JPH0929343A - ロール曲げ装置 - Google Patents

ロール曲げ装置

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JPH0929343A
JPH0929343A JP19059495A JP19059495A JPH0929343A JP H0929343 A JPH0929343 A JP H0929343A JP 19059495 A JP19059495 A JP 19059495A JP 19059495 A JP19059495 A JP 19059495A JP H0929343 A JPH0929343 A JP H0929343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転駆動される上ロール(1) と、前記上ロール
(1) の下方の前後にこれと平行に設けられ且左右両端が
回動自在に支持された一対の下ロール(2a)(2b)と、前記
各下ロールの左右両端を回動自在に支持し且フレームに
対して昇降自在に設けられた支持装置とを具備するロー
ル曲げ装置において、端曲げ精度を向上させること。 【解決手段】前記支持装置は、各下ロールの両端下方に
て直線的に上下動するように設けられ且同期的に昇降作
動するように連動された一対の支持体(6)(6)と、これら
支持体(6)(6)を昇降駆動する為の駆動手段とからなり、
前記下ロール(2a)(2b)の夫々の一端を支持する為に前後
に並設される一対の支持体(6)(6)相互は上下に相対摺動
可能に対接し且フレームにより昇降自在に保持された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール曲げ装置、
特に、上ロールとこれと平行に設けた一対の下ロールと
からなる、所謂、3本ロール式のロール曲げ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】金属製の上ロールの下方の前後に一対の
下ロールを設けた、所謂、3本ロール式のロール曲げ装
置は、装置が簡単であることから種々の曲げ加工に利用
されている。この形式の3本ロール式のロール曲げ装置
には、図1のように、下ロール(2a)(2b)の両端を一定範
囲揺動する支持腕(65)により支持して、この支持腕(65)
による支持位置を、前記下ロール(2a)(2b)が上ロール
(1) に対接した状態と、これから一定距離離れた状態と
の範囲で調節可能としている。
【0003】従って、この調節によってワーク(W) の曲
げ曲率が調節出来ると共に、ワーク(W) の端曲げも可能
となる。ところが、この従来のものでは、ワーク(W) の
端曲げの精度が不十分となる。上記従来のものでは、曲
げ加工曲率や板厚によって上ロール(1) と下ロール(2a)
(2b)の間隔を調節すると、下ロール(2a)(2b)相互の間隔
が変化する。ワーク(W)の厚さが厚くなると、又、曲げ
加工曲率が小さく(曲率半径が大きく)なると端曲げ時
の下ロール(2a)(2b)の間隔が広くなる。この結果、前記
条件では、端曲げ部の曲率半径の最小値を余り小さく設
定できない。一般的にこの最小曲率半径が大きい程端曲
げ精度が低下することから、上記従来のものでは、端曲
げ精度を十分に高くできないという問題がある。図2に
示すように、上ロール(1) に対して斜め下方から昇降す
る構成のロール曲げ装置の場合も同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1の発明は、
『回転駆動される上ロール(1) と、前記上ロール(1) の
下方の前後にこれと平行に設けられ且左右両端が回動自
在に支持された一対の下ロール(2a)(2b)と、前記各下ロ
ールの左右両端を回動自在に支持し且フレームに対して
昇降自在に設けられた支持装置とを具備するロール曲げ
装置』において、端曲げ精度を向上させることを課題と
する。
【0005】請求項2〜請求項4の発明は、上記請求項
1の発明にさらに端曲げ精度を向上できると共に一層端
曲げ部の曲率半径を小さくできるようにすることをその
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の技術的手段は、『前記支持装置は、
各下ロールの両端下方にて直線的に上下動するように設
けられ且同期的に昇降作動するように連動された一対の
支持体(6)(6)と、これら支持体(6)(6)を昇降駆動する為
の駆動手段とからなり、前記下ロール(2a)(2b)の夫々の
一端を支持する為に前後に並設される一対の支持体(6)
(6)相互は上下に相対摺動可能に対接し且フレームによ
り昇降自在に保持された』ことである。
【0007】この手段を採用するものでは、各下ロール
の両端を支持する支持体(6)(6)は体は直線的に上下動自
在に設けられているから、従来のように上ロール(1) と
下ロール(2a)(2b)の間隔が変化しても前記下ロール(2a)
(2b)相互の間隔は変化しない。従って、ワーク(W) の板
厚が変わっても、曲げ加工可能な曲率半径が大きくなら
ない。また、下ロール(2a)(2b)の一端を支持し前後に並
設される支持体(6)(6)は、相互に上下移動可能に対接す
るようにフレームによって保持されているから、前記支
持体(6)(6)の軸部相互の間隔は最小限に設定される。従
って、下ロール(2a)(2b)の間隔は小さく設定でき、曲げ
加工可能な最小曲率半径は従来のものに比べて小さくで
きる。
【0008】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おける下ロール(2a)(2b)の支持構造を限定したものであ
り『各下ロールの中間部は、前記下ロールの断面に対し
て下方の前後から対接する一対の支持ロールを介して補
助支持体(3) により支持され、前記補助支持体(3) は各
下ロールの左右両端を支持する為の一対の支持体(6)(6)
と同期的に昇降作動するように連動された』ことを特徴
とする。
【0009】このものでは、中間部が下方から支持され
るから、下ロール(2a)(2b)の直径が小さい場合において
も、この下ロール(2a)(2b)が撓みにくい。従って、小さ
な直径の下ロール(2a)(2b)によって厚肉のワーク(W) を
曲げ加工できる。換言すれば、下ロール(2a)(2b)の直径
を小さくできるからこれらの間隔が小さく設定できる。
従って、上記曲げ加工可能な最小曲率半径を一層小さく
できる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明の支持
体(6)(6)の保持構造を限定するものであり、『支持体
(6) は断面矩形状とし、下ロール(2a)(2b)の夫々の一端
を支持する一対の支持体(6)(6)はフレームに設けた矩形
の筒状体内に相対摺動自在に保持された』ことを特徴と
する。支持体保持構造を採用するものでは、断面矩形状
の筒体内に前後に並設される一対の支持体(6)(6)が前記
筒体内に摺動自在に収容されるだけである。これによ
り、前記一対の支持体(6)(6)が上下移動自在に保持され
ることとなる。
【0011】従って、これら支持体の保持構造が簡単で
あると共に、支持体(6)(6)の間隔が最小限に設定される
ので、下ロール(2a)(2b)の間隔が最小限に設定できる。
請求項4の発明は請求項3の発明と同様の課題を解決す
るものであり、『下ロール(2a)(2b)の夫々の中間部を支
持する一対の補助支持体(3)(3)は、上下に相対摺動可能
に対接し且フレームに設けた矩形の筒状体内に相対摺動
自在に保持された』ことである。
【0012】この構成の採用により請求項3のものと同
様の効果を有するものとなる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明は、曲げ加工可能な最小
曲率半径は従来のものに比べて小さくでき、この条件を
維持した上で下ロール(2a)(2b)が上下に移動されるもの
となるから、ワーク(W) の板厚が変わっても端曲げ精度
が向上する。また、下ロール(2a)(2b)の一端を支持する
為に前後に並設される支持体(6)(6)相互は上下移動自在
に対接する関係にあるから、これら支持体がフレームに
よって個別に上下移動自在に支持されるものに比べて、
前記支持体保持機構が簡素化できる。
【0014】請求項2の発明は、下ロール自体の直径を
小さく設定できるから、下ロール(2a)(2b)の間隔を一層
小さく設定できるので、曲げ加工可能な最小曲率半径を
一層小さくできる。従って、端曲げ精度が一層向上す
る。請求項3の発明は、下ロール(2a)(2b)の一端に前後
に並設される支持体(6)(6)の間隔が最小限に設定できる
から、この点で、曲げ加工可能な最小曲率半径を一層小
さくできる。従って、端曲げ精度が一層向上する。ま
た、前後に並設される支持体(6)(6)の保持機構が一層簡
素化できる。
【0015】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、補助支持体(3)(3)の間隔が最小限に設定できるか
ら、曲げ加工可能な最小曲率半径が一層小さく設定でき
ると共に、この補助支持体(3)(3)の保持機構が簡素化で
きる利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。このものでは、図3に示すよう
に、フレーム(F) の一側に駆動機構ボックス(B) を設
け、この駆動機構ボックス(B) から上ロール(1) が片持
ち状態で突出する。この上ロール(1) の他端は前記フレ
ーム(F) の左側の側板(61)に設けた揺動腕(12)によって
支持されている。
【0017】前記上ロール(1) の下方には、下ロール(2
a)(2b)が前後に並設されている。この下ロール(2a)(2b)
の夫々の両端は支持装置によって回動自在に且昇降自在
に支持されている。また、中間部は補助支持体(3) の上
端の前後に平行に設けられた支持ロール(30)(30)により
下方から支持されている。以下、各部について詳述す
る。
【0018】[上ロール(1) の支持構造]上ロール(1)
は、前記駆動機構ボックス(B) の側板(11)と上記揺動腕
(12)によってその両端が回転自在に支持される。駆動機
構ボックス(B) 内には、サーボモータ、油圧モータ等の
駆動モータ(M)が内蔵され、この駆動モータ(M) と伝動
させた減速器(D) の出力軸と前記上ロールとが接続され
ている。
【0019】前記揺動腕(12)は、下端から入力腕が略直
角に突出して全体としてL字状に構成されている。そし
て、前記揺動腕(12)と入力腕との境界の屈曲点が、左側
の側板(61)の外面に設けた軸支部(122) により前記回動
自在に支持されている。これにより、この揺動腕(12)の
出力端が前記側板(61)に対して直角方向に揺動可能に支
持されることとなる。
【0020】また、前記側板(61)には油圧シリンダー(6
2)が揺動自在に取り付けられており、その出力軸が揺動
腕(12)の前記入力腕の先端に回動自在に連結されてい
る。従って、この油圧シリンダー(62)の出力軸が進出さ
れると揺動腕(12)が直立して先端の軸受部(121) が上ロ
ール(1) の先端部に嵌合し、上ロール(1) の先端部が前
記揺動腕(12)によって回動自在に支持されたものとな
る。
【0021】[下ロール(2a)(2b)について]下ロール(2
a)(2b)は、上ロール(1) の下方の前後にこれと平行に設
けられており、上ロール(1) に対して接離自在となって
いる。このため、各下ロール(2a)(2b)の左右の両端部
は、側板(61)(11)に沿って摺動するように設けた支持体
(6)(6)によって回動自在に支持されている。前記支持体
(6) は、断面矩形状の角柱で、下ロール(2a)(2b)の一方
の端部を支持するための前後の一対の支持体(6)(6)は、
図4、図5のように、フレーム(F) に設けた矩形筒状の
直動軸受筒(16)内に収容されている。前記支持体(6) の
断面の寸法及び前記(16)の断面の寸法は、各支持体(6)
が前記直動軸受筒(16)に対して上下に直線的に摺動自在
であると共に前後の(6)(6)相互も上下に摺動可能となる
寸法に設定されている。
【0022】前記各支持体(6) は、図3,図4のように
クランク機構を介して、側板(61)(11)間に架設した往復
回動軸(13)に伝動されている。前記支持体(6) の下端に
は前後に開放する切欠部が設けられており、この切欠部
の側壁をつなぐ軸(60)にクランク機構のロッド(15)の上
端の軸受部が回動自在に外嵌している。前記ロッド(15)
の下端に設けられた第1クランク部(14)は前記往復回動
軸(13)に設けた偏心軸(18)とこれに回動自在に外嵌する
軸受部(19)とからなる。従って、この往復回動軸(13)が
一定角度往復回転すると、この回転に応じてロッド(15)
の上端に連結される支持体(6) が上下に直線的に往復駆
動されることとなる。前記偏心軸(18)が往復回動軸(13)
に対して最も支持体(6) 側に接近したとき支持体(6) は
上死点位置(図4の左側の状態)にあり、このとき、下
ロールは上ロール(1) との間に加工対象となるワーク
(W) をクランプするようになっている。そして、前記往
復回動軸(13)がこの状態から設定角度回動すると、偏心
軸(18)が往復回動軸(13)に対して最も支持体(6) から離
れた状態になる。この状態では支持体(6) が下死点位置
(図4の右側の状態)にあり、上ロール(1) と前記下ロ
ールとが最も離れた状態になる。
【0023】このものでは、下ロール(2b)が上ロール
(1) を駆動する為の駆動モータ(M) によって回転駆動さ
れる。このため、駆動機構ボックス(B) 内の上ロール
(1) の入力軸部と下ロール(2a)(2b)の夫々の入力軸部と
が歯車機構(51)を介して伝動されている。この歯車機構
(51)の歯車比は、上ロール(1) の外周面の周速と下ロー
ル(2a)(2b)の周速とが一致する値に設定されている。ま
た、歯車機構(51)を取付けた歯車軸(53)(53)と下ロール
(2a)(2b)の入力軸(21)とは第1自在継手(52)(52)を介し
て伝動されている。前記第1自在継手(52)は、入力部と
出力部との間隔が伸縮自在である。従って、下ロール(2
b)が昇降されても、歯車機構(51)からの伝動状態が切れ
ることはない。 [補助支持体(3) について]下ロール(2a)(2b)の夫々の
中間部は、その下部が前後に設けた支持ロール(30)(30)
によって支持されている。そして、前記各下ロールに対
接する前後の一対の支持ロール(30)(30)は左右の一対の
支持体(6)(6)間の中間部に設けた一対の補助支持体(3)
(3)間に回動自在に支持されている。
【0024】又前方の下ロール(2a)に対接する前記支持
ロール(30)(30)の一端を支持する為の前方の補助支持体
(3) と、後方の下ロール(2b)に対接する前記支持ロール
(30)(30)の一端を支持する為の後方の補助支持体(3) と
は、共に、支持体(6) と同様に断面矩形の角柱に構成さ
れてフレーム(F) に設けた矩形筒状の直動軸受筒(17)内
に収容されている。そして、この直動軸受筒(17)に於い
ても、上記直動軸受筒(16)に於けると同様にして前後の
一対の(3)(3)の夫々が各別に上下移動自在に保持される
ものとなる。
【0025】なお、このものでは、図6に示すように、
前後に並設される一対の支持ロール(30)(30)の中間点
は、下ロール(2b)の夫々の中央下方から前方又は後方に
位置するようにしてあり、内側の支持ロール(30)は、各
下ロールの中心の真下よりも内側に位置する。これによ
り、前記支持ロール(30)(30)による支持力の方向は下ロ
ール(2b)の夫々に対して斜め内側に向かう(同図の矢印
の方向)ものとなる。
【0026】前記補助支持体(3) の下端には下方に開放
する切欠部が設けられ、左右の一対の補助支持体(3)(3)
の下端の前記切欠部の左右の側壁を貫通するように、支
軸(32)が設けられている。前記切欠部内には、前記支軸
(32)に設けた偏心軸(33a) とこれに回動自在に外嵌する
軸受部(33b) とからなる第2クランク部(33)が収容さ
れ、前記軸受部(33b) は、往復回動軸(13)によって駆動
されるクランク機構のロッド(15)の上端に設けられてい
る。他方、ロッド(15)の下端には上記第1クランク部(1
4)が設けられて往復回動軸(13)と連動する。これによ
り、往復回動軸(13)の往復回転によって左右の前記補助
支持体(3)(3)が同期的に昇降駆動されこの昇降動作も上
記左右の一対の支持体(6)(6)の昇降動作と同期すること
となる。
【0027】なお、前記支軸(32)は、上記歯車機構(51)
と同様の第2自在継手(34)を介してフレーム(F) の固定
板(F1)に取付けたウオームギヤ装置(35)のウオームホイ
ールの出力軸に連結されている。前記ウオームギヤ装置
(35)の入力側の操作ハンドル(H) を回転すると、これに
より、第2クランク部(33)の偏心軸(33a) の姿勢が変化
する。従って、前記操作ハンドル(H) の操作によって左
右の一対の補助支持体(3)(3)の上死点の高さの調節が可
能となる。 [往復回動軸(13)の往復駆動装置]上記往復回動軸(13)
を一定角度往復回転駆動させる機構としては、往復回動
軸(13)に取付けたレバー(41)と、側板(11)の中程に回動
自在に軸支された油圧シリンダ(4) との組み合わせが採
用される。
【0028】このものでは、前記油圧シリンダ(4) の出
力軸(42)が上記レバー(41)に連結されており、前記往復
回転角度は90度に設定されている。油圧シリンダ(4)
の出力軸の最後退位置では前記出力軸(40)に連結された
前記レバー(41)が、図7の実線のように、水平姿勢から
上方に一定角度回動した位置にあり、この状態から油圧
シリンダ(4) が作動してその出力軸が最進出状態になる
と、上ロール(1) と下ロールの間にワーク(W) を挟圧し
た状態となる。
【0029】曲げ加工時には、その加工工程に応じて上
ロール(1) に対して下ロール(2a)(2b)が所定の位置(高
さ)に移動されるが、下ロール(2a)(2b)の夫々の前記位
置を所定の位置に位置決めするため、図3、及び、図7
に示すように、往復回動軸(13)の回転角度がロータリー
エンコーダ等の第1回転角度検知手段(S1)によって検知
される。そして、この第1回転角度検知手段(S1)の検知
角度が高さ信号設定器(C0)から出力される設定値になる
まで油圧シリンダ(4) が正駆動されて前記設定値になっ
た時点で前記油圧シリンダ(4) の出力軸の進出を停止さ
せる為の制御装置(C1)が図7に示すように下ロール(2a)
(2b)の各々について設けられている。
【0030】なお、下ロール(2a)(2b)がワーク(W) を上
ロール(1) との間にクランプするときには、前記第1回
転角度検知手段(S1)の検知信号に従うことなく、所定の
圧力の油圧を油圧シリンダ(4) に供給する。すると、前
記クランプ状態で前記下ロールが停止する。また、高さ
信号設定器(C0)はワーク(W) についての加工工程毎に所
定の信号を出力する構成であり、上ロール(1) の原点位
置からの回転角度を検知する第2角度検知手段(S2)から
の入力信号値に応じて、前記制御装置(C1)に設定信号を
出力する構成である。そして、下ロール(2a)を制御する
為の制御装置(C 1)と下ロール(2b)を制御する為の制御装
置(C1)の夫々の制御動作を監視する為の制御装置(C) が
設けられている。 [第1自在継手(52)及び第2自在継手(34)]回転を伝達
する為の第1自在継手(52)及び第2自在継手(34)は同様
の構成であり、図8に示すように、入力軸側に設けた入
力側球体部(81)と、出力軸側に設けた出力側球体部(82)
とこれらの間をつなぐ中間軸部(83)とからなり、前記入
力側球体部(81)及び出力側球体部(82)は共に断面6角形
の球体に構成されている。中間軸部(83)の両端には、そ
の端部から一定深さの断面6角形の軸受孔部(84)(84)が
形成されており、この軸受孔部(84)に前記入力側球体部
(81)、出力側球体部(82)が各別に密に収容されている。
従って、入力側球体部(81)は一方の軸受孔部(84)内にて
軸線方向に摺動可能であると共に、回転力伝達状態で首
振り動作可能な関係にある。他方の出力側球体部(82)も
他方の軸受孔部(84)に対して同様の関係にある。従っ
て、入力側球体部(81)と出力側球体部(82)とが偏心した
状態でも伝動可能であり、しかも、入力側球体部(81)と
出力側球体部(82)との距離が変わっても伝動状態が損な
われない。
【0031】従って、支持体(6)(6)が上下に移動して
も、下ロールと歯車軸(53)との伝動状態が確保される。
又、補助支持体(3)(3)が上下移動されてたとしても、ウ
オームギヤ装置(35)によって設定された第2クランク部
(33)の偏心軸(33a) の姿勢が変化しない。 [曲げ加工の実際]上記ロール曲げ装置を用いて、矩形
の金属板からなるワーク(W) を円筒形に曲げる場合につ
いて、図10〜図12に基づいて説明する。
【0032】上記装置では、上記した一対の制御装置(C
1)(C1)と、これらの制御装置の制御動作を監視する為の
制御装置(C) との組み合わせが、マイクロコンピュータ
によって構成され、このマイクロコンピュータは図12
に示すフローチャートに従った制御動作を実行するよう
に構成される。先ず、下ロール(2a)(2b)が上ロール(1)
から離れた下死点位置にセットされる(図10−)。
【0033】その後、下ロール(2a)(2b)が第1高さにセ
ットされる(図10−)。このとき、高さ信号設定器
(C0)から前記第1高さ信号が入力された上記制御装置(C
1)(C 1)の夫々の制御により、前記第1高さ信号と第1回
転角度検知手段(S1)の出力値が一致した時に、各油圧シ
リンダ(4) の駆動が停止されて前記各第1高さにセット
される。前記第1高さは、ワーク(W) の厚さとの関係で
設定される。上ロール(1) と下ロールによってワーク
(W) の先端部を支えた時にこのワーク(W) が水平姿勢と
なように、前記下ロール(2a)の第1高さが設定されてい
る。他方の下ロール(2b)の高さは、上ロール(1) と下ロ
ール(2b)間に水平姿勢のままで挿入された前記ワーク
(W) の先端の端面下縁が前記下ロール(2b)と上ロール
(1) との断面中心を結ぶ線と一致する高さに設定されて
いる。
【0034】この状態で、ワーク押出装置(P) の当て板
(P1)により前記第1高さにある下ロール(2a)の頂部と同
じ高さのワーク載置台(P2)に載置されたワーク(W) が設
定位置まで押し込まれる。このとき、ワーク(W) の先端
が後方の下ロール(2b)に対接した位置が設定位置となる
(図10−)。このとき、前記設定位置に押し込まれ
たワーク(W) の先端が前記下ロール(2b)に対接するか
ら、当て板(P1)による押し込み速度を早くしても、前記
設定位置からオーバーランすることがないから、前記設
定位置へのワーク(W) の投入速度を早くできる利点があ
る。
【0035】この後、下ロール(2b)側の制御装置(C1)の
みが動作して、前記下ロール(2b)に連動する油圧シリン
ダ(4) が駆動状態となり、前記制御装置(C1)の制御によ
りこの下ロール(2b)がクランプ高さに上昇される(図1
0−)。この後、下ロール(2a)側の制御装置(C1)のみ
が制御動作を実行する。この制御により、下ロール(2a)
が第2高さに持ち上げられて、製品の曲げ曲率に合わせ
てワーク(W) の先端の端曲げが行われる(図11−
)。
【0036】次いで、下ロール(2b)側の制御装置(C1)の
制御動作によって前記下ロール(2b)が第2高さに降下さ
れ、その後に下ロール(2a)側の制御装置(C1)の制御動作
によってこの前記下ロール(2a)がクランプ高さにまで持
ち上げられる(図11−)。これにより、上ロール
(1) に対する下ロール(2a)(2b)の高さは製品の曲げ曲率
に合わせたものとなる。
【0037】次いで、上ロール(1) と下ロール(2a)(2b)
が回転駆動されると共に、前記位置の停止位置(原点位
置)からの回転角度が第2角度検知手段(S2)によって計
測された状態で曲げ加工が進行する。これにより、ワー
ク(W) の先端からこれに続く後方域が円弧状に曲げられ
ることとなる。そして、曲げ加工長さに対応する第2角
度検知手段(S2)の出力値が第1設定値になると、具体的
には、ワーク(W) の後端と、上ロール(1) の中心と下ロ
ール(2a)の中心とを結ぶ線との距離が板厚の4倍程度の
値になると、この信号が第2角度検知手段(S2)から下ロ
ール(2b)側の制御装置(C1)に入力され、この制御装置(C
1)の制御により下ロール(2b)が第3高さに持ち上げられ
る。この状態で、さらに、上ロール(1) が回転駆動され
て、第2角度検知手段(S2)の出力値が第2設定値、つま
り、ワーク(W) の長さに相当する上ロール(1) の回転角
度になるとワーク(W) についての加工が終了して、上ロ
ール(1) の駆動が停止される。
【0038】この後、上ロール(1) の先端を支持する揺
動腕(12)が油圧シリンダー(62)の作動によって外側に倒
されて、上ロール(1) と下ロール(2a)(2b)の端部の間が
開放されて、円筒状に曲成された製品が上ロール(1) の
軸線方向に引き出される。この後、油圧シリンダー(62)
の作動によって揺動腕(12)が直立状態に戻されて、先端
の軸受部(121) が上ロール(1) の先端に嵌合して軸受状
態になる。
【0039】この状態にした後、制御装置(C1)(C1)によ
って下ロール(2a)(2b)が上記第1高さに戻されると共
に、第2角度検知手段(S2)の出力値がリセットされて原
点位置出力状態にする。この状態で後続のワーク(W) が
投入されると、上記一連の動作がくり返されて、矩形板
状のワーク(W) が円筒状に曲成されることとなる。な
お、上記曲げ加工に於いて、下ロール(2a)(2b)は上ロー
ル(1) を駆動する為の駆動モータ(M) によって歯車伝動
によって駆動されるが、この為の歯車機構(51)は、上ロ
ール(1) を入力軸として下ロール(2a)(2b)の2軸に共に
伝動する機構としてあり、固定位置にある前記歯車機構
(51)の一対の歯車軸(53)(53)と、昇降する下ロール(2a)
(2b)の軸とが上記した構成の第1自在継手(52)によって
伝動されているから、各工程に於いて下ロール(2a)(2b)
が昇降しても駆動モータ(M) との伝動が確保される。な
お、下ロール(2a)(2b)を伝動する為の駆動モータを前記
駆動モータ(M) と別個に設ける構成としてもよい。この
場合には、前記第1自在継手(52)を用いることなく、下
ロール(2a)(2b)が前記駆動モータによって直接回転駆動
される構成であってもよい。
【0040】下ロール(2a)(2b)の直径が小さい場合、板
厚の厚いワーク(W) を曲げると、これらの下ロール(2a)
(2b)の中間部が下方に撓むが、上記実施の形態のものに
は、板厚の厚いワーク(W) を曲げるときの前記撓みを防
止するための装置が設けられている。この装置は上記ウ
オームギヤ装置(35)を操作することによって上記支軸(3
2)に対する偏心軸(33a) の姿勢を調節するものである。
この調節によって補助支持体(3)(3)の高さをこれらの両
側の(6)(6)よりも高く設定することができると共に、こ
の高さの差を操作ハンドル(H) の操作によって簡単に調
節できる。
【0041】前記ウオームギヤ装置(35)が固定板(F1)に
取付けられているが、このウオームギヤ装置(35)の出力
軸と左右の一対の補助支持体(3)(3)をつなぐ支軸(32)と
は伸縮自在の第2自在継手(34)によって伝動状態に連結
されているから、ウオームギヤ装置(35)が固定板(F1)に
取付け固定されていることによる不都合がない。往復回
動軸(13)の往復回転駆動機構は、上記した油圧シリンダ
(4) を用いる機構の他、油圧モータ等種々の周知の往復
回転駆動機構が採用できる。
【0042】図3以下に示す実施の形態のものの上ロー
ル(1) 、下ロール(2a)(2b)の寸法は具体的には、例えば
次のように設定できる。 上ロール(1) の直径:100mm 下ロール(2a)(2b)の直径:50mm 下ロール(2a)(2b)の間隔:0.3〜0.5mm このものの場合、最大板厚4.5mmの鋼板を直径11
0mmの円筒に曲げられ、端曲げも良好であった。この
値は、上記と同様な直径の上ロール及び下ロールによる
曲げ可能な限界曲率半径150mmに比べて大幅に小さ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】他の従来例の説明図
【図3】本発明の実施の形態の正面図
【図4】下ロール(2a)(2b)の両端の支持構造の説明図
【図5】直動軸受筒(16)の断面構造説明図
【図6】下ロール(2a)(2b)の中間部の支持構造の説明図
【図7】補助支持体(3) 及び支持体(6) の昇降駆動装置
の説明図
【図8】第2自在継手(34)、第1自在継手(52)の説明図
【図9】Y−Y断面図
【図10】曲げ加工工程の前半工程の説明図
【図11】曲げ加工工程の後半工程の説明図
【図12】曲げ加工工程の制御のフローチャート図
【符号の説明】
(1) ・・・上ロール (2a)(2b)・・・下ロール (W) ・・・ワーク (41)・・・レバー (3) ・・・補助支持体 (6) ・・・支持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される上ロール(1) と、前記上
    ロール(1) の下方の前後にこれと平行に設けられ且左右
    両端が回動自在に支持された一対の下ロール(2a)(2b)
    と、前記各下ロールの左右両端を回動自在に支持し且フ
    レームに対して昇降自在に設けられた支持装置とを具備
    するロール曲げ装置であって、 前記支持装置は、各下ロールの両端下方にて直線的に上
    下動するように設けられ且同期的に昇降作動するように
    連動された一対の支持体(6)(6)と、これら支持体(6)(6)
    を昇降駆動する為の駆動手段とからなり、前記下ロール
    (2a)(2b)の夫々の一端を支持する為に前後に並設される
    一対の支持体(6)(6)相互は上下に相対摺動可能に対接し
    且フレームにより昇降自在に保持されたロール曲げ装
    置。
  2. 【請求項2】 各下ロールの中間部は、前記下ロールの
    断面に対して下方の前後から対接する一対の支持ロール
    を介して補助支持体(3) により支持され、前記補助支持
    体(3) は各下ロールの左右両端を支持する為の一対の支
    持体(6)(6)と同期的に昇降作動するように連動された請
    求項1に記載のロール曲げ装置。
  3. 【請求項3】 支持体(6) は断面矩形状とし、下ロール
    (2a)(2b)の夫々の一端を支持する一対の支持体(6)(6)は
    フレームに設けた矩形の筒状体内に相対摺動自在に保持
    された請求項2に記載のロール曲げ装置。
  4. 【請求項4】 下ロール(2a)(2b)の夫々の中間部を支持
    する一対の支持体(3)(3)は、上下に相対摺動可能に対接
    し且フレームに設けた矩形の筒状体内に相対摺動自在に
    保持された請求項2又は請求項3に記載のロール曲げ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102319777A (zh) * 2011-09-20 2012-01-18 泰安华鲁锻压机床有限公司 一种船用卷板机挠度的自动补偿装置
CN107866454A (zh) * 2017-11-23 2018-04-03 马鞍山市飞达波纹管制造有限公司 一种卷板机传动辊支撑装置
CN114798842A (zh) * 2022-05-12 2022-07-29 南通超力卷板机制造有限公司 数控四轴立式滚弯成形装备

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