JPH0318024Y2 - - Google Patents

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JPH0318024Y2
JPH0318024Y2 JP2885785U JP2885785U JPH0318024Y2 JP H0318024 Y2 JPH0318024 Y2 JP H0318024Y2 JP 2885785 U JP2885785 U JP 2885785U JP 2885785 U JP2885785 U JP 2885785U JP H0318024 Y2 JPH0318024 Y2 JP H0318024Y2
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JP
Japan
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manipulator
roll
frame
height
jack
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JP2885785U
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JPS61148435U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フオージングロールの上・下ロール
間の中心位置に合わせてマニプレータのトング高
さを調整するための装置に関するものである。
(従来の技術) フオージングロールでは、上ロールに対して下
ロールを上下動させてそのロール間隔を上・下ロ
ール軸間距離560〜570mmの範囲で調整可能であ
る。上・下ロール間の間隔を調整すると、上・下
ロール間の中心位置が変化するが、従来これに合
わせてマニプレータのトング高さを調整すること
なくフオージングロール作業を行なつているのが
実情である。作業時ビレツト等のワークがまず
上・下ロールの一方に当るかみ込み位置づれが生
じていると、成形精度が悪く、また、トング軸に
曲げ力が働きそのワーク挿入移動(後進)時トン
グ軸を摺動支持する軸受部が摩耗するという不都
合があつた。
そこで、マニプレータフレームのフオージング
ロール側端に設けた調整ボルトによりトング高さ
を上・下ロール間の中心位置に合わせて調整する
方法も従来考え出されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、調整ボルトによる前記従来の調整方法
では、人手による調整であるため手間がかかる。
また、トング高さ位置を知るにはスケールで直接
測るしかなく、測定に時間がかかるという不都合
を免れなかつた。
本考案は、かかる不都合を解消するためになさ
れたもので、上・下ロールに対するトングの正確
な芯出しを遠隔操作で容易かつ迅速に行なえるよ
うにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るフオージングロール用マニプレー
タのトング高さ調整装置は、マニプレータフレー
ムの反フオージングロール側端をマニプレータ基
礎に枢着し、かつ、該フレームのフオージングロ
ール側端部をマニプレータ基礎上にウオームジヤ
ツキを介して上下動可能に支持すると共に、該ジ
ヤツキのストローク量を検出する検出器を設けた
ことを特徴とするものである。
(実施例) 以下本考案を図示する実施例により説明する。
図中1はフオージングロールで、対向配置され
た上ロール2及び下ロール3を図示しない駆動装
置により互に反対方向に同速回転可能に備えてお
り、該上ロール2及び下ロール3のロールセグメ
ント4,5に設けられた成形溝型内で成形加工を
行なうものである。
6はマニプレータで、前記フオージングロール
1で加工するワークを把握して上・下ロール2,
3のロールセグメント4,5間に挿入し、また回
転させるトング7を備えている。
8はトング7の支持・駆動機構を内蔵したマニ
プレータフレームで、該フレーム8の反フオージ
ングロール側端下部がマニプレータ基礎9に支点
ピン10により枢着され、かつ、フオージングロ
ール側端部がマニプレータ基礎9上にウオームジ
ヤツキ11と固定シリンダ12を介して支持され
ている。
ウオームジヤツキ11は、2台使用されてお
り、互に連動軸13を介して連動駆動可能に連結
されている。一方のウオームジヤツキ11にはモ
ータ14がカツプリング15を介して接続され、
他方のウオームジヤツキ11にはそのストローク
量を検出するシンクロ発信器等の検出器16がカ
ツプリング17を介して接続されている。検出器
16には図示しない表示器や制御装置が接続され
ている。
ウオームジヤツキ11のスクリユ軸上端に装着
したクレビス18にはマニプレータフレーム8の
下部に設けたブラケツト19が嵌入され、かつ、
これらに偏心ピン20が挿着されることによつ
て、マニプレータフレーム8にウオームジヤツキ
11が枢着されている。
尚、21はフレーム押えプレートで、マニプレ
ータフレーム8のロール軸方向移動を防止するた
めに該フレーム8の両側のマニプレータ基礎9上
に配設されている。
以上の構成において、モータ14によりウオー
ムジヤツキ11を伸縮作動させると、該ジヤツキ
11によりマニプレータフレーム8のフオージン
グロール1側が第1図に示す如く△yだけ上下動
するから、上ロール2と下ロール3との間の中心
位置にトング7を対応させるトング高さの調整が
可能となる。このときウオームジヤツキ11のフ
レーム支持点は、支点ピン10を中心とする円弧
上を移動し、第1図に示す如くトング7方向に△
xだけずれるが、この位置ずれ△xは偏心ピン2
0の回転により吸収される。
トング高さの調整後、トラニオン支持の固定シ
リンダ12によりマニプレータフレーム8はマニ
プレータ基礎9上に固定される。
ウオームジヤツキ11のストローク量は、検出
器16により検出され、トング高さに換算した状
態で表示器に示されると共に、その検出信号は制
御装置に入力され、そこでトング高さに換算され
る。制御装置には、上下ロール間隔に対応したト
ング高さを予め入力されており、この設定された
トング高さと前記換算されたトング高さの偏差が
許容範囲内に収まるようモータ14が制御装置に
より制御されることで、トング高さ調整の自動制
御化が可能である。
尚、ウオームジヤツキ11のフレーム支持点の
トング7方向ずれを吸収するために偏心ピン20
を使用した例につき説明したが、そのずれ吸収は
リンク機構等で行なつてもよい。また、ウオーム
ジヤツキ11のストローク量を検出器16により
該ジヤツキ11の駆動量で検出する例につき説明
したが、ウオームジヤツキ11のフレーム支持点
とマニプレータ基礎9との間の距離等から該ジヤ
ツキ11のストローク量を検出してもよい。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、ウオームジヤツキのスト
ローク量を検出器により検出しながら、該ジヤツ
キによりマニプレータフレームのフオージングロ
ール側を上下動してトング高さを調整するから、
トング高さ調整を正確かつ迅速に行なうことがで
き、しかもその自動制御化も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す側面
図、矢視正面図である。 1……フオージングロール、2……上ロール、
3……下ロール、4,5……ロールセグメント、
6……マニプレータ、7……トング、8……マニ
プレータフレーム、9……マニプレータ基礎、1
0……支点ピン、11……ウオームジヤツキ、1
2……固定シリンダ、13……連動軸、14……
モータ、15,17……カツプリング、16……
検出器、18……クレビス、19……ブラケツ
ト、20……偏心ピン、21……フレーム押えプ
レート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マニプレータフレームの反フオージングロール
    側端下部をマニプレータ基礎に枢着し、かつ、該
    フレームのフオージングロール側端部をマニプレ
    ータ基礎上にウオームジヤツキを介して上下動可
    能に支持すると共に、該ジヤツキのストローク量
    を検出する検出器を設けたことを特徴とするフオ
    ージングロール用マニプレータのトング高さ調整
    装置。
JP2885785U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0318024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2885785U JPH0318024Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2885785U JPH0318024Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148435U JPS61148435U (ja) 1986-09-12
JPH0318024Y2 true JPH0318024Y2 (ja) 1991-04-16

Family

ID=30527130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2885785U Expired JPH0318024Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JP (1) JPH0318024Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61148435U (ja) 1986-09-12

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