JP2018205299A - 液位検出装置の取付構造 - Google Patents

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Ryo Hirose
涼 廣瀬
真太郎 中嶋
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真太郎 中嶋
慎平 加藤
Shimpei Kato
慎平 加藤
真吾 野本
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真吾 野本
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Abstract

【課題】小型化を図りつつ取付部への確実な取付状態を維持することが可能な液位検出装置の取付構造を提供すること。【解決手段】液位検出装置は、タンク側に設けられた取付部50の取付面51に装着される装置本体20と、タンク内に貯留された液体の液位の変動によって回動するホルダと、を備え、取付面51は、装置本体20が挿し込まれることで装置本体20の両側部を係止する一対の係止部53と、係止部53に対する装置本体20の挿し込み方向Aの前方側に形成された一対の突起部56と、を有し、装置本体20は、幅方向に配列されて挿し込み方向Aの前方側へ延在された一対のフック41を有し、フック41は、突起部56を装置本体20の幅方向の内側から係止する爪部42を有するとともに、装置本体20におけるホルダの可動領域よりも厚さ方向の取付面51側に形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、液位検出装置の取付構造に関する。
タンク内に貯留された液体の液位を検出する装置として、タンクホルダに形成された一対のストッパ間に装置本体を挿し込むことで、装置本体の両側を保持させるとともに、装置本体の両側部から突出する突起部にタンクホルダに形成された一対のフック部の爪部を外側から係止させることで、ストッパからの装置本体の抜け止めを図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、装置本体における幅方向の内側に形成された被掛止部に、タンクホルダ側の弾性変形する掛止部を係止させることで、ストッパからの装置本体の抜け止めを図るものもある(例えば、特許文献2参照)。
特許第4591360号公報 特許第5293865号公報
特許文献1に記載の取付構造では、装置本体の両側の突起を係止するタンクホルダ側のフックの爪部が装置本体の外側から突起を係止するため、取付部における全体の幅寸法が嵩んでしまう。
これに対して、特許文献2に記載の取付構造では、装置本体における幅方向の内側の被掛止部をタンクホルダの掛止部に係止させるため、取付部における幅寸法を抑えることができる。しかし、この取付構造では、タンクホルダの取付面と掛止部との間に間隙が形成されているため、その間隙に指や工具などが入って引っ掛かり、係止状態が意図せずに解除されてしまうおそれがある。しかも、タンクホルダの係止部に係止される被係止部が延在する装置本体は、長手方向の寸法が大きくなってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を図りつつ取付部への確実な取付状態を維持することが可能な液位検出装置の取付構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る液位検出装置の取付構造は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) タンク内に貯留された液体の液位を検出する液位検出装置の取付構造であって、
前記液位検出装置は、前記タンク側に設けられた取付部の取付面に装着される装置本体と、前記装置本体に回動可能に設けられて前記タンク内に貯留された液体の液位の変動によって回動するホルダと、を備え、
前記取付面は、前記装置本体が挿し込まれることで前記装置本体の両側部を係止する一対の係止部と、前記係止部に対する前記装置本体の挿し込み方向の前方側に形成された一対の突起部と、を有し、
前記装置本体は、幅方向に配列されて前記挿し込み方向の前方側へ延在された一対のフックを有し、
前記フックは、前記突起部を前記装置本体の幅方向の内側から係止する爪部を有するとともに、前記装置本体における前記ホルダの可動領域よりも厚さ方向の前記取付面側に形成されている
ことを特徴とする液位検出装置の取付構造。
(2) 前記装置本体は、幅方向の内側へ変形する前記フックが当接する横変形規制部を有する
ことを特徴とする(1)に記載の液位検出装置の取付構造。
(3) それぞれの前記フックは、長さ方向の中間部に、先端へ向かって前記装置本体の幅方向の内側へ傾斜する傾斜部を有する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の液位検出装置の取付構造。
(4) それぞれの前記フックは、長さ方向の中間部に、前記装置本体の厚さ方向の前方へ突出する取り外し用突起を有する
ことを特徴とする(1)〜(3)の何れか1つに記載の液位検出装置の取付構造。
(5) 前記装置本体は、幅方向の内側へ変形する前記取り外し用突起が当接する撓み変形規制部を有する
ことを特徴とする(4)に記載の液位検出装置の取付構造。
上記(1)の構成の液位検出装置の取付構造によれば、装置本体に設けられたそれぞれのフックの爪部が取付面の突起部を装置本体の幅方向の内側から係止して抜け止めする構造である。したがって、装置本体の両側部を外側から係止するフックを取付部に設けた構造と比較して、装置本体の幅寸法とともに装置本体が装着される取付部の全体の幅寸法を抑えることができる。また、取付面と掛止部との間に間隙が形成される取付構造と比較して、係止状態が意図せず解除されることを抑制でき、取付部への確実な取付状態を維持することができる。
しかも、装置本体におけるホルダの可動領域よりも厚さ方向の取付面側にフックを形成した構造であるので、フックをホルダの可動領域に対して厚さ方向でラップさせることができる。これにより、装置本体からのフックの突出寸法を極力抑えて小型化を図ることができる。
上記(2)の構成の液位検出装置の取付構造によれば、フックが周辺の部品等に接触して装置本体の幅方向の内側へ変形しても、フックが横変形規制部に当接することで、過度な変形による破損が抑制される。例えば、取付面に装置本体を装着する装着作業において、装置本体は、左右に傾いた状態で係止部間へ挿し込まれることがある。この場合、一方のフックが突起部に強く当接されて装置本体の幅方向の内側へ大きく変形するが、大きく変形するフックが横変形規制部に当接することで、過度な変形が抑制されることとなる。したがって、フックの過度な変形による破損を抑制でき、装置本体を無理なく円滑に取付部へ装着させることができる。
上記(3)の構成の液位検出装置の取付構造によれば、外側へ爪部が突出したフックの先端部を装置本体の幅方向の中央に寄せることができる。これにより、装置本体をさらに小型化することができる。また、先端へ向かって装置本体の幅方向の内側へ傾斜する傾斜部をフックの長さ方向の中間部に設けることで、取付面の突起部への十分な係止力を維持しつつ、取付面の突起部間へ一対のフックを挿入して爪部を突起部へ係止させる際に必要となる挿入力を抑えて装着性を向上させることができる。
上記(4)の構成の液位検出装置の取付構造によれば、作業者は、装置本体の厚さ方向の前方へ突出した取り外し用突起を介してフックを解除方向(装置本体の幅方向の内側)へ弾性変形させることができ、装置本体を取付部から容易に取外すことができる。
上記(5)の構成の液位検出装置の取付構造によれば、作業者が取り外し用突起を解除方向へ操作した際、取り外し用突起が撓み変形規制部に当接することで、過度な変形による取り外し用突起及びフックの破損が防止される。即ち、取付部から装置本体を取り外す取外し作業において、取り外し用突起が過度に解除方向へ押圧されると、取り外し用突起には曲げ応力が作用すると共にフックの基部にはねじり応力が作用する。この際、取り外し用突起が撓み変形規制部に当接して装置本体の幅方向の内側への変位が所定位置で規制されることで、取り外し用突起に対する過度な曲げ応力や、フックに対する過度なねじり応力を抑制することができる。したがって、取り外し用突起やフックの破損を抑制でき、装置本体を無理なく円滑に取付部から取り外すことができる。
本発明によれば、小型化を図りつつ取付部への確実な取付状態を維持することが可能な液位検出装置の取付構造を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、液位検出装置の斜視図である。 図2は、液位検出装置の分解斜視図である。 図3は、本実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図3(a)は取付部に装着された液位検出装置の装置本体の斜視図、図3(b)は液位検出装置の装置本体が装着される取付部の斜視図である。 図4は、本実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図4(a)は取付部に装着された液位検出装置の装置本体の正面図、図4(b)は液位検出装置の装置本体が装着される取付部の正面図である。 図5は、取付部に装着される液位検出装置の装置本体の斜視図である。 図6は、取付部に装着される液位検出装置の装置本体の側面図である。 図7は、取付部に装着される液位検出装置の装置本体の下面図である。 図8は、装置本体の下部における側面図である。 図9は、図8におけるB−B断面図である。 図10は、他の形状のフックを示す図8におけるB−B断面図である。 図11は、他の実施形態に係る液位検出装置の装置本体の斜視図である。 図12は、図11に示した装置本体の側面図である。 図13は、他の実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図13(a)は取付部に装着された液位検出装置の装置本体の斜視図、図13(b)は液位検出装置の装置本体が装着される取付部の斜視図である。 図14は、他の実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図14(a)は取付部に装着された液位検出装置の装置本体の正面図、図14(b)は液位検出装置の装置本体が装着される取付部の正面図である。 図15は、図14(a)におけるC−C断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、液位検出装置の斜視図である。図2は、液位検出装置の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、液位検出装置10は、装置本体20と、ホルダ70とを有している。装置本体20は、センサハウジング21と、端子22と、保持部材23とを備えている。端子22及び保持部材23は、それぞれセンサハウジング21に組付けられる。端子22には、センサハウジング21の内部に設けられたホール素子(図示略)のリードが接続される。また、端子22には、保持部材23によって保持される検出線24が接続されており、これらの検出線24は、センサハウジング21の上部から引き出されている。
ホルダ70は、内部に環状のマグネット(図示略)を有する円形状に形成されており、センサハウジング21の前面側に装着されて回動可能に保持される。ホルダ70には、フロートアーム71の一端が接続されている。フロートアーム71の他端は自由端とされており、この自由端には、フロート72が固定されている。
液位検出装置10は、例えば、自動車等の車両に搭載される燃料タンクの取付部に取り付けられる。液位検出装置10は、燃料タンクの取付部に取り付けられ、燃料タンクの内部に貯留する燃料の液位を検出する。
液位検出装置10は、液面を追従するフロート72の移動に伴ってフロートアーム71が揺動し、フロートアーム71が接続されたホルダ70が装置本体20に対して回動する。すると、装置本体20内のホール素子がホルダ70のマグネットの磁束の変化を検出し、その検出結果が検出線24を介して測定部に送信される。測定部では、ホール素子からの検出結果に基づいて、液位の測定を行い、必要に応じて警告を行う。例えば、測定部は、燃料タンク内の燃料切れなどの警告を行う。
次に、本実施形態に係る液位検出装置10の取付構造について説明する。
図3は、本実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図3(a)は取付部に装着された液位検出装置の装置本体の斜視図、図3(b)は液位検出装置の装置本体が装着される取付部の斜視図である。図4は、本実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図4(a)は取付部に装着された液位検出装置の装置本体の正面図、図4(b)は液位検出装置の装置本体が装着される取付部の正面図である。
図3(a)及び図4(a)に示すように、液位検出装置10の装置本体20は、取付部50に取り付けられる。取付部50は、樹脂や金属から形成されており、例えば、燃料タンクに組付けられる燃料ポンプのポンプアッシーに設けられる。装置本体20は、取付部50の取付面51に対して上方側から装着される。
図3(b)及び図4(b)に示すように、取付部50の取付面51は、係止部53と、突起部56とを有している。係止部53及び突起部56は、それぞれ一対ずつ設けられており、それぞれ取付面51から突出されている。係止部53は、左右に間隔をあけて対向位置に配置されている。これらの係止部53は、互いに平行に配置された板状の壁部54と、この壁部54の縁部から互いに近接する方向へ向かって突出する係止片部55とを有している。液位検出装置10の装置本体20は、係止部53の間へ上方から下方へ向かう挿し込み方向Aへスライドされて挿し込まれることで装着される。突起部56は、それぞれの係止部53の下方位置である挿し込み方向Aの前方側に形成されている。突起部56は、係止部53の外面同士の範囲内において、互いに間隔をあけて配置されている。
図5は、取付部に装着される液位検出装置の装置本体の斜視図である。図6は、取付部に装着される液位検出装置の装置本体の側面図である。図7は、取付部に装着される液位検出装置の装置本体の下面図である。
図5から図7に示すように、装置本体20は、その前面側に、ホルダ70が装着されるホルダ装着部31を有している。ホルダ装着部31に装着されたホルダ70は、ホルダ装着部31で回動可能に保持される。そして、装置本体20は、ホルダ70が装着されたホルダ装着部31が、ホルダ70が回動する領域である可動領域MAとされている。
装置本体20は、その両側部に、係止凸部32を有している。係止凸部32は、取付面51と係止部53の係止片部55との隙間よりも僅かに小さい厚さを有している。係止凸部32の端面間の寸法は、係止部53の壁部54の内面同士の間隔よりも僅かに小さくされている。また、装置本体20には、係止凸部32における挿し込み方向Aの後方側の端部に、係止凸部32の断面の外形よりも大きなストッパ部33が形成されている。また、装置本体20には、その裏面に、僅かに突出する複数の当接面部34を有している。
図8は、装置本体の下部における側面図である。図9は、図8におけるB−B断面図である。
図8及び図9に示すように、装置本体20には、係止部53の間への挿し込み方向Aの前方側である下部に、一対のフック41が形成されている。これらのフック41は、それぞれ間隔をあけて下方へ延在されている。これらのフック41の先端には、外側へ向かって突出する爪部42が形成されている。これらのフック41は、爪部42の先端同士の間隔が、取付部50の突起部56同士の間隔よりも大きくされている。フック41は、装置本体20の可動領域MAよりも裏面側である取付面51側に形成されている。そして、フック41は、基端部及びその近傍が、装置本体20の厚さ方向において可動領域MAにラップしている。
装置本体20は、フック41に対して、厚さ方向の前方側に当接部45を有している。当接部45は、フック41に対して隙間G1をあけて配置されている。フック41は、装置本体20の厚さ方向の前方側へ意図せず弾性変形された際に、当接部45に当接する(図8中2点鎖線参照)。これにより、フック41は、装置本体20の厚さ方向の前方側への弾性変形が抑制される。
装置本体20は、それぞれのフック41に対して、幅方向の内側に横変形規制部46を有している。横変形規制部46は、フック41に対して隙間G2をあけて配置されている。フック41は、装置本体20の幅方向の内側へ弾性変形された際に、横変形規制部46に当接する(図9中2点鎖線参照)。これにより、フック41は、装置本体20の幅方向の内側への弾性変形が所定位置で規制される。
液位検出装置10の装置本体20を取付部50に装着させるには、フック41を下方へ向けるとともに裏面を取付部50の取付面51側へ向けた装置本体20を、取付部50に対して上方側から近接させる。そして、装置本体20を、その裏面を取付面51に沿わせながら係止部53の間に挿し込み、装置本体20の両側部の係止凸部32を取付面51と係止部53の係止片部55との間に入り込ませる。
その後、装置本体20をさらに押し下げる。このようにすると、フック41の爪部42が、取付部50の突起部56と接触し、それぞれのフック41が装置本体20の幅方向の内側へ弾性変形される。そして、係止凸部32の上端のストッパ部33が係止部53に当接するまで装置本体20を押し下げると、フック41の爪部42が突起部56を超えて突起部56の下方側へ移動して弾性変形していたフック41が装置本体20の幅方向の外側へ復元し、爪部42が突起部56を係止した状態となる。
これにより、装置本体20の両側部の係止凸部32が取付部50の係止部53によって係止され、また、装置本体20のフック41の爪部42が突起部56を係止して抜け止めされた状態となり、取付部50に装置本体20が確実に装着された状態となる。また、装置本体20は、取付部50に装着された状態で、裏面の複数の当接面部34が取付面51に当接される。これにより、装置本体20は、取付部50に対してガタツキなく安定した状態で固定される。
ところで、上記のように取付部50に装置本体20を装着する装着作業において、装置本体20が厚さ方向に傾けられた状態で取付部50の係止部53間へ挿し込まれることがある。このような場合、挿し込み方向Aの前方側に突出したフック41の先端が取付部50の取付面51に当接し、フック41が装置本体20の厚さ方向の前方側へ意図せず弾性変形されてしまうことがある。このとき、弾性変形されるフック41は、装置本体20の当接部45に当接されることで、意図しない変形が抑制されることとなる(図8参照)。
また、装置本体20は、挿し込み方向Aに対して左右に傾いた状態で係止部53間へ挿し込まれることがある。このような場合、一対のフック41の一方側が突起部56に強く当接されて装置本体20の幅方向の内側へ大きく弾性変形される。このとき、大きく弾性変形されるフック41は、装置本体20の横変形規制部46に当接されることで、過度な弾性変形が抑制されることとなる(図9参照)。
以上、説明したように、本実施形態に係る液位検出装置10の取付構造によれば、装置本体20に設けられたそれぞれのフック41の爪部42が取付面51の突起部56を装置本体20の幅方向の内側から係止して抜け止めする構造である。したがって、装置本体の両側部を外側から係止するフックを取付部に設けた構造と比較して、装置本体20の幅寸法とともに装置本体20が装着される取付部50の全体の幅寸法を抑えることができる。また、取付面と掛止部との間に間隙が形成される取付構造と比較して、係止状態が意図せず解除されることを抑制でき、取付部50への確実な取付状態を維持することができる。
しかも、装置本体20におけるホルダ70の可動領域MAよりも厚さ方向の取付面51側にフック41を形成した構造であるので、フック41をホルダ70の可動領域MAに対して厚さ方向でラップさせることができる。これにより、装置本体20からのフック41の突出寸法を極力抑えて小型化を図ることができる。
また、装置本体20は、厚さ方向の前方側へ変形するフック41が当接する当接部45を有しているので、フック41が周辺の部品等に接触して装置本体20の厚さ方向の前方側へ意図せずに変形しても、フック41が当接部45に当接することで、過度な変形による破損が抑制される。例えば、装置本体20が厚さ方向に傾けられた状態で係止部53の間へ挿し込まれることで、フック41の先端が取付面51に当接し、フック41が装置本体20の厚さ方向の前方側へ意図せず変形しても、フック41が当接部45に当接することで、過度な変形が抑制される。したがって、フック41の過度な変形による破損を抑制でき、装置本体20を無理なく円滑に取付部50へ装着させることができる。
さらに、装置本体20は、幅方向の内側へ変形するフック41が当接する横変形規制部46を有しているので、フック41が周辺の部品等に接触して装置本体20の幅方向の内側へ変形しても、フック41が横変形規制部46に当接することで、過度な変形による破損が抑制される。例えば、装置本体20が左右に傾いた状態で係止部53の間へ挿し込まれることで、突起部56に当接する一方のフック41が装置本体20の幅方向の内側へ大きく変形しても、そのフック41が横変形規制部46に当接することで、過度な変形が抑制される。したがって、フック41の過度な変形による破損を抑制でき、装置本体20を無理なく円滑に取付部50へ装着させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、図10に示すように、装置本体20のフック41としては、長さ方向の中間部に、先端へ向かってそれぞれ装置本体20の幅方向の内側へ傾斜する傾斜部41aを有し、それぞれのフック41の先端部分が内側に寄せられて配置されているものでもよい。
このようなフック41を有することで、外側へ爪部42が突出したフック41の先端部を装置本体20の幅方向の中央に寄せることができる。これにより、装置本体20をさらに小型化することができる。また、先端へ向かって装置本体20の幅方向の内側へ傾斜する傾斜部41aをフック41の長さ方向の中間部に設けることで、取付面51の突起部56への十分な係止力を維持しつつ、取付面51の突起部56間へ一対のフック41を挿入して爪部42を突起部56へ係止させる際に必要となる挿入力を抑えて装着性を向上させることができる。
図11及び図12は、他の実施形態に係る液位検出装置の装置本体20Aの斜視図及び側面図である。図13は、他の実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図13(a)は取付部50Aに装着された液位検出装置の装置本体20Aの斜視図、図13(b)は液位検出装置の装置本体20Aが装着される取付部50Aの斜視図である。図14は、他の実施形態に係る液位検出装置の取付構造を説明する図であって、図14(a)は取付部50Aに装着された液位検出装置の装置本体20Aの正面図、図14(b)は液位検出装置の装置本体20Aが装着される取付部50Aの正面図である。
図11〜図14に示すように、他の実施形態に係る装置本体20Aは、一対のフック41Aと撓み変形規制部63を有する以外は、上述した装置本体20の構成と同様であるので、同一の構成部材については同符号を付して詳細な説明は省略する。
図14に示すように、装置本体20Aのセンサハウジング21Aには、係止部53の間への挿し込み方向Aの前方側である下部に、一対のフック41Aが形成されている。これらのフック41Aは、それぞれ間隔をあけて下方へ延在されている。これらのフック41Aの長さ方向の中間部には、センサハウジング21Aの厚さ方向の前方へ突出する取外し用突起61が形成されている。
装置本体20Aは、それぞれの取外し用突起61に対して、幅方向の内側に撓み変形規制部63を有している。撓み変形規制部63は、取外し用突起61に対して隙間G3をあけて配置されている。取外し用突起61は、センサハウジング21Aの幅方向の内側へ押圧されて弾性変形した際に、撓み変形規制部63に当接する(図15中2点鎖線参照)。これにより、取外し用突起61は、センサハウジング21Aの幅方向の内側への変位が所定位置で規制される。
装置本体20Aを取付部50Aに装着させるには、フック41Aを下方へ向けるとともに裏面を取付部50Aの取付面51側へ向けた装置本体20Aを、取付部50Aに対して上方側から近接させる。そして、装置本体20Aを、その裏面を取付面51に沿わせながら係止部53の間に挿し込み、装置本体20Aの両側部の係止凸部32を取付面51と係止部53の係止片部55との間に入り込ませる。
その後、装置本体20Aをさらに押し下げることで、図13(a)及び図14(a)に示したように、フック41Aの爪部42Aが突起部56を係止した状態となる。
これにより、装置本体20Aは、上述した装置本体20と同様に、取付部50Aに対してガタツキなく安定した状態で固定される。
更に、取付部50Aから装置本体20Aを取り外すには、センサハウジング21Aの厚さ方向の前方へ突出した取り外し用突起61を介してフック41Aを解除方向(装置本体20Aの幅方向の内側)へ弾性変形させる。この際、作業者は、一対の取り外し用突起61を片手で摘まむだけで、フック41Aを解除することができる。
即ち、図15に示すように、取り外し用突起61が装置本体20Aの幅方向の内側へ押圧されると、フック41Aは基部がねじれるようにして爪部42Aが突起部56から離れる方向に変位し、突起部56に対する係止が解除される。ここで、突起部56に対する爪部42Aの係り代幅Wが、上述した装置本体20における爪部42の係り代幅よりも減らされることで、取り外し用突起61が解除方向へ押圧された際に爪部42Aが突起部56から外れやすくなり、フック41Aを突起部56から取り外すことが容易になる。
そこで、一対の取り外し用突起61を一方の手で摘まんだ状態で、他方の手で装置本体20Aを掴んで上方へ引き上げることで、装置本体20Aを取付部50Aから容易に取外すことができる。
なお、図14(a)に2点鎖線で図示したように、取付部50Aの突起部56の近傍には、他の構成部材90が配置され、フック41Aを直接触ることができない場合がある。このような場合でも、取り外し用突起61がセンサハウジング21Aの厚さ方向の前方へ突出しているので、作業者は取り外し用突起61を容易に摘まむことができる。そこで、取り外し用突起61を介してフック41Aを解除方向へ容易に弾性変形させることができ、装置本体20Aを取付部50Aから取外すことができる。
図15は、図14(a)におけるC−C断面図である。
更に、装置本体20Aは、幅方向の内側へ変形する取り外し用突起61が当接する撓み変形規制部63を有している。そこで、図15に示すように、作業者が取り外し用突起61を解除方向へ操作した際、取り外し用突起61が撓み変形規制部63に当接することで、過度な変形による取り外し用突起61及びフック41Aの破損が防止される。即ち、取付部50Aから装置本体20Aを取り外す取外し作業において、取り外し用突起61が過度に解除方向へ押圧されると、取り外し用突起61には曲げ応力が作用すると共にフック41Aの基部にはねじり応力が作用する。この際、取り外し用突起61が撓み変形規制部63に当接して装置本体20Aの幅方向の内側への変位が所定位置で規制されることで、取り外し用突起61に対する過度な曲げ応力や、フック41Aに対する過度なねじり応力を抑制することができる。したがって、取り外し用突起61やフック41Aの破損を抑制でき、装置本体20Aを無理なく円滑に取付部50Aから取り外すことができる。
以上、説明したように、他の実施形態に係る装置本体20Aによれば、上述した装置本体20と同様の作用効果に加え、作業者は、装置本体20Aの厚さ方向の前方へ突出した取り外し用突起61を介してフック41Aを解除方向へ弾性変形させることができ、装置本体20Aを取付部50Aから容易に取外すことができる。
また、作業者が取り外し用突起61を解除方向へ操作した際、取り外し用突起61が撓み変形規制部63に当接することで、過度な変形による取り外し用突起61及びフック41Aの破損が防止される。
従って、他の実施形態に係る装置本体20Aによれば、取付部50Aからの取外し性の確保と、フック41Aの耐久性の確保が可能となる。
ここで、上述した本発明に係る液位検出装置の取付構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] タンク内に貯留された液体の液位を検出する液位検出装置(10)の取付構造であって、
前記液位検出装置(10)は、前記タンク側に設けられた取付部(50,50A)の取付面(51)に装着される装置本体(20,20A)と、前記装置本体(20,20A)に回動可能に設けられて前記タンク内に貯留された液体の液位の変動によって回動するホルダ(70)と、を備え、
前記取付面(51)は、前記装置本体(20,20A)が挿し込まれることで前記装置本体(20,20A)の両側部を係止する一対の係止部(53)と、前記係止部(53)に対する前記装置本体(20)の挿し込み方向の前方側に形成された一対の突起部(56)と、を有し、
前記装置本体(20,20A)は、幅方向に配列されて前記挿し込み方向(A)の前方側へ延在された一対のフック(41,41A)を有し、
前記フック(41,41A)は、前記突起部(56)を前記装置本体(20,20A)の幅方向の内側から係止する爪部(42,42A)を有するとともに、前記装置本体(20,20A)における前記ホルダ(70)の可動領域(MA)よりも厚さ方向の前記取付面(51)側に形成されている
ことを特徴とする液位検出装置の取付構造。
[2] 前記装置本体(20,20A)は、幅方向の内側へ変形する前記フック(41,41A)が当接する横変形規制部(46)を有する
ことを特徴とする[1]に記載の液位検出装置の取付構造。
[3] それぞれの前記フック(41)は、長さ方向の中間部に、先端へ向かって前記装置本体(20)の幅方向の内側へ傾斜する傾斜部(41a)を有する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の液位検出装置の取付構造。
[4] それぞれの前記フック(41A)は、長さ方向の中間部に、前記装置本体(20A)の厚さ方向の前方へ突出する取り外し用突起(61)を有する
ことを特徴とする[1]〜[3]の何れかい1つに記載の液位検出装置の取付構造。
[5] 前記装置本体(20A)は、幅方向の内側へ変形する前記取り外し用突起(61)が当接する撓み変形規制部(63)を有する
ことを特徴とする[4]に記載の液位検出装置の取付構造。
10:液位検出装置
20:装置本体
41:フック
41a:傾斜部
42:爪部
46:横変形規制部
50:取付部
51:取付面
53:係止部
56:突起部
70:ホルダ
A:挿し込み方向
MA:可動領域

Claims (5)

  1. タンク内に貯留された液体の液位を検出する液位検出装置の取付構造であって、
    前記液位検出装置は、前記タンク側に設けられた取付部の取付面に装着される装置本体と、前記装置本体に回動可能に設けられて前記タンク内に貯留された液体の液位の変動によって回動するホルダと、を備え、
    前記取付面は、前記装置本体が挿し込まれることで前記装置本体の両側部を係止する一対の係止部と、前記係止部に対する前記装置本体の挿し込み方向の前方側に形成された一対の突起部と、を有し、
    前記装置本体は、幅方向に配列されて前記挿し込み方向の前方側へ延在された一対のフックを有し、
    前記フックは、前記突起部を前記装置本体の幅方向の内側から係止する爪部を有するとともに、前記装置本体における前記ホルダの可動領域よりも厚さ方向の前記取付面側に形成されている
    ことを特徴とする液位検出装置の取付構造。
  2. 前記装置本体は、幅方向の内側へ変形する前記フックが当接する横変形規制部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液位検出装置の取付構造。
  3. それぞれの前記フックは、長さ方向の中間部に、先端へ向かって前記装置本体の幅方向の内側へ傾斜する傾斜部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液位検出装置の取付構造。
  4. それぞれの前記フックは、長さ方向の中間部に、前記装置本体の厚さ方向の前方へ突出する取り外し用突起を有する
    ことを特徴とする請求項1〜は請求項3の何れか1項に記載の液位検出装置の取付構造。
  5. 前記装置本体は、幅方向の内側へ変形する前記取り外し用突起が当接する撓み変形規制部を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の液位検出装置の取付構造。
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