JPWO2017221881A1 - 難燃ゴム組成物、その加硫物及び成形品 - Google Patents

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Abstract

難燃性と機械的強度に優れた加硫物が得られるゴム組成物、その加硫物及び成形品を提供する。
クロロプレンゴム100質量部に対して、(a)化学式(1)で表され、JIS Z8830に規定される1点法により測定したBET比表面積が3〜20m/gであるハイドロタルサイト類化合物
Al(OH)CO・mHO (1)
(式中、MはMgあるいはZnの少なくとも一種からなる2価金属イオンを、xは3〜7、yは1〜3、zは7〜20、mは2〜7の範囲からなる係数値を示す)を4〜16質量部と、
(b)JIS Z 8825記載のレーザー回折法によって得られる中心粒子径0.5〜5.0μmの水酸化アルミニウムを10〜80質量部と、
を含有する難燃ゴム組成物を構成とする。

Description

本発明は、難燃ゴム組成物、その加硫物及び成形品に関する。より詳しくは、クロロプレンゴムの難燃ゴム組成物、その加硫物及び成形品に関する。
クロロプレンゴムは機械的強度、耐熱性及び耐油性に優れており、これら物性バランスの良好さから工業用ゴム部品の材料として広く使用されている。また、クロロプレンゴムは難燃性に優れる特徴があり、難燃要求のある建築物や構築物、船舶、鉄道、炭鉱、自動車分野等のゴム部品で好適に使用されている。一方、近年、該ゴム部品に要求される性能が著しく高まっており、前述した機械的強度、耐熱性及び耐油性などに加え、突出した難燃性が求められている。
そこで、クロロプレンゴム組成物および該加硫物ならびに該成形品の難燃性を高めるため、従来から種々の難燃剤を添加する方法がとられてきた(例えば、特許文献1〜3参照)。例えば、特許文献1では、クロロプレンゴムに対して所定量の塩素化パラフィン、三酸化アンチモンを加えることで難燃化を図っている。
また、特許文献2、3では、クロロプレンゴムに過剰量の水酸化マグネシウム等の金属水和物とともに所定量の赤燐やシランカップリング剤を加えることで難燃性を向上させている。
特開2011−127047号公報 特開2005−146256号公報 特開2007−23102号公報
しかしながら、前述した特許文献1〜3に記載される方法では、可塑性の難燃剤を併添するか、特定の難燃剤を過剰量添加する方法がとられるため、加硫ゴムの機械的強度の低下を避けることができず、難燃性と機械的強度のバランスを図ることが難しかった。そのため、難燃性に優れた工業用ゴム部品を得る為には、機械的強度が犠牲となり、これにより技術的適用範囲は限定的にならざるを得なかった。
そこで、本発明は、機械的強度を低下させることなく難燃性に優れた加硫物が得られるゴム組成物、その加硫物及び成形品を提供することを主目的とする。
本発明に係る難燃ゴム組成物は、クロロプレンゴム100質量部に対して、
(a)下記化学式(1)で表され、JIS Z8830に規定される1点法により測定したBET比表面積が3〜50m/gであるハイドロタルサイト類化合物
Al(OH)CO・mHO (1)
(式中、MはMgあるいはZnの少なくとも一種からなる2価金属イオンを、xは3〜7、yは1〜3、zは7〜20、mは2〜7の範囲からなる係数値を示す)を、4〜16質量部と、
(b)JIS Z 8825記載のレーザー回折法によって得られる中心粒子径0.5〜5.0μmの水酸化アルミニウムを、10〜80質量部と、
を含有する。なお、JISは日本工業規格(Japanese Industrial Standards)の略称である。
このゴム組成物では、前記クロロプレンゴムとして、JIS K 6229で規定されるエタノール/トルエン共沸混合物(エタノール70容とトルエン30容の混合液、以下、「ETA」ともいう)の抽出量(以下、「ETA抽出量」ともいう)が3.0〜9.0質量%であるクロロプレンゴムを用いることができる。
また、前記クロロプレンゴム100質量部あたり臭素含有量60〜85%の含臭素有機化合物を2〜16質量部含有していてもよい。
本発明に係る加硫物は、前述した難燃ゴム組成物を加硫したものである。
また、本発明に係る成形品は、前述した加硫物からなるものである。
本発明によれば、クロロプレンゴムに対し特定のハイドロタルサイト類化合物と共に、特定の水酸化アルミニウムを特定量配合しているため、機械的強度を低下させることなく、加硫物の難燃性を飛躍的に向上させることができる。
以下、本発明を実施するための好適な形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
<ゴム組成物>
本実施形態の難燃ゴム組成物は、特定のハイドロタルサイト類化合物と水酸化アルミニウムを含有する。また、本実施形態のゴム組成物には、機械的強度を低下させない範囲で、一般的に使用される難燃剤、老化防止剤、カーボンブラック、軟化剤及び充填剤なども配合することもできる。以下、各成分について、詳細に説明する。
[クロロプレンゴム]
本発明記載のクロロプレンゴムは、クロロプレンを主成分とする原料単量体を重合した後、必要に応じて洗浄や乾燥を行うことにより得られ、重合反応の生成物であるクロロプレン単独重合体又はクロロプレンと他の単量体との共重合体の他に、重合時に添加された乳化剤、分散剤、触媒、触媒活性化剤、連鎖移動剤及び重合禁止剤などが含まれている場合がある。
クロロプレンと共重合可能な単量体としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸ブチル及びアクリル酸2−エチルヘキシルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル及びメタクリル酸2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エステル類、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート及び2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシ(メタ)アクリレート類、並びに2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、エチレン、スチレン及びアクリロニトリルなどが挙げられる。
なお、クロロプレンと共重合する単量体は、1種類に限定されるものではなく、例えばクロロプレンを含む3種以上の単量体を共重合したものを使用することもできる。また、クロロプレン重合体のポリマー構造も、特に限定されるものではない。
一方、クロロプレンゴムは、硫黄変性クロロプレンゴムと非硫黄変性クロロプレンゴムに大別され、非硫黄変性のものは、分子量調整剤の種類によって、更に、メルカプタン変性クロロプレンゴムとキサントゲン変性クロロプレンゴムとに分類される。硫黄変性クロロプレンゴムは、クロロプレンを主成分とする原料単量体と硫黄を共重合し、得られた共重合体をチウラムジスルフィドで可塑化して、所定のムーニー粘度に調整したものである。
一方、メルカプタン変性クロロプレンゴムは、分子量調整剤に、n−ドデシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカプタン及びオクチルメルカプタンなどのアルキルメルカプタン類を使用することにより得られる。また、キサントゲン変性クロロプレンゴムは、分子量調整剤に、アルキルキサントゲン化合物を使用することにより得られる。そして、本実施形態のゴム組成物に配合されるクロロプレンゴムは、前述した各種クロロプレンゴムのいずれでもよい。
更に、クロロプレンゴムは、その結晶化速度に基づいて、例えば、結晶化速度が遅いタイプ、結晶化速度が中庸であるタイプ及び結晶化速度が速いタイプなどに分類することもできる。そして、本実施形態のゴム組成物は、前述した各タイプのクロロプレンゴムのいずれを用いてもよく、用途などに応じて適宜選択することができる。
クロロプレンゴムを製造する方法は、特に限定するものではないが、原料単量体を、乳化剤、重合開始剤及び分子量調整剤などの存在下で、一般に用いられる乳化重合法により重合させればよい。その際、乳化剤には、例えば炭素数が6〜22の飽和又は不飽和の脂肪族のアルカリ金属塩、ロジン酸又は不均化ロジン酸のアルカリ金属塩及びβ−ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物のアルカリ金属塩など、一般にクロロプレンの乳化重合に使用される乳化剤を用いることができる。
また、重合開始剤は、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素及びtert−ブチルハイドロパーオキサイドなどの有機過酸化物類のように、一般にクロロプレンの乳化重合に使用される公知の重合開始剤を用いることができる。
なお、乳化重合する際の重合温度は、特に限定されるものではないが、生産性及び重合安定性の観点から、0〜50℃であることが好ましく、20〜50℃であることがより好ましい。また、単量体の最終転化率も、特に限定されるものはないが、生産性の観点から、60〜90%の範囲とすることが好ましい。
そして、最終転化率が所定の範囲に達した時点で、重合液に重合禁止剤を少量添加して重合反応を停止させるが、その際、重合禁止剤としては、例えば、チオジフェニルアミン、4−tert−ブチルカテコール及び2,2−メチレンビス−4−メチル−6−tert−ブチルフェノールなど、通常用いられるものを用いることができる。また、重合反応後は、例えば、スチームストリッピング法などによって未反応の単量体を除去した後、ラテックスのpHを調整し、常法の凍結凝固、水洗及び熱風乾燥などの方法により、重合体を単離することができる。
[[ETA抽出量]]
本実施形態のゴム組成物においては、必要に応じて、クロロプレンゴムのJIS K 6229で規定されるエタノール/トルエン共沸混合物の抽出量(ETA抽出量)を3.0〜9.0質量%の範囲とすることができる。これにより、難燃性の効果を一層高めることが可能となる。クロロプレンゴムのETA抽出量を3.0質量%以上とすることで、得られるクロロプレンゴム組成物の加硫物の機械的強度を更に向上させることができる。また、ETA抽出量を9.0質量%以下とすることで、得られるクロロプレンゴム組成物の難燃性改良の効果を更に向上させ、該組成物を加硫物や成形品としたときの難燃性の向上効果を更に向上させることができる。
ETA抽出量(質量%)は、裁断したクロロプレンゴムを、コンデンサー付属のナス形フラスコに入れてETA(エタノール70容とトルエン30容の混合液)で抽出を行い、ETA抽出分と抽出前のクロロプレンゴムの重量比から算出することができる。ETA抽出分に含まれる成分としては、例えばロジン酸類や脂肪酸類、遊離硫黄や遊離可塑化剤等がある。
ETA抽出量は、ETA抽出前のクロロプレンゴムの質量(A)を測定し、ETA抽出液を乾燥させて得た固形分の質量(B)を測定し、A/B×100で算出する。ETA抽出量は、乳化重合時に添加する化合物の添加量や、クロロプレンゴムの重合率などを変えることによって適宜調整することができる。
[ハイドロタルサイト類化合物]
ハイドロタルサイト類化合物は、後述する特定の水酸化アルミニウムとの相乗効果により、ゴム組成物の難燃性を向上させる機能を発揮する。ただし、ハイドロタルサイト類化合物のBET比表面積が3m/g未満の場合、加硫物や成形品としたときに目的とする機械的強度が得られないことがある。また、BET比表面積が50m/gを超えるハイドロタルサイト類化合物を使用すると、未加硫コンパウンドのライフが短くなり、スコーチによって加硫物に資することができなくなる場合がある。そこで、本実施形態では、BET比表面積が3〜50m/gであるハイドロタルサイト類化合物を用いる。
なお、前述したBET比表面積は、JIS Z8830に規定される1点法により測定された値である。BET法とは、粉体粒子の表面上に占有面積の分かった分子(通常、Nガス)を吸着させ、その吸着量から試料粉体の比表面積を求める方法である。
また、ハイドロタルサイト類化合物は、化学構造式(1)で表されるものを用いることで難燃性向上効果を一層高めることができる。
Al(OH)CO・mHO (1)
ここで、式中、MはMgあるいはZnの少なくとも一種からなる2価金属イオンを、xは3〜7、yは1〜3、zは7〜20、mは2〜7の範囲からなる係数値である。
さらに、ハイドロタルサイト類化合物の配合量が、クロロプレンゴム100質量部あたり4質量部未満の場合、ゴム組成物の難燃性が向上しないか、未加硫コンパウンドが焼けて加硫成形できなくなることがあり、また、16質量部を超えて配合すると、加硫阻害などを生じて加硫物の機械的強度が低下する傾向にある。よって、本実施形態のゴム組成物では、BET比表面積が3〜50m/gの範囲の特定のハイドロタルサイト類化合物を、クロロプレンゴム100質量部あたり4〜16質量部配合する。
[水酸化アルミニウム]
水酸化アルミニウムは、前述したハイドロタルサイト類化合物との相乗効果により、ゴム組成物の難燃性を向上させる効果がある。ただし、水酸化アルミニウムの中心粒子径が0.5μm未満の場合、分散不良により難燃性の向上効果が低下したり、コンパウンドの加工性が悪化してしまうことがある。また、中心粒子径が5μmを超える水酸化アルミニウムを使用した場合にも、分散不良により難燃性の向上効果が低下するとともにコンパウンド表面の平滑性を喪失し成形不良となる場合がある。
なお、前述した中心粒子径は、JIS Z 8825記載のレーザー回折法によって得られたメディアン径、すなわち、測定された粒度分布における積算値が50%となる粒子径を意味する。
また、水酸化アルミニウムの配合量が、クロロプレンゴム100質量部あたり10質量部未満の場合、ゴム組成物の難燃性を向上させる効果が不十分となる場合があり、また80質量部を超えて配合すると、加硫物の機械的強度の低下が顕著となる場合がある。よって、本実施形態のゴム組成物では、中心粒子径0.5〜5μmの範囲の水酸化アルミニウムを、クロロプレンゴム100質量部あたり10〜80質量部配合する。
[含臭素有機化合物]
本実施形態のゴム組成物は、必要に応じて、含臭素有機化合物を配合することができ、これによりクロロプレンゴムの難燃性を一層向上させることができる。含臭素有機化合物は、臭素含有量60〜85%であることが好ましい。臭素含有量が60%以上の含臭素有機化合物を用いることで、難燃性を更に向上させることができ、臭素含有量が85%の含臭素有機化合物を用いることで、機械的強度を更に向上させることができる。
そして、含臭素有機化合物を、クロロプレンゴム100質量部あたり2〜16質量部の範囲で配合することが好ましい。なお、含臭素有機化合物の配合量を、クロロプレンゴム100質量部あたり2質量部以上とすることで、クロロプレンゴムの難燃性を更に向上させることができる。また、含臭素有機化合物の配合量を、クロロプレンゴム100質量部あたり16質量部以下とすることで、機械的強度を更に向上させることができる。
ここで、含臭素有機化合物としては、エチレンビス(ペンタブロモフェニル)、ヘキサブロモベンゼン、テトラブロモビスフェノールS、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート、トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェート、ビス(3,5−ジブロモ−4−ジブロモプロピルオキシフェニル)スルホン、テトラブロモシクロオクタン、テトラブロモ無水フタル酸、デカブロモジフェニルエーテル、テトラブロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールAビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル、テトラブロモビスフェノールAエポキシオリゴマー、テトラブロモビスフェノールAカーボネートオリゴマー、テトラブロモビスフェノールAビス(ジブロモプロピルエーテル)、テトラブロモビスフェノールAビス(アリルエーテル)、1,2−ビス(2,4,6−トリブロモフェノキシ)エタン、2,4,6−トリス(2,4,6−トリブロモフェノキシ)1,3,5−トリアジン、エチレンビステトラブロモフタルイミド、臭素化ポリスチレン、ポリ臭素化スチレン、ペンタブロモトルエン、ヘキサブロモシクロドデカン、臭素化シクロアルカン、等が挙げられる。なお、これらは2種類以上併用することもできる。
[その他の成分]
更に、本実施形態のゴム組成物には、難燃性や機械的強度などが損なわれない範囲で、通常ゴム工業界で用いられる各種ポリマーや配合薬品、例えばクロロプレンゴム以外のエラストマー成分や充填剤、加硫剤、加硫促進剤、スコーチ防止剤、加工助剤などを配合することができる。
なお、本実施形態のゴム組成物は、通常のゴム組成物と同様の方法で製造することができる。具体的には、クロロプレンゴム、ハイドロタルサイト、水酸化アルミニウム及びその他の成分を、ニーダー、バンバリー又はロールなどの混練り機によって、加硫温度以下の温度で混練することにより得られる。
以上詳述したように、本実施形態のゴム組成物は、クロロプレンゴムに対し特定のハイドロタルサイト類化合物と共に、特定の水酸化アルミニウムを、特定量配合しているため、機械的強度を低下させることなく、加硫物の難燃性を飛躍的に向上させることができる。
<加硫物>
本実施形態の加硫物は、前述したゴム組成物を、目的に応じた形状に成形加工して加硫したものである。その際、ゴム組成物の加硫方法は、特に限定されるものではなく、成形中又は成形後に、例えばプレス加硫、インジェクション加硫、直接釜加硫、間接釜加硫、直接蒸気連続加硫、常圧連続加硫又は連続加硫プレスなどの加硫方法により、加硫すればよい。
また、加硫温度及び加硫時間などの加硫条件も、特に限定されるものではなく、適宜設定することができるが、生産性及び加工安全性の観点から、加硫温度は130〜200℃とすることが好ましく、140〜190℃とすることがより好ましい。
ここで、「加工安全性」とは、スコーチタイムにより評価される加工特性であり、不良発生率に大きく影響する。具体的には、スコーチタイムが短いと、高温での成形中に未加硫ゴム成分が加硫されて成形不良が発生する頻度が高くなる。
本実施形態の加硫物は、前述したゴム組成物を用いているため、機械的強度を良好に保ったまま、従来のクロロプレンゴムを用いた加硫物に比べて、難燃性を大幅に向上させることができる。このため、本実施形態の加硫物は、難燃要求のある建築物や構築物、船舶、鉄道、炭鉱、自動車分野等のゴム部品などのように、高い難燃性が要求される成形品にも、好適に用いることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は、本発明の代表的な実施例の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
本実施例においては、クロロプレンゴムを所定の方法で製造し、該ゴム成分を含む各種成分を表1及び表2に示す組成で配合した後、8インチロールを用いて混練して、実施例及び比較例のゴム組成物を作製した。そして、実施例及び比較例の各ゴム組成物を加硫して、その性能を評価した。以下、詳細を示す。
<クロロプレンゴム(A)の製造>
内容積30リットルの反応器を用い、窒素気流下で、水120質量部、不均化トールロジン酸カリウム(ハリマ化成グループ株式会社製、以下同様)3.8質量部、β―ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩(デモールNL:花王株式会社製、以下同様)0.5質量部、その他添加剤として水酸化ナトリウム0.8質量部、亜硫酸ナトリウム0.3質量部を仕込み、溶解後、攪拌しながらクロロプレン単量体100質量部とn−ドデシルメルカプタン0.10質量部を加えた。そして、過硫酸カリウム0.1質量部を触媒として用いて、窒素雰囲気下40℃で重合させ、最終重合率が70%に達したところでフェノチアジンの乳濁液を加え重合を停止し、減圧下で未反応単量体を除去した。引き続き、希酢酸を用いてクロロプレンラテックスのpHを7.0に調整し、次いで、常法の凍結凝固乾燥により、クロロプレン重合体を得た。得られたクロロプレン重合体を、ゴムシートに成形して、クロロプレンゴム(A)を製造した。
<クロロプレンゴム(B)の製造>
内容積30リットルの反応器を用い、窒素気流下で、水120質量部、不均化トールロジン酸カリウム9.5質量部、β―ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩(デモールNL)1.0質量部、その他添加剤として水酸化ナトリウム1.0質量部、亜硫酸ナトリウム0.3質量部を仕込み、溶解後、攪拌しながらクロロプレン単量体100質量部とn−ドデシルメルカプタン0.10質量部を加えた。そして、過硫酸カリウム0.05質量部を触媒として用いて、窒素雰囲気下40℃で重合させ、最終重合率が85%に達したところでフェノチアジンの乳濁液を加え重合を停止し、減圧下で未反応単量体を除去した。引き続き、希酢酸を用いてクロロプレンラテックスのpHを7.0に調整し、次いで、常法の凍結凝固乾燥により、クロロプレン重合体を得た。得られたクロロプレン重合体を、ゴムシートに成形して、クロロプレンゴム(B)を製造した。
<クロロプレンゴム(C)の製造>
内容積30リットルの反応器を用い、窒素気流下で、水120質量部、不均化トールロジン酸カリウム1.2質量部、β―ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩(デモールNL)0.2質量部、その他添加剤として水酸化ナトリウム0.3質量部、亜硫酸ナトリウム0.3質量部を仕込み、溶解後、攪拌しながらクロロプレン単量体100質量部とn−ドデシルメルカプタン0.10質量部を加えた。そして、過硫酸カリウム0.3質量部を触媒として用いて、窒素雰囲気下40℃で重合させ、最終重合率が63%に達したところでフェノチアジンの乳濁液を加え重合を停止し、減圧下で未反応単量体を除去した。引き続き、希酢酸を用いてクロロプレンラテックスのpHを7.0に調整し、次いで、常法の凍結凝固乾燥により、クロロプレン重合体を得た。得られたクロロプレン重合体を、ゴムシートに成形して、クロロプレンゴム(C)を製造した。
<ETA抽出量の測定>
得られた各クロロプレンゴム6gを2mm角に裁断し、コンデンサーを付けたナス形フラスコに入れ、ETAで非ゴム成分を抽出した。ETA抽出量(質量%)はETA抽出分とクロロプレンゴムの重量比から算出し、クロロプレンゴム(A)は5.1質量%、クロロプレンゴム(B)は9.3質量%、クロロプレンゴム(C)は2.8質量%、であった。
なお、表1及び表2に示す各配合成分は、以下の通りである。
・クロロプレンゴム(A)(ETA抽出率:5.1質量%)
・クロロプレンゴム(B)(ETA抽出率:9.3質量%)
・クロロプレンゴム(C)(ETA抽出率:2.8質量%)
・カーボンブラックSRF(旭カーボン株式会社製 旭#50)
・ステアリン酸(新日本理化株式会社製 ステアリン酸50S)
・アミン系老化防止剤(大内新興化学工業株式会社製 ノクラックPA:N-フェニル-1-ナフチルアミン)
・酸化マグネシウム#150(協和化学工業株式会社製 キョーワマグ150)
・ハイドロタルサイト(A)(協和化学工業株式会社製 DHT−4A Mg4.5Al2(OH)13CO・3.5HO(BET比表面積:10m/g))
・ハイドロタルサイト(B)(協和化学工業株式会社製 アルカマックSH MgAl2(OH)16CO・4HO(BET比表面積:102m/g))
・水酸化アルミニウム(A)(昭和電工株式会社製 ハイジライトH−42M(中心粒子径:1.0μm))
・水酸化アルミニウム(B)(昭和電工株式会社製 ハイジライトH−21(中心粒子径:27μm))
・含臭素有機化合物(A)(エチレンビス(ペンタブロモフェニル)、臭素含有量:82%)
・含臭素有機化合物(B)(ヘキサブロモベンゼン、臭素含有量:87%)
・含臭素有機化合物(C)(テトラブロモビスフェノールS、臭素含有量:56%)
・チオウレア系加硫促進剤(川口化学工業株式会社製 アクセル22S:エチレンチオ尿素)
・酸化亜鉛(堺化学工業株式会社製 酸化亜鉛2種)
<評価サンプルの作製>
前述の方法で作製したクロロプレンゴムを用いて、表1、表2記載の実施例1〜12及び比較例1〜7の配合で、8インチロールを用いて混合し、160℃で20分間プレス架橋して評価用の試験片を作製した。
<評価>
前記で作製した試験片を用いて、「引張強度(TB)、破断伸び(EB)」、「硬度(HS)」、「加工性」及び「酸素指数」について評価した。
「引張強度(TB)、破断伸び(EB)」は、JIS K6251に準拠して測定を行った。また「硬度(HS)」は、JIS K6253に準拠し、デュロメータ硬さ計を用いて測定を行った。更に、「酸素指数」は、JIS K6269に準拠して測定した。ここで、酸素指数の数値が高いほど、難燃性が高いことを意味する。
一方、「加工性」の評価では、作製したクロロプレンゴム組成物について、ロール加工性及び添加剤の分散性から複合的に評価した。ロール加工性については、ロール作業性に問題がなかった場合には○、コンパウンドの収縮等で作業に支障が生じた場合には×と評定した。添加剤分散性については、1mmに薄通ししたコンパウンドを肉眼で確認し、未溶解成分や異物あるいは凝集塊等が認められない場合には○、認められた場合には×と評定した。
<結果>
結果を、下記の表1及び表2に示す。
Figure 2017221881
Figure 2017221881
<考察>
表1に示す実施例1〜12のクロロプレンゴム組成物を加硫した試験片は、表2に示す比較例1〜7のクロロプレンゴム組成物を加硫した試験片と比較して、引張特性(引張強度(TB)、破断伸び(EB))等の機械的強度を良好に維持しつつ、難燃性も優れた結果であった。
比較例を詳細に考察すると、ハイドロタルサイト類化合物や水酸化アルミニウム等の難燃剤を含有しない比較例1は、機械的強度は良好であるが、難燃性が非常に低い結果であった。クロロプレンゴム100質量部に対する、ハイドロタルサイト類化合物の配合量が4質量部未満の比較例2は、未加硫コンパウンドが焼けて加硫成形できず、難燃性評価も行うことができなかった。クロロプレンゴム100質量部に対する、ハイドロタルサイト類化合物の配合量が16質量部を超える比較例3は、難燃性は良好であったが、機械的強度が非常に低い結果であった。
クロロプレンゴム100質量部に対する、水酸化アルミニウムの配合量が10質量部未満の比較例4は、機械的強度は良好であるが、難燃性が非常に低い結果であった。クロロプレンゴム100質量部に対する、水酸化アルミニウムの配合量が80質量部を超える比較例5は、難燃性は良好であったが、機械的強度が非常に低い結果であった。
BET比表面積が3〜50m/gの範囲外のハイドロタルサイト類化合物を用いた比較例6は、未加硫コンパウンドのライフが短く、スコーチによって加硫物に資することができなかった。
中心粒子径0.5〜5μmの範囲外の水酸化アルミニウムを用いた比較例7は、分散不良により、難燃性が非常に低い結果であった。
実施例を詳細に考察すると、臭素含有量60〜85%の含臭素有機化合物を、クロロプレンゴム100質量部あたり2〜16質量部の範囲で配合した実施例7は、含臭素有機化合物を配合しない実施例6に比べて、難燃性が向上していた。臭素含有量60〜85%の含臭素有機化合物を配合していても、クロロプレンゴム100質量部あたり16質量部を超えて配合した実施例8は、2〜16質量部の範囲で配合した実施例7に比べて、難燃性は高かったが、機械的強度が若干低い結果であった。
臭素含有量が85%を超える含臭素有機化合物を配合した実施例9は、臭素含有量60〜85%の含臭素有機化合物を配合した実施例7に比べて、難燃性は同等であったが、機械的強度が若干低い結果であった。臭素含有量が60%未満の含臭素有機化合物を配合した実施例10は、臭素含有量60〜85%の含臭素有機化合物を配合した実施例7に比べて、機械的強度は同等であったが、難燃性が若干低い結果であった。
ETA抽出量が9.0質量%を超えるクロロプレンゴム(B)を用いた実施例11は、ETA抽出量が3.0〜9.0質量%の範囲のクロロプレンゴム(A)を用いた実施例7に比べて、機械的強度は同等であったが、難燃性が若干低い結果であった。ETA抽出量が3.0質量%未満のクロロプレンゴム(C)を用いた実施例11は、ETA抽出量が3.0〜9.0質量%の範囲のクロロプレンゴム(A)を用いた実施例7に比べて、難燃性は同等であったが、機械的強度が若干低い結果であった。
<用途検討>
実施例1〜12のゴム組成物を用いて、建築物、構築物、船舶、鉄道、炭鉱、自動車分野等に用いることができるゴム部品を製造したところ、機械的強度が低下することなく難燃性に優れていた。

Claims (5)

  1. クロロプレンゴム100質量部に対して、
    (a)下記化学式(1)で表され、JIS Z8830に規定される1点法により測定したBET比表面積が3〜50m/gであるハイドロタルサイト類化合物
    Al(OH)CO・mHO (1)
    (式中、MはMgあるいはZnの少なくとも一種からなる2価金属イオンを、xは3〜7、yは1〜3、zは7〜20、mは2〜7の範囲からなる係数値を示す)を4〜16質量部と、
    (b)JIS Z 8825記載のレーザー回折法によって得られる中心粒子径0.5〜5.0μmの水酸化アルミニウムを10〜80質量部と、
    を含有する難燃ゴム組成物。
  2. 前記クロロプレンゴムは、JIS K 6229で規定されるエタノール/トルエン共沸混合物の抽出量が3.0〜9.0質量%であることを特徴とする請求項1に記載の難燃ゴム組成物。
  3. 臭素含有量60〜85%の含臭素有機化合物を、前記クロロプレンゴム100質量部あたり2〜16質量部含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の難燃ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴム組成物の加硫物。
  5. 請求項4に記載の加硫物からなる成形品。
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