JPWO2018142454A1 - 遮断器 - Google Patents

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Abstract

遮断器の操作性を向上することを課題とする。
遮断器は、遮断器主回路(31)と、遮断器主回路搬送ユニット(20)と、固定側ロック部材(25)と、フロントサイドユニット(26)と、配電盤(90)とを備えている。フロントサイドユニット(26)または固定側ロック部材(25)にはロック解除部材(24)が取り付けられている。遮断器主回路搬送ユニット(20)が第1の位置に置かれている場合には、移動側ロック部材(23)は初期位置にあり、遮断器主回路搬送ユニット(20)が第1の位置から奥側に向かって移動すると、ロック解除部材(24)と連動して移動側ロック部材(23)が引き込み位置に向かって移動し、遮断器主回路搬送ユニット(20)が第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、移動側ロック部材(23)は、引き込み位置から初期位置に復帰して、固定側ロック部材(25)に開口されている係合穴(25a)と係合している。

Description

この発明は、遮断器に関わり、特に、遮断器主回路の意図しない盤外への引出操作を防止するために、盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器に関するものである。
遮断器には、遮断器本体(遮断器主回路)が、扉を備えた配電盤の内部に備え付けられている(たとえば、特許文献1〜3)。盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器は、盤外から遮断器本体の位置を操作するために、外部操作機構が取り付けられている。この遮断器において、盤内挿入インターロック機構は、遮断器本体の意図しない盤外への引出操作を防止するために設けられている。
盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器は、配電盤の扉を閉めた状態で、盤外から遮断器本体の位置を操作するために、外部操作機構を有する。遮断器本体を盤外に搬出したり、盤内に挿入するときは、配電盤の扉を開いて遮断器本体を直接手動で移動させる。盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器は、この引出し操作や挿入操作にたいして、次のようなインターロック機構を有している。
すなわち、配電盤の内部から遮断器本体を引き出す際に、意図しない遮断器本体の盤外への引出操作を防止するため、移動ロック機構(移動側ロック部材および固定側ロック部材)が動作する。移動ロック機構は、配電盤の筐体と接触し、意図しない遮断器本体の盤外引出操作を防止している。作業者が移動ロック機構の解除動作を行うことで、遮断器本体を盤外へ引出す動作が可能となる。このとき遮断器本体の盤内への挿入動作は、手動で移動ロック機構を解除することで行っていた。
特開2011-10544号公報 特開昭63-81607号公報 特開2012-253895号公報
以上説明したように、配電盤から引出し可能な機器には、遮断器本体が含まれている。誤操作による盤外引出操作により、配電盤から機器が意図せずに落下または脱落する。配電盤からの機器の落下と脱落を防止するために、遮断器には移動ロック機構が取り付けられている。作業者は、移動ロック機構を解除することにより、配電盤の外部への引出し操作、配電盤の内部への挿入操作を行うことが可能である。外部操作機構を有する遮断器本体も、移動ロック機構を有している。移動ロック機構は、配電盤の筐体と係合し、遮断器本体の意図しない盤外引出しを防止する。
外部操作機構を有する遮断器は、外部操作機構を有さない遮断器と構造の共用化を図るため、外部操作機構の構造ユニットは、遮断器本体の下部に取り付けられている。このため、遮断器本体の重心位置の付近に移動ロック機構の解除機構を設けるには、複数のリンクにより構成される必要がある。移動ロック機構の解除機構は、外部操作機構の構造ユニットに取り付けられている。
外部操作機構を有する遮断器は、盤内挿入/盤外引出ユニット(遮断器主回路搬送ユニット)、遮断器室筺体(コンパートメント)、および、遮断器本体を備えている。盤内挿入/盤外引出ユニットは、外部操作機構を有した遮断器本体を盤内へ挿入する際に使用する。遮断器本体は、外部操作機構を有するものが盤内へ挿入される。外部操作機構を有した遮断器の盤内挿入/盤外引出ユニットでは、遮断器本体の盤内挿入時にも移動ロック機構が遮断器室筺体の係合部と接触する。作業者は、挿入操作時には盤内挿入/盤外引出ユニットの操作ハンドルを中央方向に引き、移動ロック機構の解除操作を行う必要がある。
作業者は、移動ロック機構の解除操作を行ってから、遮断器本体の高さ方向の重心位置から離れた部分を持ち、配電盤の内部へ遮断器本体を挿入する。このため、遮断器本体の重心位置の付近を持ち、盤内挿入操作を行うよりも大きな操作力が必要である。次いで、作業者が解除操作を行いながら遮断器本体を配電盤内に挿入する。作業者は、このとき解除操作と挿入操作を同時に行う必要があるため、作業性が低下していた。
本発明は、上記のような盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器における課題を解決するためになされたものである。したがって、この発明は、引き出された遮断器本体を配電盤の内部へ挿入するにあたって、移動ロック機構を一時的に自動的解除させることを目的としている。そのようにすることで、遮断器本体の挿入作業を容易に行うことが出来る、盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器を提供することを目的とする。
本発明に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、係合穴が開口されている固定側ロック部材と、復元力を有する移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、フロントサイドユニットまたは固定側ロック部材にはロック解除部材が取り付けられていて、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置に置かれている場合には、移動側ロック部材は初期位置にあり、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から奥側に向かって移動すると、ロック解除部材と連動して移動側ロック部材が引き込み位置に向かって移動し、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、移動側ロック部材は、引き込み位置から初期位置に復帰して、固定側ロック部材に開口されている係合穴と係合していることを特徴とする。
本発明に係わる遮断器は、本発明に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、係合穴が開口されている固定側ロック部材と、復元力を有する移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、フロントサイドユニットまたは固定側ロック部材にはロック解除部材が取り付けられていて、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置に置かれている場合には、移動側ロック部材は初期位置にあり、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から奥側に向かって移動すると、ロック解除部材と連動して移動側ロック部材が引き込み位置に向かって移動し、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、移動側ロック部材は、引き込み位置から初期位置に復帰して、固定側ロック部材に開口されている係合穴と係合していることを特徴とすることにより、第2の位置に到達すると、移動側ロック部材は、引き込み位置から初期位置に復帰する。
フロントサイドユニットの盤内挿入インターロック機構は、盤内挿入時の移動ロック機構を自動的に解除すると共に、移動ロック機構が自動解除された後には、速やかに盤外引出に対するロックが復帰する構造である。配電盤の扉を閉めた状態で、遮断器主回路を盤内に挿入する際に、移動ロック機構を一時的に自動解除し、遮断器主回路の盤内操作力の低減、および、盤内挿入時の作業性の向上が実現可能である。
本発明の実施の形態による盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器の内部構造を示す側断面図である。 本発明の実施の形態による遮断器ユニットの概略構成を示す側断面図である。 本発明の実施の形態による盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器の構造を説明するための図で、遮断器主回路が試験位置にいる場合を表している全体回路図である。 本発明の実施の形態による盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器の構造を説明するための図で、遮断器主回路が接続位置にいる場合を表している全体回路図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している斜視図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路搬送ユニットを前方斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、フロントサイドユニットの部分拡大図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットを表す上面図(平面図)である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットを表す正面図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットを表す右側面図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットのユニット操作ハンドルを表す拡大正面図であり、フロントサイドユニットが初期位置にいることを表している。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットのユニット操作ハンドルを表す拡大正面図であり、フロントサイドユニットが引き込み位置にいることを表している。 本発明の実施の形態1によるフロントサイドユニットの構造を説明するための図で、テーパー部材の拡大上面図(平面図)である。 本発明の実施の形態1によるフロントサイドユニットの構造を説明するための図で、ユニット操作ハンドルおよびテーパー部材の構造を表す右側面図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している拡大側面図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が試験位置にいる場合を表している斜視外観図である。 本発明の実施の形態1による遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が試験位置にいる場合を表している拡大側面図である。 本発明の実施の形態1に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が接続位置にいる場合を表している斜視外観図である。 本発明の実施の形態2に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している斜視外観図である。 本発明の実施の形態2に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している拡大斜視図である。 本発明の実施の形態2に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している拡大側面図である。 本発明の実施の形態2に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が試験位置にいる場合を表している斜視外観図である。 本発明の実施の形態2に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が試験位置にいる場合を表している拡大側面図である。 本発明の実施の形態3に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している斜視外観図である。 本発明の実施の形態3に係わる遮断器主回路搬送ユニットの構造を説明するための図で、遮断器主回路が引出位置にいる場合を表している拡大斜視図である。
本発明の実施の形態に係わる盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器について、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一または同様の構成部分については同じ符号を付しており、対応する各構成部のサイズや縮尺はそれぞれ独立している。例えば構成の一部を変更した断面図の間で、変更されていない同一構成部分を図示する際に、同一構成部分のサイズや縮尺が異なっている場合もある。また、盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態に係わる盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器について図を参照して説明する。遮断器の遮断器主回路搬送ユニット(盤内挿入/盤外引出ユニット)は、配電盤の扉を閉めた状態で、遮断器本体の位置を操作可能な外部操作機構を有している。図1は、この発明を適用した、盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器の構成を示す側断面図である。本発明の実施の形態に係わる遮断器100は、通常、横方向に複数台が並べて配置されている。遮断器100は、遮断器ユニット30、配電盤90、水平母線103、ケーブル104、変流器106などから構成されていて、盤内挿入インターロック機構を備えている。
遮断器ユニット30は、配電盤90の内部に納められている。配電盤90は、配電盤本体91と配電盤扉92から構成されている。配電盤90の配電盤扉92は、配電盤本体91の前面側に開閉可能に設けられている。配電盤扉92には、扉開口部92aが2か所に設けられている。配電盤本体91の内部のほぼ中央には、複数台の配電盤本体91の間を貫いて水平方向に水平母線103を配置している。ここで、水平方向は、図において、紙面の厚み方向を指している。配電盤本体91の内部には、遮断器ユニット30などが取り付けられている。
水平母線103の後方には、配電盤本体91の床面から上方に立ち上がるように2本のケーブル104を配置している。また、水平母線103の前方には、配電盤本体91に固定された遮断器ユニット30を上下方向に2個配置している。各々の遮断器ユニット30の内部には、1台の遮断器主回路31を配置している。接続部105は、絶縁カバーで保護されており、遮断器ユニット30の後部壁に装着されている。接続部105は、上下2段に分かれて、計6個が一つの遮断器ユニット30に、設けられている。遮断器主回路搬送ユニット20とフロントサイドユニット26は、外部操作機構の構造ユニットとして機能する。接続部105の一端は、水平母線103あるいは変流器106を介してケーブル104に接続されている。
遮断器ユニット30は、遮断器本体の位置を操作可能な外部操作機構を有している。接続部105の他端は、遮断器主回路31の前後方向への移動により、遮断器主回路31の端子と切離する。遮断器ユニット30は、遮断器主回路31と遮断器主回路搬送ユニット20(盤内挿入/盤外引出ユニット)などから構成されている。遮断器主回路31は、遮断器主回路搬送ユニット20に搭載されており、遮断器ユニット30の内部において、配電盤本体91の前後方向に適宜に移動である。この図では、遮断器主回路31は、試験位置に置かれている。フロントサイドユニット26は、遮断器主回路搬送ユニット20の前部に取り付けられている。
図2は、この発明を実施するための実施の形態に係わる遮断器ユニット30の主要構成を表している、概略断面図である。各々の遮断器主回路31は、遮断器主回路搬送ユニット20に搭載されている。遮断器ユニット30は配電盤90に固定されている。各々の遮断器主回路搬送ユニット20には、キャスター21などが設けられている。遮断器主回路31には、前面に遮断器ハンドル32が取り付けられている。フロントサイドユニット26には、ユニット操作レバー28、ユニット操作ハンドル22などが取り付けられている。
フロントサイドユニット26のユニット操作レバー28を操作するには、操作棒の先端を扉開口部92aに通す必要がある。この操作棒を用いてユニット操作レバー28を配電盤90の外部から操作すると、遮断器主回路搬送ユニット20に搭載された遮断器主回路31が水平方向に移動する。遮断器主回路31を配電盤90に設置するには、盤外で遮断器主回路搬送ユニット20に搭載した遮断器主回路31を、先ず、配電盤扉92を開けた状態で、遮断器ユニット30のコンパートメント30Aに搭載する。この時、遮断器主回路31は、引出位置A(第1の位置)に置かれている。また、遮断器主回路搬送ユニット20は、引出位置D(第1の位置)に置かれている。引出位置は、遮断器主回路31の前面部が一部盤外に引き出された状態を意味している。
次いで、遮断器ハンドル32またはユニット操作ハンドル22を手動で押して、遮断器主回路31および遮断器主回路搬送ユニット20を、試験位置B(第2の位置)および試験位置E(第2の位置)にまで移動する。さらに、配電盤扉92を閉めた状態で、操作棒を用いてフロントサイドユニット26のユニット操作レバー28を操作すると、キャスター21を備えた遮断器主回路搬送ユニット20は、水平方向に機械的に移動し、遮断器主回路31が接続位置C(第3の位置)にまで到達する。すなわち、遮断器ユニットは外部操作機構を備えている。
図3は、本発明の実施の形態による盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器の構造を説明するための全体回路図である。スイッチング動作を行う遮断器主回路31は、試験位置(第2の位置)に置かれている。この状態では、遮断器主回路31は、接続部105から、切離されている。遮断器ユニットでは、遮断器主回路31に表示された矢印の向きに、電流が流れる。遮断器主回路31は、試験位置でも、接続部105から、切離されている。電力の受電回路は、通常三相回路(R相、S相、T相)となっている。このため、3本のブスバー(水平母線103)を平行するように配置している。配電盤の側断面図では、各相(R相、S相、T相)は、上側遮断器主回路の下側端子と、下側遮断器主回路の上側端子に接続されている。
ケーブル104は、直径が数センチメートル位の絶縁電線である。このケーブル104は、スイッチギヤ(遮断器)の床面から上方に向けてスイッチギヤの内側に引き込まれている。ケーブル104を、天井からスイッチギヤ内に引き込む方式もある。変流器106(CT:Current Transformer)は、ブスバーに装着されて、ブスバーに流れる電流値(数百〜数千A)を検出している。ケーブル104の立上がり部の〇印は、ブスバーと引き込まれたケーブル先端の接続部を示している。接続部105は、遮断器主回路31の端子と切離可能である。接続部105と〇印の間は、断面が平角状の銅製のブスバーである。
図4は、本発明の実施の形態による盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器の構造を説明するための全体回路図である。遮断器主回路31は、接続位置(第3の位置)に置かれている。この状態では、遮断器主回路31は、接続部105に接続されている。スイッチング動作を行う遮断器主回路31が、開状態から閉状態になり、2本のケーブル104に、逆方向に電流が流れている。変流器106で、電流の大きさを検出している。ブスバーには数千Vの電圧が印加されている。スイッチギヤの筺体、内部の各室間の仕切りは接地電位となっている。また、ブスバーは、変流器106(CT)を貫通するように配置している。ブスバーには数千Vの電圧が印加されているので、接地電位であるスイッチギヤの筺体や仕切りから所定の絶縁距離を確保するように設計している。さらに、前述の変流器106(CT)を貫通するように配置している。
図5は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器ユニット30の主要構成要素を表している、斜視図である。遮断器ユニット30は、コンパートメント30A(背板35、側板36など)、遮断器主回路搬送ユニット20、遮断器主回路31などから構成されている。この図では、遮断器主回路搬送ユニット20に搭載されている遮断器主回路31は、引出位置(第1の位置)に置かれている。スイッチング遮断器の主回路部から伸びる芯線を保護するために、遮断器主回路31には絶縁カバー34が設けられている。フロントサイドユニット26は、フロントサイドユニット本体26A、ユニット操作ハンドル22、ユニット操作レバー28などから構成されている。盤内挿入インターロック機構40は、引出位置で遮断器主回路搬送ユニット20にすでに取り付けられていてもよい。
盤内挿入インターロック機構40は、遮断器主回路搬送ユニット20の左右に取り付けられている。ユニット操作ハンドル22およびユニット操作レバー28は、フロントサイドユニット26(フロントサイドユニット本体26A)に取り付けられている。作業者が遮断器ハンドル32(ユニット操作ハンドル22)を奥方向(P方向)に押すと、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31が後方向(奥側)に移動する。作業者が遮断器ハンドル32(ユニット操作ハンドル22)を扉側方向(Q方向)に引き戻すと、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31が前方向(前側)に移動する。
図6は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器ユニット30の移動機構(遮断器主回路搬送ユニット20およびフロントサイドユニット26)を表している、斜視図である。フロントサイドユニット26は、フロントサイドユニット本体26A、ユニット操作ハンドル22、移動側ロック部材23、テーパー部材24(ロック解除部材)、ユニット操作レバー28などから構成されている。遮断器主回路搬送ユニット20には、遮断器主回路31が引出位置で搭載される。遮断器主回路31が搭載された遮断器主回路搬送ユニット20は、作業者が試験位置でユニット操作レバー28を倒すと、フロントサイドユニット26から離れて、P方向に向かって、コンパートメント30Aのスライドベース37の上を機械的に接続位置まで移動する。作業者が接続位置でユニット操作レバー28を再度操作すると、遮断器ユニット30は、コンパートメント30Aのスライドベース37の上を機械的にQ方向に移動し、試験位置に戻る。
図7は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器主回路搬送ユニット20における、盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、拡大斜視図である。盤内挿入インターロック機構40は、固定側ロック部材25、移動側ロック部材23、テーパー部材24(ロック解除部材)などから構成されている。ここでは、遮断器ユニット(遮断器主回路搬送ユニット20、フロントサイドユニット26および遮断器主回路31)は引出位置に置かれている。ここでは、復元力を有する移動側ロック部材23は初期位置にある。
同図を用いて、盤内挿入インターロック機構40の詳細な構造を説明する。固定側ロック部材25には、第1の係合穴25aと第2の係合穴25bが開口されている。第1の係合穴25aは、移動側ロック部材23に対応している。第2の係合穴25bは、テーパー形状を有するテーパー部材24に対応している。引出位置では、移動側ロック部材23とテーパー部材24は、固定側ロック部材25の外部(入り口側)に置かれている。移動側ロック部材23およびテーパー部材24は、フロントサイドユニット26に取り付けられている。第1の係合穴25aは第2の係合穴25bよりも配電盤の前側に配置されている。
図8は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器主回路搬送ユニット20の主要動作を説明するための平面図である。この図では、遮断器主回路搬送ユニット20(遮断器主回路31)は、試験位置に置かれている。同図には、遮断器主回路搬送ユニット20、固定側ロック部材25、スライドベース37(底板)、フロントサイドユニット26、遮断器主回路31などが示されている。作業者は、電気的な安全を確保するために、操作棒70を用いて、配電盤扉92(配電盤90)の外側から、ユニット操作レバー28を操作する。
作業者は、ユニット操作レバー28を操作するには、操作棒70を、配電盤扉92に開口されている扉開口部92aから、配電盤本体91の内部に、挿入する。ユニット操作レバー28が操作されると、遮断器主回路搬送ユニット20は、フロントサイドユニット26から分離して、スライドベース37の上をスライド移動する。遮断器主回路搬送ユニット20は、配電盤の奥方向(P方向、図5を参照)に向かって、遮断器ユニット30の接続位置まで移動する。固定側ロック部材25は、遮断器主回路搬送ユニット20の左右2か所に設けられている。
フロントサイドユニット26には、ユニット操作レバー28の反対側に、テーパー部分を有するテーパー部材24が取り付けられている。テーパー部材24は、移動側ロック部材23およびユニット操作ハンドル22と連動して動く。テーパー部材24は、作業者がユニット操作ハンドル22を中央方向に動かすと、同じく中央方向に向かって動くため、盤内挿入インターロック機構40の位置ロックが解除される。
図9は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器ユニット30の主要構成を表している、正面図である。遮断器ユニット30は、遮断器主回路31と遮断器主回路搬送ユニット20とフロントサイドユニット26などから構成されている。ユニット操作レバー28、ユニット操作ハンドル22、移動側ロック部材23、テーパー部材24などが、フロントサイドユニット26に取り付けられている。テーパー部材24は、移動側ロック部材23の奥に配置されている。フロントサイドユニット26のユニット操作ハンドル22は、作業者が手動でフロントサイドユニット26(遮断器主回路31)の中央方向(矢印の方向)に向かって動かすことができる。
作業者がフロントサイドユニット26のユニット操作ハンドル22を中央方向に動かすと、フロントサイドユニット26の移動側ロック部材23(およびテーパー部材24)も中央方向に向かって縮退しながら、引き込み位置に移動する。移動側ロック部材23が中央方向に引き込まれると、盤内挿入インターロック機構40の位置ロックが解除される。試験位置で、ユニット操作レバー28を右方向に倒すと、フロントサイドユニット26から分離して、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31が奥方向に進入する。
図10は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器主回路31および遮断器主回路搬送ユニット20の主要構成要素を表している、側面図である。遮断器ユニット30は、遮断器主回路搬送ユニット20、スライドベース37(底板)、フロントサイドユニット26、遮断器主回路31などから構成されている。遮断器主回路搬送ユニット20には、遮断器主回路31が搭載されている。遮断器ユニット30が試験位置Bに置かれているときに、作業者がユニット操作レバー28を操作すると、遮断器主回路搬送ユニット20は、接続位置Cに向かって、スライドベース37の上をスライド移動する。
図11は、この発明を実施するための実施の形態1に係わるフロントサイドユニット26の主要構成を表している、正面図である。同図は、発明の実施の形態1によるユニット操作ハンドル22の近傍を表している拡大図である。フロントサイドユニット26の、ユニット操作ハンドル22、移動側ロック部材23およびテーパー部材24が、初期位置にいることを表している。テーパー部材24は、フロントサイドユニット26の裏側にリベット24aで固定されている。ユニット操作ハンドル22は、縮退状態(引き込み位置)から作業者が手を放すと、復元バネ27の作用で、中央方向から外部方向に向かって、復帰する。ユニット操作ハンドル22、移動側ロック部材23およびテーパー部材24の動きは、連動している。
図12は、この発明を実施するための実施の形態1に係わるフロントサイドユニット26の主要構成を表している、正面図である。同図は、ユニット操作ハンドル22の近傍を表している拡大図である。フロントサイドユニット26の、ユニット操作ハンドル22、移動側ロック部材23およびテーパー部材24が、引き込み位置に縮退していることを表している。ユニット操作ハンドル22は、作業者が縮退状態から手を放すと、復元バネ27の作用で、引き込み位置(中央方向)から初期位置(外部方向)に向かって、復帰する。ユニット操作ハンドル22、移動側ロック部材23およびテーパー部材24の動きは、連動している。
図13は、発明の実施の形態1によるユニット操作ハンドル22の近傍における上面拡大図である。同図を用いて、この発明を実施するための実施の形態に係わるテーパー部材24の形態を詳細に説明する。フロントサイドユニット26のテーパー部材24は、フロントサイドユニット本体26Aにリベット24aで固定されている。テーパー部材24は、主要辺24bが、フロントサイドユニット26(および遮断器主回路搬送ユニット20)の内部側に向かって幅が減少するように、テーパー状に加工されている。テーパー部材24の主要辺24bは、フロントサイドユニット26に取り付けられている移動側ロック部材23が、遮断器主回路搬送ユニット20のロック位置から解除するように機能する。
すなわち、フロントサイドユニット26と連結された遮断器主回路搬送ユニット20が引出位置(第1の位置)から配電盤の奥側に向かって移動して、フロントサイドユニット26のテーパー部材24が固定側ロック部材25と接触すると、フロントサイドユニット26の移動側ロック部材23が連動してフロントサイドユニット26の中央方向に引き込み位置に向かって移動する。なお、同図では、遮断器主回路の挿入方向に対して、テーパー部材24を中央方向に傾けることにより構成しているが、テーパー部材24の形状はこれに限定されるものではない。移動側ロック部材23とテーパー部材24は別部品にて構成しているが、テーパーの構成方法は問わないものとする。
図14は、発明の実施の形態1によるフロントサイドユニット26のユニット操作ハンドル22の近傍を表す拡大側面図である。同図を用いて、この発明を実施するための実施の形態に係わるユニット操作ハンドル22の形態を詳細に説明する。ユニット操作ハンドル22とテーパー部材24は、フロントサイドユニット本体26Aにリベット24aで固定されている。テーパー部材24は、主要辺24bが、テーパー状に加工されている。ユニット操作ハンドル22は、握りやすさを考慮して、傾斜している。
図15は、本実施の形態に係わる盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、拡大側面図である。同図には、遮断器主回路搬送ユニット20、遮断器主回路31、移動側ロック部材23、テーパー部材24、固定側ロック部材25、フロントサイドユニット26などが表示されている。この図では、遮断器主回路31は、引出位置に置かれている。第1の係合穴25aと第2の係合穴25bは、それぞれ、固定側ロック部材25に加工されている。移動側ロック部材23は、初期位置にある。
第1の係合穴25aは、移動側ロック部材23に対応する大きさに開口されている。第2の係合穴25bは、テーパー部材24に対応する大きさ並びに高さに開口されている。遮断器主回路搬送ユニット20のキャスター21は、遮断器主回路31が飛び出さないように、主軸が、固定側ロック部材25の内側上辺25dをスライドしながら移動する。遮断器主回路搬送ユニット20が引出位置から試験位置に移動する際に、テーパー部材24は固定側ロック部材25から抗力を受ける。この抗力によって、移動側ロック部材23は、フロントサイドユニット26の中央方向に向かって縮退しながら引き込み移動する。
図16は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる遮断器ユニット30の主要構成要素を表している、斜視図である。同図では、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31が試験位置にいる場合が表現されている。フロントサイドユニット26と直交するように、固定側ロック部材25が遮断器主回路搬送ユニット20の左右に取り付けられている。固定側ロック部材25は、遮断器ユニット30(コンパートメント30A)に固定されている。試験位置では、移動側ロック部材23と固定側ロック部材25が係合しているため、フロントサイドユニット26および遮断器主回路搬送ユニット20の移動が制限されている。
図17は、この発明を実施するための実施の形態1に係わる盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、拡大側面図である。同図には、遮断器主回路搬送ユニット20、遮断器主回路31、移動側ロック部材23、固定側ロック部材25などが表示されている。この図では、遮断器ユニット30(遮断器主回路31)は、試験位置に置かれている。固定側ロック部材25の第1の係合穴25aは、移動側ロック部材23と係合している。固定側ロック部材25の第2の係合穴25bは、テーパー部材24と係合している。このため、フロントサイドユニット26は、固定側ロック部材25に対して、位置がロックされていて、奥方向にこれ以上進行することができない。移動側ロック部材23は、初期位置にある。
図18は、この発明を実施するための実施の形態に係わる遮断器ユニット30の主要構成要素を表している、斜視図である。同図には、遮断器主回路搬送ユニット20および、遮断器主回路31が接続位置にいる場合が表現されている。遮断器ユニット30の接続位置では、第1の係合穴25aは、移動側ロック部材23と係合している。同様に、遮断器ユニット30の接続位置では、第2の係合穴25bは、テーパー部材24と係合している。このため、フロントサイドユニット26は、固定側ロック部材25に対して、位置がロックされていて、奥方向にこれ以上進行することができない。作業者が、盤外から、ユニット操作レバー28を横方向に倒すと、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31は、配電盤の奥方向に機械的に移動し、遮断器ユニット30は接続位置に置かれる。接続位置に到達した遮断器主回路31は、芯線の接続が完了した状態になる(図4を参照)。
以上説明したように、本実施の形態に係わる遮断器ユニットは、外部操作機構を有しており、配電盤の扉を閉めた状態で、試験位置から接続位置までの間で遮断器主回路(遮断器本体)の位置を操作することが可能である。遮断器主回路搬送ユニット20には遮断器主回路31が搭載されている。作業者は、配電盤の扉を開けた状態で、遮断器主回路搬送ユニット20、および、遮断器主回路31をP方向、Q方向に操作し、盤内挿入と盤外引出を行うものである。挿入操作時、作業者はユニット操作ハンドル22を持ち、図中のP方向に力を加え、遮断器主回路の挿入操作を行う。
本実施の形態は、移動側ロック部材23に、位置ロックの自動解除のためのロック解除部材(テーパー部材24)を連結することを特徴とする。テーパー部材24は、ユニット操作ハンドル22に締結されている。ユニット操作ハンドル22には復元バネ27(復帰ばね)が設けられていて、ユニット操作ハンドル22は、自動で遮断器外側に向けて復帰するものである。作業者は、挿入操作時、遮断器ハンドル32を持ち、盤内挿入を行うものである。
挿入操作時には、フロントサイドユニット26のテーパー部材24が固定側ロック部材25の第2の係合穴25bと係合することにより、フロントサイドユニット26のテーパー部材24が遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと移動する。フロントサイドユニット26のテーパー部材24の中央方向への移動に連動し、移動側ロック部材23も遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと移動するため、挿入操作時には移動ロック機構の自動解除が可能である。
本実施の形態は、遮断器ユニット30において、移動側ロック部材23の遮断器挿入方向にテーパー部材24を設けることにより、盤内挿入時には移動側ロック部材の自動解除が可能となる。このため、作業者は、挿入操作時に移動側ロック部材の解除が不要となるので、遮断器ハンドル32を持ち、遮断器主回路31の挿入操作を行うことが可能である。遮断器ハンドル32は遮断器主回路31の重心付近に配置されており、加えて作業者が加える力は図中P方向のみであるため、操作力を低下させることができる。
すなわち、本実施の形態に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、前記遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、第1の係合穴と第2の係合穴が開口されている固定側ロック部材と、ロック解除部材と移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、前記遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、前記第1の係合穴は前記第2の係合穴よりも前記配電盤の前側に配置され、前記フロントサイドユニットと連結された遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から前記配電盤の奥側に向かって移動して、前記フロントサイドユニットのロック解除部材が前記固定側ロック部材と接触すると、前記フロントサイドユニットの移動側ロック部材が連動してフロントサイドユニットの中央方向に移動し、前記遮断器主回路搬送ユニットがこの第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、前記移動側ロック部材と前記ロック解除部材は、前記第1の係合穴と前記第2の係合穴とそれぞれ係合して、記フロントサイドユニットと連結された遮断器主回路搬送ユニットは移動がロックされることを特徴とする。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係わる盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器について図を参照して説明する。図19は、本発明の実施の形態2に係る盤内挿入インターロック機構40を説明するための斜視図である。この図では、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31は、引出位置に置かれている。実施の形態2に係わる盤内挿入インターロック機構40は、実施の形態1に係る盤内挿入インターロック機構とは、移動側ロック部材23と固定側ロック部材25の形状が異なる。
図20は、この発明を実施するための実施の形態2に係わる盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、斜視図である。同図は、遮断器主回路搬送ユニット20およびユニット操作ハンドル22の付近の拡大図である。この図では、遮断器主回路31は、引出位置に置かれている。実施の形態2に係わる移動側ロック部材23は、山型に加工され、途中で折れ曲がっていて、テーパー部材23a(ロック解除部材またはテーパー面)を備えている。実施の形態2に係わる固定側ロック部材25は、移動側ロック部材23に対応する位置に、係合穴25cが一か所だけに設けられている。
図21は、この発明を実施するための実施の形態2に係わる盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、側面図である。この図では、遮断器主回路31は、引出位置に置かれている。実施の形態2に係わる移動側ロック部材23も、ユニット操作ハンドル22と連動してフロントサイドユニット26の中央方向に移動する。実施の形態2に係わる固定側ロック部材25には、移動側ロック部材23に対応する位置に、係合穴25cが一か所だけに設けられている。移動側ロック部材23のテーパー部材23a(テーパー面)は、テーパー形状を有しており、遮断器主回路搬送ユニット20が引出位置から試験位置に移動する際に、固定側ロック部材25から抗力を受ける。
図22は、この発明を実施するための実施の形態2に係わる遮断器ユニット30の主要構成要素を表している、斜視図である。同図では、遮断器ユニット30(遮断器主回路搬送ユニット20、および、遮断器主回路31)が試験位置にいる場合が表現されている。遮断器主回路搬送ユニット20には、フロントサイドユニット26と直交するように、固定側ロック部材25が左右に取り付けられている。実施の形態2に係わる固定側ロック部材25には、移動側ロック部材23に対応する位置に、係合穴25cが設けられている。遮断器ユニット30の試験位置では、固定側ロック部材25の係合穴25cとフロントサイドユニット26の移動側ロック部材23が係合している。
図23は、この発明を実施するための実施の形態2に係わる盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、拡大側面図である。同図は、遮断器主回路搬送ユニット20、移動側ロック部材23および固定側ロック部材25を拡大表示している。この図では、遮断器ユニット30は、試験位置に置かれている。固定側ロック部材25の係合穴25cは、実施の形態2に係わる移動側ロック部材23と係合している。このため、フロントサイドユニット26は、固定側ロック部材25に対して、位置がロックされていて、奥方向にこれ以上進行することができない。
以上説明したように、本実施の形態に係わる遮断器ユニットは、外部操作機構を有しており、配電盤の扉を閉めた状態で、試験位置から接続位置までの間で遮断器主回路(遮断器本体)の位置を操作することが可能である。遮断器主回路搬送ユニット20には遮断器主回路31が搭載されている。作業者は、配電盤の扉を開けた状態で、遮断器主回路搬送ユニット20、および、遮断器主回路31をP方向、Q方向に操作し、盤内挿入と盤外引出を行うものである。挿入操作時、作業者はユニット操作ハンドル22を持ち、図中のP方向に力を加え、遮断器主回路の挿入操作を行う。
本実施の形態は、移動側ロック部材23に、位置ロックの自動解除のためのロック解除部材(テーパー部材23a:テーパー面)を配置することを特徴とする。テーパー部材23aを有する移動側ロック部材23は、ユニット操作ハンドル22に締結されている。ユニット操作ハンドル22には復元バネ27(復帰ばね)が設けられていて、ユニット操作ハンドル22は、自動で遮断器外側に復帰するものである。作業者は、挿入操作時、遮断器ハンドル32を持ち、盤内挿入を行うものである。
挿入操作時には、テーパー面を有する移動側ロック部材23が固定側ロック部材25の係合穴25cと係合することにより、テーパー面を有する移動側ロック部材23が遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと移動する。移動側ロック部材23のテーパー面の中央方向への移動に連動し、移動側ロック部材23も遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと移動するため、挿入操作時には移動ロック機構の自動解除が可能である。
本実施の形態は、遮断器ユニット30において、移動側ロック部材23の遮断器挿入方向にテーパー面(テーパー部材23a)を設けることにより、盤内挿入時には移動側ロック部材の自動解除が可能となる。このため、作業者は、挿入操作時に移動側ロック部材の解除が不要となるので、遮断器ハンドル32を持ち、遮断器主回路31の挿入操作を行うことが可能である。遮断器ハンドル32は遮断器主回路31の重心付近に配置されており、加えて作業者が加える力は図中P方向のみであるため、操作力を低下させることができる。
すなわち、本実施の形態に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、前記遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、係合穴が開口されている固定側ロック部材と、ロック解除部材を有する移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、前記遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、前記フロントサイドユニットと連結された遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から前記配電盤の奥側に向かって移動して、前記移動側ロック部材が有するロック解除部材が前記固定側ロック部材と接触すると、前記フロントサイドユニットの移動側ロック部材が連動してフロントサイドユニットの中央方向に移動し、前記遮断器主回路搬送ユニットがこの第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、前記移動側ロック部材のロック解除部材は、前記係合穴と係合して、前記フロントサイドユニットと連結された遮断器主回路搬送ユニットは移動がロックされることを特徴とする。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係わる盤内挿入インターロック機構を備えた遮断器について図を参照して説明する。図24は、本発明の実施の形態3に係る盤内挿入インターロック機構40を説明するための斜視図である。この図では、遮断器主回路搬送ユニット20および遮断器主回路31は、引出位置に置かれている。実施の形態3に係わる盤内挿入インターロック機構40は、実施の形態1に係る盤内挿入インターロック機構とは、固定側ロック部材25の形状が異なる。
図25は、この発明を実施するための実施の形態3に係わる盤内挿入インターロック機構40の主要構成要素を表している、斜視図である。また同図は、遮断器主回路搬送ユニット20およびユニット操作ハンドル22の付近の拡大図である。この図では、遮断器主回路31は、引出位置に置かれている。実施の形態3に係わる移動側ロック部材23は、実施の形態1と同様に、フロントサイドユニット26から外方向(反中央方向)に向かって突出している。実施の形態3に係わる固定側ロック部材25には、移動側ロック部材23に対応する位置に、係合穴25eと固定側テーパー部材25f(ロック解除部材)が設けられている。固定側テーパー部材25fは、テーパー形状を有しており、固定側ロック部材25の入り口側に設けられている。
本実施の形態では、位置ロックの自動解除のため、盤側に移動側ロック部材23に抗力を与える固定側テーパー部材25fを設けたことを特徴とする。図では、固定側テーパー部材25fを遮断器挿入方向に対して外側に傾けることにより構成しているが、テーパー形状に関しては問わないものとする。挿入操作時、作業者は遮断器ハンドル32を持ち、盤内挿入を行うものである。挿入操作時には、移動側ロック部材23は固定側テーパー部材25fから抗力を受けることにより、移動側ロック部材23が遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと移動する。最終的に、移動側ロック部材23は、係合穴25eに挿入されるので、挿入操作時には移動ロック機構の自動解除が可能である。
移動側ロック部材23の遮断器筺体との係合部を、盤の正面側からみて両側に一対設け、各係合部を盤の幅方向に駆動操作可能にユニット操作ハンドル22を設けている。このユニット操作ハンドル22は、盤の前方に向かって斜め上方に向って傾斜した状態に設置している。ユニット操作ハンドル22を盤の前方に向かって斜め上方に向って傾斜した状態に設置することで、遮断器前面で操作する作業者が斜め下を向いた状態で移動側ロック部材23を操作する場合に、ユニット操作ハンドル22が盤の前方(垂直)あるいは前方(水平)を向いている場合に比べて操作が容易になる。
以上説明したように、本実施の形態に係わる遮断器ユニットは、外部操作機構を有しており、配電盤の扉を閉めた状態で、試験位置から接続位置までの間で遮断器主回路(遮断器本体)の位置を操作することが可能である。遮断器主回路搬送ユニット20には遮断器主回路31が搭載されている。作業者は、配電盤の扉を開けた状態で、遮断器主回路搬送ユニット20、および、遮断器主回路31をP方向、Q方向に操作し、盤内挿入と盤外引出を行うものである。挿入操作時、作業者はユニット操作ハンドル22を持ち、図中のP方向に力を加え、遮断器主回路の挿入操作を行う。
本実施の形態は、固定側ロック部材25に、位置ロックの自動解除のためのロック解除部材(固定側テーパー部材25f)を配置することを特徴とする。固定側テーパー部材25fは、固定側ロック部材25と一体化している。ユニット操作ハンドル22には復元バネ27(復帰ばね)が設けられていて、ユニット操作ハンドル22は、自動で遮断器外側に復帰するものである。作業者は、挿入操作時、遮断器ハンドル32を持ち、盤内挿入を行うものである。
挿入操作時には、フロントサイドユニット26の移動側ロック部材23が固定側ロック部材25の固定側テーパー部材25fと接触することにより、フロントサイドユニット26の移動側ロック部材23が遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと引き込み移動するため、挿入操作時には移動ロック機構の自動解除が可能である。フロントサイドユニット26の移動側ロック部材23の中央方向への移動に連動し、ユニット操作ハンドル22も遮断器主回路搬送ユニット20の中央方向へと移動するため、挿入操作時には移動ロック機構の自動解除が可能である。
本実施の形態は、遮断器ユニット30において、固定側ロック部材25の入り口側に、固定側テーパー部材25fを設けることにより、盤内挿入時には移動側ロック部材の自動解除が可能となる。このため、作業者は、挿入操作時に移動側ロック部材の解除が不要となるので、遮断器ハンドル32を持ち、遮断器主回路31の挿入操作を行うことが可能である。遮断器ハンドル32は遮断器主回路31の重心付近に配置されており、加えて作業者が加える力は図中P方向のみであるため、操作力を低下させることができる。
すなわち、本実施の形態に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、前記遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、係合穴が開口されている固定側ロック部材と、移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、前記遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、前記固定側ロック部材には、ロック解除部材が取り付けられていて、前記フロントサイドユニットと連結された遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から前記配電盤の奥側に向かって移動して、前記フロントサイドユニットの移動側ロック部材が前記固定側ロック部材のロック解除部材と接触すると、前記フロントサイドユニットの移動側ロック部材が連動してフロントサイドユニットの中央方向に移動し、前記遮断器主回路搬送ユニットがこの第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、前記移動側ロック部材は、前記係合穴と係合して、前記フロントサイドユニットと連結された遮断器主回路搬送ユニットは移動がロックされることを特徴とする。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
20 遮断器主回路搬送ユニット、21 キャスター、22 ユニット操作ハンドル、23 移動側ロック部材、24 テーパー部材、24a リベット、24b 主要辺、25
固定側ロック部材、25a 第1の係合穴、25b 第2の係合穴、25c 係合穴、25d 内側上辺、25e 係合穴、25f 固定側テーパー部材、26 フロントサイドユニット、27 復元バネ、28 ユニット操作レバー、30 遮断器ユニット、31
遮断器主回路、32 遮断器ハンドル、34 絶縁カバー、35 背板、36 側板、37 スライドベース、40 盤内挿入インターロック機構、70 操作棒、90 配電盤、91 配電盤本体、92 配電盤扉、92a 扉開口部、100 遮断器、103 水平母線、104 ケーブル、105 接続部、106 変流器
本発明に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、係合穴が開口されている固定側ロック部材と、復元力を有する移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、フロントサイドユニットにはロック解除部材が取り付けられていて、このロック解除部材は、移動側ロック部材よりも奥側に配置されており、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置に置かれている場合には、移動側ロック部材は初期位置にあり、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から奥側に向かって移動すると、ロック解除部材と連動して移動側ロック部材が引き込み位置に向かって移動し、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、移動側ロック部材は、引き込み位置から初期位置に復帰して、固定側ロック部材に開口されている係合穴と係合していることを特徴とする。
本発明に係わる遮断器は、スイッチング動作を行う遮断器主回路と、遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、係合穴が開口されている固定側ロック部材と、復元力を有する移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、フロントサイドユニットにはロック解除部材が取り付けられていて、このロック解除部材は、移動側ロック部材よりも奥側に配置されており、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置に置かれている場合には、移動側ロック部材は初期位置にあり、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置から奥側に向かって移動すると、ロック解除部材と連動して移動側ロック部材が引き込み位置に向かって移動し、遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、移動側ロック部材は、引き込み位置から初期位置に復帰して、固定側ロック部材に開口されている係合穴と係合していることを特徴とすることにより、第2の位置に到達すると、移動側ロック部材は、引き込み位置から初期位置に復帰する。

Claims (10)

  1. スイッチング動作を行う遮断器主回路と、
    前記遮断器主回路を搬送する遮断器主回路搬送ユニットと、
    係合穴が開口されている固定側ロック部材と、
    復元力を有する移動側ロック部材が取り付けられているフロントサイドユニットと、
    前記遮断器主回路搬送ユニットに搭載された遮断器主回路を収容する配電盤とを備え、
    前記フロントサイドユニットまたは前記固定側ロック部材にはロック解除部材が取り付けられていて、
    前記遮断器主回路搬送ユニットが第1の位置に置かれている場合には、前記移動側ロック部材は初期位置にあり、
    前記遮断器主回路搬送ユニットが前記第1の位置から奥側に向かって移動すると、前記ロック解除部材と連動して前記移動側ロック部材が引き込み位置に向かって移動し、
    前記遮断器主回路搬送ユニットが前記第1の位置よりも奥側の第2の位置に到達すると、前記移動側ロック部材は、前記引き込み位置から初期位置に復帰して、前記固定側ロック部材に開口されている係合穴と係合していることを特徴とする遮断器。
  2. 前記ロック解除部材は、前記フロントサイドユニットに取り付けられていて、
    このロック解除部材は、前記移動側ロック部材よりも奥側に配置されており、
    固定側ロック部材には、ロック解除部材と係合する係合穴が開口されていることを特徴とする請求項1に遮断器。
  3. 前記ロック解除部材は、前記フロントサイドユニットの移動側ロック部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1に遮断器。
  4. 前記ロック解除部材は、前記固定側ロック部材の入り口側に取り付けられていることを特徴とする請求項1に遮断器。
  5. 前記フロントサイドユニットには、ユニット操作レバーが取り付けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の遮断器。
  6. 前記第2の位置で、前記ユニット操作レバーを移動すると、連結されていたフロントサイドユニットと遮断器主回路搬送ユニットは分離し、
    前記遮断器主回路搬送ユニットに搭載されている遮断器主回路が、更に奥側に第3の位置まで移動することを特徴とする請求項5に記載の遮断器。
  7. 前記フロントサイドユニットには、傾斜しているユニット操作ハンドルが取り付けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の遮断器。
  8. 前記ユニット操作ハンドルと前記移動側ロック部材は、連動して動くことを特徴とする請求項7に記載の遮断器。
  9. 前記ユニット操作ハンドルと前記移動側ロック部材は、復元力を有していることを特徴とする請求項7に記載の遮断器。
  10. 前記配電盤は、開口が設けられている扉を有していることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の遮断器。
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