JP2756891B2 - 折曲機の板材支持装置 - Google Patents
折曲機の板材支持装置Info
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- plate
- bending
- bending machine
- plate material
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材、特に幅狭の板材
を折曲げるときにバックゲージと協動するプシャーアー
ムによって折曲げ幅を決定しうる板材支持装置に関す
る。
を折曲げるときにバックゲージと協動するプシャーアー
ムによって折曲げ幅を決定しうる板材支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に水平に保持される板材(ワークシ
ート)は、上曲げ作業で、水平面より上方向に曲るた
め、折曲げ角に応じて支持アームを傾動させる折曲追従
機構が取付けられているが、板材を下曲げするときに
は、手作業で前傾する板材を保持することが行なわれて
いる。長短辺が大きな板材は、バキュームまたは電磁石
で把持し、ロボット操作で幅方向に押進し前面側プッシ
ャを作動して寸法出しを行なっている。
ート)は、上曲げ作業で、水平面より上方向に曲るた
め、折曲げ角に応じて支持アームを傾動させる折曲追従
機構が取付けられているが、板材を下曲げするときに
は、手作業で前傾する板材を保持することが行なわれて
いる。長短辺が大きな板材は、バキュームまたは電磁石
で把持し、ロボット操作で幅方向に押進し前面側プッシ
ャを作動して寸法出しを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】長短辺が大きな板材
は、板材のほぼ中央部分をバキューム等で持ち、出し入
れ可能であるが、把持部分が狭い板材は、バキューム等
で把持できないので大きなものに比べて扱いにくく、最
小接近距離でマニュアルで供給、排除はできても幅方向
の押しつけ、正確な寸法出し、位置決めは不可能であ
る。下曲げでは、床面上の高さ、作業側(手前)の空間
に制約があり、小型で多機能のものが自動作業に望まれ
ている。本発明は、幅狭の板材を折曲げるときにバック
ゲージと協動するプシャーによって折曲げ幅を決定し、
かつ下曲げ時の板材保持を確実に行なうことができる折
曲機の板材支持装置を提供することを目的としている。
は、板材のほぼ中央部分をバキューム等で持ち、出し入
れ可能であるが、把持部分が狭い板材は、バキューム等
で把持できないので大きなものに比べて扱いにくく、最
小接近距離でマニュアルで供給、排除はできても幅方向
の押しつけ、正確な寸法出し、位置決めは不可能であ
る。下曲げでは、床面上の高さ、作業側(手前)の空間
に制約があり、小型で多機能のものが自動作業に望まれ
ている。本発明は、幅狭の板材を折曲げるときにバック
ゲージと協動するプシャーによって折曲げ幅を決定し、
かつ下曲げ時の板材保持を確実に行なうことができる折
曲機の板材支持装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の第1は、折曲機の前側に水平から傾斜状態にな
るまで転倒して板材を支持するとともに、板材をバック
ゲージに向け押進するプッシャアーム付きの支持板を具
えてなるものである。すなわち、折曲機の前部において
横方向に移動自在に配置し、少なくとも左右1対の装置
主体部と;各装置主体部内に昇降並びに回動自在に挿設
したシャフトと;シャフトの上端に固着され、シャフト
回動時に板材を押進して位置決めするプッシャアーム
と;シャフト上端近くに遊合され、かつ装置主体部に対
し回り止め状態で取付けられたブラッケトと;ブラッケ
ト先端に起伏自在に取付けられ、シャフト上昇端では供
給された折曲直前の板材を水平に支持し、シャフト下降
端では下曲げ時に前傾する板材を支持する支持板と;前
記装置主体部の下部に設けられ、板材の供給時に前記シ
ャフトを上昇させ、折曲機の加工動作に連動して前記シ
ャフトを下降させる昇降手段と;供給された板材をバッ
クゲージに向け押進して位置決めすべくプッシャアーム
を回動させるシャフト回動手段とからなる。
本発明の第1は、折曲機の前側に水平から傾斜状態にな
るまで転倒して板材を支持するとともに、板材をバック
ゲージに向け押進するプッシャアーム付きの支持板を具
えてなるものである。すなわち、折曲機の前部において
横方向に移動自在に配置し、少なくとも左右1対の装置
主体部と;各装置主体部内に昇降並びに回動自在に挿設
したシャフトと;シャフトの上端に固着され、シャフト
回動時に板材を押進して位置決めするプッシャアーム
と;シャフト上端近くに遊合され、かつ装置主体部に対
し回り止め状態で取付けられたブラッケトと;ブラッケ
ト先端に起伏自在に取付けられ、シャフト上昇端では供
給された折曲直前の板材を水平に支持し、シャフト下降
端では下曲げ時に前傾する板材を支持する支持板と;前
記装置主体部の下部に設けられ、板材の供給時に前記シ
ャフトを上昇させ、折曲機の加工動作に連動して前記シ
ャフトを下降させる昇降手段と;供給された板材をバッ
クゲージに向け押進して位置決めすべくプッシャアーム
を回動させるシャフト回動手段とからなる。
【0005】本発明の第2は、プッシャアームを備えず
に起伏自在の支持板で板材を支持するようにしたもので
ある。すなわち、折曲機の前部において横方向に移動自
在に配置された少なくとも左右1対の装置主体部と;各
装置主体部内に昇降自在に挿設したシャフトと;シャフ
トの上端部に取り付けられ、シャフト上昇端では折曲直
前の板材を水平に支持し、シャフト下降端では下曲げ時
に前傾する板材を支持する支持板と;前記装置主体部の
下部に設けられ、板材の供給時に前記シャフトを上昇さ
せ、折曲機の加工動作に連動して前記シャフトを下降さ
せる昇降手段とからなる。
に起伏自在の支持板で板材を支持するようにしたもので
ある。すなわち、折曲機の前部において横方向に移動自
在に配置された少なくとも左右1対の装置主体部と;各
装置主体部内に昇降自在に挿設したシャフトと;シャフ
トの上端部に取り付けられ、シャフト上昇端では折曲直
前の板材を水平に支持し、シャフト下降端では下曲げ時
に前傾する板材を支持する支持板と;前記装置主体部の
下部に設けられ、板材の供給時に前記シャフトを上昇さ
せ、折曲機の加工動作に連動して前記シャフトを下降さ
せる昇降手段とからなる。
【0006】さらに、本発明の第3は、折曲機の前部に
おいて横方向に移動自在に配置した少なくとも左右1対
の第1の装置主体部と、第1の装置主体部の内側または
外側において横方向に移動自在に配置した第2の装置主
体部とからなり、第1の装置主体部には前記プッシャア
ームを備えた板材支持装置を取付け、第2の装置主体部
には前記プッシャアームを備えない板材支持装置を取付
けたものである。
おいて横方向に移動自在に配置した少なくとも左右1対
の第1の装置主体部と、第1の装置主体部の内側または
外側において横方向に移動自在に配置した第2の装置主
体部とからなり、第1の装置主体部には前記プッシャア
ームを備えた板材支持装置を取付け、第2の装置主体部
には前記プッシャアームを備えない板材支持装置を取付
けたものである。
【0007】
【作用】シャフトの上昇によって水平状態となっている
支持板上に板材を供給し、幅寄せ手段により板材を機械
中心に寄せたのち、プッシャアームを回動し板材を押進
して位置決めする。プッシャローラの有効回動範囲内の
幅の板材はプッシャで作業する。位置決め終了後にシャ
フトを逆転してプッシャアームを元の位置に復元させ
る。折曲機の下曲げ動作につれて、シャフトを下降させ
ることにより、最終下曲げ角度に至るまで前傾する板材
を支持板に保持させる。また、すでに下曲げされた板材
を供給して2回曲げするときには、予め支持板を傾けて
供給された板材と干渉しない位置に退避させておくもの
である。
支持板上に板材を供給し、幅寄せ手段により板材を機械
中心に寄せたのち、プッシャアームを回動し板材を押進
して位置決めする。プッシャローラの有効回動範囲内の
幅の板材はプッシャで作業する。位置決め終了後にシャ
フトを逆転してプッシャアームを元の位置に復元させ
る。折曲機の下曲げ動作につれて、シャフトを下降させ
ることにより、最終下曲げ角度に至るまで前傾する板材
を支持板に保持させる。また、すでに下曲げされた板材
を供給して2回曲げするときには、予め支持板を傾けて
供給された板材と干渉しない位置に退避させておくもの
である。
【0008】
【実施例】次に図面に基づいて本発明を具体的に説明す
る。図1は本発明板材支持装置を具えた折曲機の平面図
であって、上型、ラムおよびラムの駆動装置等を省略し
て示してある。図中1、1は折曲機のフレーム、2はベ
ッド、3は下型、4はバックゲージユニット、5は突当
て片、6は前板、7は幅寄せ手段、10は折曲機の前板
側に配置した複数個(図では2個)の第1の支持装置、
20は第1の支持装置10の内側に配置した第2の支持
装置20、20である。
る。図1は本発明板材支持装置を具えた折曲機の平面図
であって、上型、ラムおよびラムの駆動装置等を省略し
て示してある。図中1、1は折曲機のフレーム、2はベ
ッド、3は下型、4はバックゲージユニット、5は突当
て片、6は前板、7は幅寄せ手段、10は折曲機の前板
側に配置した複数個(図では2個)の第1の支持装置、
20は第1の支持装置10の内側に配置した第2の支持
装置20、20である。
【0009】図2は第1の支持装置10の拡大側面図を
示す。この装置は、装置主体部11の上部にプッシャア
ーム付きの支持板を取付けたものである。すなわち、折
曲機の前板6の前面において横方向(図2の紙面に対し
垂直方向)に移動自在に配置された装置主体部11内に
昇降自在にシャフト12が挿設されている。シャフト2
2の上部は細径部23が形成され、細径部上端にはピン
45を用いて(図5)先端ローラ34付きのプッシャア
ーム24を固着している。細径部23には、回り止め片
25によって装置主体部11に対し回り止めされたカラ
ーまたは孔あき滑り子26が挿合されている。このカラ
ーまたは孔あき滑り子26は、シャフト細径部23の相
対的回動と軸方向の移動を許容し、かつ細径部23の段
部33によって下限が定められている。
示す。この装置は、装置主体部11の上部にプッシャア
ーム付きの支持板を取付けたものである。すなわち、折
曲機の前板6の前面において横方向(図2の紙面に対し
垂直方向)に移動自在に配置された装置主体部11内に
昇降自在にシャフト12が挿設されている。シャフト2
2の上部は細径部23が形成され、細径部上端にはピン
45を用いて(図5)先端ローラ34付きのプッシャア
ーム24を固着している。細径部23には、回り止め片
25によって装置主体部11に対し回り止めされたカラ
ーまたは孔あき滑り子26が挿合されている。このカラ
ーまたは孔あき滑り子26は、シャフト細径部23の相
対的回動と軸方向の移動を許容し、かつ細径部23の段
部33によって下限が定められている。
【0010】また、カラー26の側部にブラケット27
を固着し、その先端にピン17を用いて支持板15を傾
動自在に取付ける。ブラケット27の上端は、支持板1
5を水平に保持できる平坦部14が形成されている。ブ
ラケット13に取付けた支持板15はシャフト12の上
昇端では、支持板の裏面がブラケット先端の平坦部14
に当るため水平となって折曲げ前の被加工板材50を水
平に支持し、またラムの下降につれてシャフト12を下
降させることにより下曲げ方向に前垂れする板材50を
支え、最終的な下曲げ角度に至るまで前傾する板材を安
定に支持する。最終的な下曲げ時には支持板15はスト
ッパ16に当接する(図3)。
を固着し、その先端にピン17を用いて支持板15を傾
動自在に取付ける。ブラケット27の上端は、支持板1
5を水平に保持できる平坦部14が形成されている。ブ
ラケット13に取付けた支持板15はシャフト12の上
昇端では、支持板の裏面がブラケット先端の平坦部14
に当るため水平となって折曲げ前の被加工板材50を水
平に支持し、またラムの下降につれてシャフト12を下
降させることにより下曲げ方向に前垂れする板材50を
支え、最終的な下曲げ角度に至るまで前傾する板材を安
定に支持する。最終的な下曲げ時には支持板15はスト
ッパ16に当接する(図3)。
【0011】図4は、支持板15およびプッシャアーム
24の拡大平面を示す。支持板15は、プッシャアーム
24の回動範囲と干渉しないような平面形状をなしてい
る。プッシャアーム24はシャフトを中心にして待機位
置から回動限まで180゜回動でき、かつ90゜回動位
置のローラ端面Aから回動限のローラ端面Bまでが板材
押進の最大有効距離Kとなる。
24の拡大平面を示す。支持板15は、プッシャアーム
24の回動範囲と干渉しないような平面形状をなしてい
る。プッシャアーム24はシャフトを中心にして待機位
置から回動限まで180゜回動でき、かつ90゜回動位
置のローラ端面Aから回動限のローラ端面Bまでが板材
押進の最大有効距離Kとなる。
【0012】前記第1主体部11の下部にはラックバー
36とピニオン37とによるシャフト回動駆動機構35
を設けている。ピニオン37は滑りキー38を用いてシ
ャフト22に対し摺動自在に係合されている。シャフト
下端は、図2に示すようにベアリング付きカップリング
39を介してシャフト昇降用のシリンダ30に連結され
ている。なお、図2中、8は上型、18はベッド上部の
下型ベース、19は下型ホルダー、25は支持板15の
回り止め片、28はLMガイド、29は主体部を横行さ
せるためのスクリュー、30はシャフト15の昇降用シ
リンダである。
36とピニオン37とによるシャフト回動駆動機構35
を設けている。ピニオン37は滑りキー38を用いてシ
ャフト22に対し摺動自在に係合されている。シャフト
下端は、図2に示すようにベアリング付きカップリング
39を介してシャフト昇降用のシリンダ30に連結され
ている。なお、図2中、8は上型、18はベッド上部の
下型ベース、19は下型ホルダー、25は支持板15の
回り止め片、28はLMガイド、29は主体部を横行さ
せるためのスクリュー、30はシャフト15の昇降用シ
リンダである。
【0013】図6は、第2の支持装置20の拡大側面図
を示す。この装置は、装置主体部11の上部にプッシャ
アームを備えずに傾動自在の支持板のみを取付けたもの
である。すなわち、折曲機の前板6の前面において横方
向に移動自在に装置主体部21が配置され、装置主体部
21内に昇降自在にシャフト22が挿設されている。シ
ャフト2の上端部には、ブラケット23を介して支持板
15を傾動自在に支持している。この支持板15は、図
2に示したものと同じくシャフト22の上昇端では、支
持板の裏面がブラケット先端の平坦部14に当るため折
曲げ前の板材50を水平に支持し、ラムの下降につれて
シャフト22を下降させることにより下曲げ方向に前垂
れする板材50を支持する。
を示す。この装置は、装置主体部11の上部にプッシャ
アームを備えずに傾動自在の支持板のみを取付けたもの
である。すなわち、折曲機の前板6の前面において横方
向に移動自在に装置主体部21が配置され、装置主体部
21内に昇降自在にシャフト22が挿設されている。シ
ャフト2の上端部には、ブラケット23を介して支持板
15を傾動自在に支持している。この支持板15は、図
2に示したものと同じくシャフト22の上昇端では、支
持板の裏面がブラケット先端の平坦部14に当るため折
曲げ前の板材50を水平に支持し、ラムの下降につれて
シャフト22を下降させることにより下曲げ方向に前垂
れする板材50を支持する。
【0014】上記装置の作用について説明する。まず、
幅狭の板材50を第1、第2の支持装置10、20にお
ける水平状態の各支持板15、15上に載せたのち、第
1の装置主体部11、11内のラックバー36を駆動し
ピニオン37を介してシャフト12を回動させる。プッ
シャアーム24の回動による先端ローラ34の移動によ
って板材50をバックゲージの突当て片5まで押進して
折曲げ長さを設定する(図4)。折曲げ長さ決定後にシ
ャフトを逆転してプッシャアームを元の位置に復元させ
る。このようにしたのち、ラムの下降により上型8を徐
々に下降させながら第1、第2の装置主体部における各
シリンダ30を一斉にリターン側に切換えてシャフト1
2、22を下降させることにより、下曲げ初期から最終
角まで傾斜する板材を支持する。最終段においては支持
板15がストッパ16に当って傾斜角が規制される(図
3)。なお、折曲げ開始とともに、シャフト12を逆方
向に回転してプッシャアーム24を退避位置におき、板
材50との干渉を避ける。また、すでに下曲げされた板
材を供給して2回曲げするときには、予め支持板15を
傾けて供給された板材と干渉しない位置に退避させてお
くものである。
幅狭の板材50を第1、第2の支持装置10、20にお
ける水平状態の各支持板15、15上に載せたのち、第
1の装置主体部11、11内のラックバー36を駆動し
ピニオン37を介してシャフト12を回動させる。プッ
シャアーム24の回動による先端ローラ34の移動によ
って板材50をバックゲージの突当て片5まで押進して
折曲げ長さを設定する(図4)。折曲げ長さ決定後にシ
ャフトを逆転してプッシャアームを元の位置に復元させ
る。このようにしたのち、ラムの下降により上型8を徐
々に下降させながら第1、第2の装置主体部における各
シリンダ30を一斉にリターン側に切換えてシャフト1
2、22を下降させることにより、下曲げ初期から最終
角まで傾斜する板材を支持する。最終段においては支持
板15がストッパ16に当って傾斜角が規制される(図
3)。なお、折曲げ開始とともに、シャフト12を逆方
向に回転してプッシャアーム24を退避位置におき、板
材50との干渉を避ける。また、すでに下曲げされた板
材を供給して2回曲げするときには、予め支持板15を
傾けて供給された板材と干渉しない位置に退避させてお
くものである。
【0015】板材の長短辺が大きい場合には、通常どお
りバキュームまたは電磁石で把持しロボット操作で幅方
向に押進したのち前面側のプッシャ(図示省略)を作動
して寸法出しを行なう。その際、板材供給時には装置主
体部内のシャフト12を上昇により折曲げ前の板材50
を水平に支持し、ラムの下降につれてシャフト12を下
降させることにより下曲げ方向に前垂れする板材50を
支持板15で支持するものである。
りバキュームまたは電磁石で把持しロボット操作で幅方
向に押進したのち前面側のプッシャ(図示省略)を作動
して寸法出しを行なう。その際、板材供給時には装置主
体部内のシャフト12を上昇により折曲げ前の板材50
を水平に支持し、ラムの下降につれてシャフト12を下
降させることにより下曲げ方向に前垂れする板材50を
支持板15で支持するものである。
【0016】
【発明の効果】上述のように本発明は、通常の把持具で
は把持不十分とされる幅狭の板材を折曲げるときに、バ
ックゲージと協動するプシャーアームの回動によって折
曲げ幅を決定することができる。また折曲機の前面側に
支持板とプッシャ機能とを備えた第1主体部並びに支持
板のみを備えた第2主体部を備えているため、板材供給
持には各支持板を水平に保持し折曲機の下曲げ動作につ
れて支持板を前傾させることにより折曲げ板材を確実に
保持させることができる。
は把持不十分とされる幅狭の板材を折曲げるときに、バ
ックゲージと協動するプシャーアームの回動によって折
曲げ幅を決定することができる。また折曲機の前面側に
支持板とプッシャ機能とを備えた第1主体部並びに支持
板のみを備えた第2主体部を備えているため、板材供給
持には各支持板を水平に保持し折曲機の下曲げ動作につ
れて支持板を前傾させることにより折曲げ板材を確実に
保持させることができる。
【図1】本発明板材支持装置を備えた折曲機の平面図で
ある。
ある。
【図2】プッシャーアーム付き板材支持装置の拡大側面
図である。
図である。
【図3】図2に示す板材支持装置の作用時における拡大
側面図である。
側面図である。
【図4】支持板およびプッシャアームの拡大平面図であ
る。
る。
【図5】図2の板材支持装置の分解斜視図である。
【図6】プッシャーアームを備えていない板材支持装置
の拡大側面図である。
の拡大側面図である。
3 下型 8 上型 10 第1の支持装置 11 装置主体部 12 シャフト 13 ブラケット 14 平坦部 15 支持板 16 ストッパ 17 ピン 18 下型ベース 19 下型ホルダー 20 第2の支持装置 21 装置主体部 22 シャフト 24 プッシャアーム 27 ブラケット 30 昇降用シリンダ 35 回転駆動機構 36 ラックバー 37 ピニオン 38 滑りキー 50 板材
Claims (3)
- 【請求項1】 折曲機によって下曲げしたときの前傾す
る板材を支持する装置であって、 折曲機の前部において横方向に移動自在に配置し、少な
くとも左右1対の装置主体部と、 各装置主体部内に昇降並びに回動自在に挿設したシャフ
トと、 シャフトの上端に固着され、シャフト回動時に板材を押
進して位置決めするプッシャアームと、 シャフト上端近くに遊合され、かつ装置主体部に対し回
り止め状態で取付けられたブラッケトと、 ブラッケト先端に傾動自在に取付けられ、シャフト上昇
端では供給された折曲直前の板材を水平に支持し、シャ
フト下降端では下曲げ時に前傾する板材を支持する支持
板と、 前記装置主体部の下部に設けられ、板材の供給時に前記
シャフトを上昇させ、折曲機の加工動作に連動して前記
シャフトを下降させる昇降手段と、 供給された板材をバックゲージに向け押進して位置決め
すべくプッシャアームを回動させるシャフト回動手段と
からなる折曲機の板材支持装置。 - 【請求項2】 折曲機によって下曲げしたときの前傾す
る板材を支持する装置であって、 折曲機の前部において横方向に移動自在に配置された少
なくとも左右1対の装置主体部と、 各装置主体部内に昇降自在に挿設したシャフトと、 シャフトの上端部に取り付けられ、シャフト上昇端では
折曲直前の板材を水平に支持し、シャフト下降端では下
曲げ時に前傾する板材を支持する支持板と、 前記装置主体部の下部に設けられ、板材の供給時に前記
シャフトを上昇させ、折曲機の加工動作に連動して前記
シャフトを下降させる昇降手段とからなる折曲機の板材
支持装置。 - 【請求項3】 折曲機によって下曲げしたとき前傾する
板材を支持する装置であって、 折曲機の前部において横方向に移動自在に配置した少な
くとも左右1対の第1の装置主体部と、第1の装置主体
部の内側または外側において横方向に移動自在に配置し
た第2の装置主体部とを有し、 第1の装置主体部には、内部に昇降並びに回動自在にシ
ャフトを挿設し、該シャフトの上端近くに細径段部を形
成させてシャフトに対し遊合され、かつ装置主体部に対
し回り止め状態でブラッケトを取付け、該ブラッケト先
端にはシャフト上昇端で供給された折曲直前の板材を水
平に支持し、シャフト下降端では下曲げ時に前傾する板
材を支持する第1の支持板を取り付けると共に、シャフ
ト上端にはシャフトの回動によって下曲げ前の板材を押
進するプッシャアームを固着する一方、当該主体部内の
シャフト下部には折曲機の作動に連動して第1の支持板
を昇降させる昇降手段と前記プッシャアームを回動させ
る回動手段とを設け、 第2の装置主体部は、内部に昇降自在にシャフトを挿設
し、該シャフト上端部にはシャフトの上昇端で折曲前の
板材を水平に支持し、シャフト下降端では傾斜して下曲
げにより前傾する板材を支持する第2の支持板を取り付
ける一方、当該主体部内のシャフト下部には折曲機の作
動に連動して第2の支持板を昇降させる昇降手段を設
け、 さらに、折曲機の下型近くには、下曲げ時に前記第1、
第2の支持板の下面に当接して各支持板を所定の傾斜角
に保持するストッパを配置したことを特徴とする折曲機
の板材支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15303192A JP2756891B2 (ja) | 1991-05-22 | 1992-05-21 | 折曲機の板材支持装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14518391 | 1991-05-22 | ||
JP3-145183 | 1991-05-22 | ||
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