JPWO2017141319A1 - 筐体 - Google Patents

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Abstract

ケース(101)は、カバー(102)の一部に引っ掛けられるフック(110)を有する。カバーは、引っ掛けられたフックを外すための棒材が挿入される筒状の挿入部(120)を有する。挿入部は、傾斜部(121)と、フックが引っ掛けられる受け部(122)とを有する。棒材が挿入部に挿入されて、棒材の先端が傾斜部とフックとの隙間(129)に入れられて、棒材が傾斜部に向けて傾けられると、フックが受け部から外れる。

Description

本発明は、電子機器などの物が収められる筐体に関するものである。
電子機器の端子台周辺において、各種規格および安全性を満足させる為に保護用のカバーを必要とするものが多い。
そのカバーは、容易に着脱されてはならず、使用者によって何らかの工具を使って意図的に着脱させる必要がある。
カバーがビスおよびナットなどの部品を使ってケースに固定される場合、それらの部品を必要とする為、コストが高くなる。
そこで、コストを抑えるため、ビスおよびナットなどの部品の代わりに、可撓性のフックを使ってカバーを固定するものも存在する。
特許文献1から特許文献3には、マイナスドライバーのような工具を使って可撓性のフックを変形させることによってカバーを取り外すための構造が開示されている。
しかし、これらの構造では、工具を操作する範囲が分かりづらいため、カバーの取り外しが容易でない可能性がある。
また、フックが変形する範囲を制限するための構造が存在しない為、フックが必要以上に変形して破損する可能性がある。
実開昭63−29840号公報 特開2009−266480号公報 特開昭59−90372号公報
本発明は、ケースにカバーを固定するフックを外す際に、フックを破損しないようにすることを目的とする。
本発明の筐体は、
物が収められるケースと、
前記ケースに取り付けられるカバーとを備え、
前記ケースは、
前記カバーの一部に引っ掛けられるフックを有し、
前記カバーは、
引っ掛けられたフックを外すための棒材が挿入される筒状の挿入部を有し、
前記挿入部は、
斜めに形成されて筒状の一部を構成する傾斜部と、
前記傾斜部から筒状の内部に向けて突き出た部分であって前記フックが引っ掛かる部分である受け部とを有する。
本発明によれば、フックを外すための棒材を操作する範囲が傾斜部によって制限されるため、フックが棒材によって変形される範囲が制限される。これにより、フックの破損を防ぐことができる。
実施の形態1における筐体100の構成図。 実施の形態1における固定部109の側断面図。 実施の形態1における固定部109の動作を示す図。 実施の形態1における固定部109の動作を示す図。 実施の形態2における固定部109の側断面図。 実施の形態2における固定部109の動作を示す図。 実施の形態2における固定部109の動作を示す図。 実施の形態3における固定部109の側断面図。 実施の形態3における固定部109の動作を示す図。 実施の形態3における固定部109の動作を示す図。 実施の形態4における固定部109の側断面図。 実施の形態4における固定部109の動作を示す図。 実施の形態4における固定部109の動作を示す図。
実施の形態1.
電子機器などが収められる筐体100について、図1から図4に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1および図2に基づいて、筐体100の構成について説明する。
図1において、筐体100は、物が収められるケース101と、ケース101に取り付けられるカバー102とを備える。具体的には、ケース101は電子機器を収めるためのケースであり、カバー102は電子機器の端子を保護するためのカバーである。
カバー102がケース101の前側に取り付けられると、破線の楕円で囲った部分で、カバー102がケース101に固定される。
破線の楕円で囲った部分を固定部109と呼び、固定部109の構造について、以降で説明する。
図2に、ケース101がカバー102に取り付けられたときの固定部109の側断面を示す。
ケース101は、カバー102の一部に引っ掛けられるフック110を有する。フック110は可撓性を持つ。つまり、フック110は、たわませることが可能である。
カバー102は、引っ掛けられたフックを外すための棒材が挿入される挿入部120を有する。具体的な棒材は、マイナスドライバーのような工具である。
挿入部120は、傾斜部121と受け部122とで構成される。
傾斜部121は、斜めに形成された部分である。
受け部122は、傾斜部121から筒状の内部に向けて突き出た部分であって、フック110が引っ掛かる部分である。
フック110は、爪部111と胴部112とを有する。フック110の形状は鉤状である。
爪部111は、受け部122に引っ掛けられる部分である。
胴部112は、爪部111に繋がった部分である。具体的には、胴部112の先端の部分に爪部111が設けられている。
受け部122は、フック110の爪部111が引っ掛けられた場合に傾斜部121に繋がる根元の部分とフック110の爪部111との間に棒材の先端が入る隙間129が生じる程度の長さを有する。
さらに、カバー102は、ケース101が設けられる方に向けて突き出た抑止リブ123を有する。抑止リブ123の形状は板状である。
抑止リブ123は、フック110の爪部111が受け部122から外れる程度にフック110の胴部112が傾けられた場合にフック110の先端が当たる箇所に設けられている。具体的には、抑止リブ123は、爪部111が当たる箇所に設けられている。爪部111は胴部112の先端に位置する。
***動作の説明***
図3および図4に基づいて、ケース101がカバー102から取り外されるときの固定部109の動作について説明する。
図3において、棒材103が挿入部120に挿入されて、棒材103の先端が隙間129に入れられる。そして、棒材103が傾斜部121に向けて傾けられると、固定部109は図4の状態になる。
図4において、棒材103が傾斜部121に向けて傾けられると、棒材103の先端で爪部111が押し下げられる。
このとき、フック110は、胴部112がたわんで、胴部112が傾いて、爪部111が受け部122から外れる。
この状態でケース101をカバー102から引き離すと、ケース101をカバー102から取り外すことができる。
また、爪部111が受け部122から外れる程度に胴部112が傾けられた場合、爪部111が抑止リブ123に当たる。具体的には、棒材103が傾斜部121の入口側の端部に当たる程度に傾けられて胴部112が傾いた場合に、爪部111が抑止リブ123に当たる。
そのため、胴部112がたわむ範囲は制限される。具体的には、フック110が胴部112の根元で曲げられる角度が制限される。
これにより、フック110の破損を防ぐことができる。具体的には、フック110が胴部112の根元で折れてしまうことを防ぐことができる。
***実施の形態1の効果***
棒材103を使用した着脱操作を行う際のガイドとして傾斜部121が設けられることにより、棒材103の操作範囲を明確にすることが可能となる。
可撓性を有するフック110の動きを制限する抑止リブ123が設けられることにより、フック110の破損を防止することが可能となる。
抑止リブ123は、棒材103を工具として用いた作業によってフック110が破損してしまわないようにするために設けられているが、他の何らかの外力が加わった際にも抑止力を発揮する。
***他の構成***
棒材103が傾けられる範囲は傾斜部121によって制限される。その結果、フック110の根元がたわむ範囲も制限される。そのため、フック110の破損を防ぐ目的で、カバー102に抑止リブ123を設けなくてもよい。つまり、抑止リブ123はフック110の一部が当たる箇所に設けなくてもよい。
実施の形態2.
カバー102の取り外しを容易にするための構造をフック110に設ける形態について、図5から図7に基づいて説明する。但し、実施の形態1と重複する説明は省略または簡略する。
***構成の説明***
図5に、ケース101がカバー102に取り付けられたときの固定部109の側断面を示す。
フック110は、爪部111と胴部112との他に、突起部113を有する。
突起部113は、胴部112から突き出た部分であって、胴部112が傾けられた場合に受け部122に当たる部分である。
その他の構造は、実施の形態1と同じである。
***動作の説明***
図6および図7に基づいて、ケース101がカバー102から取り外されるときの固定部109の動作について説明する。
図6において、棒材103が挿入部120に挿入されて、棒材103の先端が隙間129に入れられる。そして、棒材103が傾斜部121に向けて傾けられると、固定部109は図7の状態になる。
図7において、棒材103が傾斜部121に向けて傾けられると、棒材103の先端で爪部111が押し下げられる。
このとき、フック110は、胴部112がたわんで、胴部112が傾いて、爪部111が受け部122から外れる。
また、爪部111が受け部122から外れる際に突起部113の先端が受け部122の背面に当たり、突起部113が受け部122を押し出す。これにより、カバー102をケース101から取り外すことが容易になる。
***実施の形態2の効果***
実施の形態1と同じ効果の他に、以下のような効果を奏することができる。
ケース101に設けられたフック110がカバー102に設けられた受け部122から外れる際に、フック110の突起部113が受け部122を押し出す。これにより、カバー102をケース101から取り外すことが容易になる。
実施の形態3.
フック130をカバー102に設ける形態について、図8から図10に基づいて説明する。但し、実施の形態1と重複する説明は省略または簡略する。
***構成の説明***
図8に、カバー102がケース101に取り付けられたときの固定部109の側断面を示す。
カバー102は、ケース101の一部に引っ掛けられるフック130を有する。フック130は可撓性を持つ。つまり、フック130は、たわませることが可能である。
また、カバー102は、ケース101の一部に引っ掛けられたフック130を外すための棒材が挿入される挿入部139を有する。
ケース101は、傾斜部140と受け部141とを有する。
傾斜部140は、斜めに形成されて挿入部139に対応する箇所に設けられる。
受け部141は、傾斜部140の奥側に位置してフック130が引っ掛かる部分である。
フック130は、鉤状の部材であり、爪部131と胴部132とを有する。
爪部131は、受け部141に引っ掛けられる部分である。
胴部132は、爪部131に繋がった部分である。具体的には、胴部132の先端の部分に爪部131が設けられている。
爪部131は、受け部141に先端が引っ掛けられた場合に胴部132と受け部141との間に棒材の先端が入る隙間149が生じる程度の高さを有する。
さらに、カバー102は、ケース101が設けられる方に向けて突き出た抑止リブ134を有する。
抑止リブ134は、板状の部材であり、爪部131が受け部141から外れる程度に胴部132が傾けられた場合にフック130の一部が当たる箇所に設けられている。具体的には、抑止リブ134は、胴部132が当たる箇所に設けられている。
***動作の説明***
図9および図10に基づいて、ケース101がカバー102から取り外されるときの固定部109の動作について説明する。
図9において、棒材103が挿入部139に挿入されて、棒材103の先端が隙間149に入れられる。そして、棒材103が傾斜部140に向けて傾けられると、固定部109は図10の状態になる。
図10において、棒材103が傾斜部140に向けて傾けられると、棒材103の先端で胴部132が押し下げられる。
このとき、フック110は、胴部132がたわんで、胴部132が傾いて、爪部131が受け部141から外れる。
この状態でケース101をカバー102から引き離すと、ケース101をカバー102から取り外すことができる。
また、爪部131が受け部141から外れる程度に胴部132が傾けられた場合、胴部132の背面が抑止リブ134の先端に当たる。具体的には、棒材103が傾斜部140の入口側の端部に当たる程度に傾けられて胴部132が傾いた場合に、胴部132の背面が抑止リブ134の先端に当たる。
そのため、胴部132がたわむ範囲は制限される。具体的には、フック130が胴部132の根元で曲げられる角度が制限される。
これにより、フック130の破損を防ぐことができる。具体的には、フック130が胴部132の根元で折れてしまうことを防ぐことができる。
***実施の形態3の効果***
棒材103を使用した着脱操作を行う際のガイドとして傾斜部140が設けられることにより、棒材103の操作範囲を明確にすることが可能となる。
可撓性を有するフック130の動きを制限する抑止リブ134が設けられることにより、フック130の破損を防止することが可能となる。
***他の構成***
抑止リブ134がカバー102から突き出る長さを長くしてよい。つまり、胴部132が傾けられた場合に爪部131が抑止リブ134に当たるようにしてもよい。
棒材103が傾けられる範囲は傾斜部140によって制限される。その結果、フック130の根元がたわむ範囲も制限される。そのため、フック130の破損を防ぐ目的で、カバー102に抑止リブ134を設けなくてもよい。つまり、抑止リブ134はフック130の一部が当たる箇所に設けなくてもよい。
実施の形態4.
フック130がカム構造を有する形態について、図11から図13に基づいて説明する。但し、実施の形態3と重複する説明は省略または簡略する。
***構成の説明***
図11に、ケース101がカバー102に取り付けられたときの固定部109の側断面を示す。
カバー102は、ケース101の受け部141に引っ掛けられるフック130を有する。
フック130は、爪部131と胴部132とを有する。
爪部131は、受け部141の先端に引っ掛けられる。
胴部132は、受け部141が配置される方に盛り上がった隆起部133を有して、直進カムの形状を成す。
隆起部133は、受け部141の側面に向けて盛り上がっている。
***動作の説明***
図12および図13に基づいて、ケース101がカバー102から取り外されるときの固定部109の動作について説明する。
図12において、棒材103が挿入部139に挿入される。そして、棒材103が押し込まれると、固定部109は図13の状態になる。
図13において、棒材103が挿入部139から奥に押し込まれると、棒材103の先端が受け部141の側面と隆起部133との間に入る。
このとき、フック130は、胴部132がたわんで、胴部132が受け部141の側面から離れる方に傾いて、爪部131が受け部141の先端から外れる。
また、爪部131が受け部141の先端から外れる程度に胴部132が傾けられた場合、胴部132の背面が抑止リブ134の先端に当たる。具体的には、棒材103が傾斜部140の奥側の端部およびフック130の根元に向けて押し込まれた場合に、胴部132の背面が抑止リブ134の先端に当たる。
そのため、胴部132の根元がたわむ範囲が制限される。具体的には、フック130が胴部132の根元で曲げられる角度が制限される。
これにより、フック130の破損を防ぐことができる。具体的には、フック130が胴部132の根元で折れてしまうことを防ぐことができる。
***実施の形態4の構成***
棒材103を傾ける操作をしなくても棒材103を押し込む操作をすれば、フック130を受け部141から外すことができる。
可撓性を有するフック130の動きを制限する抑止リブ134が設けられることにより、フック130の破損を防止することが可能となる。
***他の構成***
抑止リブ134がカバー102から突き出る長さを長くしてよい。つまり、胴部132が傾けられた場合に爪部131が抑止リブ134に当たるようにしてもよい。
棒材103は傾斜部140の奥側の端部とフック130の根元との間に挟まるところよりも奥には挿入されない。そのため、フック130の破損を防ぐ目的で、カバー102に抑止リブ134を設けなくてもよい。つまり、抑止リブ134はフック130の一部が当たる箇所に設けなくてもよい。
***実施の形態の補足***
各実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。各実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。
100 筐体、101 ケース、102 カバー、103 棒材、109 固定部、110 フック、111 爪部、112 胴部、113 突起部、120 挿入部、121 傾斜部、122 受け部、123 抑止リブ、129 隙間、130 フック、131 爪部、132 胴部、133 隆起部、134 抑止リブ、139 挿入部、140 傾斜部、141 受け部、149 隙間。

Claims (13)

  1. 物が収められるケースと、
    前記ケースに取り付けられるカバーとを備え、
    前記ケースは、
    前記カバーの一部に引っ掛けられるフックを有し、
    前記カバーは、
    引っ掛けられたフックを外すための棒材が挿入される筒状の挿入部を有し、
    前記挿入部は、
    斜めに形成されて筒状の一部を構成する傾斜部と、
    前記傾斜部から筒状の内部に向けて突き出た部分であって前記フックが引っ掛かる部分である受け部と
    を有する筐体。
  2. 前記受け部は、前記フックが引っ掛けられた場合に前記傾斜部に繋がる根元の部分と前記フックのうちの引っ掛けられた部分との間に前記棒材の先端が入る隙間が生じる程度の長さを有する
    請求項1に記載の筐体。
  3. 前記棒材が前記挿入部に挿入されて、前記棒材の先端が前記隙間に入れられて、前記棒材が前記傾斜部に向けて傾けられると、前記フックが前記受け部から外れる
    請求項2に記載の筐体。
  4. 前記カバーは、
    前記ケースが設けられる方に向けて突き出たリブであって前記フックが前記受け部から外れる程度に前記フックが傾けられた場合に前記フックが当たる箇所に設けられたリブである抑止リブを有する
    請求項3に記載の筐体。
  5. 前記フックは、
    前記受け部に引っ掛けられる爪部と、
    前記爪部に繋がった胴部と、
    前記胴部から突き出た部分であって前記胴部が傾けられた場合に前記受け部に当たる部分である突起部と
    を有する請求項3に記載の筐体。
  6. 前記カバーは、
    前記ケースが設けられる方に向けて突き出たリブであって前記爪部が前記受け部から外れる程度に前記胴部が傾けられた場合に前記フックの一部が当たる箇所に設けられたリブである抑止リブを有する
    請求項5に記載の筐体。
  7. 物が収められるケースと、
    前記ケースに取り付けられるカバーとを備え、
    前記カバーは、
    前記ケースの一部に引っ掛けられるフックと、
    前記ケースの一部に引っ掛けられたフックを外すための棒材が挿入される挿入部とを有し、
    前記ケースは、
    斜めに形成されて前記挿入部に対応する箇所に設けられる傾斜部と、
    前記フックが引っ掛かる部分である受け部と
    を有する筐体。
  8. 前記フックは、
    前記受け部に引っ掛けられる爪部と、
    前記爪部に繋がった胴部とを有し、
    前記爪部は、前記受け部に先端が引っ掛けられた場合に前記胴部と前記受け部との間に前記棒材の先端が入る隙間が生じる程度の高さを有する
    請求項7に記載の筐体。
  9. 前記棒材が前記挿入部に挿入されて、前記棒材の先端が前記隙間に入れられて、前記棒材が前記傾斜部に向けて傾けられると、前記爪部が前記受け部から外れる
    請求項8に記載の筐体。
  10. 前記カバーは、
    前記ケースが設けられる方に向けて突き出たリブであって前記爪部が前記受け部から外れる程度に前記胴部が傾けられた場合に前記フックの一部が当たる箇所に設けられたリブである抑止リブを有する
    請求項9に記載の筐体。
  11. 前記フックは、
    前記受け部に引っ掛けられる爪部と、
    前記爪部に繋がった胴部とを有し、
    前記胴部は、
    前記受け部が配置される方に盛り上がった隆起部を有して、直進カムの形状を成す
    請求項7に記載の筐体。
  12. 前記棒材が前記挿入部に挿入されて押し込まれると、前記棒材の先端が前記受け部と前記隆起部との間に入って、前記胴部が前記受け部から離れる方に傾いて、前記爪部が前記受け部から外れる
    請求項11に記載の筐体。
  13. 前記カバーは、
    前記ケースが設けられる方に向けて突き出たリブであって前記爪部が前記受け部から外れる程度に前記胴部が傾けられた場合に前記フックの一部が当たる箇所に設けられたリブである抑止リブを有する
    請求項12に記載の筐体。
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