JP5537127B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体に着脱可能に装着されるカバー体を備えたインバータ装置に関する。
電機機器においては、その筐体に設けられた例えば電源側端子、負荷側端子を覆うカバー体を該筐体に装着して、充電部たる端子の露出を防止して不要な接触感電事故を防止している。
このようなカバー体を前記筐体に装着する構造としては、該カバー体に係合溝穴が形成され、前記筐体に係合爪部が形成されていて、該カバー体を該筐体にスライドさせながら押し込むことにより、該筐体の係合爪部に、前記スライドの方向に対して略直角となる方向から該カバー体の係合溝穴の縁部が係合するようにした構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、該カバー体の係合溝穴に対応する部分は、段差部(凹段部)が形成され、該カバー体を該筐体から外す際には、この段差部にマイナスドライバーなどの工具を差し込んで該カバー体の係合溝穴を撓ませることにより、該カバー体の係合溝穴と該筐体の係合爪部との係合が釈放され、該カバー体は、該筐体の係合固定から解除される。
上述したような、筐体に設けられた充電部を覆うカバー体を着脱可能に該筐体に装着する構造は、インバータ装置にも適用される。
特開2005−332651号公報
上述したような筐体の充電部を覆うカバー体を着脱可能に該筐体に装着する構造では、該カバー体に形成された係合溝穴の縁部が、該筐体に設けられた係合爪部に、前記スライドの方向に対して略直角となる方向から係合している。このため、スライド方向とは反対方向の外力が、該カバー体に加わった場合に、この外力の分力が、該係合溝穴の縁部と該係合爪部との係合を釈放し、該カバー体が該筐体から外れる虞があった。
また、該カバー体を該筐体から外す際は、該カバー体に形成された段差部(凹段部)にマイナスドライバーなどの工具を差し込み、該係合溝穴の縁部と該係合爪部との係合が釈放されるまで、該工具を該カバー体に押し込んで該カバー体自体の形状を撓ませなければならず、強力な労力が必要であった。更に、該カバー体に該工具を押し込む力加減によっては、該カバー体自体を破損させる虞があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、外力がカバー体に加えられたとしても容易に筐体からカバー体が外れる虞が無く、更にカバー体を筐体から外す際に、強力な労力の必要はなく、工具などにより加える力加減によってカバー体自体を破損させる虞のない、インバータ装置を提供することにある。
本実施形態のインバータ装置は、インバータ及びこのインバータを制御する制御部を内蔵した筐体と、前記筐体に挿入により着脱可能に装着されるカバー体と前記筐体又は前記カバー体のうちいずれか一方に設けられて前記カバー体の挿入方向延び一方の端部に開口部を有する溝部と、前記筐体又は前記カバー体のうち前記溝部が設けられていない他方に設けられ、前記カバー体が前記筐体に装着される際に前記溝部に挿入される係合子と、前記溝部の内壁を構成し前記溝部の幅方向へ弾性変形する係止片部と、を備える。前記係合片部が弾性変形していない状態において、前記溝部の前記係止片部が設けられている部分の前記開口部側の幅は前記係合子の幅よりも広く、かつ、前記溝部の前記係止片部が設けられている部分の前記開口部と反対側の幅は前記係合子の幅よりも狭い。前記カバー体を前記筐体に装着する際、前記係合片部は、前記係合子が前記溝部に挿入されると、前記カバー体の挿入に伴って弾性変形して前記係合子の幅よりも広がり、前記係合子が前記係合片部の部分を通過すると、弾性復帰して前記係合子を係止する。前記カバー体を前記筐体から取り外す際、前記係合片部は、棒状体が前記溝部に前記カバー体の挿入方向へ向かって挿入されると、前記溝部の幅方向へ弾性変形して前記係合子の幅よりも広がって前記係合子の係止を解放する
本発明によれば、カバー体が筐体に挿入されると、係合子が溝部に挿入され、係合子は、係止片部の先端部との係合死点を越えることにより係止片部と係止される構成である。このため、係止片部と係合子との係止は、カバー体が筐体から外れるのを阻止するように形成されるので、カバー体の外れる方向への移動は該係止により規制され、意図しない外力がカバー体に加えられたとしても容易に筐体からカバー体が外れる虞は無い。
また、解除用孔部にドライバー等の棒状体を挿入することで、係止片部と係合子との係止は釈放される構成であるので、強力な労力を用いなくとも筐体からカバー体を外すことができ、筐体及びカバー体を破損させる虞も無い。
本発明の一実施例に係るインバータ装置からカバー体を外した状態の斜視図 カバー体が装着された状態のインバータ装置の斜視図 筐体の正面図であって、(a)はカバー体が覆う部分を拡大して示す図、(b)は溝部を拡大して示す図 カバー体の斜視図であって、(a)は表面、(b)は裏面、(c)は裏面の一部拡大して示す図 インバータ装置を下方から見た斜視図であり、(a)はインバータ装置の一部を破断して示す図、(b)はカバー体の一部を破断して筐体前面に設けられた溝部を拡大して示す図 図5相当図 図5相当図 図5相当図 図5相当図 図5相当図 本発明の他の実施例に係るインバータ装置からオプション部品、制御端子台、及びカバー体を外した状態の斜視図 図1相当図 図2相当図
以下、本発明の一実施例について図1から図10を参照しながら説明する。
先ず、図1及び図2を参照してインバータ装置1の構成について説明する。
インバータ装置1は、筐体2を備えており、この筐体2の本体部3Aには、図示はしないが、内部回路、例えば、直流電源回路及びインバータからなる主回路、と制御回路(制御部)とが収納されている。
筐体2は、略矩形箱状の形状を成し、その下部には前面が後方へ後退した段部が形成されている。この段部は、段部上側前面部2a、段部下側前面部2b、及び段部下面部2cを備え構成される。段部下側前面部2bには、後述する充電部たる端子群が設けられ、後述するカバー体4が、この端子群を覆うようにして筐体2の前面下部に着脱可能に装着される。筐体2の本体部3Aの周壁には、多数の放熱孔3aが形成されている。本体部3Aの後方部には、多数の冷却フィン(図示せず)を有する放熱部3Bが設けられており、その底面部には、図示しないファン装置のための送風孔3bが形成されている。
次に、図3(a)を参照して筐体2に設けられた前記端子群について説明する。筐体2の前面下部に設けられた段部下側前面部2bには、インバータ装置1の充電部となる複数のネジ付き端子群が2列を成し横に並べて設けられている。これらの端子は、電源側の入力端子5、負荷側の出力端子6、及びその他の端子7であり、これらの端子5〜7は、それぞれ前記内部回路に接続されている。
即ち、入力端子5は、外部の三相交流電源(r相、s相、t相)が接続されるr相端子5r、s相端子5s、t相端子5tを備えて構成され、前記主回路の入力側に接続されている。出力端子6は、負荷、例えば三相誘導電動機(u相、v相、w相)に接続されるu相端子6u、v相端子6v、w相端子6wを備えて構成され、前記主回路の出力側に接続されている。そして、その他の端子7は、PA端子7a、7c、PB端子7b及びPC端子7dを備えて構成され、前記主回路に接続されている。この場合、PA端子7a、PB端子7bには、図示しない外部オプション部品の制動抵抗器が接続され、PA端子7c、PC端子7dには、外部の直流電源線が接続される。
図3(a)に示すように、筐体2の前面下部であって、段部上側前面部2aには、前面が開口する、溝部8がカバー体4の挿入方向に延びるように形成されている。詳細には、図3(b)に拡大して示すように、溝部8の下端部には、筐体2の段部下面部2cに位置して、下向きに開放された開口部8aが形成されている。溝部8の内部左右両側には、この開口部8aに位置する左右両壁と基端部が一体に形成された係止片部9a、9bが設けられている。この係止片部9a、9bは、弾性変形可能であり、カバー体4が挿入される方向(図3において上方)に延びるように形成され、その先端部9c、9dがこの溝部8の挿入方向の奥部8bに位置するようにして、この溝部8の内方に傾斜して設けられている。溝部8の内部であって係止片部9a、9bの外側には、それぞれ開口部8c、8dが形成されている。
次に、主に図4を参照してカバー体4について述べる。カバー体4は、インバータ装置1の筐体2の前面下部に装着され、上述した充電部たる端子5〜7の露出を防止するものである。カバー体4は、主に上側前面部4a、下側前面部4b、傾斜下面部4c、左側面部4d、右側面部4e(図1参照)、及び下端部4fが一体となって形成されている。
カバー体4の上側前面部4aの上縁部には上方に突出して爪片4g、及び4hが一体に形成され、カバー体4の下側前面部4bの上縁部には、上方に突出して爪片4iが一体に形成されている。筐体2の段部上側前面部2aの上縁部には、挿入孔2d及び2eが形成され、筐体2の段部下側前面部2bの上縁部には挿入孔2fが形成されている(図3(a)参照)。カバー体4が筐体2に装着される際には、これら爪片4g、4h及び4iは、それぞれ挿入孔2d、2e及び2fに下方から挿入される。
筐体2の左右両側面の前側下端部には、右側係合溝部10a、及び左側係合溝部(図示せず)が、カバー体4の挿入方向に延びるように形成されている(図1参照)。カバー体4の左右両側面部4d、4eの後方下端部には、右側係合突起部4j、左側係合突起部4kが、カバー体4の挿入方向に延びるように形成されている(図4参照)。カバー体4が筐体2に装着される際には、カバー体4に形成された右側係合突起部4j、左側係合突起部4kは、それぞれ筐体2に形成された右側係合溝部10a、左側係合溝部(図示せず)に下方から挿入され係合される。
カバー体4の上側前面部4aの裏側には、図4(b)に示すように、係合子11が一体に形成されている。図4(c)に拡大して示すように、係合子11は、上側前面部4aに対して略直角に突出し、上面が開口した断面コ字状に形成されている。係合子11の下面(平坦面)には、後述するように筐体2の溝部8の係止片部9a、9bの先端部9c、9dに係止される係止面11a、11aが形成され、係合子11の左右両側面部には、同じく後述するように筐体2の溝部8の係止片部9a、9bと係合(当接)する係合部11b、11bが設けられている。
カバー体4の傾斜下面部4cには、カバー体4が筐体2に装着された状態において、筐体2の溝部8に設けられた係止片部9a、9bに臨む(対応する)解除用孔部12が設けられている。
次に図5〜図7を参照して、カバー体4が筐体2に装着される際の作用を説明する。
図5(a)は、カバー体4が筐体2に装着される前の状態を示し、図中の一点鎖線矢印はカバー体4の移動方向を示している。図5(b)に示すように、図5(a)の状態では、カバー体4に形成された係合子11は、筐体2に形成された溝部8の開口部8a付近に位置している。
図6(a)は、カバー体4が、図5に示す状態から図中一点鎖線矢印の方向に移動され、筐体2に装着されようとしている状態を示している。カバー体4に形成された爪片4g、4h及び4iは、それぞれ筐体2に形成された挿入孔2d、2e及び2fに下方から挿入され、カバー体4に形成された右側係合突起部4j及び左側係合突起部4kは、筐体2に形成された右側係合溝部10a及び左側係合溝部(図示せず)に下方から挿入される。
図6(b)に示すように、図6(a)の状態では、カバー体4に形成された係合子11は、筐体2に形成された溝部8の内部に進入した状態となる。係合子11は、溝部8の内部の左右両側に設けられた係止片部9a、9bの間に係合される。係合子11の左右両側面部に設けられた係合部11b、11bは、係合子11が係止片部9a、9bの間に挿入されるとともに、それぞれ係止片部9a、9bの内側面部に係合する。係合子11の係合部11b、11bに係合された係止片部9a、9bは、押圧(弾性)変形し外方に押し拡げられ溝部8に設けられた開口部8c、8dへと入り込む。
図7(a)は、カバー体4が、図6に示す状態から図中一点鎖線矢印の方向に更に移動され、筐体2に装着された状態を示している。図7(b)に示すように、図7(a)の状態では、カバー体4に形成された係合子11は、筐体2の内部に設けられた係止片部9a、9bの先端部9c、9dを越え、係合子11の係合部11b、11bは、それぞれ係止片部9a、9bとの係合死点を越える。このため、筐体2の溝部8の内部に設けられた係止片部9a、9bは、溝部8の内方に弾性復帰することに基づき、係合子11の係止面11a、11aは、係止片部9a、9bの先端部9c、9dに係止される。
以上より、カバー体4に一体に形成された係合子11の係止面11a、11aが、筐体2に形成された溝部8の内部に設けられた係止片部9a、9bの先端部9c、9dに係止されるため、カバー体4は筐体2に装着された後、この係止は、カバー体4が筐体2から後退するのを規制する。
次に図8〜図10を参照して、カバー体4が筐体2から外される際の作用を説明する。
図8(a)は、カバー体4が筐体に装着された状態を示し、この状態では、カバー体4に一体に形成された爪片4g、4h、及び4iは、それぞれ筐体2に形成された挿入孔2d、2e及び2fに下方から挿入され、カバー体4に一体に形成された右側係合突起部4j、左側係合突起部4kは、それぞれ筐体2に形成された右側係合溝部10a、左側係合溝部(図示せず)に下方から挿入され係合されている。更に、カバー体4に一体に形成された係合子11の係止面11a、11aは、筐体2に形成された溝部8の内部に設けられた係止片部9a、9bの先端部9c、9dに係止されている。
プラスドライバー13は、前記ネジ付き端子5〜7のねじを回すために使用されるものであり、このプラスドライバー13が、カバー体4に形成された解除用孔部12に挿入される。
解除用孔部12は、溝部8内の内部に設けられた係止片部9a、9bの傾斜片部分に対応する位置に形成されているため、図9(a)に示すようにカバー体4に形成された解除用孔部12に挿入されたプラスドライバー13は、図9(b)に示すように筐体2に形成された溝部8の係止片部9a、9bの間に挿入される。
溝部8に挿入されたプラスドライバー13の先端部13aは、カバー体4に形成された係合子11の後方を通過し、溝部8の奥部8bにまで達する。このプラスドライバー13の溝部8内への挿入により、溝部8の内部に設けられた係止片部9a、9bは、プラスドライバー13により外方に押圧(弾性)変形される。係止片部9a、9bの間の距離は拡げられ、係止片部9a、9bの先端部9c、9dは、カバー体4に形成された係合子11の係止面11a、11aとの係止を解除される。
カバー体4に形成された係合子11の係止面11a、11aと筐体2の溝部8に設けられた係止片部9a、9bの先端部9c、9dとの係止が解除されると、カバー体4の下方への移動の規制が無くなる。このため、カバー体4は、自重により図10(a)に示すように下方(図中、一点鎖線矢印の方向)に落下して筐体2から外れる。カバー体4が筐体2から外れる際、カバー体4に一体に形成された係合子11は、プラスドライバー13の前側を通過する。
上述した実施例に係るインバータ装置1は以下の効果を得ることができる。
筐体2の溝部8内部に形成された係止片部9a、9bは、カバー体4が挿入される方向に延設形成され、この溝部8の内方に傾斜して設けられている。このため、カバー体4が筐体2に装着された状態では、係止片部9a、9bの先端部9c、9dと係合子11の係止面11a、11aとの係止は、カバー体4が筐体2から外れる側に形成されるので、意図しない外力がカバー体4に加えられたとしても、係止片部9a、9bは係合子11に対して支持棒として作用し、容易に筐体2からカバー体4が外れる虞は無い。
カバー体4の筐体2への装着時には、カバー体4に一体に形成された爪片4g、爪片4h、爪片4i、右側係合突起部4j、及び左側係合突起部4kは、それぞれ筐体2に形成された挿入孔2d、挿入孔2e、挿入孔2f、右側係合溝部10a、及び左側係合溝部(図示せず)に下方から挿入される。このため、カバー体4は、筐体2に対して前後及び左右の移動も規制されるので、筐体2に確固に装着される。
カバー体4の解除用孔部12にプラスドライバー13(棒状体)を挿入することで、係止片部9a、9bの先端部9c、9dと係合子11の係止面11a、11aとの係止は釈放される構成であるので、強力な労力を用いなくとも筐体2からカバー体4を外すことができ、筐体2及びカバー体4を破損させる虞も無い。また、カバー体4は自重により筐体2から外れるので、ユーザは、係止片部9a、9bの先端部9c、9dと係合子11の係止面11a、11aとの係止の釈放のみ行えば、筐体2からカバー体4を外すことができる。
カバー体4の解除用孔部12にプラスドライバー13を挿入することで、筐体2からカバー体4を外すことができるため、係止片部9a、9bが弾性変形する方向にユーザが力を加える必要がない。このため、ユーザの力加減によって係止片部9a、9bを破損してしまう虞がない。
プラスドライバー13は、前記ネジ付き端子5〜7のネジを回すために使用するものであるので、筐体2からカバー体4を外す際に別途道具を必要としない。
カバー体4に設けられた解除用孔部12は、傾斜下面部4cに形成されている。このため、インバータ装置1の正面からは見えにくく、インバータ装置1の外観を損なうことはない。
次に、図11から図13を参照して、本発明の他の実施例について説明する。なお、上記実施例と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる点について詳細に述べる。
インバータ装置1は、筐体2の前面右側に操作部22を備えている。操作部22は、前記制御回路に接続されていて、運転を開始するためのRUNキー、運転を停止するためのSTOPキー、運転周波数などの各種パラメータを設定するためのボリューム、数値変更のためのアップキーとダウンキーなどを備えている。操作部22の上側には表示部23が設けられており、表示部23は、LEDや液晶表示パネルから構成されており、現在の運転状況、運転周波数指令値、電圧、電流、入出力端子状態、トリップ履歴などが表示可能となっている。
インバータ装置1は、筐体2に着脱可能に装着されるオプション部品20及び制御端子台21が装着可能である。図11はオプション部品20及び制御端子台21が筐体2に装着される前の状態を示し、図12はオプション部品20及び制御端子台21が装着された状態を示す。
操作部22及び表示部23の後方(筐体2に内部)には制御端子台21の収納部24が形成されており、収納部24の下端は開口されている。制御端子台21は、該開口の下方から挿入され収納部24に収納される。制御端子台21は、筐体2内部で前記制御回路と接続され、図示しない外部制御装置(メインコンピュータなどの上位制御手段)と前記制御回路との間で電気的信号の中継をなし、データ信号、シリアル通信信号などを送受信するものであり、もって、前記外部制御装置からの信号を前記制御回路に与えるとともに、前記制御回路からの信号を前記外部制御装置に対して出力するようになっている。
オプション部品20は、筐体2の段部下面部2c(図1参照)に設けられた下方に開口する開口部25に下方から挿入され、筐体2に装着される。オプション部品20は種々用意されており、筐体2に装着されることにより、前記主回路や制御回路などの内部回路に筐体2内部で接続される。オプション部品20によっては、前記主回路のうちの直流電源回路に接続され、該直流電源回路の動作状態を外部監視装置に対して出力し、また、別のオプション部品20では、前記制御回路に接続され、外部制御装置からの信号を前記制御回路に与えるとともに、前記制御回路からの信号を外部制御装置に対して出力するようになっている。
カバー体4は、上述したカバー体4に制御端子台21を覆う制御端子カバー部4mが追加された構成になっており、図13に示すように、カバー体4が筐体2に装着された状態では、オプション部品20及び制御端子台21も充電部たる端子5、6、7とともにカバー体4に覆われる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
上記実施例では、筐体2の溝部8内に係止片部9a、9bと二つの係止片部を設けたが、これに限ることはなく、溝部8内に設ける係止片部は一つでもよい。また、カバー体4の筐体2に対する挿脱方向は前後方向でもよい。
さらに、上記実施例では、筐体2に溝部8及び係止片部9a、9bを設け、カバー体4に係合子11を設けるようにしたが、カバー体4に溝部8及び係止片部9a、9bを設け、筐体2に係合子11を設けるようにしてもよい。この場合には、解除用孔部12は筐体2側に設けるとよい。
図面中、1はインバータ装置、2は筐体、4はカバー体、5は入力端子(充電部)、6は出力端子(充電部)、7はその他の端子(充電部)、8は溝部、8bは奥部、9a、9bは係止片部、9c、9dは先端部、11は係合子、12は解除用孔部、20はオプション部品、21は制御端子台を示す。

Claims (5)

  1. インバータ及びこのインバータを制御する制御部を内蔵した筐体と、
    前記筐体に挿入により着脱可能に装着されるカバー体と
    前記筐体又は前記カバー体のうちいずれか一方に設けられて前記カバー体の挿入方向延び一方の端部に開口部を有する溝部と、
    前記筐体又は前記カバー体のうち前記溝部が設けられていない他方に設けられ、前記カバー体が前記筐体に装着される際に前記溝部に挿入される係合子と、
    前記溝部の内壁を構成し前記溝部の幅方向へ弾性変形する係止片部と、を備え、
    前記係合片部が弾性変形していない状態において、前記溝部の前記係止片部が設けられている部分の前記開口部側の幅は前記係合子の幅よりも広く、かつ、前記溝部の前記係止片部が設けられている部分の前記開口部と反対側の幅は前記係合子の幅よりも狭く、
    前記カバー体を前記筐体に装着する際、前記係合片部は、前記係合子が前記溝部に挿入されると、前記カバー体の挿入に伴って弾性変形して前記係合子の幅よりも広がり、前記係合子が前記係合片部の部分を通過すると、弾性復帰して前記係合子を係止し、
    前記カバー体を前記筐体から取り外す際、前記係合片部は、棒状体が前記溝部に前記カバー体の挿入方向へ向かって挿入されると、前記棒状体により押圧されて前記溝部の幅方向へ弾性変形して前記係合子の幅よりも広がって前記係合子の係止を解放するインバータ装置。
  2. 前記溝部は前記筐体に形成され、前記係合子は前記カバー体に設けられている請求項1記載のインバータ装置。
  3. 前記係止片部は、前記溝部の対向する両内壁にそれぞれ設けられている請求項1又は2記載のインバータ装置。
  4. 前記カバー体は、前記筐体に設けられた充電部を覆う請求項1から3のいずれか一項に記載のインバータ装置。
  5. 前記カバー体は、前記充電部を介して内部回路に電気的に接続されるオプション部品を覆う請求項4記載のインバータ装置。
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