JPWO2018123007A1 - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

後部通路(R1)を含む通路を有する車両本体(110)と、後部通路(R1)の後縁に沿って車両本体(110)の幅方向に延びる通常位置と、車両本体(110)から後方に向かって延びる退避位置との間で、上下方向に延びる回動軸線(O2)回りに車両本体(110)に回動可能に支持された可動柵(240)と、を備える。

Description

本発明は、作業車両に関する。
特許文献1には、作業車両の一例として、車両本体の通路に柵が設けられたホイールローダが開示されている。
国際公開第WO2012/035848号
例えば作業者が後部通路で作業を行う場合、柵が作業の妨げとなってしまう場合がある。そのため、柵を取り外す必要があり、作業が煩雑となってしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、メンテナンス性を向上させることのできる作業車両を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業車両は、後部通路を含む通路を有する車両本体と、前記後部通路の後縁に沿って前記車両本体の幅方向に延びる通常位置と、前記車両本体から後方に向かって延びる退避位置との間で、上下方向に延びる回動軸線回りに前記車両本体に回動可能に支持された可動柵と、を備える
このような構成によれば、可動柵を通常位置から退避位置に回動させることで、当該可動柵が後部通路上での作業の妨げになることを回避できる。
上記態様の作業車両によれば、メンテナンス性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの側面図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの車両リア部の側面図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの車両リア部の斜視図であって、可動柵が通常位置の状態を説明する図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの車両リア部の斜視図であって、可動柵が退避位置の状態を説明する図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの車両リア部の平面図であって、可動柵が退避位置とされ、開閉部が開位置とされた図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの車両リア部を縦断面とした冷却ユニット及び閉位置の送風ユニットの側面図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの送風ユニット及び該送風ユニットを支持する支持フレームを後方かつ上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの回動連結部の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの回動連結部の部分拡大図である。 図8に示された回動連結部の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの可動柵の部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る作業車両としてのホイールローダの変形例の車両リア部の平面図であって、可動柵が退避位置とされ、開閉部が開位置とされた図である。
<第一実施形態>
以下、本発明に係る作業車両の一例であるホイールローダの実施形態について、図1〜図11を参照して詳細に説明する。
<作業車両>
図1及び図2に示すように、作業車両としてのホイールローダ100は、車両本体110、作業機180、エンジン47、冷却ユニット50、固定シュラウド60、送風ユニット(開閉部)70及びグリル(開閉部)46を備えている。
ホイールローダ100は、可動柵240を備え、さらに、図3〜図5に示すように、回動連結部210及び着脱固定部250を備えている。
車両本体110は、図1、2に示すように、車両フロント部120、車両リア部130、前輪140、後輪150、キャブ160及び燃料タンク170を有する。
車両フロント部120は車両本体110の前部を構成しており、車両リア部130は車両本体110の後部を構成している。車両フロント部120及び車両リア部130は、互いに水平方向に回動可能に連結されている。
前輪140は車両フロント部120に設けられており、後輪150は車両リア部130に設けられている。前輪140及び後輪150が駆動されることで、車両本体110が前進、後進する。
キャブ160は、車両リア部130の前方側の部分に上方に突出するように設けられている。キャブ160の内部に操縦席が設けられている。
燃料タンク170は、車両リア部130の下部に設けられており、燃料が貯留されている。
以下では、車両本体110の前後方向、前方、後方及び幅方向を単に「前後方向」、「前方」、「後方」及び「幅方向」と称する場合がある。なお、幅方向は、「右側」あるいは「左側」と称する場合もある。また、幅方向の中心に向かって、「内側」と称し、幅方向の中心から右側あるいは左側に向かって「外側」と称する場合がある。
作業機180は、車両本体110の車両フロント部120の前方側の部分に設けられている。作業機180は、ブーム181及びバケット182を有している。ブーム181は、車両本体110に回動可能に連結されている。また、バケット182は、リンク185を介して、ベルクランク186の一端に連結されている。ベルクランク186の他端には、バケット駆動用シリンダ184が連結されている。バケット182はブーム181の先端に回動可能に連結されている。ブーム181は、ブーム駆動用シリンダ183で駆動され、バケット182は、バケット駆動用シリンダ184で駆動される。これらブーム駆動用シリンダ183及びバケット駆動用シリンダ184は油圧回路を介して供給される油圧によって駆動される。
<車両リア部>
以下、車両リア部130について、図2〜図6を参照しながらさらに詳細に説明する。
車両リア部130は、リアフレーム10、バンパー20、外装カバー30、支持フレーム40及び固定柵200を有している。
リアフレーム10は、前後方向に延びるバー状をなしており、幅方向に間隔をあけて互いに平行に一対が設けられている。
<バンパー>
バンパー20は、一対のリアフレーム10の後方でこれら一対のリアフレーム10にわたって幅方向に延びるように設けられている。バンパー20は一対のリアフレーム10に直接的に固定されていてもよいし、一対のリアフレーム10にわたって設けられたエンドプレート等の他の部材を介して固定されていてもよい。
バンパー20は、図3〜図6に示すように、幅方向中央の部分がバンパー中央部21とされ、該バンパー中央部21の左右両側の部分がバンパー側部22とされている。
バンパー中央部21は、一対のリアフレーム10の幅方向の間隔にわたって延びている。より詳細には、バンパー中央部21は、一方のリアフレーム10の幅方向外側の端部と他方のリアフレーム10の幅方向外側の端部とにわたって延びている。このバンパー中央部21の上面21aは、水平面に平行に幅方向に延びており、当該上面21a上が幅方向に延びて作業者が通行可能な後部通路R1とされている。本実施形態では、後部通路R1となるバンパー中央部21の上面21aには、樹脂等から形成された滑り止めマット24aが車両本体110の幅方向にわたって設けられている。滑り止めマット24aは、表面に凹凸が施された金属製の鋼板であってもよい。
バンパー側部22は、リアフレーム10の幅方向外側よりもさらに幅方向外側の位置であって、バンパー中央部21の両端側に設けられている。バンパー側部22の上面22aは、水平面に平行とされており、バンパー中央部21よりも一段高く配置されている。これにより、バンパー側部22の上面22aとバンパー中央部21の上面21aとの間には段差が形成されている。
バンパー側部22の前方側、かつ、リアフレーム10の幅方向外側には、例えばバッテリ等の機器が収容可能な収容部23が設けられている。収容部23は後方側がバンパー側部22に接しており、幅方向内側がリアフレーム10に接している。収容部23はリアフレーム10に直接的に固定されていてもよいし、上記エンドプレートを介してリアフレーム10に固定されていてもよい。
収容部23の上面23aは、バンパー側部22の上面22aと同一の高さで、水平面に平行に前後方向に延びている。収容部23の上面23a上とバンパー側部22の上面23a上が、これらバンパー側部22と収容部23とに前後方向にわたって延びる側部通路R2とされている。側部通路R2となるバンパー側部22の上面22aと収容部23の上面23aには、後部通路R1と同様に、滑り止めマット24bが設けられている。
後部通路R1と側部通路R2とによって、車両本体110の通路Rが構成されている。
<外装カバー>
外装カバー30は、図2〜図6に示すように、一対の側部カバー31及び上部カバー32を有している。
一対の側部カバー31は、それぞれ上下方向及び前後方向に延びるパネル状をなしており、幅方向に間隔をあけて設けられている。これら一対の側部カバー31は、それぞれ幅方向で対応する一対のリアフレーム10に下端が固定されている。
上部カバー32は、前後方向及び水平方向に延びるパネル状をなしている。上部カバー32の幅方向両端は、一対の側部カバー31の上端に前後方向にわたって接続されている。
一対の側部カバー31及び上部カバー32からなる外装カバー30によって、該外装カバー30の内側に内部空間が形成されている。この内部空間の前方側の部分はエンジン室Eとされ、後方側の部分は熱交換室Tとされている。エンジン室Eと熱交換室Tとの間には、これらエンジン室Eと熱交換室Tとの間で空気が流通可能な程度に仕切り板が設けられていてもよいし、仕切り板を設けずにエンジン室Eと熱交換室Tとが連通されていてもよい。側部カバー31におけるエンジン室Eに対応する箇所には、エンジン室Eの内部と外装カバー30との外部との間で空気が流通可能な通気部33が形成されている。
外装カバー30の後端には、内外を貫通して熱交換室Tを後方側に向かって露出させる開口部35が形成されている。開口部35は、側部カバー31における上下方向に延びる後端を側縁部36とし、上部カバー32における幅方向に延びる後端を上縁部37とし、さらにバンパー中央部21の上面21aにおける幅方向に延びる前端を下縁部38とした四角形状をなしている。即ち、外装カバー30の後端及びバンパー20の前端によって、開口部35が区画形成されている。後部通路R1は、開口部35の後方側であって、該開口部35の下縁部38に沿って幅方向に延びるように位置している。
<支持フレーム>
支持フレーム40は、図6及び図7に示すように、外装カバー30の内側である熱交換室Tの後方側の位置、即ち、開口部35側の位置に設けられた門型の部材である。支持フレーム40は、送風ユニット70を支持する役割を有している。支持フレーム40は、図7に示すように、一対の側部フレーム41、上部フレーム42、回動用ブラケット43、固定用ブラケット44を有する。
側部フレーム41は、上下方向に延びるバー状をなしており、幅方向に間隔をあけて一対が設けられている。一対の側部フレーム41は、下端がそれぞれ幅方向で対応するリアフレーム10にそれぞれ固定されている。一対の側部フレーム41は、対応する側部カバー31の内面に沿って配置されている。側部フレーム41の幅方向外側に側部カバー31が固定されていてもよい。一対の側部フレーム41は、開口部35の側縁部36に近接するように該側縁部36に沿って設けられている。
上部フレーム42は、一対のリアフレーム10の上端同士を接続するようにこれら一対のリアフレーム10にわたって幅方向に延びるバー状をなしている。この上部フレーム42の上面に外装カバー30の上部カバー32が固定されていてもよい。上部フレーム42は開口部35の上縁部37に近接するように該上縁部37に沿って設けられている。
回動用ブラケット43は、送風ユニット70を回動可能に支持する役割を有する。回動用ブラケット43は、一対の側部フレーム41のうちの一方(幅方向右側の側部フレーム41)に一体に設けられている。回動用ブラケット43は、側部フレーム41における幅方向内側を向く面からさらに幅方向内側に突出するように設けられている。回動用ブラケット43は、上下方向、即ち、側部フレーム41の延在方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)が設けられている。回動用ブラケット43には、上下方向に延びる開閉軸線O1に沿って延びる孔部が形成されている。複数の回動用ブラケット43の各孔部は、同一の開閉軸線O1上に位置している。
回動用ブラケット43が熱交換室T内における幅方向一方側に配置されているため、該回動用ブラケット43を通過する開閉軸線O1は、熱交換室T内における幅方向一方側に配置されている。開閉軸線O1は、開口部35の幅方向一方側の側縁部36に沿うように上下方向に延びている。
固定用ブラケット44は、該固定用ブラケット44に対して着脱可能に固定される送風ユニット70を、固定状態で支持する役割を有する。固定用ブラケット44は一対の側部フレーム41のうちの他方(幅方向左側の側部フレーム41)に一体に設けられている。固定用ブラケット44は、側部フレーム41における幅方向内側を向く面からさらに内側に突出するように設けられている。
<固定柵>
固定柵200は、側部通路R2上の作業者が手を添えたりすることができるように設けられた柵である。固定柵200は、図3から図5に示すように、左右一対の側部通路R2に対応するように左右に一対が設けられている。固定柵200は、側部通路R2の外縁に沿って設けられている。即ち、固定柵200は、収容部23の上面23a及びバンパー側部22の上面22aの幅方向外側、及び、バンパー側部22の上面22aの後方にわたって設けられている。固定柵200は、収容部23及びバンパー側部22から上方に向かって立ち上がるように設けられている。
固定柵200は、縦棒201、横棒203、及びガード204を有している。
縦棒201は、上下方向に延びる棒状の部材である。縦棒201は、側部通路R2の外縁に、前後方向に間隔をあけて複数が設けられている。各縦棒201の下部は、収容部23における幅方向外側を向く側面やバンパー側部22の後面に、固定部202を介して取り付けられている。縦棒201は、バンパー側部22の幅方向外側を向く側面に固定されていてもよい。固定柵200の縦棒201は、車両本体110に対して溶接等によって固定されていてもよい。
複数の縦棒201のうちの最も後方の縦棒201は、側部通路R2における後部通路R1に近接した位置に固定されている。本実施形態では、当該縦棒201は、バンパー側部22の後面に固定されている。当該縦棒201は、回動連結部210を介して可動柵240を支持するための支柱とされている。
横棒203は、側部通路R2の外縁に沿って水平方向に延びる棒状の部材である。横棒203は、上下方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)が設けられており、複数の縦棒201にわたって延びている。複数の横棒203のうちの最も上方の横棒203は、各縦棒201の上端に接続されている。当該横棒203は、例えば、側部通路R2を通る作業者の手すりとなる。
ガード204は、側部通路R2の外縁に沿って水平方向に延びるとともに上下方向に延びる板状の部材である。ガード204は、複数の縦棒201にわたって延びている。ガード204は、例えば溶接等によって縦棒201に固定されている。ガード204の下端は、側部通路R2を構成する収容部23の上面23a及びバンパー側部22の上面21aに対応する高さとなるように配置されている。
<エンジン>
エンジン47は、図2に示すように、外装カバー30の内側空間の前方側の部分であるエンジン室Eに設けられている。エンジン47は、燃料タンク170から供給される燃料によって駆動される。エンジン47の駆動力はシャフトを介して前輪140及び後輪150に伝達され、これによってホイールローダ100が前進又は後進する。エンジン47の駆動力は、油圧ポンプ(図示省略)に伝達される。油圧ポンプで加圧された作動油は、油圧回路を介してブーム駆動用シリンダ183やバケット駆動用シリンダ184等の油圧駆動機器に供給される。エンジン47は、水冷式の冷却構造を有している。
<冷却ユニット>
冷却ユニット50は、図2及び図6に示すように、外装カバー30内の熱交換室Tに設けられている。冷却ユニット50は、上述した開口部35や支持フレーム40よりも前方側に設けられている。
冷却ユニット50は、ラジエータ、オイルクーラ、アフタクーラ等の冷却機器と、これら冷却機器を収容する外枠フレームとを備えている。外枠フレームは、前後から見た形状が四角形状をなす直方体状をなしている。冷却ユニット50における後方を向く背面51には、ラジエータにおける多数の放熱チューブによって形成される面が露出している。
<固定シュラウド>
固定シュラウド60は、図2及び図6に示すように、車両リア部130の熱交換室T内における冷却ユニット50の後方に設けられた部材である。固定シュラウド60は、前後方向に延びる基準軸線Pを囲う環状の部材である。基準軸線Pは、冷却ユニット50の背面51の中央を通過する前後方向に延びる軸線である。固定シュラウド60は、冷却ユニット50に前方側から流入して冷却ユニット50の背面51から後方側に流れ出す空気を、さらに後方に向かって案内する役割を有する。固定シュラウド60は、後方側に向かうにしたがって内周面が縮径している。これにより、固定シュラウド60の内側の流路は、後方側に向かうに従って基準軸線Pに直交する流路断面積が小さくなる。
<送風ユニット>
送風ユニット70は、図2、図5から図7に示すように、固定シュラウド60の後方側で車両リア部130に対して開閉軸線O1回りに回動可能に支持されている。送風ユニット70は、冷却ユニット50を冷却するための空気を該冷却ユニット50に供給する役割を有する。送風ユニット70は、冷却ユニット50の背面51に後方から対向する閉位置と、冷却ユニットの背面を露出させる開位置との間で回動可能に支持されている。
送風ユニット70は、可動ブラケット71、ファン80、ガード部85及び可動シュラウド90を有する。
<可動ブラケット>
可動ブラケット71は、図7に示すように、車両リア部130に対して回動可能に支持されており、ファン80、可動シュラウド90及びガード部85を支持する役割を有する。可動ブラケット71は、図7に示すように、回動支持部72、ブラケット本体73、及び固定連結部76を有している。
回動支持部72は、図5及び図7に示すように、支持フレーム40の回動用ブラケット43に開閉軸線O1回りに回動可能に連結されている。可動ブラケット71は、一対の回動用ブラケット43に対応して、一対の回動支持部72を有している。回動支持部72は、例えば回動用ブラケット43の開閉軸線O1に沿う孔部に挿入されたピンを介して回動用ブラケット43に回動可能に連結されている。
ブラケット本体73は、その一端に上記回動支持部72が一体に固定されている。ブラケット本体73は、回動支持部72に固定された一端を基端として、開閉軸線O1を中心とした仮想円の径方向内側から外側に向かって延びている。
ブラケット本体73が図6及び図7に示すように幅方向に延びている状態が、送風ユニット70の閉位置である。一方、図5に示すように、ブラケット本体73が閉位置から開閉軸線O1回りに車両リア部130の後方に向かって回動することで、ブラケット本体73が開閉軸線O1から斜め後方に延びている状態が、送風ユニット70の開位置である。
固定連結部76は、図7に示すように、ブラケット本体73の他端に設けられている。固定連結部76は、送風ユニット70が閉位置にある際に、固定用ブラケット44に対して着脱可能に固定される。
なお、本実施形態では、ブラケット本体73は、図7に示すように、閉位置時に、幅方向左右に離間して配置されて上下方向に延びる一対の縦枠部74と、これら一対の縦枠部74を幅方向に連結し上下に離間して配置された一対の横枠部75とを有する枠状をなしている。回動支持部72は一対の縦枠部74の一方に設けられており、固定連結部76は他方に設けられている。
<ファン>
ファン80は、図6に示すように、油圧モータ81及びファン本体82を有する。
油圧モータ81は、上記油圧ポンプから油圧ケーブル(図示省略)を介して供給される作動油よって回転駆動されるモータである。油圧モータ81は、可動ブラケット71のブラケット本体73における一対の横枠部75の間に固定されている。油圧モータ81は、ブラケット本体73に固定されている。油圧モータ81は、ブラケット本体73から前方に向かって突出するように配置されている。油圧モータ81は、作動油が供給された際に駆動軸が回転するように構成されている。送風ユニット70が閉位置にある場合には、油圧モータ81の駆動軸の軸線は、基準軸線Pに一致している。
ファン本体82は、油圧モータ81によって回転駆動されることで送風を行う。ファン本体82は、駆動軸の周方向に間隔をあけて複数枚設けられた羽根を有する。
送風ユニット70が閉位置の場合には、送風ユニット70のファン80は冷却ユニット50の背面51に後方側から対向する。この状態で油圧モータ81が駆動されると、ファン本体82が回転することにより、前方側から後方側に向かっての空気の流れが生じる。
<ガード部>
ガード部85は、図5や図7に示すように、ファン80を後方側及び該ファン80の径方向外側から覆う部材である。ガード部85は複数の棒状の部材からなる格子状をなしており、可動ブラケット71に一体に固定されている。ガード部85により、空気の流れが阻害されることを回避しつつ、ファン80回転時の安全性が担保されている。
<可動シュラウド>
可動シュラウド90は、図5〜図7に示すように、送風ユニット70にファン80と一体に設けられている。可動シュラウド90は、ファン80のファン本体82を外周側から覆う筒状をなしており、ファン本体82に対して空気を導く役割を有している。
送風ユニット70が閉位置にある際には、図6に示すように、該送風ユニット70は冷却ユニット50の背面51に対して後方側から対向した状態にある。この際、固定シュラウド60の後方側に可動シュラウド90が接続されることで、固定シュラウド60及び可動シュラウド90の内側に冷却ユニット50の背面51から後方に向かって連続する流路が形成される。このように本実施形態では、ファン80に空気を導くシュラウドを固定シュラウド60と可動シュラウド90とからなる分割構造としている。
送風ユニット70は、閉位置から開位置への回動に際して、車両リア部130の開口部35の側縁部36、上縁部37及び下縁部38に干渉しない。即ち、送風ユニット70を構成するファン80や可動シュラウド90、ガード部85は、開口部35を通過できる大きさとされている。
<グリル>
グリル46は、図2や図5及び図6に示すように、送風ユニット70よりも後方側で、車両リア部130の開口部35を開放、閉塞するように回動可能に設けられている。グリル46は、複数のバー状の部材からなる格子状をなしており、その外形は開口部35を前後方向から見た形状に対応して四角形状をなしている。グリル46は、車両リア部130の開口部35を閉塞する閉位置と、該開口部を開放する開位置との間で回動可能とされている。
グリル46は、開口部35を閉塞した状態で、前方側に向かって前傾した姿勢となるように設けられている。グリル46は、一対の側部フレーム41における一方(幅方向右側の側部フレーム41)に対して、一対の側部フレーム41における一方(幅方向右側の側部フレーム41)に対して、上下方向に延びるとともに前傾した開閉軸線(図示省略)回りに回動可能となるように支持されている。グリル46は、グリル46の開閉軸線は、送風ユニット70の開閉軸線O1と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
本実施形態では、グリル46と、グリル46及び冷却ユニット50の間の送風ユニット70とによって、ホイールローダ100の開閉部が構成されている。
<回動連結部>
次に、回動連結部210、可動柵240及び着脱固定部250について説明する。
回動連結部210は、図3、図4及び図8に示すように、可動柵240を車両リア部130に対して回動可能に連結する役割を有する。車両リア部130は、回動連結部210を介して可動柵240を回動可能に支持している。回動連結部210は、一対の固定柵200それぞれの支柱としての縦棒201に、上下方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)が固定されている。
回動連結部210は、図8及び図9に示すように、支持金具211及びゴムブッシュ230を有している。
支持金具211は、図9及び図10に示すように、金具本体212、補強部217、分割ピース218、ボルト223及びナット224(図8参照)を有している。
金具本体212は、水平面に沿って延びる板状をなしており、固定柵200における支柱としての縦棒201が上下方向に貫通する貫通孔213を有している。貫通孔213の周囲で金具本体212と縦棒201とが溶接等によって固定されていてもよい。金具本体212は、貫通孔213が形成されている側を基端側として幅方向内側W1に向かって突出するように延びている。
金具本体212における幅方向外側W2の基端側と反対側であって、幅方向内側W1の先端側には、後方B側に向かって延びる第一鉤状部214が形成されている。第一鉤状部214の前方F側を向く面には、後方B側に向かって平面視半円状に凹む第一円弧部215が形成されている。金具本体212における第一円弧部215と貫通孔213との間の部分には、上下方向に貫通するボルト挿入孔216が形成されている。
補強部217は、金具本体212の下面と固定柵200の縦棒201における幅方向内側W1を向く部分との間にわたって設けられている。補強部217は、鉛直面に沿って延びる板状をなしており、金具本体212と固定部202の縦棒201との双方に溶接等によって固定されている。
分割ピース218は、金具本体212におけるボルト挿入孔216が形成された部分に上方から当接する当接板部219を有する。当接板部219は水平面に沿って延びる板状をなしている。当接板部219は、ボルト挿入孔216と連通するように上下方向に貫通するボルト貫通孔220が形成されている。当接板部219は、ボルト貫通孔220から前方F側に向かって延びている。
当接板部219における前方F側の端部には、幅方向内側W1に向かって延びる第二鉤状部221が形成されている。第二鉤状部221の後方B側を向く面には、前方F側に向かって平面視半円状に凹む第二円弧部222が形成されている。
ボルト223は、金具本体212上に分割ピース218の当接板部219が置かれた状態で、ボルト挿入孔216とボルト貫通孔220に上方から挿入される。ナット224は、分割ピース218の下面側でボルト223に締結されている。ボルト223によって、金具本体212と分割ピース218とが一体に固定されている。金具本体212の第一円弧部215と分割ピース218の第二円弧部222とによって、円形をなすブッシュ保持部225が形成されている。
ゴムブッシュ230は、図9及び図10に示すように、ゴムによって形成された円環状の部材である。即ち、ゴムブッシュ230には、回動軸線O2に沿って貫通する孔部230aが形成されている。ゴムブッシュ230の外周面は、金具本体212のブッシュ保持部225によって全周が保持される被保持面231とされている。ゴムブッシュ230は、金具本体212と分割ピース218とを上記のようにボルト223によって組立てる際に、ブッシュ保持部225内に組み込まれる。
ゴムブッシュ230の孔部230aの内周面は、後述する可動柵240の基端軸241を回動可能に保持するための軸受面232とされている。即ち、ゴムブッシュ230の孔部230aを基端軸241が貫通するように配置される。ゴムブッシュ230の内周面の中心軸線は、上下方向に延びる回動軸線O2とされている。なお、ゴムブッシュ230に代えて、樹脂製のブッシュや金属製のブッシュを用いてもよい。
一対の回動連結部210が上記構成のため、回動軸線O2は、図3〜図5に示すように、後部通路R1の幅方向外側の端部かつ後方側の端部となる箇所に左右一対が配置されている。一対の回動軸線O2は、送風ユニット70の回動軸線O1やグリル46の開閉軸線よりも幅方向の外側かつ後方に位置している。
<可動柵>
可動柵240は、例えば、後述する通常位置において後部通路R1上の作業者が手を添えることができるように設けられた柵である。これら一対の可動柵240は、基端側の部分が回動連結部210によって固定柵200に対して回動可能に設けられている。一対の可動柵240は、後部通路R1の外縁となる後縁に沿って延びる通常位置と、該通常位置から後方側に回動して後方に延びる退避位置との間で回動する。通常位置にある可動柵240は、後部通路R1の後縁、即ち、バンパー中央部21の後縁から上方に向かって立ち上がるように延びている。
可動柵240は、基端軸241、横棒244、先端軸245、縦棒246及びガード247を有する。
基端軸241は、上下方向に延びる棒状をなす部材である。基端軸241は、回動連結部210におけるゴムブッシュ230の軸受面232を上下方向に貫通するように設けられている。基端軸241は、上下一対の回動連結部210におけるゴムブッシュ230の孔部230aを貫通している。基端軸241は、該基端軸241の外周面をゴムブッシュ230の軸受面232に摺動させながら回動軸線O2回りに回動可能とされている。基端軸241は、軸受面232に対して上下方向に相対移動可能とされている。
図8に示すように、基端軸241における各ゴムブッシュ230の上方の部分には、該基端軸241の外周面から張り出すよう鍔部242が形成されている。鍔部242は、回動軸線O2を中心とした円環状をなしている。鍔部242の下面は、ゴムブッシュ230の上面に当接している。ゴムブッシュ230には、鍔部242を介して可動柵240の荷重が付与される。
図3及び図4に示すように、基端軸241の下端には、該下端から外周側に張り出すフランジ部243が形成されている。フランジ部243は、基端軸241を上方に、所定量持ち上げて移動させた際に、回動連結部210の支持金具211の下面に下方から当接する。これによって基端軸241の上下方向の移動が制限されている。
図8に示すように、基端軸241における鍔部242の上方の部分には、該基端軸241が貫通する筒状をなすスリーブ261が設けられている。固定柵200の縦棒246にも、該縦棒246が貫通する筒状をなすスリーブ262が設けられている。これらスリーブ261,262は、一対の連結ピース271aからなり、ボルト271bによって着脱可能な連結部材271により、互いの相対位置を固定できるように構成されている。
横棒244は、図3から図5に示すように、一端が基端軸241に固定されており、回動軸線O2を中心とする仮想円の径方向外側に延びる棒状の部材である。横棒244は、上下方向に間隔をあけて互いに平行に複数(本実施形態では2つ)が設けられている。複数の横棒244のうちの最も上方の横棒244は、基端軸241の上端から連続するように回動軸線O2を中心とする仮想円の径方向外側に延びている。当該横棒244は、例えば、後部通路R1を通る作業者の手すりとなる。
先端軸245は、上下方向に延びる棒状の部材である。先端軸245は、複数の横棒244の先端となる他端に固定されている。先端軸245は、複数の横棒244によって支持されている。先端軸245の上端は、最も上方の横棒244と連続するように接続されている。先端軸245の下端は最も下方の横棒244と連続するように接続されている。
縦棒246は、上下方向に延びる部材である。縦棒246は、基端軸241と先端軸245との間に回動軸線O2を中心とする仮想円の径方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)が設けられている。各縦棒246は上端が最も上方の横棒244に固定されており、該上端から下端に向かう途中の位置で他の横棒244に固定されている。各縦棒246の下端は、基端軸241及び先端軸245の下端よりも下方に位置する。各縦棒246の下端は、バンパー中央部21の上面21aとなる後部通路R1よりも下方に位置している。
ガード247は、回動軸線O2を中心とする仮想円の径方向及び上下方向に延びる板状の部材である。ガード247は、基端軸241と先端軸245との間隔にわたって延びており、複数の縦棒246に例えば溶接等によって固定されている。ガード247の下端は、後部通路R1を構成するバンパー中央部21の上面21aに対応する高さとされている。したがって、各縦棒246の下端は、ガード247の下端よりも下方に位置している。
ここで、図3に示すように、可動柵240の横棒244が回動軸線O2から幅方向内側に向かって延びている状態を、可動柵240の通常位置とする。可動柵240が通常位置にある際には、ガード247は後部通路R1の後縁に沿って配置され、縦棒246がバンパー中央部21の後面に対向した状態となる。さらに、可動柵240が通常位置にある際は、一対の可動柵240の先端軸245が幅方向中央で並んだ状態、即ち、一対の可動柵240の先端同士が幅方向に対向した状態となる。図4や図11に示すように、一対の先端軸245にはそれぞれ筒状をなすスリーブ263が外嵌されている。これら一対のスリーブ263は、一対の可動柵240が通常位置の際に、一対の連結ピース272aからなりボルト272bによって着脱可能な連結部材272により、互いの相対位置を固定することができるように構成されている。その結果、一対の可動柵240は、連結部材272によって互いに連結される。
通常位置の可動柵240は、送風ユニット70及びグリル46の回動軌跡を含む動作域上に位置しており、即ち、これら送風ユニット70及びグリル46の動作範囲内に位置している。一対の可動柵240が通常位置にある際の幅方向の寸法は互いに同一とされている。本実施形態では、車両本体110幅方向中央を対称面として一対の可動柵240は対称形状をなしている。
図4及び図5に示すように、可動柵240の横棒244が回動軸線O2から後方に向かって延びている状態を、可動柵240の退避位置とする。本実施形態では、退避位置の可動柵240は、通常位置から90°回動して幅方向に対して直角に延びている。退避位置の可動柵240は、送風ユニット70及びグリル46の動作域上から外れた箇所に位置しており、即ち、これら送風ユニット70及びグリル46の動作範囲外に位置している。
<着脱固定部>
着脱固定部250は、図3及び図4に示すように、車両リア部130の後面となるバンパー20の後面に幅方向に間隔をあけて複数設けられている。着脱固定部250の数は、一対の可動柵240の縦棒246の総数と同一とされている。即ち、着脱固定部250は、複数の縦棒246に対応して複数設けられている。
着脱固定部250は、一対の固定板251、湾曲板252及び一対の固定ボルト253を有する。また、一対の固定板251及び湾曲板252は、一体となった一部品で構成された鋼板を用いて構成することができる。これら一対の固定板251及び湾曲板252としては、例えば一枚の鋼板をプレス加工し、湾曲部252を形成し、その後、固定ボルト253を挿通するための穴加工を行った部品を用いることができる。
一対の固定板251は、可動柵240が通常位置にある場合に縦棒246に対しの幅方向両側でバンパー20の後面に当接する板状をなす部材である。湾曲板252は、後方に向かって湾曲する部材であって、幅方向両側の端部が一対の固定板251にそれぞれ接続されている。湾曲部252の曲面部は、半円状であって、その半円の半径は、可動柵240の縦棒246の断面円の半径よりも大きい。なお、縦棒246は、断面が円ではなく、四角形などの矩形状のものであってもよい。その場合、湾曲部252の形状は、縦棒246の断面形状よりも大きなものであればよい。固定ボルト253は、一対の固定板251をバンパー20の後面に着脱可能に固定する。
可動柵240が通常位置にある場合には、可動柵240の縦棒246は、湾曲板252とバンパー20の後面との間に形成される空間を挿通している。そして、一対の固定板251がそれぞれ固定ボルト253によってバンパー20の後面に固定されていることで、縦棒246は湾曲板252によって後方側から抑え込まれている。つまり、湾曲部252は、可動柵が通常位置にある際に、可動柵240の縦棒246の少なくとも一部の外面を包み込むように縦棒246を収容し固定する収容部である。これによって、可動柵240の縦棒246が、車両リア部130に対して保持されている。
<動作及び作用効果>
ホイールローダ100の稼働時には、図6に示すように、送風ユニット70及びグリル46は閉位置とされている。可動柵240は、図3に示すように、通常位置に位置しているとともに着脱固定部250によってバンパー20の後面に固定され、一対の可動柵240同士は、連結部材272によって互いに連結されている。
送風ユニット70のファン本体82が回転すると、外装カバー30で形成された熱交換室T内から開口部35を介して後方に向かって送風が行われる。これによって、外装カバー30の通気部33を介してエンジン室Eや熱交換室Tに流入する空気は、熱交換室T内で冷却ユニット50を通過するように後方に向かって流れる。冷却ユニット50を冷却することで高温となった空気は、固定シュラウド60及び可動シュラウド90から形成される流路内を、ファン80を経由して後方側に流通する。その後、車両リア部130の開口部35からグリル46を介して排出される。
ここで、ホイールローダ100は土砂や砕石等の積み込み、運搬作業で用いられることがあるため、そのような作業で使用されると砂埃が多い環境に曝される。そのため、送風ユニット70や冷却ユニット50に砂埃が付着する。そのため、送風ユニット70及び冷却ユニット50のメンテナンス作業の一環としての清掃が行われる。
メンテナンス作業の際には、連結部材272による一対の可動柵240同士の連結状態を解除し、可動柵240の着脱固定部250によるバンパー20の後面に対する固定状態を解除する。着脱固定部250の固定ボルト253を緩めることで、固定板251をバンパー20の後面から離間可能な状態とする。これにより、可動柵240の縦棒246は、着脱固定部250による拘束状態が解除され、上方に向かって移動可能な状態となる。着脱固定部250による可動柵240の固定状態の解除は、地上から行ってもよい。
次いで、作業者は後部通路R1上から可動柵240を上方に向かって持ち上げることで、縦棒246を着脱固定部250から引き抜く。そして、作業者は、縦棒246が着脱固定部250の外部に位置するように可動柵240を元の高さ位置に戻す。この際、可動柵240の基端軸241の鍔部242が回動連結部210のゴムブッシュ230に上方から置かれることで、ゴムブッシュ230の緩衝効果により衝撃が緩和される。これによって、可動柵240が回動可能な状態となる。
その後、作業者は、後部通路R1上、又は、地上から、可動柵240を後方に回動させる。これによって、可動柵240は、図4及び図5に示すように、退避位置にある状態となる。なお、可動柵240の動作域は、上方から見た平面視にて後部通路R1と重なっている。
続いて、グリル46及び送風ユニット70を閉位置から開位置に回動させる。この際、可動柵240の退避位置は、グリル46及び送風ユニット70の動作範囲から外れた位置にあるため、グリル46及び送風ユニット70が可動柵240に当たってしまうことはない。なお、グリル46及び送風ユニット70の動作域も、可動柵240の動作域と同様、平面視にて後部通路R1と重なっている。
このように送風ユニット70及びグリル46が開位置に回動されることで、作業者は後部通路R1上から、送風ユニット70、固定シュラウド60及び冷却ユニット50の背面51にメンテナンス可能な状態となる。
メンテナンス作業が終了した際には、送風ユニット70及びグリル46を開位置から閉位置に回動させる。その後、可動柵240を退避位置から通常位置に移動させて、着脱固定部250により縦棒246をバンパー20の後面に固定するとともに、連結部材272によって一対の可動柵240同士を連結する。これによって、ホイールローダ100は再度稼働可能な状態となる。
以上のように、本実施形態によれば、可動柵240を通常位置から退避位置に回動させることで、グリル46や送風ユニット70が可動柵240に干渉せずに回動できる範囲を広げることができる。一対の扉のように構成された可動柵240を通常位置から退避位置に回動させることで、グリル46や送風ユニット70の回動範囲をより広げることができる。
特に本実施形態では、可動柵240を一対とすることで、例えば一の可動柵240を後部通路R1にわたって配置した場合に比べて、各可動柵240の回動範囲は小さくなるため、メンテナンス作業時のスペースを確保し易くすることができる。
ここで、例えば仮に後部通路R1を後方に向かって大きく取ることで通路幅を大きくすれば、グリル46や送風ユニット70の回動範囲を確保することもできる。しかしながらこの場合、車両リア部130が不用意に大型化され、ホイールローダ100の旋回時に障害物と干渉し易くなる等の欠点が生じる。
これに対して本実施形態では、通常位置の可動柵240はグリル46や送風ユニット70の動作範囲内に位置しているため、後部通路R1の通路幅を適正な寸法とし、ホイールローダ100の後部の拡大化を抑えることができる。
一方で、メンテナンス作業時には、可動柵240を退避位置とすることでグリル46や送風ユニット70が可動柵240に干渉せずに回動できる範囲を大きく確保することができる。よって、開閉式の送風ユニット70の利点を最大限に生かし、送風ユニット70や固定シュラウド60、冷却ユニット50の背面51への作業を後部通路R1から容易に行うことが可能となる。メンテナンス作業時には、可動柵240は後部通路R1から後方に延びる退避位置にあるため、可動柵240自体が作業者の邪魔になることもない。
なお、メンテナンス作業をするに際して、後部通路R1の柵自体を取り外すことも考えられる。そのような場合、大型のホイールローダ100では、柵自体も重量物となるため、クレーン等の用いる必要があり、作業が煩雑となってしまう。また、取り外した場合、柵の設置個所が定まっていない場合には、地上での他の作業を行う作業者の邪魔になることもある。
本実施形態では、回動可能な可動柵240によって後部通路R1における作業者のアクセス性を担保しつつ、メンテナンス作業の際にクレーン等を用いることなく、送風ユニット70やグリル46と干渉しない退避位置まで可動柵240を容易に移動させることができる。また、退避位置にある可動柵240は、車両リア部130に支持されたままの状態であるため、設置場所に困ることはない。さらに、可動柵240の退避位置は予め定まっているため、地上の他の作業者による作業や周囲の作業車両の稼働を不用意に妨げることもない。
本実施形態では、可動柵240の鍔部242が回動連結部210のゴムブッシュ230に上方から当接しているため、鍔部242とゴムブッシュ230との間で摩擦力が生じている。そのため、可動柵240が不用意に回動してしまうことを抑制できる。よって、例えば可動柵240が退避位置にある場合に、強風時や作業者が意図せずに可動柵240に触れてしまった場合であっても、可動柵240が不用意に回動してしまうことはない。これにより、作業性をより高めることができる。
また、可動柵240を持ち上げることで縦棒246を着脱固定部250から離脱させた後に該可動柵240を元の高さに戻す際には、ゴムブッシュ230がクッションとなるため、可動柵240や回動連結部210に大きな衝撃が及んでしまうことを抑制できる。
さらに、本実施形態では、側部通路R2については固定柵200によって作業者のアクセス性を担保している。即ち、グリル46や送風ユニット70が干渉する部分のみを可動柵240とし、それ以外の部分は固定柵200としている。これにより、ホイールローダ100の構成の複雑化を回避しながら、メンテナンス性・アクセス性を担保することができる。
また、着脱固定部250によって可動柵240をバンパー20の後面に着脱可能に固定できるため、通常位置の可動柵240が不用意に回動してしまうことを防止できる。着脱固定部250はバンパー20の後面に設けられているため、地上の作業者がアクセスし易い。そのため、可動柵240の固定状態、被固定状態の切換を容易に行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば実施形態の変形例として、図12に示すように、後部通路R1に単一の可動柵240Aのみを設けてもよい。この場合、可動柵240Aは、後部通路R1の幅方向にわたって延びている。回動軸線O2は、幅方向一方側、他方側のいずれにあってもよい。これによっても、実施形態同様、グリル46や送風ユニット70の回動範囲を大きく確保することができる。
なお、特に可動柵240Aの回動軸線O2をグリル46や送風ユニット70の回動軸線O2と同様に幅方向一方側とすることで、退避位置の可動柵240Aが邪魔になってしまうことはない。即ち、退避位置の可動柵240Aは、開状態のグリル46や送風ユニット70と幅方向一方側に寄って配置されるため、幅方向他方側のスペースを大きく空けた状態とすることができる。これにより、作業スペースを大きく確保することができる。
本実施形態では、開閉部としてグリル46や送風ユニット70を採用した例について説明したが、これに限定されることはなく、車両本体110の他の開閉部に本発明を適用してもよい。この場合であっても、開閉部の動作域から外れた位置に可動柵240を回動させることで、作業性を担保することできる。
また、実施形態では、グリル46や送風ユニット70を幅方向一方側に配置された開閉軸線O2等としたが、幅方向他方側に開閉軸線を配置してもよいし、幅方向に延びる開閉軸線回りにグリル46や送風ユニット70等の開閉部を回動可能に設けてもよい。
実施形態では、一対の可動柵240を対称に配置したが、これに限定されることはなく、例えば通常位置の一対の可動柵240のうちの一方の可動柵240の幅方向の寸法が大きく、他方の可動柵240の幅方向の寸法が小さな非対称のものであってもよい。
また、後部通路R1の柵のうち、グリル46や送風ユニット70が干渉する部分のみを可動柵240として他の部分を固定柵200としてもよい。
実施形態では、可動柵240の回動範囲を通常位置から90°としたが、これに限定されることはない。例えば可動柵240の回動範囲をグリル46や送風ユニット70の回動可能範囲に合わせて90°よりも小さく又は大きくしてもよい。また、可動柵240を退避位置まで回動させずに作業を行ってもよい。
着脱固定部250は、車両リア部130の後面に設けられている形態に限られず、車両リア部130の後部に設けられていればよい。例えば、バンパー20に、着脱固定部として、縦棒246を差し込む孔が形成されていてもよい。
回動連結部210が固定柵200に固定されている例について説明したが、回動連結部210が、車両本体110の他の部分に固定されていてもよい。即ち、可動柵240が回動連結部210を介して車両本体110に回動可能に連結されていればよい。
実施形態では、本発明の作業車両の一例としてホイールローダ100について説明したが、例えば作業車両として、モーターグレーダー等の他の作業車両に適用してもよい。
上記態様の作業車両によれば、車両リア部等へのアクセス性を確保しつつメンテナンス性を向上させることのできる
10…リアフレーム,20…バンパー,21…バンパー中央部,21a…上面,22…バンパー側部,22a…上面,23…収容部,23a…上面,24a…滑り止めマット,24b…滑り止めマット,30…外装カバー,31…側部カバー,32…上部カバー,33…通気部,35…開口部,36…側縁部,37…上縁部,38…下縁部,40…支持フレーム,41…側部フレーム,42…上部フレーム,43…回動用ブラケット,44…固定用ブラケット,46…グリル,47…エンジン,50…冷却ユニット,51…背面,60…固定シュラウド,70…送風ユニット,71…可動ブラケット,72…回動支持部,73…ブラケット本体,74…縦枠部,75…横枠部,76…固定連結部,80…ファン,81…油圧モータ,82…ファン本体,83…取付部,84…羽根,85…ガード部,90…可動シュラウド,100…ホイールローダ,110…車両本体,120…車両フロント部,130…車両リア部,140…前輪,150…後輪,160…キャブ,170…燃料タンク,180…作業機,181…ブーム,182…バケット,183…ブーム駆動用シリンダ,184…バケット駆動用シリンダ,200…固定柵,201…縦棒,202…固定部,203…横棒,204…ガード,210…回動連結部,211…支持金具,212…金具本体,213…貫通孔,214…第一鉤状部,215…第一円弧部,216…ボルト挿入孔,217…補強部,218…分割ピース,219…当接板部,220…ボルト貫通孔,221…第二鉤状部,222…第二円弧部,223…ボルト,224…ナット,225…ブッシュ保持部,230…ゴムブッシュ(ブッシュ),230a…孔部,231…被保持面,232…軸受面,240…可動柵,240A…可動柵,241…基端軸,242…鍔部,243…フランジ部,244…横棒,245…先端軸,246…縦棒,247…ガード,250…着脱固定部,251…固定板,252…湾曲板,253…固定ボルト,261…スリーブ,262…スリーブ,263…スリーブ,271…連結部材,271a…連結ピース,271b…ボルト,272…連結部材,272a…連結ピース,272b…ボルト,R…通路,R1…後部通路,R2…側部通,E…エンジン室,T…熱交換室,O1…開閉軸線,O2…回動軸線,P…基準軸線
本発明の一態様に係る作業車両は、後部通路を含む通路を有する車両本体と、前記後部通路の後縁に沿って前記車両本体の幅方向に延びる通常位置と、前記車両本体から後方に向かって延びる退避位置との間で、上下方向に延びる回動軸線回りに前記車両本体に回動可能に支持された可動柵と、を備え、前記車両本体が、前記車両本体の後部に設けられて、前記通常位置における前記可動柵の下部を着脱可能に固定する着脱固定部をさらに備える。

Claims (7)

  1. 後部通路を含む通路を有する車両本体と、
    前記後部通路の後縁に沿って前記車両本体の幅方向に延びる通常位置と、前記車両本体から後方に向かって延びる退避位置との間で、上下方向に延びる回動軸線回りに前記車両本体に回動可能に支持された可動柵と、
    を備える作業車両。
  2. 前記可動柵は、一対設けられており、
    一方の前記可動柵は、前記後部通路の幅方向一方側に配置された前記回動軸線回りに回動可能に支持されており、
    他方の前記可動柵は、前記後部通路の幅方向他方側に配置された前記回動軸線回りに回動可能に支持されており、
    前記通常位置における一対の前記可動柵の先端同士が、前記幅方向に互いに対向している請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記車両本体は、
    後方を向く開口部と、
    前記開口部の下縁部に沿って延びる前記通路と、
    前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で、前記車両本体に対して開閉可能に支持された開閉部と、を備え、
    前記通常位置の前記可動柵は、前記開閉部の動作域内に位置しており、
    前記退避位置の前記可動柵は、前記開閉部の動作域外に位置している請求項1又は2に記載の作業車両。
  4. 前記可動柵を前記車両本体に対して前記回動軸線回りに回動可能に連結する回動連結部をさらに備え、
    前記車両本体は、前記回動連結部を介して前記可動柵を支持しており、
    該回動連結部は、前記回動軸線に沿って貫通する孔部を有するブッシュを有し、
    前記可動柵は、
    前記孔部を貫通する基端軸と、
    該基端軸の外周面から張り出して前記ブッシュに上方から当接する鍔部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車両。
  5. 前記車両本体が、前記通路の外縁に沿って延びる固定柵をさらに備え、
    前記回動連結部は、前記固定柵に固定されている請求項4に記載の作業車両。
  6. 前記車両本体が、前記車両本体の後部に設けられて、前記通常位置における前記可動柵の下部を着脱可能に固定する着脱固定部をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の作業車両。
  7. 前記車両本体内に設けられた冷却ユニットをさらに備え、
    前記開閉部は、
    前記車両本体に対して回動可能に支持されたグリルと、
    前記グリル及び前記冷却ユニットの間に配置されて、前記車両本体に対して回動可能に支持された送風ユニットと、
    を有する請求項1から6のいずれか一項に記載の作業車両。
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