JP2782334B2 - 継手用パイプにおけるヒモまたはハゼの成型機 - Google Patents
継手用パイプにおけるヒモまたはハゼの成型機Info
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- JP2782334B2 JP2782334B2 JP7351170A JP35117095A JP2782334B2 JP 2782334 B2 JP2782334 B2 JP 2782334B2 JP 7351170 A JP7351170 A JP 7351170A JP 35117095 A JP35117095 A JP 35117095A JP 2782334 B2 JP2782334 B2 JP 2782334B2
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- molding
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は継手用パイプにおける
ヒモまたはハゼの成型機、詳しくは継手用パイプの周面
にヒモまたはハゼを成型する過程で継手用パイプの飛出
しを防止するようにした継手用パイプにおけるヒモまた
はハゼの成型機に関するものである。
ヒモまたはハゼの成型機、詳しくは継手用パイプの周面
にヒモまたはハゼを成型する過程で継手用パイプの飛出
しを防止するようにした継手用パイプにおけるヒモまた
はハゼの成型機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、継手用パイプは図５に示すように
機体より突出する２本の回転軸のそれぞれの先端に雌雄
のヒモまたはハゼ成型用ロールを嵌着し、該成型用ロー
ルの背側に図５（ａ）に示すように成型用ロールに対し
て平行且つ遠近調整可能にて配設する定規板に継手用パ
イプの先端全周を当てるようにして継手用パイプを成型
用ロール間に挟入し、成型用ロールの対流回転にて継手
用パイプの周面にヒモまたはハゼを成型してきたもので
ある。
機体より突出する２本の回転軸のそれぞれの先端に雌雄
のヒモまたはハゼ成型用ロールを嵌着し、該成型用ロー
ルの背側に図５（ａ）に示すように成型用ロールに対し
て平行且つ遠近調整可能にて配設する定規板に継手用パ
イプの先端全周を当てるようにして継手用パイプを成型
用ロール間に挟入し、成型用ロールの対流回転にて継手
用パイプの周面にヒモまたはハゼを成型してきたもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図５
（ｂ）（ｃ）の破線にて示すように継手用パイプの先端
全周を定規板に当てての成型は、成型用ロールの対流回
転によって図５（ｂ）（ｃ）の実線にて示すように成型
用ロールの絞り圧により継手用パイプが傾き、この傾き
によって継手用パイプは対流回転の入口側部分より定規
板から離れていって、成型用ロール間より飛び出してし
まうという課題がある。
（ｂ）（ｃ）の破線にて示すように継手用パイプの先端
全周を定規板に当てての成型は、成型用ロールの対流回
転によって図５（ｂ）（ｃ）の実線にて示すように成型
用ロールの絞り圧により継手用パイプが傾き、この傾き
によって継手用パイプは対流回転の入口側部分より定規
板から離れていって、成型用ロール間より飛び出してし
まうという課題がある。
【０００４】かかる事態を解消するために、作業者が継
手用パイプの後端に手をかけて成型が終わるまで該パイ
プの先端を定規板に押し当てることを続ける必要があ
り、かかる押し当ては多年の経験と熟練を要してなお危
険が伴い、且つ一台の成型機に一人の作業者が付かなけ
ればならないために省力化を著しく妨げているという課
題がある。
手用パイプの後端に手をかけて成型が終わるまで該パイ
プの先端を定規板に押し当てることを続ける必要があ
り、かかる押し当ては多年の経験と熟練を要してなお危
険が伴い、且つ一台の成型機に一人の作業者が付かなけ
ればならないために省力化を著しく妨げているという課
題がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は対流回転する雌
雄のヒモまたはハゼ成型用ロール間に継手用パイプを挟
入して該継手用パイプの周面にヒモまたはハゼを成型す
る装置において、該成型用ロールの背側に間隔を置いて
配設する定規板に成型用ロールの対流回転の出口側を成
型用ロール側に接近させる傾斜を付し、該定規板の傾斜
による接近した出口側に該成型用ロール間に挟入する継
手用パイプの先端の一部を定規当てすることにより該定
規当て部分にて成型用ロールの対流回転に伴う絞り圧を
受け止めて該継手用パイプが成型用ロール外へ飛び出す
ことを防止するようにして、かかる課題を解決しようと
するものである。
雄のヒモまたはハゼ成型用ロール間に継手用パイプを挟
入して該継手用パイプの周面にヒモまたはハゼを成型す
る装置において、該成型用ロールの背側に間隔を置いて
配設する定規板に成型用ロールの対流回転の出口側を成
型用ロール側に接近させる傾斜を付し、該定規板の傾斜
による接近した出口側に該成型用ロール間に挟入する継
手用パイプの先端の一部を定規当てすることにより該定
規当て部分にて成型用ロールの対流回転に伴う絞り圧を
受け止めて該継手用パイプが成型用ロール外へ飛び出す
ことを防止するようにして、かかる課題を解決しようと
するものである。
【０００６】
【作用】本発明は成型用ロール間に継手用パイプを挟入
し、該継手用パイプの先端の一部を傾斜により接近した
成型用ロールの対流回転の出口側に定規当てして成型用
ロールの対流回転に伴う絞り圧を受け止めて該継手用パ
イプの成型用ロール外への飛び出しを防止するのであ
る。
し、該継手用パイプの先端の一部を傾斜により接近した
成型用ロールの対流回転の出口側に定規当てして成型用
ロールの対流回転に伴う絞り圧を受け止めて該継手用パ
イプの成型用ロール外への飛び出しを防止するのであ
る。
【０００７】本発明によれば作業者による成型作業完了
まで継手用パイプを定規板に押し当てていることを一切
要しないものとなる。
まで継手用パイプを定規板に押し当てていることを一切
要しないものとなる。
【０００８】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【０００９】図１は縦型のヒモまたはハゼの成型機であ
り、図２は横型の同、成型機である。いずれの成型機も
図３に示すように対流回転する２本の軸１ａ，１ｂの先
端に雌雄の成型用ロール２ａ，２ｂを嵌着し、該成型用
ロール２ａ，２ｂを接離自在とする。また成型用ロール
２ａ，２ｂの背側に間隔を置いて定規板３を配設する。
該定規板３は移動調整手段（図示してない）により間隔
を移動調整し、次いで成型用ロール２ａ，２ｂの対流回
転の出口側４を接近させ、対流回転の入口側５を離間さ
せる傾斜を付すのである。
り、図２は横型の同、成型機である。いずれの成型機も
図３に示すように対流回転する２本の軸１ａ，１ｂの先
端に雌雄の成型用ロール２ａ，２ｂを嵌着し、該成型用
ロール２ａ，２ｂを接離自在とする。また成型用ロール
２ａ，２ｂの背側に間隔を置いて定規板３を配設する。
該定規板３は移動調整手段（図示してない）により間隔
を移動調整し、次いで成型用ロール２ａ，２ｂの対流回
転の出口側４を接近させ、対流回転の入口側５を離間さ
せる傾斜を付すのである。
【００１０】継手用パイプ６は成型用ロール２ａ，２ｂ
間を離間して該ロール２ａ，２ｂ間に挟入し、該継手用
パイプ６の先端の一部を傾斜により接近した定規板３の
出口側４に定規当てするのである。つまり継手用パイプ
６は先端の出口側４に面した部分を定規当てし、入口側
５は定規板３より離しておくのである。
間を離間して該ロール２ａ，２ｂ間に挟入し、該継手用
パイプ６の先端の一部を傾斜により接近した定規板３の
出口側４に定規当てするのである。つまり継手用パイプ
６は先端の出口側４に面した部分を定規当てし、入口側
５は定規板３より離しておくのである。
【００１１】かかる状態にて該ロール２ａ，２ｂ間を閉
じて且つ図３（ａ）にて示す矢印方向に対流回転させつ
つ、漸次成型用ロール２ａ，２ｂ間を狭めて行くと継手
用パイプ６は入口側５から出口側４に伝動回転して設定
周面にヒモ７を無端にて成型することとなる。
じて且つ図３（ａ）にて示す矢印方向に対流回転させつ
つ、漸次成型用ロール２ａ，２ｂ間を狭めて行くと継手
用パイプ６は入口側５から出口側４に伝動回転して設定
周面にヒモ７を無端にて成型することとなる。
【００１２】この際、成型用ロール２ａ，２ｂの対流回
転による絞り圧によって継手用パイプ６は傾きと捩れが
生ずることとなるが、定規板３の傾斜により接近した出
口側４に先端の一部を定規当てしていることにより、該
出口側４の定規当て部分にて絞り圧を受け止めて継手用
パイプ６の傾きと捩れを防止するために、継手用パイプ
６は設定周面にヒモ７を無端にて成型することとなる。
転による絞り圧によって継手用パイプ６は傾きと捩れが
生ずることとなるが、定規板３の傾斜により接近した出
口側４に先端の一部を定規当てしていることにより、該
出口側４の定規当て部分にて絞り圧を受け止めて継手用
パイプ６の傾きと捩れを防止するために、継手用パイプ
６は設定周面にヒモ７を無端にて成型することとなる。
【００１３】従来要していた作業者による継手用パイプ
６の定規板３への押し当て続けを不要にして、継手用パ
イプ６の成型用ロール２ａ，２ｂ外へ飛び出しが一切生
じないこととなる。
６の定規板３への押し当て続けを不要にして、継手用パ
イプ６の成型用ロール２ａ，２ｂ外へ飛び出しが一切生
じないこととなる。
【００１４】なお、成型用ロール２ａ，２ｂをシングル
ハゼ，ダブルハゼ成型用のロールに交換することによっ
て継手用パイプ６の周面にシングルハゼ，ダブルハゼを
成型することができる。
ハゼ，ダブルハゼ成型用のロールに交換することによっ
て継手用パイプ６の周面にシングルハゼ，ダブルハゼを
成型することができる。
【００１５】以上により１人の作業者に複数台の成型機
を管理することが可能となる。なお、図１に示す縦型成
型機の場合は継手用パイプ６の重量が背側（下方）の定
規板３に定規当てした部分に加わるので安定性がより増
すこととなる。
を管理することが可能となる。なお、図１に示す縦型成
型機の場合は継手用パイプ６の重量が背側（下方）の定
規板３に定規当てした部分に加わるので安定性がより増
すこととなる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、継
手用パイプの周面にヒモまたはハゼを成型する成型機に
おいて、成型用ロールの背側に配設する定規板を対流回
転の出口側を近、同、入口側を遠とする傾斜を付して、
成型用ロール間に挟入する継手用パイプを該定規板の傾
斜により接近した出口側のみにて定規当てするようにし
たので、成型用ロールの絞り圧に伴う継手用パイプの傾
きと捩れの生ずることを該定規板の出口側の定規当て部
分において受け止めるため、作業者による継手用パイプ
の定規板への押し当てを続けることなくして継手用パイ
プの傾きと捩れによる成型用ロール外への飛出しを防止
することができるという効果を生ずる。継手用パイプの
設定周面に位置ずれを生ぜずにヒモまたはハゼを成型す
ることができるという効果を生ずる。
手用パイプの周面にヒモまたはハゼを成型する成型機に
おいて、成型用ロールの背側に配設する定規板を対流回
転の出口側を近、同、入口側を遠とする傾斜を付して、
成型用ロール間に挟入する継手用パイプを該定規板の傾
斜により接近した出口側のみにて定規当てするようにし
たので、成型用ロールの絞り圧に伴う継手用パイプの傾
きと捩れの生ずることを該定規板の出口側の定規当て部
分において受け止めるため、作業者による継手用パイプ
の定規板への押し当てを続けることなくして継手用パイ
プの傾きと捩れによる成型用ロール外への飛出しを防止
することができるという効果を生ずる。継手用パイプの
設定周面に位置ずれを生ぜずにヒモまたはハゼを成型す
ることができるという効果を生ずる。
【００１７】継手用パイプの周面にヒモまたはハゼを成
型するに当たって継手用パイプを定規板に押し当て支え
する必要がなくなるため、作業が安全となり、１人の作
業者により複数台の成型機を管理することができるなど
省力化を促進し、作業能率を格段に向上することができ
るという効果を生ずる。
型するに当たって継手用パイプを定規板に押し当て支え
する必要がなくなるため、作業が安全となり、１人の作
業者により複数台の成型機を管理することができるなど
省力化を促進し、作業能率を格段に向上することができ
るという効果を生ずる。
【図１】 本発明の縦型成型機の実施例を示す側面図で
ある。
ある。
【図２】 本発明の横型成型機の実施例を示す側面図で
ある
ある
【図３】 （ａ）は成型用ロールの軸線方向からみた部
分拡大図、（ｂ）は横方向からみた部分拡大図である。
分拡大図、（ｂ）は横方向からみた部分拡大図である。
【図４】 ヒモを形成した継手用パイプの断面図であ
る。
る。
【図５】 従来例を示すもので、（ａ）は成型用ロール
に対して平行にて距離調整した定規板に継手用パイプの
先端全周を定規当てした状態を示す部分図、（ｂ）は成
型用ロールの回転に伴って成型用ロール間から飛出しつ
つある継手用パイプの状態を示す横型従来機の部分側面
図、（ｃ）は同状態の縦型従来機の部分側面図である。
に対して平行にて距離調整した定規板に継手用パイプの
先端全周を定規当てした状態を示す部分図、（ｂ）は成
型用ロールの回転に伴って成型用ロール間から飛出しつ
つある継手用パイプの状態を示す横型従来機の部分側面
図、（ｃ）は同状態の縦型従来機の部分側面図である。
１ａ，１ｂは軸 ２ａ，２ｂは成型用ロール ３は定規板 ４は成型用ロールの出口側 ５は成型用ロールの入口側 ６は継手用パイプ ７はヒモ
Claims (1)
- 【請求項１】 対流回転する雌雄のヒモまたはハゼ成型
用ロール間に継手用パイプを挟入して該継手用パイプの
周面にヒモまたはハゼを成型する装置において、該成型
用ロールの背側に間隔を置いて配設する定規板に成型用
ロールの対流回転の出口側を成型用ロール側に接近させ
る傾斜を付し、該定規板の傾斜による接近した出口側に
該成型用ロール間に挟入する継手用パイプの先端の一部
を定規当てすることにより該定規当て部分にて成型用ロ
ールの対流回転に伴う絞り圧を受け止めて該継手用パイ
プが成型用ロール外へ飛び出すことを防止するようにし
たことを特徴とする継手用パイプにおけるヒモまたはハ
ゼの成型機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351170A JP2782334B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 継手用パイプにおけるヒモまたはハゼの成型機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351170A JP2782334B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 継手用パイプにおけるヒモまたはハゼの成型機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178055A JPH09178055A (ja) | 1997-07-11 |
| JP2782334B2 true JP2782334B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=18415532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7351170A Expired - Fee Related JP2782334B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 継手用パイプにおけるヒモまたはハゼの成型機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2782334B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100979101B1 (ko) * | 2007-12-20 | 2010-08-31 | 이정연 | 관이음용 돌기 성형 장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0646575U (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-28 | 宏英 布施 | 油脂分カット用スプーン |
| JP2602953Y2 (ja) * | 1993-10-18 | 2000-02-07 | 株式会社小松製作所 | 折曲げ機のワーク架台 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7351170A patent/JP2782334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09178055A (ja) | 1997-07-11 |
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