JPS6013539Y2 - 被圧延物のガイド装置 - Google Patents
被圧延物のガイド装置Info
- Publication number
- JPS6013539Y2 JPS6013539Y2 JP10082779U JP10082779U JPS6013539Y2 JP S6013539 Y2 JPS6013539 Y2 JP S6013539Y2 JP 10082779 U JP10082779 U JP 10082779U JP 10082779 U JP10082779 U JP 10082779U JP S6013539 Y2 JPS6013539 Y2 JP S6013539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolled
- guide
- rolling
- base
- guide device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧延機に被圧延物を挿入する際、被圧延物を案
内するためのガイド装置に関する。
内するためのガイド装置に関する。
ビレット材等の圧延作業に於いて、所定形状の製品を得
るためには圧延毎に被圧延物を例えば90°横転させる
必要がある。
るためには圧延毎に被圧延物を例えば90°横転させる
必要がある。
このため、圧延機の前後または一方にはグリップチルタ
ー、或いはマニピュレーター等の被圧延物転回装置が設
けられる一方、圧延機のロールセット部には入口ガイド
が配備される。
ー、或いはマニピュレーター等の被圧延物転回装置が設
けられる一方、圧延機のロールセット部には入口ガイド
が配備される。
上記グリップチルターは比較的小物例えば200悶角の
圧延に適用され、被圧延物のグリップ転回、入口ガイド
に対するセンタリングのためのトラバースの順番で作動
するよう操作される。
圧延に適用され、被圧延物のグリップ転回、入口ガイド
に対するセンタリングのためのトラバースの順番で作動
するよう操作される。
これに対しマニピュレータは比較的大物例えば350X
40−角の圧延に適用され、爪部材等により被圧延物を
片側下方から扛上しての転回、幅調整、入口ガイドに対
するセンターリングのトラバースの順番で作動するよう
操作される。
40−角の圧延に適用され、爪部材等により被圧延物を
片側下方から扛上しての転回、幅調整、入口ガイドに対
するセンターリングのトラバースの順番で作動するよう
操作される。
特にグリップチルター使用の場合、他の付随設備との関
係で、グリップチルター・と入口ガイド間には一定の距
離があり、又、グリップチルター内のグリップロールと
被圧延物との接触が線接触であることから、圧延機に被
圧延物を挿入する際被圧延物が圧延機のロール軸に直角
となり難く、製品の加工精度を低下させている。
係で、グリップチルター・と入口ガイド間には一定の距
離があり、又、グリップチルター内のグリップロールと
被圧延物との接触が線接触であることから、圧延機に被
圧延物を挿入する際被圧延物が圧延機のロール軸に直角
となり難く、製品の加工精度を低下させている。
又、転回後の被圧延物の先端部分にソリかあ、る場合、
これが入口ガイドに円滑に挿入されず偏倚接触、衝突等
を生じる欠点もある。
これが入口ガイドに円滑に挿入されず偏倚接触、衝突等
を生じる欠点もある。
本考案は上記の問題点を解消するためになされたもので
あって、被圧延物のガイド装置を被圧延物転回装置と圧
延機の入口ガイドとの間に設置して被圧延物を適切に案
内し、圧延機への挿入を円滑にすると共に、作業性の向
上並びに製品の寸法精度の向上を計ったものである。
あって、被圧延物のガイド装置を被圧延物転回装置と圧
延機の入口ガイドとの間に設置して被圧延物を適切に案
内し、圧延機への挿入を円滑にすると共に、作業性の向
上並びに製品の寸法精度の向上を計ったものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案の使用例を示す概略側面図、第2図は本
件ガイド装置の概略断面図、第3図は同平面図である。
件ガイド装置の概略断面図、第3図は同平面図である。
1は圧延機、2は圧延ロール、3は入口ガイド、4は入
口ガイドに対峠し所定距離を離間して配設した被圧延物
の転回装置であり、図示例のものはグリップチルターを
示す。
口ガイドに対峠し所定距離を離間して配設した被圧延物
の転回装置であり、図示例のものはグリップチルターを
示す。
本考案のガイド装置は以下のように構成される。
第2図において5は入口ガイド3と転回装置4の中間に
配設した基台で、これは床面を被圧延物Aの進行方向に
交叉して横動可能であって、ラック6及びピニオン7を
介してモータ8に連結されている。
配設した基台で、これは床面を被圧延物Aの進行方向に
交叉して横動可能であって、ラック6及びピニオン7を
介してモータ8に連結されている。
9は基台5上部に配設された被圧延物Aが載るローラテ
ーブルで、図示しない駆動機に連結され、被圧延物を搬
送する様に構成されている。
ーブルで、図示しない駆動機に連結され、被圧延物を搬
送する様に構成されている。
1o、iiは基台上に配備した1対の移動台で、移動台
10は基台5に立設した支持台12に摺動自在に支持さ
れ、移動台11は基台上面に摺動自在に支持されている
。
10は基台5に立設した支持台12に摺動自在に支持さ
れ、移動台11は基台上面に摺動自在に支持されている
。
移動台10の下面および11の上面にはラック13が上
下対向して刻設されていてピニオン14に噛合されてい
る。
下対向して刻設されていてピニオン14に噛合されてい
る。
移動台11と基台間に油圧シリンダー15が介装され、
この油圧シリンダー15の作動によって両移動台10.
11は基台5上を同一移動量でもって接近または離反す
る。
この油圧シリンダー15の作動によって両移動台10.
11は基台5上を同一移動量でもって接近または離反す
る。
16.17はローラテーブル9を挟むように対向し移動
台10.11上に固設されたガイド部材で、その対向内
側壁面には被圧延物Aをガイドするために垂直軸回りに
遊転するガイドローラ18がその一部をガイド部材より
突出するように設けられている。
台10.11上に固設されたガイド部材で、その対向内
側壁面には被圧延物Aをガイドするために垂直軸回りに
遊転するガイドローラ18がその一部をガイド部材より
突出するように設けられている。
次に上記構成よりなる本件装置の使用手順を説明する。
被圧延物Aを転回する時油圧シリンダー15を縮小作動
させて移動台10,11上のガイド部材16,17を被
圧延物の転回を妨げない程度の間隔に保ち、グリップチ
ルター4により被圧延物Aを所定の角度例えば90度転
回させる。
させて移動台10,11上のガイド部材16,17を被
圧延物の転回を妨げない程度の間隔に保ち、グリップチ
ルター4により被圧延物Aを所定の角度例えば90度転
回させる。
次いで油圧シリンダー15を伸張作動させてガイド部材
16,17を矢符19で示すように接近させ被圧延物A
を挟持する。
16,17を矢符19で示すように接近させ被圧延物A
を挟持する。
モータ8の駆動によって基台5を矢符20の方向にトラ
バースし被圧延物を入口ガイド3の中心に挿入できるよ
うに調節する。
バースし被圧延物を入口ガイド3の中心に挿入できるよ
うに調節する。
このセンタリングの後ローラテーブル9を図示しないモ
ータにより駆動して被圧延物Aを矢符21のように圧延
機1に挿入し、圧延ロール2によって圧延が行われる。
ータにより駆動して被圧延物Aを矢符21のように圧延
機1に挿入し、圧延ロール2によって圧延が行われる。
尚、上記実施例では被圧延物転回装置としてグリップチ
ルターの使用例を示したが、これに類する他の装置を備
える圧延設備に本件ガイド装置を適用してもよく、その
他各部の駆動機並びに連動手段等、本考案の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
ルターの使用例を示したが、これに類する他の装置を備
える圧延設備に本件ガイド装置を適用してもよく、その
他各部の駆動機並びに連動手段等、本考案の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
以上説明したように本考案の被圧延物ガイド装置を使用
することによって、圧延機の入口ガイドに対する被圧延
物の転回後のセンタリングおよび挿入が被圧延物先端部
のソリの有無に関係なく、簡単、且つ確実に行うことが
でき、しかも被圧延物は常に圧延機ロール軸に直角を保
持して圧延されるため製品の加工精度を高め、更に入口
ガイドと被圧延物との偏倚接触、衝突等を回避すること
ができ圧延機の稼動効率の向上や寿命の延長ができる等
の優れた効果がある。
することによって、圧延機の入口ガイドに対する被圧延
物の転回後のセンタリングおよび挿入が被圧延物先端部
のソリの有無に関係なく、簡単、且つ確実に行うことが
でき、しかも被圧延物は常に圧延機ロール軸に直角を保
持して圧延されるため製品の加工精度を高め、更に入口
ガイドと被圧延物との偏倚接触、衝突等を回避すること
ができ圧延機の稼動効率の向上や寿命の延長ができる等
の優れた効果がある。
第1図は本考案の使用例を示す概略側面図、第2図は本
件ガイド装置の概略断面図、第3図は同平面図である。 1・・・・・・圧延機、3・・・・・・入口ガイド、4
・・・・・・転回装置、5・・・・・・基台、10・・
・・・・移動台、11・・・・・・移動台、13・・・
・・・ラック、14・・・・・ゼニオン1.15・・・
・・・油圧シリンダー、16・・・・・・ガイド部材、
17・・・・・・ガイド部材、18・・・・・・ガイド
ローラ、A・・・・・・被圧延物。
件ガイド装置の概略断面図、第3図は同平面図である。 1・・・・・・圧延機、3・・・・・・入口ガイド、4
・・・・・・転回装置、5・・・・・・基台、10・・
・・・・移動台、11・・・・・・移動台、13・・・
・・・ラック、14・・・・・ゼニオン1.15・・・
・・・油圧シリンダー、16・・・・・・ガイド部材、
17・・・・・・ガイド部材、18・・・・・・ガイド
ローラ、A・・・・・・被圧延物。
Claims (1)
- 圧延機の入口ガイドと被圧延物転回装置との中間に設置
され、被圧延物進行方向に交叉して横動可能な基台と、
連動機構を介して同一駆動機に連結され上記基台上で同
一移動量でもって接近または離反する一対の移動台と、
前記両移動台上に被圧延物を挟持するガイドローラを備
えたガイド部材とよりなることを特徴とする被圧延物の
ガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10082779U JPS6013539Y2 (ja) | 1979-07-21 | 1979-07-21 | 被圧延物のガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10082779U JPS6013539Y2 (ja) | 1979-07-21 | 1979-07-21 | 被圧延物のガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5618109U JPS5618109U (ja) | 1981-02-17 |
JPS6013539Y2 true JPS6013539Y2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=29333548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10082779U Expired JPS6013539Y2 (ja) | 1979-07-21 | 1979-07-21 | 被圧延物のガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013539Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190095469A (ko) * | 2017-01-31 | 2019-08-14 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 차단기 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164262A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-02 | 伊藤超短波株式会社 | 電位治療器 |
-
1979
- 1979-07-21 JP JP10082779U patent/JPS6013539Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190095469A (ko) * | 2017-01-31 | 2019-08-14 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 차단기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5618109U (ja) | 1981-02-17 |
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