JP2602953Y2 - 折曲げ機のワーク架台 - Google Patents

折曲げ機のワーク架台

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JP2602953Y2
JP2602953Y2 JP1993056150U JP5615093U JP2602953Y2 JP 2602953 Y2 JP2602953 Y2 JP 2602953Y2 JP 1993056150 U JP1993056150 U JP 1993056150U JP 5615093 U JP5615093 U JP 5615093U JP 2602953 Y2 JP2602953 Y2 JP 2602953Y2
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JP
Japan
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work
movable table
bending machine
movable
bending
Prior art date
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Application number
JP1993056150U
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English (en)
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JPH0726012U (ja
Inventor
保一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はプレスブレーキのよう
な折曲げ機のワーク架台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上下動自在なラムに取付けられた上
型と、テーブル側に固定された下型の間で板状のワーク
や帯状のワークを折曲げ加工する折曲げ機においては、
曲げ加工中作業者が手でワークを支持することが多い
が、上型と下型の間に指などを挟まれて危険である。か
かる危険を回避するため、ワークを支持するワーク置き
台やワーク支持装置が例えば実開平3−101311号
公報で提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来のワー
ク置き台やワーク支持装置は、専用機として開発されて
いるため汎用性に欠けると共に、幅方向の密着性が悪い
ため、ソリやバラツキが発生しやすいなど加工精度の低
下を招く不具合がある。またワークが小物や細幅加工物
の場合、作業者が指などを挟む危険があるなどの不具合
もある。この考案はかかる不具合を改善するためになさ
れたもので、汎用性が高く、かつ精度の高い曲げ加工を
可能にする折曲げ機のワーク架台を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、上下動自在なラムに取付けられた上型
と、テーブル側に固定された下型の間でワークを曲げ加
工する折曲げ機において、折曲げ機本体の前面に、横送
り用ハンドルにより左右方向へ移動自在移動台を設
け、この移動台に、昇降用ハンドルにより昇降自在
動テーブルを設けたものである。
【0005】
【作 用】上記構成により、横送り用ハンドルを手動
で回転して、移動台を左右へ移動させ、かつ昇降用ハン
ドルを手動で回転して、可動テーブルを昇降させること
により、下型上面と可動テーブル上面を同一平面にセッ
トすることができるため、可動テーブル上にワークを載
置して安全に曲げ加工ができるようになる。
【0006】
【実 施 例】この考案の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1及び図2において1は折曲げ機本体、2は
該折曲げ機本体1の前側に取付けられたワーク架台本体
を示す。上記折曲げ機本体1は上下動自在なラム3を有
していて、このラム3の下部に取付けられた上型4と、
テーブル1a側に固定された下型5の間でワーク6を曲
げ加工できるようになっている。
【0007】また上記折曲げ機本体1の前面には、ワー
ク架台本体2が左右方向に移動自在に設けられている。
上記ワーク架台本体2は図3以下に示すように移動台2
aを有していて、この移動台2aの上部に設けられたロ
ーラ8が折曲げ機本体1に形成されたガイド溝1b内を
左右方向へ転動するようになっており、移動台2aの下
部に設けられたローラ9は折曲げ機本体1の前面に当接
して左右方向へ転動自在となっている。
【0008】上記移動台2aの前面には左右方向に離間
して一対のブラケット2bが突設されており、これらブ
ラケット2bに揺動部材12の両端より突設された支軸
12aが支承されていて、支軸12aを中心に揺動部材
12が前後方向に揺動自在となっている。上記揺動部材
12の左側には上下方向に細長い長孔12bが穿設され
ていて、この長孔12bに上記移動台2aより突設され
た回転軸13の一端が突出されている。上記回転軸13
の一端には横送り用ハンドル14が、そして他端には上
記折曲げ機本体1の前面に左右方向に布設されたラック
15に噛合するピニオン16が噛合されていて、横送り
用ハンドル14により回転軸13を回転させることによ
り、移動台2aを左右方向へ移動できるようになってい
る。
【0009】一方上記揺動部材12の両側にはガイド筒
17が設けられていて、これらガイド筒17にガイド杆
18が上下揺動自在に支承されている。上記ガイド杆1
8の上端には軸受け18aを介して回動軸19の両端側
が回動自在に支承されていると共に、この回動軸19に
ブラケット20aを介して可動テーブル20が固着され
ていて回動軸19を中心に前後方向へ回動自在となって
いる。上記回動軸19の一端側にはバランサ21が垂下
されていて、上記可動テーブル20の上面が常に水平と
なるように付勢していると共に、回動軸19の中間部に
はラック杆23の上端が接続されている。上記ラック杆
23は揺動部材12に上下動自在に支承され、かつ昇降
用ハンドル24によりギヤ25を介して回転されるピニ
オン26に噛合されていて、昇降用ハンドル24を回転
させることにより、ラック杆23及び回動軸19を介し
て可動テーブル20が昇降できるようになっている。な
お図中26は揺動位置に揺動部材12を固定するロック
摘子、27は任意角度に可動テーブル20を固定するロ
ック摘子を示す。
【0010】次に作用を説明すると、ワーク6を曲げ加
工するに当って、まず横送り用ハンドル14を手動で
転させて移動台2aを例えば左側の待機位置より中央付
近まで移動させる。次に昇降用ハンドル24を手動で
転させて可動テーブル20の上面が下型5上面とほぼ同
一高さになるまで上昇させ、この状態で揺動部材12を
揺動させて、可動テーブル20を下型5に密着させ、さ
らに下型5上面と可動テーブル20の上面が同一平面と
なるように微調整する。そしてこの状態で可動テーブル
20上にワーク6を載置して曲げ位置を位置決めし、上
型4と下型5の間でワーク6を曲げ加工するもので、小
物ワークや細幅ワークでも手で支えないで曲げ加工でき
るようになる。
【0011】また大型ワークや長尺ワークを加工する場
合に、ワーク架台本体2が邪魔になるときには、図1に
示すように折曲げ機本体1の左側などへ待機させればよ
い。
【0012】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、下型の
上面とほぼ同一平面で下型と密着が可能な可動テーブル
を設けて、この可動テーブルにワークを載置して折曲げ
加工できるようにしたことから、小物ワークや細幅ワー
クなどでも手で保持せずに曲げ加工でき、作業が安全に
行える。また横送り用ハンドルにより左右方向へ移動自
在な移動台に、昇降用ハンドルにより昇降自在な可動テ
ーブルを設けたことから、金型を交換したら、手動で横
送り用ハンドル及び昇降用ハンドルを回転して、移動台
を左右方向へ移動し、また可動テーブルを昇降させるこ
とにより、金型に合わせて可動テーブルの左右方向の位
置や高さが短時間で能率よく調整できるため、段取り時
間の短縮と、これに伴う生産性の向上が図れると共に、
可動テーブルの位置調整や高さ調整が金型に合わせて手
動で行えるため安全性が高い上、構成も簡単なため、安
価に提供することができる。 さらに金型交換により下型
の高さや幅が変っても、可動テーブルの高さや角度を変
えることにより容易に対応することができるため、汎用
性が高いと共に、可動テーブルを下型に密着させてワー
クの支持が行えるため、ソリやバラツキの少ない精度の
高い曲げ加工が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるワーク架台の設けら
れた折曲げ機の正面図である。
【図2】この考案の一実施例になるワーク架台の設けら
れた折曲げ機の側面図である。
【図3】この考案の一実施例になるワーク架台の正面図
である。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…折曲げ機本体、1a…テーブル、2a…移動台、3
…ラム、4…上型、5…下型、6…ワーク、12…揺動
部材、19…回動軸、20…可動テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/02 B21D 43/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在なラム3に取付けられた上型
    4と、テーブル1a側に固定された下型5の間でワーク
    6を曲げ加工する折曲げ機において、折曲げ機本体1の
    前面に、横送り用ハンドル14により左右方向へ移動自
    移動台2aを設け、この移動台2aに、昇降用ハン
    ドル24により昇降自在可動テーブル20を設けてな
    る折曲げ機のワーク架台。
  2. 【請求項2】 左右方向に移動自在な移動台2aに、前
    後方向へ揺動自在に揺動部材12を設け、この揺動部材
    12に昇降自在に回動軸19を設けると共に、上記回動
    軸19に、該回動軸19を中心に前後方向へ回動自在に
    可動テーブル20を設けてなる請求項1記載のワーク架
    台。
JP1993056150U 1993-10-18 1993-10-18 折曲げ機のワーク架台 Expired - Lifetime JP2602953Y2 (ja)

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JPH0726012U JPH0726012U (ja) 1995-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2782334B2 (ja) * 1995-12-27 1998-07-30 株式会社フカガワ 継手用パイプにおけるヒモまたはハゼの成型機
JP5934063B2 (ja) * 2012-09-03 2016-06-15 株式会社アマダホールディングス 折曲げ加工機
JP7474643B2 (ja) * 2020-06-15 2024-04-25 株式会社アマダ プレスブレーキ

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