JPWO2018029919A1 - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

スライド機構を簡素化してシート全体の軽量化を図るとともに、高い剛性を有してシートに偏荷重がかかってもシートに傾きを発生させることのないようにするために、車両に搭載する車両用シートを、車両に搭乗する搭乗者が着座するシートクッションと、シートクッションに着座した搭乗者が背をもたれるシートバックと、シートクッションに着座した搭乗者の頭部を支えるヘッドレストと、シートクッションを載せて前後方向にスライド可能なスライドレール部とを備えて構成し、スライドレール部は、車両の床の側に固定された固定レールと、シートクッションを搭載して固定レールにそって前後方向にスライド可能な可動レールとを1組備え、シートクッションをシートクッションの幅方向の中央部を含む領域を可動レールに搭載するように構成した。

Description

本発明は車両用シートに係り、特に、前後にスライド可能な車両用シートに関する。
従来の乗物用シートのスライド装置は、特許文献1に記載されているように、床に固定された固定レールと、この固定レールに対して前・後進自在なると共にシートが固定されてなる可動レールとから夫々なる左右一対のスライドレールを介して、シートが前・後進できるような構成を有し、これにより、乗物用シートは、スライドレールに沿って前後方向に位置を調整可能に構成されている。
また、特許文献2には、自動車用シートが記載され、その要約には、「タイヤハウス21が側面より内側に向け膨出されている荷室のボディフロア面20にタイヤハウス21を避けるよう内側に屈曲して前後方向に延びるモノガイドレール1を敷設し、このモノガイドレール1にシートクッション30をその下面に上端が取付けられてモノガイドレール1内に転動可能に嵌装された前後のローラユニット3をもって支持させ、前後のローラユニット3のうちの少なくとも1個にストッパ機構4を付設してシートクッション30をモノガイドレール1に沿ってスライド可能で且つ位置決め可能とする。」と記載されている。
更に、特許文献3には、要約の欄に、「室内床面には、天井方向に突出して乗物の進行方向に沿って前後方向に延びる突出壁部1が設けられ、突出壁部1の左側面と右側面には、前後方向に延びるスライドレール2が設けられている。そして室内には、複数の乗物用シートSL、SRのそれぞれが、突出壁部1に設けられたスライドレール2のそれぞれに沿って配置されており、乗物用シートのそれぞれは、自身に設けられた連結部材6にてスライドレール2に接続され、スライドレール2に沿って前後方向に往復移動可能であるとともに連結部材6のみにて片持ちで支持されている。」と記載されている。
特開平11−115562号公報 特開平11−11196号公報 特開2012−171498号公報
特許文献1に開示されている左右一対のスライドレールを用いてシートを前後に移動できるようにした構成は、シートをスムーズに前後方向に移動させることができる。
しかし、特許文献1に開示されている構成では、左右一対のスライドレールを用いているためにスライド機構を構成する部品の数が多く、組立ての工数が多くなるとともに、車体重量を低減する上でネックになっている。
これに対して特許文献2には、レールを1本にして、これにモノガイドレールを採用した構成が記載されているが、1本のレールだけでシートの前後動をサポートしているのでシートの左右方向の荷重の偏りが発生した場合に、シートが右又は左に傾くのを積極的に防止するための構造物がなく、シートが傾いてしまう可能性がある。
更に、特許文献3に記載されている構成では、前後のシートに渡って中央にスライドレールが設けられているので、車内で右側のシートから左側のシートへ又はその逆に乗り移ることが困難になる。さらに、左右のシートがスライドレールに対して片持ち梁に似た構造で支持されることになり、搭乗者がシートの着座したときにシートに傾きを発生させないようにするためには、シートを支持する構造に合成を持たせる必要があり、シート全体の重量が増えてしまう可能性がある。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決して、スライド機構を簡素化してシート全体の軽量化を図るとともに、高い剛性を有してシートに偏荷重がかかってもシートに傾きを発生させることのない車両用シートを提供するものである。
上記した課題を解決するために、本発明では、車両に搭載する車両用シートを、車両に搭乗する搭乗者が着座するシートクッションと、シートクッションに着座した搭乗者が背をもたれるシートバックと、シートクッションに着座した搭乗者の頭部を支えるヘッドレストと、シートクッションを載せて前後方向にスライド可能なスライドレール部とを備えて構成し、スライドレール部は、車両の床の側に固定された固定レールと、シートクッションを搭載して固定レールに沿って前後方向にスライド可能な可動レールとを1組備え、シートクッションをシートクッションの幅方向の中央部を含む領域を可動レールに搭載するように構成した。
また、上記した課題を解決するために、本発明では、車両に搭載する車両用シートを、車両に搭乗する搭乗者が着座するシートクッションと、シートクッションに着座した搭乗者が背をもたれるシートバックと、シートクッションに着座した搭乗者の頭部を支えるヘッドレストと、車両の床の側に固定された固定レールと、シートクッションを搭載して固定レールに沿って前後方向にスライド可能な可動レールと、可動レールを前後方向に駆動する駆動部とを備えたスライドレール部と、車両の床の側に固定された補助固定レールと、シートクッションを搭載して補助固定レールにそって前後方向にスライド可能な補助可動レールとを備えた補助レール部とを備えて構成した。
本発明によれば、スライド機構を簡素化してシート全体の軽量化を図るとともに、高い剛性を有してシートに偏荷重がかかってもシートに傾きを発生させることのない車両用シートを提供することができる。
本発明の実施例1に係る車両用シートの斜視図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートの全体フレームの斜視図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートの全体フレームの正面図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートの図3におけるA−A矢視図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートの図4におけるB−B断面矢視図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートのスライドレール部の駆動部に用いるギヤボックスの例として遊星歯車機構の構成を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートのスライドレール部のボールネジを車両の床に固定した構造におけるスライドレール部の側面図である。 本発明の実施例1に係る車両用シートのシートロック部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る車両用シートの全体フレームの斜視図である。 本発明の実施例2に係る車両用シートの全体フレームの正面図である。 本発明の実施例2に係る車両用シートの補助レール部を構成する固定レールと可動レールの形状を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る車両用シートの補助レール部で固定レールと可動レールが繋合した状態を示す補助レール部の斜視図である。 本発明の実施例3に係る車両用シートの全体フレームの斜視図である。 本発明の実施例3に係る車両用シートの全体フレームの正面図である。
本発明は、従来2組用いていた車両用シートのスライド機構を1組だけ用いるようにしてスライド機構部を簡素化してシート全体の軽量化を図るとともに、スライド機構部に高い剛性を備えるようにしてシートに偏荷重がかかってもシートに傾きを発生させることのないようにした車両用シートに関するものである。
本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付すようにし、その繰り返しの説明は原則として省略する。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
本発明の第1の実施例を、図1乃至6を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る車両用シート1の外観を示す斜視図である。本実施例に係る車両用シート1は、搭乗者が着座するシートクッション2、着座した搭乗者が背をもたれかけるシートバック3、搭乗者の頭部を支えるヘッドレスト4を備えて構成されている。
図2には、図1に示した車両用シート1のクッション部分を取り去った全体フレーム100の構成を示す。全体フレーム100は、シートクッション2の側のシートクッション側フレーム110とシートバック3の側のシートバック側フレーム120を備えている。
シートクッション側フレーム110は、1対のサイドフレーム101と、1対のサイドフレーム101を前側で接続する前側接続フレーム102、1対のサイドフレーム101を後側で接続する後側接続フレーム103、前側接続フレーム102及び後側接続フレーム103をブラケット105で接続するプレート104を備えている。
シートクッション側フレーム110には、シートクッション側フレーム110の前後の動きをロックするロックつめ部141と、このロックつめ部を上下に駆動するレバー142を備えたシートロック部140、及びシートクッション側フレーム110を前後に移動させるスライドレール部130を更に備えている。
シートバック側フレーム120は、シートバック3の外周を形成するフレーム121と、フレーム121の両側を接続する接続フレーム123を備えており、フレーム121は、端部122付近で後側接続フレーム103と回動自在に繋合している。
図3には、図2に示した全体フレーム100の正面図を示す。
131はスライドレール部130の固定レールで、車両の床160に固定されている。固定レール(下側レール)131は、シートクッション側フレーム110のほぼ中央部に配置され、シートクッション側フレーム110の幅よりも少し狭い程度の、比較的広い幅を有している。132は可動レール(上側レール)で、ローラ133が取付けられていて、固定レール131に沿って摺動可能になっている。134はボールネジで、後述する駆動機構により回転駆動される。135はナット部で可動レール132に固定され、ボールネジ134とかみ合っている。
可動レール132の上面にはシートクッション側フレーム110の前側接続フレーム102と後側接続フレーム103にブラケット105で接続するプレート104が固定されている。なお、図3には、シートロック部140の表示を省略している。
図3に示したように、スライドレール部130の幅を、シートクッション側フレーム110の幅よりも少し狭い程度の比較的広い幅で構成して、可動レール132に固定したプレート104でシートクッション側フレーム110の幅方向の中心を含む広い領域を支持する構成とした。これにより、シートクッション側フレーム110にかかる荷重に偏りが生じた場合(例えば、図1に示した車両用シート1に着座した搭乗者がシートクッション2の一方の側に偏って体重をかけた場合、偏荷重)であっても、シートクッション側フレーム110が右側又は左側に傾くのを防ぐことができるようにした。これにより、車両用シート1を前後にスムーズに動かすことができる。
図3のA−A矢視図(平面図)を図4に示す。また、図4のB−B断面矢視図を図5に示す。図4においては、分かり易くするために、前側接続フレーム102及び後側接続フレーム103の表示を省略している。
図4及び図5に示すように、可動レール132にはボールネジ134と繋合しているナット部135が固定されている。一方、ボールネジ134は複数の歯車を組み合わせて構成されているギヤボックス136と連結しており、ギヤボックス136は駆動源であるモータ137と連結している。ギヤボックス136とモータ137とは、固定レール131に固定されている。
図6にギヤボックス136の構造の一例を示す。図6に示したギヤボックス136は遊星歯車構造になっており、中心部分に太陽歯車1361があり、その周りの4つの遊星歯車1362とかみ合っている。4つの遊星歯車1362は、キャリア1364に固定されている。外周部分には内歯歯車1363があり4つの遊星歯車とかみ合っている。
このような構成で、固定レール131の側に固定されている駆動源であるモータ137を回転駆動すると、ギヤボックス136を介してボールネジ134が回転する。このボールネジ134が回転することにより、ボールネジ134と繋合しているナット部135がボールネジ134の回転方向に応じて、ボールネジ134に対して前進又は後退する。ナット部135は可動レール132に固定され、可動レール132には全体フレームに接続されたプレート104が固定されているので、ボールネジ134の回転方向に応じたナット部135の前進後退に伴って、全体フレーム100が前後に移動する。
このような構成において、モータ137の出力軸(モータ137がギヤボックス136と接する面に直角な方向)とボールネジ134の回転軸とを、ギヤボックス136を介して同一軸上または同一方向に配置することができる。これにより、モータ137からボールネジ134までのモータトルクの伝達効率を約90%と、比較的高くすることができる。
また、図5に示した構成とは逆に、ボールネジ134を床160に固定して、ナット部135をボールネジ134の周りに回転させて前後に移動させる構成にしても良い。
図7に、その一例を示す。図7には、図4のB−B線よりも少し下側から見た図を示す。図7に示した構成においては、ボールネジ1134は両端部分が車両の床160に固定されている。一方、ギヤボックス1136を取り付けたモータ1137は、モータブラケット1143を介して可動レール132に固定されている。ギヤボックス1136から伸びる回転軸1142の先端部分には、平歯車1141が取り付けられている。平歯車1141は、ブラケット1144に図示していない軸受けで軸方向には固定されて軸の周りには回転自在に支持されているナット部1135の外周に形成された歯車とかみ合っている。ブラケット1144も可動レール132に固定されている。
このような構成で、モータ1137を駆動して平歯車1141を回転させると、この平歯車1141とかみ合っている歯車が外周部に形成されているナット部1135がボールネジ1134の周りを回転する。ナット部1135は可動レール132に固定されているブラケット1144に回転自在に支持されており、可動レール132は、図3に示したように左右部分で固定レール131でガイドされているので、ナット部1135が回転することによりナット部1135は、両端部分が車両の床160に固定されているボールネジ1134の軸方向に沿って移動する。
このような構成とすることによっても、モータ1137からボールネジ1134までの回転伝達を平歯車の組み合わせで構成することができるので、モータトルクの伝達効率を約90%と、比較的高くすることができる。
従来の車両用シートに採用されていた左右2組のスライドレールを1台の駆動モータで駆動する場合には、1台のモータの出力を分岐して左右の2組のスライドレールに伝達する構成をとっていた。この1台のモータの出力を分岐する構成として、モータの回転軸に対して直角な方向に回転を伝達するために傘歯車を組み合わせて用いられていたが、モータトルクの伝達効率が30〜50%と低く、左右の2組のスライドレールに所定の駆動力を伝えるためには、比較的大きな出力のモータを用いなければならなかった。
これに比べて、本実施例に係る構成では、上記したようにモータトルクの伝達効率を比較的高くすることができるので、従来と比べて出力が小さい小型のモータを使用することができる。これにより、モータ駆動電力の低減や、モータ及び駆動系に起因する騒音や振動の低減、駆動機構の簡素化を図ることができる。更に、スライドレールを1組としたことにより、従来の左右2対のスライドレールを用いた場合に必要であった2組のスライドレール間の前後への動きの同期を取る必要がなくなるので、駆動制御系の簡素化を図ることができる。
図2及び4において、140はシートロック部でその構成を図8に示す。図8は、プレート104に組立てられたシートロック部140を構成する各部品と、スライドレール部130の固定レール131との関係を示す図である。
シートロック部140は、ロックつめ部141と、このロックつめ部を上下に駆動するレバー142と、レバー142の回転中心となる支点ピン144、この支点ピン144を保持するブラケット143、レバー142をプレート104の側に引っ張ってロックつめ部141を下側に押し下げる力を付与する引張りばね145を備えて構成されている。プレート104には、ロックつめ部141の断面形状と同じ形状の穴が形成されていて、ロックつめ部141はこのプレート104に形成された穴に沿って上下方向に動く構成になっている。
固定レール131の上側の面には、ロックつめ部141の先端部に形成されたつめ1411の形状及びピッチに対応した多数の穴1311が形成されている。
このような構成において、モータ137を駆動してボールネジ134を回転させ、プレート104を含む全体フレーム100を所望の位置まで前進又は後退させた後、レバー142の先端部分を上方に引き上げると、レバー142は支点ピン144を中心として回転して、ロックつめ部141をプレート104に形成された穴に沿って下側、即ち固定レール131の側に押し下げる。このロックつめ部141が押し下げられた先の固定レール131の上側の面には、多数の穴1311が形成されており、ロックつめ部141の先端部分に形成されたつめ1411は固定レール131の上側の面に形成された穴1311に入り込む。
このように、ロックつめ部141のつめ1411が固定レール131の穴1311に入り込んだ状態でレバー142を引き上げる力を解放すると、レバー142には引張りばね145によりロックつめ部141を押し下げる方向の力が付与されて、固定レール131に対するプレート104の動きがロックされる。
一方、レバー142の先端部分を押し下げてロックつめ部141を上昇させ、つめ1411を固定レール131の穴1311から外すことにより固定レール131に対するプレート104のロックが解除される。
本実施例によれば、スライドレールを1組だけ用いる構成としたので、シート全体の構成を簡素化し、軽量化することができるようになった。
また、スライドレールを2組用いる場合と比べて、スライドレールを駆動するメカニズムを簡素化でき、スライドレールを駆動する場合の駆動源からのモータトルク伝達効率を向上させることができるので駆動源を小型化でき、更に、スライドレールの動きの同期ずれなどの問題が発生しなくなった。
また、スライドロック機構も1組だけでよく、機構を簡素化することができるようになった。
なお、本実施例では、ナット部135を可動レール132の側に固定して、モータ137及びギヤボックス136を固定レール131の側に固定した構成について説明したが、ナット部135を固定レール131に側に固定し、モータ137及びギヤボックス136を可動レール132の側に固定する構成としても良い。
また、本実施例においては、シートロック部140で固定レール131に対するプレート104の動きをロックする構成を説明したが、シートロック部140用いずに、ナット部135とボールネジ134との間に側にロックする機能を設けても良い。この場合、ボールネジ134ナット部135に形成するネジ溝を1条ネジとし、ナット部135の側からボールネジ134にかけた軸方向の力でボールネジ134が回転しないようにネジ溝のピッチを小さくすることで実現することができる。
また、モータ137として、ブレーキ付きのモータを使用することによっても、シートロック部140を省略することが可能である。
実施例1においては、従来と比べて幅を広くしたスライドレールをシートの中央部に1組設置した例について説明した。これに対して、本実施例では、スライドレールの幅は従来と同じにしてシートの中央部に配置し、シートベルトを取り付ける側に補助レールをもうけた例について、図9乃至図12を用いて説明する。
図9には、本実施例に係る車両用シート1のクッション部分を取り去った全体フレーム200の構成を示す。全体フレーム200は、シートクッション2の側のシートクッション側フレーム210とシートバック3の側のシートバック側フレーム220を備えている。
シートクッション側フレーム210は、1対のサイドフレーム201と、1対のサイドフレーム201を前側で接続する前側接続フレーム202、1対のサイドフレーム201を後側で接続する後側接続フレーム203、前側接続フレーム202及び後側接続フレーム203をブラケット205で接続するプレート204を備えている。
シートクッション側フレーム210には、シートクッション側フレーム210の前後の動きをロックするロックつめ部241と、このロックつめ部241を上下に駆動するレバー242、レバー242の回転中心となる支点ピン243、レバー242をプレート204の側に引張る引張りばね245を備えたシートロック部240、及びシートクッション側フレーム210を前後に移動させるスライドレール部230、サイドフレーム201の一方の側(図示していないシートベルトのバックルが取付けられている側)に取付けた補助レール部250を更に備えている。なお、シートロック部240の構成は、実施例1で図8を用いて説明したシートロック部140の構成と同じである。
シートバック側フレーム220は、シートバック3の外周を形成するフレーム221と、フレーム221の両側を接続する接続フレーム223を備えており、フレーム221は、端部222付近で後側接続フレーム203と回動自在に繋合している。
図10には、図9に示した全体フレーム200の正面図を示す。
231はスライドレール部230の固定レールで、車両の床260に固定されている。固定レール(下側レール)231は、シートクッション側フレーム210のほぼ中央部に配置されている。232は可動レール(上側レール)で、ローラ233が取付けられていて、固定レール231に沿って摺動可能になっている。234はボールネジで、固定レール231の側に固定された図示していないモータとギヤヘッドを備えた駆動源により回転駆動される。235はナット部で可動レール232に固定され、ボールネジ234とかみ合っている。可動レール232の上面にはシートクッション側フレーム210の前側接続フレーム202と後側接続フレーム203にブラケット205で接続するプレート204が固定されている。
補助レール部250は、車両の床260に固定される固定レール252と、サイドフレーム201の一方の側(図示していないシートベルトが取付けられている側)に取付けた支持プレート251に固定されてシートクッション側フレーム210と一緒に前後方向に移動する可動レール253と、可動レール253が固定レール252に沿って前後方向に移動するときの可動レールの動きを補助するボールガイド254を備えている。
補助レール部250は、図10に示した断面形状において、横方向に幅に対して縦方向の寸法が長い形状を有しており、補助レール部250の前方端又は後方端に補助レール部250を車両の床260から上方に引き剥がす方向のモーメント力が加わった場合に変形しにくい、比較的高い剛性を有する形状となっている。
図11に補助レールの固定レール252と可動レール253の外観の斜視図を示す。固定レール252の上面には多数の穴2521が等ピッチに形成されている。一方、可動レール253の上端部には多数の鋸状の歯2531が、固定レール252に形成されて穴2521と同じピッチで複数形成されている。
図12には、可動レール253の多数の鋸状の歯2531が固定レール252に形成された多数の穴2521に繋合している状態を示す。多数の鋸状の歯2531が形成された可動レール253には、スライドレール部230のシートロック部240のような機構を備えていない。しかし、サイドフレーム201に取付けた図示していないシートベルトが作動して、サイドフレーム201の後方(後側接続フレーム203に近い方)を車両の床260に対して上方に引き上げるような力がかかった場合、可動レール253に対して後方(後側接続フレーム203に近い方)を車両の床260に対して上方に引き上げるような力が働き、可動レール253が上昇して、可動レール253の多数の鋸状の歯2531が固定レール252に形成された多数の穴2521に繋合し、図12に示したような状態になる。
この状態で、固定レール252には、後方端(後側接続フレーム203に近い方)を車両の床260から上方に引き剥がす方向のモーメント力が加わるが、固定レール252は縦長の断面形状に形成されているのでこのモーメント力に対して比較的高い剛性を有し、変形しにくい形状となっている。
本実施例においても、実施例1において図4及び図5を用いて説明したのと同様に、固定レール231の側に固定されている駆動源であるモータ(図示せず。図4及び図5のモータ137に相当)を回転駆動すると、ギヤボックス(図示せず。図4及び図5のギヤボックス136に相当)を介してボールネジ234が回転してナット部235がボールネジ234の回転方向に応じて、ボールネジ234に対して前進又は後退し、全体フレーム200が前後に移動する。
このような構成において、実施例1において図4及び図5を用いて説明したのと同様に、図示していないモータの出力軸の方向とボールネジ234の回転軸の方向とを同じ方向(同軸方向)にすることができるので、モータからボールネジ234までの動力の伝達を、モータからボールネジ234までのモータトルクの伝達効率を約90%と、比較的高くすることができ、従来と比べて出力が小さい小型のモータを使用することができる。これにより、モータ駆動電力の低減や、モータ及び駆動系に起因する騒音や振動の低減、駆動機構の簡素化を図ることができる。
更に、スライドレールを1組としたことにより、従来の左右2組のスライドレールを用いた場合の2組のスライドレール間の動きの同期を取る必要がなくなるので駆動制御系の簡素化等を図ることができる。
本実施例によれば、スライドレールを1組だけ用いる構成としたので、シート全体の構成を簡素化し、軽量化することができるようになった。
また、スライドレールを2組用いる場合と比べて、スライドレールを駆動するメカニズムを簡素化でき、スライドレールを駆動する場合の駆動源からのモータトルク伝達効率を向上させることができるので駆動源を小型化でき、更に、スライドレールの動きの同期ずれなどの問題が発生しなくなった。
また、スライドロック機構も1組だけでよく、機構を簡素化することができるようになった。
なお、本実施例では、ナット部235を可動レール232の側に固定して、駆動源を固定レール231の側に固定した構成について説明したが、ナット部235を固定レール231に側に固定し、駆動源を可動レール232の側に固定する構成としても良い。
また、本実施例においても、実施例1で説明したのと同様に、シートロック部240を用いない構成とすることが可能である。
実施例2においては、サイドフレーム201の一方の側だけに補助レールを設けた構成について説明したが、本実施例においては、1対のサイドフレーム301の双方に補助レールを設けた構成について、図13及び図14を用いて説明する。
図13には、本実施例に係る車両用シート1のクッション部分を取り去った全体フレーム300の構成を示す。全体フレーム300は、シートクッション2の側のシートクッション側フレーム310とシートバック3の側のシートバック側フレーム320を備えている。
シートクッション側フレーム310は、1対のサイドフレーム301と、1対のサイドフレーム301を前側で接続する前側接続フレーム302、1対のサイドフレーム301を後側で接続する後側接続フレーム303、前側接続フレーム302及び後側接続フレーム303をブラケット305で接続するプレート304を備えている。
シートクッション側フレーム310には、シートクッション側フレーム310の前後の動きをロックするシートロック部340、及びシートクッション側フレーム310を前後に移動させるスライドレール部330、サイドフレーム301に取付けた補助レール部350,360を更に備えている。なお、シートロック部340の構成は、実施例1で図8を用いて説明したシートロック部140の構成と同じである。
シートバック側フレーム320は、シートバック3の外周を形成するフレーム321と、フレーム321の両側を接続する接続フレーム323を備えており、フレーム321は、端部322付近で後側接続フレーム303と回動自在に繋合している。
図14には、図13に示した全体フレーム300の正面図を示す。
331はスライドレール部330の固定レールで、車両の床160に固定されている。固定レール(下側レール)331は、シートクッション側フレーム310のほぼ中央部に配置されている。332は可動レール(上側レール)で、ローラ333が取付けられていて、固定レール331に沿って摺動可能になっている。334はボールネジで、固定レール331の側に固定された図示していないモータとギヤヘッドを備えた駆動源により回転駆動される。335はナット部で可動レール332に固定され、ボールネジ334とかみ合っている。可動レール332の上面にはシートクッション側フレーム310の前側接続フレーム302と後側接続フレーム303にブラケット305で接続するプレート304が固定されている。
補助レール部350は、実施例2で説明した補助レール部250と同じ構成を有しており、車両の床160に固定される固定レール352と、一方のサイドフレーム301に取付けた支持プレート351に固定されてシートクッション側フレーム310と一緒に前後方向に移動する可動レール353と、可動レール353が固定レール352に沿って前後方向に移動するときの可動レールの動きを補助するボールガイド354を備えている。
補助レール部350は、図14に示した断面形状において、横方向の幅に対して縦方向の寸法が長い形状を有しており、補助レール部350の前方端又は後方端に補助レール部350を車両の床160から上方に引き剥がす方向のモーメント力が加わった場合に変形しにくい、比較的高い剛性を有する形状となっている。
また、補助レール部360は補助レール部350と対称な形状で構成されており、車両の床160に固定される固定レール362と、他方のサイドフレーム301に取付けた支持プレート361に固定されてシートクッション側フレーム310と一緒に前後方向に移動する可動レール363と、可動レール363が固定レール362に沿って前後方向に移動するときの可動レールの動きを補助するボールガイド364を備えている。
補助レール部360は、図14に示した断面形状において、横方向の幅に対して縦方向の寸法が長い形状を有しており、補助レール部360の前方端又は後方端に補助レール部360を車両の床160から上方に引き剥がす方向のモーメント力が加わった場合に変形しにくい、比較的高い剛性を有する形状となっている。
図示していないが、補助レール部350の固定レール352及び補助レール部360の固定レール362にも、実施例2で図11及び図12を用いて説明したのと同様に、上面に多数の穴が等ピッチで形成されており、補助レール部350の可動レール353及び補助レール部360の可動レール363の上端部には多数の鋸状の歯が、固定レール352及び362に形成されて穴と同じピッチで複数形成されている。このような構成で、実施例2で図12に示したように、サイドフレーム201に取付けた図示していないシートベルトが作動してモーメント力が作用した場合に、可動レール353の多数の鋸状の歯が固定レール352に形成された多数の穴に繋合し、可動レール363の多数の鋸状の歯が固定レール362に形成された多数の穴に繋合する。
このような構成において、実施例1において図4及び図5を用いて説明したのと同様に、図示していないモータの出力軸の方向とボールネジ334の回転軸の方向とを同じ方向(同軸方向)にすることができるので、モータからボールネジ334までの動力の伝達を、モータからボールネジ334までのモータトルクの伝達効率を約90%と、比較的高くすることができ、従来と比べて出力が小さい小型のモータを使用することができる。これにより、モータ駆動電力の低減や、モータ及び駆動系に起因する騒音や振動の低減、駆動機構の簡素化を図ることができる。更に、スライドレールを1組としたことにより、従来の左右2対のスライドレールを用いた場合の2組のスライドレール間の動きの同期を取る必要がなくなるので駆動制御系の簡素化等を図ることができる。
本実施例によれば、スライドレールを1組だけ用いる構成としたので、シート全体の構成を簡素化し、軽量化することができるようになった。
また、スライドレールを2組用いる場合と比べて、スライドレールを駆動するメカニズムを簡素化でき、スライドレールを駆動する場合の駆動源からのモータトルク伝達効率を向上させることができるので駆動源を小型化でき、更に、スライドレールの動きの同期ずれなどの問題が発生しなくなった。
また、スライドロック機構も1組だけでよく、機構を簡素化することができるようになった。
なお、本実施例では、ナット部335を可動レール332の側に固定して、駆動源を固定レール331の側に固定した構成について説明したが、ナット部335を固定レール331に側に固定し、駆動源を可動レール332の側に固定する構成としても良い。
更に、本実施例においても、実施例1で説明したのと同様に、シートロック部340を用いない構成とすることが可能である。
1・・・車両用シート 2・・・シートクッション 3・・・シートバック 4・・・ヘッドレスト 100,200,300・・・全体フレーム 11,210,310・・・シートクッション側フレーム 120,220,320・・・シートバック側フレーム 130,230,330・・・スライドレール部 131,231,331・・・固定レール 132,232,332 可動レール 134,234,334・・・ボールネジ 135,235,335・・・ナット部 140,240,340・・・シートロック部 250,350・・・補助レール部 360・・・補助レール部。

Claims (10)

  1. 車両に搭載する車両用シートであって、
    前記車両に搭乗する搭乗者が着座するシートクッションと、
    前記シートクッションに着座した搭乗者が背をもたれるシートバックと、
    前記シートクッションに着座した搭乗者の頭部を支えるヘッドレストと、
    前記シートクッションを載せて前後方向にスライド可能なスライドレール部と
    を備え、
    前記スライドレール部は、前記車両の床の側に固定された固定レールと、前記シートクッションを搭載して前記固定レールに沿って前後方向にスライド可能な可動レールとを1組備え、前記シートクッションを前記シートクッションの幅方向の中央部を含む領域を前記可動レールに搭載するように構成したことを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1記載の車両用シートであって、前記スライドレール部は、ボールネジと前記ボールネジと繋合するナットと、前記ボールネジを回転駆動するモータと、前記モータの回転を減速して前記ボールネジに伝達するギヤヘッドとを有し、前記ボールネジと前記モータとは前記ギヤヘッドを介して同一軸上に配置されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1記載の車両用シートであって、前記スライドレール部は、前記可動レールに搭載した前記シートクッションの前後への動きをロックするロック部を更に備えることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1記載の車両用シートであって、前記シートクッションを載せて前記スライドレール部と一緒に前後方向にスライド可能な補助レール部を更に備えたことを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項4記載の車両用シートであって、前記補助レール部を前記スライドレール部を挟んで1対備えたことを特徴とする車両用シート。
  6. 車両に搭載する車両用シートであって、
    前記車両に搭乗する搭乗者が着座するシートクッションと、
    前記シートクッションに着座した搭乗者が背をもたれるシートバックと、
    前記シートクッションに着座した搭乗者の頭部を支えるヘッドレストと、
    前記車両の床の側に固定された固定レールと、前記シートクッションを搭載して前記固定レールに沿って前後方向にスライド可能な可動レールと、前記可動レールを前後方向に駆動する駆動部とを備えたスライドレール部と、
    前記車両の床の側に固定された補助固定レールと、前記シートクッションを搭載して前記補助固定レールにそって前後方向にスライド可能な補助可動レールとを備えた補助レール部と
    を備えたことを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項6記載の車両用シートであって、前記スライドレール部の駆動部は、ボールネジと、前記ボールネジと繋合するナットと、前記ボールネジを回転駆動するモータと、前記モータの回転を減速して前記ボールネジに伝達するギヤヘッドとを有し、前記ボールネジと前記モータとは前記ギヤヘッドを介して同一軸上に配置されていることを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項6記載の車両用シートであって、前記補助レール部の補助可動レールは、前記車両に装備されたシートベルトのバックル取付け部と接続していることを特徴とする車両用シート。
  9. 請求項6記載の車両用シートであって、前記補助レール部の補助可動レールには複数の突起部が形成されており、前記補助固定レールの補助可動レールに形成された複数の突起部に対向する位置に前記複数の突起部が挿入される穴部が形成されていることを特徴とする車両用シート。
  10. 請求項6記載の車両用シートであって、前記補助レール部を、前記スライドレール部の両側に設置したことを特徴とする車両用シート。
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