JP2007008128A - ファイリング用具及びそのロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック装置全体について外部からアクセスし難くすると共に、専用のロック解除具を用いることでロック装置による保護機能を高めることができ、しかも、ロック装置全体を薄くて簡易な構成とすること。
【解決手段】 書類等を出し入れする解放部2を有するファイル本体3と、そのファイル本体にヒンジ結合され、解放部の少なくとも一部を開閉可能な開閉板4と、その開閉板とファイル本体との間に設けられたロック装置5と、そのロック装置のロック状態を解除するキープレート6とを備える。ロック装置は、開閉板の自由端に設けられた係合片7と、係合片が差し込まれてロックされる係合溝81を有する本体部材8とを含む。本体部材8は、ファイル本体3の内面側に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、書類等の綴じ具を備えたファイリング用具、及びその開閉部分に設けられるロック装置の技術に関する。
書類等の綴じ具を備えたファイリング用具として、表紙体の両開き式ファイルや、片面を開閉する箱形のファイル、手帳やノート、アルバム、等が広く知られている。
この種のファイリング用具においては、機密情報や個人情報のように、特定の利用者以外には機密にしておきたい内容を含むものがファイルされることも多々ある。その対策として、特許文献1や特許文献2、特許文献3に記載のように、ファイリング用具の開閉部に、容易に開閉できないようにするためのロック装置(施錠装置)を設けたものが従来から開発されている。
特許文献1には、アルバムの開閉部分において、その裏表紙に設けた連結帯(舌片)を表表紙側に折り曲げた状態で、連結帯の係止片を表表紙側に設けた施錠装置本体に差し込み、ダイヤルを回してロックする技術が記載されている。
特許文献2には、片面(表表紙)が開閉される箱形のファイル本体に設けたロックレバー付きの穴部に、表表紙に設けたロックピンを挿入してロックする、電子施錠装置付き収納体の技術が記載されている。
特許文献3には、箱形収納体の解放部側に設けたベルトの係止部をダイヤル錠の鍵穴に挿入してロックするバインダの技術が記載されている。
実開昭49−58409号公報 特開平5−309987号公報 特許第3584322号公報
しかしながら、こうした従来のファイリング用具は、次のような点で解決すべき課題がある。
(1)施錠装置の操作部を含む本体部分がファイル本体の外部に露呈された構造となっているため、それらの部分に第3者が容易に触れることができる。したがって、操作部を含む本体部分が外からの力で壊されやすい形態となっている。
(2)施錠装置自体が厚手に構成されているため、施錠装置の配置位置によっては、書類等を綴じるのに邪魔になる。
(3)施錠装置が金属製あるいは電子部品を含む構造となっているため、構造が複雑で、部品点数が多く、低コスト化を図り難い。
よって、本発明の課題は、ロック装置全体について外部からアクセスし難くすると共に、専用のロック解除具を用いることでロック装置による保護機能を高めることができ、しかも、ロック装置全体を薄くて簡易な構成とすることができるファイリング用具及びそのロック装置の技術を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明では以下の手段を採用した。
本発明のファイリング用具は、書類等を出し入れする解放部を有するファイル本体と、そのファイル本体にヒンジ結合され、解放部の少なくとも一部を開閉可能な開閉板と、その開閉板とファイル本体との間に設けられたロック装置と、そのロック装置のロック状態を解除するキープレートとを備え、ロック装置は、開閉板の自由端に設けられた係合片と、係合片が差し込まれてロックされる係合溝を有する本体部材とを含み、本体部材は、ファイル本体の内面側に設けられている構成とした。
本発明によれば、開閉板の自由端に係合片を設け、係合片が差し込まれてロックされる係合溝を有する本体部材をファイル本体の内面側に設けた構成としているので、ロック装置の本体部材をファイル本体内の、外部から見え難い位置やアクセスし難い部位に配置することができる。さらに、ロック状態においては、係合溝に差し込まれた係合片もファイル本体内に位置し、かつ開閉板によって覆われる形態となる。これによりロック装置全体について外部からアクセスし難い配置とし、かつロック解除具としての専用のキープレートを用いることで、ロック装置による保護機能を格段に高めることができる。また、係合片を係合溝に差し込んでロック状態とし、そのロック状態をキープレートで解除する構成とすることで、ロック装置全体を薄く、しかも簡易な構成とすることができる。
ここで、前記キープレートは、把持部分となるプレート本体と、係合溝内に差し込む差込片とを有し、前記開閉板と係合片との間には、係合溝内にキープレートの差込片を差し込むための貫通孔が設けられ、ロック装置のロック状態において、差込片を係合溝内に差し込んだときに、ロック状態が解除される構成とすることが望ましい。
このように構成した場合、貫通孔を利用して開閉板の外側から差込片を係合溝内に差し込んで、ロック装置のロック状態を解除することができる。これにより、ロック装置の本体部材を外部から見え難い位置やアクセスし難い部位に配置しても、専用のキープレートを使用すれば、ロック状態を解除する操作を容易に行うことができる。
本発明において、前記キープレートの差込片には、その差込片を係合溝内に差し込んだ状態で、前記貫通孔の口縁に係合させる凹部が設けられていることが望ましい。このように構成した場合、係合溝内に係合片を差し込んだ状態で、その凹部を貫通孔の口縁に係合させてキープレートを引き抜く操作を行えば、ロック装置の解除操作と、開閉板を係合片と共に開方向に回動させる操作の両方を一連の操作で行うことができる。
本発明において、前記本体部材には、前記係合溝内に突出するフック部が設けられ、前記係合片には、係合溝内においてフック部の進入を許容する穴が設けられ、前記フック部には、前記差込片の係合溝内への差し込みによって係合溝内からフック部を退出させる方向に変位させるためのガイド部が設けられている構成とすることもできる。このような構成とした場合、係合片を係合溝内に差し込むだけでロック状態となる。キープレートの差込片を係合溝内に差し込むと、ガイド部の作用によってフック部が係合片の穴から外れてロック状態が解除される。したがって、簡易なロック装置を構成することが可能になる。
本発明において、前記係合溝は、その溝幅方向で相対する両面のうちの片面がファイル本体の内面部分で形成されていることが望ましい。なぜなら、係合溝の溝幅方向で相対する片面を形成する面材が不要になるので、その分、ロック装置全体をより薄く構成することができるからである。
本発明において、前記ファイル本体は、内面側に綴じ具が設けられる背表紙と、背表紙の両側にヒンジ結合された表表紙および裏表紙を備え、それら表表紙又は裏表紙の何れか一方の表紙に前記開閉板がヒンジ結合され、他方の表紙と開閉板との間にロック装置が設
けられている構成とすることもできる。このように構成すれば、表表紙と裏表紙を左右に開く両開き式のファイル本体にロック装置を装備したファイリング用具を得ることができる。
ここで、前記開閉板としては、表表紙と裏表紙の自由端どうしを連結するための連結帯の一部を兼ねている構成とすることもできる。このようにすれば、ファイル本体の解放部のうち、一部分のみを帯状に閉じる形態とすることができるので、ファイリング用具自体のデザイン性を高めることが可能になる。
また、前記ファイル本体は、片面が解放された解放部を有する箱状であって、前記開閉板は、前記解放部を開閉する蓋材を兼ねている構成とすることもできる。このようにすれば、ファイル本体の解放部のうち、蓋材を兼ねる開閉板のみを開閉できる形態とすることもできるので、ファイル本体の密閉性を高めたファイリング用具を得ることが可能になる。
本発明において、前記開閉板及び係合片は、前記ファイル本体と一体に形成されている構成とすることが望ましい。このように構成すれば、樹脂等を用いた一体成形やモールド成形等によって簡易に製作できるので、製作性を高めて低コスト化を図ることができる。
本発明において、前記開閉板及び本体部材には、南京錠等の連結具付き施錠装置により、それら開閉板と本体部材とを連結するための連結穴が設けられている構成とすることもできる。このように構成した場合、二重ロック構造とすることができる。
本発明は、ファイリング用具の解放部の少なくとも一部を開閉する開閉板とファイル本体との間に設けられるロック装置であって、前記開閉板に設けられる係合片と、前記ファイル本体の内面側に設けられ、前記係合片が差し込まれる係合溝を有する本体部材と、前記係合溝内に差し込まれて前記係合片と係合溝との係合状態を解除する差込片を有するキープレートとを備えることを特徴としている。
その際、前記本体部材には、前記係合溝内に突出するフック部が設けられ、前記係合片には、係合溝内においてフック部の進入を許容する穴が設けられ、前記フック部には、前記差込片の係合溝内への差し込みによって係合溝内からフック部を退出させる方向に変位させるためのガイド部が設けられている構成とすることもできる。また、前記係合溝としては、その溝幅方向で相対する両面のうちの片面をファイル本体の内面部分で形成可能な構成とすることもできる。
本発明によれば、ロック装置全体について外部からアクセスし難い構成とすることでロック装置による保護機能を高めることができる。また、ロック解除具としての専用のキープレートによりロックを解除する構成としているので、この点からもロック装置の保護機能を高めることができる。さらに、係合片を係合溝に差し込んでロック状態とし、そのロック状態をキープレートで解除する構成とすることで、ロック装置全体を薄く、しかも簡易な構成とすることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係るロック装置を備えたファイリング用具の外観を示す斜視図である。図2は、ロック装置のロック解除状態の外観を示す斜視図である。図3はロック装置のロック解除状態の部分拡大斜視図である。図4はファイル本体を構成する基材の展開図である。図5はロック装置の本体部材を示す斜視図である。
(実施例1)
この実施例のファイリング用具1は、書類S等を出し入れする解放部2を有するファイル本体3と、そのファイル本体3にヒンジ結合され、解放部2のうち一部分を開閉可能な帯板状の開閉板4と、その開閉板4とファイル本体3との間に設けられたロック装置5と、そのロック装置5のロック状態を解除するロック解除具としてのキープレート6とを備えている。
ロック装置5は、開閉板4の自由端に設けられた係合片7と、係合片7が差し込まれてロックされる係合溝81を有する本体部材8とを含む。本体部材8はファイル本体3の内面33a側に設けられている。キープレート6は、把持部分となるプレート本体61と、本体部材8の係合溝81内に差し込む差込片62、62とを有している。
次いで、これらの詳細について説明する。ファイル本体3は、内面側に綴じ具(図示せず)が設けられる背表紙31と、背表紙31の両側にヒンジ結合された表表紙32および裏表紙33を備えている。そして、表表紙32の自由端に開閉板4がヒンジ結合され、開閉板4の自由端にロック装置5の係合片7がヒンジ結合されている。ロック装置5の本体部材8は、その両端近くに設けた取付穴89を利用して、裏表紙33の自由端近くの内面33a側に鋲等によって取り付られている。
ファイル本体3の材質については特に限定されないが、この実施例のファイル本体3は、厚さ数mm程度の樹脂製シートにより形成されている。さらに、開閉板4及び係合片7もファイル本体3と一体に形成されている。例えば、図4に示すような展開図の形状とした樹脂製シートからなるプレート状基材Kが用いられている。
この基材Kには、スロット状の貫通孔41、41、係合孔となる抜き穴71、71、図中破線で示す薄肉ヒンジ部3a、3b、4a、7a等がそれぞれ設けられている。薄肉ヒンジ3a、3a間には、図示しない金属製の綴じ具を締結具等により取り付ける取付穴3cが複数設けられている。開閉板4の側縁近くには後述する南京錠等を取り付けることができる長穴状の連結穴42が設けられている。
開閉板4と係合片7との間に設けた貫通孔41、41は、係合溝81内にキープレート6の差込片62、62を外側から差し込むことができるように設けた孔である。これにより、ロック装置5のロック状態において、差込片62、62を貫通孔41、41を利用して係合溝81内に差し込んだときに、ロック状態が解除されるように構成されている。
ロック装置5の本体部材8は、図5及び図6に示すように扁平な矩形状に形成されている。そして、その中央部分に係合溝81が設けられている。この係合溝81は、その溝幅方向で相対する両面のうちの片面がファイル本体3の内面部分(裏表紙33の内面33a部分)で形成されている。従って、本体部材8には、裏表紙33の内面から離れる方向に凹み、かつ裏表紙33の内面に添って延びる形状の凹部81aが設けられている。これにより裏表紙33の自由端に開口した係合溝81が形成されている。係合溝81のもう一つの片面は凹部81aの壁面で形成されている
本体部材8には、図6及び図8に示すように、係合溝81内に突出するフック部82、82が本体部材8の長手方向(図5の矢印A方向)に間隔をおいて設けられている。このフック部82、82は、コ形状の切り抜き83、83によって弾性を付与された弾性片84、84の自由端にそれぞれ設けられている。フック部82、82は本体部材8の厚さ方向(矢印B方向)に薄く、長手方向に延びた細長いフックとして形成されている。従って、係合片7のスロット状の抜き穴(係合穴)71、71は、係合溝81内においてフック
部82、82の進入を許容する長方形の長穴として形成されている。
フック部82、82には、係合片7及び差込片62の係合溝81内への差し込みによって係合溝81内からフック部82、82を退出させる方向に変位させるためのガイド部85、85がそれぞれ設けられている。ガイド部85、85は、図8(図7のa−a断面)に示すように、差込片62の差し込み方向に向かうに従い、裏表紙33の内面に向かって下り勾配の斜面に形成されている。係合溝81の溝幅は、係合片7の厚さと差込片62の厚さの合計厚さよりも僅かに大き目に形成されている。
この構成により、係合片7を係合溝81内に差し込むだけで、フック部82、82が係合穴71、71内に入り込み、ロック状態となる。また、キープレート6の差込片62、62を係合溝81内に差し込むと、ガイド部85の作用によってフック部82、82が係合片7の係合穴71、71から外れてロック状態が解除される。なお、係合溝81の口縁には、差込片62を差し込みやすくするためのテーパ面86が形成されている。
本体部材8の長手方向の一端近くには、南京錠等のU形連結具101付きの施錠装置100により連結して鍵をかけるために利用する連結穴87付きの錠止め部材88が設けられている(図11参照)。この錠止め部材88は、図9(図7のb−b断面)及び図10(c−c断面)に示すように、薄く形成されていて、不使用時にはヒンジ部881により折り畳まれ、収納部882内に収納されて仮止めされるように構成されている。仮止め手段は、図10に示すように、収納部882の両側面に設けられて錠止め部材88の両側縁に係合するフック状の小突起883、883により構成されている。
この錠止め部材88をほぼ90度折り曲げた状態において、かつ、図1に示すようにロック装置5をロックした状態において、開閉板4に設けた連結穴42と、錠止め部材88の連結穴87とが位置合わせされるように設定されている。これにより、施錠装置100を利用したロックも可能な構成となっている。
キープレート6の差込片62、62には、図12に示すように、その差込片62、62を係合溝81内に差し込んだ状態で、貫通孔41、41の口縁に係合させる凹部63が設けられている。この凹部63は、差込片62、62の基端部の相互に対向する位置に一対設けられている。差込片62、62の間隔αは、貫通孔41、41間の間隔よりも僅かに大きく設定されている。一方、凹部63、63の間隔βは、間隔αよりも大きく設定されている。なお、凹部63は、差込片62、62に一つ設けても良い。この場合、2枚の差込片62、62の内側に凹部63、63を設けるか、または、2枚の差込片62、62の外側に凹部63、63を設けることが好ましい。
従って、キープレート6の差込片62、62を、貫通孔41を利用して係合溝81内に差し込んだ状態で、キープレート6を間隔β方向に若干スライドさせることにより、その凹部63を貫通孔41の口縁に係合させることができる。これにより、キープレート6を引き抜く操作を行えば、開閉板4を係合片7と共に開方向に回動させることができるように配慮している。
図13〜図16は、キープレート6を利用してロック装置5を解除操作する際の作用説明図である。図13は、係合溝81内に係合片7が差し込まれてロックされている状態を示す。この状態において、係合溝81の係合片7と弾性片84との間の隙間に、キープレート6の差込片62が差し込まれる。すると、差込片62の進入に伴い、図14に示すようにガイド部85の作用によって、フック部82が係合溝81内から外側へ押し出され、ロック状態が解除される(図15参照)。この状態では、係合片7を係合溝81内から容易に抜き出すことができる。勿論、差込片62の凹部63、63の何れか一方に貫通孔4
1、41の口縁を係合させてキープレート6を引き抜く操作を行えば(図16参照)、係合片7と共に開閉板4を容易に開くことができる。
(実施例2)
図17は、本発明の実施例2を示す斜視図である。なお、この実施例2において、先の実施例1と基本的に同一の構成部材については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
この実施例2では、片面が解放された解放部を有する箱型のファイル本体3に適用したものである。即ち、このファイリング用具1は、実施例1におけるファイル本体3の解放部2のうち、開閉板4を除く残りの解放部2に対応する部分に閉塞板(側面板)36、37、38が設けられ、書類等の出し入れ用として裏表紙33が開閉可能に構成されている。従って、この実施例の裏表紙33は、片面が開閉される箱形のファイル本体3の蓋材を兼ねている。また、開閉板4は連結帯を兼ねている。なお、開閉板4、ロック装置5の係合片7及び本体部材8等は先の実施例と同様に構成されている。
図18はファイル本体3等を構成するプレート状基材の展開図を示す。この図から明確なように、図4の展開図と相違する点は、閉塞板36、37、38が設けられて、箱型のファイル本体3として形成される点である。なお、図19に示すように表表紙32を開閉可能な箱形のファイル本体として構成してもよい。
なお、本発明では、裏表紙33の自由端に開閉板4をヒンジ結合し、表表紙32の内面側に本体部材8を取り付けてもよい。また、係合片7も独立の部材として形成し、開閉板4に固定またはヒンジ結合してもよい。さらに、開閉板4及び係合片7を一体化した独立部材とし、開閉板4を左右何れか一方の表紙に固定またはヒンジ部を介して結合してもよい。また、本発明のロック装置はファイリング用具に限らず、他の蓋付き箱形容器等にも適用することができる。
本発明に係るロック装置を備えたファイリング用具の外観を示す斜視図である。 本発明に係るロック装置のロック解除状態の外観を示す斜視図。 本発明に係るロック装置のロック解除状態の部分拡大斜視図。 本発明に係るファイル本体を構成する基材の展開図。 本発明に係るロック装置の本体部材を示す斜視図。 本発明に係るロック装置の本体部材を示す平面図。 本発明に係るロック装置の本体部材を示す正面図。 図7のa−a線断面図。 図7のb−b線断面図。 図7のc−c線断面図。 本発明に係るロック装置の本体部材と開閉板とを施錠装置で連結する例の説明図。 本発明に係るロック装置のキープレートを示す斜視図。 本発明に係るロック装置の作用を説明する部分断面図。 本発明に係るロック装置の作用を説明する部分断面図。 本発明に係るロック装置の作用を説明する部分断面図。 本発明に係るロック装置の作用を説明する部分断面図。 本発明に係るファイリング用具の外観を示す斜視図。 本発明に係るファイル本体を構成するの基材の展開図。 本発明に係るファイル本体を構成する他の基材の展開図。
符号の説明
1 ファイリング用具
2 解放部
3 ファイル本体
31 背表紙
32 表表紙
33 裏表紙
4 開閉板
41 貫通孔
42 連結穴
5 ロック装置
6 キープレート
61 プレート本体
62 差込片
63 凹部
7 係合片
71 係合穴(穴)
8 本体部材
81 係合溝
82 フック部
84 弾性片
85 ガイド部
87 連結穴
88 錠止め部材

Claims (12)

  1. 書類等を出し入れする解放部を有するファイル本体と、
    前記ファイル本体にヒンジ結合され、前記解放部の少なくとも一部を開閉可能な開閉板と、
    前記開閉板とファイル本体との間に設けられたロック装置と、
    前記ロック装置のロック状態を解除するキープレートとを備え、
    前記ロック装置は、
    前記開閉板の自由端に設けられた係合片と、
    前記係合片が差し込まれてロックされる係合溝を有する本体部材とを含み、
    前記本体部材は、前記ファイル本体の内面側に設けられている、ファイリング用具。
  2. 前記キープレートは、把持部分となるプレート本体と、前記係合溝内に差し込む差込片とを有し、前記開閉板と係合片との間には、前記係合溝内にキープレートの差込片を差し込むための貫通孔が設けられ、前記ロック装置のロック状態において前記差込片を前記係合溝内に差し込んだときにロック状態が解除される、請求項1に記載のファイリング用具。
  3. 前記キープレートの差込片には、その差込片を前記係合溝内に差し込んだ状態で、前記貫通孔の口縁に係合させる凹部が設けられている、請求項2に記載のファイリング用具。
  4. 前記本体部材には、前記係合溝内に突出するフック部が設けられ、前記係合片には、前記係合溝内においてフック部の進入を許容する穴が設けられ、前記フック部には、前記差込片の係合溝内への差し込みによって係合溝内からフック部を退出させる方向に変位させるためのガイド部が設けられている、請求項1〜3の何れかに記載のファイリング用具。
  5. 前記係合溝は、その溝幅方向で相対する両面のうちの片面がファイル本体の内面部分で形成されている、請求項1〜4の何れかに記載のファイリング用具。
  6. 前記ファイル本体は、内面側に綴じ具が設けられる背表紙と、背表紙の両側にヒンジ結合された表表紙および裏表紙を備え、それら表表紙又は裏表紙の何れか一方の表紙に前記開閉板がヒンジ結合され、他方の表紙と開閉板との間にロック装置が設けられている、請求項1〜5の何れかに記載のファイリング用具。
  7. 前記開閉板は、前記表表紙と裏表紙の自由端どうしを連結するための連結帯の一部を兼ねている、請求項6に記載のファイリング用具。
  8. 前記ファイル本体は、片面が解放された解放部を有する箱状であって、前記開閉板は、前記解放部を開閉する蓋材を兼ねている、請求項1に記載のファイリング用具。
  9. 前記開閉板及び係合片は、前記ファイル本体と一体に形成されている、請求項1〜8の何れかに記載のファイリング用具。
  10. 前記開閉板及び前記本体部材には、南京錠等の連結具付き施錠装置により、それら開閉板と本体部材とを連結するための連結穴が設けられている、請求項1〜9の何れかに記載のファイリング用具。
  11. ファイリング用具の解放部の少なくとも一部を開閉する開閉板とファイル本体との間に設けられるロック装置であって、
    前記開閉板に設けられる係合片と、
    前記ファイル本体の内面側に設けられ、前記係合片が差し込まれる係合溝を有する本体部材と、
    前記係合溝内に差し込まれて前記係合片と係合溝との係合状態を解除する差込片を有するキープレートと、
    を備えるロック装置。
  12. 前記係合片には、前記キープレートの差込片を係合片の外面側から前記係合溝内に差し込むための貫通孔が設けられ、前記差込片には、前記貫通孔の口縁に係合させる凹部が設けられている、請求項11に記載のロック装置。
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