JP2007224840A - 燃料ポンプモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】ジェットポンプへ燃料を供給するチューブに可撓性を有する樹脂を採用しつつも、膨潤したチューブの他部材への干渉を抑制する燃料ポンプモジュールを提供する。
【解決手段】燃料タンク内に設置され、燃料ポンプを収容するサブタンク20と、サブタンク20の周壁部31の外周側に取り付けられ、燃料タンクの燃料をサブタンク20へ汲み上げるジェットポンプ70と、周壁部31の外周面に沿って取り付けられ、ジェットポンプ70の噴射ノズルへ燃料を供給する樹脂製のチューブ73とを備える。そして、サブタンク20の周壁部31は、膨潤したチューブ73を収容する逃がし空間317を形成するポケット部316を有する
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ポンプ、ジェットポンプおよびサブタンク等からなる燃料ポンプモジュールに関する。
従来より、各種部品が一体的に組み付けられてモジュール化された燃料ポンプモジュールが知られている。すなわち、図6に示す如く、燃料タンク9内に設置されて燃料ポンプを収容するサブタンク20と、燃料タンク9の燃料をサブタンク20へ汲み上げるジェットポンプ70と、ジェットポンプ70の噴射ノズルへ燃料を供給するチューブ73等が一体的に組み付けられている。
ジェットポンプ70はサブタンク20の外側に取り付けられている。チューブ73は、サブタンク20の外側に沿って配置され、係合部330によりサブタンク20に係止されている。そして、チューブ73をジェットポンプ70等へ取り付けるその作業性を良好にするために、チューブ73の材質には可撓性を有する樹脂(例えば特許文献1、2参照)が採用されている。
特開平10−138372号公報 特開2004−122459号公報
しかしながら、図6に示す従来の燃料ポンプモジュールでは、樹脂製のチューブ73が燃料雰囲気下で膨潤することを考慮していない。すなわち、チューブ73が膨潤して図6中の2点鎖線に示す形状に変形すると、チューブ73が係合部330の開口部331から抜け出てしまう。すると、例えば、サブタンク20の外側に取り付けられた液面検出器50のアーム52等の他部材に、チューブ73が干渉するといった問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、ジェットポンプへ燃料を供給するチューブに可撓性を有する樹脂を採用しつつも、膨潤したチューブの他部材への干渉を抑制する燃料ポンプモジュールを提供することにある。
請求項1から7のいずれか一項記載の発明では、サブタンクには、膨潤した前記チューブを収容する逃がし空間を形成するポケット部が設けられている。そのため、チューブが膨潤してもそのチューブは逃がし空間に収容される。よって、チューブに可撓性を有する樹脂を採用しつつも、膨潤したチューブが他部材に干渉することを抑制できる。
請求項2記載の発明では、ポケット部は、前記チューブの長手方向に延びる形状である。そのため、チューブの長手方向のうちいずれの部分が大きく変形したとしても、その大きく変形した部分が逃がし空間に収容され易くなる。
請求項3記載の発明では、ポケット部は、サブタンクの外周側からチューブを係止する。そのため、膨潤して逃がし空間に収容されたチューブは、ポケット部によりサブタンクの外周側への移動を規制される。よって、膨潤したチューブが他部材に干渉することをより一層抑制できる。
請求項4記載の発明では、チューブの組み付け時にチューブと係合する係合部を備えるため、膨潤の有無に拘わらず、チューブが他部材に干渉することをより一層抑制できる。
請求項5記載の発明では、係合部は開口部を有するため、チューブを開口部から係合部内に取り付けることができ、その取り付け作業性を良好にできる。しかも、その開口部は逃がし空間に対向するため、チューブが膨潤して開口部から外れ出ても、逃がし空間に収容される。
請求項6記載の発明では、フロート、アームおよびセンダゲージ本体を有する液面検出器がサブタンクの外壁面に備えられている。このような燃料ポンプモジュールにおいては、膨潤したチューブが他部材としてのアームに干渉することを抑制できる。よって、液面検出器の検出不良を生じ難くできる。
請求項7記載の発明では、チューブの材質はフッ素系樹脂である。フッ素系樹脂は膨潤し難い材質であるため、チューブが他部材と干渉することをより確実に抑制できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による燃料ポンプモジュールを図2および図3に示す。燃料ポンプモジュール10の蓋部材11は円板状に形成されている。蓋部材11は、樹脂で一体成形された燃料タンク9の上壁に取り付けられ、燃料タンク9の上壁が形成する開口を塞ぐ。燃料ポンプモジュール10を収容する燃料タンク9は、図示しないドライブシャフトを跨いで車両に搭載される。燃料タンク9は、第一タンク室および第二タンク室、ならびに第一タンク室と第二タンク室とを接続しドライブシャフトを跨ぐ接続部を有する鞍型に形成されている。燃料ポンプモジュール10は、燃料タンク9の第一タンク室に設置される。
燃料ポンプモジュール10は、蓋部材11およびサブタンク20を備えている。蓋部材11およびサブタンク20は樹脂製である。燃料ポンプモジュール10は、蓋部材11とサブタンク20とを軸方向へ相対的に往復移動可能に支持する第一シャフト21および第二シャフト22を備えている。燃料ポンプモジュール10は、サブタンク20などの蓋部材11以外の部材が燃料タンク9の内部に収容される。
蓋部材11には、燃料吐出管12および電気コネクタ13が設置されている。燃料吐出管12は、サブタンク20の内部に収容されている燃料ポンプ41(図3参照)から吐出された燃料が燃料タンク9の外部へ向けて流れる管である。電気コネクタ13は、図示しない電源と接続され、リード線14を経由してサブタンク20に収容されている燃料ポンプ41に電力を供給する。
第一シャフト21および第二シャフト22は、軸方向の一方の端部が蓋部材11の圧入部15に圧入されている。第一シャフト21または第二シャフト22の他方の端部は、図1および図3に示すようにそれぞれサブタンク20に設置されている第一支持部23または第二支持部24に支持される。図2に示すように、第一シャフト21の外周側には付勢手段としてのスプリング25が設置されている。スプリング25は、蓋部材11とサブタンク20とを互いに離れる方向へ押し付ける。
蓋部材11とサブタンク20とは、第一シャフト21および第二シャフト22に支持され、かつスプリング25に押し付けられることによって、軸方向へ相対的に往復移動可能である。これにより、例えば樹脂で形成されている燃料タンク9が温度変化による内圧の変化や燃料量の変化により膨張または収縮しても、サブタンク20はスプリング25の押し付け力により燃料タンク9の内底部に押し付けられる。
サブタンク20には、図3に示すように燃料ポンプ41および燃料フィルタ42、ならびに図示しないサクションフィルタおよびプレッシャレギュレータなどが収容されている。また、サブタンク20には、移送用ジェットポンプ60および汲上用ジェットポンプ70が設置されている。汲上用ジェットポンプ70は特許請求の範囲に記載のジェットポンプに相当する。
サクションフィルタは、燃料ポンプ41がサブタンク20の内部から吸入する燃料に含まれる比較的大きな異物を捕集する。プレッシャレギュレータは、燃料ポンプ41が吐出する燃料の圧力を所定の圧力に調整する。燃料フィルタ42は、燃料ポンプ41から吐出される燃料に含まれる比較的小さな異物を捕集する。燃料ポンプ41は、図2の下方を燃料吸入側に、上方を燃料吐出側にしてサブタンク20の内部に収容されている。
サブタンク20は、周壁部31と、周壁部31の反蓋部材側の端部に底部32とを有する有底の筒状に形成されている。サブタンク20は、周壁部31と底部32とから形成される空間を区画する隔壁33を有している。サブタンク20の内部は、隔壁33によって二つの空間、すなわち第一空間部としての主室部34と第二空間部としての副室部35とに区画される。主室部34には、燃料ポンプ41、燃料フィルタ42、サクションフィルタおよびプレッシャレギュレータなどが収容される。副室部35には、移送用ジェットポンプ60が収容される。
移送用ジェットポンプ60は、燃料ポンプ41から供給される燃料を噴射することにより、吸引力を発生し、第二タンク室に蓄えられている燃料を吸引する。移送用ジェットポンプ60によって第二タンク室から吸引された燃料は、副室部35に供給され副室部35に蓄えられる。隔壁33は周壁部31よりも低いため、移送用ジェットポンプ60により吸引され副室部35に蓄えられた燃料は、液面が上昇すると隔壁33を乗り越えて主室部34に溢れる。これにより、サブタンク20の主室部34には副室部35から溢れた燃料が供給される。
また、サブタンク20の外側には図2に示すように汲上用ジェットポンプ70が設置されている。汲上用ジェットポンプ70は、噴射ノズル71およびスロートパイプ72を有している。噴射ノズル71には、チューブ73を経由して燃料ポンプ41で加圧された燃料の一部が供給される。図3に示す配管76は、燃料ポンプ41の吐出口に接続されており、移送用ジェットポンプ60と汲上用ジェットポンプ70とに分岐して、加圧された燃料を各々のジェットポンプ60、70に供給する。
スロートパイプ72は、サブタンク20の主室部34に接続している。燃料ポンプ41から噴射ノズル71に供給された燃料は、スロートパイプ72に向けて噴射される。そのため、スロートパイプ72には燃料を吸引する吸引圧が発生する。これにより、サブタンク20の外部の燃料すなわち燃料タンク9の第一タンク室の燃料はサブタンク20の内部へ汲み上げられる。
移送用ジェットポンプ60および汲上用ジェットポンプ70により、燃料ポンプ41が収容されているサブタンク20の主室部34には常に燃料が供給される。これにより、燃料タンク9の第一タンク室の燃料の液面が低下しても、サブタンク20の周囲に残留する燃料はサブタンク20の内部に汲み上げられる。その結果、サブタンク20の内部は、燃料タンク9の内部の液面位置に関わらず燃料で満たされる。
燃料ポンプモジュール10は、燃料の液面検出器としてのセンダゲージ50を有している。センダゲージ50は、サブタンク20の周壁部31の外側に設置されている。センダゲージ50は、センダゲージ本体としての検出部51、アーム52およびフロート53を有している。検出部51は、サブタンク20の周壁部31の外側に取り付けられている。アーム52は、一方の端部が周壁部31に接続し、他方の端部にフロート53を有している。
フロート53は、燃料タンク9の内部に蓄えられている燃料に浮遊可能である。燃料タンク9の内部の燃料の液面位置に応じて、フロート53は燃料タンク9の内部を上下に移動する。フロート53に接続するアーム52は、検出部51を中心に回転可能である。そのため、アーム52はフロート53の上下の移動に応じて回動する。これにより、アーム52と検出部51との接触状態が変化し、接触状態の変化を検出することにより燃料の液面位置は検出される。センダゲージ50で検出された燃料の液面位置は、電気信号として電気コネクタ13を経由して外部の図示しない制御装置に出力される。
サブタンク20は、図1および図4に示すように副室部35の底部32に開口部36、37を有している。開口部36、37は、副室部35を形成するサブタンク20の底部32を貫いて副室部35の内部と外部とを接続している。そのため、副室部35の燃料は、開口部36、37を経由して、センダゲージ50のフロート53などと干渉することなく、燃料タンク9の底部に向けて排出される。
次に、汲上用ジェットポンプ70に接続されるチューブ73の取り付け構造に関し、詳細に説明する。
図1および図4に示されるチューブ73は燃料雰囲気下で膨潤した状態であり、図2および図3に示されるチューブ73は膨潤していない状態である。そして、図2に示すように、チューブ73は、サブタンク20の周壁部31の外壁面に沿って上下方向に延びる向きに取り付けられている。周壁部31は上下方向に延びる略円筒形状であるが、周壁部31のうち汲上用ジェットポンプ70およびセンダゲージ50が取り付けられる部分は、径方向内側に凹む凹形状である。そして、チューブ73はこの凹形状部分311に配置されている。
チューブ73の材質には可撓性を有する樹脂が採用されている。本実施形態ではチューブ73の材質としてナイロン11(PA11)を採用しているが、フッ素系の樹脂を採用してもよい。フッ素系の樹脂の具体例としては、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、エチレン・四フッ化エチレン共重合樹脂(ETFE)、フッ化ビニル樹脂(PVF)、エチレン・三フッ化塩化エチレン共重合樹脂(E・CTFE)、三フッ化塩化エチレン樹脂(PCTFE)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂(FEP)、四フッ化エチレン・パーフロロアルコキシエチレン共重合樹脂(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン・パーフロロアルコキシエチレン共重合樹脂(EPA)等が挙げられる。
チューブ73の上下端部はサブタンク20の周壁部31に対して固定されている。具体的には、チューブ73の下端には樹脂製の配管74が接続され、その配管74が汲上用ジェットポンプ70に接続される。そのため、チューブ73の下端は汲上用ジェットポンプ70に固定される。
一方、チューブ73の上端には樹脂製の配管75が接続され、その配管75は、サブタンク20の周壁部31上端に形成された切欠部312(図1および図4参照)に係合する。そのため、チューブ73の上端は周壁部31に固定される。なお、配管74、75の材質はチューブ73に比べて可撓性の低い樹脂である。
図2に示す如く、チューブ73の長手方向(図2の上下方向)の中央部分は、係合部313により周壁部31に係止される。係合部313は樹脂にてサブタンク20と一体に形成される。係合部313は複数備えられている。また、図1に示す如く、係合部313は開口部314を有するフック形状である。開口部314は、サブタンク20の径方向内側に向けて開口している。チューブ73は開口部314から係合部313に取り付けられている。
図1および図4に示す如く、サブタンク20の周壁部31のうち凹形状部分311は、開口部315を有するポケット部316を備える。ポケット部316は樹脂にてサブタンク20と一体に形成されている。ポケット部316の開口部315は、係合部313の開口部314に対向する向きに開口する。そして、ポケット部316は、膨潤したチューブ73を収容する逃がし空間317を形成する。すなわち、ポケット部316および凹形状部分311で囲まれた空間が逃がし空間317として機能する。
係合部313が、チューブ73の長手方向において部分的に設けられているのに対し、ポケット部316は、チューブ73の長手方向において略全域に亘って延びる形状である。なお、係合部313をチューブ73の長手方向に延びる形状にしてもよいし、ポケット部316をチューブ73の長手方向において部分的に設けるようにしてもよい。
図5(a)は、図4のポケット部316、係合部313およびチューブ73を模式的に示す図であり、係合部313は対向壁部318および規制壁部319を有する。対向壁部318は、チューブ73に対して周壁部31と反対側に位置し、周壁部31に対向する壁面を有する。規制壁部319は、周壁部31の周方向のうちポケット部316と反対側(図5の左側)にチューブ73が移動することを規制する。対向壁部318の先端は、周壁部31との間に開口部314を形成する。本実施形態では、この開口部314の幅は、膨潤していない状態のチューブ73の直径よりも大きく設定されているが、その直径よりも小さく設定されていてもよい。
ポケット部316は対向壁部320および規制壁部321を有する。対向壁部320は、チューブ73に対して周壁部31と反対側に位置し、周壁部31に対向する壁面を有する。規制壁部321は、周壁部31の周方向のうち係合部313と反対側(図5の右側)にチューブ73が移動することを規制する。対向壁部320の先端は、周壁部31との間に開口部315を形成する。この開口部315の幅は、膨潤した状態のチューブ73の直径よりも大きく設定されている。また、ポケット部316を構成する対向壁部320の先端と、係合部313を構成する対向壁部318の先端との間隔は、膨潤していない状態のチューブ73の直径よりも大きく設定されている。
以上、説明したように、本発明の一実施形態による燃料ポンプモジュール10では、サブタンク20の周壁部31は、膨潤したチューブ73を収容する逃がし空間317を形成するポケット部316を有する。そのため、図2に示すように上下方向に直線的に延びている状態のチューブ73が膨潤して、図4に示すように周壁部31の周方向に凸となる湾曲した状態にチューブ73が変形しても、チューブ73の湾曲した部分は逃がし空間317に収容される。よって、チューブ73に可撓性を有する樹脂を採用して、汲上用ジェットポンプ70へのチューブ73の組み付け作業性を良好にしつつも、膨潤したチューブ73がセンダゲージ50のアーム52に干渉することを抑制できる。よって、センダゲージ50の検出不良を生じ難くできる。
また、ポケット部316は、チューブ73の長手方向に延びる形状であるため、チューブ73の長手方向のうちいずれの部分が大きく変形したとしても、その大きく変形した部分が逃がし空間317に収容され易くなる。
また、ポケット部316は、周壁部31に対向する壁面を有する対向壁部320を有する。そのため、膨潤して逃がし空間317に収容されたチューブ73は、ポケット部316により周壁部31の外周側への移動を規制される。よって、膨潤したチューブ73がセンダゲージ50のアーム52に干渉することをより一層抑制できる。
また、チューブ73の材質としてナイロン11に替えてフッ素系の樹脂を採用すれば、フッ素系樹脂は膨潤し難い材質であるため、センダゲージ50のアーム52とチューブ73が干渉することをより確実に抑制できる。
(他の実施形態)
以下、複数の他の実施形態を、それぞれ図5(b)、(c)、(d)、(e)を用いて説明する。なお、図5(a)に示す上述の実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図5(a)に示す上述の実施形態では係合部313を備えているが、図5(b)に示すように係合部313を廃止してもよい。
図5(a)に示す上述の実施形態では、ポケット部316を構成する対向壁部320の先端と、係合部313を構成する対向壁部318の先端との間には隙間が存在するが、図5(c)に示すように、両対向壁部320、318の先端を連結させて上記隙間を廃止するようにしてもよい。
図5(a)に示す上述の実施形態では、ポケット部316は対向壁部320および規制壁部321を有しているが、図5(d)に示すように対向壁部320を廃止して、規制壁部321のみからポケット部316を構成するようにしてもよい。
図5(a)に示す上述の実施形態では、サブタンク20の周壁部31のうちポケット部316が備えられる部分は、係合部313が備えられる部分よりもサブタンク20の直径が小さくなっている。すなわち、周壁部31のうちポケット部316が備えられる部分と係合部313が備えられる部分との間には、段差部322が形成されている。これに対し、図5(e)に示すように、周壁部31のうち段差部322が形成されていない箇所に、ポケット部316および係合部313を備えるようにしてもよい。
図5(a)に示す上述の実施形態では、係合部313の開口部314はセンダゲージ50の検出部51に向けて開口しているが、検出部51と反対側に開口するようにしてもよい。その場合、ポケット部316の開口部315を検出部51側に開口させて、ポケット部316の開口部315を係合部313の開口部314に対向させる必要がある。
なお、これら図5(a)、(b)、(c)、(d)、(e)等の各実施形態は、適宜組み合わせて実現可能である。
図3に示すように、上述の実施形態によるチューブ73は、燃料ポンプ41で加圧された燃料を汲上用ジェットポンプ70に供給するものであるが、本発明に係るチューブ73は、燃料ポンプ41が有するプレッシャレギュレータからのリターン燃料を汲上用ジェットポンプ70に供給するものであってもよいし、内燃機関に向けて吐出された燃料の余剰燃料を汲上用ジェットポンプ70に供給するものであってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態による燃料ポンプモジュールが有するサブタンクを示す概略図であって、蓋部材側から見た図である。 本発明の一実施形態による燃料ポンプモジュールを示す概略図である。 本発明の一実施形態による燃料ポンプモジュールを蓋部材側から見た概略図である。 図2のサブタンクからセンダゲージを取り外した状態を示す概略図である。 (a)は、図4のポケット部、係合部およびチューブを模式的に示す図、(b)、(c)、(d)、(e)の各々は他の実施形態を示す模式図。 従来の燃料ポンプモジュールを示す概略図である。
符号の説明
10:燃料ポンプモジュール、9:燃料タンク、20:サブタンク、41:燃料ポンプ、50:センダゲージ(液面検出器)、51:検出部(センダゲージ本体)、52:アーム、53:フロート、70:汲上用ジェットポンプ、71:噴射ノズル、73:チューブ、313:係合部、314:係合部の開口部、316:ポケット部、317:逃がし空間。

Claims (7)

  1. 外部へ燃料を吐出する燃料ポンプと、
    燃料タンク内に設置され、前記燃料ポンプを収容するサブタンクと、
    前記サブタンクの外側に取り付けられ、前記燃料タンクの燃料を前記サブタンクへ汲み上げるジェットポンプと、
    前記サブタンクの外面に沿って取り付けられ、前記ジェットポンプの噴射ノズルへ燃料を供給する樹脂製のチューブと、
    前記サブタンクに設けられ、膨潤した前記チューブを収容する逃がし空間を形成するポケット部と、
    を備える燃料ポンプモジュール。
  2. 前記ポケット部は、前記チューブの長手方向に延びる形状である請求項1記載の燃料ポンプモジュール。
  3. 前記ポケット部は、前記サブタンクの外側から前記チューブを係止する請求項1または2記載の燃料ポンプモジュール。
  4. 前記サブタンクは、前記チューブの組み付け時に前記チューブと係合する係合部を備える請求項1から3のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。
  5. 前記係合部は、前記逃がし空間に対向する開口部を有する請求項4記載の燃料ポンプモジュール。
  6. 前記サブタンクの外壁面に取り付けられ、前記燃料タンクの燃料の液面高さを検出する液面検出器を備え、
    前記液面検出器は、前記燃料タンクの燃料の液面に浮かぶフロートと、前記フロートに接続されて回動するアームと、前記アームの回動量を検出してその検出値を出力するセンダゲージ本体とを有する請求項1から5のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。
  7. 前記チューブの材質はフッ素系樹脂である請求項1から6のいずれか一項記載の燃料ポンプモジュール。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
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