構30を有しない場合は、ボディ側ブレ補正機構10を動作させ、ブレ補正動作を行うことができる。したがって、第1の実施例に係るカメラボディ5を有するカメラは、当該カメラに取り付けられたレンズ鏡筒がレンズ側ブレ補正機構30を有するか否かに関わらず、好適なブレ補正を行うことができる。
実施例2
図4は、ブレ補正に関する一連の処理についての第2の実施例を表すフローチャートである。図4におけるステップS101およびステップS101で行われる処理は、図3におけるステップS001およびステップS002で行われる処理と同様である。
図3に示すステップS103では、図1に示すレンズCPU80と、ボディCPU50との間で、第2の通信が行われる。ステップ103において、レンズCPU80は、レンズ鏡筒7に備えられるレンズ側ブレ補正機構30の補正効果レベルに関するデータを、ボディCPU50に送信することができる。補正効果レベルに関するデータには、例えばレンズ側ブレ補正機構30が補正可能なブレ量の範囲(最小値および最大値)や、補正可能なブレ速度の範囲(最小値および最大値)等が含まれ得る。
さらに、補正効果レベルに関するデータには、所定のブレを補正するために要するブレ補正レンズ36の移動量や、所定のブレを補正するために要する時間等が含まれ得る。なお、レンズ側ブレ補正機構30の補正効果レベルに関するデータは、レンズ鏡筒7に備えられるEEPROM75に格納されており、レンズCPU80は、第2の通信を行う時に、EEPROM75に格納されているデータを読み出すことができる。
これに対して、ステップS103において、ボディCPU50は、レンズCPU80から出力されたレンズ側ブレ補正機構30の補正効果レベルに関するデータを受信する。なお、ボディCPU50は、受信したデータを、一時的にメモリ等に格納してもよい。また、ステップS102において、レンズ鏡筒がレンズ側ブレ補正機構30を有しない旨のデータをボディCPU50が受信した場合は、ステップS103に係る処理はスキップされる。
ステップS104において、ボディCPU50は、ステップS102およびS103において受信したデータに基づき、レンズ側ブレ補正機構30を動作させて被写体像のブレを補正するか否かを判断する。ボディCPU50は、例えば、レンズ側ブレ補正機構30の補正効果レベルに関するデータと、ボディ側ブレ補正機構10の補正効果レベルに関するデータ等を比較して、レンズ側ブレ補正機構30を動作させるか否かを判断することができる。
したがってボディCPU50は、ブレ補正機構10,30の中から、より効果的にブレを補正できるブレ補正機構を選択し、選択されたブレ補正機構を駆動制御することによって、被写体像のブレを補正することができる。なお、ボディ側ブレ補正機構10の補正効果レベルに関するデータは、カメラボディ5に備えられるEEPROM26に格納されており、ボディCPU50は、ステップS104における判断を行う際に、EEPROM26に格納されているデータを読み出すことができる。
さらに、図1に示すカメラボディ5では、レンズCPU80から複数のデータを受信した場合において、いずれのデータを重視してステップS104における判断を行うかについての優先順位が定められている。当該優先順位に関する情報は、カメラボディ5に備えられたEEPROM26等に格納されている。この場合、ボディCPU50は、受信されたデータおよび優先順位に基づき、より速いブレ補正速度を有するブレ補正機構を動作させる判断や、より大きいブレ補正量を有するブレ補正機構を動作させる判断を行うことができる。
ステップS104においてレンズ側ブレ補正機構30を動作させる判断を行った場合、ボディCPU50は、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる制御を行い、レンズ側ブレ補正機構30によって被写体像のブレを補正する(ステップS105)。それに対して、レンズ側ブレ補正機構30を動作させない旨の判断を行った場合、ボディCPU50は、ボディ側ブレ補正機構10を動作させる制御を行い、ボディ側ブレ補正機構10によって被写体像のブレを補正する(ステップS106)。図4におけるステップS105〜ステップS107で行われる処理は、図3におけるステップS004〜ステップS006で行われる処理と同様である。
図1および図4に示す第2の実施例に係るカメラ3において、ボディCPU50は、レンズCPU80から出力されたレンズ側ブレ補正機構30の補正効果レベルに関するデータに基づき、ボディ側ブレ補正機構10を動作させるか、あるいはレンズ側ブレ補正機構30を動作させるかの判断を行うことができる。したがって、第2の実施例に係るカメラ5は、より速いブレ補正速度や、より大きいブレ補正量を有するブレ補正機構を動作させ、被写体像のブレをより効果的に補正することができる。なお、第2の実施例に係るカメラ3は、第1の実施例に係るカメラ3と同様の効果を有する。
実施例3
図5は、ブレ補正に関する一連の処理についての第3の実施例を表すフローチャートである。図5におけるステップS201〜ステップS203で行われる処理は、図4におけるステップS101〜ステップS103で行われる処理と同様である。
図5に示すステップS204では、図1に示すボディCPU50は、ステップS202およびステップS203において受信したデータに基づき、ブレ補正動作においてレンズ側ブレ補正機構30を動作させるか否かを判断する。ステップS204において、ボディCPU50がレンズ側ブレ補正機構30を動作させないと判断した場合は、ボディCPU50は、ボディ側ブレ補正機構10のみを動作させて被写体像のブレを補正する制御を行う(ステップS206)。
ボディCPU50は、例えば、カメラボディ5に取り付けられたレンズ鏡筒にレンズ側ブレ補正機構が備えられていない場合等に、ボディ側ブレ補正機構10のみを動作させて、被写体像のブレを補正する制御を行う。なお、ステップS206に係る処理は、図4に示すステップS106に係る処理と同様である。
ステップS204において、ボディCPU50がレンズ側ブレ補正機構30を動作させると判断した場合は、ボディCPU50は、さらにボディ側ブレ補正機構10させるか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205において、ボディCPU50は、ステップS204と同様に、ステップS202およびステップS203において受信したデータに基づき、ブレ補正動作においてボディ側ブレ補正機構10を動作させるか否かを判断する。
ステップS205において、ボディCPU50がボディ側ブレ補正機構10を動作させないと判断した場合は、ボディCPU50は、レンズ側ブレ補正機構30のみを動作させて被写体像のブレを補正する制御を行う(ステップS207)。ボディCPU50は、例えば、レンズ鏡筒7がレンズ側ブレ補正機構30を有しているが、電源58が有するバッテリー(不図示)の残量が低下している場合等に、レンズ側ブレ補正機構30のみを動作させて、被写体像のブレを補正する制御を行う。なお、ステップS207に係る処理は、図4に示すステップS105に係る処理と同様である。
ステップS205において、ボディCPU50がボディ側ブレ補正機構10を動作させると判断した場合は、ボディCPU50は、レンズ側ブレ補正機構30とボディ側ブレ補正機構10の両方を同時に動作させて被写体像のブレを補正する制御を行う(ステップS208)。ステップS208において、ボディCPU50は、レンズCPU80に対して、レンズ側ブレ補正機構30とボディ側ブレ補正機構10の両方を同時に動作させて被写体像のブレを補正する旨の情報を出力する。
さらにボディCPU50は、レリーズスイッチ52から受信した半押し信号および全押し信号等をレンズCPU80に出力し、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる制御を行うのと同時に、ジャイロセンサ22の出力から算出されたブレの角度等に基づきボディ側ブレ補正機構10を動作させる制御を行う。
ステップS208において、ボディCPU50は、補正すべきブレ量を、ボディ側ブレ補正機構10とレンズ側ブレ補正機構30で分担して補正するように、ボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30を駆動する制御を行うことができる。ここで、カメラ3においてブレを補正するために必要な被写体像の移動距離(補正すべきブレ量に相当)をΔαとすると、ボディ側ブレ補正機構10によって達成される像の移動距離α1とレンズ側ブレ補正機構30によって達成される像の移動距離α2との関係は、以下の式1で表される。
Δα=α1 + α2 (式1)
また、ボディCPU50は、補正すべきブレ量を分担して補正する制御を行う際に、所定比で分担されるようにボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30を駆動する制御を行うことができる。ボディ側ブレ補正機構10で達成される像の移動量とレンズ側ブレ補正機構30で達成される像の移動量の比をC1:C2とした場合、ボディ側ブレ補正機構10で達成される像の移動距離α1と、レンズ側ブレ補正機構30で達成される像の移動距離α2は、以下の式2および式3で表される。
α1=C1×Δα (式2)
α2=C2×Δα (式3)
ボディCPU50は、所定比で分担されるようにボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30を駆動する制御を行う場合、像の移動量の比である値C2を、レンズCPU80に送信する。レンズCPU80および防振追従制御IC40では、受信した像の移動量の比である値C2を、ブレ補正レンズ36の移動量の算出の際に用いる。すなわち、レンズCPU80および防振追従制御IC40は、両方のブレ補正機構10,30を同時に使用する場合におけるレンズ側防振部移動量を、レンズ側ブレ補正機構30のみでブレ補正する場合におけるレンズ側防振部移動量に値C2を乗じた値とする。
さらに、ボディCPU50および防振追従制御IC20においても、像の移動量の比である値C2を、撮像素子ユニット16の移動量の算出の際に用いる。すなわち、ボディCPU50および防振追従制御IC20は、両方のブレ補正機構10,30を同時に使用する場合におけるボディ側防振部移動量を、ボディ側ブレ補正機構10のみでブレ補正する場合におけるボディ側防振部移動量に、値C1を乗じた値とする。
像の移動量の比である値C1,C2は、ブレ補正機構10,30のブレ補正能力に応じて任意の値とすることができる。例えば、像の移動量の比である値C1,C2は、ボディ側ブレ補正機構10が撮像素子ユニット16の移動に要する時間と、レンズ側ブレ補正機構30がブレ補正レンズ36の移動に要する時間が等しくなるように設定されてもよい。すなわち、ボディ側ブレ補正機構10が撮像素子ユニット16を移動させる速度をv1、レンズ側ブレ補正機構30がブレ補正レンズ36を移動させる速度をv2とした場合、値C1,C2は以下の式4および式5で表される。
C1=v1/(v1 + V2) (式4)
C2=V2/(V1 + V2) (式5)
式4および式5を、式2および式3に代入することによって、ボディ側ブレ補正機構10が撮像素子ユニット16の移動に要する時間t1と、レンズ側ブレ補正機構30がブレ補正レンズ36の移動に要する時間t2は、以下の式6〜式8によって表すことができる。
t1 = α1/v1 = Δα/(v1 + v2) (式6)
t2 = α2/v2 = Δα/(v1 + v2) (式7)
t1 = t2 (式8)
以上のように、ステップS208において、両方のブレ補正機構10,30は、防振部移動量の算出において値C1,C2を乗じる等の変更がある以外は、いずれか一方のブレ補正機構10,30のみでブレ補正を行う場合と同様の方法で駆動制御される。図5に示すステップS209では、図4におけるステップS107と同様に、被写体像のブレ補正に関する一連の処理を終了する。
図1および図5に示す第3の実施例に係るカメラ3において、ボディCPU50は、ボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30の両方を同時に動作させる判断を行い、当該判断に基づいてボディ側ブレ補正機構10とレンズ側ブレ補正機構30の両方を同時に動作させて被写体像のブレを補正する制御を行うことができる。したがって、カメラ3が補正可能なブレ量の最大値は、いずれか一方のみのブレ補正機構10,30を駆動する場合に比べて大きい。これにより、第3の実施例に係るカメラ3は、より振幅の大きいブレが発生した場合でも、好適なブレ補正を行うことができる。
また、ボディCPU50は、補正すべきブレ量を、ボディ側ブレ補正機構10およびレンズ側ブレ補正機構30で分担して補正するように、ブレ補正機構10,30を駆動する制御を行うことができる。したがって、第3の実施例に係るカメラ3が、任意のブレ量のブレ補正を行う際に要する時間は、式(6)および式(8)から解るように、いずれか一方のみのブレ補正機構10,30を駆動する場合に比べて小さい。これにより、第3の実施例に係るカメラ3は、発生したブレに対して、より素早く反応してブレを補正することが可能であり、好適なブレ補正を行うことができる。
さらに、第3の実施例に係るカメラ3において、像の移動量の比である値C1,C2は、ボディ側ブレ補正機構10が撮像素子ユニット16の移動に要する時間と、レンズ側ブレ補正機構30がブレ補正レンズ36の移動に要する時間が等しくなるように設定されてもよい。すなわち、式(4)および式(5)に示すように値C1,C2を設定することによって、ボディ側ブレ補正機構10とレンズ側ブレ補正機構30を常に同期させて駆動・制御することが可能となり、より好適なブレ補正を行うことができる。したがって、実施例3に係るカメラ3によれば、よりブレが少なく、自然な像を得ることができる。なお、第3の実施例に係るカメラ3は、第1および第2の実施例に係るカメラ3と同様の効果を有する。
実施例4
図6は、ブレ補正に関する一連の処理についての第4の実施例を表すフローチャートである。図6におけるステップS301〜ステップS303で行われる処理は、図5におけるステップS201〜ステップS203で行われる処理と同様である。
図6に示すステップS304では、図1に示すボディCPU50は、カメラ3の動作状況を検知して確認する。たとえば、ボディCPU50は、レリーズスイッチ52から半押し信号または全押し信号が入力されているか否かを確認する。あるいは、ボディCPU50は、表示部56がONになっているか否かを確認する。また、ボディCPU50は、カメラ3の動作状況に関するこれらのデータを、一時的にメモリ等に格納できる。
図6に示すステップS305およびS306では、ボディCPU50は、図5に示すステップS205およびS206と同様に、ブレ補正動作において各ブレ補正機構10,30を動作させるか否かを判断する。このとき、ボディCPU50は、ステップS304で確認したカメラ3の動作状況に基づき、各ブレ補正機構10,30を動作させるか否かを判断できる。
例えば、ボディCPU50は、レリーズスイッチ52から半押し信号が入力されているか、表示部56がOFFになっている場合などには、カメラ3の撮影者がファインダにて像を観察中と判断して、レンズ側ブレ補正機構30を動作させる判断を行うことができる。あるいは、このような場合、ボディCPU50は、ボディ側ブレ補正機構10を動作させない判断を行うことができる。
それに対して、ボディCPU50は、レリーズスイッチ52から全押し信号が入力されている場合などには、カメラ3の使用者が撮影中と判断して、ボディ側ブレ補正機構10を動作させる判断を行うことができる。あるいは、ボディCPU50は、表示部56がONになっている場合などには、カメラ3の使用者が撮影中もしくは撮像素子によって撮像された像を観察中と判断して、ボディ側ブレ補正機構10を動作させる判断を行うことができる。
図6におけるステップS307〜ステップS310で行われる処理は、図5におけるステップS206〜ステップS209で行われる処理と同様である。図1および図6に示す第4の実施例に係るカメラ3において、ボディCPU50は、ステップS304で確認したカメラ3の動作状況に基づき、各ブレ補正機構10,30を動作させるか否かを判断できる。したがって、第4の実施例に係るカメラ3は、カメラ3の動作状況に応じて最も効果的なブレ補正を行うことができる。また、第4の実施例に係るカメラ3は、カメラ3の動作状況に応じて必要のないブレ補正機構を動作させないことによって、消費電力を節約することができる。
その他の実施形態
図1に示す第1実施形態に係るカメラ3において、レンズ鏡筒7はレンズ側ブレ補正機構30を有しているが、カメラボディ5に取り付けられるレンズ鏡筒7はこれに限定されず、レンズ側ブレ補正機構を有しないレンズ鏡筒であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの全体ブロック図である。 図2は、図1におけるボディ側ブレ補正機構を示す斜視図である。 図3は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第1の実施例を表すフローチャートである。 図4は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第2の実施例を表すフローチャートである。 図5は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第3の実施例を表すフローチャートである。 図6は、図1に示すカメラにおいて行われるブレ補正制御の第4の実施例を表すフローチャートである。
符号の説明
3… カメラ
5… カメラボディ
7… レンズ鏡筒
10… ボディ側ブレ補正機構
30… レンズ側ブレ補正機構
36… ブレ補正レンズ
20,40… 防振追従制御IC
50… ボディCPU
62… レンズ接点
26,75… EEPROM
80… レンズCPU
L … 光軸

Claims (11)

  1. レンズ鏡筒が着脱可能に取り付けられるカメラ本体であって、
    前記レンズ鏡筒から入射する被写体からの光を受光する撮像部と、
    前記レンズ鏡筒の光軸と交差する方向における、前記撮像部と前記被写体からの光の光路との位置関係を変化させて、前記被写体像のブレを補正するボディ側ブレ補正機構と、
    前記レンズ鏡筒で前記被写体像のブレを補正するレンズ側ブレ補正機構に関するデータを前記レンズ鏡筒から受信し、前記データに基づいて前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の少なくとも一方を動作させる判断を行う判断手段と
    を有するカメラ本体。
  2. 前記判断手段は、前記データに基づいて、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構のうち一方のみを動作させる判断を行う請求項1に記載のカメラ本体。
  3. 前記判断手段は、前記データが、前記レンズ鏡筒が前記レンズ側ブレ補正機構を有していることを示している場合は、前記レンズ側ブレ補正機構を動作させる判断を行う請求項1または請求項2に記載のカメラ本体。
  4. 前記判断手段は、前記データに基づいて、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の両方を同時に動作させる判断を行う請求項1に記載のカメラ本体。
  5. 前記データは、ブレ補正の補正効果のレベルを示すデータである請求項3または請求項4に記載のカメラ本体。
  6. 前記判断手段での判断に基づいて、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構の少なくとも一方を動作させる制御を行う制御手段を有する請求項1〜5のいずれかに記載のカメラ本体。
  7. 補正すべきブレ量を前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構で分担して補正するように、前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構を駆動する制御を行う制御手段を有する請求項4または請求項5に記載のカメラ本体。
  8. 前記制御手段は、補正すべきブレ量を分担して補正する制御を行う際に、所定比で分担されるように前記ボディ側ブレ補正機構および前記レンズ側ブレ補正機構を駆動する制御を行う請求項7に記載のカメラ本体。
  9. 前記ボディ側ブレ補正機構は、前記撮像部を前記光軸と交差する方向に移動させて、前記被写体像のブレを補正する請求項1〜8いずれかに記載のカメラ本体。
  10. カメラ本体に着脱可能なレンズ鏡筒であって、
    被写体光が入射する光学レンズと、
    前記光学レンズを光軸と交差する方向に移動させて、被写体像のブレを補正するレンズ側ブレ補正機構と、
    前記ブレ補正機構の能力に関するデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記データを前記カメラ本体に送信可能な送信部と
    を有するレンズ鏡筒。
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載のカメラ本体と、請求項10に記載のレンズ鏡筒とを有し、
    前記カメラ本体の前記判断手段は、前記レンズ鏡筒の前記送信部から送信される前記データを受信するカメラシステム。
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