JPWO2018074208A1 - 流体制御弁、流体制御装置、及び駆動機構 - Google Patents

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Abstract

変位センサを用いて弁体の変位を検出しつつ、流体制御弁を簡単且つ小型な構成にすべく、流路を流れる流体を制御する流体制御弁3であり、弁体6と、弁体6を変位させるアクチュエータ7と、アクチュエータ7を収容するとともに、アクチュエータ7の駆動用端子7xが配置された蓋体82を有するケーシング8と、ケーシング8内に設けられるとともに、弁体6の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサ9とを具備し、変位センサ9の出力端子9xが、蓋体82に配置した。

Description

本発明は、流体の流量や圧力などを制御するために用いられる流体制御弁及びこの流体制御面を用いた流体制御装置及びこの流体制御弁を駆動させる駆動機構に関するものである。
従来、流体制御弁としては、特許文献1に示すよう、弁座と弁体との間の開度を調整することで流体を制御するものであって、弁体を変位させるアクチュエータと、弁体の変位を測定する変位計とを備え、変位計により検出された弁体の変位に基づいてアクチュエータを制御するように構成されたものがある。
このアクチュエータは、ケーシング内に設けられたピエゾスタックであり、その駆動用端子がケーシングの上面に配置されている。
特開2015−121898号公報
かかる流体制御弁において本願発明者は、変位計として例えば渦電流式のものを用い、この変位計をケーシングの下方に配置する構成を検討している。
しかしながら、上述した構成では、変位計から出力される信号を取り出すために、変位計の出力端子を流体制御弁の側方から引き出さなければならない。その結果、出力端子の引き出しに伴い、端子の実装と流体制御弁の組み立てが複雑になり、コストが増大するうえ、流体制御弁の小型化が困難であるという問題が生じる。
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであって、弁体の変位を検出可能な流体制御弁を簡単且つ小型な構成にすることをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る流体制御弁は、流路を流れる流体を制御する流体制御弁であり、弁体と、前記弁体を変位させるアクチュエータと、前記アクチュエータを収容するとともに、前記アクチュエータの駆動用端子が配置された蓋体を有するケーシングと、前記ケーシング内に設けられるとともに、前記弁体の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサとを具備し、前記変位センサの出力端子が、前記蓋体に配置されていることを特徴とするものである。
このような流体制御弁であれば、アクチュエータの駆動用端子が配置された蓋体に変位センサの出力端子を配置しているので、前記出力端子をケーシングの側方から取り出す必要がなく、端子の実装と流体制御弁の組み立てを簡素化することができる。これにより、弁体の変位を検出可能な流体制御弁を簡単且つ小型な構成にすることができる。
具体的な実施態様としては、前記ケーシングが、前記アクチュエータ及び前記変位センサを収容する筒状のケーシング本体を有し、前記蓋体が、前記ケーシング本体の上端開口を塞ぐとともに、前記駆動用端子及び前記出力端子が貫通する貫通孔が形成されたものである構成が挙げられる。
前記アクチュエータが前記ケーシング内に設けられた第1ピエゾスタックを有し、前記変位センサが、前記ケーシング内において前記第1ピエゾスタックの上方又は下方に設けられた第2ピエゾスタックを有し、前記第1ピエゾスタックの端面と前記第2ピエゾスタックの端面とが互いに接触していることが好ましい。
このような構成であれば、第1ピエゾスタックの伸張が第2ピエゾスタックに直接伝わるので、弁体の変位を精度良く検出することができる。
前記第1ピエゾスタック及び前記第2ピエゾスタックが四角柱状又は多角柱状であり、前記第1ピエゾスタック及び前記第2ピエゾスタックを収容するケーシング本体が円筒形状であることが好ましい。
このような構成であれば、ケーシング本体の内周面と各ピエゾスタックの外周面との間に隙間が生じるので、この隙間に沿って各端子に接続される電気ケーブルを配線することで、配線作業が困難になることを防ぐことができる。
例えば弁体の変位量を大きくすべく第1ピエゾスタックを複数用いる場合、前記第1ピエゾスタックが、前記ケーシング内の上下に一対配置されており、前記第2ピエゾスタックが、前記一対の第1ピエゾスタックの間に配置されていることが好ましい。
このような構成であれば、両方の第1ピエゾスタックを第2ピエゾスタックに接触させることができるので、弁体の変位量を大きくしつつ、その変位量を精度良く検出することができる。
また、本発明に係る流体制御装置は、上述した流体制御弁を備えることを特徴とするものであり、このような流体制御装置であれば上述した作用効果を得ることができる。
さらに、本発明に係る駆動機構は、流体制御弁を駆動するものであり、前記流体制御弁の弁体を変位させるアクチュエータと、前記アクチュエータを収容するとともに、前記アクチュエータの駆動用端子が配置された蓋体を有するケーシングと、前記ケーシング内に設けられるとともに、前記弁体の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサとを具備し、前記変位センサの出力端子が、前記蓋体に配置されていることを特徴とするものである。
このような駆動機構であれば、上述した流体制御弁と同様の作用効果を得ることができる。
このように構成した本発明によれば、変位センサを用いて弁体の変位を検出可能な流体制御弁を簡単且つ小型な構成にすることができる。
本実施形態の流体制御装置の全体構成を模式的に示す図。 同実施形態の蓋体の上面の構成を模式的に示す図。 同実施形態の流体制御弁の構成を模式的に示す図。 変形実施形態の流体制御装置の構成を模式的に示す図。 変形実施形態の流体制御装置の回路構成を模式的に示す図。 変形実施形態の流体制御装置の構成を模式的に示す図。
100・・・流体制御装置
3 ・・・流体制御弁
6 ・・・弁体
7 ・・・アクチュエータ
7x ・・・駆動用端子
8 ・・・ケーシング
82 ・・・蓋体
9 ・・・変位センサ
9x ・・・出力端子
以下に、本発明に係る流体制御弁を組み込んだ流体制御装置100の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の流体制御装置100は、半導体製造装置に用いられるものであって、図1に示すように、ボディ5に形成された流路51を流れるガス等の流体の流量や圧力などを制御するものである。具体的にこのものは、流体の流量をセンシングする流量検知機構2と、流体の流量を制御する流体制御弁3と、前記流量検知機構2の出力する測定流量を予め定めた設定流量に近づけるべく流体制御弁3の弁開度を制御する制御部(図示しない)とを具備する。
流量検知機構2としては、差圧式、コリオリ式や超音波式など種々考えられるが、ここでは、いわゆる熱式流量検知機構を採用している。この熱式流量検知機構2は、流路51を流れる流体のうちの所定割合の流体が導かれるように当該流路51と並列接続した細管21と、この細管21に設けたヒータ24及びその前後に設けた一対の温度センサ22、23とを具備したものである。そして、前記細管21に流体が流れると、二つの温度センサ22、23の間にその質量流量に対応した温度差が生じることから、この温度差に基づいて流量を測定するように構成してある。
流体制御弁3は、いわゆるノーマルクローズタイプのもので、弁体6が弁座4に接触して上流側流路51(A)及び下流側流路51(B)を遮断する閉状態から、弁体6がアクチュエータ7により駆動力を受けて付勢されることで弁座4から離間して上流側流路51(A)及び下流側流路51(B)を連通させる開状態に移動するように構成されている。
アクチュエータ7は、例えば、ピエゾ素子(駆動用圧電素子)を複数枚積層して形成された第1ピエゾスタック71と、当該第1ピエゾスタック71の伸長により変位する作動体72とを備えたものである。第1ピエゾスタック71は、その先端部が中間接続部材74を介して作動体72に接続してある。作動体72は、ダイアフラム部材721と、当該ダイアフラム部材721の中心に設けられて、前記弁座4の中心を貫通して弁体6の上面に当接する当接軸部722とを有する。そして、第1ピエゾスタック71に駆動電圧として一定電圧が印加されることにより、第1ピエゾスタック71が伸長して作動体72が弁体6を開弁方向(ここでは下方)に付勢し、弁体6が弁座4から離間して開状態となる。また、駆動電圧が一定電圧を下回ると、その電圧値に応じた距離だけ弁体6と弁座4とが離間する。そして、この隙間を通じて上流側流路51(A)と下流側流路51(B)とが連通する。
上述した第1ピエゾスタック71はケーシング8内に収容されている。このケーシング8は、筒状のケーシング本体81と、ケーシング本体81の上端開口を閉塞する蓋体82とを有している。蓋体82の上面8a、すなわちケーシング8の上面に駆動用電圧をアクチュエータ7に入力するための駆動用端子7xが配置されている。なお、ここでの蓋体82の上面8aは平面であるが、屈曲面、湾曲面、凹凸面などであっても良い。
より具体的に説明すると、図2に示すように、蓋体82には駆動用端子7xが貫通する貫通孔8h1が形成されており、この貫通孔8h1を介して駆動用端子7xがケーシング8から上方に延び出ている。なお、本実施形態の蓋体82には、2本の駆動用端子7xそれぞれに対応する貫通孔8h1を形成してあるが、2本の駆動用端子7xが1つの貫通孔8h1から延び出るようにしても良い。
本実施形態の流体制御弁3は、図1に示すように、上述したケーシング8内に設けられるとともに、弁体6の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサ9をさらに具備している。
この変位センサ9は、例えば、ピエゾ素子(センサ用圧電素子)を複数枚積層して形成された第2ピエゾスタック91を備えるものである。この第2ピエゾスタック91は、ケーシング8内において、アクチュエータ7を構成する第1ピエゾスタック71と軸方向に隣り合って配置されている。第2ピエゾスタック91は、第1ピエゾスタック71の上方又は下方のどちらに配置しても良いが、ここでは第1ピエゾスタック71の上方に配置してある。ここでは、第2ピエゾスタック91の軸方向長さは、第1ピエゾスタック71の軸方向長さよりも短いが、第2ピエゾスタック91の長さは適宜変更して構わない。
本実施形態では、第1ピエゾスタック71と第2ピエゾスタック91との対向面を互いに接触させている。より具体的に説明すると、第2ピエゾスタック91の一端面911(ここでは下端面)は、第1ピエゾスタック71の端面711(ここでは上端面)に面接触しており、第2ピエゾスタック91の他端面912(ここでは上端面)はケーシング8の内面(蓋体82の内面)に当接している。
かかる構成により、第1ピエゾスタック71の伸張に伴い第2ピエゾスタック91が収縮し、その収縮程度に応じた大きさの電圧が出力信号として第2ピエゾスタック91から出力される。そして、この出力信号を図示しない制御部が取得して、制御部が出力信号の示す電圧値に応じて弁体6の位置を算出する。
しかして、前記出力信号を取り出すための変位センサ9の出力端子9xは、上述した蓋体82に配置されている。
より詳細には、図2に示すように、蓋体82には、出力端子9xが貫通する第2貫通孔8h2が形成されており、この第2貫通孔8h2を介して出力端子9xが上方に延び出ている。なお、本実施形態の蓋体82には、2本の出力端子9xそれぞれに対応する第2貫通孔8h2を形成してあるが、2本の出力端子9xが1つの第2貫通孔8h2から延び出るようにしても良い。また、2本の出力端子9x及び上述した2本の駆動用端子7xの4本が1つの貫通孔から延び出るようにしても良い。
ここでは図2に示すように、駆動用端子7x及び出力端子9xが、蓋体82の上面8aの周方向に沿って互い違いに配置されており、互いに隣り合う駆動用端子7x及び出力端子9xが等間隔になるようにしている。なお、駆動用端子7x及び出力端子9xの配置はこれに限らず、適宜変更して構わない。
また、本実施形態では、例えば蓋体82の上面8aにおける貫通孔8h1や第2貫通孔8h2の近傍にマーキング(図示しない)を付すなどにより、各端子それぞれが駆動用端子7xであるか又は出力端子9xであるか、或いは、正極端子であるか又は負極端子であるかを識別可能にしてある。
ところで、上述したように、第1ピエゾスタック71と第2ピエゾスタック91とがケーシング8内において軸方向に沿って配置されていると、上側に位置する第2ピエゾスタック91の出力端子9xは、その上方に位置する第2貫通孔8h2から比較的簡単に取り出すことができる。
一方、下側に位置する第1ピエゾスタック71は貫通孔8h1から距離があり、駆動用端子7xを蓋体82に配置しようとすると、駆動用端子7xと第1ピエゾスタック71とを電気的に接続する電気ケーブルをケーシング8内の下方から上方に延ばす必要があり、配線作業が困難になる恐れがある。このことは、第1ピエゾスタック71及び第2ピエゾスタック91の上下関係が逆の場合にも生じる問題である。
そこで、本実施形態では、上述した配線作業を容易にすべく、ケーシング本体81として円筒形状をなすものを用いており、第1ピエゾスタック71及び第2ピエゾスタック91として四角柱状のものを用いている。これにより、図3に示すように、ケーシング本体81の内周面811と第1ピエゾスタック71の外周面712や第2ピエゾスタック91の外周面913との間には隙間Sが生じるので、この隙間Sに上述した電気ケーブルLを沿わせることで、駆動用端子7xをケーシング8の上面に配置しつつ、その配線作業が困難になることを防いでいる。
このように構成された本実施形態に係る流体制御弁3であれば、蓋体82の上面8aにアクチュエータ7の駆動用端子7xと変位センサ9の出力端子9xとを配置しているので、出力端子9xをケーシング8の側方から取り出す必要がなく、流体制御弁3を簡単且つ小型な構成にすることができる。
また、第1ピエゾスタック71の端面711と第2ピエゾスタック91の端面911とを互いに接触させているので、第1ピエゾスタック71の伸張が第2ピエゾスタック91に直接伝わり、弁体6の変位を精度良く検出することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、図4に示すように、アクチュエータ7が、複数の第1ピエゾスタック71を有したものであってもよい。ここでは、アクチュエータ7が2つの第1ピエゾスタック71を有し、これらの第1ピエゾスタック71の間に変位センサ9を構成する第2ピエゾスタック91を配置している。このような構成であれば、両方の第1ピエゾスタック71を第2ピエゾスタック91に接触させることができるので、弁体の変位量を大きくしつつ、その変位量を精度良く検出することができる。
なお、2つの第1ピエゾスタック71を互いに隣接させ、これらの上方又は下方に第2ピエゾスタック91を配置しても良い。
また、前記実施形態では、第1ピエゾスタックと第2ピエゾスタックとの対向面を互いに面接触させていたが、これらの対向面は必ずしも直接接触している必要はなく、これらの対向面の間に介在物を介在させても良い。
さらに、前記実施形態では、ケーシング本体が円筒形状をなし、第1ピエゾスタック及び第2ピエゾスタックが四角柱状のものであったが、例えば第1ピエゾスタック及び第2ピエゾスタックを多角柱状のものにしても良いし、ケーシング本体よりも径寸法の小さい円柱状のものにしても良い。また、ケーシング本体が四角筒状のものであり、第1ピエゾスタック及び第2ピエゾスタックが円柱状のものであっても良い。
そのうえ、前記実施形態の流体制御弁は、ノーマルクローズのものであったが、いわゆるノーマルオープンのものであっても良い。
加えて、前記実施形態の流体制御弁は流量検知機構の下流側に設けられていたが、流量検知機構の上流側に設けても良い。
さらに加えて、本発明の流体制御弁は、圧力式の流体制御装置に用いても良い。
具体的には、図5(a)に示すように、本発明に係る流体制御弁と、この流体制御弁の下流側に設けられた圧力センサと、圧力センサの下流側に設けられた音速ノズル等の流体抵抗とを具備する構成が挙げられる。
その他、図5(b)に示すように、流体抵抗の上流側及び下流側に圧力センサを設けた構成や、図5(c)、(d)に示すように、抵抗体を並列に複数配置させた構成などが挙げられる。
なお、流路上に流量センサやレギュレータを設けても良い。
また、変位センサとしてはピエゾスタックを利用したものに限られない。
具体的にこのような流体制御弁3としては、図6に示すように、流路51を流れる流体を制御するものであり、弁体6と、前記弁体6を変位させるアクチュエータ7と、前記アクチュエータ7を収容するとともに、前記アクチュエータ7の駆動用端子7xが上部に設けられたケーシング8と、前記弁体6の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサ9とを具備し、前記変位センサ9がケーシング8に収容されることなく、ケーシング8の下方に設けられた構成が挙げられる。なお、変位センサ9以外の構成は前記実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ここでの変位センサ9は、センシング面91を例えばダイアフラム部材721に対向配置させた渦電流式のものであり、ダイアフラム部材721の変位を検出することで、この検出値から弁体6の変位が分かるように構成されている。
然して、この変位センサ9の出力端子9xは、ケーシング8内を通過することなく、ケーシング8の側方から引き出されている。より詳細には、前記センシング面91と出力端子9xとを接続する接続線9Lが、ケーシング8内を通過することなく、ケーシング8の外周面に沿って上方に延びている。
このように変位センサ9をケーシング8の下方に設けた場合、変位センサ9の出力端子9xをケーシング8の側方から引き出すことで、ケーシング8内を通過させる場合に比べれば、流体制御弁を簡単に構成することができる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
本発明によれば、変位センサを用いて弁体の変位を検出しつつ、流体制御弁を簡単且つ小型な構成にすることができる。

Claims (7)

  1. 流路を流れる流体を制御する流体制御弁であり、
    弁体と、
    前記弁体を変位させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータを収容するとともに、前記アクチュエータの駆動用端子が配置された蓋体を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられるとともに、前記弁体の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサとを具備し、
    前記変位センサの出力端子が、前記蓋体に配置されている流体制御弁。
  2. 前記ケーシングが、
    前記アクチュエータ及び前記変位センサを収容する筒状のケーシング本体を有し、
    前記蓋体が、前記ケーシング本体の上端開口を塞ぐとともに、前記駆動用端子及び前記出力端子が貫通する貫通孔が形成されたものである請求項1記載の流体制御弁。
  3. 前記アクチュエータが前記ケーシング内に設けられた第1ピエゾスタックを有し、
    前記変位センサが、前記ケーシング内において前記第1ピエゾスタックの上方又は下方に設けられた第2ピエゾスタックを有し、
    前記第1ピエゾスタックの端面と前記第2ピエゾスタックの端面とが互いに接触している請求項1記載の流体制御弁。
  4. 前記第1ピエゾスタック及び前記第2ピエゾスタックが四角柱状又は多角柱状であり、
    前記第1ピエゾスタック及び前記第2ピエゾスタックを収容するケーシング本体が円筒形状である請求項3記載の流体制御弁。
  5. 前記第1ピエゾスタックが、前記ケーシング内の上下に一対配置されており、
    前記第2ピエゾスタックが、前記一対の第1ピエゾスタックの間に配置されている請求項3記載の流体制御弁。
  6. 請求項1記載の流体制御弁を備える流体制御装置。
  7. 流体制御弁を駆動する駆動機構であり、
    前記流体制御弁の弁体を変位させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータを収容するとともに、前記アクチュエータの駆動用端子が配置された蓋体を有するケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられるとともに、前記弁体の変位に応じて出力信号の大きさが変わる変位センサとを具備し、
    前記変位センサの出力端子が、前記蓋体に配置されている駆動機構。
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