JP2013140285A - 像ぶれ補正装置及び撮像装置 - Google Patents

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立幸 中山
Hiromi Fukuda
拓臣 福田
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啓史 小林
Kazuhiro Hattori
和広 服部
Atsushi Horidan
篤 堀段
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    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation

Abstract

【課題】 出力軸の位置精度及び出力軸と副軸の同軸度の向上によるぶれ補正動作の信頼性の向上を図る。
【解決手段】 少なくとも一つのレンズを有し、外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたレンズユニットと、第1の方向へレンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、第2の方向へレンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、レンズユニットを挟んで第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、第1の駆動モーターの出力軸と第2の駆動モーターの出力軸との回転によってレンズユニットがそれぞれ第1の方向と第2の方向へ回動され、各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持された。
【選択図】 図8

Description

本技術は像ぶれ補正装置及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、駆動モーターの出力軸を一対の第1の軸受によって支持すると共に副軸を第2の軸受によって支持することにより出力軸の位置精度及び同軸度の向上によるブレ補正動作の信頼性の向上を図る技術分野に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置には、レンズを光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれの補正を行う像ぶれ補正装置が設けられているものがある。
このような撮像装置に設けられた像ぶれ補正装置には、レンズを有するレンズユニットがレンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と光軸及び第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
レンズユニットは第1の支点軸を支点としてヨーイング方向へ回動されると共に第2の支点軸を支点としてピッチング方向へ回動され、像ブレの補正が行われる。
特許文献1に記載された像ぶれ補正装置にあっては、レンズユニットをヨーイング方向及びピッチング方向へ回動させるための駆動部として、複数のコイル部、マグネット及びヨークをそれぞれ有する二つの駆動モーター(扁平モーター)が用いられている。複数のコイル部は支点軸の軸回り方向(周方向)において並んで配置され、マグネットは支点軸の軸回り方向(周方向)においてN極とS極の磁極が交互に着磁されている。各駆動モーターの出力軸の軸方向はそれぞれ第1の支点軸及び第2の支点軸に一致されている。
駆動モーターはコイル部とマグネットが対向して配置され、コイル部に電流が供給されたときにマグネットとの関係において発生する推力を用いて出力軸の回転によりレンズユニットをヨーイング方向及びピッチング方向へ回動させるようにしている。
一方の駆動モーターは、例えば、レンズユニットの上面側に上下方向を向く向きで配置され、コイル部に電流が供給されたときに電流の供給方向に応じてレンズユニットをヨーイング方向へ回動させるように構成されている。他方の駆動モーターは、例えば、レンズユニットの側面側に左右方向を向く向きで配置され、コイル部に電流が供給されたときに電流の供給方向に応じてレンズユニットをピッチング方向へ回動させるように構成されている。
特開平7−274056号公報
上記のような駆動モーターを用いてレンズユニットを回動させる構成においては、各駆動モーターの出力軸の回転によってレンズユニットが第1の方向と第2の方向へ回動されるため、各出力軸の軸方向が光軸に直交する方向に一致されるように出力軸の位置精度を高める必要がある。
また、出力軸の位置精度を高めるためにレンズユニットを挟んで出力軸の反対側に副軸を設けた場合には、出力軸と副軸の軸中心を一致させるように同軸度の向上を図る必要がある。
そこで、本技術像ぶれ補正装置及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、出力軸の位置精度及び出力軸と副軸の同軸度の向上によるぶれ補正動作の信頼性の向上を図ることを課題とする。
第1に、像ぶれ補正装置は、上記した課題を解決するために、少なくとも一つのレンズを有し、外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたレンズユニットと、前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持されたものである。
従って、像ぶれ補正装置にあっては、出力軸の軸方向と副軸の軸方向とが光軸に直交する第1の支点軸又は第2の支点軸に一致される。
第2に、上記した像ぶれ補正装置においては、前記レンズユニットの外側に位置された内フレームと、前記内フレームの外側に位置された外フレームとを備え、前記内フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の一方を支点として前記レンズユニットが回動自在に支持され、前記外フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の他方を支点として前記レンズユニットと前記内フレームが一体になって回動自在に支持されることが望ましい。
内フレームに第1の支点軸又は第2の支点軸の一方を支点としてレンズユニットが回動自在に支持され、外フレームに第1の支点軸又は第2の支点軸の他方を支点としてレンズユニットと内フレームが一体になって回動自在に支持されることにより、簡素な構成でレンズユニットが第1の方向と第2の方向へ回動される。
第3に、上記した像ぶれ補正装置においては、前記外フレームに、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面部と第2の面部を有する第1の部材と、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面状部と第2の面状部を有する第2の部材とが設けられ、前記第1の面部と前記第1の面状部が対向し前記第2の面部と前記第2の面状部が対向する状態で、前記第2の面部の他端部と前記第1の面状部の他端部とが結合されると共に前記第1の面部の他端部と前記第2の面状部の他端部とが前記第1の駆動モーター又は前記第2の駆動モーターの一部を挟んで結合されることが望ましい。
第2の面部の他端部と第1の面状部の他端部とが結合されると共に第1の面部の他端部と第2の面状部の他端部とが第1の駆動モーター又は第2の駆動モーターの一部を挟んで結合されることにより、第1の面部の大きさを小さくすることが可能になる。
第4に、上記した像ぶれ補正装置においては、前記第1の部材と前記第2の部材の剛性が異なることが望ましい。
第1の部材と第2の部材の剛性が異なることにより、剛性の低い部材が剛性の高い部材に追従し、外フレームに不必要な歪みが生じ難くなる。
第5に、上記した像ぶれ補正装置においては、前記内フレームに配置孔が形成され、前記配置孔に前記第2の軸受が配置されることが望ましい。
内フレームに配置孔が形成され、配置孔に第2の軸受が配置されることにより、第2の軸受を配置することにより像ぶれ補正装置が大型になることがない。
第6に、上記した像ぶれ補正装置においては、前記外フレームに配置孔が形成され、前記配置孔に前記第2の軸受が配置されることが望ましい。
外フレームに配置孔が形成され、配置孔に第2の軸受が配置されることにより、第2の軸受を配置することにより像ぶれ補正装置が大型になることがない。
第7に、上記した像ぶれ補正装置においては、前記駆動モーターに前記マグネットが取り付けられた取付板と前記コイル部が取り付けられたベース部とが設けられ、前記取付板が前記レンズユニット側に取り付けられることが望ましい。
駆動モーターにマグネットが取り付けられた取付板とコイル部が取り付けられたベース部とが設けられ、取付板がレンズユニットに取り付けられることにより、レンズユニットの回動時にコイル部が回転されない。
撮像装置は、上記した課題を解決するために、少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動されて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、前記像ぶれ補正装置は、前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持されたものである。
従って、撮像装置にあっては、出力軸の軸方向と副軸の軸方向とが光軸に直交する第1の支点軸又は第2の支点軸に一致される。
本技術像ぶれ補正装置は、少なくとも一つのレンズを有し、外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたレンズユニットと、前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持されている。
従って、出力軸の位置精度及び出力軸と副軸の同軸度が高くなり、ぶれ補正動作の信頼性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した技術にあっては、前記レンズユニットの外側に位置された内フレームと、前記内フレームの外側に位置された外フレームとを備え、前記内フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の一方を支点として前記レンズユニットが回動自在に支持され、前記外フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の他方を支点として前記レンズユニットと前記内フレームが一体になって回動自在に支持されている。
従って、簡素な構成でレンズユニット第1の方向と第2の方向の両方向へ回動させることができ、機構の簡素化を図った上でぶれ補正動作の適正化を図ることができる。
請求項3に記載した技術にあっては、前記外フレームに、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面部と第2の面部を有する第1の部材と、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面状部と第2の面状部を有する第2の部材とが設けられ、前記第1の面部と前記第1の面状部が対向し前記第2の面部と前記第2の面状部が対向する状態で、前記第2の面部の他端部と前記第1の面状部の他端部とが結合されると共に前記第1の面部の他端部と前記第2の面状部の他端部とが前記第1の駆動モーター又は前記第2の駆動モーターの一部を挟んで結合されている。
従って、第1の面部の大きさを小さくすることができ、像ぶれ補正装置の外形状が小さくなり、像ぶれ補正装置の小型化を図ることができる。
請求項4に記載した技術にあっては、前記第1の部材と前記第2の部材の剛性が異なるようにしている。
従って、剛性の低い部材が剛性の高い部材に追従し、外フレームに不必要な歪みが生じ難いため、出力軸と副軸の同軸度の向上を図ることができる。
請求項5に記載した技術にあっては、前記内フレームに配置孔が形成され、前記配置孔に前記第2の軸受が配置されている。
従って、第2の軸受を配置することにより像ぶれ補正装置が大型になることがなく、出力軸の位置精度及び出力軸と副軸の同軸度の向上を図った上で像ぶれ補正装置の小型化を図ることができる。
請求項6に記載した技術にあっては、前記外フレームに配置孔が形成され、前記配置孔に前記第2の軸受が配置されている。
従って、第2の軸受を配置することにより像ぶれ補正装置が大型になることがなく、出力軸の位置精度及び出力軸と副軸の同軸度の向上を図った上で像ぶれ補正装置の小型化を図ることができる。
請求項7に記載した技術にあっては、前記駆動モーターに前記マグネットが取り付けられた取付板と前記コイル部が取り付けられたベース部とが設けられ、前記取付板が前記レンズユニット側に取り付けられている。
従って、コイル部に通電するためのケーブルを固定して配置でき、ケーブルの配置スペースが小さくなり、像ぶれ補正装置の小型化を図ることができる。
また、コイル部の外周に対して外形を小さくできるマグネットをレンズユニット側に取り付けることにより、外側に配置される部材に対して内側に配置される部材を小さくすることが可能になり、像ぶれ補正装置の小型化を図ることができる。
本技術撮像装置は、少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動されて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、前記像ぶれ補正装置は、前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持されている。
従って、出力軸の位置精度及び出力軸と副軸の同軸度が高くなり、ぶれ補正動作の信頼性の向上を図ることができる。
以下に、本技術像ぶれ補正装置及び撮像装置を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本技術撮像装置をビデオカメラに適用し、本技術像ぶれ補正装置をこのビデオカメラに設けられた像ぶれ補正装置に適用したものである。
尚、本技術撮像装置及び像ぶれ補正装置の適用範囲はそれぞれビデオカメラ及びビデオカメラに設けられた像ぶれ補正装置に限られることはない。本技術撮像装置及び像ぶれ補正装置は、例えば、スチルカメラ、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の各種の機器に組み込まれた撮像装置又はこれらの撮像装置に設けられた像ぶれ補正装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、ビデオカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となり、撮影者側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
また、以下に示すレンズは、単一のレンズによって構成されているもの及び複数のレンズによりレンズ群として構成されているものの両者を含む意味である。
[撮像装置の全体構成]
撮像装置1は外筐2の内外に所要の各部が配置されて成る(図1及び図2参照)。外筐2は、例えば、前後方向に長いケース状に形成され、前端部がフロントパネル部3として設けられ、後端部における上端部が後方に開口された収納ケース部4として設けられている。
外筐2の上面2aにはマイクロフォン5、5、インターフェースカバー6及び操作スイッチ7、7が前側から順に配置されている。操作スイッチ7、7は、例えば、ズームレバーと撮影釦である。
外筐2の一方の側面2bには電源釦、画像再生釦等の各種の操作釦8、8、・・・が配置されている。外筐2の一方の側面2bにはメモリーカード9が装着される。
外筐2の後面2cにはモード切替釦や録画釦等の操作釦10、10が配置されている。
外筐2の後面にはバッテリー11が装着され、バッテリー11は一部が外筐2の後面2cより後方へ突出される。
フロントパネル部3の上端部にはフラッシュ12が配置されている。フラッシュ12は夜間撮影時等に用いられ、フラッシュ12からは補助光が前方へ向けて出射される。
外筐2の側面部には表示部13が回動自在かつ回転自在に連結されている。表示部13は前端部が外筐2に連結され、表示面13aを有している。
撮像装置1の後端部にはファインダー14が連結され、ファインダー14は収納ケース部4に対して前後方向へスライド可能及びチルト方向へ回動可能とされている。
ファインダー14は、後端部を除いた部分が収納ケース部4に収納される収納位置と収納ケース部4から引き出される引出位置との間でスライド可能とされている。また、ファインダー14は引出位置において前端部を支点としてチルト方向へ回動可能とされている。
[像ぶれ補正装置の構成]
外筐2の内部には像ぶれ補正装置15が配置されている(図3乃至図8参照)。像ぶれ補正装置15は外フレーム16と内フレーム17と保持フレーム18とレンズユニット19を有している。
外フレーム16は第1の部材20と第2の部材21とが結合されて構成されている。
第1の部材20は上下方向を向く第1の面部22と左右方向を向く第2の面部23とから成り、第1の面部22の右端部と第2の面部23の上端部が連続されている。第1の面部22の中央部には挿通孔22aが形成されている。第2の面部23は前後に位置し略上下に延びる一対の柱部24、24と柱部24、24の各下端部を連結し前後に延びる連設部25とを有している。柱部24、24の上端部は上方へ行くに従って左方へ変位するように傾斜された傾斜部24a、24aとして設けられ、傾斜部24a、24aの上端部がそれぞれ第1の面部22の右端部における前後両端部に連続されている。
第2の部材21は上下方向を向く第1の面状部26と左右方向を向く第2の面状部27とから成り、第1の面状部26の左端部と第2の面状部27の下端部が連続されている。第1の面状部26の中央部には配置孔26aが形成されている。第2の面状部27の中央部には挿入配置孔27aが形成されている。第2の面状部27の上端部における前後両端部には、上方へ行くに従って右方へ変位するように傾斜された傾斜取付部27b、27bが設けられている。
第1の部材20における第2の面部23の下端部と第2の部材21における第1の面状部26の右端部とはネジ止め等によって結合されている。
第2の部材21は第1の部材20より厚みが厚くされ、剛性が高くされている。第2の部材21は、例えば、マグネシウム等のダイキャストによって形成され、第1の部材20は鉄等の金属材料によって形成されている。
尚、第1の部材20と第2の部材21は一方が他方より剛性が高くされていればよく、第1の部材20が第2の部材21より剛性が高くされていてもよい。
上記のように第1の部材20と第2の部材21のうち一方が他方より剛性が高くされていることにより、両者が結合された状態において剛性の高い部材に剛性の低い部材が追従して稍変形される。例えば、第2の部材21が第1の部材20より剛性が高い場合には、第2の部材21に第1の部材20が追従して稍変形される。
内フレーム17は外フレーム16の内側に配置され、第1の支持部材28と第2の支持部材29とが結合されて構成されている。
第1の支持部材28は上下方向を向く天面部30と左右方向を向く右側面部31とから成り、天面部30の右端部と右側面部31の上端部が連続されている。天面部30の中央部には挿入配置孔30aが形成されている。右側面部31の中央部には挿入孔31aが形成されている。
第2の支持部材29は上下方向を向く底面部32と左右方向を向く左側面部33とから成り、底面部32の左端部と左側面部33の下端部が連続されている。底面部32の中央部には取付孔32aが形成されている。左側面部33の中央部には配置孔33aが形成されている。
第1の支持部材28における右側面部31の下端部と第2の支持部材29における底面部32の右端部とはネジ止め等によって結合され、第1の支持部材28における天面部30の左端部と第2の支持部材29における左側面部33の上端部とはネジ止め等によって結合されている。
第2の支持部材29は第1の支持部材28より厚みが厚くされ、剛性が高くされている。第2の支持部材29は、例えば、マグネシウム等のダイキャストによって形成され、第1の支持部材28は鉄等の金属材料によって形成されている。
尚、第1の支持部材28と第2の支持部材29は一方が他方より剛性が高くされていればよく、第1の支持部材28が第2の支持部材29より剛性が高くされていてもよい。
上記のように第1の支持部材28と第2の支持部材29のうち一方が他方より剛性が高くされていることにより、両者が結合された状態において剛性の高い部材に剛性の低い部材が追従して稍変形される。例えば、第2の支持部材29が第1の支持部材28より剛性が高い場合には、第2の支持部材29に第1の支持部材28が追従して稍変形される。
保持フレーム18は内フレーム17の内側に配置され、第1の取付部材34と第2の取付部材35とが結合されて構成されている。
第1の取付部材34は上下方向を向く上面部36と左右方向を向く右横面部37とから成り、上面部36の右端部と右横面部37の上端部が連続されている。右横面部37の中央部には挿入配置孔37aが形成されている。
第2の取付部材35は上下方向を向く下面部38と左右方向を向く左横面部39とから成り、下面部38の左端部と左横面部39の下端部が連続されている。左横面部39の中央部には取付孔39aが形成されている。
第1の取付部材34における右横面部37の下端部と第2の取付部材35における下面部38の右端部とはネジ止め等によって結合され、第1の取付部材34における上面部36の左端部と第2の取付部材35における左横面部39の上端部とはネジ止め等によって結合されている。
レンズユニット19は保持フレーム18の内側に配置され、鏡筒40と鏡筒40の内部において前後に並んで配置された複数のレンズ41、41、・・・と鏡筒40の後端部に取り付けられた撮像ユニット42とを有している。鏡筒40は前後に長い筒状に形成されている。撮像ユニット42はCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の図示しない撮像素子を有している。
鏡筒40の前面には最も前側に位置するレンズ41の外周側にカバー部材43が取り付けられている。カバー部材43は円環状に形成され、前面が前方へ凸の球面状に形成されている。
レンズユニット19の上方には第1の駆動モーター44が配置されている(図4、図6及び図8参照)。
第1の駆動モーター44は、例えば、扁平モーターであり、上下方向において薄型にされ、取付板45とマグネット46とコイル体47と被取付板48を有している(図8乃至図10参照)。
取付板45は上下方向を向き、取付板45の略中央部には軸固定部材49が取り付けられている。軸固定部材49には出力軸50の下端部が固定され、出力軸50は下端部を除く部分が取付板45から上方へ突出されている。出力軸50の上端寄りの位置には周方向に延びる嵌合溝50aが形成されている。取付板45はヨークとして機能する。
マグネット46は円環状に形成され、取付板45の上面に取り付けられ、周方向に並んでN極とS極の磁極46a、46a、・・・が交互に着磁されている。マグネット46は、例えば、60°の等間隔で6極に着磁されており、磁極46a、46a、・・・の境界が極境46b、46b、・・・として形成されている。
コイル体47は環状に形成された薄板状のベース部51とベース部51の下面に周方向に離隔して配置された複数のコイル部52、52、・・・とを有し、コイル部52、52、・・・は順に接続され1相に形成されている。
ベース部51の中央部には軸挿通孔51aが形成されている。ベース部51にはコイル部52、52、・・・が配置された配置領域53とコイル部52、52、・・・が配置されていない無配置領域54とが形成されている。配置領域53の外周53aは略円弧状に形成され、無配置領域54の外周54aは略直線状に形成されている。
コイル部52、52、・・・はそれぞれ配置領域53に、例えば、60°の間隔で五つが設けられ、周方向に等間隔に離隔して位置されている。コイル部52は、緩やかな円弧状に形成された外周部52aと、外周部52aの内側に位置され緩やかな円弧状に形成された内周部52bと、外周部52aの両端部と内周部52bの両端部とをそれぞれ結ぶ推力発生部52c、52cとから成る。
ベース部51の軸挿通孔51aの中心はレンズユニット19をヨーイング方向へ回動させる後述する第1の支点軸に一致される。
ベース部51の無配置領域54には磁気検出素子55として、例えば、ホール素子が配置されている。磁気検出素子55は向かい合うマグネット46の外周より内側に配置され、マグネット46に対向する位置に存在する。
コイル体47のコイル部52、52、・・・及び磁気検出素子55には一部がベース部51に取り付けられたフレキシブルプリント配線板56を介して図示しない電流駆動回路から電流が供給される。
被取付板48は上下方向を向き、下面にコイル体47におけるベース部51の上面が取り付けられている(図8乃至図10参照)。被取付板48の略中央部には略円筒状に形成された保持部材57が取り付けられ、保持部材57は下端部を除いた部分が被取付板48から上方へ突出されている。
保持部材57にはそれぞれ円環状の第1の軸受58、58及びスペーサー59が挿入されて保持される。第1の軸受58、58は、例えば、玉軸受(ベアリング)であり、スペーサー59を挟んで上下に位置される。スペーサー59の内部には圧縮コイルバネ60が配置され、圧縮コイルバネ60によって第1の軸受58、58が上下方向において互いに離隔する方向へ付勢される。
保持部材57に第1の軸受58、58、スペーサー59及び圧縮コイルバネ60が挿入されて配置された状態において、出力軸50が下方から第1の軸受58、58、スペーサー59及びベース部51の軸挿通孔51aを挿通される。出力軸50は軸方向に離隔して位置された第1の軸受58、58に回転自在に支持される。
出力軸50は上端部が保持部材57から上方へ突出され、出力軸50の嵌合溝50aに留め具61が嵌合されて出力軸50の保持部材57からの脱落が防止され第1の駆動モーター44が構成される。第1の駆動モーター44が構成された状態においては、コイル体47のコイル部52、52、・・・とマグネット46が上下で対向して位置される。
レンズユニット19の右方には第2の駆動モーター62が配置されている(図4、図6及び図8参照)。
第2の駆動モーター62は、例えば、扁平モーターであり、左右方向において薄型にされ、取付板63とマグネット64とコイル体65と被取付板66を有している(図8、図10及び図11参照)。
取付板63は左右方向を向き、取付板63の略中央部には軸固定部材67が取り付けられている。軸固定部材67には出力軸68の左端部が固定され、出力軸68は左端部を除く部分が取付板63から右方へ突出されている。出力軸68の左端寄りの位置には周方向に延びる嵌合溝68aが形成されている。取付板63はヨークとして機能する。
マグネット64は円環状に形成され、取付板63の右側面に取り付けられ、周方向に並んでN極とS極の磁極64a、64a、・・・が交互に着磁されている。マグネット64は、例えば、60°の等間隔で6極に着磁されており、磁極64a、64a、・・・の境界がそれぞれ極境64b、64b、・・・として形成されている。
コイル体65は環状に形成された薄板状のベース部69とベース部69の左側面に周方向に離隔して配置された複数のコイル部70、70、・・・とを有し、コイル部70、70、・・・は順に接続され1相に形成されている。
ベース部69の中央部には軸挿通孔69aが形成されている。ベース部69にはコイル部70、70、・・・が配置された配置領域71とコイル部70、70、・・・が配置されていない無配置領域72とが形成されている。配置領域71の外周71aは略円弧状に形成され、無配置領域72の外周72aは略直線状に形成されている。
コイル部70、70、・・・は配置領域71に、例えば、60°の間隔で五つが設けられ、周方向に等間隔に離隔して位置されている。コイル部70は、緩やかな円弧状に形成された外周部70aと、外周部70aの内側に位置され緩やかな円弧状に形成された内周部70bと、外周部70aの両端部と内周部70bの両端部とをそれぞれ結ぶ推力発生部70c、70cとから成る。
ベース部69の軸挿通孔69aの中心はレンズユニット19をピッチング方向へ回動させる後述する第2の支点軸に一致される。
ベース部69の無配置領域72には磁気検出素子73として、例えば、ホール素子が配置されている。磁気検出素子73は向かい合うマグネット64の外周より内側に配置され、マグネット64に対向する位置に存在する。
コイル体65のコイル部70、70、・・・及び磁気検出素子73には一部がベース部69に取り付けられたフレキシブルプリント配線板74を介して図示しない電流駆動回路から電流が供給される。
被取付板66は左右方向を向き、左側面にコイル体65におけるベース部69の右側面が取り付けられている(図8、図10及び図11参照)。被取付板66の略中央部には略円筒状に形成された保持部材75が取り付けられ、保持部材75は左端部を除いた部分が被取付板66から右方へ突出されている。
保持部材75にはそれぞれ円環状の第1の軸受76、76及びスペーサー77が挿入されて保持される。第1の軸受76、76は、例えば、玉軸受(ベアリング)であり、スペーサー77を挟んで左右に位置される。スペーサー77の内部には圧縮コイルバネ78が配置され、圧縮コイルバネ78によって第1の軸受76、76が左右方向において互いに離隔する方向へ付勢される。
保持部材75に第1の軸受76、76、スペーサー77及び圧縮コイルバネ78が挿入されて配置された状態において、出力軸68が左方から第1の軸受76、76、スペーサー77及びベース部69の軸挿通孔69aを挿通される。出力軸68は軸方向に離隔して位置された第1の軸受76、76に回転自在に支持される。
出力軸68は右端部が保持部材75から右方へ突出され、出力軸68の嵌合溝68aに留め具79が嵌合されて出力軸68の保持部材75からの脱落が防止され第2の駆動モーター62が構成される。第2の駆動モーター62が構成された状態においては、コイル体65のコイル部70、70、・・・とマグネット64が左右で対向して位置される。
内フレーム17における底面部32の取付孔32aには副軸80が取り付けられている(図8参照)。副軸80は上端部が取付孔32aに取り付けられ、上端部以外の部分が底面部32から下方へ突出されている。
保持フレーム18における左横面部39の取付孔39aには副軸81が取り付けられている。副軸81は右端部が取付孔39aに取り付けられ、右端部以外の部分が左横面部39から左方へ突出されている。
外フレーム16における第1の面状部26の配置孔26aには第2の軸受82が挿入された状態で取り付けられている。第2の軸受82としては、例えば、玉軸受(ベアリング)が用いられている。
内フレーム17における左側面部33の配置孔33aには第2の軸受83が挿入された状態で取り付けられている。第2の軸受83としては、例えば、玉軸受(ベアリング)が用いられている。
[各部間の取付構造]
レンズユニット19の外周面には保持フレーム18がネジ止め等によって取り付けられる(図8及び図12参照)。レンズユニット19に保持フレーム18が取り付けられた状態においては、レンズユニット19の前後両端部がそれぞれ保持フレーム18の前後に突出される。
保持フレーム18における右横面部37の外面には第2の駆動モーター62の取付板63がネジ止め等によって取り付けられ、第2の駆動モーター62が保持フレーム18の右方に配置される。
保持フレーム18の外周側には内フレーム17が配置される(図8、図13及び図14参照)。保持フレーム18の外周側に内フレーム17が配置された状態においては、保持フレーム18の左横面部39に取り付けられた副軸81が内フレーム17の左側面部33に取り付けられた第2の軸受83に回転自在に支持される。
第2の駆動モーター62は被取付板66が内フレーム17における右側面部31の内面にネジ止め等によって取り付けられる。このときコイル体65のベース部69は無配置領域72の外周72aが上端に位置する状態とされる。
第2の駆動モーター62の保持部材75は内フレーム17の右側面部31に形成された挿入孔31aに挿入されて右方へ突出される。このとき取付板63に取り付けられた軸固定部材67の一部が保持フレーム18の右横面部37に形成された挿入配置孔37aに配置されている。従って、保持部材75の右方への突出量が小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
内フレーム17における天面部30の上面には第1の駆動モーター44の取付板45がネジ止め等によって取り付けられ、第1の駆動モーター44が内フレーム17の上方に配置される。
内フレーム17の外周側には外フレーム16が配置される(図3、図5及び図8参照)。このとき第2の駆動モーター62における保持部材75の右端部は外フレーム16の第2の面部23から右方へ突出される。
内フレーム17の外周側に外フレーム16が配置された状態においては、内フレーム17の底面部32に取り付けられた副軸80が外フレーム16の第1の面状部26に取り付けられた第2の軸受82に回転自在に支持される。
第1の駆動モーター44は被取付板48が外フレーム16における第1の面部22の下面にネジ止め等によって取り付けられる。このときコイル体47のベース部51は無配置領域54の外周54aが左端に位置する状態とされる。
被取付板48は左端部が外フレーム16における第2の面状部27の傾斜取付部27b、27bにネジ止め等によって取り付けられる。従って、外フレーム16は第1の面部22と第2の面状部27が第1の駆動モーター44の被取付板48を挟んで結合される。
このように外フレーム16は第1の面部22と第2の面状部27が被取付板48を挟んで結合されるため、第1の面部22の左右方向における大きさを小さくすることができ、上記のように、第2の面状部27に傾斜取付部27b、27bを形成することが可能とされている。
従って、傾斜取付部27b、27bが形成されている分、像ぶれ補正装置15の外形状が小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
第1の駆動モーター44の保持部材57は外フレーム16の第1の面部22に形成された挿通孔22aに挿入されて上方へ突出される。このとき取付板45に取り付けられた軸固定部材49の一部が内フレーム17の天面部30に形成された挿入配置孔30aに配置されている。従って、保持部材57の上方への突出量が小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
また、副軸81は外フレーム16における第2の面状部27の挿入配置孔27aに配置されており、副軸81が第2の面状部27から左方へ突出されず、像ぶれ補正装置15の一層の小型化を図ることができる。
上記のように構成された像ぶれ補正装置15においては、第1の駆動モーター44の出力軸50の中心軸と副軸80の中心軸とを結ぶ軸が第1の支点軸84とされ、第2の駆動モーター62の出力軸68の中心軸と副軸81の中心軸とを結ぶ軸が第2の支点軸85とされる(図8参照)。
[像ぶれ補正装置の動作]
以下に、像ぶれ補正装置15におけるぶれ補正動作について説明する(図15乃至図19参照)。
レンズユニット19は第1の支点軸84と第2の支点軸85を支点としてそれぞれヨーイング方向(第1の方向)とピッチング方向(第2の方向)へ回動される。
レンズユニット19がヨーイング方向へ回動される前の基準位置、即ち、ヨーイング方向における回動範囲の中央の位置にある状態においては、第1の駆動モーター44のマグネット46の極境46b、46b、・・・がそれぞれコイル部52、52、・・・の周方向における中央線M、M、・・・に一致されている(図15参照)。また、このときマグネット46の一つの極境46bがコイル体47に設けられた磁気検出素子55の中央に一致されている。
一方、レンズユニット19がピッチング方向へ回動される前の基準位置、即ち、ピッチング方向における回動範囲の中央の位置にある状態においては、第2の駆動モーター62のマグネット64の極境64b、64b、・・・がそれぞれコイル部70、70、・・・の周方向における中央線M、M、・・・に一致されている(図15参照)。また、このときマグネット64の一つの極境64bがコイル体65に設けられた磁気検出素子73の中央に一致されている。
レンズユニット19のヨーイング方向への回動は、推力発生部52c、52c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するようにコイル部52、52、・・・に電流が供給されることにより行われる。このときレンズユニット19は、取付板45、マグネット46及び出力軸50の回転に伴って第1の支点軸84を支点として外フレーム16に対して内フレーム17及び保持フレーム18と一体になって回動される(図16及び図17参照)。
レンズユニット19のヨーイング方向への回動時には、磁気検出素子55によるマグネット64の回転位置の検出が行われる。マグネット64の回転位置の検出は、マグネット64の回転に伴う磁束の変化が磁気検出素子55によって検出されることにより行われ、マグネット64の回転位置の検出結果に基づいてレンズユニット19のヨーイング方向における回動位置が検出される。コイル部52、52、・・・にはマグネット64の回転位置の検出結果に応じて、上記したように、推力発生部52c、52c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するように電流が供給される。
一方、レンズユニット19のピッチング方向への回動は、推力発生部70c、70c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するようにコイル部70、70、・・・に電流が供給されることにより行われる。このときレンズユニット19は、取付板63、マグネット64及び出力軸68の回転に伴って第2の支点軸85を支点として外フレーム16及び内フレーム17に対して保持フレーム18と一体になって回動される(図18及び図19参照)。
レンズユニット19のピッチング方向への回動時には、磁気検出素子73によるマグネット64の回転位置の検出が行われる。マグネット64の回転位置の検出は、マグネット64の回転に伴う磁束の変化が磁気検出素子73によって検出されることにより行われ、マグネット64の回転位置の検出結果に基づいてレンズユニット19のヨーイング方向における回動位置が検出される。コイル部70、70、・・・にはマグネット64の回転位置の検出結果に応じて、上記したように、推力発生部70c、70c、・・・にぶれを補正する方向への推力が発生するように電流が供給される。
尚、上記には、内フレーム17に第2の支点軸85を支点としてレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16に第1の支点軸84を支点としてレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持された例を示した。
しかしながら、像ぶれ補正装置15にあっては、逆に、内フレーム17に第1の支点軸84を支点としてレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16に第2の支点軸85を支点としてレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持されていてもよい。
但し、出力軸や副軸に対する負荷を軽減するためには、レンズユニット19が略左右方向へ回動されるヨーイング方向への回動時より略上下方向へ移動するピッチング方向への回動時に回動されるものの重量が小さい方が望ましい。従って、出力軸や副軸に対する負荷を軽減するためには、内フレーム17に第1の支点軸84を支点としてレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16に第2の支点軸85を支点としてレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持される構成とすることが望ましい。
[撮像装置の一実施形態]
図20に、本技術撮像装置の一実施形態によるビデオカメラのブロック図を示す。
撮像装置(ビデオカメラ)100(撮像装置1に相当)は、撮像機能を担うレンズユニット101(レンズユニット19に相当)と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部102と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部103とを有している。また、撮像装置100は、撮影された画像等を表示する液晶パネル等の画像表示部104(表示部13に相当)と、メモリーカード1000(メモリーカード9に相当)への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)105と、撮像装置100の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)106と、ユーザーによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等から成る入力部107(操作スイッチ7、操作釦8、操作釦10、操作部17に相当)と、レンズユニット101に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部108とを備えている。
レンズユニット101は、レンズ群109(レンズユニット19に設けられたレンズ群に相当)を含む光学系や、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子110(撮像ユニット42に設けられた撮像素子に相当)等とによって構成されている。
カメラ信号処理部102は、撮像素子110からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部103は、所定の画像データーフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデーター仕様の変換処理等を行う。
画像表示部104はユーザーの入力部107に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデーターを表示する機能を有している。
R/W105は、画像処理部103によって符号化された画像データーのメモリーカード1000への書込及びメモリーカード1000に記録された画像データーの読出を行う。
CPU106は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、入力部107からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部107は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッターレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU106に対して出力する。
レンズ駆動制御部108は、CPU106からの制御信号に基づいてレンズ群109の各レンズを駆動する図示しないモータ等を制御する。
メモリーカード1000は、例えば、R/W105に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU106による制御の下で、レンズユニット101において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部102を介して画像表示部104に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部107からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU106がレンズ駆動制御部108に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部108の制御に基づいてレンズ群109の所定のレンズが移動される。
入力部107からの指示入力信号によりレンズユニット101の図示しないシャッターが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部102から画像処理部103に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデーターフォーマットのデジタルデーターに変換される。変換されたデーターはR/W105に出力され、メモリーカード1000に書き込まれる。
フォーカシングやズーミングは、CPU106からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部108がレンズ群109の所定のレンズを移動させることにより行われる。
メモリーカード1000に記録された画像データーを再生する場合には、入力部107に対する操作に応じて、R/W105によってメモリーカード1000から所定の画像データーが読み出され、画像処理部103によって伸張復号化処理が行われた後に、再生画像信号が画像表示部104に出力されて再生画像が表示される。
[まとめ]
以上に記載した通り、撮像装置1及び像ぶれ補正装置15にあっては、第1の駆動モーター44と第2の駆動モーター62の出力軸50、68がそれぞれ軸方向に離隔した一対の第1の軸受58、58、76、76によって回転自在に支持されると共に副軸80、81が第2の軸受82、83に回転自在に支持されている。
従って、レンズユニット19が第1の支点軸84と第2の支点軸85の軸回り方向へ回動される構成において、出力軸50、68の位置精度及び出力軸50、68と副軸80、81の同軸度が高くなり、ぶれ補正動作の信頼性の向上を図ることができる。
また、像ぶれ補正装置15にあっては、内フレーム17にレンズユニット19が回動自在に支持され、外フレーム16にレンズユニット19と内フレーム17が一体になって回動自在に支持されている。
従って、簡素な構成でレンズユニット19をヨーイング方向とピッチング方向の両方向へ回動させることができ、機構の簡素化を図った上でぶれ補正動作の適正化を図ることができる。
被取付板48は左端部が外フレーム16における第2の面状部27の傾斜取付部27b、27bにネジ止め等によって取り付けられる。従って、外フレーム16は第1の面部22と第2の面状部27が第1の駆動モーター44の被取付板48を挟んで結合される。
このように外フレーム16は第1の面部22と第2の面状部27が被取付板48を挟んで結合されるため、第1の面部22の左右方向における大きさを小さくすることができ、上記のように、第2の面状部27に傾斜取付部27b、27bを形成することが可能とされている。
従って、傾斜取付部27b、27bが形成されている分、像ぶれ補正装置15の外形状が小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
さらに、外フレーム16の第1の部材20と第2の部材21の剛性が異なるため、剛性の低い部材が剛性の高い部材に追従し、外フレーム16に不必要な歪みが生じ難いため、出力軸50、68と副軸80、81の同軸度の向上を図ることができる。
さらにまた、第2の軸受83が内フレーム17に形成された配置孔33aに配置されているため、第2の軸受83を配置することにより像ぶれ補正装置15が大型になることがなく、出力軸50、68の位置精度及び出力軸50、68と副軸80、81の同軸度の向上を図った上で像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
また、第2の軸受82が外フレーム16に形成された配置孔26aに配置されているため、第2の軸受82を配置することにより像ぶれ補正装置15が大型になることがなく、出力軸50、68の位置精度及び出力軸50、68と副軸80、81の同軸度の向上を図った上で像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
加えて、第1の駆動モーター44のマグネット46が取り付けられた取付板45が内フレーム17に固定されるためコイル部52、52、・・・が外フレーム16に対して回転されない。同様に、第2の駆動モーター62のマグネット64が取り付けられた取付板63が保持フレーム18に固定されるためコイル部70、70、・・・が内フレーム17に対して回転されない。
従って、フレキシブルプリント配線板56、74を固定して配置でき、フレキシブルプリント配線板56、74の配置スペースが小さくなり、像ぶれ補正装置15の小型化を図ることができる。
また、コイル部52、52、・・・、70、70、・・・の外周に対して外形を小さくできるマグネット46、64をレンズユニット19側に取り付けることにより、外フレーム16に対して内フレーム17を小さくすると共に内フレーム17に対して保持フレーム18を小さくすることが可能になり、像ぶれ補正装置1の小型化を図ることができる。
さらに、コイル部52、52、・・・、70、70、・・・が回転されないため、レンズユニット19の回動時にフレキシブルプリント配線板56、74に対する負荷が生じることがなく、フレキシブルプリント配線板56、74の長寿命化を図ることができる。
[本技術]
本技術は、以下のような構成にすることができる。
(1)少なくとも一つのレンズを有し、外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたレンズユニットと、前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持された像ぶれ補正装置。
(2)前記レンズユニットの外側に位置された内フレームと、前記内フレームの外側に位置された外フレームとを備え、前記内フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の一方を支点として前記レンズユニットが回動自在に支持され、前記外フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の他方を支点として前記レンズユニットと前記内フレームが一体になって回動自在に支持された前記(1)に記載の像ぶれ補正装置。
(3)前記外フレームに、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面部と第2の面部を有する第1の部材と、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面状部と第2の面状部を有する第2の部材とが設けられ、前記第1の面部と前記第1の面状部が対向し前記第2の面部と前記第2の面状部が対向する状態で、前記第2の面部の他端部と前記第1の面状部の他端部とが結合されると共に前記第1の面部の他端部と前記第2の面状部の他端部とが前記第1の駆動モーター又は前記第2の駆動モーターの一部を挟んで結合された前記(2)に記載の像ぶれ補正装置。
(4)前記第1の部材と前記第2の部材の剛性が異なる前記(3)に記載の像ぶれ補正装置。
(5)前記内フレームに配置孔が形成され、前記配置孔に前記第2の軸受が配置された前記(1)から前記(4)の何れかに記載の像ぶれ補正装置。
(6)前記外フレームに配置孔が形成され、前記配置孔に前記第2の軸受が配置された前記(1)から前記(5)の何れかに記載の像ぶれ補正装置。
(7)前記駆動モーターに前記マグネットが取り付けられた取付板と前記コイル部が取り付けられたベース部とが設けられ、前記取付板が前記レンズユニット側に取り付けられた前記(1)から前記(6)の何れかに記載の像ぶれ補正装置。
(8)少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動されて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、前記像ぶれ補正装置は、前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持された撮像装置。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本技術を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図20と共に本技術撮像装置を示すものであり、本図は、撮像装置の斜視図である。 図1とは異なる方向から見た状態で示す撮像装置の斜視図である。 像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 像ぶれ補正装置の分解斜視図である。 図3とは異なる方向から見た状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 図4とは異なる方向から見た状態で示す像ぶれ補正装置の分解斜視図である。 外フレーム、内フレーム、保持フレーム及びレンズユニットを分離して示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 像ぶれ補正装置の概略拡大断面図である。 第1の駆動モーターの拡大分解斜視図である。 駆動モーターの拡大断面図である。 第2の駆動モーターの拡大分解斜視図である。 外フレーム、内フレーム及び内フレームに取り付けられた第2の駆動モーターの一部を取り外した状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 外フレーム及び外フレームに取り付けられた第1の駆動モーターの一部を取り外した状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 外フレーム及び外フレームに取り付けられた第1の駆動モーターの一部を取り外し図13とは異なる方向から見た状態で示す像ぶれ補正装置の斜視図である。 基準位置におけるマグネットとコイル体の位置関係を示す模式図である。 図17と共にレンズユニットがヨーイング方向へ回動されている状態を示すものであり、本図は、ヨーイング方向における一方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 ヨーイング方向における他方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 図19と共にレンズユニットがピッチング方向へ回動されている状態を示すものであり、本図は、ピッチング方向における一方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 ピッチング方向における他方へ回動されている状態を示す概略平面図である。 撮像装置のブロック図である。
1…撮像装置、2…外筐、15…像ぶれ補正装置、16…外フレーム、17…内フレーム、19…レンズユニット、20…第1の部材、21…第2の部材、22…第1の面部、23…第2の面部、26…第1の面状部、26a…配置孔、27…第2の面状部、33a…配置孔、41…レンズ、44…第1の駆動モーター、45…取付板、46…マグネット、50…出力軸、51…ベース部、58…第1の軸受、62…第2の駆動モーター、63…取付板、64…マグネット、68…出力軸、69…ベース部、76…第1の軸受、80…副軸、81…副軸、82…第2の軸受、83…第2の軸受、84…第1の支点軸、85…第2の支点軸、100…撮像装置、101…レンズユニット

Claims (8)

  1. 少なくとも一つのレンズを有し、外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動可能とされたレンズユニットと、
    前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、
    前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、
    前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、
    前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、
    前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持された
    像ぶれ補正装置。
  2. 前記レンズユニットの外側に位置された内フレームと、
    前記内フレームの外側に位置された外フレームとを備え、
    前記内フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の一方を支点として前記レンズユニットが回動自在に支持され、
    前記外フレームに前記第1の支点軸又は前記第2の支点軸の他方を支点として前記レンズユニットと前記内フレームが一体になって回動自在に支持された
    請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  3. 前記外フレームに、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面部と第2の面部を有する第1の部材と、直交する状態でそれぞれ一端部が連結された第1の面状部と第2の面状部を有する第2の部材とが設けられ、
    前記第1の面部と前記第1の面状部が対向し前記第2の面部と前記第2の面状部が対向する状態で、前記第2の面部の他端部と前記第1の面状部の他端部とが結合されると共に前記第1の面部の他端部と前記第2の面状部の他端部とが前記第1の駆動モーター又は前記第2の駆動モーターの一部を挟んで結合された
    請求項2に記載の像ぶれ補正装置。
  4. 前記第1の部材と前記第2の部材の剛性が異なる
    請求項3に記載の像ぶれ補正装置。
  5. 前記内フレームに配置孔が形成され、
    前記配置孔に前記第2の軸受が配置された
    請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  6. 前記外フレームに配置孔が形成され、
    前記配置孔に前記第2の軸受が配置された
    請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  7. 前記駆動モーターに前記マグネットが取り付けられた取付板と前記コイル部が取り付けられたベース部とが設けられ、
    前記取付板が前記レンズユニット側に取り付けられた
    請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  8. 少なくとも一つのレンズを有するレンズユニットと前記レンズユニットが内部に配置された外筐とを有し、前記レンズユニットが前記外筐に対して前記レンズの光軸に直交する第1の支点軸の軸回り方向である第1の方向と前記光軸及び前記第1の支点軸にともに直交する第2の支点軸の軸回り方向である第2の方向とに回動されて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、
    前記像ぶれ補正装置は、
    前記第1の方向へ前記レンズユニットを回動させる第1の駆動モーターと、
    前記第2の方向へ前記レンズユニットを回動させる第2の駆動モーターとを備え、
    前記レンズユニットを挟んで前記第1の駆動モーターの反対側に副軸が配置され、
    前記第1の駆動モーターの出力軸と前記第2の駆動モーターの出力軸との回転によって前記レンズユニットがそれぞれ前記第1の方向と前記第2の方向へ回動され、
    前記各出力軸が軸方向に離隔したそれぞれ一対の第1の軸受によって回転自在に支持されると共に前記各副軸がそれぞれ第2の軸受に回転自在に支持された
    撮像装置。
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