JP2012181106A - 液面検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブタンクの容量の増加に寄与しつつ、サブタンクへの取り付けの作業性に優れた液面検出装置の提供。
【解決手段】予め規定された取付方向ADに相対変位させることにより、サブタンク30の周壁33を窪ませた窪み部34の取付部35に取り付けられる液面検出装置100であって、燃料の液面91aの高さを検出するホールIC60と、ホールIC60に対して取付方向ADとは反対側に位置して延伸方向EDに延伸する延伸壁43を有し、窪み部34に収容されるハウジング40と、延伸壁43と一体に形成され、窪み底壁部34cから離間する離間方向SDに延伸壁43から延伸する補助延伸壁44と、離間方向SDにおける補助延伸壁44の先端44aから取付方向ADとは反対の方向に向かって突出するリブ部45と、を備える液面検出装置100とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体を貯留する容器に取り付けられる液面検出装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているような、燃料タンク等に貯留される燃料の液面高さを検出する液面検出装置が知られている。特許文献1に開示のような液面検出装置は、燃料の液面高さを検出する検出部としての抵抗体と、抵抗体を支持するケース体とを備えている。このような液面検出装置は、例えば特許文献2に開示されているような燃料ポンプモジュールの一部として、燃料タンク内に設置されている。
特許文献2に開示の燃料ポンプモジュールは、燃料タンク内の燃料を集めて貯留するサブタンクを備えている。サブタンクの周壁には、当該周壁を窪ませることにより、液面検出装置のケース体を収容するための窪み部が形成されている。サブタンクに対して予め規定された取付方向に液面検出装置を相対変位させることにより、液面検出装置のケース体は、周壁の窪み部に設けられた取付部に取り付けられる。
以上のような液面検出装置をサブタンクに取り付ける作業に際して、液面検出装置は、当該作業を実施する作業者によって、サブタンクに対して取付方向に相対変位させるための押圧力を印加される。ケース体において作業者による押圧力の印加を受ける部位は、抵抗体に対して取付方向とは反対側に位置しており、且つ当該取付方向と交差する方向に沿って延伸する壁部である。抵抗体に対して取付方向とは反対側に位置する壁部に押圧力を印加することにより、ケース体に押圧力を作用させる作業は、抵抗体に妨げられ難くなる。また、取付方向と交差する方向に延伸する壁部であれば、取付方向の押圧力は、ケース体に確実に作用し得る。これらの条件を満たす壁部に取付方向の押圧力を印加することにより、作業者は、液面検出装置を、サブタンクに対して相対変位させて、サブタンクに取り付けることができる。
特開2009−58376号公報 特開2007−224840号公報
さて、サブタンクの周壁に形成される窪み部に液面検出装置のケース体が収容されるのは、燃料ポンプモジュールが燃料タンクに形成された開口を通じて当該燃料タンク内に設置されるためである。この燃料タンクの開口を拡大することは、非常に難しい。故に、サブタンクの容量を増加させるためには、周壁に形成される窪み部は小さくされたほうがよい。そのため、窪み部を形成している周壁から離間する離間方向(図4参照)に沿ったケース体の寸法を縮めたいという要望が、近年高まってきている。
しかし、上述した離間方向におけるケース体の寸法を縮小した場合、ひいては当該方向に沿った壁部の寸法も縮小されてしまう。故に、作業者によって押圧力を印加することのできる面積は、確保され難くなってしまう。すると、押圧力を印加する作業者の例えば指先等は、壁部との間において滑りを生じて、当該壁部から離脱し得る。故に、作業者は、指先によって壁部を取付方向に押圧し難くなってしまう。以上により、液面検出装置は、寸法の縮小によってサブタンク等の容器の容量増加に寄与することができたとしても、容器への取り付けの作業性を著しく損なうおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、容器の容量の増加に寄与しつつ、当該容器への取り付けの作業性に優れた液面検出装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、液体を貯留する容器に対して予め規定された取付方向に相対変位させることにより、容器の周壁を窪ませてなる窪み部に設けられた取付部に取り付けられる液面検出装置であって、液体の液面高さを検出する検出部と、検出部を支持し、検出部に対して取付方向とは反対側に位置して取付方向と交差する方向に延伸する延伸壁部を有し、取付部に取り付けられることにより窪み部に収容される本体部と、延伸壁部と一体に形成され、窪み部を形成する周壁から離間する離間方向に延伸壁部から延伸する補助延伸壁部と、離間方向における補助延伸壁部の先端から取付方向とは反対の方向に向かって突出する突出部と、を備える液面検出装置とする。
この発明によれば、延伸壁部と一体に形成される補助延伸壁部が、容器において窪み部を形成する周壁から離間する離間方向に、延伸壁部から延伸している。故に、容器の窪み部を小さくするため、離間方向に沿った本体部の寸法、ひいては当該方向に沿った延伸壁部の寸法を縮小したとしても、作業者による押圧力の印加が可能な面積は、補助延伸壁部によって確保され得る。加えて、離間方向における補助延伸壁部の先端から取付方向とは反対の方向に向かって突出部を突出させることにより、押圧力を印加する作業者の指先は、突出部によって滑りを抑制される。故に、作業者の指先は、延伸壁部及び補助延伸壁部から離脱し難くなる。これらによって、作業者は、延伸壁部及び補助延伸壁部を指先によって簡単且つ確実に、取付方向に押圧できる。したがって、液面検出装置は、容器の容量の増加に寄与しつつ、容器への取り付けについての優れた作業性を獲得できる。
請求項2に記載の発明では、突出部は、延伸壁部の先端に沿って連続するリブ状であることを特徴とする。
この発明によれば、作業者が指先によって延伸壁部及び補助延伸壁部のどの位置を押圧したとしても、延伸壁部の先端に沿って連続するリブ状の突出部は、補助延伸壁部からの指先の離脱を抑制し得る。加えて、連続するリブ状の突出部によって補助延伸壁部の強度は高められる。これらにより、作業者は、強い押圧力を本体部に印加して、液面検出装置を容器に取り付けられるようになる。以上により、液面検出装置は、容器への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
請求項3に記載の発明では、補助延伸壁部は、延伸壁部の延伸する延伸方向において当該延伸壁部の中央に位置する部分から、離間方向に延伸することを特徴とする。
この発明によれば、一般に作業者は、容器への液面検出装置の取り付けに際して、液面検出装置を変位させる方向が予め規定された取付方向に対して傾かないように、延伸壁部の延伸方向の中央に位置する部分に、押圧力を印加する。故に、延伸方向において延伸壁部の中央に位置する部分から補助延伸壁部を延伸させて押圧のための面積を確保することにより、作業者は、本体部への押圧力の印加を確実に行い得るようになる。以上により、本体部は、延伸壁部及び補助延伸壁部に印加される押圧力によって、傾きを生じること無く、取付方向に沿って容器の取付部に取り付けられ得る。したがって、液面検出装置は、容器への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
請求項4に記載の発明では、延伸壁部において補助延伸壁部と一体である部分の壁厚は、延伸壁部において補助延伸壁部と離間する部分の壁厚よりも厚いことを特徴とする。
この発明によれば、延伸壁部において補助延伸壁部と一体である部分の壁厚を、延伸壁部において補助延伸壁部と離間する部分の壁厚よりも厚くすることによって、押圧力の印加される延伸壁部及び補助延伸壁部の強度は、確実に確保され得る。故に、作業者は、強い押圧力を延伸壁部及び補助延伸壁部に印加して、液面検出装置の本体部を容器に取り付けることができる。したがって、液面検出装置は、容器への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
請求項5に記載の発明では、検出部は外部の機器に接続線を通じて接続され、延伸壁部は、補助延伸壁部と一体である部分に、接続線を通過させる通過孔を形成することを特徴とする。
この発明のように、一般に検出部は、液体の液面高さについての検出結果を外部の機器とやり取りするために、接続線を通じて当該外部の機器に接続される。すると、接続線を通過させる通過孔が、延伸壁部に形成されることがある。このような形態の液面検出装置では、作業者は、通過孔を通過する接続線を避けるようにして延伸壁部を押圧しなければならなくなる。故に、作業者が押圧力を印加できる面積は、さらに確保され難くなる。
しかし、上述したように、延伸壁部から補助延伸壁部を延伸させることによれば、補助延伸壁部と一体である部分の延伸壁部に通過孔が形成されていても、作業者は、接続線を避けつつ、延伸壁部及び補助延伸壁部に押圧力を印加することができる。以上のように、補助延伸壁部を形成することで押圧力の印加可能な面積を拡大し、液面検出装置を容器に取り付ける作業性を向上させる効果は、延伸壁部に接続線の通過孔が形成される形態において、さらに顕著に発揮されるのである。
請求項6に記載の発明では、突出部の横断面における輪郭の形状は、円弧状であることを特徴とする。
この発明によれば、強い押圧力を作業者が突出部に印加した場合であっても、この突出部の横断面における輪郭の形状が円弧状であることによって、作業者の指先は、当該突出部から保護され得る。故に、作業者は、強い押圧力を本体部に印加して、液面検出装置を容器に取り付けられるようになる。以上により、液面検出装置は、容器への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
請求項7に記載の発明では、突出部の横断面における輪郭の形状は、三角形状であることを特徴とする。
この発明によれば、横断面における輪郭の形状が三角形状である突出部は、作業者の印加する押圧力によって、三角形状の頂点部分と指先との間に強い応力を生じさせられる。故に、三角形状の突出部と指先との間の滑りは、さらに生じに難くなる。以上により、作業者の指先の延伸壁部及び補助延伸壁部からの離脱は、確実に抑制される。したがって、液面検出装置は、容器への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
請求項8に記載の発明では、金型に設けられるキャビティに成形材料を充填することによって成形される本体部を備える液面検出装置であって、本体部に形成される突出部の横断面における輪郭の形状は、四角形状であることを特徴とする。
この発明では、四角形状である突出部が本体部に成形されるように、キャビティは、金型に設けられなくてはならない。ここで、横断面における輪郭の形状が四角形状である突出部を成形材料によって成形するためのキャビティの形状は、上述した円弧状及び三角形状等の突出部を成形するためのキャビティの形状と比較して、金型に形成することが一般に容易である。故に、本体部に形成される突出部を四角形状とすることにより、容器の容量の増加に寄与しつつ、容器への取り付け作業性に優れた液面検出装置が、確実に実現されるようになる。
加えて、四角形状である突出部は、作業者の印加する押圧力によって、四角形状の頂点部分と指先との間に強い応力を生じさせられる。故に、四角形状の突出部と指先との間の滑りは、さらに生じに難くなる。以上により、作業者の指先の延伸壁部及び補助延伸壁部からの離脱は、確実に抑制され得る。したがって、液面検出装置は、容器への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
本発明の第一実施形態による液面検出装置を含む燃料ポンプモジュールの正面図である。 本発明の第一実施形態による液面検出装置の構成を説明するための斜視図である。 液面検出装置をサブタンクに取り付ける作業を説明するための図である。 図1のIV−IV線断面視図である。 図1のV−V線断面視図である。 本発明の第一実施形態による液面検出装置の特徴部分を説明するための図であって、図5の領域VIを拡大した拡大図である。 本発明の第二実施形態による液面検出装置の特徴部分を説明するための図であって、図6の変形例を示す図である。 本発明の第三実施形態による液面検出装置の特徴部分を説明するための図であって、図6の別の変形例を示す図である。 液面検出装置のハウジングを成形する金型を説明するための図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態による液面検出装置100について説明する。液面検出装置100は、車両に搭載され、液体としての燃料を貯留する燃料タンク90内に、燃料ポンプモジュール10の一部として設置されている。まず、燃料ポンプモジュール10の構成について、図1に基づいて説明する。
燃料ポンプモジュール10は、サブタンク30、蓋体23、燃料ポンプ25、及び液面検出装置100等によって構成されている。
サブタンク30は、樹脂材料等によって形成されている。サブタンク30は、有底円筒状に形成された燃料を貯留する容器であって、底壁31及び底壁31を囲むように円周状に立設された周壁33を有している。サブタンク30は、燃料タンク90の開口90cと鉛直方向において対向する開口30aを形成している。サブタンク30は、燃料タンク90内に貯留されている燃料を集めて燃料ポンプ25の周囲に蓄積するための容器である。サブタンク30の機能によって、車両に水平方向の加速度が作用した場合であっても、燃料ポンプ25の周囲に燃料の存在する状態が維持される。サブタンク30は、スプリング(図示しない)によって、蓋体23に対して燃料タンク90の底部90a側に押し付けられており、当該底部90aに固定されている。
蓋体23は、樹脂材料等によって円盤状に形成され、燃料タンク90の天井部90bに設けられた開口90cを塞ぐ蓋体である。開口90cは、燃料ポンプモジュール10を燃料タンク90内に挿入するための開口である。蓋体23には、径方向外側に環状に突出する鍔部が設けられている。鍔部は、開口90cの周縁に、燃料タンク90の外側から液密に密着している。蓋体23には、コネクタ24が形成されている。コネクタ24は、円盤状の蓋体23の本体部分から、燃料タンク90の外側に向かって突出している。コネクタ24には、外部の機器と接続されている相手側のコネクタ(図示しない)が嵌合される。これにより、燃料ポンプモジュール10の液面検出装置100及び燃料ポンプ25等は、例えばコンビネーションメータ20及び機関制御装置等の外部の機器と電気的に接続される。
燃料ポンプ25は、全体として円柱状を呈しており、サブタンク30内に収容されている。燃料ポンプ25は、電動モータによってインペラを回転させることにより燃料を汲み上げる。燃料ポンプ25は、コネクタ24に接続された配線を通じて供給される電力を用いて電動モータでインペラを回転させ、サブタンク30内に蓄積された燃料を、燃料タンク90外部の内燃機関に向けて吐出する。
次に、液面検出装置100の構成について、図1及び図2に基づいて説明する。液面検出装置100は、サブタンク30の周壁33に取り付けられている。液面検出装置100は、サブタンク30の外部に貯留されている燃料の液面91aの高さを検出する。液面検出装置100は、フロート55、マグネットホルダ50、ハウジング40、及びホールIC60を備えている。
フロート55は、例えば発泡させたエボナイト等の燃料よりも比重の小さい材料により形成されている。フロート55は、燃料の液面91aに浮揚可能である。フロート55は、ステンレス鋼等の金属材料からなるフロートアーム56によってマグネットホルダ50に支持されている。
マグネットホルダ50は、耐油・耐溶剤性が良く、機械的性質に優れる、例えばポリアセタール(POM)樹脂等により円筒形状に成形されている。マグネットホルダ50は、フロートアーム56を保持している。マグネットホルダ50の内周面には、軸受部が形成されている。マグネットホルダ50は、軸受部によってハウジング40に回転自在に支持されている。マグネットホルダ50の内部には、強磁性を示す一対のマグネット53が埋設されている。これらマグネット53は、マグネットホルダ50と一体で回転する。
ハウジング40は、燃料のような有機溶剤に侵されることがなく、高温でも強度が低下しないポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等によって形成されている。ハウジング40は、板状の底壁40a及び当該底壁40aを囲むように形成される周壁40bを有している。ハウジング40は、サブタンク30の周壁33に取り付けられることにより、液面検出装置100をサブタンク30に対して固定する。加えてハウジング40は、底壁40aから突出する円柱状の支持軸41(図3参照)を有している。支持軸41は、ホールIC60を収容することにより、当該ホールIC60を支持している。また、支持軸41には、マグネットホルダ50の軸受部が外嵌される。これによりハウジング40は、マグネットホルダ50を回転自在に支持している。
ホールIC60は、マグネットホルダ50の支持軸41(図3参照)に対する回転角度を検出するための検出素子である。ホールIC60は、マグネットホルダ50内に設けられた一対のマグネット53に挟まれるように、ハウジング40の支持軸41内に埋設されている。ホールIC60は、入力部、接地部および出力部という三つの入出力部を有している。ホールIC60の三つの入出力部は、ハウジング40内に埋設される三つのターミナル、及びこれらのターミナルにそれぞれ接続される三つのリード線61〜63等を通じて、燃料タンク90外部のコンビネーションメータ20等の機器に接続されている。ホールIC60は、入力部と接地部との間に電圧が印加された状態で外部から磁界の作用を受けることで、ホールIC60を通過する磁束の密度に比例した電圧を検出結果として、出力部からコンビネーションメータ20に向けて出力する。
以上の構成により、マグネットホルダ50に支持されたフロートアーム56によって、燃料の液面91aに追従して上下移動するフロート55の往復動作は、回転運動に変換されてフロートアーム56およびマグネットホルダ50よりなる一体要素に伝達される。故に、マグネットホルダ50は、燃料タンク90においてサブタンク30の外部に貯留される燃料の液面91aに追従しハウジング40に対して相対回転する。このマグネットホルダ50の相対回転により、ホールIC60に作用する磁界の磁束密度が変化する。すると、ホールIC60の出力部から出力される電圧が変化する。以上により、マグネットホルダ50の回転角度、ひいては燃料の液面91aの高さの検出が実現される。
ここまで説明した液面検出装置100は、図3に示されるように、サブタンク30に対して予め規定された取付方向ADに相対変位させられることにより、サブタンク30の周壁33に取り付けられる。以下、取り付けにかかわるサブタンク30及び液面検出装置100の詳細な構成、並びに液面検出装置100をサブタンク30に取り付けるための作業について、図3〜図6に基づいて説明する。尚、図3及び図4では、説明を分かりやすくするために、マグネットホルダ50及びフロート55等の構成が液面検出装置100から省かれている。
図3及び図4に示されるように、サブタンク30は、窪み部34及び取付部35を有している。窪み部34は、サブタンク30の周壁33を当該周壁33の内周側に窪ませてなる。窪み部34は、周壁33の円周状の部分から、当該周壁33の内周側に延びる一対の窪み側壁部34a,34bと、これら窪み側壁部34a,34bの間に位置する平面状の窪み底壁部34cと、を形成している。これら窪み側壁部34a,34b及び窪み底壁部34cによって囲まれた空間が、液面検出装置100のハウジング40を収容するための収容空間34dである。
取付部35は、複数の係止爪35a〜35d等によって構成されている。係止爪35a〜35dは、窪み底壁部34cに設けられている。係止爪35a及び係止爪35bは、液面検出装置100の取付方向ADに沿って互いに対向して位置している。取付部35にハウジング40が取り付けられることにより、係止爪35a及び係止爪35bは、協働で取付方向ADに沿う方向におけるハウジング40の変位を規制する。係止爪35aは、係止爪35bよりもサブタンク30の開口30aに近接して位置している。係止爪35aは、取付方向ADに位置する係止爪35bに向かって延伸している。係止爪35bは、係止爪35aよりもサブタンク30の開口30aから離間して位置している。係止爪35bは、取付方向ADと反対の方向に位置する係止爪35aに向かって延伸している。係止爪35c及び係止爪35dは、係止爪35a及び係止爪35b間に位置し、取付方向ADと直交する方向において互いに対向して位置している。係止爪35c及び係止爪35dは、窪み底壁部34cから延出している。係止爪35cの基端部分は、窪み底壁部34cの外周面に対して垂直な方向に沿って、窪み底壁部34cから離間する離間方向SDに延びている。係止爪35cの先端部分は、基端部分に対して屈曲されており、係止爪35dに向かって延びている。係止爪35dの基端部分は、窪み底壁部34cから離間方向SDに延びている。係止爪35dの先端部分は、基端部分に対して屈曲されており、係止爪35cに向かって延びている。取付部35にハウジング40が取り付けられることにより、係止爪35c及び係止爪35dは、協働で取付方向ADに直交する方向におけるハウジング40の変位を規制する。
液面検出装置100のハウジング40は、延伸壁43、補助延伸壁44、及びリブ部45をさらに有している。
延伸壁43は、ハウジング40の周壁40bのうち、ホールIC60を収容する支持軸41に対して取付方向ADとは反対側に位置し、当該取付方向ADと交差する方向に延伸している部分である。延伸壁43は、取付方向AD及び離間方向SDのそれぞれと直交する延伸方向EDに延伸している。延伸壁43の延伸方向ED中央部43aは、補助延伸壁44と一体となるように形成されている。一方、延伸壁43の延伸方向EDの両端部43b,43cは、補助延伸壁44と離間している。加えて図6に示されるように、中央部43aの壁厚WT1は、両端部43b,43cの壁厚WT2よりも厚くされている。また、延伸壁43には、図4に示されるように、三つのリード線通過溝46〜48が形成されている。各リード線通過溝46〜48は、三つのリード線61〜63(図1参照)を通過させる通過孔を形成するための溝である。各リード線通過溝46〜48は、延伸壁43の延伸方向EDに沿う一対の縁部のうち、底壁40aから離間した一方から、底壁40aに近接する他方に向けて、離間方向SDに沿って延びている。リード線通過溝46は、端部43bにおいて中央部43aに接する部分に形成されている。リード線通過溝47は、中央部43aにおいて延伸方向EDの中央部分に形成されている。リード線通過溝48は、端部43cにおいて中央部43aに接する部分に形成されている。
補助延伸壁44は、図5及び図6に示されるように、延伸壁43と一体に形成されている。補助延伸壁44は、延伸壁43のうち、延伸壁43の延伸方向EDの中央に位置する中央部43aから、離間方向SDに延伸している。補助延伸壁44の壁厚は、延伸壁43の中央部43aの壁厚WT1に揃えられている。補助延伸壁44は、図4に示されるように、延伸壁43から延伸することにより、離間方向SDに沿ったハウジング40の寸法Dhを拡大している。補助延伸壁44は、周壁33において、窪み部34が形成されない場合における仮想の円弧状の外形線VOLよりも、内周側に収まるように延伸している。
リブ部45は、図4〜図6に示されるように、離間方向SDにおける補助延伸壁44の先端44aから取付方向ADとは反対の方向に向かって突出している。リブ部45は、延伸壁43の先端44aに沿うように、延伸方向EDに連続するリブ状の突起部である。リブ部45において、延伸方向EDと直交する横断面の輪郭45aの形状は、円弧状である。
以上の構成による液面検出装置100を、サブタンク30に取り付ける作業の工程を、以下図4及び図5に基づいて説明する。
液面検出装置100をサブタンク30に取り付ける作業に際して、液面検出装置100は、当該作業を実施する作業者によって、サブタンク30に対して取付方向ADに相対変位させるための押圧力を印加される。ハウジング40おいて作業者による押圧力の印加を受ける部位は、ハウジング40に取付方向ADの押圧力を確実に作用させ易い、取付方向ADと直交する延伸方向EDに延びる延伸壁43である。作業者は、延伸壁43に取付方向ADの押圧力を印加することにより、液面検出装置100を、サブタンク30に対して相対変位させて、サブタンク30に取り付ける。
さて、ここまで説明した液面検出装置100のハウジング40がサブタンク30に形成される窪み部34に収容されるのは、図1に示されるように、燃料ポンプモジュール10が燃料タンク90の開口90cを通じて当該燃料タンク90内に設置されるためである。この燃料タンク90の開口90cを拡大することは、燃料タンク90の強度低下等を招くため非常に難しい。故に、サブタンク30に蓄積できる燃料の容量を増加させるためには、周壁33の窪み部34は小さくされたほうがよい。そのためには、図4に示されるように、窪み底壁部34cは、外形線VOLに近接して位置するのが望ましい。すると、離間方向SDに沿ったハウジング40の寸法、ひいては延伸壁43の当該方向における寸法は、縮小されてしまう。その結果、取り付け作業の際に、作業者が押圧力を印加させられる面積は、狭められてしまうのである。
そこで、第一実施形態では、延伸壁43から離間方向SDに延伸する補助延伸壁44がハウジング40に設けられる。これにより、窪み部34を小さくするために、離間方向SDに沿った延伸壁43の寸法が縮小されたとしても、作業者による押圧力の印加が可能な面積は、延伸壁43から離間方向SDに延伸している補助延伸壁44によって確保され得る。加えて、補助延伸壁44の先端44aから取付方向ADとは反対の方向に向かって突出するリブ部45により、押圧力を印加する作業者の指先は、滑りを抑制される。故に、作業者の指先は、延伸壁43及び補助延伸壁44から離脱し難くなる。これらによって、作業者は、延伸壁43及び補助延伸壁44を指先によって簡単且つ確実に、取付方向ADに押圧できる。したがって、液面検出装置100は、サブタンク30の容量の増加に寄与しつつ、サブタンク30への取り付けについての優れた作業性を獲得できる。
加えて第一実施形態では、作業者が指先によって延伸壁43及び補助延伸壁44のどの位置を押圧したとしても、延伸壁43の先端44aに沿って連続するリブ部45は、補助延伸壁44からの指先の離脱を抑制し得る。加えて、リブ部45によって補助延伸壁44の強度は高められる。これらにより、作業者は、微妙な力加減を求められることなく、強い押圧力をハウジング40に印加して、液面検出装置100をサブタンク30に取り付けられるようになる。
また第一実施形態では、作業者は、サブタンク30への液面検出装置100の取り付けに際して、液面検出装置100を変位させる方向が予め規定された取付方向ADに対して傾かないように、延伸壁43の中央部43aに、押圧力を印加する。故に、延伸壁43において延伸方向EDの中央に位置する中央部43aから補助延伸壁44を延伸させて押圧のための面積を確保することにより、作業者は、ハウジング40への押圧力の印加を確実に行い得るようになる。以上により、ハウジング40は、延伸壁43及び補助延伸壁44に印加される押圧力によって、傾きを生じること無く、取付方向ADに沿ってサブタンク30の取付部35に円滑に取り付けられ得る。
さらに第一実施形態では、補助延伸壁44と一体である延伸壁43の中央部43aの壁厚WT1は、両端部43b,43cの壁厚WT2よりも厚くされている。これにより、押圧力の印加される延伸壁43及び当該延伸壁43に支持される補助延伸壁44の強度は、確実に確保され得る。故に、作業者は、強い押圧力を延伸壁43及び補助延伸壁44に印加して、液面検出装置100のハウジング40をサブタンク30に取り付けることができる。
また加えて第一実施形態では、強い押圧力を作業者がリブ部45に印加した場合であっても、このリブ部45の横断面における輪郭45aの形状が円弧状であることによって、作業者の指先は、当該リブ部45から保護され得る。故に、作業者は、強い押圧力をハウジング40に印加して、液面検出装置100をサブタンク30に取り付けられるようになる。
これらによって、液面検出装置100は、サブタンク30への取り付けについて、さらに優れた作業性を獲得することができる。
さらに加えて第一実施形態では、ホールIC60による検出結果を外部に出力するための複数のリード線61〜63が液面検出装置100に接続されている。このような形態の液面検出装置100では、作業者は、延伸壁43の中央部43aを押圧する場合に、リード線通過溝47を通過するリード線62を避けるようにして、当該中央部43aを押圧しなければならない。故に、作業者が押圧力を印加できる面積は、さらに確保され難くなる。しかし、延伸壁43の中央部43aから補助延伸壁44を延伸させることで、補助延伸壁44と一体である中央部43aにリード線通過溝47が形成されていても、作業者は、リード線62を避けつつ、延伸壁43及び補助延伸壁44に押圧力を印加することができる。以上のように、補助延伸壁44を形成することで押圧力の印加可能な面積を拡大し、液面検出装置100の取り付け作業性を向上させる効果は、延伸壁43にリード線62の通過するリード線通過溝47が形成される形態において、さらに顕著に発揮されるのである。
尚、第一実施形態において、コンビネーションメータ20が特許請求の範囲に記載の「外部の機器」に相当し、サブタンク30が特許請求の範囲に記載の「容器」に相当し、ハウジング40が特許請求の範囲に記載の「本体部」に相当し、延伸壁43が特許請求の範囲に記載の「延伸壁部」に相当し、補助延伸壁44が特許請求の範囲に記載の「補助延伸壁部」に相当し、リブ部45が特許請求の範囲に記載の「突出部」に相当し、リード線通過溝46〜48が特許請求の範囲に記載の「通過孔」に相当し、リード線61〜63が特許請求の範囲に記載の「接続線」に相当し、ホールIC60が特許請求の範囲に記載の「検出部」に相当する。
(第二実施形態)
図7に示される本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態による液面検出装置200において、補助延伸壁44から突出するリブ部245は、第一実施形態による液面検出装置100のリブ部45(図6参照)と同様に、補助延伸壁44の先端44aから取付方向ADとは反対の方向に向かって突出している。加えて、リブ部245は、延伸壁43の先端44aに沿うように連続している。しかし、横断面におけるリブ部245の輪郭245aの形状は、第一実施形態の輪郭45a(図6参照)の形状とは異なり、三角形状とされている。このように、横断面の輪郭245aが三角形状であるリブ部245は、作業者の印加する押圧力によって、三角形状の頂点部分245bと指先との間に強い応力を生じさせられる。故に、三角形状のリブ部245と指先との間の滑りは、さらに生じに難くなる。以上により、作業者の指先の延伸壁43及び補助延伸壁44から離脱は、確実に抑制される。したがって、液面検出装置200は、サブタンク30(図1参照)の容量の増加に寄与しつつ、サブタンク30への取り付けについてさらに優れた作業性を獲得することができる。
尚、第二実施形態において、リブ部245が特許請求の範囲に記載の「突出部」に相当する。
(第三実施形態)
図8に示される本発明の第三実施形態は、第一実施形態の別の変形例である。第三実施形態による液面検出装置300において、補助延伸壁44から突出するリブ部345は、第一実施形態による液面検出装置100のリブ部45(図6参照)と同様に、補助延伸壁44の先端44aから取付方向ADとは反対の方向に向かって突出している。加えて、リブ部345は、延伸壁43の先端44aに沿うように連続している。しかし、横断面におけるリブ部345の輪郭345aの形状は、第一実施形態の輪郭45a(図6参照)の形状とは異なり、四角形状とされている。
図9に示されるのは、第三実施形態による液面検出装置300のハウジング340を成形するための金型380a,380bである。金型380a,380bに設けられるキャビティ381に、PPS樹脂等を溶融した成形材料を充填することによって、ハウジング340は成形される。これら図8及び図9に示されるように、四角形状であるリブ部345がハウジング340に成形されるように、キャビティ381は、金型380a,380bに設けられている。ここで、四角形状であるリブ部345を成形材料によって成形するためのキャビティ381の成形溝382は、円弧状及び三角形状等のリブ部を成形するための成形溝と比較して、金型に形成することが一般に容易である。故に、ハウジング340に形成されるリブ部345を四角形状とすることにより、サブタンク30(図1参照)の容量の増大に寄与しつつ、サブタンク30への取り付け作業性に優れた液面検出装置300が、確実に実現されるようになる。
加えて、横断面の輪郭345aが四角形状であるリブ部345は、作業者の印加する押圧力によって、四角形状の頂点部分345bと指先との間に強い応力を生じさせられる。故に、四角形状のリブ部345と指先との間の滑りは、さらに生じに難くなる。以上により、作業者の指先の延伸壁43及び補助延伸壁44から離脱は、確実に抑制される。したがって、液面検出装置300は、サブタンク30(図1参照)の容量の増加に寄与しつつ、サブタンク30への取り付けについてさらに優れた作業性を獲得することができる。
尚、第三実施形態において、ハウジング340が特許請求の範囲に記載の「本体部」に相当し、リブ部345が特許請求の範囲に記載の「突出部」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による複数の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態では、特許請求の範囲に記載の「突出部」として、補助延伸壁44の先端44aに沿って延伸方向に連続するリブ部が設けられていた。しかし、「突出部」として設けられる構成は、上記実施形態のようなリブ部に限定されない。例えば、補助延伸壁の先端に、半球状又は三角錐状の複数の突起が、「突出部」として、互いに間隔をあけて延伸方向に並べられていてもよい。又は、延伸方向に沿って延伸する複数のリブ部が、離間方向に互いに間隔をあけて並べられていてもよい。
上記実施形態では、補助延伸壁44は、延伸壁43の中央部43aから離間方向に延伸していた。しかし、補助延伸壁は、延伸壁の全体から離間方向に延伸していてもよい。又は、補助延伸壁は、延伸壁の延伸方向の端部から離間方向に延伸していてもよい。以上のように、補助延伸壁の形成される部分は、ハウジングの形状等に応じて適宜変更されてよい。加えて、補助延伸壁の形状は、サブタンク30の仮想の外形線VOLよりも内周側に収まるのであれば、上記実施形態にて示された形状に限定されない。
上記実施形態では、補助延伸壁44と一体的に構成される延伸壁43の中央部43aの壁厚WT1を、両端部43b,43cの壁厚WT2よりも厚くすることにより、延伸壁43及び補助延伸壁44の強度は、高められていた。しかし、これら延伸壁及び補助延伸壁の押圧力の印加に対する強度が十分に確保されるのであれば、中央部の壁厚と、端部の壁厚とは、互いに同一であってもよい。
上記実施形態では、補助延伸壁44の壁厚は、延伸壁43の中央部43aの壁厚WT1に揃えられていた。しかし、ハウジングにおいて、延伸壁の中央部が補助延伸壁を片持ち支持する構成であることによれば、補助延伸壁の壁厚は、延伸壁の中央部よりも薄くされていてもよい。以上のように、補助延伸壁の壁厚は、液面検出装置をサブタンクに取り付ける際に印加される押圧力として想定される力の強さに応じて、適宜変更されてよい。
上記実施形態では、延伸壁43には、各リード線61〜63を通過させるための各リード線通過溝46〜48が形成されていた。しかし、リード線通過溝は、押圧力の印加される延伸壁43のような壁面を避けて形成されてもよい。また、リード線を通過させることができれば、溝状のリード線通過溝に替えて、例えば円筒孔状の通過孔が延伸壁に形成されていてもよい。
上記実施形態では、液面検出装置100は、燃料を貯留する容器としてのサブタンクに取り付けられていた。しかし、液面検出装置100の取り付けられる構成は、サブタンクに限定されない。例えば、液面検出装置は、容器としての燃料タンクに取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、横断面の形状が、円弧状、三角形状、及び四角形状であるリブ部の設けられた例を示した。しかし、補助延伸壁の先端から取付方向とは反対方向に突出し、作業者の指先の滑りを抑制することができるのであれば、特許請求の範囲に記載の「突出部」の形状は、適宜変更されてよい。
上記実施形態では、液面検出装置100の取付方向ADは、円筒状のサブタンク30の軸方向に沿って、開口30aから底壁31に向かう方向に予め規定されていた。また、離間方向SDは、窪み底壁部34cの外周面に対して垂直な方向に沿って、当該窪み底壁部34cから離間する方向に規定されていた。さらに、延伸方向EDは、取付方向AD及び離間方向SDに直交する方向に規定されていた。しかし、取付方向は、例えばサブタンク30の軸方向に沿って、底壁31から開口30aに向かう方向に予め規定されていてもよい。又は、取付方向は、周壁33の周方向に沿って規定されていてもよい。また、離間方向SDは、窪み底壁部34cの外周面に垂直でなくてもよい。さらに、延伸方向は、押圧力の延伸壁への印加が可能なよう取付方向と交差していれば、当該取付方向及び離間方向と直交していなくてもよい。
上記実施形態では、液面検出装置は、検出部としてホールIC60を備えていた。しかし、例えば引用文献1に記載の液面検出装置のように、電気抵抗器を検出部として備える形態の液面検出装置であっても、本発明を適用することができる。
AD 取付方向、ED 延伸方向、SD 離間方向、Dh ハウジングの寸法、VOL 仮想の外形線、WT1 中央部の壁厚、WT2 端部の壁厚、10 燃料ポンプモジュール、20 コンビネーションメータ(外部の機器)、23 蓋体、24 コネクタ、25 燃料ポンプ、30 サブタンク(容器)、30a 開口、31 底壁、33 周壁、33a 収容周壁部、34 窪み部、34a,34b 窪み側壁部、34c 窪み底壁部、34d 収容空間、35 取付部、35a〜35d 係止爪、40,340 ハウジング(本体部)、40a 底壁、40b 周壁、41 支持軸、43 延伸壁(延伸壁部)、43a 中央部、43b,43c 端部、44 補助延伸壁(補助延伸壁部)、44a 先端、45,245,345 リブ部(突出部)、45a,245a,345a 輪郭、245b,345b 頂点部分、46〜48 リード線通過溝(通過孔)、50 マグネットホルダ、53 マグネット、55 フロート、56 フロートアーム、60 ホールIC(検出部)、61〜63 リード線(接続線)、380 金型、380a,380b 金型、381 キャビティ、382 成形溝、90 燃料タンク、90a 底部、90b 天井部、90c 開口、91a 液面、100,200,300 液面検出装置

Claims (8)

  1. 液体を貯留する容器に対して予め規定された取付方向に相対変位させることにより、前記容器の周壁を窪ませてなる窪み部に設けられた取付部に取り付けられる液面検出装置であって、
    前記液体の液面高さを検出する検出部と、
    前記検出部を支持し、前記検出部に対して前記取付方向とは反対側に位置して前記取付方向と交差する方向に延伸する延伸壁部を有し、前記取付部に取り付けられることにより前記窪み部に収容される本体部と、
    前記延伸壁部と一体に形成され、前記窪み部を形成する前記周壁から離間する離間方向に前記延伸壁部から延伸する補助延伸壁部と、
    前記離間方向における前記補助延伸壁部の先端から前記取付方向とは反対の方向に向かって突出する突出部と、
    を備えることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記突出部は、前記延伸壁部の前記先端に沿って連続するリブ状であることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記補助延伸壁部は、前記延伸壁部の延伸する延伸方向において当該延伸壁部の中央に位置する部分から、前記離間方向に延伸することを特徴とする請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  4. 前記延伸壁部において前記補助延伸壁部と一体である部分の壁厚は、前記延伸壁部において前記補助延伸壁部と離間する部分の壁厚よりも厚いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  5. 前記検出部は、外部の機器に接続線を通じて接続され、
    前記延伸壁部は、前記補助延伸壁部と一体である部分に、前記接続線を通過させる通過孔を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  6. 前記突出部の横断面における輪郭の形状は、円弧状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  7. 前記突出部の横断面における輪郭の形状は、三角形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  8. 金型に設けられるキャビティに成形材料を充填することによって成形される前記本体部を備える液面検出装置であって、
    前記本体部に形成される前記突出部の横断面における輪郭の形状は、四角形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液面検出装置。
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